漂流者の日々第5部
異境迷走編
| 再出撃テレビデオ 7月31日 |
| ようやくまともな文章を書けるほどにはなってきた。相変わらず体熱いけど。 熱にうなされつつもはじめておねがい☆ツインズ鑑賞した。感動した。イイ話で締めると見せかけておいて公開フェラチオ、という流れが自然にすぎる。「秋桜の空に」の佐久間晴姫シナリオでの、スクール水着プレイへの持ち込み方並みに自然だった。つうわけで継続鑑賞するっぺれ、と思ったのだが困ったことにビデオ予約の空きがない。グリグリ、ステルヴィア、ムリョウ、SEED、カレイドスター、ドッコイダー、特撮+ナージャ、アトムの八件プラスD・Cを無理矢理録画というのが一週間のメニューでありどれも削れんよなあ。 こうしてリストアップしてみると、まるで僕がアニメオタクみたいですねハッハッハッ。さしあたり、窮余の一策としてテレビデオを再配置してみるか? テレビデオの予約六件を使うことができれば、ミルモとベルばらの時間帯重複問題も解決できる。「オスカルは頭に心臓がある」という姉の言葉を確かめるべく見始めたベルばらだが普通に面白いぜチックショウ。たしかにあんなんが王妃だったら革命も起きるわな。 とにかく、将来的にはHDD録画環境を揃えるしかないのだろうか。 「五輪の薔薇X」(チャールズ・パリサー、ハヤカワ文庫NV)読了。 ジョンはついに第二の遺言書を手に入れた。これこそ、ジョンが莫大な遺産、荘園の正当なる相続者をしめすものだった。しかしジョンは再びサイラス・クロウジャーに捕えられ、遺言書を焼かれてしまう。命までも奪われるところをすんでのところで回避、逆にクロウジャーは事故死を遂げた。遺言書は失われたが、莫大な遺産のために多くの人々が翻弄されてきたことを思えば、これでよかったのだ――ジョンはそう納得し、ロンドンにて自力で生計を立てていく道を模索し始める。しかしジョンを捕えていた運命はまだ彼を見放していなかった。意外なところから最後の敵が――! という話。 最後の敵が白川天星風にひょっこり出てきて驚いた。というか家系図が複雑すぎてもうわけわからん。物語に直接出てくる人間たちはともかく、過去の事件で出てくる登場人物たちは誰が誰やら。まあその辺は読み飛ばしでもなんとかなったけど。 とはいえ。五巻にわたる波乱万丈の物語は非常に面白かった。伏線を拾うためにもう一回頭から読み直したいところではある。時間ないけど。 |
| 熱のやまない夜 7月30日 |
| 昨日に引き続きどうしようもなく頭がふらふらする。熱もひかねえし視界もぼんやりするしなので今日の日記も休みでござる。どうせ書くことがない。しかし書くことがなくともとりあえず更新しておくのが生きている証。 |
| 空は待っている 7月29日 |
| 本日は脳が痛く病院で点滴を受けてきたので日記はお休みとしたい。寝る。 |
| 戻るべき場所へ 7月28日 |
| 今週のお仕事もヘビーな一週間になりそうだ。仕事やめたい。もしくは死にたい。 なんか最近精神的に追い詰められているというか高速道路を逆走してるというか、本気でよろしくない。精神科に舞い戻るときが来たのか。八年ぶりに。 宮城県北で相変わらず余震が続いているそうで。ワタクシの出身地であるところの岩手県南はせいぜい震度3どまりであるそうだが、心配だ。特に大叔父の墓の河童像がかしいでないかどうか非常に心配だ。帰省できるだけの長い夏休みを取れればいいんですけど。 |
| BIG-T! 7月27日 |
| イズミヤがクラブカード会員優待セールをやるというので自転車で繰り出してきた。夏物のシャツでも買うべか、と思っていたのだが、気がついたら購入したのは4LのTシャツでしたとさ。さすがに4Lサイズだと、裾でトランクスまで丸々隠せるぜ。 昨日はタイガースがボロ負けだった。どんだけ調子が良くても、一回ボロ負けしただけで「このまま連敗街道まっしぐらになってしまうんじゃないだろうか」と心配してしまうのがタイガースファンだよね。こんなに強くても、タイガース戦の観戦は常にスリリングだ。不思議。 そして今年はボロ負けしてもその翌日からいつもどおりにバカバカ打つので不思議。 ドッコイダー鑑賞。想像以上に面白いので先週の話を見逃したのはまことに残念。結局ナイターのせいでずれたんかなあ。そして次回放送は三週間後という話でありがっくり。休むなよ。 アバレ555と鑑賞し、相変わらず安定して面白いのであるが本日はナージャが非常に面白かったです。これはお子様に理解できる話なのか。やっぱ男ってバカだよねー。 スニーカー大賞向け投稿作品第一稿完成。完成までおおよそ二ヶ月であり、先月今月と仕事がクソタレ忙しかったことを考えればまあ悪い速度ではあるまい。真の問題は中身であるのだが。締め切りまで一ヶ月であり、推敲に時間をかけられるのはいいことだ。 |
| 炎の すごい たからもの 7月26日 |
| ワタクシの出身地付近であるところの宮城県北部に一日で震度6クラスの地震が四連発という事実には恐れおののくばかりである。マジかよ!? ニュースを見れば、死者こそ出ていないものの(よく出ねーな)倒壊した家屋やらひび割れたアスファルトやらいつまでたっても上がらない踏切やら、地震の爪痕は生々しい。おおお……このままではオレの生まれ故郷が199X年核の炎に包まれた大地といい勝負の荒野となってしまう! しかしオレに何ができるかといえば指くわえて見守っているのが関の山である。どうすればいいんだ。自然の力は恐ろしい。 気がついたらラブやん2巻が出ていたので買ってきた。田丸作品はゲラゲラ笑えるのでとても素晴らしい。特にジャモジさんとカズフサ母の不倫話は死ぬかと思った。 あと気がついたら鬼武者タクティクスが出ていたので買ってきた。再来週にスパロボD控えているというのに……。カプコンの鬼武者シリーズに連なる作品のはずなのだが、見た目とシステムがタクティクスオウガ風味。出自がよくわからない。ユニットが死んでもゲームから退場しない、ユニットの向きという概念がない等々、オウガよりややゆるいようではある。まあぼちぼちやってみる。 ガンダムSEED鑑賞。アンディ本当に生きてたよ! まあ結局、キラもイージスの自爆を根性で耐え抜いたということであったからには、同じくコーディーであるところのアンディが生きていても不思議ではない。こりゃニコルも生きてるかもな。コーディーなら生身でビームサーベル食らっても大丈夫、とか言い出しかねない。あとラストシーンがちょっと面白かった。アスランもカガリも負け犬ですか。 しかし、結局連邦もザフトも文字通りの殲滅を戦争の目的としてんのねえ。おおよそ文明人のやることとは思えんな。それともこれがこの世界の常識的な判断なのか。とすればアスハ代表が自爆したのもうなずけるな。我々の世界の価値観であれば、あの話のラストシーン、アスハ代表はあんな穏やかな表情ではなく、「爆発させる場所を間違えた」とでもいう顔をしているべきだ。 あとカレイドスター鑑賞。ユーリの裏切りで面白いことになってまいりました。今まで、基本的にはそこにいるだけの奴だったのに、こんなことたくらんでたのかよ。どうなりますやら。 |
| 立て、糞ケツの騎士よ 7月25日 |
| 本日は本社のほうの飲み会だったのだが、仕事が終わって会社を出られたのが10時過ぎ。かなしい。おまけに環状線に乗り換えようとしたら向こうから浴衣姿の女性がわさわさとやってきた。そういや天神祭の花火の日だっけ。最後に花火を見に行ったのはいつだったか。ますますかなしい。 脳の指令で動く車いす開発という話。イカす〜! というかガセネタじゃあねえだろうな。脳医学の権威アレクセイ・スビイノフ博士の意見を求めたいところである。しかしマジ話ならすごいよコレ。思ったとおりにメカを動かせるだなんて夢のようだ。 「ヴードゥー・キャデラック」(フレッド・ウィラード、文春文庫)読了。 CIAをリストラされた老スパイ、シラーが復讐作戦を編み出した。秘密工作をでっち上げ、CIAから資金を巻き上げるのだ。頭の悪い実業家をカモに、600万ドルをゲットする作戦は着々と進みつつあったが、やがてコトに関わる人間たちすべてが600万ドルを掠め取るべく独自に行動を開始しはじめ……という話。 バカだ! 超バカだよこの話! サイコー! 個人的には今年度最高傑作と言い切ってしまってもいいね。どうしようもないバカどもが繰り広げるコンゲームは、登場人物たちがあまりにもバカなので想像もつかない方向に転がるのだが、混沌きわまった話にもかかわらずそれほど破綻をきたしていない。すごーい。トレースシリーズに匹敵するギャグ連打も素晴らしい。電車で笑いをこらえ切れなかったのは久しぶりだ。周りに変な目で見られたことだろう。 「そのピーナツという男はきみのアパートに侵入して、なにも盗まなかったが、ベッドに小便を引っ掛けた。それはなぜだ?」 「おれを憎んでるんです」 「憎む理由があるのか?」 「やつの悪さを当局に通報したんで」 「で、服役した?」 「ええ、大将。ムショに入って、お稚児さんにされて、みんなにカマを掘られたんでさ」 シラーはさっと立ち上がり、ゴードンの顔を思い切り張った。ゴードンは唇を切り、床に倒れた。 「きさま寝小便を告白するのが嫌で、でたらめをいってるんだろう」 「ち、ちがうっすよ」ゴードンが憐れっぽい声を出す。 「夜尿症は病気だ。大人にもある。恥ずかしいことじゃない。子供じみた真似はよしてちゃんと話せ」 「寝小便なんかしてないっすよ」 |
| 虎党の鬼 7月24日 |
| GC「阪神タイガース2003年優勝記念モデル」発売という話。GC、なんとなく欲しいとは思いつつコレという欲しいソフトが特に思い当たらないので(ろくすっぽチェックしたためしがないということもあるのだが)今まで買わずにいたが、これは購入を決心させる最後の一押しになるかもしれない。こんなものすごい柄の家庭用ゲーム機なんて今後そうはでねえだろ、という一点だけでも買う価値はある。それにゲームボーイプレイヤーとかも欲しいしなあ。 「500年のトンネル」(スーザン・プライス、創元推理文庫)読了。 とある巨大企業FUPは時間の行き来を可能にする技術を開発、実用化に成功した。タイムチューブの行き先として選んだのは16世紀、イングランドとスコットランドの境界地帯だった。FUPの目的はこの16世紀から資源を搾取し、あるいは観光地として人を呼ぶといった金儲け。イングランド王とスコットランド王をだまくらかして辺境地帯の支配権を手に入れることには成功したが、もう一つ、この地帯を縄張りとする蛮族スターカームという問題があった。FUPは研究員の女性を送り込み、蛮族との友好関係を築こうとするが、とある事件をきっかけに雲行きが怪しくなり始め……という話。 複雑なパラドックスはなく、主眼は16世紀人と21世紀人の価値観の対立にある。16世紀の男と21世紀の女の恋も結局のところ価値観の相違により引き裂かれるあたり、なんとも物悲しいものである。あと蛮族連中が現代にやってきて大騒ぎするのがかなり愉快だ。 解説によると、この作品、本国では児童文学のカテゴリーに入るらしい。マジかよ。たしかにFUPの重役ウィンザーをはじめ出てくる登場人物は非常にわかりやすい性格をしているし、21世紀側の技術やらなんやらについてはかなり描写がぬるいところが散見される。大企業の極秘事業であるタイムチューブになんでホームレスの男が入れるのよ。しかしその割には15世紀側の描写がやったらリアルだ。SFというよりはファンタジーかな、と思って表紙を見てみたらファンタジーレーベルだった。ヌムム。今までSF文庫だと信じ込んでいた。 |
| 怒りの辿り着く場所 7月23日 |
| 今朝はアホみたいに雨が降っていて参った。特に灘駅で降りた直後の雨足はすさまじく、六甲山が土砂崩れ起こしやしないだろうなと心配してしまうほどだった。いらぬ心配だとは思うが、ニュースで長崎のアレを見せられるとねえ。死体が海まで流れたってどういうことよ。宝川内地方とやらが海からどれだけの距離があるのか知らないが、ニュースで見る限りだと見るからに山の中であり海のそばとは思えないぞ。自然の力は恐ろしい。 The地球防衛軍、掲示板での指摘どおりスナイパーライフルを使ってみたら、これがまたアホみたいに強い。巨大アリからマザーシップまでこれ一本でいけるじゃん! ますます武器選択の重要性が薄まってきた。オレの今までの苦労は日曜学校程度だったのか。クソッ。もはや狩られているのは人類ではなく、侵略軍だな。あまりにも強いのでワタクシ「Time to Hunt! Time to Hunt!」とマウスChuマウスのフシで歌いつつ戦っております。Time to Hunt♪ ねえ教えて〜今度の獲物はなんなの〜♪ 既にビデオ予約八件がフルに詰まっているのだが、よく見ればグリーングリーンと曜日が違うだけで局も時間も一緒だ、という事実に気づいたのでダ・カーポもエアチェックしてみることにした。のだが今日見てみたら何故か競馬番組が映っていた。ナイターのせいで時間がずれ込んだらしい。お、おのれー! サンテレビということを忘れておったわ! しかしこの間のカレイドスターといい、阪神線中継の結果であるので怒りに振り上げたこの拳を下ろす場所がない。今日も家に帰ってテレビつけたらちょうど沖原がサヨナラヒット打ったしなあ。強いぜ阪神。 |
| 混ぜるな危険 柿の種野郎ハンドブック 7月22日 |
調子出ない。体が重いのでさっさと帰ってくるつもりだったがなんだかんだで帰宅九時であり、昨日イズミヤカナートで買ってきた柿の種をボリボリ食らいつ、書くネタねえなあとか思いつつ日記を書いている次第である。天下茶屋のイズミヤカナートは柿の種100%を常備している素晴らしいスーパーだ。表側に書かれた20%増量という文句もまた頼もしい。普通であればせいぜいピーナツ増量とかいうニーズを見誤った見当はずれの売り文句が書いてありブチ切れ寸前になるものであるが。政治家諸氏には柿の種オンリーを各店に常備することを義務付ける法律なり条例なりを作っていただきたい。クソッ。この俺にもっと力があったならば、柿の種とピーナッツを混ぜるような奴を片っ端から処刑してやるのになあ。という考えは危険思想ですか。 グリーングリーン鑑賞。バッチグーの変態ぶりがより壮絶になっているような気がいたします。俺達にできないことをあっさりやってのける、そこに痺れるがあこがれない。 |
| 奴らは群れでやってくる 7月21日 |
| The地球防衛軍、さしあたりノーマルレベルでクリアした。最後のほうはアリとUFOと歩行戦車がものすごい勢いで押し寄せてくる絶望的な戦いが続いたが、こっちも火炎放射器というアホみたいに強力な武器をもって対抗、たった一人で地球侵略群を追い返すことに成功した。ミッションによる武器の使い分けが必要とはいうけれど、火炎放射器とロケランさえあればなんとかなるな。宇宙怪獣だってもう怖くない。火炎放射器でUFOを打ち落とすというのはなにやら違和感を感じないでもないが。でも乗り物がどうしようもなく弱いからなー。乗り物の弱さは生身の主人公の強さを引き立てる演出ではないのかと思えるくらいだ。 クリアしたとはいっても、全25ミッションが難易度五レベルに分かれており、そのレベルのうちの一つをクリアしたに過ぎない。さしあたり最低レベルのイージーレベルから順番にクリアしていこう。難易度が低い上に、ゲットした武器を使えるからかなり楽だ。特に、おびえ惑う人々の群れを火炎放射で焼き尽くすのは面白すぎる。ゲハハハハー! これはソニーチェック的に大丈夫なのか。 最近ニュースで阪神特集が結構組まれるようになっている。やっぱり虎ファンはいまだに優勝を確信できずにいるらしい。これが長年の負け犬根性という奴か。最近阪神が優勝を逃したといえば92年の話だが、年配のファンは73年、巨人に九連覇を許した年のことを思い出すらしい。最後の二試合で一試合でも引き分ければ優勝、という状態からニ連敗したんですと。実に阪神らしいエピソードですね。 |
| 報われぬ血を流せ 7月19日〜7月20日 |
| ほうぼうで評判のいいThe地球防衛軍、買ってきた。評判どおり面白いねコレ。プレイヤーは地球防衛軍の軍人となって宇宙からの侵略者と一人で渡り合うのだ。超巨大アリがものすごい勢いで群れを成して迫ってくる様子はド迫力というか生理的嫌悪感をもよおされるほどなのだが、これを戦車でどかんどかんとぶっ飛ばすのは気分爽快。結局のところもっとも頼れるのはアサルトライフルのような気もするが。これさえあれば巨大アリも空飛ぶ円盤もイチコロさ。というか戦車とかヘリとかバイクとか扱いづらすぎる。特に、ヘリに乗ろうとしてビームを集中され、飛び立つ前に破壊された時は泣いた。でも戦車で逃げ惑う市民を轢き殺すのは本当に楽しいですね。一人で侵略者と戦わされてるんだ、これくらいの役得がないとやってらんないよねー。 なんだかんだでノーマルレベルで21面までクリアした。レベルはコレより上にハード、ハーデスト、インフェルノとありかなり楽しめそうな具合である。これで2000円はお得にすぎますわね。 あとイエローサブマリンでイラクお尋ね者トランプを発見購入。コレでオレも「ちょっとイラク戦争に参加してきました」と言い張れるぜ。 HDD集会、今回はボンドファイトの後いつも通りのキャリバー2大会。やっとキリクの棒の使い方がわかってきた。もうアスタロスも怖くないぞ。 ガンダムSEED、EDに一話遅れてOPも変わった。やはりナタルさん、敵に回るのね。OPの絵、強化人間とアズラエルに囲まれてナタルブチ切れ寸前だと思われる。 カレイドスター、相変わらず安定している。九月からDVD発売だそうであるので、キングゲイナーの次はコレを買うことになるだろう。これは手元においておく価値がある。 555。琢磨さんがどんどんヘボくなっていく……! 誰か彼を助けてあげて! あとドッコイダーの録画をミスった。なんでヴァイスクロイツが撮れてるのよう。 |
| みんな誰かを愛してる 7月18日 |
| 今週は体調的に芳しくない苦しい一週間だった。特に週後半は肩が凝ってたまらんかった。頭に血がまわらねェーッ。人の肩にとりつく妖怪カタグルマのせいだな。三連休はとにかく入念に風呂に入り血行をよくすることに専念しよう。年取ったなあ…… 三連休の予定は皆無。そろそろ野望の箱を誰かに見せびらかしたいもんだが。 西部警察が特番の後さらに連ドラになるんですと。こいつはけっこう気になるぜ。学生ン時に埼玉の弟の家に転がり込んで西部警察パート3の再放送を見て、そのトンチキアクションぶりに度肝を抜かれたもんです。ゆえに新作にもリアリティクソ食らえの破天荒な内容を期待したい。車のボンネットからマシンガンが出てくるとか、マフラーから火を噴いて車を加速させるとか。 |
| 確実にわかっているのは何なのか? 7月17日 |
| なんだか今週は体がひたすらだるいぞ。生あくびがとまらねえ。週末は三連休だから力いっぱいぐったりしよう。ぐったり。 「闇に問いかける男」(トマス・H・クック、文春文庫)読了。 公園で十二歳の少女が殺害された。公園の下水管に住み、公園で遊ぶ少女たちの姿をスケッチしていたもの静かな若いホームレスが容疑者として拘留されたものの、若者は頑として犯行を認めようとしない。釈放までのタイムリミットはあと十一時間。それまでに決定的な証拠を発見すべく、ニューヨーク市警刑事たちは最後の尋問を行い、最後の調査を行うのだが……という話。 舞台設定の地味さゆえに話の真ん中あたりまで猛烈に地味な展開で、つまらなくはないもののこのままで大丈夫かと思っていたら、意外な方向から事件解決の糸口のようなものが見えてきて一気に盛り上がったので驚いた。その盛り上がりと事件のオチがほとんど無関係ってのがやや肩透かしではあったが、まあこれはこれでアリかなあとは思った。物語の底に流れるのは、この世では必ずしも因果応報という法則が正しく働くわけではないという不条理感だ。ブラントやピアースが、自分の追いかけていたもの、発見したものがなんだったのか真の意味を知らないままに死んでいくというのはあまりにもむなしいが、しかし人生ってこういうものだよね。神ならざる身には、手元のピースがパズルのどこにはまるのか知りえないのだ。 でもこの話ってオチだけ取り出したらひどい話だよなー。チェスタトン「見えない男」的初歩的トリックというか……。いやまあでも人生とはこういうものだ。So it goes. |
| 朝飯前という名の苦行 7月16日 |
| 偶然見たあるある大辞典にほだされて、先々週から朝飯を食べるようにしているんですよ。パン一個とかコンビニのおにぎり一個とかその程度の量だけど。久々に朝飯を食う習慣を取り戻して早十日ほどになるのだが、思うのは「朝飯を食うのがこんなにつらいことだったろうか」ということだ。とにかく、食えない。いつもなら二口三口で食べられるものが全然飲み込めない。牛乳と一緒に摂取してなんとか押し込める程度である。社会人になって一年くらいは、朝飯をきっちり苦もなく食べられたんだがなあ。なんで朝からこんなに苦しまなければならないのだろう。容易な仕事をして「こんなの朝飯前」というが、俺にとっては朝飯を食うのは非常な忍耐を要する難事だ。なにもかも、年を取ったのが悪いのか。 「五番目のコード」(D・M・ディヴァイン、現代教養文庫) ケンバラで高校の女教師が夜道で襲われ、殺されかけるという事件がおきた。幸い襲撃は未遂に終わり、女教師はたいした怪我を負うこともなかったが、現場には棺の絵が書き込まれたカードが残されていた。その後やがて地元の医師の病床の妻が絞め殺されるという事件がおき、そこにもまた棺の絵のカードが残されていた。新聞記者ビールドは殺人犯の嫌疑をかけられながら、連続殺人の謎を追いかけるのだが……という話。 しがないストッキング売りのアレクサンダー・ボナパルトさんがひどい目に遭う某クリスティ作品のようなミッシング・リンクものである。一見不特定多数を狙っているとしか思えない犯人の真の目的はなにか、というのが肝だが、ぱっとしないできだ。一ひねり加えてあるのは確かだが、その一ひねりが作品としての面白さに寄与していないように思える。ちょっと期待はずれだったかな…… |