漂流者の日々第5部

異境迷走編


生きていれば、いいことあるよ

1月15日

 諸事情により死にかけているので今日の日記はお休みです。クリームパン一個すら食いきれぬほどに弱っている。
Once more time!

1月13日〜1月14日

 日曜日一日中睡眠した結果熱が引っ込み動いても問題なさそうな感じになったので、召集に従い西京極に行った。ぶっとびCPU、まほろまてぃっくを鑑賞した後、狂兄貴先輩が連邦vsジオンDXを持ってきた。家庭用にはミッションモードなるものがあり、史実に従いミッションをこなしていくというのがある。これをジオン側で開始したわけであるが、ジャブロー攻略で引っかかった。さすが連邦の本拠地だけあって敵は多いわ華麗なステップで回避しまくるガンキャノンはいるわでさっぱりクリアできない。BGMに流れる哀戦士のごとくOnce more time! Once more time! と続けているうちにいつのまにか朝五時くらいにまでなってしまいましたとさ。結局じゃブロー攻略戦を突破できたのは、一度寝て起きてからの話だった。

 その後カラオケに行く。個人的にはTRUST(ヴァンドレッド)、希望への旅(ラーメンマン)を歌えたので満足。もちろん哀戦士も歌った。Once more time!

 解散後帰宅、その足でちょいと日本橋に出かけて連邦vsジオンDXを購入した。Once more time! 今月後半に外法帖が控えているというのにあわあわあわ。

 スパロボアドバンスをやっとのことでクリアした。やはりカートリッジタイプはロード時間が皆無で良い。アルファや外伝をはじめてプレイしたときはかなり速くなったものだと思ったものだが(註:比較対象は新スパロボである)、アドバンスをプレイしてから立ち戻ってみると猛烈にカクカクして見える。EDで撃墜数ランクが発表されるのだが、オレの場合エースはドモンだった。以下アルゴ、ケーン、タップ、主人公とナデシコ三人娘が続くという結果になっており新規参入作品をかなり使っていた模様。ドラグナーチームは破壊力、ナデシコチームは防御力、とカラーがすっぱり分かれていたような感じである。あと今作品は脱力とかく乱というめったに使わないコマンドがかなり役に立った。特にボス戦で脱力は必須だったので脱力が使えるユリカとイズミはかなり重要だった。はじめはエステバリスのヘボさに活躍が絶望的だったナデシコチームであるが、想像以上に頑張った。Impactでもこの地味な強さを引き継いでくれればいいのだが。
 なんでImpactではドラグナーだけ出てこないのだろう。
麻婆丼鉄風味

1月12日

 いつもどおり日本橋行脚には出かけたが、その後は一日中読書ばかりしていたのです。

「サムライ・レンズマン」(古橋秀行、徳間デュアル文庫)読了。
 レンズマンの外伝的位置付けで書かれた作品であり、ワタクシレンズマンを一冊たりと読んだことがなくかつアニメも見たためしはないのだが特に問題なく面白かった。原作を読んでいればより面白いことになるのだろうが、まあそれは創元の新訳版を待つことにする。通称サムライ・レンズマン、シン・クザクの造詣が果てしなく誤った外国的サムライ観に拠っている、というのがなかなか愉快だった。もちろんサムライは喜びの感情を表現するのに「バンザイ!」って叫ぶよね。しかし軽くコーヒーでも一杯ひっかけるかのような感覚で「では私は腹を切ろう」というのはどうよ。あっというまに一族が滅ぶぞ。

「ジャンピング・ジェニィ」(アントニィ・バークリー、国書刊行会)読了。
 とある屋敷のパーティーの席上、エキセントリックな言動でまわりの顰蹙を買っていた女性が、首吊り死体で発見された。居合わせた探偵ロジャー・シェリンガムは捜査に乗り出し、これはとある人物による殺人であると結論付ける。だが、パーティーの席上、その女性に猛烈な不快感を観じていたシェリンガムは同情し、「このまま自殺ということにしてしまおう」と証拠の一つを隠滅する。ところがその結果として、シェリンガム自身が殺人を犯したのではないかという風にもとれる状況ができあがってしまった。シェリンガムは犯人を救い、かつ自分をも救うべく暗躍を開始する羽目になる。ところが最大の問題は、実はシェリンガムが犯人と目した人物は実は真犯人ではなかったということだった――という話。
 このミス第六位作品。己の判断により名探偵が法の裁きを無視する、というのはシャーロック・ホームズ以来の伝統である(多分「アベ農園」が最初だと思うが。「青い宝玉」でも逃がしてるけど所詮ガチョウ泥棒だし)。「ジャンピング・ジェニィ」は、では探偵の判断が間違っていたら? という疑問を一つの喜劇に仕立て上げた作品である。「試行錯誤」での、自分の犯行を証明するために探偵を雇う羽目になるというシチュエーション同様、一捻りした視点を持ち込むことに成功しておりまったくバカな話だなあ。オチも秀逸。

「無銭飲食列伝」(秋山瑞人、電撃hp volume15所載)読了。
 結局買ってしまった。伊里野と昌穂が大食い競争六十分一本勝負で激突、死闘の末伊里野がグルメ・デ・フォアッグラ@らんま1/2を会得する話。オモロ過ぎます。時代は鼻血か! 鼻血萌えなのか!? 死闘の結果二人は和解するのだが(やや意外)「ぜったい、人のいないところにつれていかれて殴られると思った」とさりげなくひどいこといってるなあ伊里野さん、と思った。まあ言葉が情無用なのは前からだが。
 印象的な場面で流れを止めたりゆったり流したりすごい勢いで流したり、と作中内での時間の流し方が猛烈にうまいなあと思う。続きが楽しみである。どういう方向に話を持っていくのかさっぱりわからないが。伊里野がUFO事故で三年間昏睡、その間に浅羽と昌穂がくっつく、というのだけは無しにしていただきたいが。

 夕刻に難波で集合しメシをくらう。その後ウチに集まる予定だったのだがメシを食い終わったあたりから熱が出てきたので退散させていただいた。残りの二連休をより実り多き物にするために、今日はさっさと寝る。
野望を蹴散らす魂の叫び

1月11日

 灘駅には目の高さに駅名表示板がある。真ん中に大きく駅名が記され、右下左下に隣の駅名が書いてある、というアレ。今日はなんとなしにその看板を至近距離から観察してみたのだが、よく見ると隣の駅名のところに引っかき傷がある。「六甲道」にも「三宮」にも。まるで、その駅の名を消さんばかりの勢いである。もっとも、板の材質がしっかりしているのか、至近距離にまで近寄らないと見えないほどの表層的な傷なのだが。
 この行為を行った人間は、これによって何を表現したかったのだろう。駅名を消せば、列車は六甲道でも三宮でもないどこかに向かうとでも思ったのだろうか。「俺は決められたレールの上だけを歩く人生はゴメンだぜ」という若者の魂の叫びを勝手に感じ取ってみたが、どうか。

 亡霊に肩車されているような感覚に四六時中悩まされている件について、納得の行く説明が見つかった。過去の日記を読み返してみたら、オレは妖怪ヒトコロガシに対抗すべく自縛霊の存在を持ち出してるじゃあないか。その後ヒトコロガシについては「ヒトコロガシなんて、いなかったんだ。」と自分の中で決着をつけたので存在が消滅したのだが(最近は横向いて寝てもさほど深刻なダメージが出ない)、自縛霊のその後については特になんとも書いてない。なるほど奴がいまだに存在し続けておったのだな。まあ言うなればメモリリークのようなものだ。
 対策として考えうるのは、

1:自縛霊はヒトコロガシとの死闘の末、オレの命を救うためその身を投げ打ったということにする
2:その自縛霊は17歳美少女であるという設定を付け加えてみる
3:あるいはその自縛霊は頭から毛が三本生えた謎の生命体である

 自分の妄想に対抗しうるのは、自分の妄想以外にありえない。

 明日から三連休。予定は皆無。だがまことに素晴らしい。休みボケで疲れ切った体を休める絶好の機会である。これはGW後にも適用されるべきだ。なんで海の日まで祝日がねえのよ。
Ghosts' High Noon

1月10日

 肩こりが激しい。たとえるならば、背後霊に肩車されているような感じだ。いやワタクシ実際に背後霊に肩車されたためしなどないのではあるがもしそんなことがあるとすればこんな感じかなあ、という具合であることを言外に感じ取っていただきたい。かつて、自分の意思に反してごろごろと寝返りを打ってしまうのを妖怪ヒトコロガシのせいにしてみたが、今回のこれは未知の妖怪というよりは霊の仕業という感じがする。感覚的に。あるいは普遍的無意識的に。

 朝食は相変わらず「曖昧模糊としてはいないが名前が倫理的に名状し難きもの」を食べているのだが、無味乾燥とした食卓にいささかなりと彩りを添えるため新機軸を打ち出してみた。すなわち、キムチの代わりにカクテキ(いわゆる大根キムチ)を入れる。実質なんも変わらへんやんけ、という突っ込みをしたくなる方もあろうが、それは違う。なんと言っても「ニラ玉のニラの変わりにカクテキを使った料理」すなわちカク玉であり、もはやその名を呼ぶことに何らためらうことはない。倫理の檻は取り払われたのだ。カク玉! カク玉! カク玉ァァ――――ッ!!
 実際に調理してみると、フライパン内で転がすうちにカクテキの赤い部分が完全にこそげおち、「キムチ風味の玉+甘い角切り大根」になる。本場のキムチはむしろ甘い、と聞いたことがあるがそれは本当だったのだなあと思った。

「七人のナナ」を鑑賞する予定だったのだが録画に失敗。レッドドワーフ号の録画予約を残していたためテープ切れを起こした模様。う、うああーーーっ! しゃべり場なんて見たくねえェェ――――ッ! しかもテーマがオタク云々でありワシのことおちょくってんのかオラという感じだった。来週から頑張る。
愛のマッスル

1月9日

 普段であればその情け無用な土地柄を発揮してまったくもって静まり返った新今宮の夜なのであるが、今日帰りに降り立ってみたらやたらと人が駅に向かってやってくる。すわ何事かと思ったら、えべっさん参りの帰りの客の模様。そォいやあそんな時期だなあと思ったのだが、ワタクシ関西に住み着いて六年になるというのにいまだに十日戎とやらの祭事の実態がつかめない。人々のことごとくが笹を担いで持ってくるのだがありゃなんですか。七夕じゃあるまいし。歩いていける距離の近所に住んでいるんだからせめて一度は行ってその実態を調査しておきたいとは思うのだが仕事がある以上どうにもならぬ。

 どういうわけかエロゲをプレイする気がぱったりと途絶えてしまいまして。まあほっとけばいずれやる気がよみがえると思うのだが、現在のところ特に何に手をつける気も起きず。というわけでサモンナイト2の続きをプレイしています。とあるステージが越せなくて久しく放置プレイの刑にしていたのであるが、冬休みに集中的にプレイしたら結構進んだのでそのままの勢いでプレイ中。東京魔人学園外法帖に星神にスパロボImpactと今年度中に買うゲームが既に三本決定しているので(Impactが今年度中に出るかどうかは疑問を差し挟む余地がありそうだが)コンシューマゲームのストックを始末しておこうという気になっているのです。
 相変わらずバランスはきびしめなのであるがそれなりに楽になってきた。レナードとパッフェルの射殺コンビでぽこぽこ殺しまくるというスタイルを確立できたのが大きい。「殺される前に殺せ」という橘征五郎@野望の王国的姿勢がこのゲームを進めていくために非常に大事な模様。ワタクシ内容のややおざなりな攻略本一冊のみを灯火としてプレイしているので、一般的にどのキャラが強いとかまったく知らないのだが、まあ楽しいのでいいのです。特にパッフェルで四歩動いて敵の背後に回りこんで射殺するときなんか最高であります。

 キン肉マンU世を鑑賞。キン肉マンは潜在意識に組み込まれているので見ざるを得ない。少なくともサンシャインが出てくるまでは頑張る予定である。あとOPテーマは非常によい。はっそーまっそー……。キン肉マン旋風の「吠えろマッスルセンセイション」というフレーズにはやや劣るが、なかなかだ。

スノウクラッシュ

1月8日

 一日会社に出ただけで肩はこるわ腰は痛いわとあっという間に以前の体調に逆戻り。九日間の休養で取り戻した体力がたった一日でキャンセルされたような感じ。
 そんな感じでやや鬱気味のワタクシであるが、今朝灘駅に降りたらちらちらと舞い散る白い灰のようなものを目の当たりにしてさらに鬱。今度は神戸で核戦争ですかい。物騒な世の中だ。六甲おろしにもさらされてもう大変。

 気がついたら帰宅10時。今月は忙しくないのではなかったのか?

 努力の甲斐あって田舎から送られてきた林檎をあと15個ほど、というところまで追い詰めた。多すぎるよ! 食えませんがな! さすがにここまで来ると部分部分が痛んでいたりなにやら汁気に乏しかったりと劣化が激しい。一昨年のみかんの二の舞はしたくないのだが、というかそのみかんの入った段ボールをいまだ捨ててないのだが、どうすればいいのだろう。すぐに存在を忘れてしまうのですよ。多分この日記をアップした5分後にはみかんや林檎の存在など綺麗さっぱり忘れてしまっているだろう。
あぶなげない刑事

1月7日

 新年お仕事はじめ。だるい。果てしなくだるい。しかも今行っている会社が某IBMに乗っ取……じゃなくて提携したので向こうの方から新社長やら新役員が送り込まれておりその挨拶で30分ほど立ち尽くす羽目にもなった。ので打ち合わせ中に居眠りして怒られた。しかも二度も。おまえは正月にあんだけ寝ておいてまだ寝足りないのか、と問われれば寝足りないもんは寝足りないんじゃボゲーと逆切れ気味に返答するところであるがしかし昨日など11時間くらい寝ているのに何故にそれでも眠くなるのだろう、と自答せずにはいられない。この身に課せられた十字架、ザ・スリーパーのさだめが実に疎ましい。あまりにもかったるいのでさっさと帰った。幸い今月はさして忙しくなさそうなので重畳重畳。勤怠をチェックしたところ先月の残業は30時間ほどでありさして多いわけでもなかったようだが。
 うちに帰ってきたら8時15分。テレビ特捜部が見られる時間に帰ってきたのは一体何世紀ぶりかしら、と感動しつつテレビをつけたらコナンスペシャルをやっていた。どうでもいいので消した。ちっ。

 グリーンマーズの読書再開。したのはいいが冬休みの間イリヤの空という猛烈に読みやすい本を読んでいたもので脳がついていかない。やっと上巻を半分くらい読み終わったところであり今週中に読み終われるのだろうかという具合である。未読本のストックはたまっているしサムライレンズマンは読みたいし(いくつかの書評サイトを回ってみたところ「レンズマンは読んだことないが面白かった」という意見がそこそこあったので創元の復刊を待たずに読むつもり)今年のこのミス巡礼の旅はまだ終わってないしイリヤの空関係でライトノベル系の書評サイトを回ったら面白げなのかたくさんあったしとまあ色々大変だ。「あぶなげない刑事」が猛烈に気になる。
正しい寝正月の過ごし方

1月6日

 連休最後の二日は例によって例のごとくHDD集会を行い、そして一晩中Once upon a Timeをプレイしておりましたとさ。連休の終わりだけに鬱鬱鬱。日記書く気も起きねえなあ。そしてふと気がつくとイリヤの空を読んでいる。この連休でもっとも有意義だったのはイリヤの空という作品を手に取ったということかもしれない。
 あと一日平均10時間くらい寝られたのもとても有意義だった。これぞまさしく寝正月。

 とゆうか本気で日記に書くことないですハイ。
寝正月にはモチ食って

1月4日

 一日中、寝てるかサモナイ2をやっているかスパロボAをやっているかの日だった。有意義とはとても思えぬ一日だ……。まあ「会社にいかなくていい」という時点でかなり有意義ではあるのだが。さて去年の今ごろはなにやってたカシラ、と日記を読み返してみたらどうも昨年はバベルの塔を踏破するのに躍起になっていた模様。これもやりかけだったなあ。「これは絶対クリア不可能だろ」と思わざるを得ない面まで頑張ったからまあいいけど。
 あと気がつくと「イリヤの空」読み返してんのな。適当なページを開いて読み始めても面白いので不思議。気がつくと本を手に取っている、というハマリかたは野望の王国以来である。何をどう考えても共通点のない作品同士ではあるが。
ほ兄ちゃんは変熊野郎

1月3日

 予定通りウチで一日じっとしていた。二日続けて徹夜したのでやたら眠いし、かようにクソタレ寒くては出かける気も起きないというものだ。食料買いに自転車に乗ったときは死ぬかと思ったわい。昨日は外出たらなんか白いものがちらついてたっけしなあ。多分近所で核戦争が起きたのだろう。まさかここ大阪で雪なんて降るはずがない。さむいよ。よしよし。
 しかし一日ぼ〜っとしていると暇である。誰でもいいから人に会って遊びたいなあ。連休をより有益に過ごすためにも。このままでは今日一日の過ごし方は有益だったろうかと悩みつづけるという無益な日々を過ごす羽目になる。

「イリヤの空、UFOの夏 その2」(秋山瑞人、電撃文庫)読了。
 その1と同じく連作短編集。いい……。青春炸裂ストーリーがこんなにも心地よく感じられるとは我ながら意外。やはり「だから、わからないんですよ。どこからあんな噂が立ったのかが」とか「壁だ! 壁だ! 壁を後ろに下げてくれ!」とか「オレは、ハッピーエンドが大好きなんだ」とかいった殺伐とした話ばかり読んでいてはいけないなあと思った。このまま調子づいてE・G・コンバットにも手ェ出すべか、と画策中。
 あと主人公の浅羽君には妹がおり、兄という二人称のバリエーションとして「ほ兄ちゃん」という言葉を提言しているのでこいつなら14人目のシスタープリンセスになれるなあと思った。
むかしむかしあるところに

1月2日

 一月一日晩から話は始まるのだが――各自自宅で一旦睡眠を取った後、再集合したのである。カプリチョーザで今年最初の晩飯を食った後ワタクシのウチになだれ込み、カードゲーム大会を開始した。Once upon a Timeというゲームで、おとぎばなしの定番であるファクター(たとえば城やら村やら王様やら動物やら)が書かれた手札を元に話を紡いでいくという内容なのだが、これが猛烈に面白いので気がついたら朝になっていた。話は一本だが複数プレイヤーがストーリーテラーをつとめることになるので「船頭多くして船山に登る」状態になるわけですね。話があらぬ方向に転がっていくのが面白すぎるので、その後一旦寝て起きたあともゲームを再開。本気でOnce upon a Timeばかりプレイし続けた一日だった。なんて有意義な正月の過ごし方なのだろう。「白昼の悪魔」見るのすっかり忘れてましたよ。

 さすがに明日はウチで一人静かに過ごす予定。
元旦の空、大阪の冬

12月31日〜1月1日

 とりあえずHDDの面々で大晦日に集まってなんかすべえ、という話にはなっていたのだがいつものごとく予定など立てていなかったので、集合できたのは午後10時頃だった。その場で行く年の過ごし方を相談した結果、徹カラにいくことにした。心斎橋で六時間ほど歌い倒しつつ新年を迎えましたとさ。
 5時半頃に店を追い出されたので、クソタレ寒い路上で「一体どこに行けば初日の出が拝めるのか」というテーマで議論し、その結論に従い梅田の空中庭園に向かった。入場料700円。都会じゃ金払わな初日の出も見れんのかい、とは思ったものの、40階の高さから眺める大阪一円の光景はなかなか面白かったのでまあ妥協。尼崎方面と京都方面にかかっているスモッグの層もくっきり見えた。
 ただし、本来の目的である初日の出については、見物客がクソタレ多いわ空は曇ってるわで見られませんでしたとさ。あとクソタレ寒いしもう大変。
 その後マクドで朝飯を食って解散。当然一睡もしていないので、食事しながらの話題がたびたび飛んだ。まるでキング・クリムゾンのアタックでも食らっているような感じだった。家に帰りつくまでに環状線を何周しなきゃならないカシラ、と心配したが幸い半周で無事新今宮に下りることができた。そして爆睡。この体に徹夜はキツいな……

 目を覚ましてテレビをつけたらカスミンスペシャルとポワロ「メソポタミアの殺人」が同じ時間にやっていた。熟慮の末ポワロを見ることを選択。だってオレカスミンよりポワロのほうが萌えるもの。明日は「白昼の悪魔」をやるそうであり見なくちゃなあ。
 幸いポワロが先に終わったのでそのままカスミンにシフトし、そしてそのままほっといたら、いつのまにかドラマキテレツ大百科というなかなかすごいものが流れていた。リアル勉三さんがいる〜! 現実にこんな人がいたら怖くて逃げる。と思った。

 Kiss the Future<AFTER GENESIS>ANABASISを聞いた。「未来にキスを」のCDドラマ。なかなか驚愕の内容だった。人は他人を愛するのではなく、自分の心の中にいる他人の像を愛するのだ、というのが「未来にキスを」の趣旨であり、このCDドラマはそれを逆の方法で証明してみせたという感じである。哀しい後日談だが、まあこれはこれでありでしょ。

「イリヤの空、UFOの夏 その1」(秋山瑞人、電撃文庫)読了。
 夏休み最後の日、夜中に学校のプールに忍び込もうとした浅羽直之は、プールサイドに先客を発見した。手首に金属級を埋め込まれた少女は、伊里野可奈と名乗った。翌日、少女は転校生として浅羽のクラスにやってきた……というという調子でつづられる連作短編。
 いい。すごくいい。こっぱずかしくならずにおれようかという青春爆発ファイヤーぶりが非常に快い。なかでも伊里野の描き方が抜群に優れており、少女の肌から発せられる息遣いが熱がほのかな香が、少年にとって近づきがたくしかし心引き寄せられる少女の気配が手に取るように感じられるッ! いやあマジでいいですわコレ。最近「さもなくば今までのことが日曜学校だったと思えるような目に遭わせてやる」とか「オーデル、ケーキ、すき。」とか「ちん紋ぽこ紋」とかいう本ばっかり読んでいるワタクシの心を洗い清めてくれるような清涼感でいっぱいです。ええ。引き続きその2も読む。