漂流者の日々第5部
異境迷走編
| 15:15 9月30日 |
| 東海村に雨が降ってから丸一年か。早いね。 久しぶりに一人で過ごした土曜日である。土曜といえば日本橋行脚の日、とオレは勝手に決めているのだが、今日は難波のジュンク堂まで歩いてみた。実は先の健康診断で肥満度0.6パーセントを言い渡されていた。標準の範疇に十分はいる数値ではあるのだが、オレ自身としてはどうも日に日に太りつつあるという実感があるため、ここいらで抜本的対策を講じておかないと取り返しのつかないことになる。毎日通勤に往復2時間かけてるし、太る理由なんてないはずなんだが。気づかぬうちに、社会人の資本力を活用してモノを食い過ぎているのか。 というわけで、歩くことにした。まず通天閣直下のゲーセンに行ってDDR、マニアックを2セット、アナザーダブルを2セット決める。それから、普段自転車では通らない道を行って、映画館の前で「今日はX−MENの先行オールナイトなのか」などと思いつつ、ジュンク堂へ向かった。買ったのは、「モンゴルの残光」(豊田有恒、ハルキ文庫)、「虎よ、虎よ!」(アルフレッド・ベスター、早川文庫SF)、そして「パヴァーヌ」(キース・ロバーツ、扶桑社)。3冊本買って3冊ともSFってはじめてじゃないか自分? トラトラは有名作なので解説の必要はありますまい。オレはまだ読んでないけどね。モンゴル〜は元帝国が世界を支配してしまったので現代に至るまで元が存続している、という世界を舞台にした歴史改変話。パヴァーヌは「現代の伝説」サンリオSF文庫の伝説的歴史改変SFだそうです。ちらっと読んだが結構面白げな感じ。 いやあ今日はいい運動をしたなァなどと思いつつ、帰宅。疲労のためか眠気が襲ってきたので、2時頃に、ほんのちょっと眠るつもりで昼寝した。 目が覚めたら、5時半だった。 ジュンク堂からの帰り道、アパートの近所ではあるが普段オレは通らない道ばたで、見たことのないドリンクを見つけた。その名は「しその潤い」、伊藤園が発売。缶の表面には、 カラダに微笑 しその潤い しそ葉30枚の効果 ―赤15枚と青15枚のおいしさ効果― りんご果汁30% とある。赤15枚と青15枚なのか〜ッ! そしてりんごジュースなのか〜ッ!? これらの文句は、奇怪を通り越して分裂症気味である。飲んでみたら、強烈なしそ風味のする、リンゴジュースだった。まずい〜! これは久方ぶりのヒット作かもしれない……とりあえず、人に勧めねば。神尾観鈴に捧げるに足る味だ。 ただ、ジェットライムと比べると、どうかね? 「しその潤い」は味と風味のミスマッチぶりが魅力だが、ジェットライムは味と風味の渾然一体となったまずさが、魅力だった。まずいドリンクとしては、どっちの方が評価が高くなるのだろう。それともオレは、ジェットライムを神聖視しすぎているのか。他人の「まずいドリンクはかくあるべし」という哲学を聞いてみたいものである。 |
| DEATHからはじまるMIRACLE 9月29日 |
| 朝、中古車販売のCMを見た。取り立てていうほどでもない、普通のCMではある。が、22−1616という電話番号が出てきたとき、激しい脱力を感じた。その番号の覚え方が、「ブーブーいろいろ」だったからだ。ぶ、ぶうぶう……。車をそのように呼ぶのを聞くのはウン十年ぶりではなかろうか。キン肉マンで「ぽんぽん痛い〜」というセリフにでくわして以来の衝撃だった。 毎朝芦屋駅で快速から普通に乗り換えるのだが、今日降りたのは反対側のホームだった。人身事故でダイヤが狂ったから、だそうである。人身事故でダイヤが狂うのは、仕方ない。だが、「人身事故のためダイヤが〜」というアナウンスを聞くのは今週3回目、というのはどういうことだ? 1週間で3回はどうかしてましてよ。なんでも、携帯電話に夢中になるあまり接触事故を起こすケースが最近多い、とアサヒドットコムに書いていたが。事故のケースとして、電話の向こう側の人物に対してお辞儀したらそこに電車が入ってきて頭を打撲した、携帯電話を落っことしたのでホームに降りたらちょうど電車が入ってきてはねられた、というのが挙げられていた。そんなギャグみたいな理由で命を落としてはいけない! 君たちは命の尊さをなんだと思っているんだ!? でも実際起こったらしいから仕方がない。諸行無常。 殺人交叉点内「連鎖反応」読了。ジルベールは婚約したが、別に愛人がいて、なかなか別れの言葉を切り出せずにいた。一念発起して決心したのはいいが、その矢先、愛人から「あなたの子供ができたので養育費がほしい」といわれてしまう。窮地に追いやられたジルベールは、非合法的手段に訴える覚悟を決めた。だが、愛人を殺すのは忍びない。せめて課長に昇進すれば婚約者と愛人、2人を同時に養っていくことができる。しかし直属の上司を殺すのもそれはそれで忍びない。悩んだ末にジルベールはあるアイデアを思いついた。社長を殺すのだ。すると、副社長が社長に、総務部長が副社長に、総務次長が総務部長に、課長が総務次長に、そして課長補佐であるジルベールが課長に、それぞれ昇進することになる。労働協約で、そういうことになるらしい。ジルベールはこの完璧すぎる計画を抱き、殺人のための工作を進めるのでありました。 というオモシロ話である。いやあ、アホでいいです。最後がちょっと弱いけど。ジルベールの知らないところで起きていた「連鎖反応」(具体的にいうとルビニャックの暗躍)についても、デウス・エクス・マキナ(でいいのか?)たる語り手に最後に語らせるのではなく、時系列順に織り込んでおけばよかったのではないのか? とは思う。殺人交叉点と読んで思ったことであるが、この人は殺人者の心理を書くのがうまい。倒叙ものを書くためには必須の才能であろう。特に、ジルベールが心の裡で自己弁護をするくだりは、素晴らしかった。一生に一度だけ嘘をついた奴を嘘つきと呼ぶことはできないし、一生に一度だけ盗みを働いたことのある男を泥棒と呼ぶことはできないし、たったひとりだけ女性を誘惑した男を女たらしと呼ぶことはできない。だから、一度だけ殺人を犯した者を殺人者と呼ぶことはできない、んですって。 コレクターユイ。サブタイトルは「愛とアイとi」だったが、正確には「ユイとユイとユイと愛とアイとi」だった。そして内容といえば、バグルスというコンピューターウィルスが、人間に感染する話。愛はメソからコムコンをもらった、というのは予想されたとおりであるが、コムネット内でもらったものを現実世界に持って帰れるのか? それは無茶だと思います。 でもいい話だった。「おおきくなったらやくしゃさんになるの。やくしゃさんはかなしいときにもかなしくないかおができるから」。この言葉に何人の人間が悶絶したことだろう。愛はステキだ。 |
| 涙の谷間に 秘密と骨と 9月28日 |
| 本日のテーマは「これが涙流さずにおれようか」です。 正確には昨日の話だが、母からメールが来ていた。以前に比べるとはるかに文章力が向上しており、まさしくチャーリーのけえかほおこくを読むがごとくである。その内容はというと、親戚がまた一人亡くなったらしい。父方の祖母の弟の息子の妻、であってオレとの関係を一口で言うためには、親戚という単語をもってするよりない。たしかに、盆に帰ったときにはあまり調子よくないように見受けられたが、それでもウチの祖父の初盆に来るだけの元気はあったはずなんだが。無情である。それにしても、なんで今年に入ってから一族の人間がバタバタとお亡くなりになりますか? いままで、というかオレが物心ついて以降、亡くなった親類といったら曾祖父くらいのものだったのだが。まあ逆に、今までの分のしわ寄せがドバッと出ている、ともいえる。やはりウチの一族は黄昏の季節の模様。これが涙を流さずにおれようか。 父上大丈夫かしら。今年は2度も喪主を務めた上に、ついこの間も埼玉に葬式に行ったばかりのはず。そう、オレがAIRを狂ったようにプレイしていた、つい最近に。 正確には昨日の話だが、唐突に先週のコレクターユイが見たくなったのでビデオを巻き戻してみた。再生してみると、結構前の話が出てきた。それから唐突に、先週の話が始まった。どうやら、ユイの前半を収めたビデオに、先週の話を録画してしまった模様。ぬああ〜ッ! ばかばかばか! アレクセイのばかーッ! 痛すぎる。第一期が再放送されたように第二期も再放送されることを、祈るより他にない。これが涙を流さずにおれようか。失われたものは戻らず、オレは相葉昂治のように号泣するのみである。ああああああああ〜! 正確には一昨日発売であるプレイボーイなのだが、オレが今週のキン肉マン2世を読んだのは今日。 ………… そんなんありか〜ッ!? 子供……子供……コドモ〜!? これが涙を流さずにおれようか。ある意味。 |
| NOCTURNE
POUR ASSASSIN 9月27日 |
| あまりにも平和な一日であったので、書くことといえば間違えてコーヒー茶を飲んだことくらいしか思いつかない。職場の給湯器は茶と湯の2種類が出るので、昼飯にカップラーメン食い放題だし、自分で粉末なりパックなりを持ち込みさえすればコーヒーも紅茶も飲み放題である。原液を常温にさらすという危険を冒せば、ホットカルピスだって飲み放題だろう。誰もしてないけど。昼間にウトウトするのを防ぐためワタクシもインスタントコーヒーを買って机の引き出しに放り込み、飲んでいる。カフェイン中毒になりかねない勢いで。で、今日もいつものごとくコーヒーを飲もうとしてカップを給湯口にセットしたのだが、間違えて茶の方のボタンを押してしまった。黒い飲料だけあって、そのコーヒー茶に見た目の違いは認められなかった。が、壮絶なまでにまずかった。こんなに簡単にこんなにまずいものができるなんてー! とショックのあまり吐きそうになった。しかし眠気覚ましという目的に、これ以上適したものもないので、全部飲み干した。オレは、その存在が「造物主たる神に対する挑戦」である超絶ゲロマズ飲料、抹茶サワーを飲み干した男なのだ。この程度楽勝。 あと帰りにコンビニで「チャイナフルーツヨーグルト」なる飲料を買ってみた。「ヨーグルト」と銘打っている時点でどうかしているような気もしたのだが、飲んでみたら、「ちょっとだけ味の妙な飲むヨーグルト」だった。ドロリ濃厚、という点ではそこそこ評価できるが、この程度では神尾観鈴に捧げることはできない。オハヨー乳業にはさらなる努力を期待したい。 「殺人交叉点」(フレッド・カサック、創元推理文庫)内の中編「殺人交叉点」読了。10年前、フランスはアスニエールで若い男女が殺された。恋愛のもつれからお互いがお互いを殺したのだ、という結論に警察は達し、捜査は終結した。しかし実は第三者が殺人を犯したのだった。殺人犯は証拠をことごとく消し、うまいこと逃げおおせたのだ。ところが時効寸前のある日、殺人現場を押さえた8ミリフィルムを持った男がやってきた。男は、殺人者と被害者の母親を両天秤にかけ、より高値をつけた方にフィルムを売る、と言ってきた。殺人犯と被害者の母親は金策のために走り回り、そして…… 話は、殺人者と被害者の母の独白を交互に繰り返しながらすすんでいく。 幻の名作と長らく呼ばれていたこの作品だが、なるほど名作だった。最後の1ページで訪れるフィニッシングストロークには誰もがやられたと思うに違いない。こりゃすごいわ。 旧訳版は誤訳のためトリックが割れている、という事実は海外ミステリファンの間では結構有名だが、オレは旧訳版を読んだことがなかったので、トリックが割れてしまうほどの誤訳ってどんなんやねん、と思っていた。だが、新訳を読んでわかった。これは誤訳した瞬間にすべてが台無しになる。というか作品全体に渡って誤訳の危険が潜んでいる。フランス語どころか翻訳ということをやったためしのないオレでも、断言できる。この危なっかしい綱渡りを行った作者、そして訳者にはお見事というほかない。お見事。 続いて「殺人交叉点」内「連鎖反応」に取りかかる。こっちはこっちでオモシロ話の予感。 |
| 私はもう、……空に触れてしまったから 9月26日 |
| 昔、関西人になりたがった東北人がいた。彼は関西の大学に通っていたが、4年間住んでみて結構居こごちのいい場所とわかったので、関西の企業に就職し、関西人として生きていこうと考えた。彼は完全な関西人となるべく、ややあやふやではあるが、非関西圏の人間には見破られないであろうレベルの関西弁をマスターし、毎日三食お好み焼きかたこ焼きを食べるという生活を続けていた。そして日に日に、彼は「もうそろそろ関西人を名乗ることもできるかもしれない」と思うようになっていった。 ある日東北人の元に関西人の先輩が2人やってきた。うち一人は「靖国へ行こう!」という同人誌を買って持ってきていた。その同人誌のネタが非常にお気に召したらしく、彼は同人誌の中で出てくるとあるBGMを口ずさみ始めた。 ちゃっちゃちゃーちゃちゃちゃんちゃ ちゃっちゃちゃーちゃちゃちゃんちゃ ちゃーんちゃちゃちゃちゃちゃちゃちゃちゃちゃちゃんちゃーん 「スイマセンそれは何の音楽ですか?」と東北人は質問した。すると2人の関西人は血相を変えて驚き、「おまえはフィーリングカップルのテーマを知らんのかーい!」と突っ込んだ。「フィーリングカップルは関西人の常識やんけ」「このネタがわからん奴は人生の3分の1損してるわ」とさんざん言われ、東北人は大いに落胆した。 「この寓話の教訓はなんだと思うかね、ンデミ」 「『自分とは違うものになろうとするのは愚かしいことだ』ということかな」 「いいや。『関西人はあまりにも自分の文化圏を中心に考えすぎる』ということだ」 「それは事実と真実を混同しているよ」 「……そうかもな」 「キリンヤガ」(マイク・レズニック、早川SF文庫)読了。小惑星にアフリカの一部族キクユ族のユートピア「キリンヤガ」を作ってヨーロッパの悪しき文化から部族の伝統を守り続けるぜ〜とムンドゥング(要はシャーマン)のコリバは奮闘するのだが、外の世界を完全に無視して生きていくわけには行かず、キリンヤガはたびたび文化的危機にさらされる、というのがあらすじ。 「舶来主義」という言葉が存在するように、日本人は外来のものをあまりにも安易に受け入れてしまう。で、「日本の伝統文化を守ろう」とたびたび叫ばれるわけであるが、「キリンヤガ」は逆に「文化を守ることの弊害」を描いた作品であり、なかなかの傑作だった。連作短編の形を取っているが、どの短編も良くできていて、その内容に考え込んでしまう。コリバは強力な伝統保護主義者であって、いうならば極右。彼のような強硬派がいてはじめて、ともすれば「部族ごっこ」に陥りかねない「キリンヤガ」をキクユのユートピアたらしめることができるのだろうが、しかし「文化を守ること」と「外界に対して盲目になること」を区別できなかったことが、コリバの間違いだったのだろう。文化侵害の境界線をきっちりと引くことで、初めのうちコリバはキクユを導くことができたが、世代、時代の変化が訪れたとき、コリバは境界線をあまりにもしっかりと引いてしまっていたので、変化に対応できなかったのだ。ある意味、この作品はキリンヤガというユートピア思想に取り憑かれた男の話、ともいえる。いやあ、予想外に面白かった。10の短編のうちどれが良かったと問われれば、やはり「空にふれた少女」を推す。「ギャルゲーでフラグを立て損ねてバッドエンド((c)やながわさん)」という具合のこの短編は、キリンヤガの先行きを暗示しているといえる。原題はFor I have touched the sky、正確に訳すなら「私はもう空に触れてしまったから」であってまるでKANONかAIRのOPの文句に出てきそうだと思った。あと「ロートスと槍」なんかも良かった。 フィーリングカップルのテーマは某所より引用させていただきました。 次の読書は「殺人交叉点」にする。 |
| それは海の記憶 9月25日 |
| 今日は健康診断の日なので、10時半頃にウチを出て、検診の場所である大阪港へと向かった。地下鉄のくせに何故か環状線よりも高い位置にホームがある中央線に乗って、臨海の景色をぼんやりと眺める。中央線に乗るのはおそらく1年ぶりであり、自然とその時のことが思い出された。そォ、就職活動中、セミナーに行くために乗ったのだ。半ば本気でネバーランドに行こうと思っていたあのころの気持ちまで思い出されてきてやや気持ちが悪くなった。ので連鎖的に、「そういや1年前に乗ったときは『この辺やたらとコミケに行ったときの景色に似てるよなあ』と思ったなあ」とはじめての町田帝国オフ会の思い出に無理矢理意識を持っていった。もう2年も前の話なのね。 健康診断の結果は問題ないようだった。肺のレントゲンでまたしても言われたが。小さいときに肺炎になりかけたことがあるから、それがいまだに尾を引いているのかもしれない。血圧は最初149というハイスコアを叩き出したが、2度目で120台におさまったので一安心。あと視力が0.9と1.2で前計ったときより良くなっているのに驚いた。 梅田で昼飯を食べた後、ちょっと寄り道して紀伊国屋書店に行ってみた。目的は、30周年パーティーで渡されたハヤカワ文庫30周年フェアの小冊子に載っていた復刊本。というわけで「囁く影」(J・D・カー)、「ウェストレイクの犯罪学講座」(D・E・ウェストレイク)、そして同じく復刊だが創元推理文庫の「殺人交叉点」(フレッド・カサック)とゲット。カーファン、ウェストレイクファンとして喜ばしい限りではあるが、唯一残念なのが「囁く影」の表紙が初版の時と一緒のもの、という点である。カーの復刊文庫の表紙はタロットカードがお約束だろうがー! あほーッ! 統一性というものをもっと大事にしていただきたいものである。 読む本が一気に増えた。今既に、土曜に買った「キリンヤガ」を読んでいるため、どうやら「モンゴルの残光」はかなり先の話になりそうな模様。 |
| 桃色羞恥プレイ 9月23日〜9月24日 |
| 2日にまたがる活動はどうも箇条書きにした方が楽っぽいので本日も箇条書きにしてみる。 ・赤い輪 RING of REDを購入した。和訳すると「赤い輪」であるがそう書くとむしろホームズを思い出してしまう。さしあたりは「アカの輪」と解釈するのが妥当だろうか。ポツダム宣言を拒絶したことによって日本が分断国家にされてしまった、という設定なので我が故郷たる東北地方は北日本共和国という共産国家として独立してしまっているのである。要は東北地方で戦争をするゲームなので、東北人としてはやらずにおれようか、と思って買ってみた。あと北海道はソ連に完全併合されているそうです。さしあたり序章をプレイしたが、戦闘がやたらタルい。はじめの話でこんな調子だったら、結構先が思いやられる。 あと、PS2ソフトのケース内にはメモリーカードを収納するスペースがもうけられていることを初めて知った。 ・30周年記念式典 大学で所属していたサークルの30周年記念パーティーに参加するため京都に行った。しばらく会っていなかった人と久しぶりに会ったり立食パーティーなので、貧乏人にはとても変えぬウマいものをたくさん食ってみたり、「ペリペティアの福音」等の作品で有名な秋山完先生のお話を聞けたり、と個人的には満足だった。さすがに30周年というだけあって、知らない人がたくさんいたのには参ったが。他の会話の輪に入れないので、基本的にレッドプリンス先生と常に行動をともにしておりました。 ・さらに飲む 我々の回生の参加者がほとんどいなかったので、レッドプリンス先生とともに1個上の回生の人らにくっついて、木屋町方面へ飲みに行った。といっても、1個上の回生の人というのはすなわちGMCメンバーであるので、久しぶりという気はさっぱりない。ドイツ語は無駄に折り目正しく勇ましいので「まったり」というのんびりした単語もドイツ語でいえば「マッタリンゲン」といかめしくなるに違いない、というアホな話を皮切りに、「エロゲーにドイツ語は全くそぐわねえ」という話題で大いに盛り上がってみる。「リカはダメな子なの〜」はドイツ語で「Rika ist guten Kinter nicht.」と無駄にいかめしく情緒もクソもなくなるのでドイツ語でエロゲはさっぱりダメ、という結論に落ち着いた。 ・いくつもの夜を越えて やながわさん、城戸さん、レッドプリンス先生、真上の友人AFFTOとワタクシ、というメンツで徹夜カラオケに向かう。満点星というカラオケ屋はありとあらゆる機種が揃っているため、X2000やセガカラはもちろんのこと、レアな機種にしか入っていない歌を歌えるため実に便利である。オレはここに来るたび必ず飛べ! イサミのED歌ってるし。しかしながらハイパージョイは入っていない、というのが画竜点睛。ハイパージョイを知ってしまったあとでは、何もかもが空しい。でもハイパージョイオンリーだったら徹夜できるほど曲がないだろう。ジレンマだ。 今回の収穫は「ゾイドのOPはそこそこ歌えるがクソ難しい」という事実。前回X2000に行ったとき「タイムレンジャーのOP難しいなあ」と思ったものだが、ゾイドはタイムレンジャーの比ではない。聞いて訓練せねば。最近土日たいてい何処かに出かけてるからさっぱり見ちゃいねえけど。 さすがに後半クソ眠くて死にそうになってきたのだが、そうはさせじとAFFTO君が大阪で買い込んだエロい同人誌とかエロい同人誌とかエロい同人誌を投げ与えて無理矢理意識を保たせる、という荒技に打って出た。で、個室であることをいいことに、一人は歌いつつ他は同人誌を読みあさるという訳の分からない事態になる。もしそこに店員が入ってきたら即座に追い出されたことであろう。全く恥知らずな人たちばっかりだ。 参考までにいうと、「馬と沢渡ほのか」の話が一番良かった。オシラサマ。 ・伏見にてact1 5時頃にカラオケ屋を出た。直で大阪に帰るのはかなり無理っぽかったので、みんなでやながわさん宅に行き寝よう、という話になった。ところが、皆徹カラで消耗している中レッドプリンス先生だけがやたら元気だった。徹カラでも一番元気だったというのに。「寝ないで語り合おうぜ」とか言ってくる。元気だ。オレはやながわさんちに着き次第ぱたんきゅうだったのだが、彼は6チャンネルをニャンダー仮面からおじゃ魔女まで続けざまに見ようとしていたらしい。オリンピックで潰れていたそうだが。 ・伏見にてact2 1時半頃に目が覚めた。居間の方に言ってみると、レッドプリンス先生が「なんか食うもの買ってこようぜ」と言いだした。そこでワタクシは先生を「買い出し部隊1号」AFFTO君を2号、自身を3号に指名し、3人揃って隣のイズミヤへ行った。 ドリンクを買っているとき、レッドプリンス先生が「桃の天然水ってネーミング、エロいよな」とわけのわからないことを言いだした。「天然水」、そして「桃」……言いたいことはわからないでもないが、そのような妄想を働かせるのはどうかと思った。と指摘すると、奴は「桃の天然水という名前を初めて聞いた瞬間に『エロすぎる〜』と思った」と断言した。さすがはレッドプリンス先生、と感銘を受けざるを得なかった。それ以外にどうしようもない。 ・伏見にてact3 レッドプリンス先生はやたらと語り合いたがっていた。というわけで議題を「今後制作されるアニメとそれに対処するオレ」(提唱:レッドプリンス先生)、「新世紀における萌えとは」(提唱:やながわさん)と設定してだべってみる。結論としては、「萌えは個人間においても個人内においてもあまりに不定形であるが故、辞書に書けるような定義をかっちりと決めることは不可能である」というところにおちついたのだろうか。個人的萌えキャラ三巨頭の一人にクレしんのみさえを挙げる事をためらわないレッドプリンス先生の言葉は実に含蓄深い。 ・伏見にてact4 城戸さんとAFFTO君がそれぞれ名古屋、香川に帰るため早めに辞したあとも、我々はだべり続けた。TVで延々とオリンピック放送を流していたので、自然と話題もオリンピック話になる。気がつくと女子マラソンを一部始終見ていた。金メダルを取った日本人選手が何度も金メダルを噛むのを見て「噛むな! 次噛んだら殺す」と突っ込んでみたり、勝手に「金メダルはむはむ女」と名付けてみたり、「ネット上で『金メダルを噛むくらいならオレのピーをはむはむしろ』とゆう書き込みが腐るほど為されてるに違いない」と言い出してみたり。 続けてハンマー投げがはじまると、レッドプリンス先生が「オレもまわしてえ」と傍目には実に不穏当なことを言い出した。ためてためてためて、最後に思い切り放出する、というスタイルに心惹かれるものがあるらしい。 ・コレクターが結ぶ絆 個人的には、レッドプリンス先生と「アイにユイのピンク色のコスチュームは驚くほど似合ってない」という思いを確認しあえたことがうれしかった。「アレは『似合わない』の域を超えてもはや羞恥プレイである」とは先生の指摘。同感である。あと「アイの変身シーンがあんなにもイイのは、今まで徹底的に愛の不愛想ぶりをみせつけておいて、終盤の段階になってはじめてあの恍惚の表情を出してくるからでありこれすなわちシリーズ構成の勝利」という結論にも落ち着いた。残念ながらGMCじゃあコレクターユイ話はできないため、こうやって語り合えるというのは実に素晴らしいことである。とゆうかなんでみんなコレクターユイ第2期の素晴らしさをわかってくれないんだ、と主張してみたい。ユイが終わったらオレは何を観て生きていけばいいのだろう。 |
| 水槽がなければ生きられぬ体に作り変えてやる 9月22日 |
| タイトルは昨日も今日も「アヌビスの門」内のセリフから引用。変なセリフが多いなあ。水槽なしでは生きられないってどんな体よ。 いつも昼飯を買いに行く店では、金曜日にはドリンクを一個つけてくれる。というわけで、「香りゆず」というドリンクに手をつけてみたのである。コレがまた、マズい。さすがは国破れてサンガリア。たとえるならば、はちみつレモンを口当たりまろやかにして、かわりに強烈なユズの香りを付与した、というところでありそこはかとないまずさが漂う。一口目のインパクトはそこそこ、だが真の恐怖はボディブローのように効いてくるユズの香り。だんだん飲むのがイヤになる。とりあえずは、神尾観鈴にこのドリンクを捧げよう。 しかし、そこそこにはまずいが、伝説として残るほどではない。2度と買うことはないだろう。何度も買う価値があるのは、ジェットライムクラスの真にまずいドリンクのみ。 その帰り道、センターラインを車椅子で爆走する老人を見かけた。あれぞ伝説のセンターライナーおじさんなのか。神戸魔人学園、勇者特急専用線路に続く灘の名物がまた一つ。 気がつくと、唯一見続けているアニメとなっているコレクターユイ。最近土日と出払ってるんでゾイドもさくたも久しく見ちゃいねえ。ゾイドは陛下が戻ってきたらしいんでスゲェ気になってはいるのだが。 で、今日の感想。スワッピングですか〜ッ!? 何が驚いたかというと、アイにコレクターユイのコスチュームがこれっぽっちも似合っていないということに驚いた。 あとコムコンがすごい弱点ということにも驚いた。隠せ。そういうのを構造的欠陥というのだ。 |
| コカコーラ! クリント・イーストウッド! キャデラック! 9月21日 |
| 文庫の買い置きがないので、とりあえず「アヌビスの門」(ティム・パワーズ、ハヤカワ文庫FT、絶版)の再読を開始してみた。なんかい読んでも面白いものは面白いわぁ。アヌビスの門は最高級に好きな小説の1つである。というわけで、「万人に勧めうる娯楽小説」とオレが信じるところの作品を列挙してみたい。 ・アヌビスの門 ・鷲は舞い降りた ・木曜の男 ・星を継ぐもの ・極大射程 ・キャッチ=22 ・闇に浮かぶ絵 ・緋色の記憶 ・踊る黄金像 ・チコの探偵物語 この辺がオレ的オールタイムベストテン。このHPに1コーナー新設して宣伝文を書きたいものであるが時間が足りねえ。参考までにいうとアヌビスの門以外は絶版にはなっていないので興味のある人は買って読むように。損はしない。と思う。 さらに参考までにいうと、以前「AIRのラストシーンがアヌビスの門のエピローグと云々」と日記に書いたが、物語自体は全くもって無関係なのであしからず。同じ人形使いだからと言って往人=ホラビンはひどすぎる。 さらに参考までにいうとホラビンとはアヌビスの門に出てくる乞食団の元締め。先代の元締めである父親から乞食になるための英才教育を受けたいわゆる乞食王子。 AIR以降何もゲームをやる気がおこらねえってのは由々しき事態である。スパロボアルファとかペル2罰の時の狂ったような情熱はどこへいってしまったのか。ゆえに土曜にでも本日発売のRING of REDを買おうと思った。PS2持ってるんだからいい加減PS2のソフトを買おうぜ自分。長いこと使っていないからPS2としての機能が退化している恐れがある。この間GMCでうちに集まったときDVD見ようとしたらさっぱり動かなくてビビったし。 やっぱり北日本の書記長は中曽根康弘かのう。 |
| 魔法のエンジェルジェット☆ライム 9月20日 |
| とゆうタイトルでAIRのパロディ小説を書いてみてえとか思いつつ一日を過ごした。17才になった魔法の国のプリンセス観鈴ちんは、一族に伝わるしきたりで地上に降り、地上界のまずいドリンク108本を集めるという使命を果たすための旅に出た、という設定。魔女っ子もののお約束、マスコットキャラはカラスのそら。完璧だ。ある時はジェットライム復刻運動を起こしてみたり、ある時は「ドクターペッパーは何故東京でしか売っていないのか」調査してみたり(この間アメ村に行ったらヴィレッジバンガードに腐るほど置いてあったが)またある時はメッコールをめぐって統一教会と渡り合ってみたり。書きたいなあ。何をするにも時間がないのがまことに口惜しい。益体もない。 必殺技は、魔女裁判のごとく口に漏斗を突っ込んでたらふくジェットライムを飲ませる。あと打ち切りの憂き目にあった際はそれまで集めていたマズいドリンクが一気に合体して超巨大ジェットライムになる。 「火星の大元帥カーター」読了。今度は北極だ! 伝説の種族だろうがなんだろうがてめえら全員火星じゃあ2番目だ〜! という感じ。ここまで一本調子だと、かえってすごいような気もしてきた。気がするだけだが。主人公が超絶無敵、物語は一人称で語られる、といった要素を考えるとなにやらスレイヤーズに似ている、と感じるのはオレだけか? この手の小説は長い周期で衣を替えながらもたびたび現れ、ヒットを飛ばすということか。設定とか結構面白げなものもあるのだが、全般的に漂う古くささは否めない。1920年代の作品がいまだに生き残っているとは、すごいことである。でもさすがに飽きました。あまりにも心に引っかかるところが少ないので、それはもうすごいスピードで読んでしまったし。 次の本はまだ買っていない。キリンヤガか、モンゴルの残光の予定。 うどんを食おうとしたら、履き古した靴をゆでたようなものすごい匂いがした。賞味期限を2日しか上回ってないと言うのに、もったいない。 |
| 火星が火星が大ピンチ 9月19日 |
| ズームイン朝の今日の特集は、全国の珍名サン大集合だった。妙な名前のオンパレードでなかなか面白かったのだが、中でもひときわ目を惹く名前があった。「ドレミ」という読みの娘がいたのである。おじゃ魔女はココにいる、のかーッ! 両親ともに音楽に関わり深い人間であるため、長女にドレミ、次女にファ、長男にソラシロウと名付けたそうである。漢字は忘れたが画数のものごっつい漢字ばっかりで、こりゃテストで名前を書く時点で他の人間より1分くらいのハンデを背負わされるなあ、と心配せずにいられない代物だった。ドは「瞳」、レは「澪」だったか。それにしても、ドレミって、どうよ。オレだったらグレるか自殺するかするな。明らかに男に付ける名前ではないからその辺は一概には言えないが。それにしても、物心ついたときに改めて自分の名が「ドレミ」であることに気づいたときのショックたるやいかばかりのものであろう。想像もつかない。 合本版火星のプリンセス内の「火星の女神イサス」読了。前作のラストで何故か地球に強制送還されたカーターだったが、それから20年を閲した今作においてカーターは火星に戻ることができた。が、辿り着いたのは、前回やってきた場所とは違う見知らぬ土地で、しかもいきなり謎の植物人間(…………)に襲われて、カーターちん、ぴんち。という状況だったのだが、たまたま朋友タルス・タルカスに出くわしたため、窮地を脱する。 火星人には、命の終わる前に、遙か遠きイス河へと二度と還らぬ巡礼の旅に出る、という慣習があった。カーターが出現したのはイス河の向こう側だったらしい。カーターが気になるのは火星に残してきた恋人デジャー・ソリス王女のことだったが、どうやら彼女はカーターが死んだものと思いこんでおり、2人の間に産まれた一粒種も行方不明となったので、世をはかなみ、ついこの間巡礼の旅に出てしまったという話をタルカスから聞かされて、カーターちん、だぶるぴんち。というのが導入である。 舞台は変わった。エルハザードでたとえるならば、バグロムの国に間違って降りてしまった陣内克彦のようなものか。バグロムの国も遙か河の向こうだったよね。だがノリは相変わらずであり、見知らぬ土地で大白猿とか植物人間とか白色人とか黒色人とかとカーターは渡り合うのだが、「あんたらのことはさっぱり知らないが、たぶん火星じゃあ2番目だ」とばっさばっさとなぎ倒していく。痛快ではあるが、こんな調子で火星のプリンセスから通算600ページも読まされるとさすがに苦痛である。「わたくしの族長様、日は流れ空の月も次々に現れては消えていきましたが、この長い年月の間わたくしはカレコレ」とか「此度は勇敢にして偉大なる我らが皇帝陛下にご来駕いただき恐悦至極でホイサッサ」とかいった大仰なセリフ回しにもいい加減飽きてきた。とりあえず「火星の大元帥カーター」までは読むつもりだが、その先は未定。でも続刊は「火星の幻兵団」「火星のチェス人間」「火星の交換頭脳」と無意味なまでに魅惑的なタイトルが並んでるんだよね……。 今日の火曜サスペンス劇場は「弁護士朝日岳之助北上川殺人暮色」だって。朝日岳だけに北上川なのか〜! ってこりゃ岩手県南部と宮城県北部と山形県北部の人間にしかわからない超ピンポイントダジャレだな。関西で流してもウケないと思うんだが…… |
| 夏はどこまでも続いてゆく。 9月18日 |
| 昨日からの話だが、異様なまでに涼しい。9月頭にフェイントをかけられたが、今度こそ気候は秋に向かってくれるのだろうか。夏はAIRで堪能したのでもう遠慮。 平和で静かな一日だった。上の人らが東京とか健康診断に行っていたし。特に仕事も忙しくないので、コーディングの合間に気分転換で、AIRの感想を求めてネットを渡る。やはり面白いのは、メインは読書系のサイトだがエロゲの感想もバリバリ書いているぜ、というサイト。面白い物語が楽しめるのならそのメディアは問わない、という態度はオレの目指すところである。結構否定的な意見も出ているのだが、それはそれでよくわかる。実際オレもクリア直後の感想は「……?」だったし。AIRの最大の問題点は「SUMMER」があまりにも良くできすぎている、という事実が核にあると思うのだがその辺の意見についてはいずれ「幻翼痛」内に書くことといたしましょう。思い切りネタバレにならざるを得ないし。 やたらと平和な一日だったんで、特に書くネタがございません。3連休ってクソ長いなあ、と思えたオレはもう立派な社会人、なのか。 |
| 誰も僕を責めることはできない 9月16日〜9月17日 |
| ハイパージョイにてカラオケリヴェンジ。千日前の店に行ってみたら既に満室だったというアクシデントのため、オレがいったん家に帰ってネットでハイパージョイの置いてある店を捜さざるを得なかったなどとバタバタしたものの、運良く心斎橋に全室ハイパージョイという店を発見したので、そこに入ることができた。 曲目は、なかなかに素晴らしかった。リヴァイアスOP、ダイ・ガードOPとED、メダロットOPと新しめの曲が入っていた。よもや鋼鉄天使くるみまで入っていたとは思わなんだわ。ネット上での追加曲アンケートが結構反映されやすいらしい。曲目の数ではセガやX2000には及ばないが、古い曲も続々新規追加していく自助努力が見えるので、将来的にはかなり有望な機種であるといえるだろう。20世紀最後のオリンピックが開催されるというこのご時世にグロイザーXとかギンガイザーとか「父をもとめて」といった曲が新規追加されるだなんて、なんて男らしい。 ボークスとかいうガレキ屋ができていたので、ぞろぞろと入ってみた。結構マニアックなプラモデルやらフィギュアが置いてある中に、妙なオーラを放つ物品が置いてあった。「マジックコレクターワンド」――コレクターの名が冠されているところから推察できるとおり、コレクターユイが持っているアレである。 結論からいうと、買った。400円だった。さしあたり今は未開封のまま、オレの部屋の電子レンジの上に展示している。 誰も僕を責めることはできない。 翌日アメリカ村の方でゲリラライブがある、ということで、チキンは〜と改こと番長がうちに泊まることになった。ついでにOKIさんもうちに来ることになり、この日の晩は3人で過ごすこととなった。で、はじまったのは夜を徹してのAIR大会。プレイしたのは序盤、ヒロイン別の分岐が起こる手前くらいまでだったが、主人公国崎往人の人生に対する投げやりな態度に2人とも感銘を受けたようでありいい感触。特に「激モンキー」がウケたようである。あとYGBに名を連ねるものとして「エロゲ、ギャルゲの登場人物には片っ端から通称をつけていく」という義務があったので、霧島聖に「樹崎聖」とつけてみたり、パッケージのヒロインの並び順からライト亀山センター新庄レフト八木とつけてみたり、と大騒ぎ。かなりの大混乱をきたした。 我々HDDの間では、番長は方向音痴で有名である。本日も、番長一人でアメリカ村に行けるのか? という話になった。というわけでOKIさんが番長に地図を買い与え、地図を見て目的地にたどり着く技術を徹底的にたたき込むこととなった。番長もはじめはとんちんかんなことを言ってはOKIさんにたびたび突っ込まれていたのだが、だんだん要諦をわきまえてきたのか、地図の味方と現在位置の特定の仕方を覚えてきた。その様子はあたかもギャルゲーの一エピソードのようで端から見ていて痛快でした。まるで主人公がダメッ娘に根気よく諭しつづけるような感じ。将来オレがギャルゲーのシナリオを書くということになった日はぜひともこのエピソードを織り込まねばなるまい、と思うほどギャルゲー的だと思った。 最終的には目的地に一人でたどり着けるようになった。ゲリラライブがさっぱり始まらないのでオレとOKIさんは2人でお好み焼きを食いに行ったのだが、店に入ったら、「ゲリラライブが終わったのでそっちに合流する」という電話を受けた。OKIさんは現在位置を教えたのだが、きっと番長のことであるから10分もかからない道のりでも30分くらい迷い続けるだろう、とふんでいた。ところが、番長は10分足らずで店にたどり着いたのである。これは、番長をよく知っている人間ならば信じられない出来事なのである。もはや番長を「チキンは〜と改」などというヘロい通称で呼ぶことはできない――アナタは今日から「ネオチキンは〜と改」だ! どうやら番長は地図を眺めるという喜びを覚えたらしく、店の中ではひたすら地図を眺めてあの店はこことかそことか場所を特定する行為に没頭していた。アナタがエロエロ同人誌以外の本を食い入るように見つめる姿は初めて拝見しました。これで方向音痴の汚名を返上できるならば重畳でありましょう。 |