漂流者の日々第5部
異境迷走編
| この大地へと溢れ出す 冷たい涙を今、乾かして 5月15日 |
| 同じシマの人が斯様な恐ろしいモノを発見していた。う、うああーッ! イカス! 最高! 出ろッ! 中華ファンネルッ! って有線式ならインコムだべさ、というツッコミはこの際ナシとしたい。偉大なる国家中国のやることに文句は付けられない。 自宅からダウンロードしようとすると結構時間がかかるな。こんなときこそ、高速回線がうらやましくなる。 「完璧な犠牲者」(C・マクガイア&C・ノートン、角川文庫)読了。ずいぶん前にやながわさんに借りた。アメリカで実際に起こった女性誘拐監禁事件のノンフィクションである。さらった女性を頭に拘束用の箱をかぶせてさらに箱の中に閉じこめて、7年もの間監禁したんですって。そして奴隷プレイ。監禁プレイなんてエロゲ内だけでの話だと思っていたが、実際にいるんだなあ。まあ日本でも新潟の事件とかあったけど。事件が明るみになったあとの、一般市民の事件に対する無理解ぶりが面白かった。そりゃまあ、普通は「そんな長期間のうち、逃げて警察に駆け込むチャンスが無かったはずはない」とか思うよな。豚小屋の扉を開けても中の豚は逃げ出さない、そんな状態を洗脳と呼ぶが、この作品では「被害者を恐怖で支配して逃れられないようにする」という加害者の調教方針の描写がしっかりしており納得できる。被害者の被った心の疵はとうてい想像しがたく、かような事件は決して起こってはならない、とワタクシはエロゲをやりながら思うのでありました。イヤボク調教ゲーあんまり好きじゃないし。 己の生きざまが人に影響を与える、とはとても素晴らしいことだ。たとえ、「オレがArive Renewalのテーマソングをベタボメしたらkmc先輩が速攻でダウンロードなされた」という事実であっても。あわ、あわわ。 Arive Renewalについて書き残したことを。一部のヒロインが、本当に「ふぇふぇ」と笑う。謎だ。逆さに読むとえふえふでありファイナルファンタジーに呪いをかけているのかもしれぬ。 ダウンロード完了ッ! 楽ち〜! というか「恋ごころ」プレイすることすら忘れてしまいそうだ。右!? いや正面かッ!! 今日の日記は微妙なライヴ感覚でお届けしました。 |
| Love
Aliver 5月14日 |
| プログラムという仕事は多量の知識を要求されるわけで、いろいろな参考資料をあたらねばやってられないのである。それでMSDN(プログラム用のでっけえヘルプファイルと思いねえ。約800M)を入れようと思ったのだが、ただいま使用している端末はHDDがたった2Gかつすでに1.5Gほど使用してしまっているため、HDDを追加することになった。約1.2Gのやつを。今時なんだかなあ、という感じではあるが、まあ現状の所業務にさほど滞りもなく、かつ開発上低スペックマシンの環境を想定する必要もあるわけで。 で、HDDをざっくりさしこんでみたのだが、さっぱり認識しやがらねえ。上長にも見てもらい1時間格闘した結果、HDD上に図示してあるジャンパの絵が左右逆だったという恐るべき事実が判明した。クキー! そういえば正月にウチのマシンにHDDを増設した際もジャンパの図が左右逆、というトラップにはまったものである。この怒りを誰にぶつければいいのだ。俺のこの1時間はなんだったんだレイン!? おかげで今日も家についたら10時半じゃんよう。あ、あぬー。 Alive Renewalのレビューサイトを見て回る。もちろん会社から。設定の未消化ぶりについて賛否両論があるようで。オレはどちらかというと容認派。バックストーリーのせいでやや消化不良の感はあるが、一つのサーガをいろんなゲームで繋げていこうという試みはちょっと面白い。いわばディーヴァのようなものですか? というか気になって仕方がない。Alive Renewalの裏設定について書き連ねた文書も読んでみたが、気持ちは収まらない。むーむー。そして今頃になってボディブローのようにダメージが来たのか精神的にややヘコみ気味。こういうところもAIRに似ている、と勝手に思ってみる。誰も傷つけない愛なんて幻想に過ぎない、というまるでキャプテンラブのお言葉のようなテーマを背負った結構エゴい話なのですよう。自分ではそれほどヘコんでるつもりもないのだが、上長に見とがめられ心配されてしまった。あわ、あわわ。なんか、テーマソングが頭の中でリフレインしてブルーになってしまう。この曲はあまりにもイイので飽きるまで聞こうと思った。 世の中に、ディーヴァを全機種制覇した人なんて、いるのかね。 で、「恋ごころ」開始。なんやねんその箸にも棒にもひっかからないタイトルは、と思わないでもないのだが、これがまた、面白い。中華ファンタジー的世界を背景に、4人の導士志望の女の子をひたすら鍛える話。ずるりべったりな日常を楽しむ系。ダイアログがやたら面白い。出てくるのも、手からプラズマを発するパンダとか、「つぶらな瞳をしたラーメンマン」のようなヒロインとか、シュールだ。実はパンダも実は着ぐるみで中から美少女が、ってオチだよな? なあ? 結構時間がかかりそうなので、しばらくはこれをやり倒すことになるだろう。中華なのに登場キャラに「ラジオ体操」とか「ジーザス」とか言わせていいのか、とも思うのだが面白いからまあイイか。レビューサイトを見て回っても(もちろん会社から)、かなり評価高いし。 |
| 祈りにかえて 未来へと 剥き出しの記憶 今、投げつけて 5月13日 |
| 気がついたらAlive Renewal、オールクリアしていた。シナリオごとのボリュームが少な目だったので思わず次へ次へとやってしまった。 結論から言うと、かなり面白かった。AIRのDREAM→SUMMER→AIR的構成になっているのでやや内容説明がしにくいのだが。まあ順番に。 DREAM(に当たる部分)には3人のヒロインが存在する。属性は、幼なじみ、妹、サイコ。サイコ少女は、「バスク、真夏の死」(トレヴェニアン)な感じ。あるいはときメモ2の双子じゃない白雪さん。もっとサイコ風味なところを出して欲しかったが、まあまあ。幼なじみは、髪型が白雪さん。なにか思い入れでもあるのだろうか。あともう一人妹だが、こいつがただの妹じゃない。「七回死んだ男」というかGPMというかギャラクシークエストのオメガ13大暴走というか。 で、そのオメガ13大暴走を因としてSUMMER(に当たる部分)が始まる。のだが、ここに来て話は学園恋愛ものだったのだが、天使やら「刻の守護者」「終焉の番人」やらがでてきてそれはもう凄い話に。で、あまり救われているとも思えぬEDに到達。この時のスタッフロールではじめてテーマソングが流れて、「うわーッ! 面白い〜!」と感動したのだが、決着編と思われていたAIR(に当たる部分)ではちょっと裏設定が語られただけで決着してねえ。別な救い(柚木シナリオ)は残されていたが、でもなんかSUMMERシナリオがトゥルーエンドで、「MILKY WAY」という同社のゲームに設定は引きずられていくらしい。マジかよ! そっちのゲームもやらなあかんのかい! と思ってホームページに行ってみたら、それは「つぶれかけの喫茶店にコスプレ店員を起用して切り盛りする話」らしい。全然違う。なんじゃこりゃ〜! 総評。シナリオはすごくいい。恋人の死を乗り越えていくというテーマがよく描けていると思う。でもバックストーリーが全然未解決であり果てしなく気になる。あ、あぬーッ! 一体どういう事じゃい! 気になって仕方がないので「MILKY WAY」にも手をつけねば、と思った。プレイしても絶対疑問は解決されない、と思うが。ああ……でもなぁ…… あと、テーマソングはものすごく良かった。のでホームページから速攻でロングバージョンをダウンロードした。いいッッ! ディ・モールト(非常に)いいッ! スゴくいい〜! あとあとキャラクターとしてはちまっとしか出てこないのだがリリス様がステキだった。喪ヴェールに萌え。 あと書くようなこととといったら、阪神の試合を見ていたら、1対3で負けていて、しかし9回裏無死満塁逆転のチャンス、というところで中継が終わってしまい「あ、あぬー」とうなったことくらいか。マジで今日はAlive Renewalにかかりっきりだったのだ。 以前はあまり、特定の球団の応援ということをしなかったワタクシではあるが、関西に住むようになってからというもの、なぜか阪神に魂を引かれるようになった。まあ、身近な人が(主として番長)阪神について熱く語るのを何度も聞かされれば、そりゃ洗脳されるわな。球団としての「阪神」という名前は、単に大阪神戸の略ではなく、「大阪の神」という意味合いを持っている、とは関西に来てから感じたことの一つである。 そう言えば昨日書き忘れたが、太鼓の達人、ついにお祭り忍者をクリアした。そォれそれそれお祭りだ〜! でも後半の連打などボロンボロンでありさらなる精進の要がある。 |
| いつか来る贖罪の日を、生きて迎えられるまで。 5月12日 |
| 裕天先輩とDAL先輩が日本橋に集まる、という話になったので、言ってみた。自転車で海に行くのは、まあ来週にでもしとこう。 最近、商学部卒という共通点を持つこの3人で日本橋をうろついて回るというケースがやたら多い。徘徊の目的は概してエロゲを求めることであり、今日も例に漏れず探して歩いた。が、久しく前からDAL先輩が探しているゲームは、結局この日も見つからなかった。あまり話題にもなっていないゲームなのだが。何故? その後、途中コンビニで3人揃ってブラックジンジャーを買いつつ、裕天先輩宅へ上がり込む。「恋ごころ」「alive Renewal」を渡された。裕天先輩の話によると、「alive Renewal」はヒロインが「ふぇっふぇっふぇっ」と笑う話、らしい。謎。だが先輩のゲーム説明は概して正しいので(とらハ2はラブひなとX−MENを足して2で割ったような話だ、とか)、まあそういう話なのだろう。やってみる。 一人で日本橋を動いているときに、奇遇にも大学のサークルの同回の人間と出会った。最近知己との遭遇率が高いのは何故ですか。オレのスタンド力がますます強まっている、ということか。 あととらのあなで星空☆ぷらねっとの同人誌を見つけて驚いた。しかも面白い! だが、このゲームやっていて、ネタが理解できる人間が世の中にどれだけいるのやら。 あとあと。ガンパレの18禁同人誌は舞ののみ原萌が四天王、というか他のヒロインの話を見たことがないのだが、今日は祭のを発見した。しかも相手が善行。レア。 何が悲しいかというと、コレクターユイを1本のビデオに収めるという野望のために、ゾイドを切り捨てねばならないと言うことである。ので今日はさっさと帰って生で鑑賞した。象の鼻からビームサーベル、はかなり衝撃的だった。 その後食料買い出しに越前屋に向かった。越前屋は安い値段で商品を提供する優秀な店であるのだが、やはり欠点はあるもので、安さ故に尋常でなく人が混んでいるのだ。駐輪所に自転車を止めるのすら一苦労だったりするのだが、今日はスカスカだった。そりゃまあ、この時間は奥様方は夕食作ってるか食べてるかしてるよな。越前屋必勝法を編み出した、という感じだ。 だが、充実野菜がなかった。この間来たときは1本198円だったから2本も買ったというのにッ! やはり、遅く来ると、商品が売り切れているということか。たまらんなあ。充実野菜はオレの健康を保持する上でかなり重要な役割を負っている。代わりに別の野菜ジュースを買ってきては見たが、充実野菜よりうまい、というかまずくない野菜ジュースを他には知らぬ。まあたしかにオレは自炊こそしているが、「栄養を考えた食事をとる」ということはさらに1ランク上に属することであり、やっぱり母親は偉大だなあ、とまずい野菜ジュースを飲みながら思うのでありました。う〜ん、まずい。 |
| 青く輝く海原越えて 5月11日 |
| 自分でも理由がよく分からないのだが、今朝スーツに着替えようと思ったら、昨日まで装着していたベルトがどこにも見あたらなかった。この六畳半という狭い部屋の中で、どうすればベルトを紛失することができるのか謎であるのだが、みあたらないものは仕方がない。そしてベルトをつけずに会社に行くのは、間が抜けている。というわけで、主として大学にいた頃につけていたベルトを発掘してみたのだが、これがまた、きつい。かつてはあまりのゆるさにベルトをカットし、それでもなお穴に余裕があったものだが、今巻いてみると、一番緩いベルト穴でぎりぎりだ。う、うああーーっ! 脇腹に妙な色が浮かび上がっているのは、これひょっとして痣ですか。 どうにかしなきゃならない。最近は毎晩腹筋やらストレッチを欠かさず行っているのだが、効果が出る日は来るのだろうか。というか食う量を減らす方がもっと大事だと思う。とりあえず明日は自転車で海を見に行くぞ。地図を見る限り、木津川を超えてさらに行けば海に出られるはずだ。 最近やたら仕事が多く、自然と帰宅が遅くなるわけで、今週はほとんどゲームをプレイしていない。まことによろしくない。おまけにやたらだるい。GW明けでどうしてこんなにだるいのか、と自問してみれば、やはり田舎から新幹線で6時間かけて帰ってきた直後に西京極に行ったのがまずかったのだろうか、と答えざるを得ない。でもアルジェントソーマとか面白かったしなあ。 真にまずいのは、疲れていると日記を書く気が起きなくなるということだ。疲労は、人からオチを用意する能力を奪い取る。というわけで今日の日記は特にオチもなくだらだらと不満を垂れ流してみました。あ、あぬー。 寝る。 |
| 人、それをエンドレスという 5月10日 |
| 特に脳が疲れているときなど頭の中で歌がエンドレスで流れがちである、とはこの日記でたびたび書いてきたことではあるが、最近何故か「マシンロボ・炎」が頭の中で止まらない。えーんじぇーるしょーッ! 何が厄介かというと、メロディラインは覚えているが歌詞をはっきりと覚えていないので、猛烈にモヤモヤした気分にさせられるということだ。参る。 電童のついでにとっておいたパワーパフガールズを鑑賞した。この間こっちに来たときにAFFTO君がカルチャーショックを受けたとかなんとか言っていたのでやや気になっていたのである。なるほどヤンキーの作るものらしく猛烈に狂騒的である。こういうノリは嫌いではないけどね。というかむしろ好きでありちょっと気に入ったかも。 絵柄を見てビッグオーを思い出したのは、まあ必然的帰結といえよう。 最近家に帰ってきても手持ち無沙汰な気がするのは、熱中できるエロゲが今手元にないためなのか。ちょっと前まで熱中していた夜が来る! は2周目以降が猛烈にだるいので平日にプレイするのはどうも気が引ける。他にもプレイ途中で放棄しているゲームは色々あるものの、途中で放棄しているということはあまりやる気が起きないということだ。恋愛CHU! とかちまちまやってはいるが、むーむーとうなりたくなるような内容である。それなりではあるが、熱中できない。むーむー。 そういやあこの間買ってきた月姫プラスディスクがあるじゃーん、と思ってCDを突っ込んでみたが、おまけシナリオは短めでありあっという間に終わってしまった。あ、あぬー。だが、月姫というお話について改めて回想する良い機会にはなった。なんでこのゲームはヒロインみんながみんなお互いに対して敵愾心を抱いてますかね。全員が全員を嫌っているというのは、ギャルゲをひっくるめてもなかなか無いと思われる。少なくとも、オレの記憶の中には、無い。ファントムではアインとドライという対立軸が物語の柱になっていたが、月姫はそれをさらに押し進めたという感じだ。よく考えてみると、それはなかなかうまいやり方である。ヒロインというのは、どうせ択一な存在なのだから、選ばれなかった他のヒロインは話を盛り上げる役として使われるべきであろう。それは物語に緊張を生み、主人公に葛藤を生む。お手軽かつ効果的な手法なのではなかろうか。物語を紡ぐにあたり、葛藤という要素はとても重要である。 「双子がいるとする。一人はパイロットになりたいと思っている。一人はプロレスラーになりたいと思っている。そして、その二人はシャム双生児である。それが葛藤だよ」 何が言いたいのかというと、すぐれたエロゲは、「物書きになりたいオレ」にとっても「人生の荒波を渡っていくワタクシ」にとっても有益である、ということだ。いろいろな意味で学ぶところは大だ。故に現状の「飢え」を抑えるべく、面白いゲームをやりたいのだが。どうしたものかね。 困ったときはとりあえずガンパレをプレイしておけばよいのだが。何回やってもおもろいなあ。 「渚にて」(ネビル・シュート、創元推理文庫)読了。 196X年、地球は核の炎に包まれた。ソ連と中国の紛争が世界的核戦争を引き起こし、北半球はすべて放射能に包まれた。人類殲滅。南半球は生き残ってはいたが、しかし北から吹く風が放射能を運び、やがてはすべての命を滅ぼし尽くす。それは、避け得ぬ運命だった。運命を目前にして、だが人々は農場を計画したり、庭園を造ってみたり、赤ん坊がはしかにかからないかどうか心配してみたり、と従容として毎日の生活を送るのでした。という話。 破滅の日に刻一刻と迫っていく様子が淡々と描かれており、まあ、せつないのなんの。終末SFの古典と呼ばれるだけ、ある。核爆弾、カッコわるい。書かれたのは1957年だそうであり、たしか20世紀SF50年代にも終末テーマがあったよな。冷戦構造が定着した頃であり、モロに世相を反映しているのだろう。普段のほのぼのぶりと、時折あらわれる死の影とがコントラストを描く、もの悲しいお話である。 北斗の拳も終末SFと解釈してよろしいですか。終わってないけどネ。 |
| 星見瞳のシルエット 5月9日 |
「星空☆ぷらねっと」を最後にプレイしてからずいぶんになるのだが、いまさらになってヒロイン星見瞳の「むーむー」という口癖が、オレの口にまでよくのぼるようになってきた。ゲーム中での使われ方が主に怒りを表すものであったのに対し、オレの場合は戸惑いを表すときに使うのだが。妙な口癖とは、概して言葉にして表現しがたい感情を表すために使用されるものであって、まあなんとなく便利であるように思われる。万能感情表現言語たる「あぬー」を駆使するワタクシではあるが、これに限って言えば、「むーむー」の方が「あぬー」よりもより力強く、より如実に心中の戸惑いを表現し得ているように思われるのである。「力強く戸惑う」とは明らかに日本語として間違っているが、オレのいわんとするところは分かっていただけると思う。言っている意味、分かるだろ? |
| 現実世界へようこそ 5月8日 |
| 小雨のぱらつく天気のため、ダイヤに乱れが出たのか、朝の環状線は猛烈に混んでいた。俗塵にまみれた現実世界に帰ってきたという事実を、イヤというほど痛感した。いやーッ! こんなのいやーッ!! 隣のシマの方々が、連休中ベガスに行ってきたらしい。ということで、おみやげをもらった。「TENGU BRAND」という名の冠されたビーフジャーキーを。袋の表側に天狗の顔まで描かれておりちっとも舶来ものって気がしない。内容量5オンスと書かれているあたり、アメリカ産であることに間違いないのだが。でもこれを生産している会社の名は「TENGU COMPANY」ということであり、日本に対する誤った知識を持ったアメリカ人か、日本に対する誤った知識を利用しようとする日本人のいずれかがかような奇矯な会社名を思いついたに違いない。ビーフジャーキー自体はというとなかなかに美味だったので、みんなでモサモサと黙りこくって食べ続けた。今日の職場は比較的静寂に包まれていたように思われる。 現在ワタクシが開発中のアプリケーションが高知の会社に売れそうな気配だ、とリーダーから聞いて驚いた。3年前の一時期、オレは土佐弁をマスターしようという野望に胸を焦がしていた頃があった。主としてプリンセスナインの影響で。結局の所、「やっぱり言語はネイティブスピーカーに習わないと覚えられないや」と悟って断念したわけであるが、めぐりめぐって、ネイティブ土佐人に会えるチャンスがやってきた模様。今日明日に高知に行く、というわけでもないのだが、こりゃうれしい。ウチはやったるぜよ〜! つうか出張するなんてダルくてやってられねえ、という気もするのだが、ここは前向きに考えたい。 「裁くのは誰か?」(プロンジーニ&マルツバーグ、創元推理文庫)読了。 ニコラス・オーガスティンはアメリカ大統領の任期終盤にあって急速に支持率を落とし、再選どころか党大会での指名すら危ういという状況に陥っていた。ところが、大統領の身辺にいる何者かが、「大統領を陥れる陰謀に加担する者に正義の裁きを下す」と連続殺人を引き起こした。殺人鬼は一体誰で、どこに隠れているのか? 大統領の警護官ジャスティスはその正体を突き止めるべく右往左往するのだが……という話。 オチが、すごかった。ミステリのオチを語るのは七つの大罪の八番目にカウントされるべきことであるので言わないが(ヒント:マサルさん会議)、とにかく驚いた。フェアかアンフェアかと問われれば間違いなくアンフェアであるとは思われるが、でもこのようなアホな着想を、サスペンスあふれる一個の劇として仕立て上げているというのは実に立派であり、脱帽。バカミスマイスターと目されるだけ、ある。 |
| 明日があるなら 5月7日 |
| 西京極で行われたのは、は、流通業に身を置くが故に「GW? それって食い物の名前かい?」という方々の集まりだった。サービス業は大変だ。 アギトやらエンジェリックレイヤーやら戦艦大和の最後やらを見た後、アルジェントソーマ上映会を行う。たびたびアニメ誌の表紙にもなって気にはなっていたのだが大阪じゃやってないから見ようがねえ、と思っていたので狂兄貴先輩がDVDを購入していたのはまことに幸運であり黙って鑑賞。4話まで見たが今のところ、頭の弱いハイジが「あははははーッ!」と笑いながら野山を駆け回る話。もしくは宇宙からビッグオーが落ちてくる話。らしい。地味に面白いので続きが見たいと思った。 翌日はネクストキング大会が始まったのだが、さすがにだるかったので早々に辞去させていただいた。連休の最後の日ほど憂鬱なものはないですし。 「天空の劫罰」(ビル・ネイピア、新潮文庫)読了。タイトルが「天空の劫火」に似てるのと、上下巻のあらすじ説明がかなり違うというので気になっていたこの作品であるが、読んでみたらかなり豪快な話だった。ロシアの政権を握ったジリノフスキーが、小惑星に爆弾をしかけて軌道変更しアメリカに落っことし、その混乱をついて一挙にヨーロッパを征服するという陰謀を行おうとしているらしい! 穏便な方法で小惑星の激突を避けるには、猶予がたった五日しかない! でもまだその小惑星がどこにあるのかわからない! よォしみんなで望遠鏡で探すぜ〜! という話。で、ロシアは17世紀の天文学者の写本を参考にその小惑星を特定したらしいので、主人公は写本を探しにイタリアで大冒険。時折17世紀の天文学者の話に飛んだりするのでいわばSENCE OFFの椎子の話のようでもある。オチもかなりアホでありすごくオモシロでした。今年のバカミス候補作だな。でもあとがきによるとこの作品をかのクラークが激賞したらしい。む〜…… |
| バースへの帰還 5月6日 |
| そして、もう一度六時間の旅である。だるい! 死ぬる〜! お子さま方もうるせえしよォ〜! 発狂しないですませるには、昼寝と読書でなんとか時間をつぶすよりない。 で、「20世紀SFC接続された女」読了。70年代のSFの特徴は「フェミニズム」「サイエンスファンタジー」「ハードSF復権」だそうで。そういったテーマに準拠した短編が収録されているのだが、60年代に比べるとやや面白くないというのが正直な感想。個人的感想ですが。ティプトリーJrの表題作他、「アカシア種子文書の著者をめぐる考察他、『動物言語学会誌』からの抜粋」(ル・グィン)、「洞察鏡奇譚」(ヴァーリィ)あたりが良かったくらい、か? あと弟が買ってきたとおぼしき「スーパーロボットの動かし方2」を発見したので持ってきて読んだ。アーマードトルーパーのローラーダッシュに慣れるには、竹馬でスケボーに乗るといいらしいですヨ。 やっぱり、大阪は暑かった。そして明るい。もう6時だってのにどうしてこんなに明るいの!? この「時間差」は何回体験しても、慣れない。普段どうとも思わないことに衝撃を受けるというのは、妙な感覚だ。 部屋に帰り着いて、ぐったりする。暦の上では今日が連休最終日であるが、帰ってくる際の疲労を見込んで月曜日も休みを取っておいたのはまことに賢明であり、アレクちん、えらい。と思っていたら西京極から召還命令が下った。ムム。だるい。でも行く。待っていてくれる人がいるなら、是が非でも行かねばなるまいよ。これだけ疲れていると、向こうに着いた途端に寝てしまいそうな気もするが。 実は家に帰り着いた直後、即座に日本橋行脚を行ったのは秘密。 田舎から更新を行った結果、アクセスアナライザーの画像がどんどん増殖していったというのは皆様ご存知の通りであるが、家に帰ってアクセスアナライザーをチェックしてみたところ、来客者数がものすごく増えていた。画像を2枚張るとカウンタも2倍になるのか!? と思ったのだが、画像が3枚になっている日に来客数が3倍になっている気配は、ない。それどころか微妙に減っている。む? たまたま来客者が多かっただけか? こりゃ謎だ。 |
| 涅槃の岸 5月5日 |
| 午前中ずっと曇っていたので死ぬほど寒かった。暦の上では立夏…… 姉が息子を連れてやってきた。盆に会ったときは生まれたばかりだったのだが、いまや9ヶ月。巨大化している。なるほどホームページに紹介されているとおり、エクソシスト式ブリッジ歩行法をマスターしたアンファンテリブルだった。背筋が強いのか? なんでもかんでも口の中に突っ込んでおり、今日は父親の携帯を唾液で破壊していた。それは電波を発射するものであって食うものではないというに。このような光景を見るにつけ、我々先達には無知蒙昧の徒を教え導く義務があるのだなあと考えさせられる。ので、「実はサンタクロースなんていないんだ」とか「仮面ライダーの中には人間が入っているんだよ」とか人生の真実を教えておいた。まああの顔ではとても理解したとも思えないが。 一周忌の儀式は、和尚さんに念仏をあげてもらって焼香して、というシンプルなものだった。本葬や盆の時のような、布でつながって寺の前をぐるぐる回るとか命の鐘の十常侍部隊とかいったわけのわからないものは一切なし。その後会食。山ほど食い物を出された。追い討ちの餅2種類がきつかった。 こちらは粛々として食いつづけていたのだが、隣室では延々とカラオケ大会をしていたのが謎だった。結婚式か、とも思ったのだがどうも違うようだし。謎。 もう少し田舎でボーっとしていたいという気持ちはあるが、明日大阪に帰る。とりあえず、田舎でやるべきことは、やった。後はこの日記をアップロードした後、このサイトに関する記録をこのマシンから一切消去するだけだ。家族にこのサイトの存在を教える勇気は、一生わくことはないだろう。というか、一生わかないでほしい。 |
| 繭たる蛹たちは 七度身を変える 5月4日 |
| 寒い。朝、寒くて目がさめた。イヤだから5月だというのに。 しかし日中日がさしてくるといい具合な気温になった。家の周りはどこを見回しても緑一色で包まれており、まぶしい光は差すさわやかな風は吹く、とまことに健康的な環境でありなごむッ! 実になごむぞッ! 思わず感極まって「月の繭」でも独唱したくなる。山の端〜月〜は満ち〜♪ すっかり大阪は日本橋近辺での生活に適応してしまっている私ではあるが、田舎に来るとやはり「田舎っていいなあ」と素直に思える。すばらしいことだ。多分。 一周忌に向けていろいろとやらねばならないことがあるもので、午前中は父に付き従い祖父の墓の掃除に行った。すぐ近くに祖父の兄の墓もあるのだが、そこには、前回来た時にはなかったはずの、座禅を組んだ等身大河童像が建立されていて、ビビった。墓と向き合うようにして、黒光りする河童が座禅を組んでいるのだ。河童を信仰する宗派なんて聞いた事がないのだが……。 あと、墓場の桜は今が満開だった。とっても美しく咲いてましたヨ。 掃除から帰った後、父が「アイスが食べたい」とおっしゃったので、いっしょに食らう。アイスを持ってきたら父の姿がなくなっており、二個のアイスを両手に持って家の内外を探し回る羽目になった、というハプニングはあったが。もちろん、「浩平君、アイス溶けちゃうよ……」とつぶやくのはお約束。誰にも理解されない冗談であると判ってはいるが、それでも言わずにはいられない。しかし屋外ならともかく、屋内はアイスを食らうには寒すぎた。朝ストーブをたかないとやってられないような環境でアイスを食らうというのは、……めったにない体験だ。でも父は平気でばくばくアイスを食らっており、やはり俺の体は関西ナイズドされてしまっているのだなあと思った。 午後は母の買い物に、荷物運搬役として同行する。途中寄った本屋でみつけたオールマンには、原作荒木飛呂彦作画鬼窪浩久というコンビの漫画が載っていた。タイ・カップの話。大昔のニコラ・テスラ伝のような感じ。荒木飛呂彦が野球マンガ描いたらこんなんなるんだろうな、というくらい荒木テイストにあふれていて面白かった。 午後から一族の方々がやってきたのだが、そのことごとくに「太ったね?」と言われた。あ、あぬ〜ッ!? 確かに体重計乗ってみたら83キロをさしており、たとえ身長185とはいえそろそろやばいのではなかろうか。肥満、醜悪。ぐあ〜ん。 運動するのだ。運動。といいつつ菓子とか食ってしまうからよろしくない。来る人来る人が食い物いろいろ持ってくるから食ってしまうのである。こたつで食うスイカってのはなかなか斬新な体験だった。 |
| AN INFINITE SPRING 5月3日 |
| 新大阪駅は、アホみたいに混んでいた。東京駅はそれに輪をかけて混んでいた。こんなことなら平日のうちに田舎に帰っておくべきだった。失敗。それにしてもやかましいのはお子様方であり通路を走り回るな! ボケ! なかでもアレだったのは東京駅で見送りする父親に投げキッスしていた少女。母親と思しき人に「忙しくてパパにちゅーできないときは、投げちゅーするの」とぬかしていた。殺意に駆られたという事実を認めねばなるまい。 車中にて「スノウ・クラッシュ」(ニール・スティーヴンスン、早川文庫SF)読了。はじめは「マフィアのピザ屋は30分以内に配達できなかったら即処刑」という話だったのだがやがて「古代シュメール人はコンピューターウィルス(に似たもの)を作っていた」という文明史的な話になって驚いた。 バーチャルリアリティ世界の書き方など、コンピューターのことがよくわかっているとう感じで面白い。単純な人格を与えられたVR世界内での雑用をこなすプログラムをデーモンと呼ぶとか、巨大なデータを持ち込むとVR世界そのものがスローモーションになるとか。 9ヶ月ぶりに降り立った一ノ関駅は、不気味なくらい人がいなかったので驚いた。イヤこのようなド田舎の駅を東京や新大阪と比べるのが間違っているのだが。 はじめは肌寒い、位ですむ程度だったのだが、時間がたつにつれえらく寒くなってきた。なんでも今朝の気温は零度くらいだったそうで。ちょっと待って! 今暦の上では5月なはずですが!? 石油ストーブをつけねばならないほど、寒かった。でもさすがに桜は散りかけだった。家の庭の桜は結構花がまだ残っていたが。 小中のときの同級生たちが結婚した、という話を親から聞かされる。あわ、あわわ。彼らは結婚し、中には子を産んでいる者もいるというのに、俺はいまだにゲームに熱中したりエロゲにうつつを抜かしたりしている。うわーッ! 人生と正面から向き合うのはいやーッ! 当初の目的どおり、我が家のマウンテンサイクルを探り、無事「占星師アフサンの遠見鏡」の発掘に成功した。のはいいのだが、見てみたら、未読のまま田舎に送り返してしまった本がわさわさと出てくるわ出てくるわ。物置に誰の目にも触れることなく埋もれさせるのは、もったいない。のでほかにもいろいろと発掘。大阪に帰るときは、本の量が当社比二倍増になりそうな模様。 でもやることをやってしまうとあっという間に暇になってしまうもので。見る番組もさしてなく、思わず水戸黄門の再放送などをぼけーっとして見てしまう。そして「悪代官ってエロゲー的にありだよな」とか「飛猿萌え」とか反射的に考え、己の業の深さをまたしても確認してしまう。関西に出る前の、純真だった俺にはもう戻れないのか。そう、俺にも純真だった頃は、あった。ポルナレフvsヴァニラ・アイスのくだりでのポルナレフの台詞、「しゃぶれッ! 俺の剣をしゃぶれーッ!!」を聞いてもなんとも思わなかった頃が。 家のマシンは新調されてはいたが、セレロン333mhzとあまりたいしたことのないスペックである。姉の嫁ぎ先から安価で譲ってもらったらしい。でもIBMホームページビルダーなるものが入っているので本日はそれを使って編集してみた。見栄えが変わるとも思えぬが。 明日あたりから一族の人間が続々押しかけてばたばたしそうなので、明日日記更新できるかどうかは微妙な情勢。まかり間違って一族の人間にこのサイトの存在が広く伝わってしまった日には、俺はどうやって生きていけばいいのだ。 |
| 黄金週間恒例西京極襲撃 5月2日 |
| 8時半ほどに狂兄貴邸に到着。狂兄貴先輩には帰宅が12時頃になるから勝手に入っていろ、と言われたので勝手にはいる。部屋のテーブルには、何故かモバイルが電源がONになったまま置かれていた。ひょっとしてこのパソコンの中に俺宛のメッセージを残していたりするのだろうか、と思ってちょっといじってみたが、何も見つからないのですぐにあきらめた(後に、単にSETIを動かしてただけと判明した)。じゃあ勝手に一人ズバット上映会でもやったろかい、と思ってLDを突っ込んでみたが、今度はAV機器の仕組みがよく分からず、どう頑張っても画像音声ともに出せない。またしても挫折したので、念のため持参したスパロボ外伝をプレイした。9時過ぎにやながわさんが到着して、プリンセスナイン上映会を開始しようという話になる。紆余曲折と試行錯誤を重ねた後、今度は画像音声ともに出すことができた。ので鑑賞。面白いものは、何回見ても面白い。 狂兄貴先輩到着後、2時過ぎにキャプテン・ラブ公開プレイを開始。廉価版のセーブデータは通常版では使用できない、という衝撃の事実が発覚したのだが、そんなことはどうでもよく3話4話とプレイ。だんだんこのゲームの面白さというかツラさが身にしみて分かってきた。他者から寄せられるラブを切り捨ててまで一つのラブを貫き通さねばならないのか。貫き通すべきラブにその価値はあるのか。悩みは尽きない。エンクミボイスはゲームの難易度を上げるためのものらしい。 正午くらいまで寝た後、カラオケに行き、本屋をめぐり、もう一回西京極に戻って電童を見た。面白くもありオモシロでもあり。ショタ萌え層をより強くゲットですか。しばらく寝たきりだろうなあと思っていたアルテアさんが目覚めたのがやや意外。そしてエリスはなんのためにいるのだろうと2人で悩んでみる。 明日から桜を見に旅に出る。祖父の一周忌のために岩手県に帰るのだ。新幹線6時間は果てしなく遠い道のりだ。が、昨日今日で「渚にて」「裁くのは誰か?」「毒殺魔の十二月」「20世紀SFC接続された女」「天空の劫罰」と買い込んだので、少なくとも読む本には困るまい。というか今になって買いすぎたかも、と思った。 多分田舎からでも日記更新は可能かと思われる。葬式や盆の時ほどにバタバタすまい、と思うので。田舎の方で新しくマシンを買ったという話でもあるし。とりあえず、田舎に帰ったら、アフサンの遠見眼鏡を発掘しよう。大事。 天気が荒れないことだけを祈りたい。最近はオレが帰郷するたび凄い雨は降るわ雪は降るわ、で「嵐を呼ぶナイスガイ」と恐れられているのだ。 |
| いつかきっと出会う 僕らを乗せて 5月1日 |
| 30000ヒットしたようだが、やはりGW中だとアクセス数も減る模様。朝にDDRやってたらたまたまOKI先輩と出くわした、程度しか書くこともないし、よって今日の日記は適当に終わらせていただく。夕方から京都に向かい、泊まりがけで遊んでくるんですよう。 |