漂流者の日々第5部

異境迷走編


哀の倭禍苦鎖珍走団

9月15日

 11時半に目が覚めた。昨日12時に寝たんだがなあ。土曜の起床がメチャ早いのと日曜の起床がメチャ遅いのはなぜなのだろう。

 午後からあてもない自転車の旅に行くことを決心、愛の若草物語を口ずさみながら市内を駆け抜けてみた。何故愛の若草物語か、といえば、たまたま自然にその曲が口から出てきた、としか言いようがない。はじめはいつものように大正内港コースに行ってみるべか、と思っていたのだが、その場の思いつきで方針転換、気がついたら地下鉄中央線朝潮橋、八幡屋公園に辿り着いていた。先週頭健康診断に行ったときに見えたもんで。だだっ広くてイイ感じの公園だったが日曜日だけにお子様方がわんさといた。いずれ平日にまた行ってみようと思った。どの道から川を渡ればいいのか迷ってみたり色々あったもののだいたい三時間くらいの道程だった。たまには運動しなくちゃね。
14番地の迷い猫

9月14日

 本屋に行ったらゴダードの新作が出ていて驚いた。うわーい。さらにシェイマス・スミスの新刊も出ていて二重に驚いた。シェイマス・スミスと聞いてピンと来る人は少なかろうと思うが(実際名前見ただけでは俺もピンと来なかった)、HDDで局地的にブレイクしたかの傑作「Mrクイン」の作者である。続編というわけではないが、やはり犯罪プランナーが出てきて周到な計画を実行する話な模様。「おれはこの分野に関しては論文が書けるくらいだ」に匹敵するナイス文句が出てくるかしら。

 ちょっと足を伸ばして中座大爆発跡付近に行ってみた。法善寺横町まで延焼、と聞いてひょっとして水掛不動が火あぶりの刑になったのカシラ、と思っていたのだが、実際見てみたらあの辺は無事だった。どのくらい無事かというと、火災対策本部がおかれるくらい無事。もっとも通りの一本北側まではすっかり燃えてしまったらしく、のぞきこむと立入禁止になっていた。大変じゃあのう。

 唐突ながらFF9を再開してみた。いやなんとなく。かなり昔に弟から借りてちまちま進めていたのだが、ウイユヴェールに辿り着いたところで「こんなんFFTのウイユヴェールとちゃう! おれのシモーヌを返せー!」とか言って中断したきり放置していた。つーわけでウイユヴェールから再開し、しばしプレイした。しかし本当に突発的な思いつきなので、再び中断となる公算大。やることは他にたくさんあるはずだ。

 涼しくなってきたので、チェーンロックのみをかけてドアを開放、風を通すようにしているのだが、ついさっき妙な声が聞こえたので見てみたら、猫が一匹こっちをのぞきこんでいた。うわあ。マンション近辺でよく見る猫だ。誰かがペット禁止の掟を破り飼っているのか、それとも近所で飼われてる猫か単なる野良猫かがこっそり侵入してきたのか。って猫が自力でエレベーター使えるわけねえな。どっちにせよ、マンション内に内通者がいるようだ。
穴場の男のヘトヘト人生

9月13日

 実は、いつの間にやら会社と駅の間に本屋ができておりまして。とはいってもエロ専門の店であるのでちっとも役に立たないのだが。とある建物の地下にその店はあり、地上にはちっこい看板しか出してないので、しばらく存在に気づかなかったのである。文字どおりアンダーグラウンドな本屋なのだ。
 さすがに広告不足と思ったのか、今日、本屋を宣伝する看板がものすごい勢いで立っていた。それこそ雨後のたけのこというやつである。これならば嫌でも目に付くのだが、しかし看板には問題があった。キャッチフレーズとして看板にはこう書かれていた――「穴場の男」と。それを言うなら男の穴場だろォがァァ――ッ! 他にも地図にJR西灘駅とか存在しない駅名が書かれていたりツッコミどころ満載だった。正直、日本語に不自由してらっしゃる方が作ったとしか思えない。まあある意味広告として成功しているとは思った。

 今週は全般的にかったるくて死にそうだった。三連休はおうちでゆっくりしようと思います。
死ぬよりもなお悪いこと

9月12日

 今日は帰りが遅かったので日記控えめ、さっさと寝る。

「凍てついた七月」(ジョー・R・ランズデール、角川文庫)読了。
 真夜中、リチャード・デインは自宅に侵入してきた強盗を撃ち殺した。明らかな正当防衛だったが、強盗には最近出所したばかりの父親、ベンがいた。目には目をとばかり、ベンはリチャードの息子を付けねらう。ついにある日ベンはデイン家に侵入、リチャードの息子に手をかけようとするが、寸前で逮捕された。これで一見落着に見えたが、しかし偶然現場に落ちていたベンの札入れの中の一枚の写真を見たとき、リチャードは思いがけない陰謀の存在に気づく――という話。
 ハップ&レナードシリーズの投げやり人生なユーモアは皆無だが、根底に流れるものは一緒だ。アメリカ南部という場所にまとわりつく瘴気のようなものがある。こういうのを総じてサウザンゴシックと呼ぶらしい。さすがランズデール、話の転がしかたが巧い。最初はFBIの陰謀を暴く方向で話が進むのかと思いきやまったく別の展開に、というところが微妙に首をひねりたくもなるが、面白かったので気にしない。作中人物の「世の中には死ぬよりもなお悪いことがある」というセリフには納得させられた。ファントムでドライが実は生きていた、というようなものか。
 ところで私立探偵のジム・ボブってハップ&レナードシリーズにも出てなかったっけ?
AM-3PER

9月11日

 気合で12時半まで起きとおしてスーパーミルクちゃん最終回を見ることができた。反逆成功! がやっぱり翌朝はつらかった。やっぱり一日九時間寝ないと調子がでねえなあ。
 ……おおよそ成人男性の言い草とは思えんな……。限られた人生を謳歌するために睡眠時間を削るのはワタクシにとって必須項目であるはずなのだが、削れば削った分揺り戻しが来るとわかってるからなあ。これがザ・スリーパーの悲しきさだめ。やれやれ。
 あ、あとミルクちゃんは相変わらずヤケクソで面白かったですハイ。
トリーズナー・アレクセイ

9月10日

 なにやら、いずれ今行っている会社がフレックスタイムでなくなるらしい。つまり、今まで10時くらいに出社してもまったく問題なかったのが、9時までに出社しなければならなくなるということだ。なんでだよ! 朝の通勤ラッシュを緩和する素晴らしいシステムなのに! これから7時半までに起きなあかんやんけ! 一日9時間寝なければ生きていけないザ・スリーパーたるこの俺に明日はあるのか。出勤が一時間早くなれば帰るのも一時間早くなるというのが当然であるはずなのだがそうはうまくいかないのがマーフィーの法則に支配された現世の悲しさよ。とかなんとかいいつつ気がついたら適応してそうな気もするが。

 今日はミルクちゃん再放送の最終回。すなわち、今日撮り損ねたら、再び見るチャンスは果てしなく低くなる。神はそこまで俺にミルクちゃんを見せたくないのか。いいだろう……ならば俺は神の意志の反逆するッ。反逆だ! けど阪神ヤクルト戦が微妙に九時を過ぎていたから放送時間ずれてるだろうなあ。何分ずれてるのか、あるいはずれてないのか確認するまで寝れない……
 というか起きて見た方が早いのか。9時間寝ないと生きていけないという弱い心に反逆しよう。

「Dクラッカーズ2 敵手」(あざの耕平、富士見ミステリー文庫)読了。
 葛根市には二つのドラッグ組織が根を張っていた。持ち前の正義感から組織の根絶を目指す海野千恵は同好会友達の姫木梓を伴い潜入調査を開始する。だが梓は先の事件で、これが単なるクスリの取引がどうこうというちまい話ではない事を知っていた。ドラッグは「悪魔を呼び出す薬」。そして幼馴染み物部景もまた「悪魔持ち」として暗躍を続けているのだ……という話。
 おもしれえなあ。ごく単純ながら、レッドへリングの仕込まれた犯人探しがある。薄味ながらラブ話がある。謎の組織がある。そしてスタンドバトルがある。非常にワタクシ好みでいい感じです。続き読もう。
痩せゆく男

9月9日

 健康診断のため海のほうに行って来た。さしたる異常はなかったようだが、一点特筆すべきことがある。去年に比べて体重が4キロ減っていたのだ。特にダイエットとかしてないんだがなあ。おととしから去年の一年間で7キロ太ったのに対する揺り戻しか。とりあえずこれで標準体重からプラス2.7キロでありさしあたり肥満の危機は避けられているようである。この調子でもうちょい体重削ろう。

「悪魔のミカタA インヴィジブルエア」(うえお久光、電撃文庫)読了。
 四ヶ月前の事件がきっかけで、堂島コウは、悪魔と契約した者の魂を回収する代理人、「悪魔のミカタ」となった。しかし「悪魔に魂を売ってもいいほどの覚悟を持った者のもとに、目的に適した能力を持つ悪魔のアイテム<知恵の実>が転がり込む」という困った契約形式のため、誰が悪魔と契約を行ったのかについては、いちいち調べる必要がある。いわば悪魔の為に探偵みたいな真似をすることになるのである。かくしてコウのもとに依頼が舞いこむ。インヴィジブルエアという、噴霧を浴びたものは全て透明になるいう<知恵の実>が使用されているらしいのだが……という話。
 ん〜。まあまあ。大理石像消失トリックはおもしろかったが、それを話にすっきりと生かせてないような気がいたしました。あと後半の対決シーンもやや冗長。あらかじめ超常能力に関するルールを決めておいて、そのルールの中で敵味方が知恵を絞るというスタイルはジョジョ風味でよいと思いましたけど。

「インフィニティ・ゼロ 冬〜White Snow〜」(有沢まみず、電撃文庫)読了。
 冬のある日、リアは公園で不思議な少女と出会った。ゼロと名乗るその少女は犬の死体を抱え、しあわせクラゲがどうのと電波めいた言葉を口走る等々奇怪な言動が見られたが、死んだ妹の面影を見出したリアはなにかしら、彼女をほっとけないと感じた。二度三度と公園で会ううちに、彼女には不可思議な能力があることに気づくのだが……という話。
 たしかに葉鍵テイスト大爆発ですけどォ。でも自らヒロインのことを「電波がかっている」と言い切っているあたり潔いと思った。頭が弱い理由がしっかりしているし。とはいえディティールがあまりに適当なのはマイナスポイント。まあ個人的にはそれほど悪くなかったですよ。他人には勧められないが……

「カエアンの聖衣」(バリントン・J・ベイリー、早川文庫SF)読了。
 服飾文化の発展したカエアン製の衣装は高額で闇取引されていた。その高価な衣装を積んだ宇宙船がとある惑星に難破した。情報をつかんだ密輸貿易業者一団が回収に向かった。ところがその中には凄まじい能力を秘めた衣装が混じっていた。その服を着てしまった密輸業者ペテルは運命に翻弄される羽目になる……という話。
 ある意味ソラリス的ファーストコンタクトものかなあ? ファーストコンタクトに至る間での経緯が紆余曲折ありすぎるというだけで。意思を持つ服、というアイデアからこんなオチに持っていくとはアホすぎる。時間衝突の時間が衝突するというアイデアといいよくアホなこと思いつくなこの人。
生者の眠りは深い

9月8日

 特に用事もないので一日おうちにこもってましたとさ。最近やっとうちわでしのげる程度の暑さになってきてまあまあ助かる。

 昨晩12時くらいに寝て、10時過ぎに目を覚まして、更に一時間くらい昼寝したから約11時間寝ていたことになる。いくらザ・スリーパーでも寝過ぎだろ。疲れてんのかなあ……。あと明日も健康診断のため10時くらいまで寝ててオッケーであり非常にうれしいなあ。朝メシ食えないけど。
マナマナ入り宅急便事件

9月7日

 今日はたっぷり昼寝しちゃうよと意気込んで昼寝したら、気がついたら三時間半もたっており驚いた。疲れてるなあ。

 odio君が男塾ドッジボールを持ってきた。ドッジボールは例のごとくごつい当て字があてがわれているのだがめんどくさいので省略。男塾塾生が、八連制覇や大武会やらで披露した必殺技を駆使してドッジボールを行うゲームである。ルールは基本的にドッジボール準拠であるが、細かい点が少々違う。このゲームのセオリーは「まず相手を殴り倒す」→「こけたところにボールをぶつけて退場していただく」というものであり多分カウント5くらいまでコートの外側に出ても大丈夫。ドッジボールの常識を激しく逸脱しているのでその点注意。いいセンスしてんなあ。当然桃はドッジボールコート内でダンビラブン回しします。伊達は槍で相手をしばきます。邪鬼様は真空旋風衝でボール投げたりします。無茶苦茶ですがな。

 なんか知らないが宅急便が届いた。見知らぬ人間の名が差出人に載っているが、お届け先にある名前は間違いなく俺のもので、電話番号も正しい。中を開けると、祝儀用の包装に包まれたハンカチセットが入っていた。前面に「内祝 愛美」と書いてある。誰ですか!? まったく心当たりがない。差出人のところに電話番号が書いてあるから、電話すれば相手が判明するわけだがなんか恐いのう。とりあえず放置とする。
雲の上の戦い

9月6日

 ほんのちょっと雨が降って、ほんのちょっと涼しくなった。とはいえこの程度では暗黒祇園祭とは認められんなあ、と暗黒祇園祭大司祭たるワタクシは思いました。関東の方じゃ大雨らしいけど。こっちでもドバーと降ってほしいものです。琵琶湖干上がる→水質が悪くなる→水道水の塩素濃度グレードアップ、なので。井戸の水飲んでいた実家の生活が懐かしい。

 うちのマンションにはエレベーターが二基あって、2〜9階にいけるものと10〜14階にいけるもの、という風に分かれている。10階から上は家族向け、9階から下は一人暮しの物件でありなにやら富裕層と貧困層で線引きが為されているような気がしないでもない。ところが本日、10階から上に向かうエレベーターの入り口に張り紙が張ってあった。マジックで、「1019号室の○○○○○(実名)金返してください」と書いてあってかなり驚いた。いったい何事だ。雲の上では雲の上で妙な人間関係が形成されているのかしら。とりあえず金の問題であるようなので、いつぞみたいに窓から人が落ちてくるようなことになるかもね。どきどき。
頭尻類

9月5日

 書くことのないような平和な一日でしたとさ。あえて特筆することといえば、大阪駅で「おしりは顔。」という意味不明なキャッチフレーズが書かれたポスターを発見したことくらいか。そんなんニコチャン大王の星の人だけです。
黄金の指を持つ男

9月4日

 そもそも先週スーパーミルクちゃんを撮り損ねたのは、テレビデオの内部時計がずれていたからだった。というわけで内部時計を修正、この状態でハリケン龍騎を撮れたという実績もあるので、今日こそミルクちゃんを撮れているはずだった。ところが今日帰ってきて再生してみたら、やはりラーゼフォンが撮れていた。そういやあ先週野球で放送時間が延びたからタイマーをずらして、そのままにしておいたんだっけなあハッハッハッ。う、うああーッ! バカバカバカ! アレクセイのバカーッ! 神はそこまで私にミルクちゃんを見せたくないのか。それとも俺にラーゼフォンを鑑賞することを望んでいる? どっちにも納得できんなあ。

「007/ゴールドフィンガー」(イアン・フレミング、早川ミステリ文庫)読了。
 メキシコの麻薬組織を潰す任務の帰り道、007ことジェイムズ・ボンドはデュポンという男と出会った。カナスタ勝負で一方的に巻き上げられているのだが、相手のいかさまを見破ってくれないだろうか、という頼みを持ちかけられる。興味を持ったボンドは、ゴールドフィンガーという男に引き合わされた。見事いかさまを見破ったポンドだったが、その後帰還したMI6で驚くべき事実を聞かされる。ゴールドフィンガーは実はロシアの工作員だったのだ。辺を探るうち、ボンドはゴールドフィンガーがグランドスラム作戦なる計画を立てていることをつきとめたが――という話。
 007の小説は初めて読んだ。面白くかつオモシロでもある。グランドスラム作戦というのが、要は金塊保管所に安置されている時価150億ドルの金塊を強奪する、というものなのだが、その手順が「貯水池に毒を流して町にいる人間六万人を全員毒殺、原子爆弾を叩きこんで金庫を破る」とあまりにも豪快だ。あと金粉プレイとかあったりしてやたら荒唐無稽だなあと思った。しかしカナスタイカサマ勝負とかゴルフイカサマ勝負とか、ルールがさっぱりわからんでも手に汗握る駆け引きが伝わって来たりして、地味な部分は非常によくできている。さすがだ。固有名詞とか話の展開とか古臭いものを感じさせるが、まあそれはしかたあるまい。「ここはアイドルワイルド空港だ」というセリフが素で出てきてちょっと驚いた。1959年作品だものな。

「Dクラッカーズ ――接触――」(あざの耕平、富士見ミステリー文庫)読了。
 数年ぶりに日本に戻ってきて、昔住んでいた地元の高校に入った姫木梓は、幼馴染み物部景がドラッグ取引に手を染めているという噂を聞きつけた。本人に問いただしても答えは得られず、しかし放置することもできないので、梓は実践捜査研究会(高校の同好会)海野千恵の助けを借りて調査を開始する。調べる内に、麻薬の流れを仕切る組織が存在し、しかも高校に深く根をおろしていることが判明していった――という話。
 昔同じ著者が富士見ファンタジアで書いた「神仙酒コンチェルト」を読んで、おおこりゃ面白いや、と思った。以来注目はしていたのだがさっぱり続刊が出ずこりゃ風の白猿神なみに放置プレイか、と思っていたら、いつのまにか富士見ミステリー文庫で四冊も出していやがった。全然チェックしておらなんだわ。
 で、内容であるが、神仙酒コンチェルトのときに感じた面白さをきっちり引き継いでいる、と思った。俺が読みてえのはこんなんよ。ミステリの手法を他のジャンルに応用しようとしているというか、ホームズ物語のように冒険部分を前面に押し出しているというか。結構満足。しかしものの話によると真に面白くなるのは三巻以降という話なので期待大。
野菜あふれる明日へ

9月3日

 体は痛いし九月なのにまだ暑いし帰りの電車は何故かクソタレ混んでるしでなかなか厳しい一日だった。後ろの二つはともかくとして、健康状態がよろしくないというのは問題だ。現在これという症状があるわけではないが、朝飯は牛乳一杯、晩はパスタとかパスタとかパスタとかを食べる、という生活が体にいいとは思えない。もっと一心不乱に野菜ジュースを飲まねばなるまい。最近買ってくると一日で開けてしまうので定期的な野菜ジュースの摂取ができていない。だって野菜生活おいしいからかぽかぽ呑んじゃうしー。もっといっぱい買おう。

 Hello,World! 体験版終了。ファントム、ヴェドゴニア等、エロゲの癖に血がどばどばと流れ出る作品作りに定評のあるニトロプラスが、萌え路線に本格的に乗り出すということであり一抹の不安がないでもなかったのだが、この体験版を見る限り、単なる萌えゲームには終わらなそうな模様。なんで東京上空でドッグファイトをかます戦闘機のCGムービーがはいってるのん〜? まあ結局のところ、ニトロプラスの作るものはニトロプラス風味になる、ということか。これを回収しに行ったときは魔法少女アイ2が目当てで、体験版が配られるということ自体知らなかったのだが、こりゃいいものを拾ったネ。
 あと魔法少女アイ2のムービーもいいデキでした。
アルティメット・テイスター

9月2日

 カップヌードルを食おうとしたら、裏側に印刷がしてあるのに初めて気がついた。そこには、「テレポーテーション食いとは!?」という猛烈に気になる文句が書いてあった。よもや、かつて俺が開発したみかんの壷食いとか銀河鉄道剥きのように、カップヌードルの食い方にもなんか奇抜な方法があるというのか。しかしそれ以上の文面は、蓋を全部はがさないと見えない。しかしさすがに、好奇心に負けて湯を注ぐ前に蓋を全部はぐというのは実に大人気ないので、湯を入れて三分待ってから、蓋をめくってみた。そこに書いてあったのは、「カップヌードルの新広告キャラクターU.T.は、テレポーテーション食いという特技を持っている」という文面だった。あまりのしょーもなさに一瞬カップヌードルをひっくり返しかけたが、もったいないのでやめた。新広告キャラクターU.T.は見た目にグレイそのものでありさっぱり興味が出てこない。せめて湯神リリ子さんみたいな萌えキャラを出して来いってぇの。
 しかしアルティメット・テイスター、略してU.T.という名前はちょっとかっこいいと思った。

「A/Bエクストリーム CASE-314[エンペラー]」(高橋弥七郎、電撃文庫)読了。
 アンディとボギーは<ゾーン>に巣くう怪物グレムリン退治を生業とする駆除屋、エクスターミネーターである。今回の事件、巨大資源採掘船に発生したグレムリンの駆除とその船内にいる重要人物の救助という仕事もいつものそれとかわりないものであるはずだった。が、宇宙船ジャックが起きて事態は急転、気がついたら陰謀の片棒を担いでいたらしい。アンディとボギーは反転攻勢に出るのだが――という話。
 悪くないけど今一つ。用語を連発することで独特の世界観を作ろうとしてはいるが、用語頻発の為に情景がすんなりと頭に入ってこない。特に戦闘シーンがよくわからない。主人公二人組のキャラクターに救われているというところか。彼らのヌルいジョークはあまりワタクシ好みではないが、軽妙なノリから生まれる雰囲気はそこそこいい具合。あと設定も結構しっかりしている風味なので将来性は有りそうな気がする。モノの話によるとあまり売れてないそうだが……
アフロの虹

8月31日〜9月1日

 魔法少女アイ2デモディスク配布イベントがあったのでソフマップ2号店で回収してきた。「妹で行こう!」体験版配布のときと同じくらい人が集まっていた。フロアに入るだけ約300人。アイってそんな注目ソフトなのかしら、と思ったが同時にHello,World! の体験版の配布も行われたので納得。ついでに回収してきた。アフロのかつらをかぶって妙な化粧したオッサンに手渡されたのだが、多分あの人がジョイまっくす氏であったのだろうなあ。別のソフトハウスのまじめそうな営業の人が七色のアフロをかぶっていたので、インパクトという点においては痛み分けという風だった。あの人はあの人でなんか妙だったな……。
 つうわけでHello,World! 体験版プレイ中。今のところ好感触。なんかテンポが悪いような気がする。まあテンポの悪さをギャグとして昇華している部分とかシナリオの展開上不可避的な部分とかがあるので一概にマイナスポイントとは言えまい。楽しみね。ヒロインがアステカの石仮面キーホルダーを常に携帯しているという点も気に入った。

 HDD集会。やながわさんに鼻行類貸してもらったりエドマンド・クリスピン作品を買ってきてもらったり。こうして読まないハードカバーが増えていく。やれやれ。