蒼ざめたブルマ 篇 |
| 2002/02/18 見よ、蒼ざめたブルマありき。その者の名を衛といい、兄これに従う。 ――ヨハネの黙示録第六章第八節 衛の外見的特徴の最たるは常に着用している蒼いブルマである。よくわからないのは、衛がこれを着用している理由である。球技大会イベントで確認されるのであるが、同じ若草学園に通う鈴凛と白雪は、学校では別の種類の体操着を着ているのだ。この現代に好んでブルマをはきたがる女子がいるだろうか。ということは、衛はブルマをはかねばならない何らかの理由を抱えていると推察されるのだが。 |
(註1)神に選ばれたブルマー戦士:18禁ゲー「ぶるまー2000」を参照のこと。 (註2)霧島佳乃:18禁ゲー「AIR」のヒロインの一人。同じショートヘアだし。 |
| 2002/02/19 衛とスノボに行く約束をした。僕はどちらかというとスキー派なのだが、まあたまにはいいだろう。今度の日曜日行こう、と言ったはいいが、そこに障害が立ち塞がった。試験の点が悪かったので追試を受ける羽目になったのである。土曜日の追試に落ちたら、春休み中ずっと補習を受け倒すという地獄を見る目になる。僕は誓った。自由を勝ち取るために闘いぬいて見せる! フリッシュ、フライ、フレーリヒ!(まったく無関係) というわけで追試前の補習を受けることになった。そこに待っていたのは、巨乳女教師だった。しかもマンツーマン。なんだこのアダルトビデオみたいな展開は、と思っていたら案の定、一見僕と先生がいちゃいちゃしているように見えなくもない瞬間を狙ったかのように衛が登場。「バカバカバカ! あにぃのばかーーーっ!」と泣きながら走り去ってしまった。ち、違うんだって! これは広島の工学部の先輩が……! と言い訳する暇もなし。さすが、四葉に「足が早すぎるから尾行する気がしない」と言わしめた神速少女。 幸い、その晩のメールのやり取りで誤解は解けたものの、翌日の補修ではまたしても間の悪いときに衛がやってきて「バカバカバカ! あにぃのばかーーーっ!」と叫びながら行ってしまった。ち、違うんだって! これでは補習を受けるたび誤解されてしまう! 決して真実にたどり着くことはない、これがブルー・ブルマー・レクイエム…… しかし、決して我を通そうとしないところが衛のいいところだ。もしこれが咲耶なら、異常な嫉妬心を発揮して、教師が自発的に「補習中止」と言い出すまでねちねちと攻撃を続けるだろう。春歌なら問答無用で教師をシュヴァルツヴァルト殺人空手の餌食にしているところだ。四葉なら、「時給2000円で広辞苑の書き取りを行う『巨乳連盟』というのがあるデスけど先生どうチェキ?」とおびき出しにかかるかもしれない。だが、衛は常に「あにぃの邪魔になっているのかな」と悩むだけ。この内省的な性格は、他の妹たちと一線を画している。 次、可憐。キャラ的には売りが少ないものの「お兄ちゃん」という呼称を使いピンポイントで狙い撃ちをするその姿、さながら蝿を待つ蜘蛛の如し。 |
(註1)二人三脚一ブルマー:18禁ゲー「ぶるまー2000」に出てくる恐ろしい競技。内容は、読んで字の如し。 |