漂流者の日々第5部
異境迷走編
| アスワンイェイェバエ 10月15日 |
| 「家蝿とカナリア」(ヘレン・マクロイ、創元推理文庫)読了。 劇場そばの刃物研磨店で、何者かが押し入りながらもなにも盗まれず、籠から飼っていたカナリアが解放されていた、という奇妙な事件が起きた。間もなくして、劇場にて上演中に死体役の人間がメスで刺し殺されるという殺人事件が起きる。どうやら犯人はメスを研ぐために研磨店に押し入ったらしい。が、カナリアを解き放つという行為にはいかなる真意があったのか? この謎に、精神分析学者のベイジル・ウィリングが挑む。という話。 普通の本格ミステリ。殺人が起きるたびにカナリアが解放される、というのは魅力的な謎だが、解決はあまり大したことがなかったように感じた。まあこんなもんか。「ひとりで歩く女」で見られたような、章の最後に衝撃的な事実や証言を持ってきてヒく、という技法も見られず、普通作という感じである。さしあたり、大昔に出たきり絶版になっている作品群を復刊してほしいのですけどね。 Gガン格闘の隠しキャラを出すために頑張るので今日の日記はこのへんで。VSCPUも全キャラ2勝ずつしたのに何故なにも出てこない……? でも結構面白いんで来週Wの方も買ってこようと思った。 |
| ド外道をブッ殺すのに理由はいらねえ 10月14日 |
| Gガン格ゲープレイ中。各所をまわって情報収集してるんだが、ストーリーモードクリア以降新機体が出てこない。サバイバルモードも出てこない。ガンダムでタイムアタック3分台出せるようになったというのに。つうかガンダムハンマーこんなに強力でいいのか? お手軽連続技でライフ1/3を持ってくんですけど。まあやりこめば各機体にそのレベルの連続技がわさわさ出てきそうな様子ではあるが。 コンビニに先週のスーパージャンプがあったんで手にとってみたら、牙VSブラックエンジェルズで松田さんが復活していた。話には聞いていたが本当だったのね。額に残った弾痕が、どうやらブラックエンジェルズのときに松田さんの命を奪った銃弾らしいのだが、松田さんって後ろから撃たれてなかったっけ? 脳ミソを銃弾が貫通したのにピンピンしているなんてさすが松田さんだ。 |
| 三人の田舎侍 10月12日〜10月13日 |
| そもそもの発端は、OKI先輩から田辺校地で「幼年期の終わり」読書会をやる、という話を聞いたことである。三連休だし久しぶりに田辺を見に行くのもいいカシラ、と車に同乗。163号線に乗って一路東へ向かった。時折ミキサー車に進路を邪魔されて「おのれミキサー大帝め」と毒づいてみたり、耕運機に進路を邪魔されて「おのれ農村マンめ」と毒づいたりという事もあったものの、基本的にはのどかな田舎道をひたすら走りつづけ、ついに無事田辺校地に辿り着いたわけである。しかし、ボックスに向かった我々を待っていたのは「幼年期の終わり読書会 10/19」という黒板の文字だった。来週じゃあねーかッ! 激しくがっくりした。 起こってしまったことはしょうがない、ということで我々は車で一時間かけて興戸のガストに行って昼飯を食ったのち(実際は車で十分くらいのところにあるのだが、どこに食いに行くかまったく話がまとまらず迷走しまくったのだ。城陽市まで行ってしまった)、とりあえずサムライやろうということでボードゲームを広げた。先週やったアレ。二回プレイして二度とも二位だった。相変わらずダイナミックに状況が動く先の読めないゲームである。さしあたり、戦術級の定石は固まってきているが、戦略級な指針となるといまだにさっぱりわからない。先手有利なのか後手有利なのかもはっきりしない。シンプルな割には奥の深いゲームである。 結局のところ、我々はボードゲームをしに田辺くんだりまででかけたことになる。アホかと。 OKI先輩と番長とともに大久保に行くとか言い出したため、大阪で約束のあるワタクシは一人JRに乗って帰ることになった。JR三山木は、見違えていた。高架になってて上に駅がありやがる。昔は入ろうと思えばバイクで入れるような、激しくしょぼい無人駅だったのにッ。立派になってもやはり無人駅は無人駅だったが。あの辺一帯が区画整理されており、俺が住んでいた頃とは結構変わってしまっていた。文明化は着々と進んでいる。 野望の王国完全版を買ってきた。ジュンク堂にもねえなあ、と思っていたら普段全然チェックしないところに置いてあった。ちぇ。内容は相変わらず愉快過ぎるので続きが気になってしょうがありません。どっからつっこめばいいのだろう。松山先生のナウなヤングっぷりには頭がクラクラする…… 「僕にお月様を見せないで」9巻読了。話の決着に向かってキャラを整理し出したな。おもしろいなあ。楓さんの帰還のくだりも、銀花にほっかむりかぶせて群馬に追い返すくだりも、泣ける。まあ最終巻での布石であり再登場はあるんだろうが、しかし普段ツラ突き合わせている連中が去っていき、日常が崩れていくというのは物悲しいものだ。 |
| 秋の日は脳天逆落とし 10月11日 |
| またしても三連休である。ハッピーマンデー法とはまことに素晴らしい法律でありますな。その名前がどうにもダサいのはアレだが。今のところ何をする予定もないのだがどうなりますやら。 アジア大会の飛びこみを見ている。やはり単に水面に落っこちるという行為を競技にしようとした奴は天才か紙一重かのいずれかに違いない、という確信が強まった。たしかに、これでもかといわんばかりに空中でぐるぐる回転してみたり、あんな高いところから落ちてあれだけしか水飛沫あがらねえのかよ、とか見てて感心するけど。でもこのような技術は飛び込みという競技があったからこそ発達したのであろうからして、草創期の飛び込み競技なんて結構ヘボかったのではなかろうか、とか思ったりする。いったいいかなる経緯で競技として成立したのか知りたいところである。ま、そんなこと言い出すとエアリアルとかカーリングとかも気になりますわね。ネットで適当に調べてみよう。 |
| 見せてやるんだオペラパワー 10月10日 |
| 今日は書くことないのでどうでもいい話を書く。 会社のXP端末にオペラをいれたのです。Ver6.05。ワタクシ自宅の端末では完全にオペラユーザーとなっており、これで会社でもマウスジェスチャーでページ進んだり戻ったり好き放題だぜ〜と思っていたら、何故かしょっちゅう落ちやがる。今日一日で5,6回は落ちたかなあ。オペラはIEより遥かに軽くて快適なのではなかったのか。Visual studioもすごい勢いで固まるし、XP端末はいまだ信用ならんなあ。アップデートも欠かさずやっているというのに。仮に将来自宅端末のOSを入れ直す必要に迫られるとすれば、きっと2000を選ぶことであろう。会社の環境が特殊という可能性もないではないが…… えーと、オペラが何回も落ちまくるほど職場でネットサーフィンやり倒しているということは秘密ですよ? 最近少々仕事暇なもんで…… |
| 地球の引力に魂を引かれたイスラム教徒 10月9日 |
| 最近オレシカ熱が再燃しているのでプレイ中。時々突然に異常にプレイしたくなるのよねえ。開始して二年くらいたつけどいまだにクリアしてねえし。かなり昔に大江山はクリアしたが、今だ中ボスクラスに勝ったり負けたりなレベル。社会人の分際でどっぷりモードでプレイしている俺が間違っているのか。一族の呪いを打ち払う日はまだ遠い。 「ゴールデン・フリース」(ロバート・J・ソウヤー、早川文庫SF)読了。 宇宙旅行都市計画の一環として、地球に似た環境を持つエータ・ケフェイ星系第四惑星コルキスへ向かい調査船アルゴが発進された。第十世代コンピューター、イアソンがすべてを制御する船内において、一人の女性科学者が事故死を遂げた。状況から自殺であるように思われたが、疑いを抱いた元夫が調査を開始する。果たして死の真相は? という話。 ミステリで言うところの倒叙ものである。主眼は犯人であるイアソンが何故殺人を犯さねばならなかったのか、その動機であるが、スケールの大きさに驚いた。そうくるかよ! 人間が機械に支配されること、人ならざるものにいつのまにか支配されている恐怖というものも描き出しておりこりゃおもろい。たしかにこれに比べると、ソウヤーの近作は見劣りするわな。 小ネタがユカイなのはこの作品も健在。光速に近い速度で移動するため、宇宙船内の一日は地球の数日からそれ以上になる。たとえば宇宙船の一日が地球の五日に相当する場合、イスラム教徒は一日に二十五回祈りを捧げねばならず、故に乗組員に選ばれながらも辞退したイスラム教徒がいたという話はちょっと愉快だ。これだから地球の引力に魂を引かれた人間は……! |
| 赤い悪魔の季節 10月8日 |
| エントランスフロアに、郵便局からの年賀はがき購入案内が落ちているのを見て驚いた。もうそんな季節なのねえ。そういやあ道具屋筋のとある店に巨大な腰振りサンタ像が置かれてたっけ。もうすぐ、イズミヤ西成店に赤い悪魔が降臨する時期なのか。今年も会いに行かねばな。 「追われる男」(ジェフリー・ハウスホールド、創元推理文庫)読了。 彼は、純粋な興味から、狙撃が可能かどうか狙いを定めていただけだった。だがあわやというところで捕まり、尋問を受ける。事故を装って始末されることになったが、運良く彼は生き延びた。彼は故国イギリスへの逃避行を開始したが、追う者たちもまた必死の追跡を開始した……という話。 登場人物の殆どに名前が与えられていないという不思議な話。主人公の名も、主人公が狙おうとした政治的大物の名も(これは文面からヒトラーであろうと読み取れるのだが)まったく出てこない。そうすることで物語全体に形のはっきりとしない恐怖感をかもし出していることに成功していると思われる。変な小説だね…… |
| サムライ人の澄んだ瞳に 10月7日 |
| もしあなたに人を思う心があるならば、彼の為に祈ってあげてください。中国は偉大過ぎます。 BSでアジア大会のレスリングを見ている。前のオリンピックでカレリンズリフトがHDDの一部で大ブレイクしたことがあったものだが、しかし男二人が半裸でくんずほぐれつする姿を公共の電波に乗せていいのだろうか、といつも思う。柔道で言うところの指導みたいなものがあると、一人が四つんばいになったところにもう一人がケツから覆い被さってみたり。あとアナウンサーも「○○選手、受け専門となっております」というのもやめろよ! 攻め受けが正しい用語なのかよ!? Hello,World! 開始した。今のところまだ体験版の範囲を出ていない。各所でクソタレ長いとかクソタレ長いとかクソタレ長いとかいう評判なので腰を据えてちまちまプレイしようかと思います。つうかエロゲーやってる場合かよ。次の電撃大賞まであと半年でんがな。 |
| 狂気の大僧正ミサイル 10月6日 |
| 昨晩からウチに人を迎えてのボードゲーム大会と相成った。体がだるかったのでワタクシはさっさと寝たが、翌日起きてからサムライなるボードゲームをプレイした。手持ちの軍勢を配置していってより多くの都市を押さえたものの勝ちという、端的に言うと国盗りゲームである。ドイツ製だけあって少々誤った日本観に支配されているのだが(京都と札幌と秋田が同規模の大都市とされているとか。というか江戸時代に札幌とか秋田とかいう地名そのものが存在しないような気がする)、実際プレイしてみるとルールはシンプルにして奥が深く、なかなか面白い。気がついたら3ゲームほどプレイしていた。自陣の拡大と他者の妨害を同時に行わねばならず、油断すると簡単に情勢をひっくり返されてしまうところがなかなかバランスがよい感じ。かく言うワタクシ、1ゲーム目2ゲーム目は勝利を収めたものの、3ゲーム目は中盤までそこそこな感じで進めていたが大僧正ミサイルを2発ぶち込まれて大敗。ものの見事にビリケツでありイモ侍の称号を賜ったので近日再戦といきたいものである。おのれー。 |
| 少年おいも王国の乱 10月5日 |
| いつの間にやらライアにキン肉ドライバースレが増殖している。たしかに龍騎SPのアレはインパクト大だったが何故ここまで醜態を晒し続けなければならないのだろう。ワタクシも、最後を看取った城戸君のように叫びたいです。手塚ァァ――――ッ!! 少年エスパーねじめ2巻買ってきた。打ち切りを無念と思う怨念が本から立ちこめてくるようじゃあーッ。次に彼女の新作を読めるのはいつになるんだろうか。いつかくるその日まで、さしあたりチャンピオンの無敵看板娘を読んで飢えを癒そうと思います。最近お気に入りであり今日もコンビニで立ち読みして危うく大笑いするところだった。一体どうすれば群青色のオムライスなんて作ることができるのだ…… あと本日発売のラピュタDVDも買ってきた。通常版。さすがに限定版は高いって。まかりまちがってムスカのソフビかなんかが付属されているんだったら国を売ってても買いに走ったところであろうが。あるいはかけても全然光が遮られないサングラスとか。ロボットフィギュアってのもいい線いってると思うけどね。 ガンダムSEED見た。ワタクシの感想を結論から言うとそれなりにいい感じであり、さしあたりは見つづけていくことになるだろう。キャラデザとか人がメリメリ出てくるのとかでリヴァイアスとかリヴァイアスとかリヴァイアスとか想起せずにはいられないわけですが。各方面の掲示板を回って見ると賛否両論で喧々囂々の模様。なんだかなあ。ンなことより同じく今日から始まったカスミンの第二期がOPEDともにアニメーションに至るまでまったく変わってなかったということに怒るべきだろォがッ。なんの為の第二期だ! コレクターユイのときみたいな大幅な路線変更はなさそうですな。ちぇ。 「僕の血を吸わないでA ピーマン戦争」(阿智太郎、電撃文庫)読了。 クソ! 面白ェ! ライトノベルとして激しく正しいデキであり、稚拙な面は色々あるにせよ面白いのでどーでもいいというかなんというか。 |
| 泡 泡 泡がすべて 10月4日 |
| 体調的に厳しい一週間だった。さっさと寝るベ。夜中に劇場版ガンダムをやるらしいから録画しておこう。 「紙の迷宮」(デイヴィッド・リス、ハヤカワミステリ文庫)読了。 時は18世紀、ところはロンドン。後の世に言うところの私立探偵のような仕事を生業としているベンジャミン・ウィーヴァーのもとに、父を殺した犯人を探してほしいという依頼がきた。その男は、父を殺した犯人はウィーヴァーの父も殺したのだという衝撃的なことを語った。確かに男の父が死んでいた日と前後して、ウィーヴァーの父も馬車に轢かれて死んでいた。調査を進めるうち、ウィーヴァーは父が南海会社の実態を暴く原稿を書いていたという事実を突き止める。が、ウィーヴァーの行く手にはやがて見えない圧力がかかりだす。ウィーヴァーは幻の株式仲買人マーティン・ロチェスターを見つけ出し父の復讐を果たすことはできるのでしょうか、という話。 今ふたたびの海の解説で触れられていたので読んでみた。同じく、南海泡沫事件の時代を舞台としたミステリである。こちらは草創期の株取引と、それを取り巻く人々の変化を主眼としている。単なる紙切れであるところの株式が、信頼というものに基づいて価値を持つようになったことが、当時の人々の自己認識そのものを変えていったとする著者の考えは実に興味深い。なるほどなあと納得するところが多々あり面白かった。 |
| 向日葵は風に揺れて 10月3日 |
| 忙しいなりに睡眠時間は八時間とっているのだが、朝起きてもかったるくて寝た気がしない。土曜日に酷い反動が出そうな予感。 灘駅前に、ぽつんとひまわりが咲いているのに気がついた。すでに10月だというのになんで咲いているのだろう、とよく見てみたら妙なことに気がついた。四つ五つと咲いているひまわりの花が全部北側を向いているのだ。そりゃまあ一部は北東を向いていたり北西を向いていたりはしたのだが基本的に北の方に顔を向けている。ひまわりってえのは太陽の方を向いているもんじゃあねえのか。反逆しまくりであるな。細長い植木鉢から生えていたから、誰か心無い人間に逆向きにでもされたんだろうか。 |
| 神の名を唱えよ 10月2日 |
| 喉が腫れるやら腹が下るやらで風邪を引きつつある模様。よろしくない…… ビッグオーは問題なくとれていた。どうやら神はワタクシにビッグオーを見せなかったり無理やりラーゼフォンを見せたりすることはしない模様。放送の終わっているラーゼフォンをどうやって俺に見せられるのかは謎だが、その辺は神様だしなんとかしてくるだろう。強敵だ。とりあえず来年の2ndシーズンまでゆっくりとテンションを高めることといたしましょう。それにしてもよもや続編が作成されるとは慶賀の極み。 |
| 津軽弁に罪無し 10月1日 |
| ワタクシの出向している仕事場というのは、関西の会社の東京本社の関西出張所というやや入り組んだ立場にある。ので関西のほうの社内メールと関東のほうの社内メールが同じように舞いこむわけである。今日もまた東京の会社の方からの社内メールが届いた。いわく、台風が接近しているので15時までに退社しろ、と。クキー! なんといううらやましい! こんなメールよこすなよ、クソタレ忙しいときにこんなもん見せられたら余計悲しくなるだろうが、と思った。は〜…… とはいえ関東以東のほうはえらいことになっているようで。こりゃうちの田舎、水害確定だな。かなり強力な台風という話だから、農作物被害大→収穫前のリンゴがあらかた落っこちて農家が悲しみの弁→でも津軽弁バリバリのため字幕が出ないとなに言ってるかわからない、というコンボが確定であろう。ワタクシ、同じ東北人として、あの字幕を出すという行為には憤りを感じずにはいられないのだが、しかし同じ東北人でも言ってることがさっぱり理解できないから仕方ないよなあ。ボクちゃん仙台県民だし。 サンテレビでは今日からビッグオーが始まる。1stシーズンは全部見てるがもいっかい見直しますよ。 |