漂流者の日々第5部
異境迷走編
| 愛はいつもこの胸に 2月15日 |
| 急激に柿の種が食いたくなったので、帰り道、大きく迂回してローソンまで歩いてみた。柿の種100%パックは少し歩いたローソンにしか置いてやがらないのだ。 それにしてもこの界隈、夜歩くのは怖すぎる。新今宮駅周辺はホームレスが多いが、それは裏返すと人がそこそこいるということであり、ある意味怖くない。だがちょっと離れると人影が無くなる。そして見通しが悪い。すぐそこの角に誰かがいてもわからないだろう。突然物陰からよれよれの外国人が出てきて「コレヲ持ッテ警察に行ッテクダサイ」と唐突にMOディスクを託されてもまったく不思議ではない。それが原因で黒く哀しい瞳の少女に追いかけられても、殺されかけても、薬物で記憶操作をされてもまったく不思議ではない。 でも見出されるのはお笑いの才能。大阪だけに。 TVエルハザードのOPに「何を見てたって君が重なる」と歌われるごとく、最近のワタクシも「何を見てたってファントムが重なる」。ファントムのSS書きたいよう。南港の荒野の一軒家に閉じこめられて「ここならどんな大きい声で突っ込もうがボケようが誰にも聞こえない」とかこの間のボンドオブHYG決定戦のように「ワテがホンマモンのファントムでんがな〜」とか書きたいのよぅ。何をするにも時間が足り無さすぎる。 ポレはゆかり先生攻略中。このゲームはかなりはじめの方に大きな分岐があるので攻略にやや時間がかかる。ワーストエンドからやった方がよい、との裕天先輩の助言を受けワーストエンドルートにいってみたら、夢の中とはいえゆかり先生がマワされてあわあわあわ。しかし、汁まみれな割には……あまりえろくないというか……来るものがないというか……。なんだろう。ルカ先輩の顔をなでるだけの方がはるかにえろい。やはりシナリオの流れというか盛り上がりというものはえろさに大きく影響してくるのか。ゆかり先生のは夢の中であり唐突なHシーンであるのでえろさ控えめ、それに対しルカ先輩のはいい感じでシナリオが盛り上がっているのでえろいのか。愛はいつもこの胸に、汁に頼ることはない、なのか。 美由は他人のシナリオの方がおもしれえなあと思った。そうかそんなにゲッター2が好きなのか少女よ。あと昨日の日記の美由シナリオの要約はやや正確さを欠いているので書き直したい。「野生のエンゼルハイロウの影響をもろに浴びて昏睡状態に陥ったティファを手作りエンゼルハイロウで干渉して助ける話」。 ますます正確さを欠いている、と書いて思った。 「私家版」(ジャン=ジャック・フィシュテル、創元推理文庫)読了。自分の成功のためにオレの人生を台無しにしたヤツが許せねえので罠にかけて社会的に抹殺してやる〜、という倒叙もの。結論からいうと、良くまとまってはいるが、物足りない。倒叙ものでもっとも大事なのは、オチだ。些細なミスから犯行がばれたとか、犯行はやりおおせたものの罰を食らうことになった、とか運命の皮肉を感じさせるブラックユーモアで倒叙ものは締めくくられるべきである。しかし「私家版」の主人公は途中経過でちょっとドキドキするだけで、最後にはごく普通に勝利を勝ち取ってしまう。つまらん。主人公のヘッポコぶりは読んでいて心温まる、というかステキにダメ人間であるが、かような人間には運命の車輪による罰が与えられるべきである。その点が最大の欠点。主人公が最後にひどい目に遭っていればもうちょっと評価はあがるのだが。 ただし「Mrクイン」は例外な。アレは全編爆発的にブラックなのでオチがことさらブラックである必要がない。「おれはハッピーエンドが大好きなんだ」。イカす。 |
| そして お払い箱人間の王国を作ろう 2月14日 |
| 上腕部にはもはや痛みはないものの、背筋がやっぱりまだ痛む。ヘボいのよぅ。やはりデスクワーク一辺倒では体は衰えゆく一方であるのでなんとしても抵抗せねばならぬ。筋肉痛をさしおいてもここのところ体がずーっとだるいのは事実。朝は体が猛烈に重いので起きるのがつらい。やや汚い話で失礼なのだが――尿の色の濃さはその時の疲労の度合いに正比例する、とは誰にも教えられなくても誰もが知っている事実。であるのだが、ワタクシ、朝起きてすぐトイレに行ったときのヤツがものすごく色が濃いのですよ。なんでこんな凄い色してんのよ、と自分でビビるほど。これは非常によろしくないのか、それともごく一般的なことなのか。人と朝起き抜けの尿の色について語らったためしなどないので、想像しがたい。というわけで心あるこの日記の読者達に問いたい。これは一般的なのかそうでないのかという点についてアナタの意見を掲示板に書いていただきたい。イエスかノーかで結構でありアナタの実例を書いていただく必要はございません。イヤ汚い話と分かってはいるが自分で自分が心配なんです。書き込み待ってる尿。 ポレ。天野美由クリア。昏睡状態のティファ・アディールに手作りエンジェルハイロウで干渉して救い出そうとする話。ルカ先輩のシナリオではいい味だしていた彼女であるが、当のシナリオに入ってみると、先輩とは逆に話が進めば進むほどしなけていくような感じ。先輩を先輩とも思わぬアグレッシヴなところが気に入っていたのによう。あと途中から妹属性が付与されるのがマイナス1。オレは型にはまった人間なんか見たかねえ〜! そりゃまあ世の中にはいろいろな趣味の人間がいるのだからして、妹属性に弱いという人間を責めるつもりは毛頭ない。個人の勝手だ。だが、妹ッコが1ゲーム平均1人装備されるほどに妹属性人間ってのはたくさんいるのか!? ……いるんだろうなあ。HDDにも2人ばかりいる。なんといってもシスタープリンセスという、「ガンダムのプラモが一番売れるなら、アニメに出るロボットを全部ガンダムにしてしまおう」的発想というか、末期的というか……なゲームが作られる世の中だ。アヌヌ。 まあ、よいわ。予想外な展開ではあったが、しなけ具合がちょっといい。夢の中の話が大槻ケンヂ風味なのもステキ。お払い箱人間の王国、とはいい言語感覚をしている。ただ設定上、主人公の能力の不可思議性が薄れてしまっているのが残念。ルカ先輩との夢の境界線のあやふやさがいい感じであっただけに。そしてワーストエンドが、やっぱりいい。ハッピーエンドのシナリオだと主人公の能力は「特殊ではあるが所詮はコミュニケーションの一手段」であるのだが、ワーストエンドだとさらにもう一段階上の何かを伺わせてくれる。「オレも春から失踪するぜ〜ッ!」と決意したくなるような何かが、ある。「カゼガヤンダ」というメッセージは何を意味しているのか? だがこの調子で他のヒロインの話も進むのであれば「もう一段階上の何か」は実態を持たぬ「何か」で終わりそうな予感。その先を見せてくれ〜! ちんちろりん。紐。 電童。やっと話が進み始めるか、と思ったら次回予告はまたも没日常な話の模様。とらハ2のひたすら日常が続くだけの第2部が実はかなり重要なウェイトを占めていたように、あとから振り返って「電童の中だるみはけっこう重要だったなあ」と思える日が来るのだろうか。 あと先週は海中に潜ろうとする電童を発見していたのに、今日は「電童めいつの間に螺旋城のそばにーッ!?」というのはどうかと思いますガルファのみなさん。 |
| 喧嘩両生類 2月13日 |
| か、体があっつい、です〜! 予想通りものの見事に筋ッ肉ッ痛ッだッ!! 情け無いったりゃありゃしないものの現実を見つめねばならない。たかが北斗の拳2プレイでオレの体はこんなに虚弱になっていたのかッ。背中を軽くなでるだけで電気が走るように感じられそれはさながら想い人に優しく背中をさすられる様ッ! と詩的に表現してみればちょっとは気も紛れるかしらと一日中イメージファイトに励んでみたものの効果薄。たまんねえなあ。鍛錬の必要性大。よって北斗の拳は続けていかねばならぬ。DDRで下半身を鍛え、北斗の拳で上半身を鍛えるのだ。カンペキダ〜! PORTRAIT。略称ポレ。ルカ先輩クリア。美術部の部長で初めのうちは優しい先輩という感じなのだが話が進むに連れどんどん頑固に、そして短気になっていく珍しい人。結構イイ。粘土による造形のイメージをつかむために顔をなでるシーンがあるのだが、これがまた、えろい。単に顔をなでているだけであってそれ以上のことはなにもしてないのだが、もォひたすらえろい。フラットライナーぶりがとてもいい感じであり、汁に頼らなくても人はえろを感じることができるのだと思い知った次第。えろー……。 世界観というか仕掛けが実に興味深い。主人公は夢を見る。ひたすら夢を見続ける。それが現実に微妙ながらも確実に影響を与える。リヴァイアスのOPに歌われるごとく「いつか見た現実と夢が交差する」であって、なにやら不思議な雰囲気が常につきまとっている。現実世界にありながら、非現実に行ったり来たりする様な感じ。次から次へと現れるイメージの断片に翻弄されるのが良い心地。ONEに似て無くもないか? ルカ先輩のワーストエンドのオチなんかも実に興味深くあり、まあ……なにやら名状しがたい魅力がある。面白いのでまずはこのゲームから片づけていこうと思った。次は後輩。 幼なじみの女の子に朝叩き起こされるのはワンパターンに過ぎる、という批判があるが、このゲームは寮の同室の男友達が起こしてくれる。これはこれでイヤな感じだ。しかもこやつ、立場的には雅史であるのだが、ものすごくイヤな顔をする。人間ここまでイヤな顔ができるのかとビビってしまった。 |
| 愛が何をもたらした。我には悲しみしか残らなかったわ! 2月12日 |
| せっかくの休みではあるのだが特にやることもないのでゲーセンに行っていつものごとくDDRをやる。4thプラスになって、譜面が新調されている曲がいくつかあるのだが、選択してみるまでわからないというのはいかがなものか。ヒントはカーソルを合わせたときに出る足の個数であり、これを過去の記憶と照らし合わせねばならない。現在の所スピードバタフライ、MY
FIRE、LET'S GET DOWN、OPERATORと4曲見つけたが、まだあるのかね? そして唐突にパンチマニア北斗の拳2に初チャレンジしてみた。現在行きつけのゲーセンにはDDRとパンチマニアが隣接する形で置いてあるのだが、DDRプレイ後人が息も絶え絶えでいるところに「めんどくせ〜。息をするのもめんどくせ〜」とたびたび罵声を浴びせられるのでいつか一発しめたらなアカンと思っていたのだ。で、はじめてあの筐体の前で構えてみたのだが、身長185センチのオレにはきついということがわかった。叩くべきパッドを6つとも上から見下ろす形になるので、パッドの中で叩くタイミングの時に光る赤い光が全然みえないのである。足を思い切り広げて腰を落とし、目線を合わせざるをえずやや厳しい。あとグローブが手首の骨に当たって痛い。2セットやったが初級すらクリアできない。アインが強いのよう。でも結構楽しかったのでもうちょっと続けてみようと思った。我々の世代には北斗の拳はアンブロッカブルであることだし。 Q:手元に18禁ゲがいっぱいあってどれから手をつければ分からないときはどうすればいいか。 A:片っ端からインストールして片っ端からプレイする。 3つばかり同時並行でスタートした。それでもまだ未着手ゲームが2つ残っているのは秘密。 ○同窓会AGAIN 遠い昔、プレイしたときの気分を思い出してきた。夏の避暑地の高原で、何処に行っても誰も見つからず「テメェら一体何を企んでやがるんだーッ!?」という感覚。AGAINをプレイしていて、ソレを思い出した。いやシステムが一新されているから誰もみつからないというコトはないんだが、皆が妙に思わせぶりな言動を取るところが、イイ。とりあえずリーダーこと緒方静香クリア。そォかおまえ高校行ってねえのか……不況下だけに現実味のあるイヤな話だな…… あとクリアするとゲームオプションを1つだけゲットできるというのが面白かった。 ○ELYSION 地中海の孤島サン・ホアン・エル・ピラータには一生をテーブルの上で送った聖女の伝説があった……というのは「ゆがんだ光輪」であるが、ELYSIONもそんな話。多分。ジェーンをクリアしたのだが話が片鱗しか見えてこぬ。攻略サイトを見に行ってみたものの……こりゃ真実に辿り着くまで、先がかなり長そうじゃのぉ…… あと声優がやたら豪華っぽい。どォしてこんなところでコック長なんかやっておられるのですか東方先生!? ○PORTRAIT 高校の美術部を舞台にしたごく普通のギャルゲー……っつうか頭でかーッ!! 立ちポーズ明らかにバランスが変だぞ!? なんじゃこりゃあ。とは思ったが「絵がヘロくてもシナリオが面白ければそれでOK」を持論とするこのワタクシ、我慢してプレイし続けたところ、後輩が出たあたりからいい感じになりはじめ(登校拒否児なんて出されたらワシャガード不能だってぇの)、一日目終了後の夢で俄然面白くなって参りました。どういう方向に話が展開するのかまったく読めないので今のところこのゲームが一番の期待株。 あと時々ダイアログが面白い。さりげない北斗の拳ネタもそうだが「なんでしょぼん?」でウケてしまった。 今日もまた18禁ゲ三昧で休日を送ってしまった。明日会社でサッカーの話とか聞かされてまたブルーになってしまうのだろうか。だが今日は体がやったらだるいし仕方がない。パンチマニアが追い打ちをかけたという感もある。 ならやるな。 あと後頭部の妙な頭痛も残っておりやや不安。ううう。わしゃバロン森みたいに耳と鼻と口から噴血して死んでしまうんかのう。 |
| ボンド オブ H・Y・G 2月10日〜2月11日 |
| HYG招集で梅田に「ギャラクシー・クエスト」を見に行った。ギャラクシー・クエストというSFドラマTV番組の出演者達が、それを「歴史ドキュメンタリー」と信じ込んでいる宇宙人に「我々の危機を救ってくれ」とスカウトされる話。宇宙人達がドラマを聖典と信じ込み、宇宙船から何からなにまで完全に番組と一緒のものを作ったので、出演者一同は「ドラマの通りにやる」ことを強制されることになる。ドラマのお約束というものを次から次へと皮肉っており、おもしろい。コメディとして良くできている。 映画は4時半くらいに終わったのだが、梅田で他にやることも思いつかなかったので、全員で裕天先輩宅に向かった。本日の目的は2つ、ギャラクシークエストを見ることと、64の007でPHANTOM OF INFERNOごっこをやることである。6時過ぎにやながわさんkmc先輩が合流して試合開始。ある時はスナイピング合戦、ある時は近距離での撃ち合いと殺し合いは延々続いたが、真に面白くなったのは雅大将先輩とDAL先輩が抜けた後、午前0時前後あたりからだった。「エレンシナリオの校舎屋上での決闘を再現するぜ」とばかり「手投げナイフのみ」ルールで闘ってみたのである。地味っぽそうだったので今まで避けていたのだが、これがめちゃめちゃ面白い。射程範囲が狭いのだが、うまく当てれば一撃死を勝ち取れる。立ち止まって狙いを付ければ確実だが、立ち止まっていれば他人に狙われる。そのトレードオフが絶妙で、ダメなときはサクサクやられるが、うまくいく時はサクサク殺せて「オレってナイフの才能あるんちゃうん!?」と思いこめてしまう。1対1の差し向かいの時は戦闘機同士のドッグファイトのごとくすれ違いざまにナイフを投げ、方向転換してまた交錯する。1対1の対決のもみ合いをしているところに出くわしたらこっそり照準を合わせてスナイプする、というスタイルの確立にまで至った。あまりにも面白いので後はず〜っと投げナイフでプレイ。世が深まるに連れ皆「脳が疲弊しているので何を言っても面白い」モードに突入。PCはボンドをはじめとして東西各国のスパイやら犯罪者達やらなのであるが、kmcさんが小太りな自分のPCを「太ボンド」と呼称したところから始まって他のPCも「細ボンド」「本ボンド」「ヒゲボンド」と呼ばれるようになり、いつの間にやらナイフを投げて投げて投げぬいて、最後に勝ち残ったものにボンドオブボンズの称号を与えるボンドファイトの様相を呈していったのでありました。時折思い出したようにPHANTOM OF INFERNO的設定でやったりもしたが、その時はボンドアイン、ボンドツヴァイ、ボンドドライ、そして太ボンドという具合。最終的には、他のボンドが本ボンドを追いかけ回すという鬼ごっこルールにもなったりして、ボンドファイトの夜は更けていったのでありました。 寝てから退却。その後一人で難波に出かけた。主目的はジュンク堂でありバカミス紹介作品を探してみたのだが、絶版ではないとされている作品も結構無かったりする。バカミスの本、実用的であるとは言い難いぞ。そのマニアックぶりは認める、というかオレなど足元にも及ばぬところであるが、マニアックであるが故に本が無い。困ったものだ。とりあえず「消えた玩具屋」を買ってきた。 あとつい最近文庫で読んだばっかりの「内なる殺人者」がソフトカバー1400円で新しく出ていた。一度小さくしたものを大きくするとは、河出文庫、きっさま〜! 卑劣な! なんという卑劣な! やながわさんが2冊目の内なる殺人者をオレにくれていなかったら買っていたかもしれない。 河出文庫で思い出したが20世紀SF傑作選60年代を買うのを忘れていた。明日にするか。 大量に18禁ゲを補給したので強迫観念ゲージの上昇に伴い18禁ゲやる気指数が増大中。とりあえずとらハの始末と同窓会AGAINを同時並行でやる。 |
| なんで撃てないかね、アンタは 2月9日 |
| 朝から脳が痛い。ゴステロさんのように脳が痛い。しかも普段の、額に近い方の神経が痛むような頭痛でなく、後頭部の鈍い疼痛。すごくイヤな感じであり致命的とか言わないよな。 やはり体調不良なのは間違いなさそうである。最近充実野菜を飲んでないのがいけないのか。緑の充実野菜を干して以来飲んでいない。明日にでも買ってくるか。 三連休はHYGの面々でPHANTOM OF INFERNOごっこをやることになりそうである。さあ、決着をつけようぜ……誰が本当のファントムか……! 次の日記更新はいつになるやら。 |
| かあっと燃えるぜ 羞恥の心 2月8日 |
| 夕方頃の話。 会社に入ってくる生保のサービスの関係か、上長のデスクには定期的にテレビ番組表の冊子が配られている。で、それを手にした上長が「新しい仮面ライダーが始まるのか」と声をあげた。なるほど冊子の表紙には「仮面ライダーアギト」と書いてある。「ああ、もう始まってますよ」とオレは当たり障りのない程度の返事をした。世を忍ぶオタクたるアレクセイさんではあるが、クウガアギトくらいの話なら一般的であり問題はない、と踏んだのである。ところがこれがまずかった。これのモチーフはバッタなのかクワガタなのか、という話になって、容姿の類似性から、上長はストロンガーのことを引き合いに出した。「ストロンガーって知ってる? あれにテントウムシみたいなのもおったっけなあ」という言葉が上長の口から出た瞬間に、オレは脊髄反射的につい「電波人間タックルですね」と思い切り言ってしまったァァ――――ッッ!! しかも、さも得意げに! あ、あぬーッ! なんでそんなこというの自分! しかもストロンガーなんて一度も見たことないくせに! その時は「詳しいなあ」と一言言われた程度ですんだが……上長の心の裡に種をまいてしまった、という実感がはっきりとある。そのこと自体は別にいいが、あまりにも無自覚の内に口走ってしまった己の粗忽ぶりを自戒せねばなるまい。と思った。 ……それにしても……職場の特撮話に突っ込めば「オタクぶりを披露してしまった〜!」と悩み、突っ込まなかったら「コミュニケーション能力が足りない〜!」と悩む、オレはいったいなんなのか。どうすればオレはオレを許してやることができるのか。 ………… さあ。 見当もつかない。これが自意識過剰というヤツなのか。 とらハは結局野々村小鳥をクリアした。しかし……ヒロインの中でもっとも未成熟な小鳥に対して次から次へと様々なプレイが仕掛けられるのは何故だ? 他のヒロインであれば、場所は基本的に主人公の部屋のベッドであり、せいぜいが七瀬の「廃校舎内」であるのだが、小鳥だけ何故か次から次へと場所を変える。病院で! 台所で! 風呂場で! しかも風呂場ではほほほ(中略)プレイまでかましておりスタッフはなにか小鳥に恨みでもあるのかそれともかわいくてかわいくてしかたがないのか。 あとついでにという感じで触れられるだけなのだが、小鳥シナリオでは何故か唯子といづみがくっついて驚いた。君たち女の子〜! 思うに……小鳥と唯子との三角関係は避け得ない→だがそれは既に唯子シナリオでやっている→しかもキャラクター的に小鳥の方が身を引いてしまうに決まっている→ならば唯子の恋愛対象をよそに向けて三角関係が起こらないようにすればよい→だが唯子が恋愛の対象としうる男性キャラなんて用意してなかった→じゃあ男女属性のいづみとくっつけちゃえ、という裏事情があるのではなかろうかと思ったのだがそれはボクの考えすぎですか。 考えすぎだろう。 「内なる殺人者」(ジム・トンプソン、河出文庫)読了。なるほどポップ1280そっくり。主人公は保安官補。痴情のもつれとかいったものから人殺しを犯し、人殺しの罪を暴かれぬようまた人を殺し、ずるずると泥沼にはまっていく、という筋立て。と書くとポップ1280と区別が付かない。街の人口が45000人だからポップ45000。これをアーキタイプとしてポップを書いたのではなかろうか、と思うくらい似ている。ただ、やはり後から書かれたポップの方が筋立てもすっきりしてるし面白いです。「残酷な夜」のときも思ったが、どうも落としどころが弱い。そして内なる殺人者の主人公ルーよりポップ1280のニックの方が冴えている。「だから、わからないんですよ。そうしてあんな噂が立ったのか」の顛末に匹敵するようなエピソードは、無かった。ポップが大いに評価されたことを考えると、内なる殺人者は傑作になり損ねた作品というところか。序盤中盤の、ルーがどんどん深みにはまりこんでいくくだりはよくできていて面白すぎる。 |
| それは身の裡にありて、人を駆り立てる 2月7日 |
| 会社のトイレには、トイレットペーパーの交換をレバー一つで済ませる機能が装備されていることが今日判明した。スゲェ! ハイテクだ〜! 最近コトに体がダルい。朝目は覚めるものの体が重くて動けねえって感じで8時半までベッドの中に転がっているようになった。10時くらいに出勤が普通の職場に通っていて良かったなあと思うことしばしである。18禁ゲの一時的やる気減退に伴い寝る時間も早くなっており、このままでは平日の睡眠時間10時間も夢ではない。何が原因なのだろう。最近のオレの日記を翻ってみてみれば、答えは自ずから2つに絞られる。 1:18禁ゲのやりすぎで無駄に体力を消耗している。 2:18禁ゲのやる気減退に伴い生きる気力も低下している。 どっちも十分にあり得る。後者はまるでオレが18禁ゲなしには生きていけないと言っているようでイヤな感じであるが、それはおそらく正しいと自覚してしまっていることがますますもってイヤな感じ。竜〜! オマエのエロゲをワシにくれや〜! とらハ1、野々村小鳥シナリオの線で進めていたものの、車に轢かれていきなり死んだ。即ゲームオーバー選択とは思っていなかったので、最新のセーブデータどれだろうと探っていったらゲームスタート直後でありまたしてもやる気減退。あぬー。気分を変えるべく別の人を攻略してみるべきか。選択肢はほとんどないが。 それにしても、自分の娘に「小鳥」などという名前を付ける親の気持ちは理解しがたい。小鳥はちっこいからいいものの、もし唯子みたいにでっかく成長していたら絶対トラウマになるぞ。あと「動物の鳴き真似してみろやー」とかいじめられると思う。 あと小鳥シナリオでも唯子節は健在でありとってもうれしいの。おぴょ。 電童。超電磁タツマキか大雪山おろしか…… アルテアさん出せやおら〜! このアニメ中だるみがひどすぎないか!? |
| 地獄で現金化するんだな 2月6日 |
| 本日は上長が休みであり、朝に電話を受けて仕事の指示をいただいたのはいいのだが、AとEを聞き間違えるというまるで「踊る黄金像」の冒頭シーンを地でいくような失態をやらかし結果として仕事がさっぱりはかどらず、「ワイは……言われた仕事も満足にでけへん負け男なんやぁーッ!」と近藤マチャ彦のようなかなしみを抱いて今日ワタクシは帰途を辿ったのでありました。あぬー。明日会社に行きたくないよう。 郵便受けを覗いてみたら、まったく別人宛の封書が入っていた。しばしばこの部屋の前の住人とおぼしき人物宛の封書が届くのだが、昨日今日と2日連続で届くというのは珍しい。しかも今日のは速達。料金払い損というヤツだ。しかしオレにできることといえば、翌朝管理人の人に「間違って届いてましたよ」と押しつけることくらい。なんで1年もの間ず〜っと差出人は気づくことなく他人宛の手紙をよこしてくるのか。ひょっとして封書が突き返されてないのか? 川之江市……と裏にちゃんと差出人の住所も書いてあるのだが。オレは川之江市なる市がどこにあるのか知らないけれど。たびたび来るので差出人の女性と受取人の男性はそれなりに親密な仲なのであろうが、名字が違うのでその確率はやや低い。この2人も一体どんな関係なのか。気になる。封をビリリと破けば答えは自ずと明らかになろうが、それは人の道に外れた行為である。オレはこの謎をどうすればいい。探偵ナイトスクープに応募しろというのであろうか。 とらハはまだ3人ばかり攻略対象を残しているのだが、ちょっと中断。なんか急激にやる気度数が低くなった。原因はどうも、未着手エロゲのストックが尽きてしまったので、とらハを一気にクリアしてしまうとやるべき物がなくなってしまう、という事実に気づいたから、らしい。たしかに今までのワタクシのゲーム遍歴を思い起こしてみれば、やるゲームがたまっているときほどゲームをする気が沸いたものである。さすがはかつて強迫症と診断されたアレクセイさんであり、たまっていればたまっているほど「早くクリアしなくちゃ」という強迫観念にとりつかれる模様。問題となるのは「クリアすること」である。故に、過程を楽しむことがすべてである調教ゲーはあまりオレに合わない、ということなのか。 オレが調教ゲーを好まないのは精神病理学的問題である、という結論に辿り着いてしまった。いいのか。 「隣の家の少女」(ジャック・ケッチャム、扶桑社ミステリー文庫)読了。やながわさんが「イヤな話らしいノデ」と掲示板に書いていたので読んでみたこの作品。要約すると、悪の神尾春子が観鈴ちんを地下室に監禁して、折檻して折檻して折檻しぬいて虐待児オブ虐待児に仕立て上げる話だった。 おォれッのぶ〜きをォ♪ 知ってるか〜い? アイロン! 熱湯風呂! 近親相姦! ギャア――――ッッ!! ひ〜ど〜す〜ぎ〜る〜! な〜ん〜で〜も〜できるは〜ずだわ〜そこ〜に〜あ〜るもので〜♪ というプリサミOP的プレイを実践しておりすごくイヤ話だッ! このような状況はエロゲをさがせばいくらでもありそうな気がするが、決定的に違うのは、加害者(悪の神尾春子)はただ加害衝動によってのみ虐待をくわえている、という点だ。その加害衝動の原因となるものはほのめかし程度にしか触れられない。泥沼の奥底で蠢いているような「それ」が水面上に浮上しかけるたびに、喩えがたい恐怖を読者は感じることになる。そして主人公は隣の家の少年。虐待の一部始終を目の当たりにするものの子供が大人に逆らえるはずもなく見てるだけ〜でありその傍観者ぶりといったら往人さんをはるかに上回る。彼の目を通して読者は絶えず怒りと無力感に苛まれることとなる。本当にイヤな話だ…… あとスティーヴン・キングが序文を書いている(ただしネタバレなので巻末に回されている)のだが、この作品を「内なる殺人者」を引き合いに出して褒めている。そんなに内なる殺人者が好きなのかキング。というわけで次の読書はソレとしたい。 |
| 一撃必殺ドライブブレイク 2月5日 |
| まあ、ほんのちょっぴりだけそういう事態になるんじゃないだろうか、という気はしていた。なにしろ、ちょうど2週間目、14日目だったからだ。そう、初期不良ということで交換してもらったCDRWが、導入してから突然動かなくなるまでと同じ期間の、14日。でも、そんな漫画みたいなことが起こるだろうか? そんな都合良く、2度も同じ事が起こるなんてあり得ない。オレはそう思っていた。 ところが、それは起こりやがったのだ。 Eドライブの内容が気がついたら5Gを越えていたので、クリアしたゲームはセーブデータだけ残して消していこう、とHDDを片っ端からクリーンにしていく作業を行っていたのだが……KANONのCDを突っ込んだ途端、カリカリと変な音がしたかと思うと、急にCDを認識しなくなった。その唐突ぶりといい、音が出る症状といい、前回CDドライブが動かなくなったのとまったく同じ症状だった。そりゃ平時温厚なこのワタクシとてキレらあな。この、CDドライブを次々破壊する悪魔の機械めが〜ッ! 自分の掲示板を荒らしてしまうような怒りと「これからどうやってエロゲーやりゃいいの」という絶望感の2つに苛まれてアレクセイさんはいったん電源を落としたのでした。しかしあきらめきれず、ひょっとしたら動くかも、という一縷の望みを託して再起動してみた。でも前回もこうやって2度3度と試したけど結局動かなかったんだよなあ、と半ばあきらめつつ音楽CDを突っ込んだら、普通に動いた。 続けざまにとらハを突っ込んでみたら、問題なく動いた。 ………… このオレの10分間はなんだったんだレイン!? まあ……一安心ではある。あ、あぬー。だがこのような現象がいつ襲い来るとも限らない。原因が判明するまで、ダイスロールで生死判定をするがごとくどきどきしながらCDを入れねばならない、というのか。こんなのいや〜! 誰か教えてよ! 日記を書いている現在は通常に音楽CDが動いているが…… とらハ。鷹城唯子クリア。久しく謎であった「とらいあんぐるハートはどのへんがとらいあんぐるなのか」という謎は、1の設定が「幼なじみの女の子が2人」となっているので三角関係、と解してよろしいですか。でまあ唯子がもう一人の幼なじみたる小鳥と主人公をくっつけようとして奮闘してみたり主人公に「そりゃ違うだろ!」とか言われたりする話だった。なんかPSの志保ちゃんシナリオみてえだなあと思ったが時期的にはこっちの方が早いのか。いやシナリオはまあそこそことして、特筆すべきは唯子のヴォイスである。たびたび書いてはいるのだが、個性的というか……破滅的というか……ユニークというか……アホッ娘というか……あまりにも特徴的だ。なにやら中毒性も兼ね備えているようであり、基本的にはヴォイスがついていても飛ばしまくるこのオレが、思わずいちいち聞いてしまった。洗脳されちゃう〜! 気がついたら、ステキなシステム音を探すべくボイスデータを順番に漁りまくっていた。すげえよ、この娘すげえよ……。あぬー。 |
| 業を肯定せよ 2月4日 |
| 昨日は雨が降りそうだったので、日本橋に自転車を放置してきたのである。よって自転車を回収すべく日本橋に歩いて出向いた。たまにゃ長距離歩行して運動せねば。幸い自転車は撤去されることもサドルマニアの手によってサドルだけ抜き取られていることもなく無事だったので、一安心してその辺をうろつき回ってみた。 ザウルスではスパロボアルファ外伝のデモが流れていた。戦闘シーンオンオフがついたおかげなのだろう、アニメーションが異常に凝ってかつ長い。凝るのはマコトに結構であるがアクセス時間が気になるところ。3月29日発売となっているが本当に出るのか? その後珍しくもなんば古書センターに立ち寄ってみる。バカミスで紹介されている本がその辺に転がっているとも思えない。だが探してみないことには始まらないので探してみたのだが、予想通り収穫はゼロ。やっぱり入手可能なものから読んでみるべきなのか。こういうので紹介されていると、たとえ登場人物が日本人名だと読む気がかなり減退するアレクセイサンでも、日本作家の本とか読みたくなる。だが中で紹介されている赤塚不二男の漫画「大バカ探偵はくち小五郎」はマズイだろ、と思った。さすが赤塚不二男……。 とらハ1。綺堂さくらと春原七瀬をクリア。これで異能力者は完了したので次は武闘派の人の攻略に移りたい。とらハのヒロインは3種類に分けられる。異能力者、武闘派、そして普通の人。どちらかというと前者の方に目が行きがちであるが、逆説的に「普通の人」というのが不可欠であるような印象がある。3がいまいちだったのは普通の人がいなかったからではなかろォか。 現在の所唯子のシナリオ途中。コイツのボイスは何度聞いても強烈だ……。んーふーふん♪ どーれェにしょっかなー♪ 今更気づいたのだが、こいつらのやってる部活って何よ? ゲームの冒頭に説明があったような気もするが……「棍で打ち合って」? 「組んで投げる」? 実在すんのか? あるいはポゴルフィットのような架空スポーツ? 謎だ。その部に所属している唯子はスポーツ少女であるわけだが、何やっているのかわからないってのが謎めいている。んん〜? 註:ポゴルフィットとはドラゴンファンタジーシリーズに出てくる謎スポーツ。トゲ付き鉄球とトゲ付き棍棒を使う競技らしいのだがそのルールは全くの謎。でもルールを知らないと速攻で棍棒で脳天を殴られて地下に埋められる。棍棒をブン投げて相手にぶつける謎のハウスルールもあるらしい。 YU-NOも開始した。のだが本編スタート直後、リフレクターの説明ノートを読んだ後、自分の部屋から出られません。あ、あぬー。これだから古いタイプのADVは…… |
| 1本じゃあ満足できねえんだろう? ああン? 2月3日 |
| 関西では、節分の日には太巻きを食らうという謎めいた風習がある。ので黒光りするぶっといブツが大好きなアレクセイさんは朝からイズミヤに行って買ってきて、黙ってそれをくわえ込んだのでした。しかも、1本では足りないので2本も! 1度では飲み込みきれずむせてみたりそれは実に難儀だった。だが満足。でも歯を立てないで飲み込むのは不可能でした。さすがにそれは窒息して死ぬる。 引き渡したり引き渡されたりするブツがあったので、日本橋でやながわさんと待ち合わせた。ピンポイント参加のkmc先輩と3人で難波周辺を徘徊してみる。で、「バカミスの世界」購入。これ1冊あれば、しばらくは読む本に困ることはないだろう。バカミスベスト100なるコーナーがあるので、ここに紹介されている作品を順番に読んでいけばいいのだ。 ……と思っていたのだが、いざその内容をチェックしてみると、なにやら絶版絶版の嵐。あ、あぬーッ! 60年代のポケミスとかサンリオSF文庫とか手にはいるわけないじゃないかーッ! なお悪いことに紹介文が面白すぎるので読みたい衝動は募るばかり。「キューバの食糧難を救うためカストロ議長が単身アメリカに潜入する話」とか(「シスキューの対決」を書いた人)「一人称小説だが中盤で主人公がLSDでラリってしまうので、代役が語り手を勤める話」とか「殺人Y光線Z光線を交わしながら悪の首領と闘う、という妄想を抱いている探偵の話」とか「一人称複数小説」とか、そんなこと言われたら読みたくなるだろォが――ッ!! くそ……古本屋めぐりせなあかんのか…… あと珍しくもエロゲ雑誌を長時間立ち読みした。ONLY YOUリメイクの記事が載っている。再びタイガージョー様に会えるのね……! なんかアリスソフト男キャラでNO2の人気を誇っているそうで。さもありなん。さすがに知名度でランスにはかなうまいが。あと婦女子連のデザインが大幅に変わっているのはまあいいのだが秋月まゆは見るからにキャラクターまで変わってそうな気がした。これが時代の流れという奴ですか。 |
| CAST
IN HELL'S GOD NAME 2月2日 |
| 会社の飲み会ではあったのだが、狭い部屋の隔離席みたいな場所に封じ込められてしまったので同僚達と語らうこともできず。サクサク食べてサクサク帰ったという感じ。まあええけど。 とらハ1。遅刻を免れるという目的で女子高生がいきなり鉤爪で校舎の壁を登ってくるという図のインパクトにいきなりやられたので御剣一角シナリオをクリアしてみた。かっこええ名前じゃのう。なんか、ニンジャらしいです。しかも免許制のニンジャ候補生らしいです。でも他の人物達はそれをさも当然のこととして受け止めている模様。これだよ! この静かな、しかし「なんか間違ってるぞ」感こそとらハの神髄! 1から3まですべて海鳴町なる街が舞台でありこの街には異能力者を引きつける何かが眠っているのだろうか。あるいは弓と矢を持った無差別殺人鬼が住んでいるとか。 次はさしあたり唯子あたりを狙ってみたい。コイツのヴォイスは破壊的だ。あにゃー。 そして何を血迷ったか禁断の「ザ・ガッツ2」に手を出した。要約するとケンシロウみたいな女が出てくる話。これ以上のことはとても書けません……あ、あぬゥゥゥゥッ!! 助けて、助けてよ!! あまりの恐ろしさにワタクシ何度も「あ、あぬーッ!」「あ、あぬーッ!」と悶絶してしまった。いや、もう……あ、あぬーッ! 人は耐え難い恐怖に出会うと、自分の心を護るために記憶を書き換えると言います。ONEとかKANONとかで証明されている事実でありオレもそれに頼ろうと思う。オレは悲しい現実より美しい幻を選んだ。弱い心が押し潰されてしまわないように。タカさんなんていなかったんだ。 ………… ええと、ザ・ガッツ2は萌え萌えな美少女が出てくるキュートでラブリーな恋愛ゲームですよ(棒読み) 最近日記でもやたらと「あ、あぬーッ!」という言葉を使っているので、これの解説でもしてみましょうか。 発端は、やながわさんに「アヌビスの門」を貸したとき、やながわさんが「あ、あぬー」と言った、ただそれだけ。あまりにステキな語感であったため、我々YGBはこれを究極無敵汎用感情表現言語として鍛え上げた。その成果を見よ。 ・仕事を終えてくたくたになったときに「あぬー……」 ・好物を目の前にしてうれしいときに「あぬー♪」 ・机の角に足の小指をぶつけたときに「あぬゥゥ――ッ!!」 ・エロゲのシナリオがまったく予想外の展開を見せ始めたときに「あ、あぬーッ!?」 ・からかわれても反論できないときに「あ、あぬぅ……」 ・ココはかわいい顔をしてごまかそうと言うときに「あぬ☆」 ・ザ・ガッツ2のようなゲームをプレイしたときに「あ、あぬゥゥゥゥッ!!」 ・ヤマノカミが復活しそうなときに「AAAAアアAANNヌゥゥ――――UUWW!!」 どうよ!? 一語であらゆる感情を表現しうるという点においてイクラちゃんを上回っている、そうは思わないか!? 2001年の流行語大賞だって夢じゃねえよなァ? |
| ニワトリたちが裸足なので 2月1日 |
| 会社で、リーダーが、宴席で聞かされた人生訓の話をしていた。酒の席でそんなん聞かされるってのは実にアレでイヤーンな感じではあるのだが、少なくともその主張はまっとうかつ人生の荒波を渡っていくのに有益であろうと思わせるモノだった。たとえば、「溝は手前から掘れ」。やることが山ほどあって意気阻喪しそうなときは、とりあえずやる順番を決めて、できるものからやっていけ。目の前のことだけに集中し、後のことを考えなければ、山積していた問題もいずれは片づく、ということを示す教訓であるという。それはわかる。スゲーよくわかる。実際オレも就職活動の時はそんな感じだった。会社説明会や面接が山積していても、そのことは考えるな。とりあえずは今日のセミナーのことだけを考えとけ。あともし内定が取れなかったら身の振り方をどうするか、なんてことは決して考えるな。という調子。思い出したくもないかなしみメモリアルでは、ある。 「溝は手前から掘れ」は、まあいい。リーダーは続けて、上司から聞かされたものの一体何を意味しているのかいまだに分からない、という教訓を披露なされた。それは、「ニワトリは裸足だ」。どういう状況を指しているのか教えられなかったので、その意味するところが分からずいまだに悩んでいるのだとか。そのくせ「ニワトリは裸足なんだからジタバタするな」と用法だけは教えられているのでますますもって謎、らしい。なるほど、謎だ。どういう意味なのかさっぱり想像もつかない。kmc先輩語るところのニワトリプレイなどを指しているのであろうか? こりゃリーダーが新情報をもたらしてくれない限り、推測の域を出ることはかなうまい。でもオモシロいので、「ニワトリは裸足だ」はとりあえず実生活で使ってみたい。あたかもその意味を知っているようなふりをして語り、他人を煙に巻く、という目的で。イヤもう番長にあのような噂が立つのも仕方のないことなんです。昔から、「ニワトリは裸足だ」というし。 ヴェドは無事オールコンプしたのでとらハ1に取りかかることにした。さすがに第1作だけあっていろいろ荒削りでございますな。まあ婦女子の絵がヘロいのは我慢するが。そのよォなことは妄想でカバーすればよい。むしろメッセージウィンドウとかシステム周りとかが荒削りなのが耐え難い。カラオケ屋で永久ループにはまった時はひどく驚いたので速攻で修正ファイルを拾ってきた。まあ、ボチボチやる。 ついでに、ちょっと前にとらハ3をオールコンプしたのでそっちの方の総評を。システム周りとかがフレンドリーなのはありがたいのだが、2に比べ内容がやや見劣りする……。2の魅力はやはり、異能力者達が一つ屋根の下に住んでおきながら、「まあ広い世の中にもこんな奴一人はいらァね」という感じで実にほんわかとした日常を過ごしていく、という静かな、しかし激しい違和感であろう。その威力はたとえるならばクラスタービームのごとく、収束されている。一方3は前に書いたとおり、兵力を小出しにして各個撃破を食らっている、という印象がある。惜しい。実はクリア後のおまけのマジカルなのはが一番面白かった、とは言ってはならないことですか。いや実際問題として、こういうのがとらハの進むべき方向性だと思うのですが。ま、今後にも期待。 「真夜中のデッド・リミット」(スティーヴン・ハンター、新潮文庫)読了。実は89年のこのミス2位、だったらしい。ちなみにその年の1位は「羊たちの沈黙」。 アメリカの単独発射可能な核ミサイル基地が謎の集団によって占拠されてしまった。核ミサイル発射までの猶予は十数時間であり、特殊部隊デルタ・フォースはそれまでに基地に侵入できるでしょうか? という話。「さらばカタロニア戦線」まではまだ凡百の作家、という具合であったハンターが頭角を現してきた作品、と位置づけられることであろう。上巻は専門的知識の講釈が多くややタルかったが、各所で同時進行する出来事を、カットバックを駆使しうまいこと緊迫感あふれる物語に仕上げている。欠点を挙げるなら、物語を収束させるのに豪快な力業を使っている印象があるというところか。チタニウムを溶かすバーナーで人を灼いちゃいけません〜! あとウォッカぶっかけて超小型時限核爆弾を止めるってのは無茶です〜! さすがロシア人。 明日は会社の飲み会である。酒飲んでクダまいてさも得意げに「ニワトリは裸足なんだからじたばたしちゃいけねえんだよ。わかる?」と誰彼ともなく問いかけてイヤな思いをされてみたい。 |