漂流者の日々第5部

異境迷走編


ケの謎

1月31日

 なんだかんだで帰宅11時。しかし「シスプリプレイしたいんで帰ります」とは口が裂けるどころか頭蓋を粉砕されても言えず黙々と働かざるを得ない。コレがサラリーマンの宿命だ。だが徹夜してでもシスプリをプレイする、などという気概はないので今日はさっさと寝ようと思った。

 毎日弁当を買いに行く食料品店では、時折スコッチエッグなど耳慣れぬ弁当を出すことがあるのだが、今日の弁当はポークチャップだった。時折その名を耳にしないでもないが、その実態はオレにとって謎である。ポークは豚肉であるとして、チャップとはなにか。真っ先に連想するのはケチャップという単語。つまりケチャップという単語はケとチャップの二語からなるということなのだろうか。チャップとは一体なんなのだろう。そして新たなる謎、ケとは。謎が謎を呼ぶとはこのことか。
シスター・オブ・インフェルノ

1月30日

 えーと、なんだかんだ言ってシスプリにはまりつつあるみたいですワタクシ。最初の敷居こそベルリンの壁のように高かったものの、一旦そこを超えてしまうと全然なんともないというか。スクライドにおいて「向こう側の世界」を見てしまった人間は絶大なアルター能力を身につけるように、あの狂気のシスプリOPデモを見てしまった人間はシスプリを楽々とプレイできるだけの精神的素養を身につけてしまうのだろう。ペッシ風に言うと「初めてシスプリをやっちまったァ〜〜〜〜♪ でも想像してたよりなんて事はないな。そしてオレに向かって『マンモーニ』だなんて言える奴はもうこれで誰一人いねーからな……」。そもそも、セングラの狂った世界観に魅了されてしまったオレが、同じく狂った世界観を持つシスプリにはまらないはずがなかったのだ。あーあー。セングラにドはまりしているときに我ながら終わってるなあと思ったものだが、全然終わってなかった。人間の可能性は無限大だ。間違った方向においても。

「ドラキュラ崩御」(キム・ニューマン、創元推理文庫)読了。
 第二次世界大戦を連合国側について闘ったドラキュラは(ヒトラーが吸血鬼を優性人種と認めなかったためだ)戦後ローマにて隠遁生活を送っていた。だがモルダヴィア公女アーサ・ヴァイダとの婚約が発表された事で全世界に衝撃が走った。ドラキュラが再び世界の表舞台に多大なる影響を与える事を恐れる東西両国はローマへ次々スパイを送り込む。折りも折り、ローマでは長世者のみを狙い殺す「深紅の処刑人」なる殺人奇が闊歩していた……という話。
 ドラキュラ紀元シリーズ第3弾。今度は前作前々作にも増して登場人物が多い。捜索と現実のごたまぜぶりはヤケクソの域に達しておりおもろいなあ。ジョシュア・ヨーク@フィーヴァードリームはまだしもマイケル・コルレオーネ@ゴッドファーザー、フランボウ@ブラウン神父シリーズ、メリン神父@エクソシストと君ら吸血鬼ちゃうやんという人々が出てくる。あとヘイミッシュ・ボンド(ヘイミッシュとはジェームスのスコットランド訛りだとか)大活躍。でもクラーク先生はしっかりSF書いているらしい。マシスン「地球最後の男」って本当に全人類が吸血鬼化する話なんですか?
 この話でドラキュラはタイトルどおり死ぬのだが、第4弾執筆中とのこと。次は70年代ハリウッドだって。
妹が来た、城へ逃げろ

1月29日

 シスプリ日記を書き始めてからすごい勢いでメインの日記の分量が減っている。ガンパレ日記を書いているときはこんなことはなかったと思うのだが。まあ、シスプリ日記を書くことのほうがガンパレ日記を書くことより難しい。それはネット上のガンパレ日記の数とシスプリ日記の数を比べれば、明らかだ。というかシスプリ日記ってkmc先輩のしか知らん。より面白い日記を書くためには知恵を絞らねばならずそれがメイン日記にしわ寄せが来ているのであろう。ガンパレはキャラクター同士の掛け合いだけでツッコミどころ満載だものなあ。書くネタに困らない。まあプレイ日記の新境地を開拓する為にも12人全員クリアするまで頑張る。そのときオレは一回り大きくなれるような気がする。

 FF:U鑑賞。途中から見始めたのでいまだ話の全容をつかめてないのだがそこそこおもろいなあ。髭のおっさん(名前知らない)がイカしすぎる。
戦争と平和

1月28日

 先週末とはうってかわって平和な一日だった。故に日記に書くような事もあまりなし。こんな平和な日が永遠に続けばいいのになあ。
The Sisterhood of Night

1月27日

 昨日がなかなか無茶な一日の過ごし方だったので生活サイクルを元に戻せるかやや心配だったのだが意外と簡単に元に戻った。よかったよかった。

 アギト最終回。最後の五話でボロボロになった、とはもっぱらの評判であるが、まあ否定はできまい。いや、人間によるアギト狩りという最後の五話でやろうとしたことは面白いとは思うのだが、それは五話程度の短い期間で語られるべきものではないだろう。ややすっきりしない終わり方だ。しかし一年すべてを通して考えると非常に面白かったと思う。まあいいんじゃないの?

 外法帖開始。なるほどSLGパートが非常に簡単。まるで日曜学校のようだ……
 シスプリに関してはプレイ日記を記していく所存である。GPM日記で培ったノウハウを元に(そんなものがあるとすればの話だが)。先達がいるだけに二番煎じになってしまわないかどうかあまり自信がないのだが……
夜が終わる場所

1月25日〜1月26日

 結論から言うと、土曜出勤は回避された。金曜日会社に泊まりこんだので。まあ実質土曜日も八時間ほど働いたことになるのだが。帰宅したら土曜九時、ばたばたしているうちに十時になったので日本橋に繰り出し、帰ってから寝た。目がさめたら夕方六時。

 色々と買い物をしたのだが目玉はなんと言っても外法帖&シスプリである。この二本を同時購入する奴は、広い日本とはいえそう多くはないだろうと思いつつ買った。
 外法帖。気になるのは東京魔人学園と銘打っておきながら今作は東京でも学園でもないという点である。前作の何が最もすばらしかったかといえば、東京かつ学園なのに魔人、というところだ。登場人物のほとんどが――程度の差こそあれ――人間という種のカテゴリーを遥かに超越した生命体でありながら全員学生、というのが面白すぎたのだ。味方はまだしも、敵となると前世がヤマタノオロチな学生とか常に抜き身の刀を担いで犬を食う学生とか高校に入って戦争神経症になった学生とか幕末からずっと生きている150歳不老不死の高校生とか愉快過ぎる。これが、舞台が江戸時代となると、「ああ、でも江戸時代だし、そんな奴もいるよね」と納得できてしまう。納得できてしまうのが納得いかない。まあその辺はプレイして確かめてみる。あと電撃PSによると、前作でもかなり簡単だったSLGパートが(紫暮で九角を二発で殴り殺したりしたものだ)もっと簡単になっているとか。大丈夫か?
 シスプリ。とうとう買ってしまった……。しかしいつかは向き合わねばならないと考えていたところだ。妹というジャンルが一般性を帯びつつある昨今、ワタクシ今もって妹萌えというものが理解できずにいる。それは暗黒大陸であり、未踏峰の山脈のようにそびえている。そこでシスプリをプレイすることによってそれを理解する一助にしたいと考えている。妹に対する間違った観念を植え付けられるような気もするが。とにかく、もう買ってしまったのだ。オレたちはもう後には戻れないんだねッ!

 あとノワール9&10、「ドラキュラ崩御」、「銀河パトロール隊」、「毒入りチョコレート事件」と購入。結構散財。
我らは緋色の川を制す

1月24日

 土曜出勤を回避すべく頑張って帰宅11時半。でもまだまだ微妙な情勢。シスプリを買うというのは誓っていいが、土曜日に買えるかどうかは確約できない。どうなるやら。
 あとジョジョ53巻を熟読したところ、一箇所だけペッシが「あにぃ」と発言しているところを発見した。そうか体面上は鈴凛派を気取っておきながら実は衛派なのかペッシよ。フェイク妹とはなかなかやるな。

 ピアキャロ3、冬木美春クリア。えーと、(以下略)。またしても微妙だ。設定はまあいいとして、そこから導き出されるであろうドラマ展開を深く掘り下げるのを回避しているような感じが、少々ある。いや深く掘り下げすぎるとイヤ話になってしまいピアキャロというイメージにそぐわなくなってしまうだけに難しいところではあろうと思われるのだが。なんか今一つ。こんなんばっかやなあ。
 二人で寮の裏の池に住んでいる鯉にえさをやるというイベントがありまして。美春の「子供の頃もよく鯉にえさをやった」という発言を捕まえて主人公が「貴様ブルジョアかッ!」と叫ぶのだが、そういうものか? 池の鯉はブルジョアの証ですか? 僕の実家も池があって鯉が住んでおり子供の頃からえさまいてますよ? ということは、オレはブルジョアだったのか。齢25にしてはじめて気づいた新事実。父親が高卒地方公務員でもブルジョアは名乗れるらしい。つうか普通庭に池くらいあるじゃん。

「クリムゾン・リバー」(ジャン=クリストフ・グランジェ、創元推理文庫)読了。
 フランスはゲルノンという山間の大学街周辺で、岸壁に埋め込まれた死体が発見された。死体は眼球が抉り取られ、眼窩には氷が埋め込まれていた。その後立て続けにやはり眼球をえぐられた他殺体が発見され、事態は連続殺人の様相を帯びていった。一方その頃、ロット県サルザックでは墓荒らしがあった。調査したところ、埋葬されていた少年の生前の記録をすべて廃棄してまわっている修道女の存在が浮かび上がってきた。というまるで無関係な二つの犯罪が捜査の結果一つに結びつくという話。
 このミス14位。発売当初は、ジャン・レノの顔が出ている表紙に「映画のノヴェライズか」とまったく無視していたのだが、実は原作がかなり売れたので映画化の運びとなった、というのが本当のところらしく、なるほど面白かった。一見なんのつながりもないように見える二つの事件が一つの線となって結ばれる過程は読んでいて非常に面白い。真相は意外ではないが、悪夢的である。祖をたどるとメンゲレ博士@ブラジルからきた少年、なのだろうが。それぞれの事件を捜査する警官もキャラクターが立っていてよい。一人はドレッドヘアーのアラブ人、捜査のためなら平気で車を盗んで出かけるような御仁で、もう一人は巻頭でいきなりフーリガンを叩き殺す。フランスの警察官に対する偏見を思いきりかきたてられる二人組である。
ザ・グレイトフル・シスターズ

1月23日

 朝から凄まじい六甲おろしに吹かれて死ぬかと思った。昼にはまたしても死の灰が降るしどうなってるのよ。

 東京都豊島区で、単身世帯の増加を押さえることを目的としたワンルームマンション税なるものが検討されてるとか。一人ものはもれなく課税かよひでえなあと思っていたら、実はワンルームマンションの建築主に税金がかかる模様。やや勘違い。独り者にはもれなく税金をかける、なんてことになったら社会的に愉快な騒動が巻き起こりそうだなあと思った。しかし大阪も通勤税なる胡乱なものを検討しているという話だしあまりシャレにならんかも。

 各方面からせっつかれているのでここで宣言しておこう。土曜日にシスプリ買う、と。今週末仕事が無かったらの話だが。多分ないとは思うのだが事態は流動的であり確約はできない。だが休みだったら外法帖とノワール9&10と一緒にシスプリ買う。買うと宣言して自分を追い詰める! いつかシスプリとは決着をつけねばならぬ、と前々から思っていたところだ。もはや「シスプリいつか買う」と大口叩いているマンモーニではいられない。何があろうとオレたちはシスプリを手に入れるんだね兄貴……オレたちはもう後には戻れないんだねッ!
 ペッシは鈴凛派なのか?
Over the FANTASY

1月22日

 先週風邪引いてやや早めに会社から帰ったときにたまたまFFアンリミテッドを見たのであるが、それは主人公パーティー御一行が潜航艇で海の底をズンドコ進みつづけるという話だった。FF7のおかげでFF+潜航艇=即ち萌えという哀しい条件反射がこの身に刻み込まれているワタクシは、これを見て継続的に鑑賞を続けることを決心した。だって潜航艇だもの。萌えいでか。今日の話はヒロインがあらゆる人間から「愛想笑いすんな」と責められてなかなか可哀想でありました。
 あと久しぶりにFF7の潜航艇ゲームをプレイしたら(片翼の田代フラッシュを見たら突然やりたくなったのである)、完全に腕が落ちておりズダボロにやられた。潜航艇ゲームやり倒してたの、もう5年も前の話だもんなあ。

「グリーン・マーズ」(キム・スタンリー・ロビンスン、創元SF文庫)読了。
 2061年の起動エレベーター落としによる大災害の後、「最初の百人」たちは火星の南極コロニーに潜み、活動を続けていた。今や火星を支配しているのは地球の超巨大国際企業体であり、彼らは火星緑化から得られる富を独占しようとしていた。これに対抗すべく「最初の百人」とその子孫たちはレジスタンス活動を開始する。という話。
 レッド・マーズ同様、火星緑化は単なる科学的な問題でなく高度な政治的経済的民族的問題をはらんだ一大事なのであるというスタンスを崩すことなく緑化事業が描かれており相変わらず興味は尽きない。時の流れとともに対立は民族対民族から地球人対火星人という軸に移ってきており、かつ以前からのグリーンズ対レッズという問題もはらんでいて事態は実に複雑である。「オレたちの戦いはまだ始まったばかりだ!」という感じでグリーン・マーズは幕を下ろしておりこれをブルー・マーズでどのような結論に導くのか、楽しみである。いつ出るのかまったく知れないが。
 今作はやたらと読みにくかったような気もする。アルカディイとかフランクとかアクの強い面々があらかたレッド・マーズで死んでいるからか? 
遠く 遠くに 懐かしい影

1月21日

 時折殺人的な咳をしたくなる衝動にかられるのだが、ほぼ全快したといってよかろう。それにしても一ヶ月から一ヶ月半のスパンで風邪を引くのはいろいろな面で問題がありすぎる。これはなんとかせねば明日がない。

 ピアキャロ3、木ノ下貴子クリア。謎の木ノ下一族の系譜に連なる寮の管理人である。二十九歳。攻略対象八名のうち三名がエルダーと近年に見ないエルダー率の高さである。シナリオは過去の痕を引きずり続ける女性の話でありややよし。過去のイヤ話という観点においては、たとえば草葉ゆかり先生@Portraitのほうが遥かにイヤ話であるのだが、しかし「彼氏とHしていたら不良グループに見つけられ輪姦、彼氏はそれを苦に自殺」などという話をピアキャロでやられたらそりゃ困る。あまりにもそぐわねえ。むしろこの手軽さこそがピアキャロの真髄ではないのかと思えるようになってきた。一般的にはあまり評価が高くないようだが、個人的にはこれこそピアキャロの正当な続編であると考える。
 さらに天野織江クリア。隠しキャラなのだが、実はこいつが主人公の夢に度々出てくる少女であり結構驚いた。貴様が七年前に木から落っこちた幽霊かッ! ということはもちろんなく、彼女はビデオ屋のアルバイト店員として現れる。佐藤雅史的存在であるところの同僚木ノ下孝御用達のエロビデオ調達ショップの店員として。そして相手がかつて命を救った少女であるとはつゆ知らず、エロビデオを持っていって精算してもらう主人公。アホ過ぎる……! このシチュエーションはちょっと面白すぎた。オレが待ってたのはこんなんだよ! 隠しキャラでありながらオレ的評価一位。あのアホ過ぎる状況だけで。それにしても、メインヒロインと位置付けられている高井さやかが実質隠しキャラで、隠しキャラの天野織江がメインヒロイン的扱いを受けているとはかなり妙な構成である。天野織江が出てこようが出てこまいが(狙って攻略しない限り間違い無く出てこない)、主人公の夢のエピソードは必ず割り込んでくるのである。これは何を意図しているのだろうか? 本気でわからない。
エーコ+ピンチョン+ディケンズ+007

1月20日

 昨日に引き続き家にこもって読書。とうとうランプリエールを読破した。えらい自分。

「ジョン・ランプリエールの辞書」(ローレンス・ノーフォーク、東京創元社)読了。
 時は18世紀、物語の始まりはフランスとイギリスの間に浮いているジャージー島。子爵家の娘の水浴姿を見てしまったジョンの父は猟犬にかみ殺されてしまった。ジョンは遺産相続の手続きのためにロンドンへ向かったのだが、遺産の中に奇妙な書類を発見する。それはランプリエール家の先祖フランソワが、東インド会社の収益10分の1を得る権利を確約した合意書だった。以降、身の回りで立て続けに神話を元にした見立て殺人が起き、ジョンは密約を巡った一大陰謀劇にまきこまれるのでした、という話。東インド会社の設立、地中海を東へ泳ぐ鯨の伝説、果てはユグノー弾圧の最終局面ラ・ロシェル包囲戦、そして包囲戦のさなか現れた空飛ぶ妖精の言い伝え等々歴史の虚実を取り混ぜながら紡がれる歴史ミステリーである。さらにオートマタは出るわロンドン地下に巨大迷宮があるわ(巨大な恐竜が化石化したその胎内だそうで)自動ジャガイモ潰し器はでるわ誰もゴールにたどり着けない謎双六は出るわと次から次へとわけのわからないものが出てきてそれはもうごちゃごちゃしているのだが読み終わってみるとそこそこまとまった話になっているので不思議である。かなりごつい小説でした。帯の文句にエーコ+ピンチョン+ディケンズ+007とありどれ一つとして読んだことが無いのだが、まあわからないでもない。
抗う術は我が手にはないでもない

1月19日

 かなり復調。とはいえ完全な本調子であるとも言いがたいので「今日はおうちにこもってランプリエールの辞書でも読んでましょ」と決心し、そのようにした。その甲斐あってランプリエールの辞書を400ページ強まで読破した。残り200ページほど。やはりこのクソタレ厚い本を通勤電車で読もうとするのは間違いだ。

 連邦vsジオン、先週末もっともホットだったジャブロー戦をクリアした。結局、最後の最後で、小粋なステップを繰り返すガンキャノン二機に囲まれるという難関は、グフでヒートロッドをブン回すというのが最も簡単な解決の模様。連邦でのミッションも開始したのだが、配備される機体がGMとかGMとかGMとかばかりなのでやや萎え。MS開発に関してはジオンのほうに一日の長があるのだなあと勝手に納得してみた。
眠りのない夜を 数えきれず過ごした

1月18日

 風邪のピークが過ぎているのは間違い無いところだが、今回の風邪は予想を遥かに上回る惨禍の爪痕をオレに残した模様。五木ひろしも裸足で逃げ出すようなデスボイスになったのは、まあ時が解決してくれるであろうからいいとして、困ったのは、胸と腹の境界線をぐるり一周するラインにわだかまるもっさりとして名状しがたき感覚である。咳が出るたびに激痛が走るので、おそらく横隔膜を割る勢いで咳をしまくった結果、周辺が筋肉痛になっているのだろう。この二日間咳がひどくて夜眠れなかったからなあ。熱の下がった今もなお咳はとどまるところを知らず、ゲホッとやっては激痛、クソッタレと悪態をつこうとするとその刺激をつかまえて咳が出てまた激痛、咳を我慢しようとすれば自然と横隔膜付近で力まねばならずまた激痛。物を食おうとしている最中に咳が出そうになれば異常に力まねばならないし油断するとむせるしやはり激痛。この世は地獄か。
あらゆる発言に二度づつ咳が出る社会人

1月17日

 熱も下がり食欲もちょっと戻ってきたが、いまだに殺人的な咳が出る。復調にはまだ遠い……
彼岸が見えた日

1月16日

 人間、二日間の食物摂取がリンゴ2個+クリームパン1個でも生きていけるらしい。やっとクリームパンを食いきった。まったく空腹感をおぼえないのだが大丈夫かオレ?