漂流者の日々第6部

失業研究編


正義の鉄拳90年パンチ

1月15日

 調子が悪い。風邪でも引いたか。というわけで本日の日記はニュースの引用で誤魔化すものとする。実に素晴らしいニュースタイトルだ。 
サヤエンドウ・カラテ

1月14日

 メイプルカラーズ、卯月あむクリア。ミニゲームもすべてクリアした今、残るはトリに取っておいた葵未来シナリオのみ。エロゲの全キャラクリアするのはずいぶん久しぶりのような気が……

「キャプテン・ジャック・ゾディアック」(マイクル・カンデル、早川文庫HM)読了。
 久しぶりに再読。えーと、この話のあらすじを正確に書ける奴なんているのかね? 端的に言うならば、環境破壊とモラルの低下とでハチャメチャになった未来社会をスラップスティックに描いた作品ということになるのだろうが、作品自体がハチャメチャなのでなんといったものやら。ほとんど芝生モンスターのことしか覚えていなかったのだが、再読してみてサヤエンドウ型宇宙人の謎マーシャルアーツとかパワーマンとか深層冥界下りとか、くだらねえネタたくさんあったよなあ、と色々思い出してみた。しかし「デコイの男」と連続でイロモノ作品を読むのは脳が壊れそうになるので次はまともな作品を読もう。でも最近こういうイロモノ作品、少なくなったよなあ。早川も九十年代中盤までは「パパの原発」とか「フリーゾーン大混戦」とか頑張ってたのに。
明日に別れの接吻を

1月13日

 最近普通に十二時間睡眠を取るようになった。寝過ぎだ。

「デコイの男」(リチャード・ホイト、早川文庫HM)読了。
 私立探偵デンスンの元にやってきた依頼人は同業者の女性、パメラだった。デンスンの故郷にいるらしい娼婦殺しの犯人捜査に力を貸して欲しい、という依頼を受けてデンスンは故郷に戻る。しかし犯人の正体を突き止めても何故かパメラは無関心。この依頼には何か裏があるらしいのだが……という話。
 話の確信となる謎がよくわからないという根本的な問題があるように思われる。そこんところが作者のならいなのだろうが、試みが成功しているとは言い難い。でもホイト作品だしなあ。どこか脱輪した話なんだろうということは予想済みだったのでそれほどの失望感はない。
難波の七人

1月11日〜1月12日

 まだまだディスガイアプレイ中。クリアしてからもうしばらくたつのだがいまだにやることがなくならねえーッ。プリエを仲間にしたらアイテム界のより深いところにまで潜っていけるようにはなったが、最下層にたどり着くにはさらなるレベル上げが必要の模様。もうすぐファントムブレイブが発売されるが、そっちには手を出さない方が賢明のような気がしてきた。

 アホみたいに混んでいる難波に七名で集合してのHDD集会。今回はキャリバー大会は行われず、全般的にだべり倒しだった。あとBSでアメリカのチーズケーキ特集の番組を見てみんなで盛り上がってみたりした。アメリカ人はチーズケーキを作るのも豪快ですね。久しぶりに食いたいなあ。とはいえ人から「また太った?」とか言われたので食いすぎには気をつけなくちゃな。

 555鑑賞。琢磨さんがまたへたれた。彼は最終回を生き残ることができるのだろうか。オルフェノクの王、そして木場との決着があるだろうのでこのままフェイドアウトしそうな気もするが、でもなにもなしで消えていくのも寂しい話。しょーもない死に方するのかなあ。
 ナージャ鑑賞。すごい勢いでヘルマン包囲網が狭まってきた。爆弾破裂しまくりですね。あとロッソビアンコは超萌えると思った。奴らは面白すぎだ。
テンス・デイ・ワンダー

1月10日

 本日は十日戎であり、戎神社めがけて東西南北区から人が押しかけてくる日である。文字通り東西南北なのだ――北は難波、南は新今宮、東は地下鉄恵美須町駅、西は地下鉄大国町駅というように。混雑が予想されるので昼間は自宅にこもり、日没後カレイドスターを鑑賞してから日本橋方面に向かったのだが、夕方七時を過ぎても猛烈に人が混んでいたので驚いた。阪神高速の高架下あたりから人がみっしりとあふれかえっている。車で三メートル突っ込めばすぐに1000ヒットコンボできそうな勢いだ。おかげで、難波方面へ向かうためにワタクシは大幅な迂回ルートを取ることを強いられた。木津の市場のあたりなどものすごい勢いで駐車違反の車の列が並んでおり、かなり苦労させられた。おまえらそんなに十日戎が好きかァァ――ッ!! 普段は信心のシの字もないくせに。オレは神頼みという言葉が世の中で四十八番目くらいに嫌いなんだよ。この世に神がいるのなら、人が京都タワーなどという醜悪なものを建てるのをお許しになられるはずがない。神の雷によってとっくの昔に破壊されているはずだ。本日は黙っておうちにこもっておけば良かった。チェッ。

 グラヴィオンツヴァイ第一話鑑賞。さしあたり、今後を期待させるに十分な出来だった。特にサンドマン様のかっこよさにムダに磨きがかかっていたのは、いい。スタッフはわかっているようだ。というかグラヴィオンってサンドマンのかけ声がないと合体不能なのかよ。第二期に入って初めて知ったこの事実。相変わらずジェイデッカーとガオガイガーを足して二で割った外見をしているが、かっこいいなあ。

 ちょっと興味を引かれたニュース。見出しを見た時は「UFOキャッチャーベイビー!?」と思った。 
人呼んでウハウハザブーン

1月9日

 別に今日は日記につけるようなことなかったね、ということで映画ネタでもふってみる。まことに残念なことに関東圏のみの放映らしいが、本日深夜テレ東で「史上最悪のボートレース ウハウハザブーン」なるタイトルの映画をやるらしい。ウハウハザブーン! ものすげえ気になる邦題だ! なんでもビデオ版は別タイトルだそうで、何故かTV放映版のみこのようなイカした題が付けられているらしい。クソッ。なにがウハウハでなにがザブーンなんだ。そして謎の単語を二つ繋げてますます謎めいている「ウハウハザブーン」。想像もつかねえぜ。どんなだ。
戎神社の恐い人

1月8日

 新春グラヴィオン祭り完了。最終回には、グラヴィオンの技がすべて聞かない最強の敵が出てきた。すべてがわかったウッソ・エヴィン! この敵にグラヴィオンがボコられて第二期に続くというわけだな! とか思っていたらサンドマンがどこからともなく最強兵器を持ち出してグラヴィオンに与え、敵を倒して終了。だった。変にまとまってしまっていた。どうせ話を完結させる気がないのなら思い切り中途半端なところで話を切って第二期へのヒキにすればいいのに。ビッグオーやゴーダンナーみたいに。
 第一期を全部見てわかったことは、第二期から見始めてもさほど問題はないだろうということだった。そんなのありかよ。ま、予習したことは決してムダではないと思うけど。そこそこ面白かったし。人に大声で勧めるほどじゃあないが、面白い。空中でメカが合体するのは燃えるよねー、という人は是非。あとサンドマンスティック、オレも欲しいなあ。

 自転車で南海沿線を駆け抜けようとしたら、準備中の出店ですっかり埋め尽くされていた。年が明けるとすぐ十日戎ですものね。
 テレビを見ていたら、ニュースで戎神社が取り上げられていた。と、キャスターが突然「戎神社にこわいカメラマンが行ってます」と発言した。怖いカメラマンてなんだー! そして怖いカメラマンを戎神社に送り込むその意図はなんなんだ、とか思っていたら字幕で「小合カメラマン」と出た。う〜ん早とちり。きっと子供の頃から恐い恐いとからかわれていたんんだろうな。
逆回転分身魔球

1月7日

 メイプルカラーズ、桃井葉子クリア。サブヒロインという立場上あまり話は盛り上がらなかったが、なかなか可愛らしい眼鏡ッ娘であったのでまあよしとする。それより特筆すべきは、やっとミニゲームを全種クリアできたということだ。一周目、死ぬほど苦労したという教訓を生かし二周目はミニゲームのレベルをイージーで始めたのだが、それでも死ぬほど難しい。特に強敵だったのはピッチャーの投げる球を打ち返すもの。初めのうちは普通の球を投げてくるのだが、ゲームが進むに連れて消える魔球、分身魔球、そして分身しかつ消える魔球を投げ分けてくるので全然対応できない。あと消えて分身して逆戻りする魔球とか。クソっ! 高校女子ソフトボール部ピッチャーの分際で! でも童夢君は小学生で消える魔球と分身魔球を投げ分けたよな。ムググ。まあそれでも努力に努力を重ねた末、なんとかピッチャーを打ち崩すことに成功した。ゲハハー。この情熱をもう少し建設的なことにぶつけるべきだと思わないでもない。
 今度発売されるファンディスクにはパワーアップしたミニゲームもあるらしい。心を引かれる。

 MEZZO鑑賞。広川太一郎は無敵だ! と思った。
月が闇を照らす時 伝説が空を舞う

1月6日

 予習をかねて、新春一人グラヴィオン祭りを敢行してみた。さしあたり第一話から第八話まで鑑賞、そこそこ面白い。と思った。決して悪くはない。というか五体合体ロボは燃える。そしてロボの手足にそれぞれパイロットが乗るというのも燃える。ロケットパンチを打つ時は乗っているパイロットごと飛ばすというダンガイオー方式も燃える。アレはムチ打ちどころかGに押しつぶされてデ・ソヤ神父大佐のごとくペースト化してしまうと思うんだがなあ。あと主人公が足に乗るというのがちょっと斬新だと思った。なんで足やねん。
 曲の方は知っていたが、画像付きでOPを見るのも初めてだ。ほとんど第一話の使い回しだというのに、まるでOPのために作ったようなムービーになっているという不気味な完成度を誇っているので不思議。ものすごい出来のいいマッドムービーを見ているかのようだ。
 結論としては、まずまず面白いんで見る価値はあるのではないか、というところだ。以前に見た大張監督作品が餓狼伝説2、という期待の低さが良かったのかも知れないが。

 昼間にBS2を見ていたらアニメ三銃士の再放送に出くわした。懐かしい。しかし見ていて何に一番驚いたかというと、コンスタンスがカテジナさんそっくりだという点だ。金髪……ロングヘアー……赤いカチューシャ……ドレス着用……ギャワー! 生き別れの双子のようにうり二つだッ! 放映後十数年を閲して初めて明らかになった驚愕の事実にワタクシはビビるより他になかった。恐ろしい……

 スコーピオンというコカコーラの飲料を購入、飲んでみた。ドクターペッパーを炭酸強めにしたような、確かに妙な味ではある。しかし、ニトロンという悪魔の飲料を知ってしまった今となっては、この程度日曜学校ほどにしか思えない。缶の表面には眠気をすっきりさせるという効用が説明されているが、これを飲むよりニトロンを数滴手の甲にすり込む方が効くと思うヨ。
おねがい☆スクライド

1月5日

 本日は一般的に休み明け、仕事始めであり鬱屈きわまりない日であるのだが、ワタクシにとっては関係ない。無職だから! 喜んだものか悲しんだものか。しかし去年の年始は、よもや来年を無職で迎えるだなんて思ってもみなかったよなあ。これから先どうなるやら。

 しかしその割に、日本橋とらのあなの同人売り場に行ってみるとアホみたいに混んでいた。正月休みの期間より明らかに人が多いのは何故なんだ。お年玉もらった高校生どもなんかなあ。まあ冬コミ直後だしかき入れ時ってのはわかるけど。
不完全な真空

1月4日

 天王寺方面をぷらりぷらりと歩いてきた。たしかに青空カラオケ屋台復活してるなあ、とか思いつつ本屋に寄ると、ビル・ネイピアの新刊が並んでいたので思わず購入してしまった。ビル・ネイピアと言われてピンと来る人はそういないとは思うが、個人的に忘れがたいケッ作「天空の劫罰」の作者である。ロシアの政権を奪取したジリノフスキーが西側諸国に小惑星落としを仕掛けるという作品で、そのトンデモぶりに心奪われつつも続編出るほど一般には受け入れられないだろうなあ、と思っていたのだが、続編出ましたよオイ。あらすじを読むと今回の作品は「マンハッタン計画に関わっていた科学者ペトロシアンが、真空からエネルギーを抽出して超高性能爆弾を作る方法を遺していた」という風であるらしく、十分にトンデモ話っぽい。期待。って岡山で買ってきた古本まだほとんど手を着けてないんだがなあ。

 その後唐突にジャイアントロボのビデオを発掘して鑑賞した。六年前に二重ダビングしたビデオだけに画質がかなり落ちていたが、鑑賞に堪えないほどではなかった。しかし何をどう考えても、アンチシズマドライブが三つ揃った時に初めてメッセージが出る、というお茶目を仕掛けたフォーグラーが悪いよなあ。そりゃエマニュエル兄さんも勘違いするわ。
日本版ブレッシントン計画

1月3日

 テレビをつけたらKBSでゴーダンナーの再放送を流していた。こりゃいいね。きたるべき第二部に向けて一通りおさらいするというのは悪いことではない。ついでにグラヴィオン第一部も流してくんねえかなあ。サンテレビだけど。改めて見直すと再発見することがあって、第一話で病院送りにされる檜山ボイスの兄ちゃんのキャラクター名が「光司鉄也」ということを初めて知った。コウジにテツヤってまた直球勝負な名前だな。兄弟がおったらダイスケって名前なのだろうな。

「真の京都通」を認定するというニュース。オレが欲しいのはこれの大阪版だよ! しかしまあ寺社仏閣の名前やら歴史やら名産品やらの知識を問うものであって、パルナスのCMやグランシャトー、モロゾフのプリンカップといった知識を試すようなものではないのだろうな。まあとにかくこれは是非とも経過を注意深く見守りたい。この検定がメジャーになれば試験用の参考書とか出るだろうから、それを読めばオレだってにわか京都通になれるだろう。地域の総合的な知識を培うための決定版になるんじゃないカシラ?

 お年寄りが餅を食って喉に詰まらせた、という正月の風物詩ともいえるニュース。「窒息死」という単語は新春の季語として使えるんじゃないのだろうか。で、気になるのは千葉県で三件集中している点である。今まで考えたこともなかったが、地域によって喉に詰まりやすい餅とか詰まりにくい餅とかあるのではないのだろうか。餅米の質とか、餅に合わせる材料によって差が出てくる可能性は十分に考えられる。千葉県のことだから餅に落花生でも混ぜているのかも。この地域差について調べるのは意義のあることだ、と思う――老人介護に疲れた家族の方々にとっても。老齢学協会のブレッシントン計画の一環として誰か調べてくれないかなあ。
四つ橋一人珍走団

1月2日

 延期にしていた四つ橋筋爆走ツアーを行ってきた。悪天候というやむを得ざる理由のために、本来年末に行うところを年始に延ばしたのだが、やっぱり年始だと人出が多いね。四つ橋にたどり着くまでは結構な人出で、一昨年の末に四つ橋爆走ツアーを行った時より明らかに多かった。そこから北、ビジネス街に入るとさすがに人がいなかったのだが、堂島ジュンク堂で折り返して御堂筋を降りると本町を過ぎたあたりで人が出てきた。難波神社とかあるからなあ。なんであんな大阪ど真ん中に神社があるんだ。心斎橋あたりではもう腐るような人出であり回避ルートを通るしかなかった。やはり、無人のビジネス街を走り抜けるのは年末の方がよろしいようですね。今年はゆめゆめ間違えないようにしたい。
 ついでに、ヴィレッジバンガードの住所を調べてアメ村にちょっと寄ってみたのだが、それらしき店は見つからなかった。アメ村のヴィレッジバンガードも無くなってるの? いつになったらライフリセットニトロンを入手できるんだ。
特別料理

1月1日

 本日は元旦であるものの、初詣に行くでもなくおうちでじっとしていた。正月イコールめでたいと考える風潮にはノーだ、という中学生的思考からワタクシはいまだに逃げ出せずにいます。近年はつまらないつまらないといわれる年末年始の特番のなかから少しでも面白いものを見つけ出すという行為に熱中しており、つまりずーっとテレビばっかり見ている。昔コレクターユイの正月特番を見逃したことをいまだにトラウマとして引きずっているのかなあ。
 まあしかしせっかくだから正月料理は食っておかねばな。イクラ丼でも食べに行こうカシラ。

 ポストをチェックすると、知らない人からの年賀状が来ていた。誰だ!?

「九時から五時までの男」(スタンリイ・エリン、早川文庫HM)読了。
 名手エリンの短編十編を集めた短編集。こりゃ面白い。高齢化社会問題の解決法を提示する「ブレッシントン計画」、死刑執行人が跡継ぎの息子に心得を説く「倅の質問」、九時から五時までスーツ姿でつとめるキースラー氏の秘密の仕事を描く表題作「九時から五時までの男」等々傑作揃いであるが個人的に心に残ったのは「ロバート」「いつまでもねんねえじゃいられない」。人間心理の機微を事細かに描く筆力は恐ろしく人の心に迫ってくるものがある。