漂流者の日々第5部
異境迷走編
| レモンは嘘をつかない 5月31日 |
| 今日は頭の中を「れもんのトキメキ♪」が脳内を渦巻いていて大変だった。誰も知らないと思うので書いておくが、6月発売予定のエロゲMilky
Way2のテーマソングその2である。いちごGO! GO!、恋のMilky
Way同様脳髄まで痺れるアホソングであり中毒性が高いらしい。ちゅっちゅちゅっちゅぅぅぅぅ――――ッき――ッすッ!! かような素晴らしい曲を次から次へとひねり出す桃井はるこサンは敬意を払うに値する。 そういや今日からワールドカップだ。サッカーにはさっぱり興味の無いワタクシであるがワールドカップは別格だ。君ら本当に人類の一員か、と疑いたくなるような超絶プレイを見るのはとても楽しいことだ。というわけで今、テレビで開幕戦を垂れ流しながら日記を書いている。意外にもセネガルが先制点を挙げている。ちょうど見ていたのだが、得点直後、シュートした選手はユニフォームを脱いで地面に置き、他の選手はそれを囲い込むようにして踊っていた。なんだこりゃ。セネガル流の儀式だろうか。まあアフリカはサッカーで勝利する為には国家が黒魔術祈祷団を雇うくらいだからなあ。まさしくムーチョ・モージョ。 実は今日は26歳の誕生日なのでコンビニでケーキ買って食おうと思い立った。だがショートケーキとかその辺の類のケーキが無かったので、それっぽいものを買ってきてみた。ブッシュ・ド・バナナという名前らしい。バナナ家のブッシュ卿という意味か? 味は丸ごとバナナ風味だった。むー。むしろスーパーでスイカでも買ってくるべきだったか。我が家には「ケーキが無い場合はスイカで代用する」という掟があるしな。誕生日だからケーキを食わねばならないという法は無い。 明日はアジアンキッチンで猪木とファイトしてくる予定です。 |
| 月の向こう側 5月30日 |
| 気がついたら、エロゲ批評リンクサイトからリンクされていた。これで2件目でありウチのサイトももはや立派なエロゲ批評サイトであるな。ワタクシ個人としてはエロゲ批評サイトを運営しているつもりなど毛頭ないのだが、だが一体どのようなコンセプトでサイトを運営しているのかと問われると、返答に詰まる。改めて見なおしてみると、ウチのサイトってあまりコンテンツに統一性が無いような気がする。つうかホームページ作成指南サイトが挙げる典型的なダメページではないのか? とはいえサイトを内容に準じて切り分けるなんて、やる時間もないしなあ。まあ、いいけどね。やりたいようにやりますとも。 水月、牧野那波クリア。激しくネタバレ内容なので以下白地に白文字で書く。 那波シナリオでは、この物語が実はパラレルワールドものだったことが明かされる。ただ、普通のパラレルワールドものとは違うところがある。以下にワタクシが理解した範囲で書いてみる。 1:通常パラレルワールドものは「あっちの可能性世界」「こっちの可能性世界」という風に認識されるものだが、水月のパラレルワールドは、一つの世界の中に複数の可能性世界が内包されている。はじめのうちは夢というかたちで並行世界は現れるし、話の終盤になると自分がどの可能性世界にいるのかすらあいまいになってくる。 2:主人公はそのうちの一つの可能性を選び取って、その世界に住まうことになる。もっとも、どの可能性世界に進むべきか必ずしも恣意的に選べるわけではなく、故に主人公はあっちの世界こっちの世界を行ったり来たりすることになる(あっちの可能性世界やこっちの可能性世界が勝手にやってくる、と言ったほうがいいかもしれない)。 3:これは主人公に限ったことではなく、誰もが自分の過去の記憶と不一致を起こさない範囲で可能性世界を選び取っていっている。だが主人公は事故で記憶を失っている。存在が不安定である反面、他者よりより広い可能性世界を選ぶことができる。 なるほどなあと思った。香坂姉妹の母親の話はコレの延長線上であり、非常に納得の行く説明である。で、あらゆる可能性世界の上位に位置し、世界を行ったり来たりできる扉となっているのが「白い花いっぱいの草原」なのだろう。雪さんのエピローグとか花梨と一緒に弓を引くエピソードとかは、つまりそういうことだ。 だがここに、ナナミという存在がある。過去の世界が可能性世界と並行しているというのはちょっと話広げ過ぎじゃあねえのか、と思った。こっちの方となると、正直よく分からない。伝奇的要素と並列世界ネタがかっちりかみ合っているとは思えないのよねえ。牧野父も目的はともかく行動がわけわからなかったし。どっちかに的を絞るべきではなかったのか? つうか海底遺跡とか防空壕とかの伏線は放置プレイ? むー。もったいない。 なんだかんだいって面白かったのは間違い無い。正直F&C作品とは思えない面白さだった。タイトルのつけ方とかディ・モールト(非常に)いい。「曲った蝶番」クラスのナイスタイトルだ。推奨。 あと、放尿プレイはやはりあった。香坂マリアの失地を取り戻すかのごとくすごい勢いで漏らしまくってました。シナリオ書きの放尿にかける情熱は、しっかりとオレの心に刻まれた。そういう意味でも心に残る名作である。 「クリプトノミコン2――エニグマ――」(ニール・スティヴンスン、早川文庫SF)読了。 「ローレンス、エニグマを上回るドイツの謎の暗号を発見する」「シャフトー、Uボートのキチガイ艦長に悩まされる」「後藤伝吾、ニューギニア島で人食い人種に追いかけられる」「ランディ、ナゾのメール差出人に戦々恐々する」の四本立てでありいまだに話がどう繋がるのかわからない。これで話の半分まで来てるんだよな。まあ、第二次大戦中の暗号バトルとか後藤さんの大冒険とか読んでて面白いから、いいんだが。しかしこれはSFレーベルよりNVレーベルにふさわしい内容である気がする。今のところ。 |
| 日本放尿協会にようこそ 5月29日 |
| 今週は背中がやたら痛いのだが何故だろう。週末にkmc先輩がやたら背中が痛いとか言っていたが、空気感染したんだろうか。セナカイタイ病。 どうでもいいが、イタイイタイ病とはヤケクソなネーミングだなあとふと思った。 水月、大和鈴蘭クリア。放尿プレイあり。ベネ(良し)! 香坂姉妹シナリオ以上に本筋と関わりなく「みんな幸せに暮らしましたとさ。どっとはらい」という昔話的ハッピーエンドに落ち着いている。やや安易かなあと思わないでもないが、鈴蘭の洞窟内での行為がこのようなハッピーエンドを招いたのではないかととれなくもない。香坂姉妹シナリオエンドでまるで雪サンが最初からいなかったかのように描かれているところとか、三人のロリ担当シナリオは本筋に関係ないように見えて深読みできそうな要素が混じっているのだが、これは伏線かそれとも単なるシナリオ書きの気まぐれなのか。決着は牧野那波シナリオに持込みであるな。結局牧野父は何がしたいのか…… |
| 岩海苔塗り放題 5月28日 |
| どうしても蓋をあけることができないため冷蔵庫に放置していた岩海苔の蓋が、あいた。なんの気なしに手にとって全力でトライしてみたところ、あいた。おかげでいまだに親指が痛い。が、賞味期限を後一年残して開封することができたとは慶賀の至り。正直賞味期限内にあけられるかどうか怪しかったものな。よぉし今日から岩海苔食べ放題だ〜! 岩海苔ライスとか岩海苔パスタとか岩海苔ジンジャーエールとかやりたい放題好き放題! ……あんまりうれしくない。難事を達成したというのに、このむなしさはなんなんだ。 「グレー・レンズマン」(E・E・スミス、創元SF文庫)読了。 宇宙海賊ボスコーンは滅んでいなかった。キニスン達が潰したのは、ボスコーンの第一銀河系における橋頭堡に過ぎなかったのである。ボスコーンの本拠が第二銀河系にあることをつきとめたキニスンはドーントレス号を駆り勇躍未知の銀河へ乗り出すが……という話。 次から次へと出てくるあやしい科学超兵器やあやしい宇宙人は燃える。レンズの設定とかもすごくいい。のだがあまり感想が出てこないのは何故なのか。本質的に火星シリーズと変わらないからかなあ。キニスンの最強無敵っぷりはどうかなあと思うんですよ。まあ、創作物の登場人物というのは多かれ少なかれ、どこかしら「ンな奴ァいるわけねェだろォォがァ――ッ」的性質を内包しているものである。読者はその辺は「話を面白くするためならいいじゃないか」とか「ひょっとしたら広い世界にはこんな奴もいるかもしれないし」とか解釈をつける。それが読者の度量であり雅量というものであろう。しかしキニスンの完璧超人さはオレの雅量では到底受け入れかねる。強すぎる主人公は作品のスリルを著しく損なうと改めて思った。 |
| ジンジャーエール、ジンジャーとエール抜き 5月27日 |
| ナカヌキヤでブルーベリーソーダと一緒にジンジャーエールも買いこんでいたのです。明らかに同じ会社が出していると思われる奴を。ブルーベリーソーダ並に味がアレだったらどうしようとどきどきしながら飲んだのだが、実のところどうということもなかった。たとえるならば、麦茶色した三ツ矢サイダーというところか。飲んでいる内にほんのりジンジャー臭と思われるものが漂ってくる。もっともワタクシ本物のジンジャーエールを飲んだことがないのでなんとも申せませんが。原材料を見てみるとカラメル色素とか書いてある。ジンジャーでもエールでもない謎のジンジャーエール。 まずいドリンク愛好家たるワタクシにとって、ナカヌキヤは穴場かもしれない。 水月、香坂マリアシナリオクリア。ついでにアリス&マリアでもクリア。大筋の流れはアリスシナリオと変わらない。だが重大な問題が一つある―― 放尿プレイが、なかった。 見そこなったァァ――――ッッ!! メイドで放尿、巫女で放尿、メガネで放尿、幼女で放尿ときたあんたがここで二の足を踏むのかよ! 失望した。チョコラータを失ったセッコ並に失望した。がっかりだよ。あの閃光のような放尿はどこにいったんだカーロス。 和モノ伝奇として話が面白いのは間違いないんだが、クリア後は「放尿ゲー」という認識しか残らんだろうなあ。いいことなのか悪いことなのか。 |
| 青い果実の散花 5月25日〜5月26日 |
| ナカヌキヤにブルーベリーソーダなる飲料が置いてあった。まずいドリンク愛好家たるワタクシは脊髄反射的にその1リットルペットボトルを買い物カゴに放りこんでいた。今にして思えば、この日の暑さで少々脳をやられていたのかもしれない。帰宅して、飲んでみた。それは毒々しい紫色をしていた。オレはブルーベリージュース以外の何物でもない、と声高に主張しているかのようだ(ぶどうジュースと強弁できない事もないが)。飲んで見ると、子供の頃に飲まされたシロップ入り風邪薬のような、ブルーベリーガムのような味がした。なんつうか、水に砂糖とブルーベリー香料と着色料を混ぜました、という感じである。こんなものを1リットルも一人で摂取したら健康に多大な悪影響を及ぼすのではなかろうか、とマジで悩んだ。原産はアメリカとある。ドクターペッパーといい、アメリカ人の嗜好はよく分からない。 裕天先輩kmc先輩と難波で合流し晩飯を食らう。この日の目的はkmc先輩のシスプリ前夜祭DVD鑑賞会であり、ウチに来て早速再生。想像を絶するというか、予想通りというか――凄絶な内容だった、とだけ書いておく。あわ、あわわ。 あと裕天先輩がすごい勢いで茜マニアックスフルボイス版をインストールしていった。ワタクシ、テックジャイアンは買い集めたものの途中放置しているのでやりなおそうと思った。君が望む永遠のBGMがそのまま使われているのだが、特に雲行きの怪しい時のBGMなど、本能的にかつてプレイした時の感情がよみがえり心臓に悪い。プレイして既に9ヶ月を閲しているというのにいまだにトラウマなのか…… あとあと翌朝二人が去った後にパソコンを立ち上げたらマナマナ壁紙になっていた。う、うああ――ッ! 水月、香坂アリスクリア。期待通り、放尿プレイだった。これはもはや、放尿プレイを世に知らしめようという啓蒙活動といってもよろしい。たとえ幼女に放尿させることも辞さないという態度は、その覚悟の深さを窺わせる。理想の実現のためには何万ガロンの尿も流す、というやつか。何度もいうようにワタクシ自身は放尿プレイなどこれっぽっちも興味はないが、しかしシナリオ書きの姿勢は敬意を払うに値すると思う。 全体の話と個別ヒロインの話の絡み方が弱いのが欠点といえば欠点か? 和泉シナリオの海底遺跡とか香坂姉妹シナリオの防空豪とか、出てきただけであって個別シナリオには全然関係ないものな。明らかに怪しげなガジェットなのだが。 |
| トイレットペーパーの妖精 5月24日 |
| 新しい座席のすぐそばにはやっぱり給湯器があって、ほうじ茶とコーヒーが出てくるようになっていた。ここしばらく、ほうじ茶とコーヒーにまったく不自由しない――つまり、カフェイン摂取し放題な生活を送っていた。のだが、今日、コーヒーが紅茶と取りかえられてしまった。「ほうじ茶とコーヒーに不自由しない生活」と「ほうじ茶と紅茶に不自由しない生活」では、オレにとっては雲泥の差だ。眠気を防ぐためにオレはどうやってカフェインを摂取したらいいんだ。いかなオレが希代の天才プラシーバーとはいえ、紅茶に目がギンギンとなるようなカフェインが入っていると信じこむのはかなりの難事だ。そんなことができとすれば、「大気の成分の80%がカフェインである」と信じることだってできるだろう。飲み物に頼る必要はない。以前のようにインスタントコーヒーを持ちこむしかないのか。ちょっと節約ができるなあと思っていたのに。 水月はいまだにエロリルート進行中。なかなか終わらない。単純にテキスト量が多いのか、それともオレの潜在的なロリへの嫌悪感がスムースなプレイを邪魔しているのか。どちらにせよ、放尿プレイの有無を確かめるために、オレはプレイしつづけなければならないのだ。 「人にはススめられない仕事」(ジョー・R・ランズデール、角川文庫)読了。 ハップの新しい恋人ブレットの娘が、今の売春婦の仕事から足抜けしたがっているという。レナードとともにハップは売春宿でにぎわう街フーティ・フートへ向かう。しかし、銃を一発ぶっ放して娘を連れ出してハイ終わり、という目論見どおりにことが進むはずもなく、ついには国境を超えメキシコに向かう羽目になる――という話。 高値安定。ハップとレナードの会話はアホすぎです。愉快過ぎる。しかしこの二人組、話のたびに権力者に喧嘩売っては睨まれており、将来酷い目に遭いそうな気がする。人事ながら心配だ。あと巻末にシリーズリストがあったが、なんで第一作は翻訳予定すらないですか? 極大射程みたいに他の出版社が翻訳権を握っているのか? |
| From
duskin till Doughnut 5月23日 |
| すごいよ昌文社! バークリー祭りかよ!? ミスタードーナツが肉まんに無許可の食品添加物を使っていたというニュースが流れている。今回の件でオレが最も驚いたのは、ミスタードーナツはダスキンが経営しているという事実だ。知らなかった……。オレの知らない常識がまた一つ。まあ正直、今回の件はオレと直接には関係がないので知ったことではないのだが、ミスタードーナツはたまにしか食べないし、食べるときはドーナツしか食べないし。むこうはミスタードーナツと堂々と名乗っているのだ、ならばドーナツを食ってやるというのが正しい態度というものだろう。ミスタージャイアンツが他球団のユニフォームを着るでしょうか? ミスタードリラーがドリル以外の平気で掘削しますか? ……って犬コロは足で掘ってたっけ? 「時の娘」(ジョゼフィン・テイ、ハヤカワ文庫HM)読了。 グラント警部は犯人追跡中にマンホールにはまって骨折、入院生活を余儀なくされた。暇つぶしに十五世紀の版画を眺めていたところ、心惹かれる肖像画に出くわした。一見立派な人物と印象を受けたが、その裏にはリチャード三世の名が記されていた。二人の甥をロンドン塔に幽閉、殺害したとされる、イギリスでは悪名高い王である。警部の目から見るに、その肖像画から受ける印象と、一般的に知られている事実とは、まったくそぐわないものだった。死ぬほど暇を持て余していた警部は、リチャード三世という人物の正体を知るために、病床からばら戦争時代のイングランド史の調査をはじめる、という話。 古典であるところの本作品を唐突に読んでみたのは、以前読んだ「殺さずにはいられない1」の中に「リチャード三世の無実を証明するために殺人を犯す」という短編があったのを本屋で唐突に思い出したからである。まあ、今更ワタクシが言い出すまでもない傑作だ。ミステリというジャンルの成果の一つといっていいだろう。一点文句を言うと、ヘンリー七世が開いた王朝名をチュードル朝としているところにえらい違和感を感じた。そんな王朝あったっけ、と一瞬本気で悩んでしまったではないか。一般的にはチューダーもしくはテューダーではないのか? この本初版が1977年とあるから、そのころの一般的呼称はチュードル朝だったという可能性もないではないが。 |
| 八甲田山死の放尿 5月22日 |
| 今日の帰り道の環状線は、10時という時間の割にはアホみたいに混んでいた。文庫本を開く余裕もない。甲子園の巨人戦の帰りなんだろうか。というかそれしか理由が思い付かない。環状線でさえ混んでいたのだ、阪神電車はクソ混みだったろうなあ。阪神電車を通勤に使ってなくて良かった、と思った。正直、巨人帽かぶって阪神電車に乗るだなんて、想像するだに恐ろしい。翌日の社会面に載るレベルの事件が起きるのは確実であろう。特に阪神が負けた今日みたいな日は。 アクセスアナライザーで、どこのページからこのサイトに来たのか調べられるのだが、時折良く分からない場所からの履歴が残っていることがある。誰ですか。 水月はロリルート進行中。なんじゃこのエロリ姉妹はァァ――ッ。 |
| 南斗放尿拳 5月21日 |
| なんか、今日は職場で南斗人間砲弾の話で盛り上がってみた。北斗の拳DVDが発売されようとする今思い起こしてみても、アレは謎だ。知らない人のために書いておくと、南斗人間砲弾とはアニメの北斗の拳のサザンクロス編の最後の方に出てきた技の名で、剣を持った人間を多数大砲で撃ち出して襲いかからせる、というものだ。たしかに、北斗神拳が一子相伝であるのに対し南斗には百と八の流派があるといわれる以上、どのような流派があってもおかしくないのだがしかし、そんなん拳法ちゃう! 大道芸や! と突っ込まずにいることがどうしてできよう。こんなどうしようもないものを思いついたのはどこのどいつだ。尊敬に値する。ある意味、北斗の拳の本質をつかんでいたと言えなくもない。 「刑事くずれ」(タッカー・コウ、ハヤカワミステリ)読了。 己の怠慢から相棒を死なせ、職を失った元刑事ミッチ・トビンのもとに、シンジケートのニューヨーク支局長の使いがやってきた。支局長の情婦が多額の現金を持ち逃げしたが何者かに殺された事件の捜査の依頼にやってきたのだという。過去から立ち直るべく、ミッチは捜査を引きうける。という話。 ウェストレイクが別名義で書いている、日本では実質幻の作品であるミッチ・トビンシリーズを古本で発見できたのは僥倖以外の何者でもない。アバッキオ@ジョジョみたいな感じで警察を追われた主人公が、誇りを取り戻すためにまずは一歩を踏み出す、という話である。聞きこみ、アリバイを調べ、新たな証拠から新たな事実を引き出し……と話自体はすご〜く地味なのだが、地味に面白い。ウェストレイクってやはり話の骨がしっかりしているよな、と思った。 ミッチ・トビンシリーズは全五冊であり続きが読みたいとは思ったものの、次にタッカー・コウ作品に出会えるのはいつだろう。一応ハヤカワ文庫HMの作家別番号の26番だか27番だか28番だかはタッカー・コウ名義作品の為に取り置かれているという話だが、今更文庫化なんて奇跡でも起きない限りありえないだろう。 |
| オレの心はアポロ11号だ 5月20日 |
| 帰り道、新装開店したファミリーマートに寄ってみた。新しくなった店内は、清潔で、明るく、そして狭くなった気がした。面積は無論のこと、天井まで低くなっているような気がする。あれれ。ファミリーマートおなじみの青と緑のストライプが錯覚を起こすとも思えないし、実際に狭くなってんだろうなあ。なんか通路が狭くなってユーザーフレンドリーさが低下したように思えるのだが。まあ、月曜日にジャンプが立ち読みできればそれで文句はないけどね。だが先週のジャンプはとうとう読めず鬱。 水月、新城和泉クリア。話の根幹に関わるようなシナリオではなく、まあ一夏の恋が実って良かったね、というところか。そしてまた放尿プレイ。またかい。放尿放尿また放尿、一難去ってまた放尿、という具合でありここまで来るとあきれを通り越して漢気すら感じるようになってきた。「秋桜の空に」で五種類のフェティッシュなプレイを五人のヒロインに割り当てる、というのを見てなかなかやるな、と思ったものであるが、こっちはひたすら放尿の一点張り。確かにオレは放尿プレイなど別段好きではないが、シナリオ書きの放尿プレイにかける情熱を、どうして無視することができよう。これはむしろ、放尿上等という心構えでもってプレイするのが礼儀というものだ。仮にこの先放尿プレイを行わないヒロインがいるとすれば、それは画竜点睛を欠くと言わねばなるまい。……って牧野さんも放尿……? 「クリプトノミコン1 ――チューリング――」(ニール・スティーヴンスン、早川文庫SF)読了。 四分冊の第一巻、ということもあり、話が一体どういう方向に行くのかまったく謎である。一方は第二次世界大戦中の連合国と枢軸国の暗号戦争の話、一方は現代、アジアのとある国にデータヘヴンを構築しようという話。現状、二つの話の繋がりは皆無といっていい。そして想像の域に属する科学技術は一切出てこない。今のところどのへんがSFなのか、謎である。ただし読み物として面白いのは間違いないので、おそらく最後まで付き合うことになるだろう。確言はできないが、お奨めしない事もない。 |
| The
Cyber Slayer 5月19日 |
| 今日も気がついたら一時間ほど昼寝していた。調子悪いなあ。 鬼哭街読了。バッファローマン……じゃなくて劉豪軍の行動方針が全般的にわけわからんというのをのぞけば十分面白かった。なんか、劉には別に動機を持たせる必要はないんでねえのと思った。単純な悪の大ボスでいいじゃんよう。ま、話が面白かったんで、いいけどね。 分岐が皆無、ただ読ませるだけというのはいい試みである。追随が出るカシラ。 |
| 蒼ざめた馬来たる 5月18日 |
| 全身がクソタレ痛くて朝七時に目がさめた。何故に、平日は八時半起床でも眠くて仕方がないというのに、土曜だけはかように朝早く目がさめるのだろう。決して土曜日だけ睡眠時間が短くて済むというわけではなく、本日など二時頃にちょっと眠くなったので仮眠したところ、目がさめたら五時だった。我ながら昼寝三時間はやり過ぎだろと思った。だるー。 本日日本橋に繰り出してみたところ、気がついたら書籍代だけで一万円ほど吹っ飛んだ。あれれ。 で、ズバット大全を購入した。エピソードガイドには各話の悪の組織ボス、組織の用心棒のイラストつき解説、そして連続写真による日本一対決紹介が書かれており非常によい。まあ、日本一対決については写真ではなく実際の映像で見ないとよくわからんよなあとは思ったが。しかしこう一度に見ると、改めて用心棒一堂の変さ加減に笑ってしまう。正直、尺八ボウガンとか筮竹爆弾とか、正気の人間の思いつくものだとは思えない。 あとジュンク堂でふらりとペーパーバックコーナーをのぞいて見たらスティーブン・ハンターの新作を発見した。裏表紙のあらすじとおぼしき部分にアール・スワガーなる単語が見つかったので、おそらく「悪徳の都」の次に来るべき話になるのだろう。今度はアールを主人公にシリーズ化すんのね。まあこれ以上ボブを冒険に駆り出したらスワガー家家庭崩壊だからな。さっさと翻訳していただきたい。さすがにペーパーバックは通勤電車では読めない。 きっと、アールはまたしても暗視装置に酷い目に会わされるに違いない。 水月、宮代花梨クリア。舞台設定はだんだん分かってきた。あと謎なのは牧野父のシナリオ上における存在意義とその目的か。今のところプッチ神父@ストーンオーシャンつう感じだが。 全てが日常に戻った後の後日談が書かれているのはよい。つうかなんで雪さんには後日談がないですか? 花梨シナリオ読んだ以上だと、あの雪シナリオラストがますます夢オチに思えてくるのだが。そしてまた放尿プレイッすか〜? さして一般的とも思えぬプレイを二人がやるだなんて、偶然の一致とは思えない。つまり、残りのヒロインも放尿プレイが待っているという可能性が大ということだ。あわ、あわわ。 KANON最終回鑑賞。いったいどうオトすのか結構ハラハラしたがいい感じに落ち着いたのではないかしら。あそこで目覚まし時計を使うってのはナイス。 総評としては、なかなか良かったんじゃないでしょうか。五つのシナリオを全部やるってのは無謀じゃねえの、と当初は思ったが、うまいことまとめきっていると思う。まあ、真琴がワリを食ってしまったという感は否めないが。真琴の決着編の話のエピソードのうちいくつかは、もっと早い段階に埋め込んでおくべきだろう。美汐登場とか発熱とか。まあ13話という短い期間ではアレが限界だったのだろう。五つのシナリオを全て描く、短い時間でキャラクターを表現する、両方やらなきゃならないのがアニメのつらいところだな、とブチャラティ風味に思った。 あとキン肉マンU世も鑑賞。「真駿川」と書いてまっするがわと読ませるとは、プリンセスナインの半群駅なみに驚いた。 |
| さよならスポック 5月17日 |
| つい先だってスポック&カークと名づけられた会社の二台のファイルサーバであるが、実はリーダーが「二台の名前をゴリとラーにしようと思っていた」という恐るべき構想を抱いていたことが今日判明した。二台だからなんかのコンビ名とかにしたかったそうで。あるいはやすしきよしとか。サーバ名をマジでやすきよにしたら、トラブルが起きるたび、みんなが例のヤッさん突っ込みポーズで「落ちるでしかし!」と叫びまくるような気がする。 ちなみに本日、ミスタースポックは熱暴走で逝ってしまわれました。所詮、他の部署からのおさがりだからな。 例のワン切りが(最近はツー切りサン切りが主流らしいが)ワタクシの携帯にもかかってくるようになりまして。しかしことごとく03ナンバーって、こいつらオレを騙す気があるんだろうか。東京に住んでいる知り合いはそれなりにいるがオレの携帯の番号を知っている人はいないはずだ。町田の叔母さんはさりげなく神奈川県民だし。その上ワタクシ平日は携帯電話を携帯していないから罠に引っかかる可能性はまあ皆無であろ。 それにしても携帯電話にはいまだに慣れない。最近はチャットもダメIMの類もダメということがわかってきており自分の社会適応性の低さを改めて嘆かずにはいられない。こんなことではいかんよなあ。もう少し他人との交流を持たねばならない。せっかくガンパレとかでよそのサイトからたくさんリンクしてもらえたというのに。 いきなり「無限漂流神殿オフ会やるよ〜」とか叫んでみたらどんなことになるのだろう。さあ。HDDで集まって終わりという気もするが。 ひたすらだるい一週間だった。さっさと寝る寝る。 |
| The
Runnning of Beasts 5月16日 |
| 仕事落ち着きそう、と書いた矢先から帰宅11時半である。たまらんなあ。 「嘲笑う闇夜」(ビル・プロンジーニ&バリー・N・マルツバーグ、文春文庫)読了。 アメリカの田舎町ブラッドストーンに連続切り裂き魔が現れた。三人の女を殺し、なお尻尾を見せないところから、犯人は余所者だと思われていた。誰もが顔見知りである田舎で、誰にも怪しいそぶりを見せないということができるだろうか? だが、新聞記者とともにニューヨークから乗りこんできた精神科医フェラーラは新説を主張した。いわく、心の闇に潜む人格が暴走し殺人を犯すため、表層の人格は自分が切り裂き魔であることを知らないのだ、と。誰もが切り裂き魔でありうる、という恐怖はやがて静かに街に広がっていく……という話。 切り裂き魔の為に激しい強迫観念を持つに至った四人の男プラス切り裂き魔の独白、という形で叙述されている。四人のうち犯人は誰でしょう、というスタイルだ。解説で「木製ジェットコースターの如き作品」と形容されているが、これはいいえて妙である。サスペンス小説として十分に面白くそれだけでジェットコースター的であるが、この二人の合作というと「裁くのは誰か?」という反則技があるだけにいつ脱線事故を起こすやら、と別の意味でもはらはらさせられた。まさしく木製。心配をよそに普通の着地点に落ち着いたので安心したが。シンプルなオチでよい。少なくともこのミス20位以内くらいには入賞できるのでは、と思われる。 なんか最近読書日記風味。仕事のせいで水月がちまちまとしかすすまねえ。ズバット大全買うのもKANON最終回見るのもガゼル祭り見るのも全部週末だ。ちぇ。 |