かくて其は集いし者の如く

ゴーレムマスター(以下GM)> さて。今日から新しいキャンペーンを始める。

プレイヤー1>キャンペーンっつったって、前のメンバーと変わんないんでしょ?プレイヤーは変更があったみたいだけど・・・

プレイヤー2> エ?俺カルスのシート持ってきてないけど(笑)?

プレイヤー1>なにぃ(爆)!?

プレイヤー3> 俺、新参加だけどキャラ作らなくっていいってGMに聞いたよ?

プレイヤー4> ・・・GM?

プレイヤー5> 俺のキャラは?今から作るの?

GM> まぁ、そうあせるな。君達には今から新しく自分の分身となるキャラクター達を見てもらう。

一同>っへ?

GM> これを見てくれたまえ

GMがバサッと取り出す紙の束。その数優に30枚超。さぁ、新しいキャンペーンの始まりだ!

GM> ここに30パターン以上のキャラクター達がいる。不利な特徴や、癖はまだつけていない。ついでに未使用CPも少し余ってるから、ここから君達の新キャラを作るのだ。装備や所持金はそこに書いてある通り!

一同>なんだとぉう(爆)!?

一同、喧喧囂囂とキャラクターを選び始める。なにせ30パターン以上。しかも、キャラ作りに慣れていないPL達に成り代わり、GMが各個毎に専門化したキャラばかりだ。このあたり、前回のセッションで慣れないPLが作ったキャラは皆器用貧乏になってしまった二の轍を踏まないGMの考えである。・・・本当はプレイヤー一人一人に作らせたかったんだけどね(苦笑)。

GM> ・・・どうやら決まったみたいね?んじゃ、キャラの紹介からどうぞ〜。

プレイヤー1(以下ジェフ)>ジェファーソン=ヘルメス。通称ジェフだ。ガヤンの神官戦士やってます。

プレイヤー2(以下リューディア)> おお、専門戦士がいてくれると助かるなぁ。えっと、俺・・・じゃない、私の名前はリューディア。今回女性メンバーがいないからな。

GM> え”?女性キャラやるの?

リューディア> いんや。女性みたいに見える外見なだけ(笑)。サリカの神官で、魔法の素質が2レベルある。頭もいいし、回復は任せてよ。

プレイヤー3> 俺はこの魔術師を使うよ。で、不利な特長とかって・・・・ナニ(爆)?

リューディア> ・・・GM。コイツに「常識」の特徴つけてやれ(笑)。

GM> ええとな・・・不利な特徴ってのはだなぁ・・・

ジェフ>要するに、性格とか「〜が怖い」とか、性格とか見た目とかの欠点だよ。まぁ、あと片目とか肉体的なモノでもいいけど。

プレイヤー3> 性格かぁ。んじゃ、俺は常に自分が正しい(笑)。俺様一番。

GM> 自信過剰、高慢。ついでに直情・・・そういや、お前のキャラ「仲間への義務感」もってねーな(苦笑)。キャラ選ぶ前に皆に持つようにって言ったのに。

プレイヤー3> (ルール見ながら)あ。この「守銭奴」っていいなぁ。

プレイヤー4> ・・・いいかなぁ?

プレイヤー3> よし。これでいい。後は魔法と・・・。

GM> それはいいから、先に名前決めろ(苦笑)

プレイヤー3(以下アルツ)> ・・・んじゃ。バエル=アルツハイマー

GM> ナニィ(爆死)!?

リューディア> ・・・まぁ、確かにアルツハイマーは人の名前だが・・・。

GM> (頭を抱えながら)・・・も、いい。次

プレイヤー4(以下バリィ)> バリィだ。ペローマの神官で、地位も名誉もある。

GM> ああ、そうそう。そのキャラな、学者か医者か選べるんだが・・・どっちにしたの?

バリィ> 医術系技能をとってバリバリの医者にしました。

GM> ふむ。ペローマは病院のような仕事も兼ね備えている。君はそこの中間管理職といったところだな。ペローマにしては珍しく剣の心得もあるんだよな?

バリィ> まぁ、健康つくりも兼ね備えて。休日には遺跡とかにももぐりますしね。

ブラッド> そんじゃ、俺は必然的に盗賊かな。バドッカに精通しているパーティの兄貴分。「鬼面」のブラッドだ。

ジェフ>おお、二つ名!格好いい。

ブラッド> 精通してるっつーくらいだから当然地域知識には張り込んだぜ。バドッカのことなら表から裏まで知り尽くしてるよ。

GM> (プレイヤー達のキャラシートを見ながら)ふむ・・・。戦闘が少し心もとないかな?ジェフはいいとして、バリィも前線を任せるには少し、な。ええと・・・リューディア。君戦闘での負担は少ないよな?

リューディア> まぁ、呪文を打ち尽くしたら後は防御するだけだしな。

GM> なら、GM権限で許可するからもう一人戦士系使ってくれ。

リューディア> え〜。面倒くさい(笑)

GM> じゃかましぃわい(笑)。でも、面倒にならない程度でな?

リューディア> なら言葉のしゃべれないドワーフ。身振りでリューディアと意思を通じ合わせよう。いやまぁ、聞くほうは大丈夫なんだけどさ。通常は筆記で会話ということで。

GM> うむ。名前は?

リューディア> ドワーフらしく・・・

アルツ> (技能と魔法が出来た)ガランは?

リューディア> おお。なんか言葉がはっせないっぽい(笑)。

GM> あいよ。「沈黙(サイレント)」のガランだな。

ジェフ>戦闘は俺だけでも大丈夫なのに・・・

リューディア> 生命力10が何を言うか(笑)。

ブラッド> (ジェフの肩をぽんと叩いて)ま、頑張れや

ジェフ>う〜

GM> よし。ならキャンペーン第一回を始めるぞ?

一同>おー!

かくて新キャンペーンは始まりを告げた。GMもプレイヤー達もこの時はシティクエストだし、オルターたちの冒険の合間に楽しむ程度だと思っていた。・・・が、この時はまさか6年以上にも及ぶセッション、ルナルの世界においては20年以上もの時間をすごし、数多くの物語が出来ようとは思いもしなかった。さぁ、高沢キャンペーン最長の物語の幕が始まる。