漂流者の日々第5部

異境迷走編


ブリーフケースにブリーフを

8月30日

 今週は妙に体が重かった。筋肉痛は二日で抜けたんだが。暑さがぶり返したせいだろうか。早く暗黒祇園祭が来ないかなあ。

 帰りの電車内でたまたま女性セブンの吊り広告を見つける。目を引いたのはベッカムが妻の帝王切開に立ち会ったとかいう記事。いまだにベッカムネタかよ。さすが、ベッカムの寝室突撃女とかいう記事タイトルをのっけたという実績を持つ女性セブンだけのことはある。いつだったか、コンビニで雑誌を見かけたときは「ベッカム様のブリーフ」とかいう文句を書いてたこともあったっけなあ。正気かよ! 雑誌の表紙にでかい文字でのっける文句か! 是非ともこのまま独自路線を突っ走って行って欲しいと思った。
 まかり間違って「カーン様のブリーフ」とか書かれていたらその場で笑い死にしてたことだろう。クワバラクワバラ。
Don't Monkey with Murder

8月29日

 お仕事で少々煩雑なロジックを組んでいるので知恵熱風味。少し気分を紛らわせようと教育テレビをつけたら変な番組が流れている。小学校英語先生のためのえいごリアン? あの背景の、おめめパッチリとした無数のキノコ群はなんなんだ〜ッ。教育テレビはどうして全般的にセンスが脱輪気味なのだろう。そこが、ワタクシが教育テレビに魂を惹かれて止まない理由ではあるが。

「その死者の名は」(エリザベス・フェラーズ、創元推理文庫)読了。
 アンナ・ミルン未亡人は深夜、人を轢いたと警察に飛びこんだ。現場に行ってみると、死んだ男は泥酔しており、道のど真ん中で寝ていたらしい。しかしこの男、どこの酒場に寄った形跡もなく、酒瓶も持っていなかった。そしてそもそも身分を証明するものを一切持っていなかった。車に踏んづけられて顔を潰されており、かろうじて近所の者ではないらしいということが分かる程度。これは本当に単なる事故だったのか? 当惑しつつ捜査を続ける警察に、とある二人組がしゃしゃり出る。犯罪ジャーナリストトビー・ダイクとその相棒ジョージは勝手に捜査を開始した――という話。
 フェラーズのデビュー作にしてトビー&ジョージの初登場作品。邦訳済みのシリーズ三冊に比べると、さすがに劣る。しかしそれは発表年別に並べていくとどんどん面白くなっていっているということであり、唯一未訳のシリーズ最終作には期待が持てるというものである。伏線の張り方に後年の特徴の萌芽が見られる。特に冒頭のシーンとか。
OH! スーパーら〜ぜPHONPHON

8月28日

 ベッドに寝転がりながらテレビを見ようと思って、さっそく誓いを破り宇宙ベッドを最下段まで下げてみたのだが、途中二度ほどガコンガコンと止まりそうになった。あわあわあわ。本当に止まりはしないが心臓によろしくないのでよほどの理由がない限り下まで下げるのはやめとこうと思った。改めて誓う。
 なんでそんなことをしたかというとサンテレビで12:00からやっているスーパーミルクちゃんを寝ながら見ようと思い立ったからなのだが、テレビをつけたら阪神中日延長戦の影響で55分繰り下げと字幕が出たので、ビデオかけて宇宙ベッドを上に押し上げて、寝た。そしてついさっき再生してみたらなぜかラーゼフォンが映っていた。サンテレビではラーゼフォンがスーパーミルクちゃんの約一時間後に放映されておりおいおいミルクちゃん潰してラーゼフォンを通常どおり放送かよ、と憤ってはみた。仕方ないから肉二世を見るべか、と早送りしたら今度はテニスの王子様が映っていた。何事か、と調べてみたら、テレビデオの内部タイマーが一時間遅くセットされていた。俺の設定ミスかよ畜生! BSテレビとテレビデオの二頭立てなんて間抜けたことをしているからこんな目に遭うのだ。さっさとビデオ買わねばな……

「A君(17)の戦争3 たたかいのさだめ」(豪屋大介、富士見ファンタジア文庫)読了。
 季節は冬に向かっていた。雪の降るブラントラントでは自然と休戦期となる。だが春になればランバルトは兵力を回復、魔王軍を遥かに上回る軍勢で攻めてくることだろう。そうなれば敗戦は必至。ならば今の内に手を打たねば、と小野寺剛士はカルネアデス作戦と名付けた軍事行動を開始する。敵の補給線を撹乱しまくりあわよくば前線の砦を落とし、ランバルトの軍事活動の再開を極力遅らせることを眼目としたものだったが、敵もさるもの、魔王軍の手を読んで着実に反攻をしかけるのだった……という話。
 またしても地味。だが、華々しい正面からのぶつかり合いによる戦争の影では、このような小さな、しかし重要な競り合いが行われているのだ、ということを書くのは必要不可欠であろう。安定しておもろいなあ。特徴的な語りにもなれてきた。実は吉里吉里人みたいに、語り手って実はブラントラント土着の霊とかだったりして。やっと第一部が終了だそうで、本格的な話は次巻から始まるそうな。続きが楽しみなシリーズだ。
 田中魔王は同人誌作成にとうとうランバルト国王まで巻き込んだ。田中魔王様ステキすぎです。
燐粉ビスケット

8月27日

 関西地区では朝日系ABCテレビが甲子園中継を行うため龍騎の時間が潰れていた。流れた分を本日昼間に放送したのだが、そのことをすっかり失念していたので撮り損ねました。テヘ。う、うああーッ! この日があるのを思って、テレビ買い換えたにも関わらず前のテレビデオも稼動させるという二頭体制を取っていたというのにッ。話によると比較的どうでもいい話らしいので、それが不幸中の幸いだ。ハリケンジャーは通常どおり放送で助かったわい。先週の牛の話を見逃していたらダメージのあまり寝こんだことであろうて。系列主催だからといってなんで全試合放送すんのかね。NHKだけで十分であろうに。なんでも関西人はザンボットの時代からこの問題に悩まされているそうであり御愁傷様。

「ビッグ・ボウの殺人」(イズレイル・ザングウィル、早川文庫HM)読了。
 ロンドンのボウ地区で若き労働運動指導者トム・モートレイクが喉を掻っ切られて殺されているのが発見された。場所は下宿、発見者は下宿のおかみ。しかし不可解なのは、死体が発見された部屋は内側から鍵がかけられ、誰も出入りできるはずがなかったという点である。傷の具合から自殺とも考えにくく、かくしてボウ街の怪事件としてロンドンはセンセーションに包まれたのだった。という話。
 世界初の密室ミステリ、とされている。世界最初の密室トリックってこれだったのね、とはじめて知った。現代の視点から見ればあまりに常套的ではあるが、発表された当時は革新的なアイデアと見られたんだろうなあ。全体的に見ると、犯人の意外性を狙うあまり動機がヤケクソなものとなっているという点がマイナスではあるが、まあ、ミステリのルールというものがまだすっきりと固まっていなかった時代の作品であるからしてそこは目をつぶっていいだろう。
全日本揉み殺し選手権

8月26日

 相変わらず筋肉痛。体が痛いよう。ラックを担いで帰ってから既に丸二日立つというのにこのザマでありいろいろな意味で死にそうです。年取ったなあ。はあ……。今週になって暑さもぶり返すしもうたまらん。往時の、もれなく溶けそうな暑さとまではいかないのが不幸中の幸い。だがだるいことに変わりない。せーなーかーがーいーたーいー。誰か私の体を揉んでください。
翼よ再び! 復活の宇宙ベッド

8月24日〜8月25日

 無事宇宙ベッドは天井へと舞いあがった。修理業者の方はすごい勢いで宇宙ベッドをばらし、そして組み上げて帰っていきました。単純に巻上げモーターの部分がイカレていた模様。負担かけたらアカンのなあ、と思った。というわけでこれからは宇宙ベッドの上下幅を最小で済ませる様に、一番高い位置で固定して寝ようと思います。はしごを使ってベッドへ上り下りする必要があり、油断したら頭からまっ逆さまに落ちて自宅で首の骨を折る危険性がある訳だが、ベッドが降りたきりになるリスクを考えればそうせざるを得まい。

 というわけで部屋が開いたので、テレビの買い換えを行ってみた。BSチューナー付25型で四万円。アンテナ線とスチールラックもついでに購入したので総費用約五万円。部屋はそこそこすっきりしかつBSも見られるようになった、と実に有益な買い物だったといえる。とはいえ今まで使っていたのがテレビデオであるためビデオを早急に調達する必要がある。アンテナ線が部屋に二口引き込んであるので、二台同時稼動による暫定的処置でさしあたりしのごうと思うが、BS番組が録画できないので早いウチに何とかすべきだろう。
 ちなみにはじめて映ったBS番組はチアリーディング全国大会でした。なんだかなあ。

 そのスチールラックは日本橋南端の家具屋で調達した。ウチ近所だし担いで持ってくか、と決心したのだが、思いのほか重くて地獄の行程を強いられる羽目になった。何とか持ちかえったのはいいが今現在上腕部から背筋にかけて筋肉痛。つらい。
宇宙ベッドの飛翔

8月23日

 宇宙ベッド修理業者は明日朝九時に来ることとなった。よしよし。とはいえあんなものやらこんなものやらを片付ける時間がさほどない。明日の朝早起きして頑張ろう。どうせ土曜の朝は自然と早く目が覚めてしまうのだ。お掃除するにゃん。

 スパロボR。銀河と北斗が電童と凰牙に分乗した。のはいいが、使える武器持ちのデータウェポンが凰牙よりになってやいませんか。まともなP兵器がレオサークルにしかねえですよ! 銀河少年に明日はあるのか。

「パラサイトムーン 風見鳥の巣」(渡瀬草一郎、電撃文庫)読了。
 高校生希崎心弥は人の感情を色として見ることのできる能力の持ち主だった。その彼が、幼馴染み露草弓の里帰りに付き合い、孤島徒帰島に向かった。一見静かな田舎の島は、しかし土着の神をあがめる怪しさ大爆発な集落だった。此度弓を呼びつけたのも、彼女を新たなる神の巫女として襲名させるためであったという。おまけに「迷宮神群」を狩る組織の一団が島の神様を殺しにやって来たりそりゃあもう大ピンチ。という話。
 クトゥルー風味な世界観を和風伝奇調でやってみました、というところか。地味に面白い。表紙から口絵から本文イラストからやたら肌色が多いので電車の中で読むのは少々辟易したが。こういうのに限って、店員さんにカバーつけてもらってなかったりするのよね。どきどきした。
はばたけ! 宇宙ベッドよ

8月22日

 やっとこ宇宙ベッド修理業者と連絡がついた。スムースにいけば、土曜日中に宇宙ベッドは再び空へと舞いあがることができるだろう。落ちたきりになってはや一ヶ月。長かった。修理業者を部屋に入れる前にあんなエロいものとかこんなエロいものを片付けねばなるまい。

「第61魔法分隊」(伊都工平、電撃文庫)読了。
 一等契法士ロギューネ・リーベルタは田舎町カーライルに第61魔法分隊(警察のようなものだ)副隊長として赴任した。王都からやってきたロギューネにとって田舎町は死ぬほど退屈だったが、愉快な分隊の仲間に囲まれてそれなりに充実した生活を送る。しかし牧歌的な光景の陰に暗躍する者達が、少しずつ平和を壊しはじめていた……という話。
 悪くない。がつきぬけて良いところも特に思い付かない。出てくるキャラクターがありきたりな感じがするのが一番のマイナスポイントか。「ありきたりなキャラクターはつまらないから一ひねり加えよう」と考える人間が陥るありきたりさがある。登場人物たちの抱える秘密もお約束風味だし。しかしまったりとした日常生活の風景はなかなかいい具合ですわね。

「平行植物」(レオ・レオーネ、ちくま文庫)読了。
 架空の植物群「平行植物」に関する学問の歴史をいかにもそれっぽくでっち上げ、学究的立場から各植物の特徴から歴史から伝承に至るまで細細と綴り上げたインチキ学術書。アホでおもしろいなあ。アホを為そうとするならこのくらい徹底的にやらないとな。一番ウケたのはコイシモドキである。その名の通り見た目が小石にそっくりで、本には小石がいっぱい写っている写真が掲載されている。原住民に「コレがコイシモドキだ」と言われて撮った写真だが、いまだに写真上のどれが小石でどれがコイシモドキなのか判別できていないのだという。アホか〜!
Milk,Milk,on the TV

8月21日

 今日も涼しい。なんということだ。暑さ寒さも彼岸までじゃなかったのかオフィーリア! そうじゃなかったのか! とはいえ涼しいのは大歓迎。

 はじめてスーパーミルクちゃんを見た。なんじゃこりゃあァァ――ッ。この疾走するようなヤケクソ感! そこにしびれる憧れるッ! 人に言わせるとワタクシギャグ作品の鑑賞センスには人並みはずれたものがあるらしい、というかなんかたいていワタクシが面白いと思うギャグ作品は他人の同意を得られないケースがままあるので、まあ他人にはすすめませんが。しかし脳味噌が砕けそうなほどイイ。

 フローラリア、麻生鈴音クリア。かつて近所に住んでいて、そして今高校教師として舞い戻ってきた年上の人。通称すずねえかよ! とはいえ話は平板だった。特に山がないというか何回もヤっているうちにいつの間にやらエンディングを迎えたというか。人間枯葉剤シラッセーのほうが面白かったなあ。保健室で激突話とか。

「A君(17)の戦争 2 かえらざるとき」(豪屋大介、富士見ファンタジア文庫)読了。
 魔王軍総帥小野寺剛士は第二次セントール会戦をなんとか引き分けに持ち込むことに成功した。しかし軍は疲弊しきり、このままでは魔王領はなし崩しに崩壊する恐れがあった。しかし相手国ランバルトも事情は同様。双方大規模な軍事行動を起こしたくとも起こせず、かわりに寝技でのやりあいが始まるのでしたという話。
 さほど話が動かないなあと思ったら、内容的に次巻と合わせて上下巻、な感じらしい。伏線張って次回に引いて、なので次巻を読まねば。
 田中魔王さんは今回もステキだった。ロリメイドを使役してエロ同人作成か。夢のようだな。
血の旋律

8月20日

 今日は朝から晩に至るまでずっと涼しかった。この程度ならオレでも人間らしく生きていける。このまま転げ落ちるがごとく秋になってくれればいいのだが、時期的に考えて暑い季節がもう少し続くのだろうな。暗黒祇園祭もまだ起きてねえし。

「ブラッド・ミュージック」(グレッグ・ベア、早川文庫SF)読了。
 遺伝子工学の天才ウラムは「知性ある細胞」を作り出すことに成功した。が、こっそり研究していたはずが会社側にばれ、廃棄せざるを得なくなった。しかし捨てるのはもったいないとウラムは細胞を自分の体内に注射した。しばしの潜伏期間の後、細胞は成長を開始した。その細胞はあらゆる生命体に変態を促し、一個の肉体と精神に統一してしまうという恐るべき性質を持っていたのである。細胞はあっというまに北アメリカを蹂躙、大陸全体が奇怪な生態系に覆われるという未曾有の事態を巻き起こしたのだった――という話。
 捨てるものはきちんと廃棄しようという話でもある。1985年作というから、エンダーやニューロマンサーともども古典の範疇にいれてしまっていいと思われる。80年代の幼年期の終わりだ、という評価を聞くが、なるほどと思った。「人間の生み出した技術が人間のありようを変える」というサイバーパンクのテーマからアプローチをかけて幼年期の終わりを書いたら、まあこんな風になるわなと納得した。パニック小説として読んでみても面白い。
嵐を呼ぶ電車通勤

8月19日

 朝の通勤時、ものすごい風に煽られた。特に灘駅から会社に行く間はマジでカバンを吹き飛ばされるかと思った。同じシマの人は風でメガネを吹き飛ばされてしまい結局レンズ片一方しか回収できず三ノ宮にメガネを買いに行くという憂き目に遭っていた。今回の台風が大型であることを実感した。もっともおかげで今日の晩は涼しい。久しぶりにクーラーかけずに寝られそうネ。しかしこの台風主に東日本を襲うらしいが、ウチの田舎は大丈夫だろうか。もはや洪水は年中行事の一つであるからして大惨事になるとかいったことはないと思うけど。

 フローラリアプレイ中。主人公は高校の園芸部員。母を早くに亡くし、父は仕事の都合で出払っており家にたった一人で住んでいる。が、そこに高校の教師として赴任してきた幼馴染みの人が住みつくことになった。同居を認めたはいいが、気がつくと幼馴染みは連れの女教師をさらに二人連れてきた。さながら魔少年ビーティーの最後の話をエロゲにそのまま当てはめた環境にあって、主人公は意中の人の心を射止めることができるのでしょうか? という話。エロゲのお約束をさらにエロ方面に特化させた設定は手堅く、即ち非常にえろい。ロリ方面が猛威を振るう現代のエロゲにあってヒロインの半分がエルダー、という冒険的な設定も全てエロくあるため。画面のレイアウトやシステム周りが少々古臭いようなきらいはあるが、CGがそこそこいいんでさほど気にもならない。
 で、白瀬憂クリア。クラスメイトで、真面目なドジっ娘。目新しいものは何一つないが、園芸部でお花育てて頑張っちゃうよ、という日常生活が淡々としていてしかしユカイユカイ。手堅いね。地味な面白さというか中毒性というかほんわかとしたノリが心地いいのでしばらくこれを進めようかと思います。フロレアールだかフロアレールだかは後回しとしたい。
メガネ風林火山

8月18日

 本日は一日中おうちでクタリとする予定であり、そのために刹那さんが帰る前にもう一度神聖町田帝国関係者で集まろうぜ、という話を断ったのだが。土曜夜中に電話がかかってきて「マクガイバーを見送りに今から車で西京極に行こう」という誘いがあったので行ってきた。どうせマクガイバー先輩を見送ったら午後の早い段階で解散となると踏み、ならば午後以降はクタリとできるだろうと判断して行ってきてみたのだが、ずるずるとするうちに時間は過ぎ結局帰宅は七時だった。不測の事態とはいえしっぱいしっぱい。西京極邸で寝て車の移動中に寝て番長宅で寝て、と極力体力の回復に努めたつもりではあるが。
 とはいえマクガイバー先輩を巻き込んでのOnce upon a Timeはやっておきたかったのよねえ。あらゆる人間をオスの蛙に変えて人類滅亡をもくろむシースプライトの話とか、巨大な力を持つ指輪を偶然見つけてしまったために、羊飼いの少女の継母が小学校に通う小さな女の子を妻に持つ巨人と果てしないバトルを繰り広げる話とか、「眼鏡風林火山」をモットーとする眼鏡原理主義者たちの組織によるメガネクイーン抗争とか、やはり珍妙な昔話が紡がれたのでした。酒飲みながらやると、話の収拾がまったくつかなくなってもう最高。

 盆休みが終わる……。むなしいなあ。仕事せずに生きていく方法はないものだろうか。
落ちたきりの生活

8月17日

 昨日の疲れのせいで一日中昼寝していたような気がする。それでも朝には目が覚めたりするので不思議。西京極に行っていた間も起床はやたら早かったからな。

 たしかマンション管理会社の盆休みは終わっているはず、と思い電話してみたら今度は「担当の者が盆休み中です」といわれた。そんぼり。こりゃ宇宙ベッド問題の解決は早くても来週末だな。過去の日記を掘り返すと宇宙ベッドが落ちたきりになったのは7月25日でありもう一ヶ月かよ。はあ……。ベッドが天井に張りついたまま故障しなくて良かった、と幸運を祈るべきなのか。
深化の言葉e・ROM・c

8月15日〜8月16日

 遠き北の大地に行ってしまったマクガイバー先輩が京都にくるので会いに行ってきた。相変わらずお元気そうでなによりである。なんか趣味の方面においてさらなる深化を遂げているような気がしたが。「ロリ漫画はただ絵がロリいだけじゃなく、業の深さが伝わってこないとダメなんだよ」とか力説されても当方理解しかねまする。

 木曜は四条方面に遊びに行った。久しぶりに王将に行ったら食いすぎて吐きかけた。昔に比べて食える量が減ったのカシラ。晩も焼肉食いすぎて吐きかけるし、自業自得ながら死ぬかと思った。

 金曜日はマック先輩たっての願いにより日本橋に向かった。この人はコミケでさんざんエロ同人を買ってるはずなのに日本橋とらのあなでさらに同人を漁っていた。恐ろしい。ワタクシは商品カゴを持つ役目を務めさせていただきました。次から次へとロリい同人誌がカゴの中に積まれていったのでなかなかの羞恥プレイを強いられた。こんなロリいのが欲しいのは僕じゃないんです! と何度叫びたくなったやら。

「A君(17)の戦争 1 まもるべきもの」(豪屋大介、富士見ファンタジア文庫)読了。
 高校生小野寺剛士はいわゆるいじめられっ子。しかしいじめっ子にはそれ相応の手段をもって復讐するという魔太郎風味な少年だった。そんな彼が唐突に異世界に召喚された。そこは人族と魔族が争う剣と魔法の世界。魔族側には、現実世界から召喚された者を新たなる魔王として魔王軍のヘッドにたてるというしきたりがあり、かくして小野寺君は魔王として一国を預かる身になりましたとさ。とはいえ彼は平凡な高校生であり大ピンチ、という話。
 おもしろ〜い。設定に別段目新しいものはないが、少年の成長物語として押さえているところを押さえておりキャラクターも立っており非常にさくさく読める。筆者の語りがややウザイところもあるが許容範囲だろう。主人公も良いが、田中魔王がかっこ良すぎる。地獄戦士魔王みたいな名前の癖に、しかもガンオタなのに、おまけにロリコンだというのになんでこの御仁はこんなにかっこいいんですかい。マチャ彦なみに感涙できる。続きを読まねば……