漂流者の日々第5部

異境迷走編


落ち着くんだ! 絞め落とされるわけじゃない!

1月15日

 駅から会社に向かう途中に、何故か生活用水を玄関から舗装に流している家がある。日によっては、出勤退勤の折り、その家から水が流れ、下り坂方向へ降りていくのを眺めることになるのだが、今日は、いつもなら水が流れていて然るべき個所が、凍っていた。あ、あぬー! 寒い! 寒すぎる! 大阪でもところどころで水凍ってたし!ここは情無用のヒートアイランドじゃなかったのかよ!? 転倒の危機と闘いながらアレクセイさんは歩きましたとさ。折しも、ちょうど昨日靴を変えてみたら歩き慣れずエスカレーターで豪快にコケ、その時は大したこと無かったのだがアパートに帰り着いて郵便受けを覗こうとしゃがんだ瞬間「ぎゃあァァ――ッ!」と叫んでしまうような怪我を私は負っていたのであって、その状態で誤って膝から落ちたらショック死は避け得ぬ所だった。まあ、東北人にとっては、冬の通勤が命がけであるということは決まり切っていることではあるのだが。

 ワタクシの読書歴でベストテンに入る傑作「アヌビスの門」において主人公ブレンダン・ドイルはタイムスリップした19世紀の世界で、なんと乞食の才能に長けているということが発覚してしまう。人は異なる環境に放り込まれることで自分さえ気づいていなかった才能を発揮することがあるが、しかし自分がよりによって乞食の才能を持っているとは、あまり知りたくない事実である。
 然るべきスジから入手したPhantom-Phantom of Inferno-を開始した。主人公は実は殺し屋の才能を持っていたのでした〜! という話であり思わずアヌビスの門を思い出したというわけです。2時間ほどしかプレイしていないのだが、面白い。殺し屋の話だけあって、序盤から主人公とかヒロインとかが今にも死にそうな目にたびたび遭ってプレイヤーとしてはドッキドキであり久遠の絆平安編を思い出したり。ストーリーは血なまぐさいものの、テーマは過去の記憶を奪われ、殺し屋にならざるを得なかった少年少女達がアイデンティティを喪失したり取り戻したり突き出してみたり引っ込めてみたり出したり入れたり、というものであって、存分に楽しめますわぁ〜。まだキャラは出そろっていないようだがさしあたり人造人間萌えのワタクシはさっそくエレン(アイン)に心を奪われてますよ!? 間違ってエレン(アイン)撃っちゃって怒り心頭ですよ!? あとウェストレイクやゴッドファーザーの大好きなアレクセイさんは犯罪組織の内部抗争話も大好きでありイイ! ディ・モールト(非常に)いい〜! ってな具合ですごく満足。しばらくこれ以外のゲームはやれそうになさげな模様。
 正式なタイトルはPhantomであるそうでPhantom of Infernoというのはサブタイトルであるらしい。しかし「ファントム」とはクーンツの傑作もあったりしてベタに過ぎるので、呼称としてサブタイトルの頭文字をとった「POI」を使う、ということを提唱してみたいが、どうか。
惨婆

1月13日〜1月14日

 田舎から電話があった。なんでも60年ぶりの大雪で、車が家までたどり着けなかったりつららが1M伸びたり、ととんでもないことを聞かされた。スキー場のホテルじゃあるまいし、いくらなんでも1Mは冗談だろうと思わないではいられないのだが母がそのようなことで嘘をつくとも思えない。大変だ。

 OKI先輩とサシでセガカラに行く。「鳥の詩」を唄うという目的を達したあとは、おじゃ魔女カーニバルを皮切りにあらゆる曲を最高速で歌い続けるという高速プレイに徹してみた。どれもこれも最高速にしているのに、曲によってメチャ早いと感じたりあまり変わらないと感じたり、ばらつきがあるのが不思議。

 夕刻から夜にかけ、番長宅に向かうべく京阪電車に乗って樟葉へ移動。先週購入したパソコンのセットアップを手伝うため、という口実こそあれ、実際は「番長のニューマシンにエロいゲームを入れたりエロい画像を入れたりして陵辱しまくる」のが目的であって、日曜朝にニューマシンが届いた途端、OKI先輩と裕天先輩がさんざんいじくってしまった模様。詳しい状態は知らないが、とりあえずパソコンの名前が「日野森あずさ」になっていたのは覚えている。所属会社ピアキャロット。

 そしてこの一連のツアーの間に色々ブツをゲットした。MOON・R、スティーヴン・ハンター「真夜中のデッドリミット」等をはじめとして、電車代食事代など含めたら1万5千円くらいかそれ以上使ってしまったんじゃないだろうか。ボーナスもらって以来微妙に金銭感覚が狂っている(多分以前の1.3倍くらい)ので早々に修正したいと思った。もうボーナス使い切ってるし。そしてボーナスで買うと誓ったはずのBSビデオは、無い。あぬー。
ハーモニカは静かに奏でられる

1月12日

 契約更改の月3月が迫りつつある。出先の会社の契約社員という形になっているアレクセイさんは、それなりの実績を出さぬコトには契約更改してもらえないのです。まあ1年目ということもありいきなりの契約不成立はないと思うのだが、万が一と言うことはあり得るし、来年以降も毎年契約更改がある以上、「不可欠な人間」として周りに認識してもらうことが重要なのである。というわけで、ただいまワタクシの運命を決める(かもしれない)仕事に取りかかっている。気合い入れて働くからには睡眠時間も削らなくちゃ、ということで、家では睡眠時間を短くする訓練を行うことにした。ので昨日は深夜12時まで夜更かしした。ザ・スリーパーの異名を持つ俺にとっては12時はすごい夜更かしなんだよう。だが8時に起きようとしたものの、目は覚めても体がだるくて動かない。地震が体を起こすいいきっかけになってくれたものの、こんな調子では先が思いやられる。というかなんで8時間睡眠で寝足りないのだ自分。早く、「8時間も寝てらんねえぜ」って体になりたいね。

 上長とサシで三宮の餃子屋に行った。で、オレが住んでいるアパートをめっちゃうらやましがられた。確かにここは、歩いていける範囲に環状線はある地下鉄はある電気街はある遊園地はある温泉はある動物園はある、となんでもあるステキな場所なのだ。これだけの恩恵を受けられるのであれば、朝方にまるで紙鉄砲を撃ち鳴らしている音がしたり、女性の悲鳴が聞こえたり、朝駅に行ってみたら、昨晩ホームレスの人が居たはずの場所に数片の燃えかすしか残っていなかったとか、そのすぐそばにいる人がある晩我流の葬式を行っていたとかいう事実にはナンボでも目をつぶれるというものである。
 今日の帰り道、ホームレスの人が布団にくるまってハーモニカを吹いていた。それは一個のかなしみモニュメントだった。

 帰ってきたら奇怪な匂いがした。腐るような生物置いてたっけ、と思いつつ調べてみたら、なんと朝トイレを流していなかったという驚愕の事実を発見してしまった。こんなコトを忘れるなんて若年性健忘症の前兆か? 日記を書いている今も、悪臭という手ひどい罰を受けているので、二度とこんなことはすまいと思った。バカバカバカ! アレクセイのばかーッ!
月童-moon child-

1月11日

 詳注版「月世界旅行」を読破した。面白すぎたので感想はいずれコーナーに置く。

 平穏な一日であったので、日記に付けるべきネタがない。のでとりあえずワタクシの携帯電話の話でもしてみたい。スーパーの福引きでauの携帯電話を当てた、とは以前書いたとおり。電話という存在に嫌悪と畏怖を抱きつつ、それでも些かなりと恩恵を受けているわけであるが、一つ問題がある。着信音が低すぎてなかなか気づかないのだ。あうーっ。auだけにあうーッ! おかげで相手に何度も電話をかけさせる羽目になってしまい当方としては汗顔の至りである。ただいま放課後マニア倶楽部のメインテーマを着信音にしており、これは耳に入った途端、ポリゴンの話とか人肌に温めた牛乳プレイとか「頭の悪い子は感度も悪いのかなあ」とかいったプレイ時の記憶とダイナミックリンクを果たし、即着信せねば恥ずかしくて死ぬ、という感情をわきたたせてくれるというスグレモノであるのだが、音が聞こえないのでは話にならない。ズボンのポケットに突っ込んでいても振動が感じられない。由々しき問題であるのだが解決策も思いつかず、イヤホンくっつけるしかないのカシラ、と困っている。

 あと実は、平日は携帯していない。ポルコ・ロッソに倣うならば「携帯しねえ携帯電話はただの電話だ」であり、そういわれれば反論の仕様もないが、しかし平日昼間に人からかかってくるはずもないので、これでいいんです。と思っていたら、今日11時頃に着信があったらしい。誰よ。履歴には「通知不可能」と書いてある。ワタクシ携帯をいじりはじめて日が浅いので恥を忍んで聞きますが、これは一般的にこういう用語が使われているのですか? 「非通知設定」とかじゃなく? 通知不可能というからには、向こう側が非通知設定にしている、ということではなく、文字通り何らかの理由で通知が不可能な番号を持つ人がかけてきた、と解釈したくもなりますが。さるやんごとなき方面からの電話故公開してはいけないのか、それとも電話番号が二進法なので桁が足りなくて表示不可能なのか、あるいは真のアラビア数字なのでフォントがないのか。いずれにせようっとおしい。
HOM連続凍結事件

1月10日

 時折、ウチのマシンが原因不明のフリーズを起こすのである。欲しいものを手に入れたら代償を支払わねばならないという猿の手(正しくはThe Monkey's Paw)現象ですか?

 1月10日であるだけに今日は警察の日らしい。その伝で行くと、今日からしばらく「救急の日」「消防の日」「時報の日」「天気予報の日」「電話番号サービスの日」「海難110番の日」等が続くのであろう。特に海難110番など、110番と言っておきながら実は118番(たしか。最近できたらしい)であるため人を混乱に陥れるのに十分である。そしてもちろんアメリカの警察の日は9月99日。って海外に「語呂合わせによる記念日」という概念があるのだろうか。

 新今宮を出た帰り道、笹やら絵馬やらを持った人に多量に出くわして何事かと思ったら、今日は十日戎の日、らしい。戎神社と名の付くところに行ってお参りするという風習であるらしいのだが仙台県民のアレクセイさんにはさっぱりわかりませぬ。一般に「えべっさん」と呼称されており関西ではごく当たり前の行事であるようだが。ATOKも「十日戎」を一発変換するし。異郷の地は、いまだに分からないことが一杯だ。そういやもうすぐ節分であり2月3日に太巻きを食らう習慣があるのも謎。

 電童。この話の教訓はだな、コリバ、一見すると「ちりも積もれば山となる」だと思えるが、実は「エネルギーの無駄遣いは止めましょう」ということだ。だから、敵を見たら即ファイナルアタックという短絡思考はやめよ。全然学習してねえじゃねえか小学生! お前達はあの頃とこれっぽっちも変わっちゃあいない……あの頃と! あの頃と! あの頃と! あァの頃とォォォォ!(ネオドイツの覆面忍者風に)昔のスパロボをやって敵増援の厳しさを知るが良かろう。
 あとあーるーてーあーさんは〜? 本気でしばらく出番が無さそうなのだが。アルテアがおらなんだら、従ってベガ様も活躍できないではないか! 今日はタンクトップ姿のワンカットのみ。アルテアとベガ様は表裏一体の存在であるため、早期のアルテアの戦線復帰を望みたいところである。
回想録-reminiscences-

1月9日

 32倍速CDドライブをセットしたおかげで性能が格段にアップしたため(今までは6倍速だったのです)、持っている音楽CDを片っ端からmp3に変換する作業にいそしんでみた。あとONEとかAIRとかのBGMも。せっかくだからタイトルもつけておこう、ということでBGM一つ一つの題名を調査すべくKANONを再インストールした。容量が余っているので楽勝。ところがタイトル画面からおまけのコーナーに入れない。ここって実は1回クリアしないと入れなかったのかッ。今になってはじめて知る新事実。だがこんな時のためにセーブデータを取って置いたのよ、と以前プレイしたときのセーブデータを放り込んでロード。楽勝! と思っていたらなぜか取って置いたセーブデータもあらかた初期化されていた。UUウWWWWGGぐゥゥ――――UUWWッッ!! BGMのタイトル調べたいだけなのにまたプレイせなあかんのかい!? いやKANONを再プレイするのにやぶさかではないのだが、というか今町度1月だし、1年に1回くらい再プレイして記憶を新たにするのもいいだろうと思うのだが、EXILEとかナチ2とかバベルとかギレン様とかガンパレとかやるべきゲームが激しくスタックしているのでどうしたって順位は下になる。どォすっかなあ。
 AIRのBGMを久しぶりに聞いたら感動のあまり鼻血が出そうになったので驚いた。良すぎる。まあ確かに全体的な構成で失敗している作品だと認めざるを得ないだろうが、でもやはりワタクシの心には、夏の田舎町での思い出がしっかりと刻まれているのだと再確認。いいじゃあないかたらたらと日常が限りなく続いても。AIRへの批評で「テキストが冗長」という意見をよく見るが、そこを楽しむゲームじゃないのかオイ。

 なおただいまプレイ中のゲームの現状は以下の通り。
 EXILE:下男のトムとやらが出てきてパラメータ操作やらエンディング条件やらを教えてくれるので楽勝と思いきや感情の操作の仕方がわからないのでどうにもならず。プレイもやや通り一般のものばかりであるためさして興味を引かれず。小太郎君に敬意を表してか、人肌に温めた牛乳プレイがあったのは感動的ではあったが。やはりこういうモノには、「なーんーでーもーできるはーずだわーそこーにーあーるものでー」(魔法少女プリティーサミーOP)的感動が必要だと思うのです。洗濯バサミと糸を駆使した至高の芸術、ヴァイタルガーダープレイとか。
 ナチ2:さっぱりやる気が起きない。参った。空とかいうボクっ娘が出てきたが何故コヤツは今にもスタンド出しそうな立ちポーズをしているのだ。With Youのごとし。
 バベル:60面台に到達したのはいいのだが、ここまで来ると、どう考えても正解ルートが内容にしか思えない。これ以前の「クリア不可能に思える」ような面でも、せいぜいブロックが1個ずれていたら、ブロックが1個あったら簡単にクリアできるのに、というレベルだったのだが、ここまでくるともうわからん。腰を落ち着けてじっくり考える必要がある。
 ギレン様:27ターンくらいまで来てやっと第二次降下作戦終了。ってもう4分の1過ぎてるんですけど!? 勝てるのか!?
 ガンパレ:再開。8つのパラメータがすべて故障率90%の士翼号を2日がかりで修理した。整備班はいまだにたったの2人。この胸くその悪い病気にかかったエテ公どもがァァ――ッッ!!
リヴェンジ・オブ・逆襲の鋼鉄天使

1月8日

 西京極で鍋を食った。ただし狂兄貴先輩とサシで。1対1というのはなにやらわびしいものであるが、もう1人の参加者やながわさんが深夜12時頃到着だったので仕方がない。あとは月華の剣士第二幕をやってデドアラ2をやって燃えジャスをやってエクセルサーガを見てガオガイガーFINAL3と4を見てプリンセスナイン大会をやって、とまあいつも通りな無差別合宿。さして特筆することもなし。正月休みも完全に終わりであるので今日はさっさと寝る。
1月3日

1月7日

 1月3日にコレクターユイ総集編90分番組があったらしいことが本日判明した。
 な…………
 なaaaaんンDAァァとォォ――――oowwッッ!! 一生の不覚! キー! 頭きたからヤケ食いすんぞこんちくしょォーッ!
 というわけで今から京都に出かけて鍋をつついてこようと思います。ハイ。

 あとゾイドの新番組も見た。ゾイドでガンダムファイトをする話らしい。指先光るし。
殺人L字ブロック

1月6日

 バベルの塔があまりに面白すぎるので、アレンジ版、50面を突破した。ボクちゃんえらい〜! だがものの話によるとアレンジ版は全100面くらいあるらしいのでまだ道程半ば、らしい。最近は、間違ってブロックを担いだまま落下して死んでしまう時の「ドグチャ」とでも表現すべき肉の潰れるような効果音を聞くと「痛ーッ!」と叫んでしまうくらい、考古学者インディと一体化している。たとえるならば、聖帝十字陵の頂点を担ぐシュウのような気持ちだ。

 久方ぶりにイズミヤに食料を買いに行ってみる。野菜ジュースでビタミン不足を補おうとしている私であるが、いつも同じ「充実野菜」を買い続けるのもなんなので、今日は同じく伊藤園ではあるが、「緑の野菜」なる文字通り毒々しい緑色をした飲料を買ってみた。エクソシストでリーガンが吐くゲロのように緑色。飲んでみると、苦い。飲めないほどじゃあないが、苦い。二度と買ってくることはないだろう。でも「野菜ジュースはまずい」という固定観念がこびりついているので、これはこれでいいのかもしれない。

 チキンは〜と改たる番長の新マシン購入につきあい日本橋へ行く。無事買えたようであり、これでエロいゲームとかエロいゲームとかエロいゲームとかやり放題ですね番長! オレもCDR/Wを買ってきたので明日にでも接続してみる。年末年始でウチのマシンも見違えるようなパワーアップを果たしており満悦。
 あとDDR4thプラスを求めて難波にも行った。話にだけ聞いていたちょこっとラブを確認した。タイトルは「PETIT LOVE」になっており語感が一致したいい英題だと思った。その他、踊る大捜査線のテーマ、武富士のテーマ、ワンダのテーマ、そしてヒゲダンスまで入っており楽しい。いずれ引っ越しのサカイとかニノミヤのテーマとかがDDRでプレイできる日が来るかもな。

 明日は京都に鍋リヴェンジに行く予定なので多分更新されないと思う。
塔、それは神への反逆

1月5日

 こ、考古学者インディー、萌え〜! バベルの塔が面白すぎるのでナチ2もエグザイルもやってらんねえってくらいハマっている。30ウン面くらいになってくると一見してクリア絶対不可能と思えるステージが連打してくるものの、試行錯誤の末謎を解いて無事出口に辿り着いたときの喜びったら無いね! ボクちゃん頭イイ! ボクちゃん天才〜! と自分を誉めずにおれようか、というくらい喜ばしい。しかし中盤戦ですでに死ぬほど悩まされているので本当に64面プラスアルファをクリアできるのだろうか。バベルの塔の、しかもアレンジ版の攻略サイトなんてどこにもないよう! 少なくとも現時点ではみつかっていない。そして8面ごとに来る何もない部屋も相変わらず謎。

 書評コーナーを作るにあたって、いろいろと考えることがある。何故オレが他の書評系サイトを見て回るかといえば、話にだけ聞いている本がどれだけ面白いのか、または全く存在を知らないけれど面白い本はないか、とまあ時間を費やすに値する本を探すためである。従ってこれから作る書評コーナーに関しては、「他人に勧め得るや?」という視点から評価を下したいと考えるのである。さしあたりは、今まで日記に書いてきた感想の再録を載せるつもりであるが。
 そこで問題となるのは、主観である。主観が混じるのはやむないところであるのだが、しかし極力客観的視点をもって評価したいもの。しかしその「客観的視点」というやつは意外と危ういものである。たとえば、「万人には勧められないがオレは面白かった」という作品。
 Phantom of Infernoというゲームがある。18禁。そっちこっちの「2000年ベスト18禁ゲーム投票」サイトであらかた1位を総ナメしているゲームである。オレは、然るべき筋から入手していずれプレイする予定。ストーリーは、修学旅行に行っていたはずなのに気がついたら手に銃を持って殺し屋として生きていく羽目になってしまい「あっれェおッかしいなあ〜?」となる話。らしい。やってないから何とも言えないが。18禁ゲーム評サイトに行くと、ほとんどの人が褒めている。否定的意見はまだ見たことがない。面白いのは、ゲームを褒めるたいていの人が、評価に、「万人には勧められないがオレは面白かった」といった意味の一文を添えている、という事実だ。「人気投票で1位≠万人に勧められない」であり、我々が考えているところの「万人」てのはいったい何なのよ? と考えずにはいられない。そういえばONEも、その背景世界の難解さ故に「万人には勧められない」という評価が多かったような気がする。どうやらここにも「自分を変だと思っている奴は実は変じゃない」というアレッシー理論が厳然として存在するようである。難しいものですね。ではということは、オレが「万人には勧められない」と思っていた「放課後マニア倶楽部」も、実は万人ウケする傑作であったのか! マニア〜!
 ……ということを考えながら、仕事の折を見て18禁ゲーム評価サイトをめぐっていたものだから、唐突に背後にうちの会社の社長が現れたときは漏らすかと思った。なんで社長が出先の会社に来てるのよ!? ウチの社長、背は低いが筋肉ダルマって感じでまかり間違うとスジの者っぽくみえるから怖いのよう〜!
果てしなき追跡者ウル

1月4日

 休みの間遊ぶのにかまけすぎて食料を買うのを忘れていたことが判明した。ので今日の朝飯はリンゴが1個でした。お、お口の中でしゃこしゃこいってます〜! オレはいつからこんな体になってしまったのか……

 新年最初の出勤は、果てしなく寒かった。神戸は風の強い土地だそうで体感温度の低下は免れ得ず、4日5日が休みでないことを呪わずに入られなかった。行きも帰りも電車スカスカだったしよう。これが中小企業の悲しみなのか。帰り道に雑誌読みにコンビニ立ち寄ってみたり、とあっという間に元の生活に逆戻り、という感がある。スヴェンの右目はエピタフでした。あと超人オリンピックの予選1回戦はどうあってもジャンケンですか。カニベースってあんたなあ!

「俺たちの日」と「残酷な夜」を読了したが、感想は近日公開予定の読書コーナーにて。

 ナチュラル2も開始してみた。義理の妹との10年ぶりの再会。感動的なシーン、というのは分かる。だがその直前のシーン、ゲーム開始直後に、あの明らかにアホそうな仕事場の後輩との会話を挿入する理由はあるのか!? ゲームを進めれば進めるほど、あのシーンの違和感爆発ぶりが胸の内で強烈に育まれていくのだが、どういうことであろう。あるいは実はあのアホそうな娘が真のヒロインですか? 裕天先輩OKI先輩がそんなことを言っていたような言ってなかったような。今のうちのマシンの起動音とかってこいつの声なんだよね。汚された! ボクのマシンが汚された……!
 というかこれと同時進行で片手間にやっている、昨日中古で発見したナムコアンソロジーのバベルの塔のほうが面白くて仕方がないのです。え、L字ブロック、萌え〜! むしろナチ2やらEXILEのほうが片手間か。
アンジェのバガガガガガガガガ!!

1月2日〜1月3日

 例によって例のごとく、いろんなコトがあったんだ。
 カラオケ屋で「歌えはしないがとりあえず歌詞を見てみよう」と「レッツ・ファイナルフュージュン!!」を流してみたらズガガガガガガガガとかベキベキベキベキとか想像を絶するアホソングだったのでこれはマスターしなきゃと誓ってみたり、ウチでみんなで鍋でもつついてみようという話ではあったのだが鍋コンロ双方の調達に失敗し仕方なく全員で近所のスーパーで適当なものを買って食うというさみしい思いをしたり、うちのマシンに18禁調教ものゲーム「EXILE」をインストールされ公開プレイをやらされ、「アレクセイがセリフをしゃべれ!」とかいわれてみたり、「ここがいいのか? んん〜?」と実際に自分でしゃべってみたり、夜寝て起きてみたらナチュラル2までインストールされ起動音等に妙なボイスが入れられしかも壁紙が果てしなくエロい奴になっていて、しかも俺の名を騙った年賀メールをその画像を添付して送られてしまい、と寝ている間にうちのマシンを陵辱されまくられてみたり。まあ要はいつも通りのアホ騒ぎで正月三が日は過ぎていったのだった。
 しかし明日から仕事かと思うと果てしなくブルーになれる。すぐ3連休とはいえ。というわけで残された時間を有意義に使うべく、日記はごく適当に書き、代わりにEXILEをプレイして三が日のシメとしたい。バカバカバカ! アンジェのばか〜ッ!
 調教ものは嫌いではないが、あとに残るものが何もないというのが問題である。
業の深さに気づいて 戻れないわ You broke my heart

1月1日

 21世紀のスタートである今日この日を記念して、エクソシストディレクターズカット版を見に行った。イエスの野郎がこの牝豚を犯したがっている〜! 原作小説通りの素晴らしいオモシロ映画であり満足。スカトロから縛りからクロスプレイ(女性の然るべき個所に十字架をブチ込む)からなんでもありでありキリスト教圏の人間なら気絶必至。ディレクターズカット版で追加されたというシーンも見た。ブリッジしながら階段を駆け下りるシーン。ありゃカットされるわ。子供がマネする。というか然るべき階段があったらオレもチャレンジしてみたいくらいだ。
 あとリーガンの症状に医学的根拠を見いだせぬ医師が「これは側頭葉の問題です」というセリフを連発するのが面白かったので、実生活でも活用してみようと思った。郵便ポストが赤いのも、電信柱が高いのも、すべて側頭葉のせいなのです。

 今日はOKI先輩裕天先輩と日本橋を歩いていたのです。元旦だというのに日本橋は半分くらい店が開いており、人もたくさんいた。君らヒマだね、と内心突っ込まずにいられなかったのだが、しかし元旦というのは概して暇なものであり正月から行ける店があるのはうれしい限り。京都とはえらい違いだ。