チェキ語通訳 篇 |
| 2002/02/04 バレンタインデー。四葉はごく普通にチョコレートを持ってきた。晩飯を食べようとして蓋をあけたら鍋の中にチョコレートが浮いていた(註1)、とかナポレオン像を鞭で粉砕したら中からチョコレートが出てきた(註2)、とかいうのを期待していたのに。ホームズみたいな人を目指すのであれば、常に劇的な効果というものを考えなくちゃならないよ四葉。 |
(註1)鍋の中にチョコレートが浮いていた:「シャーロック・ホームズの思い出」内「海軍条約」。ホームズは取り返した海軍条約文書を皿の中に隠して依頼者に返すというマネをしていた。 (註2)ナポレオン像を鞭で粉砕したら中からチョコレートが出てきた:「シャーロック・ホームズの帰還」内「六つのナポレオン」。実際に隠れていたのはボルジアの黒真珠。 (註3)人間ヌードル:「狩りのとき」(スティーブン・ハンター、扶桑社ミステリー文庫)に登場するロシアのスナイパー。待伏せが得意らしい。異様な匍匐前進を行うため人間ヌードルと呼ばれる。 (註4)15分おきに90度ずつ回転させるとか:「シャーロック・ホームズの帰還」内「空家の冒険」。これでホームズはモラン大佐を罠にはめる。 (註5)アルファベットに対応した26種類の人形マークを駆使する:「シャーロック・ホームズの帰還」内「踊る人形」。実は原典では使用されていないアルファベットがいくつかある。 (註6)年鑑を利用する:「恐怖の谷」。暗号が重要な役目を果たす作品としてはほかに「シャーロック・ホームズの思い出」内「グロリア・スコット号」などがある。 (註7)窒息死しかけたことがあったしな:「シャーロック・ホームズ最後の挨拶」内「悪魔の足」。被害者たちが窒息死した環境を再現しようとしてホームズ自身も死にかける。グラナダTVのドラマ版だとそのシーンにサイケな画像が使用されていてちょっとステキ。 (註8)変装はホームズの得意技である。第一短編「ボヘミアの醜聞」から「最後の挨拶」まで変装した回数は数知れず。初歩の初歩だよ、四葉君。 (註9)不法侵入はお手の物:「シャーロック・ホームズの思い出」内「チャールズ・オーガスタス・ミルヴァートン」、「シャーロック・ホームズ最後の挨拶」内「ブルース・パーティントン設計書」等々しょっちゅうやってる。ホームズは法の正義より己の正義を貫く人だった。無謬だからネ。 |
| 2002/02/05 最近、僕を尾行する四葉の気配を感じ取れるようになってきた。尾行に気づかれるようではまだまだだなあ四葉。 |
(註1)北部アイルランド出身:アイルランド人というのは饒舌らしい。国民性だとか。ヒギンズもそういっている。ジャード・クイン(「Mrクイン」の主人公)、リーアム・デヴリン(「鷲は舞い降りた」の登場人物)、デヴリン・トレーシー(トレースシリーズ主人公)等の例がある。 (註2)「あぬー」:正確には言い出したのはやながわさんだが。 (註3)サムと呼びたいくらいデス……!:このセリフから察するに、別段ホームズと限らず全般的なミステリファンらしい。 |