漂流者の日々第5部
異境迷走編
| イスパニアから来た少年 6月15日 |
| 本日は、会社に他社の客を迎えて、ワタクシが開発に携わっているアプリケーションのデモを行った。昨日夜遅かったのはコレのリハーサルを行っていたからである。このような場所でお客様相手に話すというのは初めての体験であり緊張しまくった。語るべき事を語り忘れたり手順を間違えたりなかなかに散々。まあ醜態をさらすというほどでもなく、「すべて予定通りに行えている」というツラをして誤魔化しきったが、反省するところの多いプレゼンテーションだった、と自覚せざるを得ない。説明能力に欠けるオレに説明させようというのがそもそも間違いだと思うのだが、オレが開発したブツである以上コレについて一番詳しいのはオレであってオレが説明するしかない。まあ、今回の問題点を自分なりに分析して、次の機会に生かすとしよう。 次の機会があるといいけどネ。 で、お客様に渡す名刺がない、という話になる。所属会社の名刺は持っているが、出先の方の会社の名刺は持っていないのだ。で、リーダーに会社のメールアドレスとついでにオレの名前の読み仮名を教えたのだが、途端「お前そんな名前だったんかい!」と突っ込まれた。瞬間的にシマ中に広がり、「え!? そうだったん!?」「俺ら騙してたんかい自分」とそれはもう大騒ぎになった。どうも皆、別の読み方をオレの名前と思っていた模様。ワタクシ名前なんて個体識別できりゃあいいじゃないか、というタチであり、名前間違えられて呼ばれても修正しなかったからなあ。 その件でひとしきり盛り上がっていると、今度は上長が「実はこの間彼の名前でネット検索書けてみたらヒットがありまして」と言い出した。ちょっと待ったァァ――――ッッ!! このようなサイトの存在がバレたら二度と会社に行けなくなるっぺれ〜! とすさまじく焦った。DSFA会長としての名前で載っているものと、ミス研の方で本名で書評書いたヤツとがヒットしたらしい。幸い、オレの名前とこのサイトの存在が直接にはつながっていなかったので、事なきを得た。ふ〜……。あまりに焦りまくったのでその後、さっぱり仕事に集中できませんでしたとさ。このサイト、引っ越すべきなのか。だが個人的理由からサークルからのリンクを断つのも身勝手な話。ミス研サイトでもDSFAサイトでも、オレの本名とアレクセイ北小松というHNを結びついているわけではないから、問題ないといえば問題ないんだが……不安だ…… Renaissance、平野深雪クリアでコンプリート。これまでの4つのシナリオで集めたピースから想像されるとおりの絵ができあがり、物足りないというかなんというか。こういうスタイルをとるのであれば、読む側にパズルのピースを与え、最後にできる絵を想像させておいて、それを最後で裏切るというオチ、ヒネリが要ると思うのだが。せめて、「今年の夏はAIRと戦隊で『がおレンジャー』というネタが氾濫するであろうからオレは敢えて『仮面ライダーユキト』を描くぜ」という程度のヒネリが。あまりにも早い段階で「第二のキリストを造る」という話が出てきたから、それはなにかの暗喩か、または最終目的に達するための一過程か、と思っていたのだが、それが最終目的だったなんて。話を総括すると、変則版「ブラジルから来た少年」というところか。アルコンさんの敗因は、処女懐胎という要素にばかり気を取られ、「父親は大工」ということをすっかり忘れていたことであろう。キリストを造るなら、キリストと同じ家庭環境を用意しなきゃ。その点においてはメンゲレ博士のほうに先見の明があった、といえる。まあ、2000年前のベツレヘムの大工と現代の日本の大工の間には天と地ほどの開きがあるだろうが。 最初の4つのシナリオでの伏線のバラまき方はかなりよくできている。だけに最終シナリオでやや評価が落ちた。相変わらずヒロインないがしろだし。まあ、佳作。あと主人公が外見が凶悪かつ頭悪すぎ。優子シナリオで美大の筆記試験に落ちた、とか言っていたがそれは果てしなく頭が悪いぞ。ウチの姉は美大卒であるのだが、その大学の筆記試験について「中1レベルのものすごく簡単な内容だったんで、これはひょっとしてものすごい引っかけか?」と悩んだ、と感想を述べておられたものである。 「ケイヴマン」(ジョージ・ドーズ・グリーン、早川文庫NV)読了。 クライスラービルに陣取る悪の首領がいる。その男スタイヴェサントはビルから世界に向けて芸術家の才能を破壊するY光線を発射し、影からこっそりと芸術そのものをダメにしようとしている。真実を知るのはただ自分のみ。オレは真実を世界に知らしめるため戦わねばならないのだ! ……という妄想にとりつかれているホームレスのロミュルスさんの住んでいる洞窟の前にある朝死体が転がっていた。警察はそれを凍死と断定したが、ロミュルスはそこにスタイヴェサントの関与をかぎ取った。スタイヴェサントを破滅させるべく、ロミュルスはニューヨーク中を駆け回り再調査を行うのだった、という話。 猛烈にイロモノっぽいのではあるが、探偵が不必要なまでにエキセントリックなだけであって内容は普通に探偵物語である。文章も筋立てもすっきりしていて読みやすい。電波探偵という新地平を切り開く作品としては、悪くはないのではなかろうか。後続がいるのか、謎だが。 |
| オーメン75 6月14日 |
| どういうわけだか背筋が猛烈に痛い。やたらダルい上に本日帰宅11時で時間もないので本日の日記は省略させていただく。別にどうという事もなかったし。Renaissanceクリアしたけど感想はまた明日。 |
| 弱虫チャーリー、逃亡中 6月13日 |
| 母からメールが来た。 以前はその文章が見るからにたどたどしく、「アルジャーノンに花束を」のチャーリィ・ゴードンも書くやと思わせるような内容だったのだが、最近は口語レベルまで普通に書けるようになってきた模様。息子としては喜ばしい限りである。 で、その内容であるが、どうも最近実家付近にクマが出没しているらしい。目撃例が何回も報告されたり、家の隣の田んぼに足跡らしきものが発見されたり、ということで恐ろしくて夜おちおち外も歩けない、とかなんとか。 ………… 恐ろしくて夜おちおち外も歩けない、というのは別に新今宮に限った話ではないが……オレの故郷もそんなに荒れているとはな…… Renaissance、源優子クリア。昔主人公とつきあっていたのだが、母に強制され別れることになった。今は別の男とつきあっているが、いまだに主人公書きになって仕方がない、という状況。母をとるか男をとるか、で悩む話。ヒロインが二択を強制される、という点ではPOATRAITの二ノ宮シナリオを思い起こさせるところだが、優子自身が二択と思いこんでしまっている、というところが目に付くため、二ノ宮と塙が一緒くたになっている、という感じだ。妙にむかつくのはそのせいであろう。0か1か、というバイナリ人間は心が狭いと言わざるを得ない。まあ、その辺が生っぽくていい感じではある。そしてHシーンは果てしなくダメッコだ。ダメッコ属性と小太郎属性がかちあったとき、そのプレイはこの上なくユカイなものとなるのであっていやあ笑った笑った。 オチは、なかなかよかった。優子の母が二人を別れさせるよう仕向けたのには実は意外な理由があった。そのものズバリ書いたらネタバレであるので、ここでは「母親は娘に輪をかけたダメッコだった」とだけ書いておく。これは、人間のDNAの中にはダメッコ遺伝子が組み込まれているという事実を証明している。なんというイヤな遺伝子だ! さて、4人のメインヒロインをクリアした時点での、感想を。たいていの場合、ヒロインのいないところで話に決着がつくってのが少々いただけない。羽純さん以外、ヒロインがシナリオの中心にいないような……。それぞれのシナリオが、一枚の大きな絵を描くためのパズルのピース、という感じがする。ピースの足りないパズルが飾られることはないのよ、とMOONの巳間晴香サンも言っている。ただ、ここまでで集まったピースを眺めてみると、なにやら妙な図ができあがりそうでありやや期待。この作品の評価は、解決編シナリオの出来次第となるだろう。 あと絵は、慣れた。というかすごくイイと思えるようになってきた。 電童。終わるのか? 終わらないのか? 第7のデータウェポンの話がまったく出てこないところを見ると、もう少し続くと思われるのであるが。 あとベガ様の宇宙服は何故にあんなに胸が強調されてますか。ヅラといいお召し物が謎過ぎる。 |
| イサクの子ら 6月12日 |
| 帰り道の環状線。傍目にはどうってことないが、ひどく俺の目を惹く女の子がいた。白いシャツに灰色のスカート、と高校の制服、ブレザーの夏服を想起させる出で立ちで、それだけなら別にどうという事もない。だが、普通ならばタイかなんかが巻かれているはずの首もとには、何故かタオルが巻かれていた。なんの変哲もない、タオルが。 ……遺作……。 思わず「遺作、きっさま〜!」とツッコミを入れてしまうところだった。ごく論理的に考えてみた場合、この事実には二種類の解釈が成り立つ。 1:彼女の高校は夏服が遺作スタイルだ。 2:この夏遺作スタイルが大ブレイク寸前。 ワタクシの如き非才の身では、これ以上の解釈は思いつかない。どちらの方が可能性が高いか、と考えてみれば、環状線通勤をはじめて一年以上になるが今まで遺作少女なんて見た事ねえ、という事実があるので2番の方に分があると思われる。そうかそういうことか。するとアレですか、女性ファッション誌の最新号には「この夏、遺作スタイルがナウい!」とか「私は遺作で13キロ痩せた」とかいう記事が載ってますか。 野菜ジュースを週2本買って飲んじゃうよ計画(略称「プロジェクトY2K」)を発動、コンビニで充実野菜を買ってきた。コンビニで買うのはコストパフォーマンスの点から避けたいところであるが、近所で確実に充実野菜を置いているのはイズミヤであり、平日仕事帰りによるにはあまりに遠い、というか帰宅は閉店後という日がままあるため安定した供給源にはなり得ない。最寄りのファミリーマートにはほぼ必ず置いてある、という事実を僥倖と思い、ひたすら飲んで飲んで飲み尽くす覚悟である。最近の衰弱ぶりは我ながら甚だしく、飲まなきゃやってらんねえぜという感じだ。食生活の健康というものにこれっぽちも注意を払わなかった学生時代、何故オレは死なずにすんだのだろう。イヤでもあのころは「無味乾燥とした食卓に些かなりと潤いを与える」という理由で料理作ったりしたからなあ。基本的に暇だったし。あの頃の暇が欲しい…… |
| 風か嵐か 青い先行 6月11日 |
| 日曜日家でぐったりし続けた甲斐あって、体の調子はいささかまともだ。あくまでも先週先々週に対する相対的評価であって、やはり体のそこかしこが痛いのだが。もはや週1本の野菜ジュースですら健康を保てないというのか。 じゃあ野菜ジュースを毎週2本飲むことにしよう。 ………… 己の発想の貧困ぶりが憎い……。既に6年目に突入した一人暮らしであるが、一人で生きていくことの厳しさはまったく改善されぬ。困ったものだ。 Renaissance、エリスクリア。一見学校の後輩のような姿をしているが、その正体は――ネタバレになるからそのものズバリとは言えないが――営業マンだ。典型的ドジッ娘属性であるのだが、失敗に失敗を繰り返す彼女の営業マンとしてのダメっぷりは、同じ社会人として(同じ……?)ひどく身につまされるものがあったりなかったり。つまり、キャラクターとしてかなり良かったということだ。活躍の場があまりなかったのが残念だが。でもお兄ちゃんと呼び、呼ばれるのは主従関係ではないと思った。 悪魔アルコンさんが相変わらずいい味を出していてステキ。サービス業なんスか……。シナリオの方はだんだん謎がまとまりかけてきた。街そのものに秘密があるようで。母親の幽霊の存在意義もなんとなく浮き彫りにされてきたようでありさっさと次のシナリオにとりかかるべか。 「氷の天使」(キャロル・オコンネル、創元推理文庫)読了。 「クリスマスに少女は還る」がかなり面白かったので買ってはみたのだが、なんか筋立てがすっきりしねえというかなんというか。最後までストーリーに集中できずに終わってしまった。体調が悪くて読むのにかなり時間がかかった、ということもあるのだろうが。残念。 |
| 獲物はこうやって狩るものだ 6月10日 |
| 今日の起床時間は11時。普通に戻った。別段、脳内の睡眠時間サイクルを司る器官が破壊されているわけではないらしい。 第一話こそ面白かったものの、進むに連れあまり特徴のない戦隊もの話となっていったのでしばらく見るのを差し控えていたガオレンジャーであるが、狂兄貴先輩の指摘により久しぶりに見てみたら、なるほど面白いことになっていた。いつの間にやらガオの宝珠争奪戦になってるし敵の方もパワーアニマル出してくるしおまけに合体するし。その姿はさながらガトリングボア装備の電童の如し。そして必殺技はやっぱり断空砲。一つの話の密度も濃くなっており(話の導入の頭の悪さがステキ。そりゃ悪の幹部だって売店で新聞売りまさあな)こりゃ今までの意見を改めて来週からも見ねばなるまいよ。アギトは戦闘がかなり控えめだけに、ガオレンジャーを見てバランスを取ろうと思った。あとあの緑色のおじゃる丸は何者ですか。赤い人は? ムゲ・ゾルバトスのモヒカン将軍のように更迭ですか? アギトの面白さも相変わらず。北條君大ピンチ。 Renaissance、雨宮麗依那クリア。ゲームの舞台となる神無町、異国情緒にあふれすぎて「ここは神風怪盗ジャンヌの街かーい!」と突っ込まずにはいられないような街を作った代議士の娘。これはこれで話が完結しているのだが、微妙に羽純シナリオとのリンクもあり、そしてより深い部分での謎は解かれぬまま、という状態であるのでさっさと次のシナリオをプレイせねば、という気にさせられる。このゲーム、シナリオはかなりいい。システムというかゲーム性というか、の部分にはかなり疑問が残るが。攻略サイト見ながらやっているのだが、見なきゃ絶対わからんてコレ。目当てのヒロイのルートを選択するための法則性を見抜くのがまず難しい上に、さらに別のヒロインとある程度接触しなければならないというのがかなりツラい。 営業活動をして回る悪魔アルコンさんがやたら面白かった。神を信じる者の少ない現代においては悪魔を崇める者も少ない。悪魔を崇める者が少ないということは、悪魔に魂を売る人間も少ない。故に現代にあって悪魔が魂を集めるには、自ら積極的に営業活動を行わねばならない、らしい。完璧すぎる三段論法だ。最後に主人公はコイツと対決することになるのか、と思っていたらあっさり和解成立でやや肩すかし。ちょっと最後が盛り上がりに欠けるだろうか、と思わないでもないが面白かったからまあいいか。 |
| 僕にこの手を汚せというのか 6月9日 |
| 休みになるたびつらいのは、土曜の朝はどうしても平日より早起きしてしまうことである。この問題を解決すべく、昨晩はビールを一本ほど飲んだのだ。アルコールのパワーで遙かな眠りの旅を捧げられよう、というつもりで。ところがこれがまずかった。疲労した肉体にアルコールが予想以上にまわり、気温が暑いんだか体温が熱いんだかさっぱりわからない譫妄状態にまたしても陥ってしまった。これはやっぱり今流行の急性白血病というヤツか、と薄れる意識の中で思ったものの、朝目が覚めたら生きていたので違った模様。しかしながら時計を見てみたら朝五時、新記録樹立である。布団の中でゴロゴロしてみたもののどうしても睡魔は帰ってこず、仕方がないので起きた。おかげで日記を書いている現在、連続稼働時間20時間という、ザ・スリーパーたるこのワタクシにとって未知の領域に突入しつつある。眠い…… いつものごとく日本橋に繰り出す。今日は主としてゲーム発売日のチェックを行った、という感じだ。タクティクスオウガ外伝が再来週発売という話であり驚いた。とうとう携帯ゲーム機を導入する時が来たようである。あとファミ通によるとゲームボーイアドバンスド用のスパロボが秋に出るらしいのでこれも買わざるを得ないだろう。新規参入はドラグナーとナデシコという話でありワンダースワンの飛影とマシンロボよりもさらに冒険的であると思った。ゲキガンガー3が使えたらいいなあ。とりあえず、6月はアドバンスド本体とオウガ外伝、7月はスパロボアルファDCとONLY YOUリ・クルスを購入、というのが決定事項。 ザブングルのDVDBOXが出ていたのでコイツは購入すべきだろうか、と思ったのだが、三万円あったら先にBS対応ビデオを買うべきではなかろうか、という気もして悩む。 あと月姫読本をゲットした。よし。 その後裕天先輩OKI先輩と合流し、メトロポリスを見に行く。さして期待もしていなかったので、まあそれなりに楽しめたと思う。内容は、「ヤア、ボク、フィーフィー! 16光年彼方のユーカラ星からやってきた宇宙人なんだ」という話。 OKI先輩が「間違えて『入場券テクノポリス一枚ください』っていったら恥ずかしいだろなあ」とか言っていた。「このネタ日記で使っていいで」と許可をもらったので、載せておく。 flutter of birds、虹掛美雨クリア。Hシーンのあとが怒濤の展開だった……。(以下ネタバレにつき白地に白字で)ヒロインが死ぬのは別段結構である。だが、死ぬのであれば、主人公がヒロインの死を乗り越えていく過程を描くことが必要不可欠であると思う。その点から見ると、美雨シナリオに関しては死の前後の話が短すぎる。ヒロインの死を扱うシナリオについてはKANONの沢渡真琴パターン(早い段階で死が不可避であることが判明する。運命を受け入れるために主人公はヒロインの死の前に覚悟する)とALIVEパターン(ヒロインがいきなり死ぬ。主人公がヒロインの死を受け入れていく過程を描く)の二種類に大別される。要は死ぬ前が長いか、死んだあとが長いか、という分類方法であるが、美雨の死の運命が判明するのは死の直前で、死んだあとはすぐエピローグとなる。どっちかに重点を置いたらもっと良くなったと思うのだが。リフレインブルーはその辺うまかったなあ、と思い返してみたり。全般的には、まずます。あとこのゲーム、ヒロインのネーミングが前衛的すぎると思った。美雨と書いてみあまと読ませるのもたいがいだが、白風と書いてシロップと読む、ってのは無茶すぎだ。DAL先輩同様オレもコイツをシロッコと初期認識してやや大変。 なんか最近はfob、ルネサンス、真・女神転生、アルファ外伝二周目と四つもゲームを並行してプレイしている。どれかこれ一つにのめり込む、ということが何故かできない。何故だろう。 明日は、ウチのなかでただひたすらじっとしている予定。休みの疲れを翌週に残さないようにするには、それしかない。 |
| 余はキリストで汝はポンティウス・ピラトーである 6月8日 |
| 昨晩は気温が暑いのか体温が熱いのかすら分からないような譫妄状態に陥り「これが今はやりの急性白血病ってヤツかしら」とも思ったのだが、朝目が覚めたら生きていたので、どうも違った模様。背筋から腰にかけてが痛かったのだが熱や吐き気が収まっていたので出勤。 大阪の小学生殺傷事件の衝撃は、ウチの職場にも駆けめぐった。こわすぎる〜! ウチのシマにはその辺の年頃の子供を持つ人が三人もおり他人事でない、という感じだった。なかでもリーダーの言った言葉は印象に残っている。 「……ハムラビ法典復活させな」 人の親の気持ちを一文で見事に表現しきっていると思った。ってハムラビ法典を実践するには20回刺して8回殺さねばならないんですが。う〜んオリエント急行。 いつも行く弁当屋は、金曜日には弁当を買うと別に一品つけてくれる。普段は果物だが、時折平気な顔で青汁なぞを出してくるので油断ならない。今日は、ポッカの舐茶なるものがあったので、飲んでみた。これが、マズい。たとえるならば、風邪を引いて病院に行ったときに喉に直接塗られる、茶色くてオエっとする謎の薬を水に溶かした、という感じだ。おえ〜ッ! パワーバフガールズを鑑賞する。受ける子供漫画を描くには子供のしつけに関するテーマを扱えばいい、とはさるまんでも指摘されていた真実であるが、それは洋の東西を問わないのだなあ、という内容だった……のだが。ブロッコリー型宇宙人ブロッコロイドが地球を征服しにやってきた。やつらはいくら叩いても切っても尋常ならざる再生能力ですぐ復活する。奴らを滅ぼすには、全身を食べて胃液で消化するしかねえ! 子供達よ、世界を救うためにブロッコリーを食って食って食いまくるのだ〜! という話であり、久しぶりにアメリカ人の恐ろしさを垣間見たような気がした。宇宙人を食うのかよ! Renaissance、海江田羽純クリア。主人公の従姉にして高校の先生で言語学者であり、彼女につきまとうと対象言語学について勉強させられることになる。もう一人紅葉というヒロインが絡んできて、こっちでは陰秘学やら錬金術の歴史やらについて勉強させられることになる。背景世界、もしくは概念をプレイヤーに理解させるため、シナリオの流れをせき止めることなく説明を織り込む、というのは月姫に見られるように実に難しいことなのであるが、まあ結構うまいこと織り込んでいるんじゃないでしょうか。そもそも言語学というのは面白い学問であることだし。その言語学が、シナリオに深く絡み合う。簡潔に述べると、言葉と認識を操ることによって世界を変えちゃうぜ、という話。40年代SFの「現実創造」とかSENCE OFFの御陵透子シナリオとかマトリックスの「飛べる、と思うのではない。飛ぶ、と知るのだ」という言葉を思い出していただければ良かろうと思われる。 シナリオはこれ自体で完結しているが、「第二のキリストを生む」とか背景などに色々疑問が残っているので、これは他のヒロインをクリアしていくウチに解けていくのだろう。つうか「母親の幽霊」が何の伏線でもなかったら驚愕である。 あと主人公、Hシーンが小太郎君風味。 |
| Eat
or die 6月7日 |
| 朝起きたら、咳は出るし咳が出るたびに吐き気がこみ上げてくるしおかげで朝食が食べられないし、という症状に見舞われ、こいつはやばいと思ったので急遽会社を休むことにした。最近ず〜っとダルいから、いつダウンしてもおかしくないと思っていたが。夕方になってナンボか楽にはなったが、体がダルいのは相変わらずなので今日も日記は短めとさせていただく。コレはマジでやばいのか……? |
| くさる宇宙 6月6日 |
| 朝はドカドカ雨が降って一苦労、帰りはすごい湿度で一苦労。やだぁー、べとべとするぅ〜。この苦しみが秋まで続くのかと思うと、憂鬱だ。梅雨は人の心まで湿らせる。だが戦ってゆかねばならないのだ。いつか来る暗黒祇園祭の日を、生きて迎えられるまで。暗黒祇園祭実行委員会委員長たるこのワタクシ、最近ややナーバスであります。従って日記に書くようなことも思いつかない。良くないね。25年生きてきたが、6月にはあまりいい思い出がない。就職活動中、魂がもっともネバーランドに近づいていたのも6月だったし。やぁねぇもぅ。 電童。またしても最終決戦チックな盛り上がりを見せており、小学校生活ずるりべったりだった頃がまるで嘘のようである。あとベガ様は宇宙に出るときは何故常にヅラをかぶりますか。実はあれってヘルメットかなんかなのか? あるいは「ゲッタウェイ」みたいにヅラの下から武器を取り出すとか。 |
| 黄泉の国へまっしぐら 6月5日 |
| 梅雨入りだそうで。天気の悪さに体調の悪さが相まってテンションが上がってくれない。本日特筆すべき事といえば、リーダーの「オレ1週間しか就職活動せぇへんかったで」という話を聞いてガックリした、という程度であり日記に書くようなことが思いつかぬ。あと、弁当屋で弁当ついでにキムチニンニクをもらったくらいか。見るからに毒々しい赤色をしておりこれを食い尽くそうと思ったら鼻血噴出は避け得ぬであろう。これでも食べて元気つけましょか。はー……。 休みの間に「汁の熱さが……」コーナーでゲームの評価基準をちょっといじってみたのだが、あの採点はオレにとっても衝撃の結果だった。何故ファントムとSENCE OFFが同点で並ぶ……? 我ながらあの採点方法は問題があるなあと思うので見直しをしたいと思うのだが、時間がないのでとりあえず週末まであのまんまにして置かざるを得ない。この一週間で、オレ自身がエロゲに一体何を求めているのか、己を見つめ直し、自己分析してみたい。 自己分析って単語、就職活動を思い出させてヤな感じ。 |
| 君をガスに気化して成層圏に拡散してやる 6月4日 |
| 月曜日だというのに、喉が、体の節々が、痛むのは何故か。もはや充実野菜だけでは健康を保てない状態にまで陥っているというのだろうか。やはり日曜日は遅くまで出歩くもんじゃねえなあと思った。あぬー。 MILKY WAYが終了したので、次のブツに手を染めてみた。 その1、flutter of birds。田舎の診療所で叔父さんの手伝いをする話。なんか、人物像を見ていると精神が不安定になってくる。なんつうか、色指定用に色鉛筆かなんかで塗られた原画をそのまま使用しているというような印象が……。竹井正樹の名を押し出している以上これはどうかと思うのだが。あとヒロイン以外の人物がヤケクソ過ぎる。老人が黄色いし。まあ、重要なのはシナリオであるからして、一通りプレイするまでどうとも言えないが……ものすごく落ちつかねえ。 その2、Renaissance。母親が病死するシーンから始まる。シリアスものかと思わせておきながら、気がついたら母の幽霊と陽気に会話していたりする。よォわからん。イラストもかなりユニークであり悪く言うと地味。でもこういう見た目に地味なヤツが意外と面白かったりするわけであるので、まあぼちぼちやる。 参ったのは、両者ともテキストADVながら、セーブできる場所がかなり固定されているということだ。いつでも好きなときにセーブできる、という機能は社会人にとっては不可欠でありたまらんなあ。それは現在PS2を占領している真・女神転生もしかりであり、アレクちん、とりぷるぴんち。 「1984年」(ジョージ・オーウェル、早川文庫NV)読了。 有名な作品であるので、筋の要約はいらないだろう。簡単に言うと、全体主義って恐ろしい、という話。CATCH=22をちょっと思い出した。とりあえず、このようなフザけた日記で感想を書くような内容ではないと思われる。全体主義の恐怖は決して絵空事ではないと思うのだが、ワタクシ如きの筆力ではいかな感想を書いてみても陳腐にしかなるまい。真剣になんか書こうと思ったらえらく時間がかかるだろうし。よって特に感想は書かない。まあ一般教養の部類か。 付録のオセアニア公用語の解説は妙に面白かった。good.gooder,goodestって仮面ノリダーじゃあるまいし。ひょっとしてこれが元ネタですか。 |
| 青い青い 青い仮面のG-3 6月3日 |
| ↑アギトには仮面ライダーが3人出ているからして、それぞれにテーマソングを作ってやらねばならないと小生は愚考する。現時点においてアギトは単なる怪人始末屋であり、どこにドラマの力点が置かれているかといえば明らかに警視庁サイドだし。でもG-3はともかくギルスは厳しそうだ。語呂悪いし。ラーメンマンほどではないが。でもラーメンマンにもその名を織り込んだOPテーマがあるのだから、なんとかしていただきたものだ。 そして来週からは六畳一間で二人の仮面ライダーが共同生活ですか。 MILKY WAY、東条恋水と東条悠クリア。妹の恋水は邪悪ロリ属性。まあまあだった。姉の悠はメガネ。倫とさゆらがそれぞれ「眼鏡を外すと弱くなるメガネ」「眼鏡を外すと強くなるメガネ」であったのに対し、彼女は「たとえ泳ぐときでも眼鏡を決して外さないメガネ」だった。あと東方仗助風にキレる。「てめー今何つった! このオレがタレ乳で年増だとォ〜ッ!? 確かに聞いたぞコラァ!」という調子。まずまず。 そして全員クリアすると、主人公の実の妹の視点から綴られた物語が新たに現れる。のだが……なんじゃこりゃ〜ッ。ALIVE RENEWALのアナザーストーリー並に訳の分からぬモノを入れよってからに! 最後の最後で謎を投げてくるとはどういうことじゃあ。それは、「ALIVE RENEWALをやっていないとさっぱりわけがわからないが、ALIVE RENEWALをやっていてもさっぱりわけがわからない謎」であってまったくもって謎。…………。 総評。シナリオもシステムもあんまり良くないんだが……キャラクター造形のうまさに引かれてついつい最後までやってしまった、という印象。決して悪くはないが、他人に大声で勧めるわけにはいかないなあ、という程度か。そしてALIVE RENEWALから引き継がれた謎がさらに巨大化してかつ未解決。しかし猛烈に気になるのでいずれ発売されるらしいMILKY WAY2に手をつけねばなるまい。こういうのをメーカーに踊らされているというんだろうか。いやまあキャラクターがかなり良かったから、いいんだが。世の中には、理由はわからないが何故か気に入ってしまう、ということがあるもので。 朝起きたら体がガチガチになっておりかなり痛かった。言うなれば、「狩りのとき」のソララトフの如き「ロシアの人間ヌードル」状態。だが時間の経過とともにそれは快方に向かった。そしてOKI先輩よりカラオケ行って真ゲッターロボまつりをやるぜ、とのコールを受けたので心斎橋に向かった。他に集合したのは裕天先輩、やながわさん、つい先日内定をもらったばかりのレッドプリンスたるクエスター先生、そして途中参加ではあるが、番長。4時間ばかり歌ったのだが、「今がその時だ」が歌の本に載っていなかったという忌むべき事実が発覚したので真ゲッターロボまつりは中止となった。 その後日本橋をちょっと物色してからカプリチョーザでパスタを食らった。で、番長が最近手をつけているDCKANONの話で盛り上がってみる。最近我々は顔つきあわせるたびにエロゲの話ばかりしておるのう…… 途中寄った古本屋で「ケイヴマン」発見、購入。バカミスで紹介されていた、「電波系探偵」という新ジャンルの開拓を試みた実験的一作、であるらしい。早川文庫NVだったとは、意表をつかれた。 磯野家第9話はもうちょっとで書き終わるのでお待ちいただきたい。最後に書いたのが2年近く前なんでこんな謎とかあんな伏線とかなんのために書いたんだっけ、と思い出すだけで一苦労なのです。ムググ。 |
| 復活の奇跡 6月2日 |
| ダルければダルいほど、土曜の朝目が覚めるのが早くなるのだろう。今日も目が覚めたら何故か6時半でありランディムとかいう謎のポリゴンアニメをまたしても見てしまった。やだぁ〜、ポリポリしてるぅ〜。まあ、ポリゴンで人間の表情が描けるのは、すごいことだとは思う。 日本橋の近所に住んでいることの利点の一つは、たとえダルくても気軽に日本橋に行けるということだ。真・女神転生が主目的だったのだが、気がついたらわさわさと色々買い込んでいた。 ・I'veのソングコレクション2枚組。最近よく出くわすし。 ・「見えないグリーン」。バカミス紹介本。 ・「氷の天使」。「クリスマスに少女は還る」の人の新作。って昔竹書房から出ていたヤツの再訳か? 竹書房の文庫ってスターウォーズしか知らないのだが。 ・「地下室の箱」。ジャック・ケッチャム。「隣の家の少女」の悪夢が蘇る、とオビに書かれたら、買わない手はない。 ・その他アルカディアとかBLACK CAT3巻とか。 早川が「このSFが読みたい」と連動したフェアを行っていた。見てみたら、さりげなく「占星師アフサンの遠見鏡」が復刊されていた。なッにぃぃ――――ッ!! わざわざ実家に行ってマウンテンサイクルから発掘したオレの努力はなんだったんだレイン!? 表紙も新しいものになっていた。むう。あとこのSFが読みたい90年代ベスト10の3位に入っていた「アヌビスの門」は復刊されていないようだった。なッにぃぃ――――ッ!! 2位だった火星夜想曲は復刊されたというのにッ! 実は早川文庫FTというのがマズいのか。 で、真・女神転生を開始した。何が変わっているかといえば――スーファミ版をプレイしたわけではないのであまり大したことは言えないが――字が読みやすくなっているのと、ダンジョン移動時のアニメーションがスムーズになっていることくらいか? イラストが驚くほどそのまんまであり、開始早々に悪魔に食われるお母さんがエラい美人になっている、ということはなかった。これならきっとゴトウのフンドシ一丁も再現されていることだろう。PSの規制に引っかかっていなきゃの話だが。 エキスパートモードで(ゲームバランスがオリジナルと一緒)ちょっとプレイした感想であるが、やはり昔のゲームは色々不親切だと思った。次に行くべき場所がさっぱり分からなかったり、何の準備もできないままダンジョンに強制連行されたり。おかげで病院でオリアスと防具無装備で闘う羽目にあったわい。だが我々の世代は、この不親切ぶりを当然と思い、そこから生まれる悲喜こもごもとともに育ってきたのだ。復活の呪文を書き間違えるのも基本、ドラクエ3のセーブデータが飛ぶのも基本。真・女神転生の不親切ぶりは我々にある種の郷愁の念を喚起させるものであり、これはこれでいい。と思った。オコサマがどんな感想を抱こうが、知ったことか。同時に、今のゲームってホントに親切だわなあ、とも思った。 オレが悲しいのは、我が家にはファミコンスーファミが久しくなかったため、復活の呪文を書き間違えるかなしみとかセーブデータが吹っ飛ぶかなしみを、自分の体験としては知らない、ということだ。やはり最初に導入された家庭用ゲーム機がネオジオCDだったという我が家は、どうかしているのか。 昼寝してみても風呂に入ってみても体が重い。明日もウチでじっとして居ざるを得ない。静かに磯野家の一族の執筆でもいたしましょう。早けりゃ明日にでもアップ、といきたいものだが、どうなるやら。あのコーナー全般的に作り直したいし。 |
| 「飛べない豚に、意味はあるんでしょうか」 6月1日 |
| 新年度に入って会社の人事組織の刷新があり、それで新たなるグループとなった面々の懇親会が今日開かれるはずだったのであるが、仕事が忙しいので上長とともに行けず。先月末も忙しかったが、今月末も忙しい。困ったものだ。疲れがなかなか抜けないのはそのためかもしれない。 忙しさの一因としてワタクシの無能も挙げられるのではあるが。殊に痛感するのは説明能力の乏しさであり、自分の言いたいことを伝えられないのによく小説家志望なんて言ってられるな貴様、という感じだ。いや文章を書くのとそれを言葉にして伝えるのとは別ですよう。ワタクシという個人をWEB上でしか知らない方々がどう思っておられるかはわからないが、オレは、かなりの口ベタであり対人恐怖症だ。まあ不登校に陥っていた頃に比べれば格段に良くなっているのだが、やはりまあいろいろと問題は、ある。精神的な病は完治することがない、とアメリカンジョークでも言っている。 これだけ日記を書き続ければ、まあある程度は言葉を紡ぐ能力が養われているとは思う。いい訓練ではあろう。しかしよく考えてみて、具体的にどのような訓練になっているのか、と考えてみると…… 「恋ごころは要約すると弁髪萌えな話」と以前に日記に書いた。オレが日記を書くことによって養っているのは、「全体的な印象からはほど遠い、ごく一面的な真実を選び出して声高に主張する能力」、平たく言えば「真実を語りながらも相手に誤った印象を植え付ける能力」である。この日記は意図的にそういう方針で書かれているのであって、そりゃ意志の正確な疎通が必要な仕事においてはさっぱり役に立たないわな。 やはり人生について色々考え直してみた方がいいのかもしれない。 携帯電話何処にやったっけなあ、としばらく思っていたのだが、本日無事私用カバンの中から発掘された。オレってホントに携帯電話嫌いだなあ、と他人事のように思ってしまった。 携帯されない携帯電話に意味はあるんでしょうか? MILKY WAY、御影咲夜クリア。 哀しいことであるが、世の中には、いじめられるために生まれてきたとしか思えない可哀想な人々がいる。石津萌とか東京魔人学園の夢少年とか。御影咲夜も、そう言う星の下に生まれてきた娘らしい。正確に言えば、いじめがいのある可愛さを備えている、というところか。このゲームは全般的にお気楽シナリオであるからして、いじめもさして深刻ではない。安心だ。リアクションがやたら大きかったり表情がコロコロ変わったりするのは見ていて愉快でありグッド。 全般的にシナリオの盛り上がりに欠けるMILKY WAYであるが、キャラ主導日常ずるりべったり型エロゲと見切れば、結構楽しめる。だんだんわかってきた。 |