漂流者の日々第5部

異境迷走編


ほかほかゴッドねえちゃん

1月31日

 仕事のトラブルで帰宅が遅くなったので本日は小ネタを二つほど。

 帰り道には古本屋がある。「穴場の男」などという意味不明のキャッチフレーズを前面に打ち出した謎の古本屋だ。今日見てみたら、店頭に新たな広告が張られていた。その文句はというと、「大人のPS2」。
 すっげえ気になるぞ。いったいPS2のどこをどうすれば大人向けになるのだろう。

 なんでもかんでもe-さえつければよいというものではない。e-JAPANとかe-ジハードとか聞いていていかがなものかと思える単語が氾濫する今日であるが、また新しいやつを見つけた。e-血栓症だって。ここまでくるとかえって面白くはあるが。

 明日は野望の王国六巻を買いに行く。ついに青空のぼる先生登場だという。

人間以上怪物未満

1月30日

 昨晩から今朝にかけての寒さのせいで、上長のおうちでは水道管が凍って破裂したという。関西で水道管破裂などという言葉を聞くとは驚きだ。ワタクシの田舎であれば、非雪国圏からやってきて住みついた人が最初の冬に陥りやすいトラップでありある意味日常茶飯事であるのだが。ウチでは水道管の元栓を止めることによって対処していたが。
 その辺の話をよその掲示板でしてみたところ、「一晩中水をちょろちょろ流していればこおらねーんじゃねえの」と返された。よく考えてみればその通りだ。なんでウチは元栓締めの一択なんだろう。単に流しっぱなしにするのがもったいないという貧乏性から来ているのか、それとも流しっぱなし程度では凍るのを防げないのか。ウチは自前の井戸からポンプで水をくみ上げているからそれが遠因ということもありうる。ンなこと親に聞いたことないからな。しかしわざわざ電話して「なんでいちいち元栓締めるの?」と聞くのもアホらしい。

 ウィッチハンターロビン鑑賞中。なんでリサが関西弁しゃべってるのん? というかいまや氷上恭子の声は脳内ですべてリサの声に変換されるので困った。今ベターマン見たら絶対「なんでリサ前髪染めてるのん?」と思うだろうなあ。

「きみの血を」(シオドア・スタージョン、ハヤカワ文庫NV)読了。
 とある米軍駐屯地で、精神科医の少佐が一兵士を尋問した。その兵士、「ジョージ」が出そうとした手紙の文面があまりに異常だと思われたからだ。尋問中その手紙のことに触れると兵士は突然震えだし、コップを握りつぶして少佐に襲いかかろうとした。ところが自分の手から流れ落ちる血を目にした途端、彼は自分の血を舐めまわし始めた……という話。
 遠い昔にポケミスで出版された後絶版、バカミス100選に選ばれはしたものの長いこと入手困難になっていた作品が唐突にNVレーベルで復刊。なんでいまさら? 「読者よ欺かるるなかれ」といい唐突な文庫落ちが多いね最近。
 セイヤーズ「箱の中の書類」のように、すべて書簡によって話が構成されている。だが雰囲気はエリン「鏡よ、鏡」に似ている。精神分析によって徐々に「ジョージ」という人物像が明かにされていく、という点、物語がどこに着地するのか読みにくい点、等々。幾多もの心理試験によって一枚一枚「ジョージ」の精神の障壁が明かされていく様子は非常に面白く、そして最後に明らかにされるのはかなりおぞましいものだ。1961年という発表年度を考えると、当時はかなりの衝撃をもって受け止められたのではなかろうか。今読んでみてもかなり不気味だし。オヤジをナイフで――とか猫の母乳を飲もうとして――とか。
綾くん……また来世

1月29日

 天気予報通りクソタレ寒い一日だった。路面が凍結する気温もさることながら切り裂くよォな風が猛烈に冷たく、「SMEG! SMEGGIN' HELL!」とレッドドワーフ風に悪態をつきながら通勤したのでした。昼間弁当買いに行くときすらクソタレ寒いしほんのちょっぴりながら雪が積もってるしでワタクシが大阪に住み着いて以来最悪の冷え込みであったと思われる。あーやだやだ。

 なんか非常にアレで面白げなポルノ小説が一部で話題になっている模様。こいつは突撃せねばなるまい。というわけで週末に探してみよう。ジュンク堂でマドンナメイト文庫なんて置いてたっけかのう。探したことなんてないものな。

 レッドドワーフDVD3巻に突入。面白くなってくんのはこのへんからさね。

「石に刻まれた時間」(ロバート・ゴダード、創元推理文庫)読了。
 トニー・シェリダンは妻を事故で亡くした。傷心の彼を、妻の妹夫妻は不憫に思い、新居に招くことにした。新居アザウェイズには血塗られた歴史があった。大戦と大戦の合間の時代に、当時住んでいた夫婦の夫が妻を撃ち殺したのだという。その逸話は、やがてトニーの生活にこっそりと忍びこんできた。死者が何かを語りかけてくる夢を見るようになったのだ。好奇心にかられ、トニーは過去の事件を調べ始めるのだが、調査を進めていくうちに、やがて妻の死の原因を疑わせる奇妙な事実に突き当たった――という話。
 ゴダードには珍しく、どっちかというとホラーというかサスペンスというか怪談というか、そういう話だ。過去の事件が現在を生きる者に影を落とす、というゴダードお得意のスタイルであり相変わらず読ませるのは間違いないのだが、過去の事件の真実は明らかになるのに、現代の事件の方ははっきりとした決着がつかないというのが少々不完全燃焼風味。ゴダード的には失敗作か?
ファントムブラッド

1月28日

 昨日は雨のせいかそれなりに気温がぬるかったんだが、今日は晴れたせいか寒かった。ブルブル。だが今天気予報を見たらなんか大阪の予想気温が1/-1℃になっていた。う、うああーーっ! ホンマにここは大阪なのかーッ。とりあえず、今年は暖冬だなどと頭のネジの緩んだようなことをぬかしたヤツを殴りてえ。

 "Hello,world."、二周目開始。初期の友永青年のとんちんかんっぷりには涙を誘われずにはいられない。どうか最後には幸せな記憶を……

 昨日よりはもうちょい爆撃ポイントが広いスレを発見。あくまで相対的に広いのであって世間一般に対しては相変わらず狭いと思われるが。つうわけでこっちでもネタを作ってみる。

サイス「アインが全裸で拳銃だけ持ってる……あれ……初めて見た時……なんていうか……その…下品なんですが…フフ……勃起………しちゃいましてね……」

 そのまんますぎるかな……
振りかえらない、信じるままに

1月27日

 レッドドワーフDVD鑑賞中。DISC1は不覚にも途中で眠ってしまったりもしたのだがDISC2で俄然面白くなってまいりました。リスターが自分の父親の死を話すくだりで危うく笑い死にするところでした。父親をトイレに流してはいけない……

 "Hello,world."、久我山若佳奈トゥルーエンドクリア。ノーマルエンドよりはすっきりしたが、なにやら釈然としない感覚が残る。話自体はかなり面白かった。エロゲである必然性がどこにあるのか、と思えるくらいである。のだがあくまでフォーマット自体は一ヒロイン一シナリオというエロゲ的体裁を取っている。ここんとこの齟齬がうまいこと飲み込めない。のでエンディング、若佳奈先生の独白がどうもとってつけたような感じになる。最後を締めるのはアンタじゃねえだろう、という違和感が拭えない。結局のところ、"Hello,world."は終始一貫して友永青年の物語だったのであって、くっつくヒロインは誰でもいいという気がする。これはギャルゲ、エロゲとして致命的な問題ではなかろうか。友永青年の存在の大きさに対抗しうるヒロインは、正直なところ遥香しかいないんじゃないか? というわけで遥香シナリオはトリにとっておこう。とりあえず、「エロゲの名を借りて変なものを作る」という俺のニトロプラスに対するイメージは益々強まった。こういうラインで頑張っていただきたいものである。
 あとエンディングテーマはBLAZE UPが断然よいと思った。2月下旬からX2000にニトロ作品三つのOPテーマが入るそうだが、こいつも是非入れてもらいたいね。というかなんでX2000なんだろう。

 微妙にワタクシの趣味をピンポイント爆撃するスレ発見。つうか間口が狭すぎでありこの二つのネタを両方理解できる人間がこの世に何人いるのだろう。と思った。面白いのでいっちょ自分もネタを作ってみる。

 結末はいったい誰の罪なのか? 禁忌の愛を貫こうとした鷹久の罪か? 桐子か? 泰子か? 妹を愛してしまった光栄か? 弟の女に手を出そうとした晴明か? いったい本当に罰せられたのは誰なのか? 全員がただ人を愛しただけなのに……
 …事実だけを記そう。愛は最悪の事態を引き起こした。
 蛍は闇の皇子の力に目覚めた鷹久の手にかかり……そのまま息を引き取った。

 このくだり意外と汎用性があるな……
ナチュラル・ハイ・トリップ

1月26日

 昨日晩飯にカレー作ったんですよ。カレー。
 今までは「カレーライスの要件とは即ちカレーとライスである」と主張し、カレールーを溶かしたものをご飯にかけるだけでカレーライスと強弁していたのだが、今回は野菜買ってきて細かく刻んで放りこんでみたのである。ここまで手をかけてつくるのは下宿生活で初めて――というか生まれて初めてなのだが、さほど問題なく作ることができた。まあ野菜に火さえ通せば、まずいものができるはずはない。
 問題は、買ってきた野菜である。スーパーの野菜というヤツはパックで売っているため、一人暮しが一食で食いきるには量が多すぎる。まあ他の料理に使えばいいわけなのだが、実のところワタクシろくすっぽ料理と言うものを知らない。特にジャガイモなんかどう使ったものカシラ? タマネギニンジンと余っており、困った。結局、野菜を処分するためにはまたしてもカレーを作らねばならないという結論に落ちついたので今朝もカレーを作らざるを得なかった。ライダー555を見ながらもさもさ食った。それでも野菜がまだ余っているので、どうやら来週もカレーを作らざるを得ないようだ。まあワタクシカレーが大好きでカレールーを直接ゴリゴリ食ってしまうほど好きなので飽きるということはないと思うが。

 仮面ライダー555鑑賞。涼宮遥みたいな遍歴を辿った男がライダーになるのかと思ってみていたらいきなりモンスター化。ちょっと意表をつかれた。まあ現時点では面白いともつまらないとも言いきれずしばらく様子見であろう。

 投稿予定の小説をあらかた書き終えた。グッド。あとは推敲して書き直してプリンタ買ってプリントアウトして出すだけだ。――道のりはまだ長いな。特にプリンタ買うのが関門。変なプリンタ買わないように気をつけねばなるまい。

 "Hello,world."、久我山若佳奈ノーマルエンドクリア。長かった、という感想は誰の口からも出るであろうので置くとする。なんかこう、メインの話が面白すぎるので、若佳奈先生をヒロインに据える必要があったのか、という感じ。あくまで友永青年大活躍の話だもんな。特に終盤戦は、ファントムの車にのってヘリ撃墜のくだりと夜の校舎のツァーレンシュヴェスタンとの激突のくだりと鬼哭街の最終決戦のくだりとが渾然一体になっており猛烈に面白かった。オチはどうも承服しがたいところがあるが、どうやらクリア後トゥルーエンドルートが開ける模様。そっちを片付けてから別ヒロインルートに移行しよう……ってまた最初からやらなあかんのか……血が吐けるのなら吐きたいところだ。
俺達いったいどこに行くんだろうね?

1月25日

 本屋に行ったら「奇妙な論理」がハヤカワから新刊で出ているのを発見。これはたしかかつて社会思想社の文庫から出ていたヤツ。拾われたのか……よかったね。ということは修道士カドフェルシリーズとかも他の文庫から出るのかね? もしそうなれば、よいことだ。カドフェルシリーズは最初の一冊を読んだきりだが、いつか突然はまり出すとも限らない。とりあえず「奇妙な論理」買っといた。本日は他にもゴダードの新刊が出てたりシオドア・スタージョン「きみの血を」復刊が発行されてたり収穫大。

 レッドドワーフDVDBOX購入。全八巻中四巻+ボーナスディスク「THE SMEG UPS」の五枚組。というわけで第一巻から鑑賞中。とはいえこの頃はものすごく面白いというわけじゃないのよねえ。そのせいで放送開始当時はあまり真面目に見てなかったし。でも見たことない話は補完しておきたい。気長に見つづけよう。
 あとGガンダムDVDBOX二つ目を購入。シュバルツの「錆びた刀で木を切れ」話から決勝大会アレンビー登場あたりまで。軽い気持ちで鑑賞を開始したのだがなかなかやめられずギアナ決戦から決勝大会到着あで見た。シュバルツさんは一挙一投足が面白すぎるので笑いが止まりません。かっこいいなあ。あとレインのけなげさがものすげえ印象に残る。以前に見たときは全然そんなこと感じなかったのにね。年をとると物の見方が変わるなあ、と思った。ドモンにあんだけ邪険にされてよく見捨てないもんだな。将来彼女はネオドイツの女としてあのクソこっぱずかしいゲルマン三色仮面を被ることになるわけであるが、きっとストレスが溜まり過ぎた反動で羞恥心が擦り切れちまったんだろうな。可哀想に。というわけでPCの壁紙をネオドイツの女画像にしてみた。マーベラス。

 SEED鑑賞。サイ! 生きろ! あのままほっといたら無常矜侍になってしまいそうな気がする。
篠沢教授に全部

1月24日

 昨日の晩遅かったのと今朝早かったのとでさすがに本日は眠くて死にそうだった。まつげから鉄アレイぶら下げているような感じだったワイ。トラブルは終息したっぽいので土曜出勤もなくまことに重畳。これで明日レッドドワーフDVDを買いに行ける。リマー様のクソッタレぶりに再会できるとことができると思うと今からどきどきします。

 BS見てたら児玉清と篠沢教授が二人でフランス紀行する番組にぶつかった。というかTVで篠沢教授見るの久しぶり。の割には教授の顔はオレの記憶の中のものとあまり変わりない。髪黒いし。クイズダービーに出ていたのは果てしなく遠い昔のことに思えるがなあ。若いね。あと仏文学の教授ってことをはじめて知った。昔から教授教授とは呼んでいたがよく考えれば知らんかった。いっつも倍率が高いので「教授の癖に頭悪いなあ」とか思ってました。ごめんなさい。

「鉤爪プレイバック」(エリック・ガルシア、ヴィレッジブックス)読了。
 私立探偵ヴィンセント・ルビオは恐竜だった。そう、6500万年前の絶滅危機をきりぬけ、今は人間の着ぐるみを着て人間社会にさりげなくまぎれこんでいる恐竜の一匹だ。今回の事件は、相棒アーニーの別れた妻の依頼だった。弟が祖竜教会なるカルトにはまったので連れ戻して欲しい、という頼みに、二人は潜入調査を開始する。という話。
 クロムウェルもナポレオンもムッソリーニも実は恐竜でした、というヤケクソな世界を舞台にした「さらば愛しき鉤爪」の第二弾。前作は、一見ヤケクソな話に見えてしっかりハードボイルドになっており、しかも世界観がミステリ的ギミックとして働くという珍作になっており驚かされた。このミスにしっかり入賞したのも驚かされた。今作もまた奇妙な世界観を広げる作品になっており、恐竜カルトは出てくるわオカマの恐竜は出てくるわなかなかにやりたい放題。他にもゴア副大統領は実は恐竜でした、とかモルモン教は実は恐竜が開祖の恐竜のための宗派、とか言いきったりして愉快過ぎる。内容は前作よりもアクションの比重が増え、ミステリ要素が減っているのだが根底に流れる物は変わらず。教会潜入中のくだりがややタルいが、まずまず面白かった。次回作はルビオが恐竜マフィアと渡り合うという話だそうで、期待。
妹はネトゲ廃人

1月23日

 客先でトラブルのため本日は帰宅が遅くかつ明日もはよ会社に行かなあかんので今日は日記も書かずにすぐ寝るデス。明日は九時に会社に行かねばなんねえだよ!
 とはいえ.hackは見ておく。荒んだ心が和むでござるよ。
永遠の世界ゆでワールド

1月22日

 夢を、見たよ――
 数えきれぬ夜の狭間で――というかつい昨日の晩――テリーマン&ラーメンマンvsバッファローマン&ブロッケンJrのタッグマッチの夢を見た。自分で見ておいてなんだが、一体どういう人選なんだと問い詰めずにはおれぬ。一応どっちも王位争奪戦のチームメイトではあるが……しかし謎だ……
 あと誰かがバッファローマンにパロスペシャルをかけていたような気がする。胡乱な1200万パワー理論で惨敗したウォーズマンを哀れと思うオレの潜在意識がこのような夢を見せたのだろうか。
稲妻よ、聖なる甲子園を目指せ

1月21日

 昨晩またしてもJR神戸線が止まったのだという。機能は早めに帰ったので、幸いワタクシそれには捕まらずにすんだが。原因は、甲子園口付近での落雷による信号故障だとか。さすがに天災ではJRを責めるわけにはいかんなあ。しかし甲子園口といえばやはりしょっちゅう踏み切り事故が起こる場所であり、もし誰かが雷を落としたのだとすればその着弾地点の選択は恣意的であったとしか思えない。なんであのへんやたらと止まりまくるんだ? 誰かが呪いでもかけてるんじゃないだろうか。かつて用地買収で撤去させられた人々の恨みとか。どんだけ昔の話かは知らないが。でも阪神阪急が止まるという話は全然聞かんよな。事故が多発する構造的要因でもあるんだろうか? とにかく、特に帰り道の電車が動かないというのは激しくむかつくので何とかしていただきたい。
電子の妖精コレクター遥香

1月20日

 今週25日、宇宙船レッドドワーフ号DVDBOXが発売される運びとなっている。これはNHKで放送されたものをそのままDVD化したものである。実は放送にあたり、時間の都合で一部カットされているシーンがあるのだが、これは収録されていないのだそうだ。とはいえDVDが出ること自体が非常に幸運なことなので、特に文句をつけようとは思っていなかった。のだが本日、2004年春に完全版を出すという情報を発見した。マジかよ! それはひどすぎるデスよ! まあ確定情報ではない(と思う)ので今週末のレッドドワーフ購入計画に揺るぎはないが……本当だったら、参ったね。

 昨年からちまちまと進めていたHello,world.だが(←末尾はエクスクラメーションじゃなくてピリオドだったのか。最近気づいた)、突然ギアが入ったかのように大幅に進行。かなり進んだ――のだがまだ最初のEDにすら辿りついていない。このまま永劫に続くかと思われた日常パートだったが、犬が焼けるあたりから急展開、奈津美をつけねらう謎の包帯ぐるぐる巻き男(バオーのマーチン調教していた人を思い出しねえ)が出てきて、友永青年が激闘の末これを撃退、自分の創造主をも説得して沈黙に追い込む。かなり盛り上がったのでここで終わりか、投げっぱなしの伏線がたくさんあるけどそれはきっと他人のシナリオで語られることなのだろう、と思いつつ読み進めていったら、後日談と思われていたものがやたらと長い。こりゃ続きがありそうだ、と思い始めた頃に投げっぱなしと思われていた伏線が効いてきて別な事件が持ち上がった。読み進めていったらどうやらこっちがメインのヤマであるらしく、政治家の陰謀やら学園設立の真の目的とか語られてえらいことになってきて、大盛り上がりしたものの友永青年のおかげでなんとか事態は収束。フーこれで終わりか、今度こそ後日談だべ、と思っていたら今度は妹の遥香がなんだか妙なことに! まだ続くのか! たしかにこりゃ長いなあ。話が転がり始めてからはあまり気にならないんだが、序盤の日常生活パートはかなり厳しい。ここでの積み重ねがあるからこそ中盤以降が面白いのであるからして一概に「もっと短くできなかったのか」とは言いにくいが、ここのせいでなかなかプレイが遅々として進まなかったのも事実。面白いのは面白いんだが、なあ。
 ネタとしては猛烈にSFでござるな。グローバルイルミネーション計画とはすなわち、「創造主の選択」で大昔に滅んだ宇宙人がやってたことじゃろ? 日本の政治家だったら、かような計画、絵空事ととってハナから相手にしなさそうな気もするが。それとも神田川先生、なかなかに想像力を持っている御仁だったのカシラ。あんな愉快な髪型だというのに。たしかに、あんな変な髪形の人間に家族を殺されたとあれば、圭介も仇取りたくなるわな。
 長々と書いては見たが実のところまだクリアしてないので頑張ってみる。メインの話が一個あって、ヒロイン個別シナリオはメインに沿った形で進む。ヒロインごとに展開が大きく変わる、ってのはなさそうなので二週目以降がつらそうな予感。

「腰ぬけ連盟」(レックス・スタウト、早川文庫HM)読了。
 探偵ネロ・ウルフにのもとに助けを求めに来た男は、「贖罪連盟」という会合の会員だった。かつて学生時代、彼らは一人の新入生、チャピンをいじめて不具にした。何らかの形で償いを行おう、という人間が集まっているのだが、構成員が一人また一人と不審死を遂げていた。事故が起こるたびに送られてくる脅迫状は、チャピン当人が送っているらしいのだが確証がない。彼らから恐怖の要因となるものを取り除く、という契約をかわし、ウルフは捜査を開始する、という話。
 古典。だがさほど面白いとも思わず。「推理小説で一番最初に疑われている人間は犯人ではない」という法則を地で行くような内容であって、それ以上のひねりが無いように思われる。1930年代という昔の話だからひねりがなくても仕方が無いのか? でもその法則の裏をついたカーの「死者を起こす」もこの頃だよな。「死者を起こす」の方もどうかと思うがアレはアレでものすごく意表を突かれたからな。探偵小説のお約束をバカにした作品を書きまくったバークリーもこの時期の作家だし、ネロ・ウルフはちょっと期待外れだったと言わざるを得ない。残念。
汝の隣人を愛せ

1月19日

 龍騎完結。どうにも説明不足な感はある。結局目的が果されないであろうことを悟った神埼が、タイムベントみたいなものをかけなおしてライダーバトル自体をなかったことにした、というペルソナ2罪的オチと俺は解釈したがどうなのか? 微妙だなあ。結末はいったい誰の罪なのか? 主人公なのに最終回前に死んだ慎司の罪か? 神崎か? 蓮か? 浅倉か? 浅倉と決着をつける前に死んだ北岡か? いったい本当に罰せられたのは誰なのか? 全員がただ人を愛しただけなのに……とまあジョジョ第六部ウェザーの過去のくだりをちょっと思い出した。
 一年通して、ということで思い起こせば存分に楽しませていただいたのでまあいいけどな。ファイズにも期待するといたしましょう。

 なにやらアパートの隣人が引っ越して出ていくらしい。はっきりと隣人から言い渡されたわけでもないのだが、荷物を大量に運び出して車に積み込んでいたので多分引越しではないのカシラ? おそらく数日後には空き部屋となっているだろう。
 …………
 ……綺麗な女の人が越してくるの希望、と祈りを捧げるのは人として間違ってないよね? 祈るぞ祈るぞ徹底的に祈るぞ。「幼馴染みの女の子ができますように」と祈るよりは遥かに現実的だと思うのだが、どうか。まあ情無用の新今宮に女性が好き好んで単身住みたがるとは思えないが……
白のアークエンジェル

1月18日

 本屋に行ったら、メガストアの表紙がいつの間にやらカーネリアンに変わっているのに気がついた。これまでは「半端な覚悟の持ち主には買わせない」と自己主張していると思えるほどエロい表紙だったのに。

 やながわさんが大阪に来ていたので合流、一緒に難波をうろついてみた。二週間風邪を引きとおしであるという。悲惨。あとちょっと「妹で行こう!」について話しこんでみたのだが、お互いだいたい同じ感想を抱いている模様。妹で行こう、というタイトルを冠していながら妹以外のサブキャラの方が話が面白いのは本末転倒であり、妹たちのシナリオはどうにも尻つぼみでいけないという意見で合意を見た。決してまるきりつまらないわけではないが、というかそこそこ面白いには面白いが、失敗作と呼ばざるをえないところだろう。

 SEED鑑賞。愉快なことになってきたなあ。サイがすごい勢いで相葉昂冶君みたいになってきた。あとAAがピンチになると種がはじけてキラ覚醒、というのが二度目でありこれもなにやらリヴァイアスを思い出す。実は種がはじけるあの画像、イメージ映像ではなくAAの奥深くに存在するスフィクスを映してるんだったりして。
風に負けない銃筒のかたち

1月17日

 土日出勤回避に成功。ベネ(良し)。

 1月17日といえば阪神大震災の日。でもワシは奥尻島に親類がいたのじゃよーという話でも日記に書こうか、と思ったのだが以前に書いたことがあるような気がするので中止。さすがに日記を書きつづけて丸四年、安易に年中行事的ネタを書いたら過去の日記と話題がかぶる恐れがある。というわけで過去三年の1月17日の日記を読み返してみたところ、大震災ネタを書いたのは三年まえ、一回だけだった。思っていたより少ないな。
 去年の1月17日は、酷い熱を出して寝こんでいたようだ。そういやFF:Uに突然はまったのもこの頃だったっけなあ。一年後、DVDを全部揃えている自分がいるとはこれっぽっちも想像できなんだ。二年前の1月17日は、すごい勢いでファントムをプレイしていた模様。ファントムに出会ってもう丸二年か! ちょっと時の流れが早過ぎやしませんか。焦った。
 しかしよく考えて見れば阪神大震災からもう丸八年。あまり昔という気はしないのだがもう丸八年。時の流れは早いよな。

 とある小説を読んでいて「催涙弾水平撃ち」という単語にぶつかった。催涙弾はともかく水平撃ちって一体何カネ、と思ってグーグルで検索をかけてみた。そしたら一発目にこんなサイトがひっかかった。予想外に面白く当初の目的を忘れて読みふけってしまったので紹介。バカなテーマを真面目に検討することほど楽しいものはない。
ドットハッカーズ

1月16日

 土日出勤の目が出てまいりました。予断を許さぬ状況であり大ピンチ。
 つうわけで今日くらいさっさと帰るべか、と思ったのだが今日は新今宮天王寺間で事故だという。神戸線にはまったく影響なかったが、環状線はまともに動いていなかったので(次の列車は現在今宮にいますとアナウンスがあった。ちょうど反対側やんけ)、久しぶりに御堂筋線に乗って帰った。ほんま久しぶりじゃあのう。今の仕事先に行くようになってはじめのうちは地下鉄を使っていたが、ラッシュアワーの御堂筋線に乗るのはおのれの命を縮めることと悟り一ヶ月で挫折した。まあJRのほうが定期安いし時間的に変わらないし、という理由もあったのだが。あの頃は仕事に行こうとして天王寺行きに飛び乗るなんてバカなこともしたっけなあ。今思い返すと信じられん。関西人として立派に成長してるじゃないか自分。列車を間違えないようになるのも立派な成長だ。
 帰り道、駅の真上のサンクスでヤキソバパンを買う。ここで帰り道にモノを買うのも久しぶり。だが、よく考えれば隣にデイリーができていたのを思い出してちょっとがっかり。パンに関しては明かにデイリーのほうがうまい。というのも、コンビニの分際でありながら内部にパン工房があり実演販売みたいなものをやっているからだ。でもまあいいや。ヤキソバパンのチープな風味は人の魂を引きつけて止まないなにかがある。さすがにパン工房でヤキソバパンは作らんし。

 .hack黄金の腕輪伝説を鑑賞している。テレビ欄には.hackとだけあるし、直後にウィッチハンターロビンが始まったこともあって.hack/signやるのカシラと思っていたら、似て異なる別物だった。ちょっとがっくりしたのだが見てたらそれなりに楽しいのでよしとする。というか前番組のシスプリより妹萌え要素にあふれていると思うのですが。

「殺意」(フランシス・アイルズ、創元推理文庫)読了。
 イギリスの田舎町の開業医ビクリー博士は、『屋敷』に一人で住む女マドレインに恋をした。だが障害となるのは妻ジュリアの存在。博士は周到な計画を立て、ついに妻をモルヒネで毒殺することに成功した。ところが、彼の行く手には新たなる障害が……という話。
 三大倒叙と呼ばれる古典。内容としては、自分のことを賢いと信じこんでいる実は馬鹿な男――要はシェリンガム君みたいな男が殺人をやりとおそうとしたら、という話である。ビクリー博士というのがシェリンガム君を一回り大きくしたようなアホでありかつ女癖が最悪。こういうダメ人間を書かせるとバークリーの筆致は冴えまくるので不思議。当然彼は自分の賢さに溺れそっちこっちで墓穴を掘りまくる。志村うしろうしろー! てな感じであり読者側もスリル満点。オチも皮肉で面白かった。バークリーは安定して面白いものを書くな……。