醒める



第66話「甘噛み、テレビが点き、そしてハタキが散らばり、物差しが割れる」

1/14。マスターだけで一日が終わったら、死んでしまうとのたまう前シナリオのマスターの要望によってマスター交代。
システムはARRS MYSTIC PUNK。
本日の犠牲者:
某ジャズバーで用心棒を勤める元喧嘩屋。
プロの格闘技選手。
年内事務所閉鎖決定の俺サマ馬鹿探偵。
計三匹。

道化師のバカ探偵、ちょっとした事情により事務所を閉鎖。仕事よりも優先でやらにゃならん事ができたのさ。
休業の張り紙をしに事務所に行ったら、先客(謎)が。
さしもの、敵の多いバカ探偵もこれには仰天。何に対しても(表向きは)臆しない彼もやや腰引けた(笑)。
そこにいたのは体長3mの白いベンガルタイガー(爆)。

探偵 Σ( ̄□ ̄;

誰だって驚くっちゅーの。
しかもこの虎、ソファでくつろぐは、所長席によじ登るわ、テレビのリモコン叩いてテレビ点けるわ、冷蔵庫開けようとして失敗するわ、
なんだか滅多やたらに頭がいい。

探偵「あんた、誰!」(爆)
虎「……がう」
探偵「あんた、どっから来たの!」(爆)
虎「……がう?」
探偵「なんなの、あんた!」(大混乱)

この探偵、ベーシストの兄に呼ばれて行かねばならん所があったのですが、そこに行く事もすっかり忘れてしまいました(笑)。
ちなみに、兄の建前は『ドラム演奏の腕前チェック』、本音は『しくじる弟をサカナにからかって遊ぼう』。ひでえ兄だ。
この噂を聞きつけた探偵の彼女、見物に来たのですが探偵くんが居ないので、心配になって電話。
電話に出た探偵、もはや半泣き状態(笑)。

第一声「噛まれた〜(T T)」
彼女「……また、何かに襲われたの?!」
第二声「何でいるんだよ〜、ぐっすん」

彼女、その場にいたPCに相談。

彼女「……何かに襲われてヘロヘロになってるんだけど……何か変なコト言ってる……(汗)」

電話を受け取った格闘技選手くん、受話器の向こう側で混乱中の探偵の言葉を聞き、何が起きたかを把握しようとします。
受話器の向こうの探偵くん、もはや現実逃避中。ハタキと物指しで虎をじゃらして遊んでいました(笑)。
やがて、電話を切った彼、真顔で一同を見回し、宣言。

「情報を整理して考えてみよう。『甘噛み、テレビが点き、そしてハタキが散らばり、物差しが割れる』……判らんわ」(笑)

結局、この虎、どっかの遺伝子研究所から逃げ出したアルビノタイガーで、知能強化実験の被験体だったそうです。
研究所の上の方のお偉い企業の支社長さんとお友達(らしい)探偵は、結局この虎譲り受け、今は事務所の番犬ならぬ番虎として飼っているとかいないとか(笑)。
ちなみに、名前は『ミケ』だそうな(爆)。家で飼ってるアメリカンショートヘアは『トラ』だそうな。流石バカ探偵(笑)。あ、俺か。
2001年01月15日

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