Write or Die

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鮎の中の混沌

10月31日〜11月1日

 ザ・スニーカー新刊を読んだ。巻頭特集はハルヒであり、「長門有希の100冊」なるお薦め書籍のコーナーが組まれていた。チェックしてみたところ、オレが読了済みの本はうち27冊だった。惨敗である。おのれーッ。たとえ宇宙人とは言え見た目16才の小娘に読書量で負けるとはッ。しかもダーコーヴァー年代記とかデュマレストサーガとか一体どこから見つけてきたんだ。君はこの世界に出現してから一年も経ってないんじゃないのか? 古本屋せこせこ回ってんのかなあ。そしてシリーズの最後の方が未訳という事実を突きつけられてがっかりしてんのかなあ。まあ長門のことだ、統合情報体にアクセスするとかなんとかして未訳の本を一人で読んでしまっているという可能性はあり得る。勝手に和訳して同人誌にしてコミケで売ったらぼろ儲けじゃぜ?
 あとバークリー作品のみ二冊入れているという趣味の良さには拍手せざるを得ない。しかも最上階の殺人を挙げるとはな。長門にあのオチ理解できたんだろうか。

 西京極に遊びに行った。カレイドスターOVAを持って行って鑑賞する。集まった6人中3人までがカレイドスターを見たことないというので、この作品のすばらしさを説き、そして幻の大技のための鉄球特訓の話を見せつけた。その甲斐あって3人ともカレイドスターに興味を持ってくれたようだ。よしよし。
 翌日は比叡山に紅葉を見に行こうという話になったのだが、残念ながら時期的にやや早かったようで、一部鮮やかに色づいているところもあるもののまだまだ樹木は緑色だった。残念。というわけで比叡山ドライブウェイを突き抜けて湖西に出て、浮御堂を見てきた。琵琶湖の水面の上にお堂が立てられている、というもので、なにやら不思議な眺めだった。なんでこんな不思議なものを立てたんだろう。建築難易度的には投入堂よりはるかに簡単だろうけど。
 その後橋を渡って湖東に抜け、鮎家の郷なる物産店のような店に行ってきた。鮎を昆布で巻いたあゆ巻なる食物をメインに、近江地方の郷土食品を取りそろえている店だった。が、まず注目すべきは外観だ。車道からはまず、七色の鮎の像を頭頂部にしつらえた看板がものすごく目立つ。駐車場に車を止め店に近づいてみれば、店の前の噴水にも鮎の像が乱舞している。空を振り仰げば鯱のような要領で屋根に金色の鮎が踊っている、という具合。店内も妙な賑やかな雰囲気に包まれていて、それはもうおかしいのである。「鮎」をモチーフに「混沌」という主題を表現してみせた、とでも言えばいいのか。しかしトンチキな店の割には客がたくさん入っていた。商品がかなり揃っているしなんでもかんでも試食できるし、たしかに客たくさん来るよな、という具合の店内ではあるのだが。
 あと噂の近江特産赤いコンニャクを初めて見た。コンニャクのくせに赤い!

 帰り道、葬儀の話題が飛び出した。この間ワタクシの祖父を葬った際は入棺→火葬→通夜→葬儀→法事、という順番で儀式を行ったのだが、それを話すと狂兄貴先輩エンジェリック冥夜ー先輩ともどもに怪訝な顔をされた。普通、通夜をして最後のお別れをしてから火葬するんじゃないのか、と。そういうもんなのか? まず最初に遺体を焼くのってウチの田舎だけ? 謎だ。この件、このページの読者諸兄に広く意見を集めたい。自分の地元ではどのような手順で葬儀を行うのか、差し支えなければ掲示板に書いていただけないでしょうか? あと他の地域にはないであろう儀式があったらその辺も。葬儀の際に弔問客にうどん食わせるとか。

八阪井三千人氏を讃える頌歌

10月30日

過醒の人を刺すためだけに
生まれてきたと言いきれる
カムヒア ダイターン槍 ダイターン槍
刺すぞ刺すぞ てごわいぞ
過醒の人を殺す以外の価値観認めない
”貴様らに私の気持ちがわかるか”
ダイターン槍
さようなら。

 大阪でも既に店頭に出ている模様。ま、当サイトは決して公式サイトとはならず今まで通りに運営していく予定ですがね。僕の名前はアレクセイ北小松ですから!

 一日中雨が降っていたので、おうちにこもり続けていた。どこにも行けないので内職したり逆転裁判2やったり(カタカタカタカタ)録画物を鑑賞したり。ジャスティライザー、あの超すごい丸鋸メカがやっと来週再登場らしい。個人的には毎週一回丸鋸アタックを見せて頂きたいものですが。

 明日は京都で遊んでくるので次の日記更新は月曜になるかと思われます。

食い倒れの都ナンバマー

10月29日

 本屋に行ったらファファード&グレイ・マウザーシリーズ新版が出ていたので購入した。かつて出ていた奴は読んだこと無いが、それでも他の文庫の巻末広告で名前は聞き及んでいた。どんなんじゃろと思いつつ、気がついたら絶版になっていた。というわけでこの際手をつけてみようと考えたのでした。
 あと今更ながら「あなたの人生の物語」を買ってきた。読むぞ読むぞ。

 東京から来た方と一緒に晩飯食べに、夜に難波に出向いてきた。その方、大阪に何度か来てるけどお好み焼きを食べてない、ということでお好み焼き屋に向かう。ま、大阪だったら石を投げればお好み焼き屋に当たる、という具合なのだが、念のために昨日からリサーチして店を決めておいた。ダ・オーレの中にある呑喜帆亭というお好み焼き屋である。店頭にイカリングの入ったお好み焼きの写真を飾ってあったのが決め手だった。というわけでそこに行き、アーリーアメリカンなるお好み焼きを食ってみた。フランクフルト、ベーコン、芋等を具に配したという代物で、注文した時はどんなものか想像もつかなかったのだが、食ってみると意外にうまかった。中身がみっしり詰まって予想外に分量があり、お腹一杯になったけど。二人で二枚注文したのだが、見た目ちっこい割にものすごく胃に溜まる。コストパフォーマンス的には勝ったと言える。他にも妙なお好み焼きがあるみたいだし、いずれ別の人を誘って行ってみよう。

胸につけてるマークはH

10月28日

 ダイヤモンドシティが北花田に本日開店、という話を聞いた。少々興味があったのだが開店セールに参加するのは見送ることにした。近所といっても堺市じゃあ自転車で気軽に行くというわけにはいかねえしなあ。片道一時間くらいかかるかな? 地下鉄乗っていくのもなんだし。どんな店なんだか気にはなるのでいずれ行ってみようとは思うのだが。道連れにする適当な人がいないんだよな……

 サヴァイブが最終回。てっきり二年目に突入するのかとも思っていたが、ちょっと余剰が出ただけだったみたいですね。一年間楽しませていただいた。毎週見てたわけでもないのだが。もうちょっとまじめに見ときゃよかった。最強死刑囚襲来編あたりは毎週見てたんですけど。感動の最終回、ではあったのだがサヴァイブ人そんなタイミングで出てくんなよと思った。あとハワードのHネックレスはちょっと欲しいと思った。おまえリマーか。
 秋のアニメが始まって既に一ヶ月になるわけだが、当方せいぜいガンダムと舞Himeしか見ていない。あとシノブ伝。10月頭に田舎帰ったことでスタートダッシュでこけたのが原因だろうな。やる気が失せた。実家は岩手と宮城のテレビ局が両方映るのだが、どっちも驚愕するほどアニメやってなかったし。人はアニメを見なくても生きていけるのだと痛感した。つうか同じ日本でどうしてこんなに格差があるかなあ。そりゃまあウチは、年がら年中アヌビスの門開きっぱなしで電波も届かないような田舎ですけどォ。かなしい。あんななんにもない所に生まれ育っておきながら、なんでオレはオタクになってしまったのだろう。

陸ホッケー

10月27日

 震度6の余震って無茶苦茶ですね。各局取材陣がカメラで写しているだけに、恐怖が伝わってくる。復旧中の新幹線が揺れるだなんて、見てるだけで恐すぎる。おまけに中東では邦人がまた捕まったらしいしもうクソミソだ。こんだけ災難が続くと、数日後にアルカイダが東京にアタックをかけてきても不思議ではない。いつになったら平穏な日が戻るのやら。
 午後からテレビは新潟地震直後行方不明になっていた母子三人の救出劇の中継一色になっていた。子供が生きていたのはいい話だが、各局全てが同じ中継を流すのはやや参った。ちちんぷいぷいを鑑賞するのが平日午後の楽しみだというのに。こんな時頼るのはやっぱりテレビ大阪じゃよねー、と思ってチャンネルを回したらテレビ大阪でも中継をやっていた。ちょうどニュースの時間だったらしい。仕方がないので教育テレビで流していた埼玉対奈良の女子ホッケーの試合をぼけ〜っと眺めていた。オリンピックの時も観戦したのだが、アイスでないホッケーってのは、なんつうか不思議なもんですね。腰痛そう。

まるで鉄人がゴミのようだ!

10月26日

 一日中の雨。ずっと家に閉じこめられたのだが、odio青年から今大阪に来ているから相手してくれ、という電話をもらったので家に上げた。
 適当に雑談した後、鉄人28号の対戦をやってみた。対戦時はオプションとして視点をどこにおくか選べるのだが、俯瞰でやってみる。一画面に最大四体のロボを全部入れるという視点だ。こりゃ正太郎君の位置を考えなくていいから結構楽だ、と思っていたのだが、そうでもなかった。このゲーム、殴られたロボはものすごい距離を吹っ飛んでいくので、全てを一画面に収めようと思うとものすごい上空にカメラを置かねばならないのだ。正太郎視点だとあんなに巨大に見えた鉄人がゴミのように見える。大変だ。
 あとズバットの最初の一話を見せた。odio君はおもしろがっていたようなので安心した。あまりにもズバットを見過ぎると、第一話程度では何とも思わなくなっちゃうのよねえ。自分の感受性は一般的なソレからかけ離れてしまっているのだろうか、と思わずにはいられない。

天災が 忘れぬうちに やってきた

10月25日

 全国ニュースでは新潟中越地震の被害を伝えてるし、ローカルニュースでは近畿北部の台風被害を伝えてるし、NHKのニュースは天災づくしである。なんつうか、地震の災禍のあまりのひどさに、ついこの間台風でかなりの犠牲者が出たということを忘れてしまいそうである。豊岡あたりも新潟に負けず劣らずひどいことになってるんだがなあ。普段なら天気ニュースで今日の気温が出るところなのに、観測所がやられたのか、表示されない。もちろん新潟の復興も大事ではあるが、近畿北部の惨状ももっと全国的に流してほしいもんですね。全てのボランティアが新潟に流れる、なんてことがなければいいんだが。考えすぎ?

 日本シリーズ、西武が勝った。ヤンキースとレッドソックスのリーグ優勝決定戦の時も思ったが、勝負の行方が第七戦まで持ち込まれるという燃える展開になっておきながら、その第七戦、一方のチームが序盤に得点を入れて大量リード、という展開になると猛烈にがっくり来ますね。観戦意欲が失せる。というわけでテレビ中継は序盤と優勝決定の瞬間しか見なかった。ここまで結構面白い勝負をしてきたとは思うが、今日の試合だけは面白くなかったと言わざるを得ない。去年の第七戦も序盤にダイエーが大量リードしてがっかりしたよな、ということを思い出した。はあ。とにかく、これで今年のプロ野球もおしまいだ。来年はどんなことになりますやら。

ハマーズマジック

10月24日

 昨晩、祐天先輩とだいごろう氏ににさらわれて、くら寿司に回転寿司を食いに行ってきた。しかし、何故回転寿司というものは、おなか一杯になった時にもあまり量を食ってないような気がするのか。ライスとネタを別々に、たとえば刺身をどんぶり飯で食うようなスタイルにしたらもっと入るんじゃ、と思うのは僕だけですか。一度、先に十皿くらい取ってネタをバラして、二十貫分の米ってのはどの程度の量なのかこの目で確かめてみるのもいいかもしれない。
 ……そういう風に想像してみると結構な量になりそうだなあ。人を無意識のうちに満腹に追い込む。くら寿司のキャラクター名をとって、ハマーズマジックとでも命名すべきか。ドナルドマジックに似たようなもんだ。

 時が経つにつれ、新潟中越地震の被害の様相が明らかになってきている。ポワロとマープルが延期されるのもやむなしか。新幹線が脱線したのはびっくりした。新幹線は開業以来脱線したことがない、というのもびっくりしたけど。日本の新幹線は優秀だ。
 電気ガス電話水道とライフラインもずたずたらしい。おっそろしい話じゃのう。いずれ南海東南海地震がやって来るという噂の大阪に住んでいる身としては、この光景をよく覚えておかねばなるまい。いざというとき困らないようにしなきゃ。そなえよ常に、というやつだ。助けてそなえもーん!(そなえられません)

地震キャンセル

10月23日

 デスティニーを見ていたら、途中で報道特別番組に切り替わった。始まる直前に新潟震度6の地震を知らせるテロップが出ていたので、こんなことになるんじゃないかと内心思ってはいたけど。まあ震度6だったら通常番組やってる場合じゃないよな、と思いつつテレビ大阪にチャンネルを合わせたら、ごく普通に通常番組をやっていたので安心した。テレビ大阪はこうでなくちゃ、と思っていたらABCと関テレも通常番組を流していた。ええんか。
 しかし震度6強が連発とは災難ですね。最近でかい地震が多いなあ。大阪に住んでいる身としてはあまり他人事ではない。地震のニュースを見るたび非常用の備えをしておくべきだ、と思いつやり過ごしてしまうのよねえ。せめて懐中電灯とラジオは手元に置いておくべきなのだと思うけど。
 大阪でも震度1が観測されたそうだが、気づかなんだ。先の地震の時も「震度4ってこんなもんじゃろか」と思ったものだが、このマンション結構地震に強いのか? よく考えれば築何年なのかも知らない。調べておこうっと。

カーへの扉

10月22日

 これまで日記に書いていなかったのだが、現在ワタクシの住んでいるマンションの玄関には櫓が組まれている。放火された駐輪場を修復するため、何故かかなり巨大な工事用の足場を築いているのだ。葬儀を終えて田舎から帰ってきた時、マンションが変なことになっていてびっくりしたもんだ。しばらく工事を続けており、櫓はまだ組まれたままながら、修復はほとんど終わりかけているようで、駐輪場内部はすっかりペンキも塗り替えられ、放火があった痕跡はすっかり消え失せている。よかったよかった。
 しかし最近近所で工事が多いのは困る。マンション正面の新マンション建築は着々と進んでいるし、どうもマンション裏手でもなんかやってるらしくトンテンカントンテンカンと聞こえてくるし、どういうわけか電気工事や水道工事もやっている。俺を発狂させるつもりか。幸い最近は窓を密閉していてもなんの問題もなく過ごせるので、さほど苦ではないけれど。

 本屋に行って文庫のコーナーをうろついていたら、妙な書籍を発見した。グレートミステリーズと題したシリーズが発刊されており、内容はどうやら黄金時代のミステリ作家十人の代表作を出すというものらしい。ちょっと前集英社文庫で出ていた乱歩が選ぶベスト10、にノリは似ている模様。出版社は嶋中文庫。初めて聞いた。もちろんカーも入っているんだろうな、と思いつつカバー折り返しを調べてみると、あった。作品は皇帝の嗅ぎ煙草入れ。ケェェーッ! 皇帝はカーの代表作じゃあねえって何人ものカーファンが言ってるだろうが! これをカーの代表作と断じるのは、夏への扉を読んで「ハインラインてこんな作風なんだ」と考えるような危険性がある。あるいはアンドロ羊を読んで「ディックって(以下略)。火刑法廷とか三つの棺とかニューゲイトの花嫁とか出してみろや、と思いつつ本をあちこち見ていたら、どうもこのシリーズ、1960年に中央公論社で出したシリーズを文庫落ちさせたらしい。う〜ん。そんな昔ならやむを得ないか。まだ江戸川乱歩先生ご存命の頃だし。乱歩先生、海外ミステリの紹介に尽力したその功績は大ながら、功績が巨大故に、その時紹介されなかったものは長いこと日の目を見られない羽目に陥る、という状況を作りだしているからな。乱歩先生が悪いんじゃなく、乱歩先生以外に匹敵するような人間がいなかったのが悪いんだろうけど。でもカーのベストに帽子収集狂事件を推すのはどうかと思いますよ?

ロゼッタの すごい スーパーモード

10月21日

 台風が通り抜けていった。ここでもすごい雨が降ったりすごい風が吹いたりしたが、しかし結局の所は大阪平野の真ん中だ、たいしたことにはならなかった。しかし全国的には大変なことになっており死者行方不明者80人超ってどういうことだ。信じられん。舞鶴で川が氾濫して観光バスの上に取り残された乗客の方々の画像も信じられんかった。助かって良かったなあ。毎年洪水に悩まされているが故に手厚い洪水対策が取られている一関市民たるこのワタクシとしては、氾濫ごときで死者を出すとはどういうつもりだ各自治体、という気もするけれど。

 台風一過という言葉のごとくからりと晴れたので日本橋をぶらついてみたところ、カレイドスターエクストラステージが発売されていたので即購入し、鑑賞した。
ロゼッタ「とにかく主役を演じてみるのじゃよねー。ステージに選ばれた者としては。う? うぐ……うわああフールが見えねー!! うわ!! うわああああ!!」
そら「あ…ディアボロマシーン時代の変なプライドが引っかかって…それにトランポリンも飛べねーしこのバカ。しかたない。少し家出して自分を見つめ直してみたらどうだ?」
ロゼッタ「エ…エマージェンシー。タクシーが捕まんねー。か…仮面ー!!」
 という話だった。30分の尺の中にいろんなエピソードを押し込もうとした苦心が画面越しにあふれ出てくるようだった。まあ一話分という制限がある以上やむを得ないと言うところか。十分満足できる。あと途中、よもやこの話のオチはケンの死か、と思わせるような描写があってドキドキした。死ぬなケン。

「赤い霧」(ポール・アルテ、ハヤカワミステリ)読了。
 19世紀末のイギリス。ブラックフィールド村にデイリー・テレグラフの記者を名乗る一人の青年が帰郷した。彼、シドニー・マイルズは、昔村で起こった密室殺人事件の謎を調べ直そうというのだ。当時の関係者の協力を得て、マイルズは事件の再構成に取りかかるが、その最中に新たな殺人事件が起こる。過去の真実を暴かれては困る、と殺人者が動き出したのだ……という話。
 二部構成になっており、密室の謎は第一部で解かれ、第二部はその事件から派生した連続殺人事件の顛末を描く、という風になっている。効果を上げているとは言い難い。二つの事件に関係があるとはいえ、前半と後半で話が分断されている、という印象は否めない。ゴダードとかだったら過去の事件と現在の事件を交互に交えつつ、緊迫感ある話を書いただろうになあと思った。第二部で扱っているネタの扱い方は目新しいと思うんですけどね。

無敵の命の火をともす トライアタック メカンダーロボ

10月20日

 台風のせいで一日中ウチに閉じこめられていた。一日中変わらない強い勢いで雨が降り続けているようだ。たまらん。特に部屋を密閉しているおかげで空気がベタベタしてくるのがたまらん。でも窓を開けると外の湿度の方が高いのでもっと空気がベタベタしてきてたまらん。ウワアー! こんなことなら窓開けるんじゃなかった! 畜生なんで関西はこんなに空気が湿ってやがるんだ。
 あと、食料の備蓄に関してはミスしたと言わねばならない。昼に続いて夜もパスタを食べなければならないのか。風雨に晒される危険を冒して食料を買いに行くべきなのか、どうか。悩む。

 数日前、ザウルスにてアニメタルの新盤を発見した。まさに驚きだった。アニメタルがまだ活動を続けている点といい、アニメタルマラソンが6まで出ていることといい。久しくチェックしてなかったからなあ。知らなかったぜ。とはいえ、言ってみればアニメ特撮の主題歌をかき集めたオムニバスだから、見たことない番組の知らない曲を知るのにちょうどいいのよね。ということでアニメタルマラソンをかき集めてmp3にし、ここ数日かけ通しにしてある。知らない曲も知っている曲も、まことによろしい。特にメカンダーロボの冒頭のコーラスがエンドレスで脳内を駆けめぐるので困った。めっかんだ♪ めっかんだ♪ めっかんだーろぼ♪ ダダンダンダンダダダダン「トライアタァァーック!」(以下繰り返し)という調子。曲自体も、なんつうかウネウネしていて楽しい。

新たなる萌えの沃野

10月19日

 今日からして既に雨の一日だった。加えて、明日からもう台風の影響が出てくる模様。ということで、明日一日家の中に閉じこめられてもいいように、食料を買い込んでおいた。ちょうど米もパスタも切らしていたところなので。全くたまんねえですね。
 ところで。先日触れた太平洋の台風の名前に関する話題であるが、DAL先輩に示して頂いたページによると、すでに140の名前がリストアップされており、これを順繰りに使っていくということらしい。2000年から既にこんな取り決めが為されていたのか。しらなんだ。あらゆるものを擬人化して萌えっ子にしてしまう日本人にしてみれば、このリストは未開発の鉱脈ではないのかね? この無機質な名前の羅列も、妄想の力にかかれば肥沃なる萌えの大地と成りうる。絶対既にオレと同じコトを考えている奴が他にいるはずだ――誰でもいいからワシを新たなる萌えの沃野に導いておくれ! またなかなか面白い名前が並んでいるじゃないですか。もっとも、カジキとかテンビンとかカンムリとか、萌えるにはなかなか難しそうな名前も並んでいるが。今度来ている台風はトカゲだし。というか日本が提供している名前のつまらなさといったらなんだ。そもそも星座は日本人のものじゃねえ。

 エルフェンリート9巻が出ていたので購入。表紙坂東さんだ〜! と喜んでいたらいきなり死んだ。がっかり。

トカゲと呼ばれた子

10月18日

 今度は強風域が本州全部を覆うようなサイズの台風が迫りつつあるようだ。ルートを見ているとまたもや関西に上陸しそうな予感。祖父の葬儀で田舎に帰った時は東北地方に台風が来るし、今年はほんとにしょっちゅう風雨に晒されているような気がする。たまらん。
 ところでこんなニュースを発見した。23号、トカゲという名前なんだって。アメリカのハリケーンのごとく、こっちでも名前を付けるようになったのか。しかしネーミングセンスを問われそうなむなしい名前ですね。いつぞ、リンゴ園に大ダメージがいったから台風に「リンゴ台風」という名が付けられたことがあったが、こういうものにももう少しユーモアを盛り込むということはできないのだろうか。アメリカ式に女性の名前を付けてみるとか。そうしたら日本が誇る擬人化能力が、台風をも萌えっ子に変えさせるであろうに。それともこのような試みはもうなされているじゃろか。OSが擬人化される世の中だ、何が擬人化されていても不思議ではない。そして「23号タン激しいよ〜」という書き込みが2ch等を埋め尽くすのだ。
 …………
 恐ろしい世の中だ。

毒のキノコを叩いて生やす

10月17日

 タイマー録画をかけていたニニンがシノブ伝を見ようとしたら、日本シリーズが90分放送延長したせいでカウントダウンTVが映っていた。ぅおんどりゃァァ――ッッ!!(若本則夫ボイスで)どないなっとんねん! 審判のせいか! ミスジャッジで49分も試合を中断させた審判のせいかァァ――ッ! ま、試合の中断が無くとも約40分は遅れていた計算になるが、この怒りは何かにぶつけなければ気が済まない。というかシノブ伝おもしろいなあ。若本則夫がしゃべってるだけでとにかく面白いという不思議。監督がドッコイダーと同じ人というのは納得できる。定期収入があったら音速丸目当てでDVD買ってるかもしれねえぜ。ソフマップにつるされている音速丸風船はどこに行ったら買えるんじゃろ。アニメイトか?

 日本橋の南の方をうろついていたら、ソフマップでファミコンミニのスーマリ1が置いてあった。お値段5480円。なんでファミコンソフトで発売当時のお値段まで再現してますか? ファミコンミニのスーパーマリオ、かなり売れたらしいのになんで中古市場に全然出回らないんだ。誰も手放したがらないほど面白いのか! クキィィ――! 発売時に見送ったのは痛恨のミスだったらしい。しかも腹いせにスーマリ2を買ってミスの上塗り。誰かに毒キノコを食わせなきゃ気がおさまらねー!
 あと、アイスクライマーも中古の値段が2000円超で驚いた。みんな、エスキモーもそんなに好きなのか。

種のさだめを誰が知る

10月16日

 三ズバットほど嗜んだ。ディスク三枚目冒頭の三話を鑑賞。この辺もかつて見てるはずなんだが、記憶からすっぽり抜け落ちており、カーペンター甚十郎以外のことはきれいさっぱり忘れていた。甚十郎の処刑台建築シーンがあまりに衝撃的すぎるからかなあ。前の二話にも衝撃的なシーンがいくつもありますけど。町のおっちゃんおばさんらがガスタンクにくくりつけられるシーンとか、セーラー服の少女が公園の回転遊具にはり付けにされるシーンとか……全編衝撃的だから、いちいち挙げてもきりがないですね。

 SEEDデスティニー鑑賞。ゴステロばりに生き返ったのはクルーゼじゃなくフラガさんの方だったのか。ま、クローンという設定だったのだから、何人出てきても不思議じゃないな。連合側のクローンは子安、ザフト側のクローンは関というルールもあるようですし。もちろんあの仮面の人がシンの妹とゆう仮説は捨てませんがね! 仮面を脱いだ瞬間レイヴンみたいに声も体型も変わるんですよ! あとカガリを首長にいただいている限りオーブに未来はないと思った。二年程度の歳月では粗忽っぷりは治らないらしい。
 ……なんだかんだでデスティニーを楽しんでいるのは間違いない。面白くなってくれればいいんだけどなあ。

スーパーで迷走

10月15日

 ブレがまだおさまらない。たとえば、食料を買いにスーパーに行った時など。何を食べようかというイメージが全く思いつかず、空っぽのかごを抱えたまま長時間うろついてしまう。もとより料理というものに対してイマジネーションを持ってるわけではないのだが、少なくとも田舎に帰る以前は何を食べるか、スーパー内では迷わなかったはずだ――自宅に帰った後、こんなモン買うんじゃなかったと後悔することはあるにしても。やっぱり、何もしなくても三食が出てくる環境に慣れると人間堕落しますなや。

 新幹線の行き帰りと田舎とで逆転裁判1をクリアした。細かいところで不都合を感じるところはあるものの、この時点でおおむねシステムとおおまかな方向性は完成されており、先に3をプレイしているものの特に問題なく楽しめた。これのシナリオを書いた方はミステリというものをよくわかってらっしゃると感心することしきり、だった。3のラストでは「赤緑色盲キター!」とか思ったし。
 特にゲームという媒体だと、見取り図が有効利用できるから強いよな。見取り図が出てくるような推理小説というのは見取り図で示された建築物もしくは地形の構造がトリックに大いに関わってくるわけで、それを文章で説明されると結構ウザかったりする。だが画面があると説明時に見取り図も同時に出せる。見取り図内における被害者や加害者の動きも示すことができる。これは小説よりはるかに優れている点だといえる。
 3でさんざん言及されたCL6号事件の全貌も分かって非常に満足した。さっさと2もクリアすべえ。

「惜別の賦」(ロバート・ゴダード、創元推理文庫)読了。
 姪の結婚披露宴に出席していたクリス・ネイピアは、その席上闖入者に出くわした。闖入者はニッキー・ランヨン、遠い昔に別れたきりの親友だった。三十四年前、ニッキーの父マイケルがクリスの大叔父ジョシュアを殺したという事件があり、ランヨン家は町を出て行かざるを得なかったのだ。が、久しぶりに再会した親友は執拗に父の無実を訴え、そしてその翌日に自殺した。罪悪感にかられたクリスは、ニッキーの歩いた足取りを追い、過去の事件を探る旅に出る。彼を待っていたのは、過去の殺人事件の真実を暴き出す恐るべき秘密だった……という話。
 再読。五百ページの大作ながら、猛烈にのめり込んであっという間に読めてしまうのがすごいですね。ゴダードの最高傑作の一つであることは間違いない。過去の事件の真実を暴き立てることが、現在を生きる人間達に大きな影響を与えていくという芋ヅル的な構造は、「過去の罪は長く尾を引く」という真実を訴えかけるものである。よくできてるなあ。

マスクド妹

10月14日

 なんつうか、今もって微妙なブレを感じる。田舎での生活と大阪での生活と。すぐ慣れるとは思うけど。

 アニメ放送がほとんど皆無なワタクシの田舎でも、ガンダムSEEDデスティニーは放映されていた。ああいう環境だと、「このガンダムはお子様にプラモ売るためのガンダムですね」ということをはっきりと思い知らされる。他にもお子様にオモチャを売るアニメしかやっていないので。そういう観点から割り切ってしまえば、SEEDほど優れたガンダムは無いと言える。一つのジャンルを長期間にわたって人気を継続させようとする場合、肝要なのはお子様の囲い込みだ。例えばプロ野球がストで大揺れしていた頃、日本のプロ野球とメジャーリーグを比較する特集がよく流れていたが、メジャーの選手はお子様に対するファンサービスを義務づけられているとかなんとか言っていた。子供の頃にメジャーリーグの楽しさを植え付けられたお子様は、大人になってもその楽しさを忘れない、というわけだ。SEEDはガンダムの将来の繁栄に向けた投資、と考えられなくもない。しかし一方で、現在のガンダムの繁栄を支えるべき二十代後半以降のガノタに対するコンテンツの提供はどうしてくれる、という気持ちもある。SEEDがガノタの要求に応えられていないのは火を見るより明らかだ。「大人向けガンダムを作る」とかいう話はどうなってるんだろう。まさかデスティニーに初代の声優を出したり初代のメカデザインを引っ張ってきたりすることで大人の要求に応える、などというつもりじゃねえだろうな。
 こっちに戻ってきてから色々デスティニーの感想を読んだが、ネット上の反応はだいたい予想通りだった。まあこんなもんだろう。一点勘違いをしていたところがあった――妹は腕をちぎられていたのか。瓦礫に埋まって腕だけ出てる、のではなかったのね。ということは妹は生きている可能性があるってことだな? コーディネーターの医療技術があれば腕一本失ったくらいでも死にやしないだろうし、生き別れの兄と妹というシチュエーションは初代を彷彿とさせるじゃろ? しかし妹が生きているとした場合、彼女はどこにいるのか。
 …………
 きっと、予告に出てきた仮面の人だな。ゴステロばりに復活したクルーゼと見せかけて、多分奴がシンの妹です。間違いないね。
 あときっと今回もSEEDデスティニーファイトを開催すると思います。来年七月をお楽しみに! 副賞はディアッカの乗るザクを予定しております。

俗塵にまみれる日

10月13日

 普段巡回しているサイトを回ったり日本橋を歩いたりした。俗世間に戻ってきたという感じだ。なんつうか、同じ国の中なのに環境は雲泥の差ですね。どっちが雲でどっちが泥かは特に申しませんが。とはいえ、全く異なる環境で過ごすというのは決して悪いことではない、というかいいことだと思う。特に今回の帰郷では、長い大阪住まいで忘れてしまっていたことを色々と思い出せたような気もするし。もうちょい気軽に帰れるようになれば申し分ないんだが。新幹線で往復五万円はきついなあ。いつかフェリーで帰ってみようっと。

 当然今回も河童の写真を撮ってくるつもりだったのだが、河童の前でデジカメを構えた瞬間電池が切れたという事故のため、やむなく携帯で撮らざるを得なかった。チェーッ。小さな写真でまことに申し訳ないのだが、せっかくなので載せることにする。あとついでに去年撮った写真も再掲示。





 人の心は移りゆくとも、河童の像は不変である。いつ見てもおかしい……

モは喪中のモ

10月12日

 まさか実家のPCのモデムが落雷で壊れているとは思わなかったわい。ワタクシが実家に戻った時にはモデムは既に義兄の手によって修理されていたのだが、モデムの故障に伴いプロバイダを一時解約しており復旧するのは一ヶ月後、という話になっていた。もとよりダイヤルアップではあるのだが、でもネットがあるとないとでは大違いだ。よもや鉄人音頭を十日近く晒し続けることになろうとはなあ。
 AUの電波が入らないのも相変わらずだった。今まで、単純に自宅のエリアが電波の範囲外なのだと思っていたのだが、今回その仮説が間違っていたことに気がついた。携帯を持って自転車で家の周辺を走っていたら、電波が三本立つ場所が発見されたのである。我が家は大久保という屋号の通り、U字の丘の稜線に囲まれた窪地に立っている。窪地の中では電波が届かないのだが、稜線のあたりに出ると電波が届く。どうも丘が壁になって電波を遮っているらしい。昔っから、UHF波が近所では入るのにウチだけ入らないのだが、原因はそれと同根らしい。なんだか我が家の上空にアヌビスの門がずーっと開き続けているような感じだ。がっかり。

 で、葬儀の話。母方の祖父、頭も足腰もしっかりしていたのだが五年前に心臓そばに大動脈瘤が発見されており、いつ動脈瘤が破裂してもおかしくない状況だったのだ。その日も普通に朝飯を食べたものの、昼寝している最中に瘤が破裂して帰らぬ人になったらしい。さけえぬ運命というとこじゃろか。葬儀の後、祖父は願成寺に葬られた。伊達騒動で有名な伊達兵部宗勝の墓所があるところである。墓地は長崎市街地を彷彿とさせるようなえらい急斜面で、祖父の墓は斜面の一番上にあった。参列者は当然老人が主だったため、墓まで上る途中で死人が出やしないかと少々冷や冷やした。亡くなったのが穏やかな季節だったというのは不幸中の幸いである。冬で雪が積もっている時だったら、五、六人くらいは死人が出ていたものと思われる。

 葬儀の後、台風が来たので連休は自宅にいることにした。しかし、退屈で退屈で死にかけた。ネットは見られないし(見られたところでダイヤルアップなので対したことはできなかったろうが)見るテレビもないし、読書することしかやることがなかった。深夜アニメがMONSTER以外皆無なのには驚いた。夕方枠も、お子様にオモチャ売るアニメばっかりだし。HDDの皆さんは「改変期でチェックするアニメが多すぎる」などと言っているけど、それって一体どこの国の話ですか? こりゃウィニーが流行らないわけがない。ま、ウチではアニメ一本ダウンロードするのに何年かかるか見当もつきませんが。

 祖父の死は覚悟していたこともあってそれほどショッキングではなかったのだが、一つ別にショッキングな出来事があった。
 ある日の晩、父が壁に立ててあった色紙を取り出した。そこにはサインが書かれ、添えられた写真には少女の姿が写されている。ハテどっかで見たことがあるような、しかしウチの人間は誰一人としてアイドルには興味ないはずなんだが、とか思っていたら、父が説明した。母が開いている花屋に手伝いできている人がおり、この写真はその人の娘なのだという。地元の高校生ながらモデルをしており、最近ドラマにも抜擢されたのだとか。と、ここで父がショッキングな一言を口にした。
「おめェセーラームーンって知ってるか?」
 実写セーラームーンで愛野美奈子を演じた小松彩夏のサインでした。な……なんだってーッ! サイトで調べてみたらたしかにこの人岩手県出身だ! ゲェーッ! こんなところに変な宿縁が!? 驚いた。

 そして本日、東京でちょっと寄り道した後大阪に帰還した。暑いわボケーッ! 岩手の最高気温が大阪の最低気温を下回ることなどしょっちゅうなのでこの温度差にはまいる。ものすごい空気がベタベタするしよォーッ。

行こうぜ正太郎

10月3日

鉄人28号非公式テーマ「鉄人音頭」

悪の栄える戦後日本を守るため
バギュームの力で敷島がすごくなり
すごい鉄人をすごくした
オー 太陽爆弾ベリーナイス
ビッグファイア博士はしょんぼりした
鉄人パンチは蜜の味
鉄人ロケットはエレガント
足の裏でベラネードを踏みつぶすこともある
「殴れ鉄人」ボカ
「殴れ鉄人」ボカ
「殴れ鉄人」ボカ
「殴れ鉄人」ボカ
…………

 鉄人28号まだまだプレイ中。結局頼れるのは突進技だということがわかってきた。ロボの巨大さに対して通常技のリーチが短いから、距離感がつかみにくいんじゃよねー。特に敵か味方かいずれかのロボがいずれかのロボの影に入った時なんか。一対多数の時なんか囲まれて袋だたきにされるとどうしようもない。操縦者をどこに置くかが考えどころだな。こんな調子で鉄人クラスまでいけるんだろうか。

 ズバットのボーナスディスク、宮内洋のロケ地探訪を鑑賞した。東京都内にあんなところがあったんや。都内といっても奥多摩だからかなりの山ん中なんだろうけど。あと三兄弟を吊した吊り橋は伊東市にあるらしい。行ってみたいけどはるかに遠いな。

(追記)田舎の母方の祖父が亡くなったという報を受けましたので、明日よりちょっくら田舎に帰ります。前に会った時にも動脈瘤だか静脈瘤だかがいつ破裂してもおかしくない、とか言ってたからなあ。バタバタするであろうので日記の次の更新はいつになるやらわかりません。父方の祖父が死んだ時はそんなこと言いつつしっかり更新してたけど。

おっぱいのこぎり

10月2日

 今年もイグ・ノーベル賞に日本人が選ばれたそうで、まことに喜ばしい限りです。今年もどうでもいいような研究ばっかで非常に素晴らしい。中でも一番気になったのは、バーコードヘアーの発明者に賞が贈られたという件。バーコードヘアーってアメリカで発明されてたのかよ。しかも特許まで取ってただなんて! 1977年生まれということは、結構新しいんですね。バーコードヘアーがいつ成立したかだなんて考えたことも無かったぜ。バーコードヘアーはハゲを隠すせせこましい行為ではなく、ハゲという宿命を背負った人なりのせめてものファッションなのだ。

 幻星神ジャスティライザー鑑賞。グランセイザーの後番である。グランセイザーのオフビートっぷりを継承してくれるかどうかが一番気になっていたのだが、どうやら心配しなくて良さそうである。さっそく主人公メカが出てきた――ダイセイザー様をすっきりさせたような、恐竜タイプのメカが。ダイセイザー様は火を噴き敵に噛みついて手足を引きちぎる、という主人公メカにあるまじき残虐ファイトが売りだったのだが、この新メカにはもっと恐ろしいものが装備されていた。
 胸に二枚の丸鋸が装着されているのである。
 丸鋸を回転させたのち、母が子を抱くように敵メカを引き寄せてガリガリガリガリとやるのだ。おっぱいのこぎりとでも命名すべきか。す……すげえー! ダイセイザー様を凌駕する残虐ファイトを一話目から見られるだなんて思ってもみなかったよ! こいつは来るぜ……ジャスティライザーの時代が! というか刻が見えた! というわけでジャスティライザーも引き続き定期視聴決定。

「ペトロシアンの方程式」(ビル・ネイピア、新潮文庫)読了。
 気象学者フィンドホーンは北極の氷山に取り残された科学調査チームの救出に向かった。調査チームは氷山の中に閉じこめられた50年前の墜落機の発掘が行われており、フィンドホーンは機内である日記を発見した。それはどうやらマンハッタン計画に携わった物理学者ペトロシアンの日記であるらしく、フィンドホーンはアルメニア語で書かれた日記の内容を解読すべく独自の調査を開始する。ところが謎の組織がフィンドホーンを狙い始めたのでさあ大変。日記が解読されて行くに連れ、フィンドホーンはことの重大さを理解せざるを得なくなる――日記には、ペトロシアンが傾倒していたテーマ、真空からエネルギーを取り出し超高性能爆弾を作る方法が記されていたのだ……という話。
 かの傑作「天空の劫罰」の著者ネイピアの第二作。今回も期待したとおりのバカ小説で楽しかった。前作の敵は小惑星落としを敢行せんとするジリノフスキーだったが、今作の敵はシリウス星からやってきて、世界を陰から操るすごい宗教団体。失敗者には死をというネオアトランティス並の鉄の掟があったりしてものすごくB級だ。しびれるぜ。