第六話「幼年期の終わり」
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 新聞は相変わらず何処にでもあるような記事を作り上げていて、面白くなかった。
 天気は良く晴れていたが、昨日一日降り続いた雪が積もっていて気温は低かった。ラドゥーリアの雪は鉄分を多量にに含んでいて、微かに赤い雪景色は幻想的ですらあったが、溶けかけた雪はあまり見栄えのいいものではなく、逆に惨めっぽかった。その上、太陽に照らされて溶けた出した雪は鉄錆の臭いをさせており、気分は滅入る一方だった。
 それでも、溶けかけた雪の中を駆けずり回る子供達の歓声が聞こえてくる。子供達は家の前の通りを、湿った雪の玉を投げあいながら走って行く。見たところ、まだ10になるかならないかの少年たち。
(元気なもんだ。ついでに、不幸は知らないと見た)
「窓を閉めろ、カール」
 子供の姿をつまらなそうに見送っていると、リビングのテーブルで何やらデスクワークをしていたケイン・マッケインが不機嫌そうな声を上げた。物言いたげにカレンズ・レイングランドが振り返ると、開かれたノートパソコンの縁から、恨めしそうなケインの碧い目がじっと彼を睨みつけていた。
「寒い」
「あン?」
 カールは片眉を吊り上げ、不服の表情を作ってケインを睨み付け、全開の窓を渋々閉めて文句を言った。
「冬が寒いのは当たり前だろ」
「俺が風邪を引く」
 ケインは当然のように言って、デスクワークを再開した。恐らく、今度のライヴ公演に関する雑多な提出データを作成しているのだろう。ラドゥーリアには何でもかんでも記録に残したがる風習がある。国柄と言ってしまえばそれきりだが、煩雑すぎて少しばかり面倒な気もする。
「け。主役はケインじゃなくて《ブルー・ロータス》だっての。何だって、俺の心配をしない?」
「お前は風邪なんか引かない」
 ケインはディスプレイから目を逸らさず、手を休めずに応えた。
「馬鹿は風邪を引かない、って諺を聞いたことがある」
「《馬鹿》はお前も同じだろ。類は友を呼ぶ、って言うからな」
 カールが嘲笑うと、ケインは再び手を休めてカールを一瞥した。
「俺が風邪を引かないと思うのはお前の勝手だが、俺が倒れたら、看病するのはお前の役目だからな」
「判ってるよ。だから、閉めたんだ」
 カールはそう言って冷たい笑みを浮かべた。間違ってもお前の看病なんかする気はさらさらない、という意志表示だ。逆に言えば、そうならないように気遣っている思いやりの現れでもあるのだが、そんな事を素直に表現するような彼ではなかったし、ケインもそれを知っていた。
「ふん」
 ケインは小馬鹿にしたように鼻で笑い、殊更意地悪そうな光を碧い瞳に宿して口を開いた。
「俺の本音が気に食わないなら、いいだろう。ガキの声がうるさいから、って理由にしとくさ。……なあ、《ブルー・ロータス》。お前は創作活動に専念してくれればいい。今までガキの歓声がうるさかったんだろ? だから、まだ何にもアイデアが浮かんでない、そうだろう? 気付かなくって、本当に悪かった。さあ、続けてくれ」
 カールはケインのわざとらしい台詞に怯み、それでも苦笑いを浮かべながら、辛うじて言い返した。
「嫌味なヤツだな。俺は、そのガキの景色で心を和ませてな、イマジネーションを……」
「苦しい嘘は吐かない方がいいぞ。お前、ガキは大嫌いだろう」
 ケインの冷静な警告に、カールは目を天井へ向け、大げさに溜息をついて負けを認めた。
「……お前の勝ち」
「分かりゃいい」
 ケインは微かに笑って仕事に戻った。
 カールは再び窓の外へ目をやった。まだそこには子供達がはしゃぎ回っていた。
(そ、俺はガキが嫌いだ。ああいう無邪気な連中を見ると、反吐が出る)
 ケインの《有り難い気遣い》にも関わらず、カールの《創作活動》に進展は見られなかった。いつも通りの不機嫌そうな表情で、彼は窓の外をぼんやりと眺め続けていた。

「……おい」
 どれぐらい経ったのだろう。ケインの声がした。カールは返事をするのが面倒だったので、聞こえないフリをして窓の外を見ていた。
「おい、カール」
 ケインはもう一度呼んだ。その声にいつになく真面目な響きを感じ取ったカールは、煩わしげな表情を作って振り返り、煩わしげな声音を作って言い返した。
「何だよ」
 ケインの碧い目に憔悴の色があるのを、カールは見た。そんな目をすることは滅多にない。仕事をしくじった時だって、そんな目はしない。そんな目をするぐらいなら、次の手を考えるような男だからだ。
 カールがその目の理由を探っていると、ケインは二度瞬きをして軽く息を吸い込み、口を開いた。
「……マルシアルで、クーデター騒ぎだ」
 その言葉が脳に染み込むのに、一瞬の時間を要した。カールはほんの一瞬だけ息を止め、そして吐き出した。
(あいつら、本当に、やったのか)
(馬鹿な連中。抑圧された変異種の解放。自由への渇望。そんな空絵事のために、はるばる辺境のラドゥーリアまで俺を探しにきた、大馬鹿者たち)
(俺を迎えに来た連中がしくじったのを聞いて、焦ったか)
 マルシアルでドール・マスターの研究材料にされていた者たちが、政府に叛旗を翻そうとカールを誘いに来たのはほんの三ヶ月前のことだ。同じように研究材料とされながらも十五年間の従軍中に二〇九機の撃墜数を誇り、大戦末期に軍を脱走して自由を勝ち得たカレンズ・レイングランドを英雄視して、迎えに来たのはかつて彼らを研究していた博士の息子だった。
 無論のこと、カールはそれを断った。
 マルシアル政府に恨みが無いとは言い切れないが、自分達以外の誰かのために戦うのはもう真っ平だった。それに、カールの戦力をあてにする連中が、その力で勝ち得ようとしているモノを《自由》などと銘打っているのが滑稽だったからだ。
(他人の力で得たモノは《自由》なんかじゃあ、ない。欲しい者を誰かにおねだりするのは、ガキのすることだ)
 だから、カールはそれを断った。
 ケインはカールの心中など知らず、オンラインニュースで流れるマルシアルのクーデターの報を食い入る様に見詰めていた。
 銀河中に張り巡らされたネットワークとは言え、リアルタイムとは言い難い。中央に位置するマルシアルのニュースがこの辺境にまで届くには、それなりの時間がかかる。今ケインがアクセスしているニュースによればマルシアルのクーデターは二週間ほど前に発生したらしい。それでも、このタイムブランクはかなり短いものと言えた。
 クーデター部隊はセオリー通りに首都機能をマヒさせ、マルシアル政府中枢と通信施設、軍事施設を制圧したと報じられていた。
「クーデター部隊が首都制圧……」
 ケインは呟いて口の端を歪め、大げさに肩を竦めたが、目に宿る憔悴は未だに消えていなかった。
「……このクーデター、失敗するな。首都を制圧しておきながら、まだ『クーデター部隊』なんて呼ばれてちゃおしまいだ。情報漏れも多い。間違いなく、伝令の二、三機は逃してる」
 カールはそれに対して何も言わなかった。そう言った読みはケインの方が上手かったし、第一、マルシアルでクーデターが起ころうが、それが成功しようがしまいが、自分には何の関係もない。当然、ケインの方はカールの返事など全く期待していなかった。
「マルシアルの地図……、地図は……、と」
 ケインは関連情報をサーチして、かつて自分が居た国の首都近郊の地図を開かせ、想像どおりであることを確認すると鼻を鳴らした。
「ふん。……伝令は二時間以内にゴルフォウサの空軍基地に到着。このペースなら、二四時間以内にマルシアル中の軍事基地から首都へ兵を送れる。最初の二時間で、ゴルフォウサに命令を飛ばせたかどうかで勝敗が決まる。当然、このクーデター連中はそれに間に合わなかったらしいから……、残念ゲーム・オーバーだ。今ごろはもう元通りだろう」
 ケインはそう言って、おどけたように両手を上げた。
 不自然なその仕草は、ケインの憔悴を表している。
(どんなことがあったとしても、故郷は故郷……か。俺はそれを、蹴っ飛ばした、のか?)
 カールはケインの分析を聞きながら、何でもない風を装って、ゆっくりと煙草を一本抜き出して唇に挟んだ。口の端を歪めて、いつも浮かべる皮肉な笑みを作り、からかうような口調で彼は言った。
「故郷のことは、流石に気になるか? 俺達はそこからやっと逃げてきたってのに」
 ケインは不意を突かれたような顔をした。そして決まり悪そうな表情を浮かべて、右手で顔を撫でると大きな溜息をついて苦笑した。
「悪い。ただ……、首都(マルシアル)には家族がいるから、な。今生きてるかどうかも知らんが……」
「家族? ああ、……家族ね」
 カールの物言いに何か不自然なものを感じたが、ケインは追求しなかった。もう十五年近く帰っていない故郷の景色は微かに色褪せているが、確かに記憶の底に残っている。
「オフクロがね、いるんだ。生きてたら、七〇近くになるかな。……俺の入隊が十五だったから……、そうだな、間違いない」
首都(マルシアル)生まれか」
 カールの問いに、ケインはかぶりを振った。
「いや。……そういや、昔話は全然しなかったな。そもそも俺達の部隊じゃ無駄口なんぞ叩けなかったが」
 ケインは笑った。『実技試験小隊』という名の部隊では、DOLLの機体テストではなく、ドール・マスターである彼らの運用・改良の実験が行われていた。被検体である彼らに、個人の自由になる時間が与えられていないのは当然であろう。
「俺の生まれはヴィネウスだ。国の端っこ、ちっぽけな星だよ」
 マルシアルは、マルシアル星系の外にも版図を広げている。今いる辺境ラドゥーリアのように、同一星系の中に複数の国家はない。主星マルシアルを中心に巡る九つの惑星は、全てマルシアル領であり、現在では隣のヴァロール星系、サダミ星系にも領域を広げていた。
 ケインの出身星ヴィネウスはサダミ星系の第七惑星にあたる。ケインが生まれた二二九年頃は、サダミ星系の主力国家ボルムストンと交戦真っ只中であり、ヴィネウスは激戦区のひとつだった。
「ヴィネウスは戦争の真っ最中でな。俺の住んでた隣の居住区は、ボルムストンの空爆で消し飛んだよ。俺が五つか六つの頃の事だ。居住区は全部地下に作ってあってな。空爆の地震が治まって、翌日起きてみたら、隣が消し飛んだって親が騒いでた。隣の区には、幼馴染が住んでた」
 ケインは微かに自嘲めいた笑いを浮かべ、首を振った。
「まあ、そんなことはどうでもいいか」
(そう、別に今更どうこう言えたもんじゃない。どうにかできた訳でもない。そして後から何かができた訳でもなかった。……だから、どうでもいい。どうでもいいんだ)
 カールはケインの言葉を聞き流しながら、この相棒が同じ小隊に配属されて来た時のことを思い出していた。
(ドール・マスターの実験部隊に送られてきたってのに、目付きは実験動物の目じゃなかった。志に燃える、若い兵士にありがちの目。なるほど、あれは国家への忠誠じゃなかったってコトか)
敵国(ボルムストン)への復讐。幼年期の恐怖への決別。……でも240年頃、ケインが十歳か十一歳だった頃にはボルムストンはマルシアルに滅ぼされた。決して返せない借りを抱えて、ケインは何を思ってた?)
 カールは咥えたまま火も点けていない煙草を弄んだ。何気なくライターに手を伸ばしかけ、彼は思い留まった。ケインは煙草が嫌いだ。今までも、ケインと同じ部屋で煙草を吸うことは極力控えてきた。別にケインの嗜好を憂慮してやっている訳ではない。煙草に含まれる発癌性成分に、ケインの身体は耐えられないだろうからだ。
(そいつを忘れる所だったってコトは、俺も少なからず動揺しているんだろうか? ……まさか)
 カールは心の中で自分を笑い飛ばし、ケインの話題に興味がない風を装った。ケインはカールの態度が作られたものだとは気付かずに、話題を切り替えた。
「とにかく、親がそれでビビっちまってな。有り金はたいて首都に引っ越したんだ。あとは、軍に入隊して、お前に会った。それだけだ」
 ケインはいつものように肩を竦めて、ノートパソコンを閉じ、やはり自嘲気味の口調で付け加えた。
「あの実技試験小隊が、あんな部隊だと知っていたら、志願なんかしなかったんだがな。そうしたら、お前なんかとも会わずに済んだかもしれん。……いや、冗談だ」
 ケインは取り乱したことを照れるように饒舌だった。カールは複雑な表情でずっとそれを聞いていた。ケインはカールのその表情と沈黙に居心地の悪さを感じて、矛先を転じた。
「お前は、どうなんだ? 故郷に思い出は? それともマルシアルにはいい思い出なんか無い、か?」
 カールは咥えた煙草を放して窓辺に置くと、それには応えずに全く別の話題を切り出した。
「お前、俺より二つ上だったよな。入隊より前のこと、憶えているか?」
「?」
 ケインはカールが何を言いたいのか、掴みかねて眉を顰めた。カールは口元だけに微笑みを浮かべ、薄い青色の瞳に微かな自虐の色を浮かべて窓の外に目をやった。
(これを他人に話すのは、……初めてだ)
「二四二年六月四日。これが、俺の入隊日だ」
 ケインはざっと頭の中でその年号を数え、それがおかしい事に気がついた。
 マルシアルには兵役の義務がある。軍事国家なのだから、それは少しもおかしいことではない。男子は十五歳になると政府軍に入隊し、最低5年間の兵役に就く。
(二四二年? 俺の入隊は二四四年。こいつは俺より二つ下なんだから……十一歳? そんなバカな)
「そういうこった」
 ケインの表情を読み取ったカールはそう自嘲気味に笑い、指先で窓ガラスを弾いた。彼は、窓の外で遊んでいた子供達を目で追いながら話を続けた。
「その同じ日、ちょっとした事件があった。憶えてないとは思うが、……ああ、俺だって普通に暮らしてたら憶えてないと思うぜ? その二ヶ月前ぐらいに政府高官の自宅を襲って暴れ回ったゲリラ組織のリーダーが処刑された日なんだ、その日は」
(あの日は、随分晴れてたっけ。それとも、雨だったか?)
 確かに、自分にとって重要な日だった筈なのに、カールには憶い出せなかった。憶い出せないまま、カールの口は喋り続けた。
「そのゲリラ組織は、チンケな組織でな。軍国主義に反対して、適当に政府にイチャモンつけてただけの連中だった。何の取り得も無かったし、せいぜい十台ぐらいのDOLLで暴れて何かを壊すぐらいが関の山だった。それが、その前の年あたりから変わったんだ。そのゲリラに《ドール・マスター》が加わったらしいんだ」
 そう語るカールの口元が歪んだのをケインは見逃さなかった。
(その《ドール・マスター》は――)
「もういい」
 ケインはそう言ってカールの言葉を遮った。しかし、聞こえていなかったのか、無視をしたのか、下らない意地を張っているのか、カールは語り続けた。
「《ドール・マスター》が加わったとなれば、政府としてもこいつを見逃せない。本腰を入れた政府軍の前に、そのゲリラはあっというまに殲滅された。それで、その六月四日に全員処刑された。公開処刑だった筈だ」
 ケインはその言葉で、頭の底で埃をかぶっていたその記憶を引っ張り出すことに成功した。
(憶えている。公開処刑なんてものを見たのは、初めてだった)
「思い出したよ。そんな事件があった。酷く怖い思いをしたのを憶えてる」
 ケインはそう応え、窓の外を見詰めたままのカールの横顔を見た。酷く思い詰めたような表情をしていて、まるで氷の彫像のようだった。こうなるとこの男は、手に負えない。何を言っても聞かないし、逆効果にさえなる。こういう時は、吐き出したいだけ吐き出させるのが一番だと、ケインは知っていた。カールはそのケインの思いやりに気付かずに話し続けた。
「俺も、怖かった。……あの、公開処刑は、俺に見せるためのものだった。リーダーが死んで、ただの死体に変わった時、初めて自分が死ぬところを想像して怖くなった。それまでは、死ぬことなんかちっとも怖くなかった。理想のために戦って、そして死ぬことは立派なことだと思ってたからだ。……はん、クソ食らえ、だ」
 カールは吐き捨てた。
「政府の連中は驚いてた。ゲリラの《ドール・マスター》が十歳のガキだったからだ。しかも、その十歳のガキに、二機の軍用DOLLを撃墜されたんだからな。面目丸潰れ、ってことだ。ザマァ見ろ。……とにかく、リーダーが死んでビビってるそのガキの前に、白衣姿の禿親父が来た。禿親父は言った。『君は死罪が確定している。 ただ、君が罪を悔いて政府軍に入隊し、今までのことを償うのならその刑の執行を取り止めよう』……。他にどんな道があるってんだ? え? 『判った。それでは君はたった今から、私の監督下に置かれることになる。私の名前はヴァイツェン・ハウトマンだ。よろしく」
(ヴァイツェン・ハウトマン。懐かしい名前だ)
 ケインはカールの口から出た名前を聞いて微かに郷愁の念を覚え、そして憎悪の念を思い出した。
(ドクトル・ヴァイツェン・ハウトマン。俺達の研究者。俺達の身体と精神をめちゃくちゃにした張本人。俺たちは《そこ》から逃げてきた)
「……思い出なんて、こんなもんだ。脳神経の研究の障害で、記憶が無い部分もある。俺は……、俺にとって一番大切なのは、今この瞬間だ。こうやって、適当やって生きてくのが、一番――」
 そこまで言って、カールはふと我に返り、気まずそうな表情をしてケインを振り返った。
「悪ィ。別にお前の郷愁をバカにする気は無かったんだ。聞かなかったことにしてくれ」
 カールは何だか傷付いたような目の色をしていた。だから、ケインはいつも通り肩を竦めて見せた。
「あんまり長い話だったんで、途中から寝ちまった。今度話す時はもう少し手短にな。……それから」
 カールはケインの台詞の続きを待った。ケインは間を置いて自分の台詞を強調すると、真顔で言った。
「お前、俺を騙してたな。撃墜数が二〇九機だなんて嘘つきやがって。二一一機じゃねぇか」
 今までケインはカールの撃墜数を二〇三機だと主張して譲らなかったが(その六機の撃墜数が、本当は自分のものだからだ)、この際は一歩譲っておくことにした。
 そしてケインはゆっくりと片目をつぶってみせた。

(All Right. お前の言う通りだ。過去はほじくり返すもんじゃない)
(俺たちはまだ、手垢のついた思い出を未練がましく弄ぶほど老いちゃいない。俺たちにはまだ、これからがある)



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