醒める
「え、死んじゃったの? 何で?」
予告どおり、やれましたよー。
サイバーパンク。
サイバーサイコの逆襲(笑)。
これが、道化師も意図しなかった方へ話が広がる広がる(爆笑)。どうしたらいいのさ(笑)。
逃がしてしまったサイバーサイコは、プレイヤー達(ソロ3名、ノーマッド1名という、偏ったパーティ。
ソロとは殺し屋や傭兵の戦闘の専門家。ノーマッドとは、映画マッドマックスに出てくるような、ガンと
バイク・車で武装した放浪集団のことです)は、このサイコを狩り出すため、様々な調査と罠を張り巡らせ
たのですが、収穫はゼロ。ターゲットは煙のように姿をくらましてしまっていました。
そして1ヶ月ほどたったある日、前回のシナリオで、サイコを殺した報奨金を払ってくれた企業重役が
ミサイルの狙撃によって殺されるという事件が起きます。
「これはヤツの仕業だ!」と騒然となったPC達は、再び行動を開始するのですが……。
ターゲットのサイコは前回のシナリオの直後、仲間を殺したPC達に報奨金を支払った企業重役の
同じ企業の内部ライバルに自分の身を売り、直属の殺し屋として雇われていました。雇われる報酬は、
1万ドルの強化パーツと、1ヶ月間の自由時間でした。空白の1ヶ月間は、新しいサイバーパーツの
埋め込み手術や、整形手術に費やしていたんですね。
いろいろあって、ターゲットは企業体に雇われている、とPCらは見当をつけます。
しかも企業名までばっちりとヒット。マスターの道化師は、その鋭さに脱帽しつつ、白ばっくれて話を続けました。
PCは企業の特殊部隊の人間に渡りをつけて、重役を殺した犯人を、殺してやろうと持ちかけ、一応取引を成立させるのですが……。
何故かそこで、企業に狙われている身であった一人のソロ(他のマスターのシナリオでその企業に狙われる
品物を手に入れている)の身柄を餌に、壮大な罠を張るPC一名。
「勝手に餌にすんなー!!!!!!」
という内容に類似したPCの絶叫が聞こえましたが、まあ、気にしない(笑)。道化師はマスターでプレイヤーではありません。
PCの行動に制限はつけませんよ、あっはっは(笑)。
どうやら、こうやってヤバい餌を出せば、そのターゲットが所属している戦闘部隊が出動する、と睨んだようです。
で、その罠が大失敗(笑)。
肝心のターゲットは出てこない(そうです、所属部隊は確かに「保安部」でしたが、セクションが違ったのです)、
交渉持ちかけた特殊部隊の男は、PCの持っている重要な物品(繰り返して言いますが、僕のセッションで出た
物品じゃないですからね!)を手に入れようと、そのPCを勧誘するわ、
その物品絡みで別企業が介入し、街中でドンパチ始まるわ、
もはや、僕のシナリオじゃないし(涙)。
そして、シナリオ終盤、ターゲットを狩ろうとしていたPCは、
ターゲットが既に死んでいることを暗に知らされます。
……。
「え、死んじゃったの? 何で?」
別のプレイヤーの一人が尋ねました。
僕は説明しました。
「ターゲットはね、君達を殺すために、企業に身を売ったわけ。新しいパーツとか、整形手術とかしてもらって、
あと一生を企業に捧げる、って契約したの。ただ、1ヶ月だけ自由時間をくれ、って。
その間に、君達を皆殺しにするつもりだったの。
そりゃ、優秀だったよ、スペックとしては。でもね、こんなに大きな騒動にしちゃったら、
普通、尻尾切るでしょうが! たとえ、当人が直接関与してなくても、原因はそいつなんだから」
そう、ターゲット君は、企業に迷惑をかけた責任で、既に殺されてしまったわけです。
……うーん。まあ、筋は筋なんだが、これでよかったんだろうか……?
ま、楽しんでたからヨシとしよう!
今回、PCに一銭も収入与えてないし(笑)。その点では大成功、かな?