醒める



第99話「じゃ、入ろう!」

6/3はサークル定例会。
ARRS FANTASY、アランサ大陸編(と名付けた)。
98話の続きだ。

本日の犠牲者ども:
パーティの中で一番大柄な女戦士、時折プレイヤーまで女言葉が混じり出す。
純粋な攻撃型魔術師、ぱっと見は軽戦士ぽく見えるらしいぞ。
自称、逃げ足なら任せとけ、な盗賊、愛馬の名前は『ニゲゴシ』らしい。ちびゴブリンを部下にしている。
新規参入、一番年長者21歳女戦士、食べ物には事細かい。
新規参入、女神官。噂では邪な神に仕えているらしく、金と身の安全にがめつい。
以上5名。

滞在していた町が『クリムゾン ヘルカイト』と名乗る凶悪な盗賊団に襲われた。(赤3マナ、無色6マナ、6/6フライング……のカードがその場に出ていたのは秘密)
そんな中ちりぢりになって逃げるPC達。なんと、5人が3つに分断(笑)。

盗賊・神官コンビは、追っ手に追い付かれたものの、町の重要人物ではなさそうなので、その場で解放され、町の外へ避難。
年長女戦士は、荒事が終わった南門の盗賊の見張りを一人シールド体当たりで撥ね飛ばして外へ脱出。
(この際、シールドアタックにクリティカルを出し、見張りが防御に失敗、内臓破裂で即死した、なんてエピソードが発生)
残る古参女戦士と魔術師は、馬に乗って逃げまどっている内に、盗賊団の戦士と、魔術師にそれぞれ発見され、身柄を一時預ける羽目に。
盗賊団は、ここの領主の首を取る為に襲撃して来た様子である事を二人は感じ取った。

古参女戦士「……これ、盗賊団って言うより、レジスタンス?」

手荒な真似もされず、逆にお茶まで用意してくれる盗賊団(笑)。ほっとしたのか、魔術師は、他のPCを見掛けたら、仲間なので手荒な真似をしないで欲しいと頼んだ。
他のPCってのは、戦士に盗賊、神官。これだけ揃っていれば、強行突破の為に一暴れ、なんてしてもおかしくないからな。
そしたら、盗賊団は親切にも、その仲間を捜し出してくれて、一行は盗賊団が接収した領主の屋敷で合流。
そして彼らにもお茶を(爆)。

どうやら、何かのレジスタンス組織らしいという情報を伝え合ったパーティは、盗賊団のリーダーに会わせてくれ、とお茶汲みに頼み込んだが、副長と言う深紅の甲冑の大男が現れただけで、会う事はできなかった。
色々、根掘り葉掘り聞きだそうとするものの、大男は余り語ってくれない。屋敷の中を色々調査しているらしくて、忙しいんだって。
それに、部外者に色々喋る必要は無いからな。
そこで何を思ったのか神官が発言。

神官「あの〜、屋敷の中とか調べるんなら、人海戦術が一番でしょ〜? 手伝いますよ〜」(笑)
副長「……手伝う? 一体何がしたいんだ?」
神官「雇って下さ〜い。何か仕事欲しいんです〜」(笑)
副長「……金が欲しいのか?(半分呆れ気味)」
年長女戦士「お金……(全財産の銀貨7枚を取り出す。ちなみに、宿屋一晩金貨1枚=銀貨10枚だ)……これしか持ってなくって……」
副長「…………」

ちょっと哀れ。

副長「だが、駄目だ。一時雇いなんて事は出来ん。……我々と二、三度仕事をしてくれれば、まぁ、構わんがな」

つまり、内情を掴めるような場所によそ者を入れる訳にはいかないって事。二、三度、同じ仕事(町の襲撃)をして、抜き差しならない部分まで踏み込んでくれれば、まあいいんだけどね。
そしたら、

神官「じゃ、入ろう!」

道化師「は、早ッ!」(汗)

(……ま、まぁ、悪い領主とかの首を取るのが仕事な連中だからな……。それに、自分らの故郷を滅ぼした魔法使いと事を構えるかもしれない、と言う話もしたから、食いつく可能性は考えていたけどね。 それにしても、決断の早い連中じゃ……)
2001年06月04日

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