漂流者の日々第5部

異境迷走編


義手がギシュギシュ鳴ってるぜ

11月29日

 仕事がややヒマなためネットをうろついていたらこんなスレを発見。おおお神よ私は恐ろしい……! 人間の想像力は無限大だ、と改めて思った。
 あとスパロボスレでこんなテンプレが。なんでさりげなく入ってんねや。どうしようもなくだらない歌詞で笑ってもうた。まあ実際クロスボーンのBGMどーすんのかという興味はあるが。個人的にはImpactの「君を見つめて」を期待したいけどね。

 レーシングラグーン……
 難馬さんが半廃人になって戻ってきた……
 眼の下にすごいクマができたツラを……画面に大々的に晒されて……ビビった……
 このゲーム……ポリゴンの間違った使い方を……完全に把握してやがる……
 ポリポリしている……などという言葉では言い表せねえ……味わい深さがある……
 ……冗談じゃねえ……

 明日はHDD集会になりそうな気配がしてまいりました。あと野望の王国四巻買わなきゃな。やぼう やぼう やぼうのや〜は やくざのや〜♪
びっくりするほどユニバース

11月28日

 住んでいるマンションのどこかに、人の家の前に猫のフンをまいたり吸殻をまいたりゴミ袋置いてみたり、という非常識人が住んでいるらしいのだが、今日はエレベーターの隅に飲みかけのマックシェイクが置いてあった。あのなあ。いつぞやエレベーターの中に日焼けしてボディがまっ黄色になったワープロが置いてあったときに比べれば衝撃は薄いものの、どういうことやねん。非常識を通り越して、むしろ一体いかなる動機でそのような行為に及んだのか聞きたいくらいだ。明日管理人さん目を点にするだろうなあ。

 来週末の読書会に備えて、ソラリスの陽のもとに、再読した。やっぱりおもろいのう。やっぱりギバリャンをギャバンと認識してしまい大変だったが。ギバリャンの名前を見た瞬間に、彼のセリフが大塚芳忠声で脳内再構成されんのよねえ。一度意識してしまうと、ケルビンの妻ハリーもハリー・オードに脳内変換されてもう大変。「ユニバース! ユニバース!」と叫びながら重量8トンのロケットをドガンドガン叩いて揺らす情景が思い浮かんでしまった。困った。
 ガンダム世界の登場人物をソラリスに招待したらとんでもないものが次から次へと再構成されそうな気がする……

 シスプリ鑑賞。ズバット解決なのデスか! 四葉さん! さすが推理小説マニア、早川健という私立探偵も知っているということか。あとBパートも春歌の妄想少女っぷりがよく描かれていてまことに結構だったのだが、彼女の最も重要な一面である暴力性が発揮されていなかったので不満。殺人拳はどうしたの! いつか四葉と春歌でバリツvsシュヴァルツヴァルト殺人空手やってくれねえかなあ。無理ですか。
ハニワ幻人全滅だ

11月27日

 来年春のスパロボ新作、新規参戦でガガガとジーグとクロスボーンとブレンパワード、復活でゴーショーグンとダイモスとガイキングが出るんですと。復活組はともかく新規は「ネタ書くならもっと信憑性のある奴を出せよ」というレベルであり驚いた。今回出てくるのって全般的にスーパーロボットよりなのね。つうかドラグナーはいつ声付きに出られるの? とりあえず大河長官がティターンズにガオガイガーの予算説明をするイベントを希望したい。ってアルファ外伝でジャミトフ閣下死んでたっけ。無理か。おのれ。立場的に代わりを務められそうなのは……ダイモスの三輪長官……?
 つうかImpactはよクリアせな。三部の真ん中あたりで放置プレイ中だったな。

 レーシングラグーン……
 WANGAN GALEの紅い三連星……とかいう連中が出てきやがった……
 おまけに……車に乗っているのに……ジェイソンマスクをかぶってやがる……
 三連星というより……死鬼隊だろ……ゴステロさんそっくり……
 今にも……「俺様はなあ、人を轢き殺すのがだ〜い好きなんだァ〜!」とか……言い出しかねない……
 ……冗談じゃねえ……
 ※ゴステロ……蒼き流星SPTレイズナーに出てくる悪役。人殺しがダイダイダーイ好きと公言してはばからないナイスガイ。

 ビッグオー、ベックさん再登場の回。今回色々面白すぎでござる。今見直してみて、ドロシーがロジャーの目を見てショートを起こすシーン、最終回の目の中バーコードの伏線カシラ、と思ったがどうなのだろう。最後に見たの三年前だからよく覚えてないが……
 あと肉二世も最終回向けて盛り上がってまいりました。世の中にプリプリマン一族などというものが存在するのかと思うと……涙を禁じえない……
アンリミテッド:青きロト

11月26日

 さんま御殿に浅倉さんが出ていた。龍騎でしか彼の姿を見ていないから(シャンゼリオン見たことねえです。見たいけど)違和感大爆発。帰宅が八時半だったのでほとんど見られなかったが、しかしあんまり大きな扱いはされてなかったろうなあ。多分。

 スクウェアとエニックスが合併ですと。実質スクウェアが吸収される形であるらしくFFの映画そこまで酷いコケかたしたのかよ。エニックス出資でFF:Uの続きつくってくれんかなあ。混沌がアレフガルドをも巻き込み始めるとかロトがアンリミテッドとして出てくるとかいう線で。
 FFとDQ両方のファンから顰蹙買いそうだな。

「A君(17)の戦争 4 かがやけるまぼろし」(豪屋大介、富士見ファンタジア文庫)読了。
 人間と魔族の戦争は一休みで、剛士君は夢を見つづける話。単なるファンタジー仮想戦記にはしねえぞ、という意気込みはわかるが、微妙な内容である。続刊待ち。

「パンプルムース氏のダイエット」(マイケル・ボンド、創元推理文庫)読了。
 グルメガイド誌の覆面調査員パンプルムース氏は、編集長からヘルスクラブでの静養を命じられた。不承不承ヘルスクラブ「シャトー・モルグ」へ向かったパンプルムース氏だったが、実はこれにはさる政府筋からの調査依頼だったのである。秘密厳守のため、編集長はパンプルムース氏の施設到着後に指令書を出した。ところがこの指令書を愛犬ポムフリットが食ってしまった。「指令書は犬が食っちゃいました」というわけにもいかないのでパンプルムース氏はとりあえずなりゆきまかせることにした。やがて、この施設に怪しい動きがあることにパンプルムース氏は気づき始める。という話。
 このオッサンも愛すべき迷探偵だ、と改めて思った。正義感にこそあふれているものの了見が狭く、そして色々な面で間抜けている。勘違いで突っ走るのはシェリンガム君と一緒だな。相変わらず事件そのものはたいしたことないが、パンプルムース氏の底抜け珍道中っつう感じで楽しんでおります。とりあえず、パンプルムース氏が辞職に追い込まれた事件の真相が暴かれるまでは付き合う予定。未訳の続編に書かれているのかは謎だが。
ジェットスラロームアタック

11月25日

 どうも上長も(今は会社辞めてフリーになっているのでもはや上長じゃあないんだが)少林サッカーDVD購入した模様。ドギモを抜かれたそうな。さもありなん。

 レーシングラグーン……
 retryにretryを傘ね……やっと難馬さんを無事撃沈できた……
 コーナーの曲り方は……だいたいわかってきた……
 思ったように車のケツを振り……カーブに綺麗にねじ込めるようになってくると……
 楽しくて仕方がない……
 車にもレースゲームにも興味のない俺を……ここまで熱くさせるのは……
 F-ZERO以来だ……
 何故このような面白いゲームが……ほとんど無名のまま埋もれてしまったのか……
 …………
 見た目に味わい深いポリゴンモデルが……広く受けつけられなかったのだろうか……
 車はともかく……人間像は……ポリポリしているとかいうレベルじゃないからな……
 見慣れると……むしろこうでなくては……と思えてくるのにな……

「髑髏島の惨劇」(マイケル・スレイド、文春文庫)読了。
 髑髏島と呼ばれる島で探偵ゲームを行うツアーには、15人の男女が参加していた。謎を解いた者に与えられる賞金目指して、一同は孤島の館に乗りこむ。ところが待っていたのは次々と襲い来る死の罠だった。実は一行の中に、悪魔崇拝の狂人二名が紛れ込んで、一同を儀式の為に皆殺しにせんものとトラップを仕掛けていたのだ。偶然ツアーに居あわせたチャンドラー警部補は敵の招待を暴き、生き延びることができるのか? という話。
 オカルトとスプラッタと密室講義を盛り込んだ「そして誰もいなくなった」という感じの作品。一見サイコスリラー風味な作品なのだが、カーの密室講義をいちいち引き合いに出すのをはじめ本格推理もの出典のネタが要所要所に入れてあって猛烈にごった煮な印象を受ける。バカミスの範疇かなあ。犯人たちが揃いも揃って変態なのは参った。特に二人組に雇われて儀式殺人を繰り返すもと軍人の描写はどうかしている。
自称カタハ

11月23日〜11月24日

 少林サッカーDVD購入。ついこの間発売されたというのをうっかり失念していたのだが、店頭で発見したので思わず購入、再鑑賞した。今見直してもアホ過ぎる。いい。少林拳はサイコ〜♪
 あとハイペリオンの没落とかパンプルムース氏の新作とかA君の4巻とか義務的に買わねばならないものがやたらと多い日だった。珍しい。

 種ガンダム鑑賞。フレイさんが面白すぎます。ロボットアニメに人種問題を盛り込むというのは、よく考えてみると結構ベタなテーマなのだが(広義に捉えるとボルテスVが元祖なんだろうか)、種のそれがひときわ卑近で生々しく感じるのはなんでなんだろう。フレイのおかげなんかなあ。

 そしてまたしてもレーシングラグーンをプレイしていた……
 このゲーム……楽しくなってきた……
 だがちょっと今……進行に詰まっている……
 難馬さんに勝てねえ……
 ヘアピンカーブを曲れないのさ……
 カーブを曲るのに必要なのは三つのK……
 俺には……気合と……気合と……気合が……足りないのか……
 答えろ平木……答えろよ……
 あと……プレイdiaryをつけるというplanは……
 さしあたりお蔵入りさ……
 電撃ゲーム小説大賞の締め切りが四ヶ月後に迫っているからな……
 一本の小説を書き上げるのに必要なのも……三つのKだと思う……
 平木風に言うと……
 書く! 書く! 書く! これでAll Right!
 …………
 自分で書いてみて……なんて頭悪いんだと思った……
 こんな面白いキャラが……なんでゲーム開始早々逝っちまうんだ……
 ま……「硬派」を「カタハ」と言ってはばからないアホとか……
 凄まじい勢いで横滑りするウェイトレスとか……
 面白いキャラには事欠かないわけなんだが……
 てえかこのゲーム……常識人と呼べそうな奴が思い当たらない……
 冗談じゃねえ……
よって もりさきを かいこする

11月22日

 今日の会社で危うく爆笑しかけたスレはこちら。ゲームのキャプテン翼は、ファミコン時代の奴を人の家でほんのちょっとやったことがあるだけなので、ここまで大笑いしてしまうのは自分でも意外。アニメ見て森崎君のダメっぷりがまぶたに焼き付いているせいかなあ。
 つうか最近仕事がヒマでござる。喜んだものやら悲しんだものやら。

 最近灘駅前にストリートダンサーがいるのです。
 出没するのは決まって帰り道、すっかり日が落ちて暗い灘駅前南口の広場か歩道か。なんか知らないが規則正しく社交ダンスのステップを踏んでいるのである。暗闇の中からいきなり社交ステップで迫ってくるその姿は微妙に怖い。なんでこんなところで練習するの、と聞きたいところだが多分場所がないんだろうなあ。駅前以外はほとんど真っ暗だからますます不気味さが増すだろうし。趣味を謳歌するのも一苦労だな。

 突然カレーが食いたい衝動に駆られた。なんつうか、日本印度化計画をいきなり3番から歌いたいような気分だ。カレーはなんて辛いんだァァ――――ッ!! とりあえずカレーヌードルを買って晩飯に食ってみたがものたりねえ。というわけで明日はサンマルクなり松屋に行ってカレーを食らいこの衝動を押さえようと思う。
遅い奴にはドラマは追えない

11月21日

 平和な一日だったので特に書くこともないのだが一点だけ。帰り道「最果ての銀河船団」を立ち読みしているオッサンに出くわした。なんて珍しい……

 さ……シスプリ見た後……HAMAの風に吹かれてくるさ……
YOKOHAMAなめこ汁レジェンド

11月20日

 レーシングラグーン……
 妙にはまっちまったのさ……
 エンジンの馬力を上げる以外に大事なのが……ボディの軽量化……
 そこで……ミニワゴンにBattleを仕掛けてボディをGetReward……
 ハチロクのシャーシに乗っけてみた……
 見た目には長さの足りないボディを引き伸ばした妙なもんになっちまったが……
 コレが速え……
 連戦連勝で……続けざまにミニのシャーシとパワーのあるエンジンをGetReward……
 現状……コースさえ選べば負けることはない……
 ある程度コーナーの曲り方を覚えてきたというのもあるが……
 何度かWallにぶつかっても……追い抜かれないほど速くなった……
 これでゲームを進められる自信が出てきた……
 それにしてもこのゲーム……
 システム……シナリオ……見た目……
 全てがどうかしている……
 まさしくTrinityという奴だ……
 これはもはや……プレイ日記をつけるべきなのかもしれない……
 この口調で日記書きつづけるのもどんなもんかと思うし……
 ガンパレ……シスプリ……そしてレーラグ……
 妙なTrinityだな……
 ま……伝説のなめこ汁ステッカーを得る日まで……HAMAを走りつづけるさ……
ガードレールとおともだち

11月19日

 調査の結果、西遊記Part1の猪八戒は西田敏行と判明した。BBCで放送されてたのね。

 レーシングラグーン……
 少しはまともに……走れるようになってきた……
 このゲームにはペダルブレーキとサイドブレーキ……二つのブレーキがある……
 サイドブレーキを使うほうが安定して曲れるとは知っていたんだが……
 押すボタンを取り違えていた……
 たしかにサイドブレーキを使うとコーナーリングがはるかに楽になる……
 それでもしょっちゅう外側の壁にぶつけちまうがな……
 攻略サイトを見て回ってわかったことは……
 このゲーム……スタート直後はかなりつらいらしい……ハチロクのエンジンのパワーが全然たりねえからだ……
 解決する方法はただ一つ……
 Battleを仕掛けて……敵の車からよりパワーのあるエンジンを剥ぎ取る……
 Get Reward……それがhamaのwarriorの掟……
 ボディやシャーシも剥ぎ取れるからお笑いだ……
 しかも……ミニのシャーシにバスのボディを乗っけるなんて真似もできるらしい……
 ……冗談じゃねえ……

「ドラッケンフェルズ」(ジャック・ヨーヴィル、角川文庫)読了。
 劇作家デトレフはオストランド選帝候の息子オスバルトから依頼を受けた。15年前オスバルト自身が参加した、大魔法使いドラッケンフェルズ討伐の顛末を劇にして欲しいのだという。劇をより迫真のものにするため、オスバルトはかつての旅の仲間を集める。劇作は順調に進むが、一方で役者やかつての冒険者たちが次々と殺されていく。その背後で糸を引くのは一体何者か……? という話。
 キム・ニューマンが別名義で書いている話。ジュヌビエーヴ・デュドネってコレ出身だったのね。ウォーハンマー・ノベルと副題に銘打っているからには、おそらくTRPGのキャラクターだったのだろう。
祇園と連峰の応仁一年戦争

11月18日

 世の中には、会社という場所であるにも関わらず人に爆笑を強いるスレというものがある。悪魔将軍さまの無理難題か……

 帰り道、何故か西遊記の話で盛り上がった。左とん平と西田敏行は、どっちがパート1の猪八戒だったか、という謎で侃侃諤諤の議論になる。ワタクシ夕方の再放送で見たのをほんのり覚えているだけなので、まったく自信がない。一行が天竺に辿り着いたのかも記憶にない。今改めて再放送してくれないカシラ。イギリスで大人気っつう話だからそれを逆輸入っつうことで。
 あとドリフの西遊記で三蔵一行の中に堂々とカトちゃんを入れることを決定した奴は天才かドアホかのいずれかだと思う。今思い起こしてみると、あの一行の中に日本のオヤジが混じっているってのはシュールだよな。
三つのK

11月17日

 無敵看板娘の単行本を探しに出かけてみたらなかなかみつからなんだ。とらのあなジュンク堂と見当たらず、次にまわったわんだーらんどでようやく発見。他のチャンピオンコミックスは普通に置いてあったのだがなあ。ワタクシ最近に買ったギャグ漫画といえば少年エスパーねじめであり、好きなギャグ漫画の一般通用度についてはまったく自分に自信がないんだが、ひょっとして大人気?
 ま、最近に買ったギャグ漫画といえば、野望の王国もギャグ漫画の範疇に入るのかもしれないが……

 以下少々読みにくいが……我慢して欲しいのさ……
 レーシングラグーンを発見した……
 中古ソフト屋を回ること数件……本当に発売されているのかとも思ったが……難波駅そばのGEOで1500円でGET……
 さっそくPlayして……内容のトンチキぶりに驚いた……
 おおよそ人間とも思えないポリゴン体型の登場人物たち……
「醒めちまったこの街に……熱いのは……俺達のDriving……」とか平気で抜かす主人公……
 公道をスピード違反逆走好き放題して……他人の車に自分の車をぶつけて仕掛けるBattle……
 さすがTeamバハムートラグーンの作品……いい感じのタガの外れ具合だ……
 だが一つだけ……落とし穴があった……
 俺はレースゲームが得意じゃねえ……というかむしろ苦手ということだ……
 GetRewardというhamaの掟がある……
 勝負に勝ったWarriorは……負けたWarriorからパーツを剥ぐことができるのさ……
 それは当然……プレイヤーとて例外じゃねえ……
 つまり……勝てねえからパーツを剥がれ……パーツを剥がれるからますます勝てなくなる……
 BadLoopに陥っちまったのさ……
 俺のドライビングテクニックは……どうしてもコーナーでOutsideの壁にぶつけちまうのさ……
 ストリートファイトで50敗くらいした……なんとか1勝だけしたが……それも相手の車にぶつけてぶつけて邪魔し倒して、やっとのことさ……
 作中のとある人物は言う……コーナーリングに必要なのは「三つのK」だと……
 即ち……
「気合! 気合! 気合! これでIt's all right!」
 ……冗談じゃねえ……
 珍作の匂いが強烈にするのに……このままじゃ楽しむことすらできねえ……どうすればいい……
 あとこの口調……はじめは石津萌@ガンパレ……もしくは千影@シスプリ風味だと思っていたが……
 ここまで俺の腕前がダメだと……死ぬ間際のアバッキオみてえだと思った……
 俺はいつだってダメな男さ……あのハチロクに乗って仲間のところに行かなければ……
ジャンピング・シェリンガム

11月16日

 だるいやら眠いやら下痢気味やらで一日中寝てたでござる。やれやれ。

「第二の銃声」(アントニイ・バークリー、国書刊行会)読了。
 探偵作家ヒルヤード氏の館に招かれた客人達が行った殺人劇の最中、被害者役の人間が本当に射殺されているのが発見された。事件の状況から嫌疑をかけられたのは、殺人劇において犯人役を務めたピンカートン氏。他の客人からも「あんたがやったんだろう」と責められまくり、警察には疑われ、と追い詰められたピンカートンは旧友にして私立探偵のロジャー・シェリンガムに助けを求めた……という話。
 バークリーの作品には明確なコンセプトというものがある。この作品も例に漏れず、構成としてとある有名作品のオマージュとなっている。既存の探偵作品の枠というものを批判し、常にその発展形を模索し続けたバークリーらしい作品である。
 あとこの作品、シェリンガムはやはり事件を解決できなかった。やはりシェリンガムさんはこうでなくてはな。話の前半は、被害者ととある女性の婚約話で緊張した空気が続くのだが、後半でシェリンガムさんがいつも通りのでかいツラで出てきてそれまでの空気をぶち壊しにしてくれる。やはり、史上初の迷探偵という称号は彼に与えられるべきなのだろうか。