漂流者の日々第5部
異境迷走編
| 河童に会いたい 6月15日 |
| 昨晩より番長とOKI先輩を迎えてボードゲーム大会を行ったり、翌日カラオケ行ったり。やっとキングゲイナーのEDを歌えたので満足。だがステルヴィアOPを歌えなかったのでやや不満。アニメのほう見てませんけどね。 夏休みをちょっと長めにとって帰省できないもんかと画策中。今年はGWに帰れなかったので。というか田舎に帰って大叔父の墓の前に鎮座する河童像の写真を撮影してホームページにアップしてえ。祖父の死で田舎に帰ったときに一目見て以来、いつかこの奇妙にすぎる光景を撮って公開したいと思い続けていた。いままで果たせずにいたが、なんとかしたい。 あと久しぶりに東京に遊びに行きたいね。叔母を頼るか弟を頼るかして。 ザ・スニーカーを買ってきた。お目当ては涼宮ハルヒの短編。単行本読了後掲載雑誌を買いに走らせる、という点においても、個人的には久々にイリヤ級のヒットである。かようにヌルリとはまるのは自分でも意外だ。 よく考えてみるとザ・スニーカーを買うのも十年ぶりくらいのような気がする。第一回スニーカー大賞の二次選考通過作品としてワタクシの作品と名前が載っていた号。あれも十年前の話かよ。そういやまだ確定情報ではないものの、春先に電撃大賞に送ったワタクシの作品は無事一次落選した模様でありかなりがっくり。オレの十年はなんだったんだレインと嘆かずにはおれないのでせめて過去の自分の記録に並ぶまで作品投稿しまくるぞ、と誓ってみる。まあ十年前のスニーカー大賞と今の電撃大賞では倍率が段違いだとは思うけど。 |
| 空中庭園の憂鬱 6月14日 |
| ゾンビ屋れい子を買いにジュンク堂に繰り出したのはいいのだが、何故か七巻だけ売ってない。まあとらのあなに行きゃ売っているだろうと思って向かってみたら、六巻までしか置いてない。では久しぶりにわんだーらんどまわるか、と思ったらここにはレーベル自体が置いてない。困った。しかし本が無いからといって引き下がるわけには行かない。八巻以降は見つけてるのに読めねえのかよ、という怒りがオレの脚を行ったことのない信長書店へと向けさせた。基本的に自転車を止める場所が日本橋北側のとらのあな前か南側の駐輪場なもので、ちょうど日本橋真ん中あたり、堺筋に面するあたりはめったに歩かないのだ。 そうしたら、信長書店に向かう途中にアニメイトが開店していたのを発見した。いつの間にーッ。以前裏通りでアニメイトののぼりをみつけて「とうとうアニメイトも日本橋に来るのね」とは思っていたがすでに開店まで済ませていたとはッ。日本橋そばに住んでいながら何たる不覚。あー驚いた。日本橋行脚がルーチンワーク化してしまい、辿るルートが知らない間に固定されてるみたいだな。 結局目的のブツはアニメイトにも無かったが、信長書店で無事捕獲。こんな男性向けの本屋に少女漫画系の単行本置いてるわけねえじゃねえか、と店に入ってから気がついたのだが、何故かあった。驚いた。 その後、雨が降りそうだったので自宅にこもり、延々とバベルの塔アレンジ版をプレイしていた。いつぞの正月に(日記を調べたところ、ファントム・オブ・インフェルノを始めてプレイする直前の時期だったらしい)「こりゃ無理」と思って放棄したのは62面だったが、これをクリアし、とうとう64階までの踏破を達成した。やったね。今のオレは、二年前のオレじゃないんだ。が、64面をクリアすると、何事も無く1面に戻った。あっれえーッ? 裏バベルとかアレンジ版は全100面だとか聞いたことがあるんだが何もなしカネ。脳裏にひらめいたのは、八面ごとにやってくる壁画ステージだ。パズル要素が皆無の、ただ扉に飛び込むだけのステージなのだが、ある特殊な操作をすると、壁画が現れる。ファミコン版ではたしか、最終ステージで壁画入力画面になり、これを正確に入力できれば空中庭園への道が開けたはずだ。アレンジ版でも同じことをしなければならないようだが、しかし壁画を出現させる方法がわからない。バベルの塔アレンジ版攻略サイトという都合のいいものも無いらしく困り果てたのだが、なんだかんだとやっているうちに解決策が見つかった。 アレンジ版には「炎の古文書」という要素が追加されている。各ステージに一個から三個配置されているのだが、このアイテムをゲットしてステージクリアすると、壁画出現方法の文字列が一文字一文字明かされていくのだ。今まで古文書が何のために存在するのか知らなかったがなるほどそういうことか。というわけで四枚まで壁画を出現させることに成功した。古文書を取ってクリアするとなると難易度が微妙に上がるのだが、ここまで来た以上なんとしても空中庭園への道を開かねばなるまい。がんばる。 「涼宮ハルヒの憂鬱」(谷川流、角川スニーカー文庫) 「学校を出よう!」(谷川流、電撃文庫)読了。 角川スニーカー大賞を取った人が電撃と二冊同時刊行、ということで両方買って読んでみた。大賞を取ったほうがはるかに面白いと思った。電撃のほうは読み終えるのに妙に日にちがかかったのだが、角川のほうは一瞬で読み終わってしまった。決して内容が無いわけではない。文章、登場人物ともにシンプルで非常に読みやすいのだ。どっちも一人称、学園が舞台というところは共通しているのだが、電撃のほうは兎にも角にも読みにくい。誰も彼もがおおよそ現代日本の学生とは思えない妙なしゃべり方をしやがる。内容もどうにもわかりにくい。 というわけで角川のほうも「こりゃあんまり期待できないかも」と重い気持ちになりながら手をつけたのだが、これがまたサクサク読める。文章は見るからに同一人物によるものとわかるのだが、こっちのほうが明らかにシンプルで読みやすい。 あらすじを説明しよう。 「ただの人間に興味はありません。この中に宇宙人、未来人、超能力者がいたら、あたしのところに来なさい」と入学早々涼宮ハルヒは演説をぶち、SOS団なる学内サークルを打ち立てようとした。サークル設立に必要な最低人数は五人。ハルヒは直感と適当な手段で三人ほど捕まえて、そこに主人公を加えサークルは無事成立した。ところが、主人公以外のサークル員三名は、実はそれぞれ宇宙人、未来人、超能力者だったのである。という話。なんか、構造が木曜の男に似てるのよ。最後のほうで世界の根幹を揺るがす事件こそ起こるものの、基本的には謎サークルに運命的に集まった面々のたわいの無い日常を描く物語でありなんか、もう、非常にいいんですよ。こりゃ大賞にされるだけある。設定、キャラクターがシンプルでも切り口さえ工夫すれば面白い話は書けるのね。というかライトノベルはやはりシンプルさが大切だ、とライトノベル書きを目指すワタクシは思うのです。 |
| キュエーン・リルカ 6月13日 |
| 帰宅後、髪を切りに行くついでに日本橋に行ってゾンビ屋れい子の続刊を買ってきた。おもろいなあ。微妙に人の予想を裏切る展開を見せてくれたり話がだんだん東京魔人学園風味になってきたりで目が離せん。特にギャグとスプラッタの波状攻撃は絶妙にすぎる。明日ジュンク堂に行って残りの続刊全部買っちゃおうと思った。 久留米が焼き鳥日本一という話。というか「日本三大焼き鳥の街」という概念があるというのをはじめて知った。日本は広いね。こういう食い物で町おこし、と聞くとどうしてもかつて姉が住んでいた宇都宮を思い出してしまう。宇都宮の駅前に餃子ビーナス像が立っているように、久留米にも焼き串に貫かれたビーナス像とか立つのでしょうか。 「怪盗ニック登場」(エドワード・D・ホック、ハヤカワ文庫HM)読了。 傍目には価値のないものしか盗まない怪盗ニック・ヴェルヴェットの犯罪行為を描く連作短編集。ターゲットは会社名を表示する真鍮の文字、回転木馬、大リーグを一チーム、カッコウの時計、陪審員全員等々奇抜なものばかりであり、盗むための手段はもちろんのこと、そのようなものを盗みだす理由まで一ひねりしたオチを持ってくる。こんな奇妙な話ばかりよくもまあ思いつくもんだ、と感心せずにはいられない。どれも面白かったんだが、ベストをあげるなら「くもったフィルム」か。現像ミスによる単なる映画の失敗フィルムが殺人事件の証拠になる話。すげーや。 |
| カルピスグレープ味、それは世界の敵 6月12日 |
| なんとかカルピスグレープ味を殲滅せんものと最低一日一杯のペースで飲んでいる。しかし、相変わらず筆洗い用の水を飲んでいるような感覚は消えない。天才プラシーバーたるこのワタクシ、一度先入観に取り付かれるとそれをなかなかそぎ落とせないのだ。コップに口をつける瞬間、視界一杯に広がる白みがかった紫色は、どう頑張っても受け入れられない。目を閉じて飲んでみても、カルピス風味と鼻につんと来るグレープ風味の不気味なアンマッチ感が人の心の奥に潜む本能的な恐怖心を揺さぶる。瞼の裏で奏でられる乳製品と葡萄の不協和音。飲んでも飲んでも二者が調和することはない。これを商品化するのは無謀な行為ではなかったのか、とまでは言わないが、オレはこれを買ったことを軽く後悔している。すべてを飲み干すのに根性入れねばなるまい。 唐突ながらバベルの塔にはまってるんです。昔ファミコンで出てたゲーム。先日文庫からカバーをはぎとる作業をしているうちに、本棚の奥からナムコアンソロジーVol1が出てきたのだ。買った直後に少々やりこんだのだが、セーブデータが見つからなかったので、アレンジモードのほうを最初から進めている。やはり、パズルを解いてゴールにたどり着いたときの達成感はなにものにも変えがたい。49面くらいまで来たんだが、以前はここらで「これ以上は難しくてもうムリ」と思って放置したんだったよな。ココはイッパツ今のオレは二年前のオレと違うところを見せ付けてやらねばなるまい。 珍しくアンビリーバボーを見ている。今日阪神戦ないし。どうでもいいことだが、クリスティーンと訳すべき女性名をクリスチンとするのはやめてほしいと思った。クリスちん? |
| テーマパーク221B 6月11日 |
| イギリスでも観光業が低迷してるんですって。まあ当然といえば当然だが。 個人的にはイギリスにはホームズテーマパークを作ってほしいんですよ。221Bのあの部屋を再現した、というスケールをはるかに越え、ヴィクトリア朝時代のロンドンの街並みを再現するようなドでかいやつを。これなら世界中のシャーロキアンを集められるのでウッハウハですよ。正典を当たれば、アトラクションのネタはいくらでも沸いてくる。 ・ジョン・クレイと一緒にロンドン地下でひたすらトンネルを掘り続けるアトラクション ・エンサイクロペディア・ブリタニカをAの項からひたすら書き写し続けるアトラクション ・崖の上から岩を投げてホームズをライヘンバッハの谷底に叩き落すアトラクション ・ナポレオン像をひたすら粉砕し続けるアトラクション(六分の一の確率で当たりが出る) ・ガリデブ姓を名乗って「ガリガリなのかデブなのかはっきりしろ」と突っ込まれるアトラクション 絵葉書がわりにオレンジの種五つ入り封筒を送り、お土産にはチャールズ一世の王冠(と噂される謎の黒い金属片)を買い込む。広場ではバリツファイターの演舞を鑑賞、おばあちゃんも大興奮だ。ほうら大成功間違いなしですよ? 「テキサスの懲りない面々」(ジョー・R・ランズデール、角川文庫)読了。 鶏肉工場の警備員を勤めるハップは、たまたまレイプ現場に出くわし、襲われていた娘を救った。これが偶然にも工場のオーナーの娘で、お礼としてハップは十万ドルと長期休暇をいただいた。これを利用し、相棒のレナードとクルージングの旅に出る。ところがメキシコにて見事に置いてけぼりを食らってしまい、帰る手段を模索しているうちに地元の老漁師とその娘のトラブルに巻き込まれてしまう……という話。 ハップアンドレナードシリーズ、相変わらずの面白さだ。アメリカの南側の国境のあたりを舞台にした小説を読むたびに思うのだが、メキシコってのは本当に世界最大の文明国アメリカの隣国なのだろうか、と不思議になる。読む限り、西部開拓時代も真っ青の無法地帯にしか思えないのだが。そりゃまあ日本という文明国家の隣国の北朝鮮という例もあるけれど、まだ海を隔てている。 ミスター直球勝負、レナードさんは相変わらず直情径行でまことに男らしい。ゲイだけど。「おれはでかいチンポコが好きだ」と公言してはばからないのはいかがなものかとは思うが、歯に衣着せぬのがレナードのステキなところだ。 で、シリーズ第一作はいつになったら訳出されるんですか? 極大射程状態だな。 |
| カルピスグレープ味、それは人類の夢 6月10日 |
| 先日スーパーにてカルピス甲州巨峰ってのを見つけたんですよ。カルピスぶどう味とはまた珍しい。少なくともオレは見かけたのははじめてなので、物珍しさに買ってきた。いざ飲もうと開封しかけたとき、とある疑問がわいた。グレープジュースというのは数あるフルーツジュースの中でもメジャーな味だ。様々な冒険的なフルーツ味を数多く出してきたファンタだって、オレンジとグレープ味だけは決して品目からはずされる事はなかったではないか。しかし、カルピスにオレンジ味はあっても、グレープ味は今までなかった。さて、なぜなのだろう。 疑問は、原液をコップにあけたときに氷解した。 原液の色があまりに毒々しいのだ。 ファンタグレープ味の、透明感ある色とはまったく違う。普通の白いカルピスの原液に、紫色の絵の具を垂らしたものを想像していただくといいだろう。微妙に乳白色がかった紫色の液体は、人の飲む気を殺ぐことおびただしい。というか図工の時間の筆を洗った水にしかみえねえよ! 見た目があまりに強烈すぎるため味もうまいのかまずいのかよくわからない。これはカルピスなんだ、グレープ味なんだと必死に自分に言い聞かせることによってなんとか飲みきることに成功した。が、原液はまだ紙パック一本分あるという事実を思い出し欝になった。現代の技術力でも、カルピスグレープ味を作り出すことはまだ不可能なのだ、という科学文明の限界を思い知らされる飲料だった。カルピスとグレープを融和させるという人類の夢が達成されるのはいつなのか。とりあえず、次にHDD集会があったときにみなに振舞うとしよう。 kmc先輩とクエスター先生とか妙にプッシュしていたワンダバスタイルを鑑賞してみたのだが、中途から見だすとわけがわからなくて困った。まあもう少し継続して見ていこうと思った。あの謎ロボットの声、どこかできいたことがあるようなと思っていたらサイス・マスターの声の人の模様。とりあえず、ソレが一番気になった。 |
| Seeing
is Believing 6月9日 |
| ワタクシ、買った文庫には書店のカバーをつけ、読了後もそれをつけたまま本棚に放り込んでいる(か床に積んでいる)んですよ。しかしこれだと当然ながら、見た目にどれがどの本だったかわからない。HDDの方々を家に入れるたびその点に関してぶーぶー言われるので、日曜の晩に、本棚の上半分に収めている文庫のカバーを片っ端からはがしてみたのだ。すると、二点ほど驚くべき事実に気がついた。 まず第一点は、カバーをはずしたところ、結果として以前よりより多くの文庫が収まるようになったことだ。カバーの一枚一枚は薄くとも、積み重なれば文庫二三冊分の厚さにはなるということか。ま、本棚からはみ出ている本は二冊や三冊ではきかないので、現状床に積まれている文庫をすべて片付けるには程遠いが。 第二点は、買ったきり読まずにその存在をすっかり忘れていた文庫が出てきたことだ。特にジョン・ディクスン・カーの「雷鳴の中でも」とカーター・ディクスンの「赤い鎧戸の影で」が出てきたのはびっくりした。そういやあ昔買ったっけなあ。読む前から駄作とわかってはいるが、カーファンである以上読まねばならない。駄作に対する愛こそカーファンの必要条件だ。そういやあいつぞトミー先輩にまとめて買ってきてもらったカーのハードカバー群も全然手をつけてないんだよな。なんとかしてえ。せっかくもうすぐカーの最後の未訳作品「パパラバ」と実質的未訳作品「殺人者と恐喝者」が訳され、出揃うのだ。カー作品を全部揃え、読破するという十年越しの悲願を達成しなければならない。 「シャーロキアン殺人事件」(アントニー・バウチャー、現代教養文庫)読了。 まだらの紐を映画化するにあたり、脚本担当として選ばれたのはホームズ嫌いで有名な男だった。これを憂えたホームズのファン団体ベイカー・ストリート・イレギュラーズは映画会社を非難し、団結して苦情の手紙を書きまくった。困り果てた会社側は一計を案じ、イレギュラーズ会員をハリウッドに招待した。パーティーの席でなんとか丸め込もうとしたのだが、当の脚本担当が会場に現れてパーティーは大騒ぎ。ついにはその脚本担当が殺され、かつその死体が消えるという事態が出来する……という話。 マニアの集まりという奴は洋の東西を問わず傍目に頭が悪く見えるものなのだろうか、と思った。シャーロキアンとしての知識を競い合う登場人物らの姿はなにやらワタクシ自身の姿を見るようでもあり赤面ものだ。あわわ。 当然事件自体も、踊る人形による犯罪予告から犯行直後に届いたオレンジの種五つ、そしてイレギュラーズ会員たちのまるでホームズの物語のような冒険譚、とホームズネタ満載。というかやりすぎの感あり。シャーロキアンしか楽しめない内容な気がするが、しかしシャーロキアンってのは世界中に山ほどいるわけだからまあ別にいいのか。 |
| 白池町幼女29人殺し 6月8日 |
| オレもオンラインゲームで知り合った女の子と仲良くなってダーリンとか呼ばれてみてえーッ。しかしオレにはまずオンラインゲームがダメな上にチャットもダメという越えられない壁がある。無理だ。がっくり。オンラインゲームをプレイしていると他の一人用ゲームに比して百倍も時間を浪費しているような思いにかられて仕方がない。チャットができないからだろうな。はー。いくら年を取っても、顔の見えない相手と会話するという行為を克服できねえなあ。 日本橋に繰り出して、以前から気になっていた漫画を仕入れてまいりました。 その一、エルフェンリート。さしてまじめに探していなかったのと、ふと思い出して本屋を探してみると何故かその本屋には一巻が置いてない、というのとでしばらく買わずにいたのだが、今日とらのあなに行ったら初めて一巻をみかけたので購入。表紙が萌え絵なのに、内容が情け無用の残虐行為満載なので驚いた。昔トミー先輩が「ゴールデンラッキーなみに首が飛ぶ」といっていたがまったくもってそのとおりだ。悪ジェイコブの手刀なみに人が切られまくっておりなかなか異常だ。一巻巻末の読みきりも、ネタとしてはありがちだが内容は異常だ。イイね。 その二、ゾンビ屋れい子。月刊ホラーミステリーにて連載中らしい。死者をゾンビとして蘇らせ、一時的に生者との語らいを可能にする能力を持ったれい子さんの活躍譚。二巻以降は少年漫画風味なバトルものになっている。シャーマンキング……と呼ぶには残虐行為が満載すぎるな。こっちもゴールデンラッキーなみに首が飛ぶ。しかしこっちのすごいところは、エルフェンリートがヤングジャンプ連載と高年齢層対象(多分)なのに、ゾンビ屋れい子は若年層が対象らしいということだ。巻末にイラスト投稿ハガキが載っているんだが、投稿者は小中高生。オレは、かような残虐行為満載の漫画を小学生に見せるのはマジでどうかと思う。日本の将来は大丈夫なのかと憂えずにはいられない。また内容が面白いから困る。あとで続き買いに行こうっと。それにしても、エルフェンリートにゾンビ屋れい子という取り合わせで買ってくるのは人として問題があるような気がする。オレは自分で思っている以上に人生に疲れているのかもしれない。 あとやや関係ないんだが、創竜伝13巻が出ていたのでびっくりした。よく考えればまだ続いているんだよな。オレが創竜伝を始めて読んだのは終君と同い年か一個上くらいの年だったが、いまや始さんの年齢を凌駕し不良三中年に迫る勢いだ。信じられん。11巻以降を読んでおらず、完結してからまとめて読もうかと考えているのだが、完結時期にはオレは不良三中年の年を超えているであろうことが確定的になってきたな。あわあわ。まかり間違って鳥羽靖一郎叔父さんの年になったらどうしよう。 今サザエさんをみていたらOPが中尊寺にえさし藤原の里に龍泉洞と岩手県ネタ満載だった。何事だ。 |
| 僕たちは再び、ぴるぴるできるかもしれません 6月7日 |
| 大学のときのサークルの先輩(女性)がイギリス留学に出るのでお別れパーティーするっぺれ、ということで京都に行ってきた。といっても先輩宅に上がりこんでけぽけぽと酒飲んできただけのような気もするが。大学のサークルの面子で京都を闊歩すると、大学生時代を思い出す。あの頃が一番幸せだったよなー、と思わずにはいられない。よよよ。 あと、「テレビを45度のチョップで叩くと画面が直る」という事例をはじめて目の当たりにした。先輩宅のテレビは少々画面が青みがかっていたのだが、クエスター先生が叩くと普通の画像に戻ったのである。彼自身の経験からいうと、内部に埃が積もるかなんかして配線が接触不良になっているから、ショックを与えて接触を戻してやればいい、らしい。納得した。なんつうか、地方のよくわからない言い伝えを調べてみたら実は科学的根拠があった、という感じだな。 SEED鑑賞。サイクロプスシステムは想像以上の残虐兵器でびっくりした。あれってもともとどういう用途の設備なんだろう。人を風船のように破裂させるだけの兵器かよ。あとイザーク味方化フラグらしいものが立ったりフレイのカテジナ化フラグらしいものが立ったり、と今後の展開にはいやがおうにも期待せざるを得ない。イザーク君もニコルの死以降話の展開上に占める位置、立場が変化しつつあるのだがどこに落ち着くのかね。気になる。 「撲殺天使ドクロちゃん」(おかゆまさき、電撃文庫)読了。 ええと、実はワタクシ、現在電撃HPで連載している作品のうち、ドクロちゃんはイリヤの空の次くらいに好きだったりします(その次はいぬかみっ!)。そんなわけで、店頭で新刊を見た瞬間一も二もなく飛びつきました。内容は電撃HP掲載の二編と書き下ろし二編。期待通りのバカ話で非常に満足しました。願わくばもう一度といわず二度三度とぴるぴるしたいものです。 あと中に入っていた広告に次の電撃HPの表紙イラストが載っていた。右手に例のごつい注射器を持ち、注射ポイントをはだけて横になっている伊里野さんの絵だ。エロー。しかし一体どういうことになってしまうのか……。 |
| 何をするよやァァ――――ッ!! 6月6日 |
| ちょっと時間ができたので日記付けとこうっと。 今つけてるアクセス解析、いかな検索ワードでこのサイトにたどり着いたのか統計を取る機能もあるんです。普通のアクセス解析は常備してるか。最近ちまちまとチェックしている。検索ワードの一位が「無限漂流神殿」、二位が「アレクセイ北小松」でごく普通の結果なんだが、第三位に何故か「死ねよやー」という単語が来ているのが不思議で仕方がない。ブレンパワードの登場人物ジョナサン・グレーンの台詞であり当サイトでは第二次スパロボのくだりでほんのちょっと書いただけなんだが、実際に検索してみると結構上位にきやがる。むしろスパロボをメインに扱うサイトで連呼されてそうなものだが。あと個人的にジョナサンの台詞といえば「なんだこのげっそりする感覚はー!」の方が印象深いのだが。というかブレンパワード最初のほうしか見てなかったりする。今こそ見ておけという神の思し召しだろうか。 とにかく、自分では思いもよらない単語が意外と検索エンジンの上位に来たりすることがあるので油断はならない。特にワタクシレアなミステリ小説のタイトルをそのまんま使うことがままあるので注意が必要だ。「夜の姉妹団」とか「これより先怪物領域」とか。びっくり。 「A君(17)の戦争5 すすむべきみち」(豪屋大介、富士見ファンタジア文庫)読了。 う〜ん。作者の主張があまりにも前に出てくるのは良くないぞ。ただでさえ地の文が作者語り風味だというのに。 あと菊池光の訳文は個人的にはあまり好かぬ。カレンダァとか訳されましても。 今から京都に行ってまいります。 |
| わたしを殺して、先に進んで 6月5日 |
| 第三章を一通りクリアし、さて第二章のエンドを回収するべかと宣言してはや一週間。あれ以来、ファントムPS2に全然手がつかない。う〜ん。急激にやる気が減退してしまったな。なぜだろう、と考えてみれば、基本的に第二部エンドはエレンとの殺し合いを経る必要があるため、あまり見たくないのだと気づいた。いやまあクロウディアエンドはファントムが凡百のエロゲと違うことを示すエエ話だが、エレンを殺してまでクロウディアと添い遂げるという真似はできん。参った。とはいえ第二部エンド回収しないとツァーレンシュヴェスタン仮面なしバージョンが見られんしなー。しかしエレンを殺さねばならないとは欝だ。PC版は先の展開を知らなかったからこそクリアできたようなものだ。 「最上階の殺人」(アントニィ・バークリー、新樹社)読了。 フラットの最上階に住む老婆が殺された。老婆は手元に大金を溜め込んでいたともっぱらの噂で、犯行手口もとある押し込み常習犯のそれと酷似していたため、警察は普通の強盗殺人と判断し捜査を開始した。警察の捜査に立ち会った推理作家シェリンガム氏は警察の手際に感嘆しつつも、しかし些細な点に疑問を抱き独自の調査を開始する。証拠を掘り返していくうちに、シェリンガムはこの事件が単純な強盗ではなく、周到に計画された殺人であるという確信を深めていく……という話。 すげえー! すげー面白いよこの話! 最後のシェリンガムの犯行方法解説からオチに至る流れはあまりにも衝撃的過ぎたので電車の中で笑ってしまったわ。そりゃまあ、シェリンガムはバークリーの「探偵といえど無謬でありえるはずがない」という主張を具現化した探偵ではあるのだが、こんなさらし者にすることはあるまいに。たった一つ事実を取り違えるだけでこんな喜劇的結末になるとはまったくもって面白すぎであり、推理小説というジャンルの成果の一つといえるであろう傑作だ。個人的には「ジャンピング・ジェニィ」「試行錯誤」と肩を並べるな。 あと、「なんで秘書を雇うかといえばいちゃいちゃするために決まってるじゃないか」と断言する我らがシェリンガム氏はまことに男らしいと思った。 明日は仕事の後京都に行く予定なので多分日記更新はできないと思います。 |
| 汚いウィルス、きれいなウィルス 6月4日 |
| 本日職場はウィルスにやられて大騒ぎだった。二種のウィルス複合型で、システムフォルダに多数のバッチファイルをばら撒くという厄介な代物である。例えるならば、ちょっと前にアメリカで騒がれた「汚い爆弾」という感じだ。東京本社からウチに来てさらに神戸方面にまですごい勢いで流れて行ったらしく、助けて友永君! と思った。電覚があったらズバッバシュっとウィルスをやっつけられるのになあ。 阪神今日も勝って貯金20ですって。すごーい。しかしこのような独走状態にあっても、今のところ虎ファンの誰一人として阪神の優勝を確信するには至っていない、というのが阪神のすごいところだ。日曜晩にNHKのスポーツニュースで、解説者の皆さんがペナントレースを三分の一まで終えた時点で改めて今年の順位を予想するということをやっていたのだが、四、五人の解説者のうち、阪神を一位に据えたのはたった一人だけだった。誰にも信じてもらえない、かわいそうなタイガース。笑った。もし巨人が今の阪神のような独走態勢にあったら、話題はもうストーブリーグの話になっていただろうに。 |
| それでは御伽噺を始めよう 6月3日 |
| 土曜日から行方不明となっていたデモンベインサントラは、スチールラックの最下段のPS2の上のミシシッピクイーンの箱の上の六人用カタンの箱の上の四人用カタンの箱の上にあった。スチールラックの直上の段にテレビがあるので、ちょっと見えにくい場所だ。誰だよこんなところにサントラ隠したの! ………… 俺だよ! ああそうですとも僕ですよ! あー畜生。 というわけで聞いてみた。さして文句はないのだが、しかしこのゲームの惜しいところはいかにもロボットアニメチックなボーカル曲がないということだ。ボーナストラックに入っている「機神咆哮ッ! デモンベイン!」にそういうのを期待していたらちょいと肩透かしを食らった。やはり、スーパーロボットの主題歌には必殺技名を織り込んでいただきたいものです。レムリアインパクトとかあるんだし。 あと、シスプリマスコットは相変わらず見つからない。 コロンブスの二つの遺骨をめぐり、DNA鑑定で決着をつけようというニュース。きっと、どっちかがコロンブス22歳の遺骨なんだよ。頼朝六歳のしゃれこうべみたいなもんだ。これならば両者の面子も立ち円満解決だと思うのだがどうですか。 「死への落下」(ヘンリー・ウェイド、現代教養文庫)読了。 タンドリングズ荘の女主人ケイトが自宅で転落死を遂げた。ケイトには夢遊病の気があり、事件は単なる事故で済まされようとしていた。しかし主人チャールズに金と女の両面からの動機があることから、警視ハントは殺人の線で事件に食らいついていく。決定的な証拠が見出せぬままに時間が過ぎていったが、やがてケイトの秘書が睡眠薬の飲みすぎで死に、事件は新たな展開を見せ始めた……という話。 国書刊行会で二冊刊行されているヘンリー・ウェイドをまず文庫から読んでみようか、と買ってきたのだが、そこそこ面白かった。犯人と目されるチャールズの視点と警視ハントの視点の二箇所から話が語られる。ハントはチャールズの行動を遠巻きに眺めることにより推理を重ね、彼が犯人である確信を強めていくのだが、その推理が実のところまったく間違っているというのが面白い。二つの視点が写す事実は同じなのに、解釈がまったく異なっているというのは、さながらバークリー作品を見るかのごとくだ。オチにも一ひねりがあってなかなかいい。最後の一行がステキだ。 |
| 消された時間 6月2日 |
| 日本唯一のSF読書会サークル(多分)あんしぶる通信室へのリンクをトップページにはっときます。しばらく前にリンクはっとけと言われたたのにすっかり忘れておりましたわいハッハッハッ。ちなみにトップページの写真でホワイトボードに向かっているのがワタクシです。ともあれ、われわれはまだ見ぬ君の参加を待っている。 土曜日午前中にデモンベインのサントラ買ってきたんですよ。とはいえ午後から読書会があったので未開封のまま出かけた。その後ウチでボードゲーム大会することになったので、適当に部屋を片付けたのだが、後になって気がつくとサントラがどこを探しても出てこない。あっれー? シスプリマスコットといいトレース式産廃物理論が効きっぱなしであり一体どこに行ってしまったんだ? この部屋、狭いながらも意外とものがなくなりやすい。いや、部屋のせいにしてはいかんな。ワタクシのずぼらな性格がそうさせるのだ。まあ忘れた頃にいずれ出てくるだろ。その伝で、昔突然ウルティマオンラインが出てきたこともあったしな。 自殺した男は、実は身元を詐称していたという話。面白すぎる。いつだったか、自分を孤児と信じて生きてきた男が実はアフリカのとある部族の王の末裔だったという話もあったが、小説でしかお目にかかれないであろう話がたまにはあるものね。この身元不明の人が一体誰だったのか果てしなく気になるね。続報が待たれるところだ。 「五輪の薔薇V」(リチャード・パリサー、ハヤカワ文庫NV)読了。 母メアリーは失意のうちに死んでいった。ジョンは母の遺した手記を読み、自分の出自、そして母子を絡め取る運命の源、遺言補足書にまつわる物語のあらましを知る。そして彼は決意した――母をこのような運命に追いやった悪意ある連中を必ずや追い詰め、正義を請求してやるのだ、と。しかしさしあたって彼は無一文の身、生きていくための方策を探して情け無用のロンドンを放浪するのでした、という話。 燃える展開になってまいりました。復讐を決意したジョン君の道のりはしかし決して平坦なものではなく、罠にはまって大ピンチなところで次巻に続く、となっている。続きが気になって仕方がない。 |