醒める
第97話「魔法失敗しちゃった♪」
6/2、不意に思い立ってARRS MYSTIC PUNK。日頃のご愛顧に感謝して……じゃねぇ。
今度やる予定のシナリオの前振りだ。
身も蓋もねぇが、そういう事。
色々しがらみを振りまいたし、未解決のネタもばらまいて来たので、そろそろ片付けよう、ってワケさ。
本日の犠牲者:
フリーランスのベーシスト兼バーテンアルバイター、と思ったら、バウンサーも兼ねていたらしい。
以上1名。
少し前まで一緒にバンドを組んでいた友人が、お別れを告げに来る、というイベントの為のシナリオだ。
この『友人』ってのが食わせ者で、我が儘自己中、怠惰のクセに自己顕示欲と自信過剰を絵に描いた様な、通称『疫病神』。
もちろん、この世界は現代社会とほぼ同じなのだが、一般に知られていない『魔術』や『魔物』なども存在している。
この友人、その魔術のエキスパートでもあり極秘公安組織である特務部隊から目を付けられているわ、裏社会でも揉め事を引き起こすわ、
バンド活動でも我を通して、プロには絶対なれないわ、まさに『疫病神』。
最初俺様道化師のPCとして作ったはずが、つい面倒でNPCに格下げ(笑)。
とうとう、昔は魔術結社の暗殺者でした、今度は洗脳されてその組織に戻っちゃいました、なんて言って、PCの敵に回る始末。
今回のPCであるベーシストを含むPC達と敵対して打ち破られ、死にかけていた所をベーシスト君の尽力でかろうじて今こうやってうろうろしているのだ。
実際、もう肉体は死んでしまってるので、今は仮初めの肉体を作って活動している。
こんな感じのヤツなので、色々迷惑を掛けまくっているのだが、どうやらとうとう悔い改めて、迷惑を掛けない為に姿を消そうとしているらしい。
そして、ベーシスト君に魔術の媒体となるアイテムを餞別に遺していった……だけで話が終わったらつまらないだろ?
別れ際、その『疫病神』めがけて殺気と共に飛んでくる物体に気付いたベーシスト。
咄嗟に
ベーシストプレイヤー「足払いを掛けて転ばす」
と宣言。常套手段だ。
道化師「お前の足払い? かわせるワケないじゃん(w」
このベーシスト、なかなかの武道の腕前。『疫病神』にかわせる訳がない。見事に足を引っかけられてすっ転ぶ。
が、
道化師「でもねぇ、飛んできたその『物』がねぇ、ホーミングするの(w」
と、意地悪く言う俺様。
道化師「だって、今の魔法だもん。自動命中の(w」
ベーシストプレイヤー「ああ、なるほど」
納得する彼に、俺様追い打ち。
道化師「あのねぇ、『疫病神』だって今の殺気ぐらい気付いてたさ。魔法だって事も気付いたさ。だから、防御魔法の高速発動をやってたんだけどねぇ(w」
ベーシストプレイヤー「?」
道化師「見事にコカされたからねぇ、魔法失敗しちゃった♪」
ベーシストプレイヤー「ぎゃー(笑)」
道化師「胸に大穴開けて、ぶっ倒れてるけど(w」
ベーシストプレイヤー「ぎゃー(笑々)。……おーい、生きてるかー……?」
疫病神「(弱々しく)……悪気が無いのは判ってるけど……、ワイだって、自分の面倒ぐらい……げふっ……でもね、げふっ……痛い……すんすん(泣)」(笑)
(一応、身体は作り物なので、破壊されても生きてはいる)
ベーシスト「良かれと思ってやったんだよー!」(大笑)
恐らく、こんな結果になるだろうと思ったけど、本当にそうなるとはな!
ま、この時の刺客が、またもや件の昔のバンドの同じメンバーで、疫病神が敵に回った時に家族を皆殺しにされた事を恨んで彼を消しに来た、なんてヘビーな展開をしたのだが、
一応この場は誰も死なずに収められた。勿論、殺しに来た方はやむなく撤退しただけだけどな。
……って、しがらみを片付けよう、って言ったシナリオで、更にしがらみ振りまいて、俺様どうする気なんだ?????