漂流者の日々第5部
異境迷走編
| クアラルンプール・デス・トリップ 12月15日〜12月16日 |
| 実家のほうから荷物が届いた。中身はリンゴ。昨年みかんを贈っていただいたものの食い切れなかったという悲しいことがあったので、少なめにするという話だったのだが、見ると結構たくさんある。死力を尽くして食い尽くす所存であるが、どうなるだろう。 参考までにいうと、昨年食いきれなかったみかんは、贈られてきた段ボール箱の中に入ったまま、玄関のところに放置されたままである。最後に中身を見たのは、少なくとも30週間前であると請け負ってもいい。 ………… 闇のさだめを背負ったものは闇に葬るのが一番であろう。中身を確かめる勇気は、オレにはない。 京都の大学のSF研が集合して行われる合同読書会に参加するため、京都へ向かった。お題は「ハイペリオン」。全六話構成のうちどれが面白かったかという質問に対して、それはまあ1章と4章ではないのか、というコンセンサスは得られたのだが、読書会の話題の中心となったのは2章。ニュー武士道という胡乱なものを体得したパレスチナ人の軍人カッサードが、バーチャルリアリティ型軍事訓練プログラムの中で出会った女性と青姦し倒す話であり、それを他の巡礼者に語って聞かせるカッサードはよほどの変態野郎だなあという話でひとしきり盛り上がった。なんだかなあ。 その後焼き肉屋になだれ込み雑談にうち興じる。といってもワタクシ焼肉を食って食って食いまくっておりましたが。食い放題という単語に目がくらむ己の愚かさを恥じるより他にない。プリオンなんて全然怖くないですよ? あとウチの大学の現会長に、昔オレがミステリ研で書いたものの話を振られてちょっとうれしかったです。 他の方々はさらにカラオケ屋に行ったらしいのだが、ワタクシ食い過ぎかつ飲み過ぎでやや危険な状態だったので、焼肉屋で合流した狂兄貴先輩と合流して西京極邸へ向かった。ここでいろいろ鑑賞する。 ガオガイガーFINAL5巻。相変わらず面白くかつあまりにもいいところで次巻へ続く。本当に残り3巻で決着つくのかね? ソウルテイカー。要約すると、ヴェドゴニア+シスタープリンセスな話の模様。そォかこういう設定なら妹が12人いようが120人いようが全然不思議じゃないなッ! 尋常ならざる色使いや構図、異様なノリのシナリオに魅せられた風味なので4巻まで借りて来た。サクサク鑑賞する予定。 少ししてカラオケに行っていた後続部隊がなだれ込んできてカードゲームをはじめたのだが、ザ・スリーパーたるアレクセイさんはさっさと寝てしまいましたとさ。もう少し他大学の人々と交流すべきであったなあと後悔しないでもない。 翌朝。 OKI先輩、番長、そして家庭の事情により読書会に参加し損ねたクエスター先生、そしてこの私という面子となっていた。とりあえずカードゲームするか、という話になったのだが、このゲームには4人が必要なものの、OKI先輩が別の部屋で寝ている。さて誰が起こしにいこう、と協議した結果、古今東西をやって負けた奴が起こしにいく、ということで合意を見た。さて、この3人という面子で思い起こされるのは、「デンマークの首都ってどこだっけ」「とりあえずデンマってことにしとこうや」と一晩中頭を悩ませた、遠い記憶。というわけで古今東西のお題は「世界の国とその首都」と相成った。死闘の果てに導き出されたものは――「オレたちはマレーシアの首都も思い出せないアホなのかッ」という恐るべき事実だった。マレーシアの首都の名を調べるべく、西京極邸の黒歴史ボアザン鳴沢遺産を発掘するというマネまでしたのだが答えは得られず、結局「きっとOKI先輩なら知っているだろう」と三人でOKI先輩を叩き起こしに行ったのだった。やはり僕らはアホ三人ですか? |
| チベット殺人空手 12月14日 |
| 朝は新今宮でえらい冷たい風に吹かれるし帰りは11時頃灘駅で六甲おろしに吹かれるしでクソッタレ寒い思いをした一日だった。おかげでアージュの大空寺あゆ表紙を見逃したぞコンチクショウ。あの時「さすがに会社からエロゲの会社のサイトをのぞくのはいかがなものか」と分別を働かせさえしなければこんなことにはならなんだものをッ。 ピアキャロ3、高井さやかクリア。えーと、(以下略)とまあニック・コーリー的言辞を使わざるをえないところだ。いや決して悪くはないのですよ? 2から3へと正統進化しているというか。まあいいんじゃねえのかなあと思えるようになってきた。 シナリオのほうなのだが、これまた評価が微妙である。早い段階でくっつくのだがそこからがイヤ話。しかし「君が望む永遠」なみの猛烈なイヤ話というわけでもなくもやもやとしたまま話は続き、そして決着を見る。ハッピーエンドにせよバッドエンドにせよ、なんかすっきりしねえなあ。2のメインヒロインの日野森さんにくらべればいい娘だとは思うのだが。ギャラリーを見るとかなり穴があるので、他に何らかの展開があるのだろうか。制服が三種類あるので最低三周しないとギャラリーが全部埋まらない、というピアキャロ伝統の仕様であるが、しかしそれでは説明しきれない穴がある。 面白かったのは、二人で恋愛映画に行くエピソードがあるのだが、その映画の内容が明らかに2の日野森シナリオなのである。見終わった後、二人は見た映画の内容について――つまり日野森シナリオについて議論する。これはちょっと面白かった。あまり評判のよくなかった(と思われる)日野森シナリオを自己弁護しているという感がなきにしもあらずではあるが。 気になるのは、誰のシナリオであろうが割り込んでくる主人公の夢のエピソードである。子供の頃、女の子と一緒に遊んだ記憶が出てくるのだが、思わせぶりに挿入される割には伏線として回収されない。てっきりメインヒロインたる高井さやかシナリオで出てくると思ったのだが。では、どういうことなのか。主人公の夢は、女の子が鳥の巣を探しに高い木によじ登ったところで終わっている。高い木によじ登る少女、というキーワードで思い出されるのは、もちろんKANON。 ………… すべてがわかったウッソ・エヴィン! ピアキャロット4号店のウェイトレスの中に一人生霊がいるなッ!? そうでないと理論上おかしい。 あとバイト中のチップアニメの中に、With Youで出てきた人がいた。謎のチベット殺人空手っ娘。 なんだかんだと文句を言いつつハマってる風味。 明日は京都に行く予定なので更新は日曜日になると思われる。しかし大阪でこんなに寒かったら京都は死ぬほど寒かろうなあ。重装甲していくか。 |
| クロッシング・オーヴァー 12月13日 |
| あまりにだるいんで本日は定時に帰らせていただいた。まったくきっついなあ。一日中仕事しつつも頭がぼーっとしており深刻に疲弊しているような感じだなあ。まあ仕事上仕方がないのだが。大悪司にはまっているといっても遅くとも12時前には寝ており、それでもだるいというのはどうにもこうにも。まあ黙って耐えるしかありませんな。 何がアレかというと疲れているので日記に書く与太なことを考えられないというのが一番アレだ。このサイトを見にこられている方々にはまことに申し訳ない限り。適度に忙しいと適度にタガがはずれてちょうどいいんですけどネ。 そういや12月に入ってから唐突に1日のヒット数が150〜190に上がっているのは何故ですか? 11月中は120〜150だったのが、12月1日になって以降150ヒットを切る日がなくまったくもって不思議。 「神は銃弾」(ボストン・テラン、文春文庫)読了。 保安官事務所の刑事ボブ・ハイタワーの別れた妻が新しい夫ともども殺され、娘のギャビがさらわれた。犯人はカルト教団「左手の小径」のリーダー、サイラスという男と判明したが、その行方は杳として知れない。そんなとき、ボブに一通の手紙が届く。以前教団に所属していて、今は麻薬中毒のリハビリセンターで過ごす女性ケイス・ハーディンからのものだった。ボブは彼女をパートナーとし、娘を取り戻すために南へ向かうのだった。という話。 2002年度このミス1位作品だが、ポップや極大射程並に激烈に面白い、というわけではなかった。よく見れば2位「夜のフロスト」「アメリカン・デス・トリップ」と1点差。オレなら夜のフロストを1位とするところであるが、しかし「神は銃弾」は決してつまらないわけではなくそこそこ面白い部類に入る。育ちも性格もまるで違う二人が協力して悪と立ち向かう、と書くとひどくベタな話になってしまうのだが、それでもなおこの話が何故面白いかと問えば、旅路の果てにたどり着くまでの間、二人それぞれが己の価値観を揺さぶられる様子が書かれているからだろうか。カルトを追うメキシコへの旅は、あまりにも過酷である。あとケイスさんがやたらとかっこいい。ヒロインと呼ぶにはあまりに苛烈で、人を殺しすぎるが。イメージとしてはリズィ@PHANTOM OF INFERNO。「あんたはもう終わってるんだよ」(「ユー・アー・クロッシング・オーヴァー」とルビが入る)という決め台詞はあまりにもかっこいいので実生活におり込んでいこうと思った。 次の課題図書であるが、2位「夜のフロスト」は既読。同じく2位「アメリカン・デス・トリップ」はハードカバーかつ上下巻なので回避。エルロイはいつか手を出したいとは思っているのだが。4位「斧」、5位「心の砕ける音」も既読。6位「ジャンピング・ジェニィ」はハードカバーゆえ回避したいところだが、最近「試行錯誤」で大笑いさせていただいたばかりのアントニィ・バークリー作品だけにやや迷う。どうしたものか。 とりあえずはこのミスを買う寸前に買った19位「カリフォルニアの炎」を読むことにする。 |
| 人はただ大悪司を為す 12月12日 |
| 本日も帰宅11時かつ脳にあまり血が巡っていないような感じがするのでスクライド見てさっさと寝ようと思うわけであるが気がついたらポインタがやっぱり大悪司に! あまりの忙しさに分別すら失われつつあるようであり死にそう。やれやれ。 何故最近スクライドのOPは3番ばっかりなのですか? |
| ジャコバンストライカー、顕現 12月11日 |
| 昨日の「ゲーム中毒が人生を壊す」という話にリンクを張り忘れておりました。コチラ。 キムチが切れた。故に今日の朝食は「キムチと玉子を使用した調理方法が限りなくニラ玉に近い料理」略して「ニラ玉(偽)」から「玉」へと逆戻り。天地がひっくり返るようなドすげえ秘密を知ってしまった以上あの呼称はとても恥ずかしくて使えません。「ほォらこの料理の名前を言ってごらん」と婦女子にせまった日には羞恥プレイ以外の何物でもない。しかし名前はともかくクソッタレ忙しい朝の食事としては非常に優れているのでさっそくキムチを買ってきた。もはやニラ玉の時代は終わりだ。明日からもキ○玉をたくさん食べるぞー! 伏字がますますそれをヤバくしてしまうという不思議。 仕事の都合上本日は30分ほど早起きして会社に行ったのだが、一日中クソッタレ眠かった。最近仕事中の睡魔とは無縁の正しいサラリーマンとしての仕事をこなしていたのだが。たかが30分程度で何故こんなにも眠いのか、と考えてみたら、そういや昨晩大悪司をプレイしていて普段より1時間ほど夜更かししたんだったなあと思い出した。合計90分も睡眠時間を削るということは、ザ・スリーパーの二つ名で呼ばれるアレクセイさんとしてはこれ以上ないピンチなのである。ゲームで睡眠時間を削れるほどオレの体は頑丈にはできていないのだ。ホントに面白いのでやめられないのよね。ジャコバンストライクなイベントが起きたのでオレ的には大変なことになってますよ? このままではマジで取り殺されてしまうと思うので、いちご打に続き大悪司を平日封印刑としたい。のであるが気がつくとスタートメニューにポインタが伸びており「あぐあ! 腕が勝手に!」状態。ヤバ過ぎる。アレクセイさんは無事年を越すことができるのでしょうか? |
| PIA.1280 12月10日 |
| 月曜日だというのにいきなり帰宅11時であり今週も忙しいのかよーッ! 泣きたい。おうちに帰ってメールチェックをしてみればいきなりbadtransつきウィルスメールが届いておりますますヘコむ。あーあー。この2週間さえ乗りきってしまえば楽なはずなのだが。 ゲーム中毒が人生を壊すという話。海の向こうの人はスケールがでかいなあと思った。君らそれはやりすぎだろ。まあこの手の話題はベタであり、ゲームというものが存在する限り永遠に続くのであろうが。ワタクシのスタンスも「ゲームが悪いのではなく羽目を外す人間が悪い」であり、問われた時にはゲーム好きによく見られるベタな意見を述べることにしている。人を憎んで罪を憎まず。 |
| 情けは無用の新撰組 12月9日 |
| 唐突に行殺新撰組のムックを購入した。ちょっと前に出たのを知っておきながら「別にいらんかなあ」と思っていたものを衝動的に購入したのには少々経緯がありまして。 ふらりととらのあなに入ったわけですよ。とらのあなでは常にソレ系のソングが流れているわけだが、このときは男ボーカルのロック風味な曲が流れていた。聞いたことはないがこの歌詞には聞き覚えがあるような、と耳を傾けていたら、突然何の曲であるか理解した。その頭の悪さ加減において今年聞いたものの中ではベスト3に入るであろうアホソング、「みつめて新撰組」のロックアレンジだったのだ(参考までに言うとベスト3の残り2曲は「恋愛CHU!」と「ICHIGO・GO・GO!」だ。いつかエロゲのアホソングばかり集めたスペシャルディスクを作成したいなあ)。その事実を理解した瞬間から曲が終わるときまで、笑いをこらえるのが大変だった。いつの間にこんな曲が作られたんだー! と思ったが、ひょっとして最近出たムックのおまけについているのではないかしら、と気づいたので然るべきコーナーに足を向けた。なるほどムックの帯には「みつめて新撰組アレンジバージョン」と書いてあったので、買ったというわけである。 ところが。家に帰っておまけCDをパソコンに突っ込んで試聴したところ、みつめて新撰組アレンジバージョンとロックバージョンはまったくの別物であることが判明した。う、うああーッ! あの時……ワシがふらりととらのあななぞに立ち寄らなければ……こんなことにはならなんだものを……ッ! と東方先生みたいに後悔してももう遅い。まあ、追加シナリオとかいろいろ入ってたんでまあいいか。行殺新撰組も中途半端にプレイして放置してるんで、いずれやらなきゃなあ。 あとロックバージョンは、この御時世あまり大きな声では申し上げることのできない方法でゲットいたしました。良過ぎる。 大悪司開始。ヤバい。オモロい。これはハマるとずるずるプレイしてしまいそうな予感。 あとピアキャロ3も開始。これはこれで内容が猛烈に手堅いので落ち着くというかなんというか。このくらいのほうが、いつでもプレイ中断できて気楽といえば気楽なのだが…… 今日は100%エロゲ日記ですよ。先週クソッタレ忙しくて何もできなかった反動だろうか。やはりガス抜きとして適度にプレイすることが大事であるなあ。オレがエロゲ中毒なのは今に始まったことではない。 |
| Curry
roux inside me 12月8日 |
| カレールー断ちを宣言して一週間だかなんぼか立った。はっきりしたのは、オレは時々カレールーを食いたくてたまらないという衝動に駆られることがある、ということだ。特におうちでぼーっとしているとき、あるいはなにかやっていたことを中断したとき、ふと「カレールーが食いてえなあ」という意思がごく自然にわいてくる。幸い、誓いを立てて以来最後の一線を超えたためしはないが、いつまでも衝動に耐えぬくことができるだろうかと自問してみれば、あまり自信はない。なんというイヤな衝動だ。少年期に身についた悪癖がいまだに尾を引いているとは驚きだ。三つ子の魂百までって奴ですな。おれは一生この内的衝動と闘っていかねばならない、と書くとなんとなくジム・トンプソン風味ではあるが。 先週のあまりに後ろ向きな休日の過ごし方の何が一番厳しかったといえば、ジュンク堂までいく体力がなかったということである。このミスの時期なもので。というわけで買ってきた。何故か表紙にギャラリーフェイクのフジタさんが載っている2002年度版を。海外ベスト20のうち、オレが読んでいたのは5冊(+これから読もうとしていたのが1冊)だった。まずまず。といってもウィングフィールド、ウェストレイク、クック、ゴダード、ハンター、とことごとくがオレの好きな作家の作品だったが。要は俺の本の買い方は名前によるところが多く、知らない作家の作品の評判を知る手段に長けていない、ということであろう。まあそこを補うためにこのミスを購入しているのだが。というわけで今年も1位から順番に購入して読んでいきますよ。やはり大多数の意見というものは信頼できる。ポップ1280も極大射程もこれで知ったしね。で、さっそく今年度の一位「神は銃弾」を買った。来週から読み始める予定。 そして毎度のごとく国内編ベストはちっとも気にしないのでありました。ベスト20のうちあらかたがハードカバーじゃあのう。通勤電車で読まれんがよ。 ONLY YOUリ・クルス、漢エンドクリア。時間制限が厳しく最後のほうは危うかったのだが、なんとか滑り込みセーフ。えらいぞ自分。個別エンドはほとんど見ていないがシナリオ自体は全部クリアしたから総評書いてもいいでしょ。というわけで総評であるが、やはり安定して面白かった。あやめと来夢以外のシナリオはほとんど新作だったし。美咲シナリオはどうかなあと思ったが。死んだ空手家の父の姿を追い求める話が、何故途中から変身ヒーローものになるのだ。とはいえ、総じてよし。前作に比べて絵柄がかなりロリ風味になったもののあまり違和感がない。やや不思議。 01:タイガージョー 02:鴉丸羅候 03:魔神勇二 じゃなくて―― 01:ミュシャ・カレニーナ 02:鈴麗蘭 03:鏡守萌木 より正確に述べると、ミュシャさえいればあとはどうでもいいです。あとミュシャのトゥルーエンドは見ておかねば…… |
| ガラパゴスの箱舟 12月7日 |
| 今日も10時半くらいまで仕事をしており日記を書く気も起きねえなあ畜生。 「フィンチの嘴」(ジョナサン・ワイナー、早川文庫NF)読了。 ガラパゴス島に生息するフィンチという鳥の生態の観測を通じて、生物の進化とは長い時間をかけて漸進的に進むのではなく、今この瞬間も刻々と進んでいるのだ、ということを証明するノンフィクション。生物の生態を観測する場所としてガラパゴス島がいかに優れているかということがよくわかった。あと研究者夫妻が、いまだに創造論を信奉し進化というものを認めようとしない人々が多数存在するとは嘆かわしいことだ、と端々で言うのがちょっと面白かった。さすがキリスト教を信じる国民は違う。アメリカ人の半分が進化を信じていないってマジですか? |
| 神はニラ玉を創り、これを見てよしとされた 12月6日 |
| ニラ玉にカラシ漬けのニラを使ったらうまかろうなあ、と作ってもいない食物の夢想に耽っている、とは昨日書いたとおりであるが、辛いものといえばよく考えたら先週買ってきたキムチがあるじゃん、と気がついたので早速放りこんでみた。それなりに食える。少なくともただの「玉」、あまりにも無味乾燥としているので食ってるこっちのほうも殺伐としてくる「玉」よりははるかにいい。とりあえずからけりゃそれなりに食欲はわくしね。というわけでしばらくはこれを食って生きていこうと思った。 さて、この新たなる食物に命名しなければならない。キムチを使っておきながらこれをニラ玉と呼ぶことは出来ない。JAROからの天罰が下るであろう。ニラ玉はニラと玉子を使っているからニラ玉と呼ばれるのだ。ならばこの食物はさしずめ―― キム玉。 ………… ………… 必然としかいいようのない論理的帰結だというのに、何ゆえ、神をも畏れぬドすげえ名前になってしまうのか。キムタクと一字違いなのに(意味不明)。精神衛生上はなはだしくよろしくないので「ニラ玉(偽)」としたい。なにか素晴らしい名前を思いつくその日まで、暫定的に。 ボーナス明細が届いた。夏より微減だが、それほど騒ぐほどのことでもない。心配して損したなあ。しかしすると何故上長は明日ボーナスの話で会社に呼ばれるのだろうか。上長も微減ながらこれなら年が越せる、と言っていたが。 ひどいオチがつかなきゃいいなあ。祈るしかない。 |
| 敵に韮を贈る 12月5日 |
| 「ジサツのための101の方法」を再開できずにいる。そんなに怖いのか、と問われれば怖いんじゃボゲーッ!! と逆切れするほどに怖いので再開をためらっている、というのが現状だ。正直言って、仕事が難航して心がすさんでいる今のワタクシがこのゲームをプレイしたらホンマモンの電波人間になってしまうのではなかろうかと心配なのであります。ほらボクの電波って所詮ファッションだし。ファッション電波。というわけで、こんなときにはいかなるエロゲをプレイしたものか、愚考してみた。心がすさんでいるときには、何も考えずにただひたすら萌えられるゲームがいい。 そこで、ONLY YOUリ・クルスを再開した。勇二君や鴉丸やタイガージョーの漢の生き様にどうして萌えずにおれようか。なので漢エンド目指してプレイ中。ヒロイン7名のシナリオを全てクリアする必要があるのだが大王カウンター残り4000で白い羽は3枚、残り4枚必要。微妙だ。ゲリラ的に出没するミュシャさえなんとかなればクリアできると思うのだが。 鼻詰まりを除けば風邪は全快したような気がするのだが、仕事疲れでだるいのか風邪でだるいのかよくわからない。風邪を引いたときにはニラがよいとこの間フルーツバスケットでも言っておったがいい加減ニラを買って来なければ。永遠に朝飯に「玉」を食って過ごす事になる。「天一みたいにカラシ漬けにしたニラを使ってニラ玉作ったらうまそうだなあ」と夢想するのは結構だが、まずニラ買ってこようぜ、オレ。 |
| 寂しい冬の出来事 12月4日 |
| 鼻水がすごい勢いで流れ出るのは止まったが、鼻詰まりは相変わらずであり、喉と鼻孔をつなぐ空間のあたりに曖昧模糊として名状し難きゲル状のものが固着しているような感覚に一日中苛まれまことにイヤーンな感じ。いつになったら全快するのやら。抵抗力が落ちてるなあ、と自覚せざるを得ない。 本社から上長に電話があった。冬のボーナスの件で話があるので金曜日に会社に来てくれとのこと。 普通、「今期はたくさん儲かったからボーナス大盤振る舞いしちゃうよ」ということを訴えるために、わざわざ神戸から大阪まで呼びつけるだろうか。 ………… う、うああーっ! 今年の冬は寒いのかーッ。ゴッドファーザーDVDBOXを購入してひたすらソニーに萌え萌えするという冬休みの計画は思いきり暗礁に乗り上げた。というか自分で書いておいてなんだが冬休みに第1番目にやることとして「ゴッドファーザー鑑賞」というのはイヤな冬休みであるな。まあどうせ田舎に帰る気はないのだが。寒いし。 なんか最近全然いいことがないですよ? 会社ではXPが落ちるしねえ。安定性抜群じゃなかったのかコラ。 |
| 人類モドキ補完機構 12月3日 |
| 鼻水の出方が小康状態になった程度で、体調はいまだに不良。まあ、昨晩かみすぎで鼻は痛い鼻水は止めど無くあふれ出る、という状況からはかなり楽になったが。昨日の晩、ベッドの枕元にティッシュのボックスを置いていなかったら、きっととどまることを知らない鼻水のせいで窒息していたことだろう。一人暮しをしている以上常に孤独死の危険性が潜んでいることは(可能性は低いにせよ)承知しているつもりだが、鼻をかめずに窒息死なんて目にあった日にはあまりに恥ずかしくて親に顔向けできませんよ。死んでるけど。それにしてもこうも長期にわたって軽度の風邪が続くというのは、オレにしては珍しいような気がする。最近一過的に体温が上昇するというケースが多いだけに。ひょっとしてこの肉体がアギト化しつつありますか? ミントちゃん物語、コンプリートした。思ったより長くなかった。妹キャラには、「実は義理の妹でした」というオチがついていた。まったくがっかりだなあ。「同人なら血が繋がっててもOKか! こんな抜け穴があるとは盲点だったぜ」と感動してしまった身としては。イヤ僕は妹そのものにも妹に象徴される性格にも別段萌えませんけどね。 一番気になったのはアクアシナリオである。このシナリオでは、「銀色審判」「ドメスティックメイドロボバイオレンス」など、メイドロボがごく当たり前にあふれている世界における社会現象というものが描かれようとしている。残念ながらその描写は突っ込みが浅いと言わざるを得ないが、しかしメイドロボと社会の関係性を描こうというその試み自体は、なにやら盲点をつかれた思いだった。このゲーム中において、メイドロボは人間と何ら遜色のない意思と感情を持つ存在として描かれている。十分な知能を持ち自律的な、一見して人間そのものだが実はまったくもって異質である存在が人類社会に多数紛れ込むというという事実は、社会に対して巨大なインパクトを与えることだろう。メイドロボの介護の現場への大量導入から起こる看護婦の供給過剰、それに端を発するメイドロボラダイト運動とか、メイドロボの人格権問題とか参政権問題とか、セクサロイド的機能を持ち合わせるのなら男型メイドロボだっていなくちゃ、とか。適当に思いつくままあげてみたが、つつき出したらそれこそきりがない。あと参院比例区に「日本メイドロボ党」が出てくるとか(政見放送ではひたすらメイドロボの素晴らしさを説く。そして獲得議席0)これを掘り返すのはちょっとおもろいなあ、と思ったので結構面白いゲームではあったなあ、と思った。エロゲとしてどうかなあ、と思うところはあったが。というのは、なんかイベントがあるごとにHシーン突入の選択肢が出るのだが、そのことごとくを回避しないとハッピーエンドにはたどり着けないのだ。「オレはメイドロボを単なる性処理道具ではなく一個の人格として見ているんだ」的主張はまことに結構であるが、しかしこれはエロゲですよ? 二律背反とはこのことか。 とりあえず、アクアさんが一番よかったです。特に自閉するところが。アンドロイドっぽくなってしまうのが却って人間らしく見えるとは不思議な話。 で、「ジサツのための(後略)」と交互にやる、というのをすっかり忘れてた。大失敗。う、うああ――っ! 怖いよう〜! 「さらば、愛しき鉤爪」(エリック・ガルシア、ヴィレッジブックス)読了。 ロスの私立探偵、ヴィンセント・ルビオには秘密があった。実は彼は人間社会にまぎれて生きる恐竜なのだ。という話。 恐竜かよ! と本屋で思わず三村突っ込みをしてしまったので買ったこの作品、世界観がものすごい。大災害を生き残った24種の恐竜が、人間の着ぐるみを着て人間社会に多数紛れ込んでいるというのだ。「アメリカの人口の5%は恐竜」「クロムウェルもカポネも恐竜だった」「コスタリカは恐竜密度が高い」らしい。我々人間は、そのことを一切知らないのだとか。それはちょっと無茶苦茶ッすよ、と思わないでもないのだが内容は普通にハードボイルドだ。着ぐるみを着て本当の姿を隠さねばならない、というギミックが随所で利用されていて、なかなか面白くはあった。アホでよろしい。 |
| チリ紙が積もると山になる 12月2日 |
| 首から上だけが風邪を引いているような妙な感覚である。体はごく普通に動くのだが喉は痛い鼻水は出る耳は遠い、と首から上は明らかに風邪。まあ最近慢性的にだるいので普段のダルさと風邪のダルさの区別がついていないだけなのかもしれないが。どこかに出かけようと思えばさほど無理でもないことに思われるのであるがしかしどこかに出かけたら病状が悪化するのは必至、という調子なので今日は部屋から一歩たりと外に出ずに過ごした。休日の過ごし方としてなんとも後ろ向きではあるが致し方ない。鼻水はとどまるところを知らず、ゴミ箱には丸められたティッシュの山が築かれている。やぁねぇもう。乾いた空気が鼻に痛い。 唐突にガンパレ専用掲示板を設置してみた。方々のリンクから流れ来ているであろうガンパレファンとの交流を円滑に行うというのがその目的であるが、明らかに時期を外しているような気がしないでもない。ウチのサイトは一日で120〜150ヒットくらいするのだがそのわりには掲示板書き込みとかメールとか外来からのコンタクトが少ないような気がするので、より外来者が入ってきやすい場所を作るべきなのではなかろうかとワタクシは常に考えている。その試みの一つがチャットの設置であるのだが、オレ自身がチャットのプレッシャーに耐えられないという予想外の障害に直面して挫折、実質放置プレイ中というのは周知の通り。というわけで掲示板をもう一個設置してみることにした。現行の、前とか後ろとか平気で言い出す掲示板にはとても恐ろしくてかきこめない方のために。一体どのような人がウチのサイトを見てるのかまったくわからないので何もかも手探りなのであるが、まあ、どうなるやら。 |
| 愛の一方通行 12月1日 |
| 鼻水がたくさん出る。かつ腹の調子もよろしくない。よって週末の義務である日本橋行脚はごく控えめ、1軒だけ寄ってやめにした。最初から出かけんなという意見もあろうが、現在所持金がかなり心もとなくかつ最寄の銀行が日本橋南端なんで、生きていくためには仕方がない。大前提としてこういう環境が間違っているのだとは思うのだが。 で、ピアキャロ3でも大悪司でもなく「ONE WAY LOVE〜ミントちゃん物語〜PERFECT EDITION」を買ってきた。同人ゲー。舞台は近未来の東京、家電製品としてのメイドロボがごく一般に浸透しているという世界。SFだ! で、大学生の主人公はメイドロボを買ってきて生活の向上を図るという話。To HeartのマルチシナリオのEDから話が始まると思いねえ。さくっとファーストプレイを終了したのだが、……声が聞こえる……。このゲームヒロインがしゃべるぞッ!? 同人ゲーなのに。やってくれるな。これで2000円とはクソ安である。 内容は、ひたすらに和む。ここには電波も流血も暴力もないので「ジサツのための(後略)」と交互にプレイするとバランスがとれるような気がする。それにしても同人とは思えない。「ジサツのための(後略)」とDVDケースを並べて置いてみても、何ら遜色がない。ソフ倫シールがないことくらいか。それと関連して気になっているのは、ミントちゃん物語はヒロイン3人立てなのだが、そのうち一人が明らかに実の妹っぽい。同人ゲーだから実の妹でもOKということなのか。話の流れからすると「実は血が繋がってませんでした」というオチもなさそうだし。こんな抜け道があったとは……。いやボクは妹なんてどうでもいいですけどね? |