漂流者の日々第5部

異境迷走編


コキュートスの河童

9月30日

 今朝はクソタレ寒くて目がさめた。つい昨日まで大阪で寝起きしていた人間にはこたえる寒さであり午前六時半には起床していた。ここはコキュートスかっつうの。

 姉が娘を連れてうちに来ていた。一才三ヶ月だって。先天的に食道が狭くて病院通いをしているという話を聞いていたのだが、実際に会ってみたら普通に元気そうだった。姉と相談した結果、オレの事は「おじさま」と呼ばせよう、という教育方針で一致した。気分はカリオストロ伯爵だぜ。

 朝早く目がさめて少々暇だったので、墓地まで歩いていってみた。以下にいくつかデジカメで撮影した墓地の写真を乗っけてみる。もし仮に、写真のどこかにありえない人の顔とかが写っているとすれば、それはおそらく電子の妖精さんです。気にしないで下さい。



 庭から撮影。うちは墓地に近く、この丘を越えればもう墓だらけである。丘の上に小さく見える民家は、一応我が家の隣家という事になる。間を遮る家が一つもない以上、隣の家と呼ばざるを得ない。
 で、墓地の中で異彩を放つのが我が大叔父の墓。





 ワタクシがはじめてこの像を見たときどれだけビビったか、この写真で理解いただけるものと思う。どっからどう見ても、座禅を組んでいる河童だ。異彩放ちすぎである。一体、ウチ以外の人たちがこの像を見て何を思っているのだろう。あまり想像したくない。この墓に入れば、死後も河童が相手をしてくれるわけだが、この特典を大叔父があの世で喜んでいるかどうかは疑問の余地がある。
 あと、帰りにうちの裏山を通ってみたら、謎の石碑群を発見した。



 こんなん前からあったっけかなあ。とはいえ誰かがこんなものを最近作ったとは思えないので、たぶん前からあったんだろう。地元の人間のかなり古い墓なのだろうと思われる。
仙台県を吹く冷たい風

9月29日

 本日より二週間、日記を仙台県一関市よりお届けいたします。

 実家に帰る時のおみやげといえば赤福、生八橋、神戸プリンで超安定であるのだが、それぞれ伊勢、京都、神戸のおみやげものであり、ワタクシ大阪在住の割には考え物である。というわけで今回は阪神タイガース猛虎焼なるものを買ってみた。人形焼の見た目がタイガースマークになってる奴。というか新大阪駅のお土産コーナーはあまりにタイガース関連商品が多いので神戸プリンを探し出すのに苦労した。ともあれこれでやっと大阪らしいみやげ物を買って帰れるぜ、と思ったもののよく考えてみれば阪神甲子園球場は兵庫県西宮市に存在するのであり正確にはコレ大阪土産とはいえんよなあ、と新幹線に乗ってから気がついた。ま、別にいいけどね。

 青森行き新幹線はやてにうまいこと乗られれば新大阪一ノ関間を五時間で突き抜けられるらしいのだが、本日は乗換えが悪く東京駅で45分も待たされた。新幹線に六時間も乗りつづけていると舌噛んで死にたくなりますね。GBAのスパロボDを携帯していったのは正解だった。福島あたりでバッテリー切れに陥ったけど。大阪の下宿を出たのが11時だったのに到着したら18時。すでに日は暮れ、猛烈に冷たい風が吹いていた。自宅ではすでに石油ストーブをたいていた。風邪ぶり返しそう。二週間後にまた新幹線六時間の旅をしなければならないかと思うと滅入るなや。帰りは東京のどこかで一泊しようかな。

 自宅の端末を調べてみたところ、セレロン333MHZとでた。HDDは3G。姉の嫁ぎ先から譲ってもらった片落ち品らしいからな。おまけにいまだADSLサービスの届かない地なのでダイヤルアップ接続。こいつは辛いぜ。しかしマブラヴをインストールしてみたら、入った。ぜんぜん使われてねえじゃんこの端末! しかし動くかどうかは怪しいので明日にでも動作させてみる。ただ、前面にUSB接続口がついているのはポイント1。デジカメの画像を端末に取り込むことはできるようなので、明日にでも河童の写真をお届けできる事だろう。画像処理用のソフトをダウンロードできればの話だが。この端末、20K程度の画像を出すのにも時間かかるのよねえ。

「ピカデリーの殺人」(アントニィ・バークリー、創元推理文庫)読了。
 ピカデリーホテルのラウンジで休憩していたチタウィック氏は、とあるテーブルで男と老婆が話し合っているのを眺めていた。少し席をはずした後戻ってくると、男の姿はなく、老婆は眠りこけていた。不審に思ったチタウィック氏が老婆をゆすってみると、老婆は席から崩れ落ちた。老婆は毒を盛られ死んでいたのだ……という話。
 なんか、バークリーにしては普通の作品だな。バークリー作品は常に独特なテーマをもって作品を書いていると思うのだが、コレはどのようなテーマに挑戦しようとしたのか、ちょっとよくわからない。さほど面白いとは思わなかった。残念。

「ロシア・ソビエトSF傑作集・下」(創元SF文庫)読了。
 なぜか下のほうから先に読んでしまった。こっちのほうはマッドサイエンティストもので編んでいる模様。戦前作品ばかりであり、SFの黎明期らしい作品ばかりで結構面白かったです。個人的ベストは「髑髏蛾」。秘境探検ものでありSFちゃうやんけ、という気もするが、まあそれはそれ。
プリンセス・デンジャー・ナージャ

9月28日

 朝目が覚めたらえらい熱で動けなかった。這いずって風邪薬を飲んだのが効いたのか、夕方頃には動けるようになってきたが。この調子なら、多分明日は田舎に帰ることができるだろう。午前中に病院行ってこようっと。
 朝六時半くらいに目が覚めたもんで、朝のABCを生で鑑賞した。555の今後の展開が全然読めなくなってきたのも面白いのだが、しかし特筆すべきはナージャが今ユカイなことになっており目が離せないということだ。「ローズマリーがブローチを奪ってナージャに成りすます」というこの間西京極互助会会合で狂兄貴先輩と話していた今後の展開予測そのものでありどうなりますやら。

 マザボ交換後のマイPCは順調に稼動している。一番驚いたのは、なぜかADSLの回線速度が7Mをはじき出したことだ。前の2倍の速度なんだがどういうこと? マザボ交換して正解だったようだな。
 あとデジカメの使い方を大体理解した。以下にワタクシの室内のオブジェクトをテスト撮影。上は野望の箱、下は宇宙ベッドのロゴ。宇宙ベッドは全体像を撮りたかったのだがうまいこと枠内に収まらなかったので断念。


 ガンダムSEEDファイト結果発表。優勝は正解数九個というハイスコアをたたき出したove250様に決定いたしました! ついては1/100バスターガンダムを発送致したく思うのでメールください。同率首位、なんてことにならずに良かったわ。もう一個1/100バスターガンダムを調達するのは至難の業だろうから。
決着SEEDファイト

9月27日

 ええと、本来ならガンダムSEEDファイトの結果発表をしなければならないのですが、裕天先輩を呼んでマザーボードの交換をしたところ結構な時間になりかつ鼻水が出るわ体が熱いわ、なので明日に持ち越させていただきます。寝なきゃ。今日も昼一時くらいまで寝てたんですけどね。こんな調子で月曜日に田舎に帰ることができるんだろうか。
 あとデジカメ買った。これで河童の撮影ができるぜ、と宣言しておこう。
十勝を吹く冷たい風

9月26日

 相変わらず風邪気味だ。昨晩十一時くらいには寝たはずなのに、目が覚めたら翌日午後一時半だった。ちょっと自分でも驚いた。

 北海道で震度六の地震がおきたそうで。今回津波がすごいよな。一番高いところでも一メートルちょっとというからにはあまり大したことないのか、と思っていたが被害映像を見ると結構ひどいことになってますね。岸壁に船がきれいに乗っかっていたり、とか。川の水が逆流していくのもちょとしたスペクタクルだ。大自然の力は恐ろしいのう。
 あと地震のおかげで原監督辞任のニュースが完全に食われてますね。これが昨年の日本一監督の末路かと思うとなかなか悲惨でござるな。

 食料買うついでにジュンク堂まで足を伸ばしたら、ハヤカワミステリ復刊フェアコーナーができていた。熟慮の末、「アデスタを吹く冷たい風」「悪魔とベン・フランクリン」「旅人の首」「死の序曲」と購入。もうちょい欲しいものもあったんだが、とりあえず後回しにする。アデスタを入手できたという一点だけでかなり満足だ。なにしろ復刊アンケートで二回連続一位をとるくらいだ、よほど面白いに違いない。それだけ復刊希望があるんだったら普通に刷れよ、とも思うが。ハヤカワも冷たい風に吹かれているのだろう。不況はいやですねえ。
 あと文庫のほうで「マローン御難」の改訳版が出ていたがこちらは回避。ハヤカワミステリのほうで読んでるので。とはいっても話の内容をまったく覚えていないが。ライスのマローンものは、出版されているものに関しては「暴徒裁判」「我が王国は霊柩車」に至るまで全部読んでいるはずなのだが、今思い起こしてみると話の内容を何一つ覚えていないから不思議。
一メートル級の大物

9月25日

 よく考えてみれば、昨日は会社の健康診断の日だったのに、すっかり度忘れしていた。ぬかったーッ。なにが「綿密な予定の策定」かッ。さっそく失点一。大失敗。あと本日は熱が出てきたので困った。今日もさっさと寝るべ。頭が痛い。

 東京でレッドドワーフ号完全ガイドを発見したので購入、読書中。2000円というからてっきりハードカバーだと思っていたのだが、実は京極作品風味に厚い新書サイズだった。しかし値段にたがわず内容がみっしり詰まっているため、全部読み終えるのにもうちょい時間がかかりそうだ。リマーが命の電話の話し相手を務めたら、一日のしかも午前中だけで五人を自殺させた(うち一人は間違い電話)というエピソードは何回聞いても読んでも笑えるなあ。本国版と吹き替え版の違いも詳細に記されているのだが、日本版にするにあたってかなりの改変を加えてるのねえ。リスターはかつて川に捨てられたコンドームを釣るのを趣味とし、一メートル級の大物も釣り上げたことがあると告白する話とか。こういうジョークを平気で流すBBCはなかなかすごいと思った。
アタック・オブ・キラー・スコップ

9月24日

 ヤンキースが地区優勝を決めたというニュースが流れた。なんでもメジャーでは日本のビールかけのようなものとしてシャンペンをかけあうのだという。その名もシャンペンファイト。まるで世界最強のシャンペンを決めるかのごときステキなネーミングだ。日本も単にビールかけなんていわずステキな名前をつければいいのにね。

 ままにょにょ、暇つぶしのつもりで始めたんだが、アリスソフトのゲームの例に漏れず中毒性が高くて困った。レベル24でキャラは36名。とはいえ先は長い、というか終わりがねえんだよなコレ。止まらない。おかげでシスプリをすすめる時間がない。現在、鞠絵の攻略に失敗してがっくりしてるところでもありやる気が起きぬ。なんとかせねば……

 ダ・カーポ鑑賞。ビビりの眞子が映画に13金を選んだのは、むしろ正解といえよう。水夏なんて見てたらそれこそ一生のトラウマになりかねんぞ。スコップで妻と娘の頭を叩き割るような恐ろしい映画なんじゃろなあ。
 そーいや、田舎に帰っている間ビデオに何を撮らせるか、きっちり計画を立てておく必要があるな。さすがにキャプチャー機能のために端末を二週間上げっぱなしにしておくなんてできないものね。
実り多き引きこもり生活の実現のために

9月23日

 555鑑賞。巧君がオルフェノクに!? おーもーしーろーすーぎーるー。ま、これまでの伏線を色々考えてみれば、当然の帰結ともいえるが、それにしても驚いた。今後の展開が全然読めないんですけどどうなってしまうのカシラ?
 ナージャ鑑賞。人間が持ち合わせる邪悪というものがぶつかりあうステキな話だった。さすがナージャ、命がかかっていると本領発揮だな。そしてビアンコロッソがその上手を行くというステキぶり。「ナージャは人が良すぎる」ってあなたの目は節穴ですよシルヴィさん。まことに残念なことに次回予告だけ撮り損ねていたのだが、なんだかローズマリー登場との噂。この宿命の対決はちょっと目が離せない。「なめんじゃあねえッ! このローズマリーの精神テンションはアップルフィールド孤児院の時代に逆戻りしている! 悪逆! 残忍! その私がナージャを倒すッ!」てな展開を希望したい。

 さて、明日から一ヶ月にわたる引きこもり生活が始まるわけであるからして、ある程度指針を明らかにしておきたい。綿密な予定の策定と明確な目的意識こそ、引きこもり生活をより実り多きものにする、成功に導くための鍵である。引きこもり生活四年の実績を持つこのオレをなめるなよ。
 まず、9月29日から10月13日の二週間の間、田舎に帰る。14日からは旅行に誘われているので、関西に戻ってきてそちらに参加する。で、その後は下宿にて引きこもり続けるものとする。
 田舎に帰る前にやっておくべきことはいくつかある。最優先事項はデジカメを購入すること。この帰郷のチャンスを逃せば、我が大叔父の墓の前に鎮座する河童像の写真を撮影する機会は伸びてしまうだろう。これはちょっとホームページに乗せておきたい。あと、田舎に帰ったときに退屈せずに済むように、ハヤカワミステリ復刊フェアの本で欲しい奴を買い込み、あとゲームをいくつか持って帰る。この機会にマブラヴに手をつけるかね? 東京に行ったとき五十嵐さんがやたらと「タケルちゃんにはわからないよ!」とか連呼していたのでなんか洗脳された。口癖になりそうだ。とはいえゲームやってないのにそのようなことを口走るのは、原作見てないのにスパロボに出てきたという理由だけで死ねよやー死ねよやー言いたくる頭の悪い中学生も同然であるので、そろそろプレイしとくべきであろ。実家のマシンでちゃんと動くのかあまり自信がないが。ま、マブラヴがだめでも、すでにままにょにょを調達したので悩むことはあるまい。あとあくまで努力目標ではあるが、田舎に帰るまでにシスプリ2日記にケリをつけたいね。実家ではゲームプレイしつつキーボード叩くのは少々難しいので。
 それから、いつでもいいのでマイPCをなんとかする。段々、起動時の動作が前のビデオカードのときと同じになってきた。どうやら、抜本的な対策を講じるときが来たようだ。マザーボードを叩き割るとか。いっそCPUもパワーアップすべか。
 んで、ひきこもっている間に投稿作品を一つ仕上げよう。これも努力目標ではあるが、一応ネタはできている。
おまえもか! おまえも妹萌えなのか!?

9月22日

 東京旅行一日目二日目の記録は既に「最近の日記」のほうに入れております。

 三日目。朝起きて、妙にぐったりと疲れている自分に気づく。あれれ。四年前は四日ぐらい遊び歩いても結構元気だったよな。年は取りたくねえなあチックショウ。
 この日は五十嵐さんと二人で町田のオタク系の店を渡り歩いてみた。五十嵐さんは相変わらず可愛いなあチックショウ。バッグに詰め込んで大阪に持って帰ろうかと思ったくらいだが、ワタクシのバッグはそこまで大きくないので断念。冗談はともかく、五十嵐さんみたいな彼女が欲しいというのが偽らざる心境である。
 あと彼女にゾンビ屋れい子単行本を買わせることに成功した。この作品はとても素晴らしいので人に広く勧めるべきなのだ。
 そして夕方に新幹線に乗って関西に帰還。大阪もやっぱり寒かった。

 SEED鑑賞。すごい勢いで人が死に始めた。高塚君に「今週はたくさん人が死んだらしいよ」とだけ教えられていたのでかなりドキドキものだったのだが、なんとかディアッカは生き残っているようだ。あと一話、なんとか生き残ってくれよ。
 カレイドスター鑑賞。先週の鉄球押し返し特訓もすごかったが今回の丸太で特訓もすげえなあ。グランドキャニオンにあんな訓練場があっただなんて! 一体誰が作ったのだろう。あと次回予告見る限りまるで最終回みたいな勢いなんだが、本当に三クール目に突入するのか?
 ドッコイダー鑑賞。妹LOVEでドッコイ。噂どおり、すごかった。今回は名言が多すぎだな。
「草冠に明るいと書いて萌え!」
「健全な男の人がこんなゲーム(註:シスプリ)やるわけないし……」
「おまえもか! おまえも妹萌えなのか!?」
「一緒に遊んだり一緒にお風呂に入ったり雷が怖くて一緒に寝る妹がそんなに好きなのか!?」
 マロンフラワー先生、アンタ男の中の男や。これからは「先生」という敬称をつけて呼ばねばなるまい。あとやはりタンポポが許せんとわかった。シスプリプレイしてなにが悪いかッ。

 さすがにかったるいので日曜の録画物鑑賞は明日にする。さっさと寝よう。
キテレツ地獄を作るナリ

9月21日

 いつものように町田の伯母さん宅に泊めてもらったのだが、伯母さん宅ではなんかの衛星放送を受信していた。朝から時代劇チャンネルが流れていたので、強制的に見せられることになった。なぜかその日は田村正和特集をやっていた。ワタクシ田村正和の時代劇は見たことが無かったので、気がついたらのめりこむように見ていた。中でもユカイだったのは「若さま侍捕物帖」という奴。若さまと侍という単語を組みあわせている時点でかなり面白いのだが、田村正和がべらんめえ口調でしゃべるのも不気味で愉快だった。古畑任三郎がなぜか時代劇に出てる、という感じ。田村正和はなにをやらせても田村正和でかっこいいですね。

 この日は秋葉原に行ってみた。あいかわらずの雨ではあったが、一杯人がいた。東京組の三人は口をそろえて「秋葉原は衰退の一途を辿っている」と言っていたが、ワタクシの目からだと、秋葉原はやっぱり日本橋より巨大で、繁栄しているように見える。つまり、以前はもっと栄えていたということか。やっぱり大阪は東京に勝てねえなあ、と思った。自販機で普通にドクターペッパーが売ってあるような場所に、どうして勝つことができる。
 あと、やっぱり秋葉原にもバスターガンダム1/100は見当たらなかった。あまりまじめに探したわけでもないのだが、東京砂漠はディアッカに冷たいらしい。
 あとあと、「あとでみんなで揃ってみてくれ」とシスプリ前夜祭DVDを刹那さんに買い与えてみた。お返しにワタクシはくるみ実写とりぜるまいんの一話が入ったDVDをもらいました。これがオレたちの友情だ。

 あとはマクドに行ったり晩飯にインドカレー屋に行ったりして、ひたすら話し込んだ。めったに会わない間柄でありながら、ひとたび話し込むとネタが次から次へとわいてくるので不思議。特に高塚君と話していると気がついたらいつの間にかキン肉マンネタになっているのも不思議。こっちも調子に乗って「18年前のタイガース優勝時に道頓堀に投げ込まれたカーネルサンダースは、いまだに道頓堀の底でネプチューンマスクを持って、タイガースを優勝に導いてくれる人を待ち続けているんだ」とか教えてみた。多分、この面子で集まれば、肉ネタとガンダムネタとゲームネタで永遠に話し続けることができるだろう。
東京暗黒祇園祭

9月20日

 そもそも、「町田に行こう」と思いついたのはつい先週の話だ。まあ、なんか、唐突に、連休だし久しぶりに行ってみっかなあと思ったのである。よく考えてみれば東京に行くのは四年ぶり。前回行った時は、果てしなく続き出口の見えなかった就職活動に挫折しての傷心旅行だったっけ。どうもオレは人生に挫折しかけると無性に東京に行きたくなるらしい。

 久しぶりに降り立った東京は、暗黒祇園祭の真っ最中だった。台風はまだ南のほうだから影響はないだろう、と踏んでいたのだが、すごい勢いで雨は降るやら風は吹くやら。新宿駅は構内まで水溜りができていた。
 集合時間よりも結構早くついたので、とりあえず歌舞伎町方面にでもいってみるべ、と歩き始めたのだが、まずいつまでたっても地下から脱出できない。やっとのことで地下から脱出したら、見覚えはあるものの明らかに歌舞伎町ではない場所に出た。オレはこのまま永遠にさまよえる東北人になってしまうんじゃろうかと猛烈に不安になったのだが、やっとのことで歌舞伎町に出ることに成功した。さすがに四年前に一度来たきりの場所は覚えてねえな。

 で、その歌舞伎町で五十嵐さん、刹那さん、高塚君と合流し、早速カラオケに向かう。連れて行かれた先のカラオケ屋は、Σシステムなるカラオケが置いてあった。全部で十種類くらいの機種が使える奴で、ハイパージョイからセガカラからX2000から、果てはU-KARAやらGIGAまでカバーしている優れもので、特にStanding Aloneがあったのは驚いた。横山光輝三国志のフェンスオブディフェンスの曲三曲がすべて揃っているカラオケ屋に生きてまみえることができようとは、望外の喜びだ。さらにアニソン専用の曲目冊子が独立しており、もとのアニメの画像の有無までしっかり書いてある。つうわけでVガンとかXとかの画像を楽しむことができました。OPアニメをそのまま使っている簡単なものではあるが、画像が出ると楽しいね。ガンダムXのOP画像、今改めて見直すと異常にかっこいいなーと思った。特に、月と漂流するXとを背景に立ち尽くすジャミルが出てくるカットは、痺れた。本放送で見ていたときにはどうとも思わなかったのに、不思議。まあ本放送時ワタクシは大学一回、アンドロ羊の面白さも理解できぬ若輩者だったからな。
 とにかく、このシステムは気合が入りすぎだ。10月以降Bカラとlavcaにも対応するそうで、そこまでいったら究極無敵のカラオケシステム誕生である。問題は、Σシステムなんて大阪ではとんと見かけたことがない、ということだが。どっかにあるんだろうか。

 その後焼肉屋で晩飯を食った。その時ついでに新宿ビル火災の跡地を見せてもらった。こんなクソタレ狭いビルに40人以上の人間が入っていたとは驚きだ。そりゃ死ぬわ。
愛を探す旅

9月19日

 PCにためしにもとのビデオカードを挿しなおしてみたが、やっぱりピーといった。このマザーボード、ビデオカードを徐々に破壊していってるんじゃないだろうな。

 さて、諸般の事情によりワタクシ、10月末まで休職することと相成りました。いろいろなことがあったんだ。というわけで明日から早速失踪し、愛を探す旅に出ようかと思います。いや、自分の意思で姿を消すときは失跡だったっけ? とにかく、次回の日記更新は月曜日か火曜日ということで。
英雄の条件

9月18日

 FAKEが手詰まり状態なので……久々にレーシングラグーン引っ張り出してみた……
 だがやっぱり横浜ダークネスGP……どうしても勝てない……
 今のオレには何一つドラマを追えないのか……
 裏バベルも手詰まりだし……
 冗談じゃねえ……
 ここで詰まって早一年……
 誰か……横浜ダークネスGP……オレの代わりに走ってくれないかな……

 イギリスにスーパーヒーロー登場という話。イカす! 痺れるッ! あこがれる〜! これぞ男の生き様であろ。
ミスターハシモトのジュードー・キック

9月17日

 最近、端末起動時必ず一回は以前のようにピーといって何の反応も示さないようになった。真犯人はマザーボードか! 叩き割ったるぞこの野郎とか思ったが諸事情により現在緊縮財政モードに入りつつあり極力出費を抑えたいところなので、だましだまし使っていくしかない。以前のビデオカード挿しなおしたら普通に立ち上がるようになってたりして。

 録画しておいたグリーングリーンを鑑賞しようと思ったら、星野監督優勝インタビューが映っていた。優勝の日だしやむをえんな。
 ダ・カーポのほうは録画できていた。実は西京極互助会会合の際KBSで見てはいたのだが、大騒ぎしながら見たもんで話の内容が全然理解できなかったのです。見直して、やっと理解できた。「音夢がプラス、さくらがマイナスの波紋を流す! 純一の心臓にかかる負担はプラスマイナスゼロ!」という話だった。さすがにニクールやるとなれば、展開も緩やかですね。このまま全員分のシナリオを消化するつもりなんだろうな。

「秘められた伝言」(ロバート・ゴダード、講談社文庫)読了。
 ランス・ブラッドリーは幼馴染の友人ループの捜索を、ループの姉から依頼された。久しく音信普通だったのだが、それでも続いていた生活資金振込みがつい最近途切れたというのだ。ループが勤めているロンドンの海運会社に行ってみると、ループは最近東京に派遣された後、当地から辞職を出してきたのだという。彼の足取りを追ううち、ランスはループがある事件を追っているのだということに気づく。すなわち、一九六三年にイギリスをゆるがせた大列車強盗事件だ。強盗チームの一味で情報役を請け負い、見事当局の手から逃げおおせた男、スティーヴン・タウンリーの足跡をループは追いかけているらしかった。ループを追い、ランスはロンドンからベルリン、東京、関西、サンフランシスコとついに世界を一周し、最後に戻ってきたロンドンで、ランスは、とんでもない真相を発見する……という話。
 クソタレおもしろい! ゴダード作品は概して背景となる事件がでかすぎると失敗作になる、という特徴がある。今回は大列車強盗となかなか微妙なところをついてきたな、と思って読み進めていったら最後の最後でドでかいのがきたよ! そしてうまいこと着地させている。ゴダード作品中でも傑作に入るだろう。
 途中主人公は日本に寄るんだが、日本に関する描写も大きな間違いは見受けられず、しっかり取材してるなあと感じた。解説の人が指摘するように、東京のビジネスマンが写真で一目見て「これは二条城だ」と断言するのはたしかに不自然かもしれないが、二条城の近所に住んでいたことのあるワタクシに言わせてもらえば、一度二条城を見たことがある人間ならさほど難しいことではないのではないか。作中で、南東側から写真を取っていると書いてある。南東側といえばクソタレ広い堀川通りと、独特な立地にある駐車場がある。これはかなり特徴的だ。そもそも町のど真ん中に城が建っているだなんて、そうそう見られるものではない。
 しかしそれにしても、海外ミステリの、しかもゴダード作品にワタクシの通った同志社大今出川キャンパスが出てくるとは、感激以外の何者でもない。生きているとこんなユカイなこともあるのねえ。関西でランスが辿った道筋に関してはワタクシ、ツアーが組めましてよ。京都駅→二条城→同志社大今出川キャンパス→京都御所→京都市左京区(作中では市外に出たと書いてあるが、たとえゴダードといえど京都市左京区のヤケクソな広さについて正確な知識を持っているかといわれれば疑問の余地がある)→芦屋。つうかマジで誰か行かないか? この日記を読んでいて、かつゴダードファンで、あと車の免許持ってる人。メールくれれば応じまっせ。
奥手の変態

9月16日

 祝・阪神優勝。ということで本日は帰り道、阪神電車に乗ってみた。とはいっても胴上げの瞬間から丸一日、興奮は既に冷め切っており、中吊り広告に阪神優勝&優勝セールの広告が下がっている以外はいつもの阪神電車と変わりなかった。まあ、当然ではある。今阪神電車に巨人帽被って乗ったら神になれるかも、とほのかな期待を抱いていたのだが、今ならむしろ阪神ファンの慈愛と憐憫の心をもって大目に見られそうな気がした。阪神ファンにだって雅量はあるはずだ。狂兄貴先輩もOKI先輩も侍ジャイアンツは好きだといってたし。
 しかしまあ、昨晩から優勝特番を色々見たけど、阪神ファンというのはなんか違うな。若者から老人まで分け隔てなく大騒ぎできる、というか。まさしく大阪の神ですな。20年周期の阪神優勝の瞬間に、大阪ど真ん中に居合わせたというのは、仙台県民のワタクシとしてはある意味僥倖でござる。

 おねがい☆ツインズ鑑賞。結論としては、「ミーナがプラス、カレンがマイナスの波紋を流す! マイクの心臓にかかる負担はプラスマイナスゼロ!」ということでよろしいか。最後の腕組みシーンは、つまりそういうことなのだろう。このバランスが崩れることがすなわち恋愛同盟の崩壊に繋がるわけであり、ほっといたら風呂場で殺し合い始めそうだなオイ。銃と剣ならスパイクとビシャスかな。あるいは勢いあまってミーナがカレンを風呂場で絞め殺してしまい、悩みに悩んだ挙句アトムハートファーザーに目覚めて第一話からの時間を永遠に繰り返す、とか。
 この間の西京極互助会の会合ではこの作品不評であったが、個人的には「恋愛同盟」という単語が出てきた時点で胸の中に長く留め置かれるであろう作品だね。作品タイトルは忘れても恋愛同盟という単語は忘れるまい。