Oath of Sword


初めて剣を手に取った日
それは果たして幾年前か
あの頃の理想も 情熱も 今は儚く色褪せ
誇りと共にあった群青の旗も
血煙の彼方 朱に染まる

戦の虚しさに疲れ
闇の中を彷徨うその時
青白い月明かりの下
俺は 天使を見つけた

彼女の持つ刃は 敵を討つ為ではなく
彼女の纏った鎧も 己の身を守る為でなく
それら全ては 弱き者を−彼女の 愛する者を守る為に

その優しすぎる心に
人には見えざる 血の涙を流しながら
それでも彼女は 愛する者の為 戦う

色褪せた俺の世界にも
彼女は色をくれた
守る為に彼女が取った その剣で
俺が剣を取った 「真実」の青を
ひたむきに立ち向かう その意志で
再び剣を取り 戦場に向かう「勇気」の赤を
そして 「愛」の黄色は
優しき君の為に 我が身と剣を捧げる事によって

俺が君の剣となろう
君の代わりに敵を討ち
君に代わってこの手を朱に染めよう
俺が君の鎧となろう
君の代わりに傷を負い
君が心で流す涙の代わりに血を流そう
そして 平和が訪れたなら
真夏の花のような 君の笑顔を見せてくれ
君にその笑顔を あげられたことを
俺は誇りに思えるだろうから