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EQUAL+ 倉桃はすめ |
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不定期発行です。 (不定期=いつ発行するか決まっていない) 確実に発行出来ると思われるのは月1号or月2号ペース |
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必要なもの、こと |
メールを受け取れる (そのメールアドレスにメールマガジンが届きます) お金 = 無料 (勿論、タダです。) ボーイズラブが好き (そういう内容ですから) 年齢制限等は一切ございませんが自己責任でご購読を決めて下さい。 |
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当サイトの更新情報ご連絡。…または倉桃作の下手小説 。 これらをその時によってランダムに組み合わせ、配信します。 尚、小説に関しましては内容がボーイズラブとなっております。 ご注意下さい。 詳しくは下記サンプルをご覧下さい。 また、これらはメールマガジン上で配信発表された後、バックナンバーとしてこのページ掲載される他、ギャラリィにも同様のものが掲載されます。 ギャラリィに掲載された物に限り挿絵が入ることが有ります。 |
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━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ MENUE ・『EQUAL+』 #1 ・あとがき 「はじめまして」 ・サイト情報、連絡先 ------------------------------------------------------------------- 『EQUAL+』 #1 "偶然はきまぐれ" 「行かないで…」 夢の中で出会った人、名前も知らない人、そんなあなたに。 「行かないで!」 何度も何度も呼びかけた。 揺れる景色の向こう、陽だまりの中。 あなたは振り向く。 特徴的な髪の色、ふわりと微笑むその表情。 追いかけても、辿り着けない。 どんなに手を延ばしても届かない。 「さよなら…」 踵を返してもっと遠くへ。知らない所へ消えてゆく… 「待ってくれ…ッ!!」 より一層手を延ばし、陰を追いかけようと踏み出す、その瞬間。 ガバッ! 勢い良くベッドから体を起こして、彼の居た筈の前方へ視線を向ける。 先程までとは明らかに違った周りの風景。 ここは自室、ベッドの上。 室内は薄暗く、カーテンの隙間から光が差し込んでいる。 現実と意識を改め一息つくと髪をかきあげる。 「…まいったな…」 ポツリとそう呟いてデスク上の時計で時間を確認。 「くそ。またチコクだ…」 揺れる電車内、誰も居ないこの車両に寝不足の男がひとり。 制服(ブレザー)にショルダーカバンを背負い、だらんとイスに腰掛けている。 本日、転校7日目。 私立葦屋河高校(シリツ アシヤカワ コウコウ)への最短通学コース。 転校してこの7日間それぞれ時間に差があるものの、毎日遅刻三昧である。 「………」 ぼんやりと向かいの窓の外を眺めて。 (…何度目だ?5,6…7、7回目?ンでそんな回数とか見てんだ?…いや、それ以前に。何なんだ?あの夢は・・・) ガタタン、ゴトトン…電車内が激しく揺れ、車両と車両を繋ぐドアの向こうで誰かが何やら叫ぶ声が聞こえる。 「…ッってーな!! んだよチクショウ、イキナリ揺れやがって…」 悪態をつき、こちら側の車両のドアを開いて入って来る。 別に気にすることじゃない。いつものことと割り切って、気に止めず。 その人物がどんな人間であるかさえ確認しない。 「あ。人いるんじゃん。」 ドアに一番近い席にドッカと腰を下ろしてこちらに向かって聞こえるような音量で呟く。 (関係無い) 動揺など微塵にも表さずマイペースで考え事中。 「……?…アッ!」 しばらくこちらをを見据えていた件の人物が突然大声を上げ、バタバタとこちらに向かってやってくる音が聞こえる。 目の前までやって来て上から見下ろすようにして 「転校生の新居?」 (…自分を知ってる奴だったのか?) 「…そうだけど」 「あ、やっぱしそうか。1組の新居浩。オレ、3組の有沢。有沢和弥っての。よろしく〜」 フレンドリーに手を差し出して握手を求める。 「よろしく…って今時握手を求めるってな珍しくねぇか?」 差し出された手を握りつつ立ち上がり、笑みを向けようと顔を見る。 その瞬間…動けなくなってしまった。 「そうかぁ?別にいいじゃん……って…何? 何? どうした?」 握った手にふいに力がこもる。 「いっ…てぇな。離せよもう。」 「あ…」 「…あ?」 その顔、その髪の色、その表情…。 まるで、まるで…。 (夢の…彼…!?!?) ポカーンとし続ける新居に次第に不信感を募らせた表情に変化して行く有沢。 「……新居って…もしかしてヤバイ人?」 あからさまに嫌味を帯びた物言い。 未だ解放されない、それ所か次第に力が込められて行く掴まれた手に痛みを感じて表情が歪んでいる。 「ヤバイ…人?」 思わず聞き返す。 グイ、と掴まれた手を顔の位置まで上げようとしながら有沢が、 「痛いんだけど?」 「え?…あ!わ、悪い…」 パッ…と手を離す。 解放された手を撫でながらじろじろと新居を見て、それから。 「…変なヤツだな」 ぽそっと呟いた。 「悪い…ゆ、行方不明の知り合いに良く似てたもんだから…」 (……ま、内容的には似たようなモンだろ…) 「親戚?なんだ、そうか」 言い訳が見事に通じた様子で、不信感の募った表情はその顔から消え去った。 (ホッ…) 「なぁ、新居も今日もチコクか?」 「あ?ああ、そう。チコク…」 苦笑いして頷き答える。気持ちが昂ぶっているみたいで自分が何を言っているのか良く分かってないけど。 (……ちょっと待て?”も”って…) 「…有沢もってのは分かるけど、今日も?って…?」 有沢はにひひ…と面白そうに笑って 「オレと新居が今月の遅刻常習犯ってことで噂新聞に載ってたんだよ。だから知ってんの。転校してきて今日までの7日間毎日遅刻してんだろ?」 「確かに…そうだけど。何だ?噂新聞って」 うーん…と唸ってから有沢が向かいの席に腰を下ろし、浩もつられて腰を下ろす。 「オレらのガッコの部活動に噂新聞部っつー部があって、そこで発行してる新聞が”噂新聞”てゆーんだぜ。ワカル?」 分からない…。 聞き流すような表情だったためか、有沢がもう一度同じコトを口にする。 「で、そこって誰が部員として入ってるのか分かんねぇの。多分…校長とかなら知ってると思うけどな。絶対に話さないんだとさ」 「へぇ。それで…その新聞に遅刻のことが載ってたのか」 有沢が頷き、笑いながら 「でもその新聞って当たってるかどうかも分かんないくらいデタラメらしい。オレのダチ、前に”○○君と付き合っている”って噂を書かれた事があってずーっとからかわれてたよ。あ、ダチって男な?」 「それで?怒らなかったのか?噂とはいえデマを流されたのに?」 有沢が首を振る。 「噂新聞部は校長が設立させた部で校内の部活の中で一番重要視されてんだ。だから、誰も何も文句とか言わないぜ?つーか、噂に怒っても何も変わらないし…しかも噂じゃないんじゃないかって逆に疑われたりする事も有るし。だから誰も本気にしないし怒ったりとかしねぇよ」 有沢はケラケラ笑って背凭れに体重を預けて頭上の窓の外を眺める。 「そんな部が許されてるのか。変な学校だな」 「まぁな」 窓の外をじっと見ていた有沢が立ち上がり、 「ホレ。駅に着いたぜ」 そう一声掛けて先に列車を下りて行く。 その後ろを、頬を捻って「イテっ」と呟きついていく。 (夢じゃない。…と、ゆーことは……?) 納得しきれない現実に文句を言ってもしかたがない。 (お、っと…置いて行かれちまう) 足速に有沢の後ろまで間隔を詰め、駅のホームを抜けて…。 目の前に見える大きな校舎を見つめる。 「オラ、早く行かないと…4時間目にさえ間に合わないぞっ!」 ばしっと背中を叩いて、目の前を掛けて行く。 自分より10センチ近く背の低い彼の後姿を見送り、その後ろを一定の距離を保ったまま追いかけて行く 追いつくことは可能だけれど…今はまだ…。 ------------------------------------------------------------------- ******************************************************************* 【 あとがき 】 はじめましての方、そうじゃない方もこんにちは。倉桃はすめです。 ダメっぽい小説をお読み下さいましてありがとうございました!(笑) でも、読んでいただけてとっても嬉しいです。 掲示板にでも感想やご指導など頂けるともっと嬉しいです!(オイ) (感想とか頂けちゃうと嬉しくて作業がはかどるので発行ペースが上がるかも…/笑) えーと。倉桃の小説は毎回長さが違うのではないかと思われます。 今回の小説の文章は、これは短い方か長い方かと問われましたら長い方に相当します。 長さがまちまちなのが気になる方がいらっしゃるかもしれませんが、すみません。 毎回同じ長さってのはちょっと無理です。 毎回内容の展開が違うわけです。 区切りが良い所で切っているのでどうしても毎回毎回長さがバラバラになってしまうのです。 そんな訳で長さが違う事はご勘弁を… 発行ペースですが何らかの事情で遅れることがあるかと思いますが最低でも月に1度以上は発行したいと思っています。 ご購読下さる方、末永く(笑)お付き合い頂けたら幸いです。 ******************************************************************* 発行者 倉桃はすめ WebSite http://www.geocities.co.jp/Playtown-Dice/2723/ E-mail hasu_culato@yahoo.co.jp メールマガジン購読&解除ページ http://www.geocities.co.jp/Playtown-Dice/2723/8.html ★ このメールマガジンは、インターネットの本屋さん『まぐまぐ』 を利用して発行しています ★ 様々なメールマガジンが登録されていてとっても楽しめますよ♪ URL http://www.mag2.com/ (当方のマガジンID: 0000082172) ******************************************************************* |
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