第8話 決戦、校舎裏
4月29日〜5月10日
| 4月29日(曇天) 明日の熊本城防衛任務のため、今日は授業なしで一日仕事。熊本の命運がかかった一戦だけに皆真剣に仕事を……と思ったらケンカ勃発。よりによって新井木vs善行。ハンマーパンチで善行さんが新井木をのしちゃった。整備士時代によほどのことがあったに違いない……。地獄の底から蘇ったグレート善行は、どこに行こうとしているのだろう。 4月30日(曇天) 熊本城攻防戦は35+20体撃墜で辛勝。耐久値は最終的に200台まで減っており1発食らえばアウト、というところだった。危なかったが、勝った。第1戦第2戦で滝川と壬生屋が人の後ろからくっついてきてばっかりというのがムカついたが。第1戦第2戦でこっちがダメージを食らってなければ、第3戦はもっと楽に勝てたのだ。2人とも殴っておきたいところではあるが、とはいえ禍根を残すのもアレなんで黙っておく。 5月1日(晴れ) 故障が激しかったため、士魂号は取り替えられることになった。さよなら戦友。 熊本城での勝利に小隊は沸き立っていた。全員がガンパレード状態である。ところがそれに水を差すかのごとく昼休みになった途端出撃。ちょお待ってや〜! 予備機と交換したばかりだから機体調整やってないってば! と焦ったものの戦場に出てみれば最強でもきたかぜゾンビとザコキャラだらけ。増援もヘロかったもののガンパレードマーチを歌えなかったので戦果は12。少ない。 5月2日(晴れ) 今日こそ機体再調整を、と思っていたのだが原先輩とデートの約束を取り付けていたのでした。原先輩とはすでに友情愛情ともにマックスでデートしてもメリットなどこれっぽっちもないのであるがしかし向こうから誘われたらYESと言わざるを得ない。しかし相変わらず校門前で待つのはうっとおしく、遠坂岩田が何度も話しかけてくるのはいつものことだが、今日は舞にののみに田代嬢、と原先輩と争奪戦を起こした婦女子にまでつきまとわれた。森が揃えば完璧だ。ひ、ひぃぃぃぃ! 殺される……殺される……! おまけに舞は完璧にボクにホの字っぽくカダヤの話について照れつつも話しかけてくる。これを泥沼と呼ばずしてなんと呼ぶ。熊本城攻防という山場は過ぎたが、まだまだ人間関係で気の抜けない日々が続きそうな予感。 結局原先輩にはデートをすっぽかされたが、それで良かったのかもしれない…… ヤキモチ状態になると、大幅に行動が制限されるのは以前に書いたとおりである。それでもできる範囲のことをしよう、とまずは士魂号複座型の予備の陳情に司令官室に行った。善行さんが司令のデスクに鎮座しているのはいつものことだが、今日はその横に加藤と田辺とののみが立っていた。ハーレム……? ハーレムなの善行サン……? アナタは完全に別人になってしまった…… あと加藤に「瀬戸口君を賭けて勝負や!」と言われた。瀬戸口とボクが恋人同士も同然とでもいいたいのか。たわけ! 殴り合って勝てるのは間違いないが、別に瀬戸口なんていらん。というか君が瀬戸口を捕まえていてくれ。というわけで、決闘は丁重に断った。 あとは電子妖精を2個作った。というか1日かけてたった2個しか作れないのか。 5月3日(豪雨) ヤキモチ状態は、直らない。紫水晶役に立たないじゃんよ。 万翼長に昇進した。陳情してないのに。らっき。 モトコさんと遠坂がケンカ! キックとキックの応酬は、予想通りというかなんというか遠坂の勝ち。遠坂、きっさま〜! てめえの持ってる金の延べ棒をかけて勝負だッ! と坂上先生の目の前でケンカをふっかける。つうかいつの間にか金の延べ棒4本も持ってるじゃんよ遠坂ちゃ〜ん。体力1400を突破しているこのボクにかなうはずもなく、遠坂を降りしきる雨の中に這いつくばらせることに成功。原先輩を殴ったオマエが悪いんだ……! でもキックより金の延べ棒で殴ったほうが強いんじゃないか遠坂君? あと茜と来須のケンカも起きていた。来須の勝ち。 5月4日(晴れ) 舞vs原のケンカ。ちょっと待ってください〜ッ! もちろん舞の勝ち。モトコさんが死んじゃう〜! 芝村、きっさま〜! もうテメエなんかカダヤじゃねえ! たとえ士魂号操縦のパートナーであろうと容赦せーんッ! と芝村を捜してみたものの見てみたら体力が1700近い。なに〜ッ! 体力の大小がケンカの勝敗を決める以上、今殴り合ったら絶対負ける。負けるとわかっている戦を仕掛けるのは、賢明ではない。 残り1週間となった学生生活に、目的が生まれた。絶対に舞を殴り倒してみせるッ! しかし1週間で200の差を埋められるのか? ちまちまと訓練で体力を上げていくだけでは追いつかないぞ。向こうだって訓練に励んでいるだろうから。ならばここはドーピングだッ! と裏マーケットに熱血飲料ファイトを買いに行く。が、最近自分で買い占めたばかりなので、在庫はなくなっていた。どうしたものかと調べていたら、アイテム「牛乳」が最大体力を少しだけだが増やすということが判明。売店に行ったらあるわあるわ23本! 即座に買い占め、その場ですべて飲んだ。売店のお姉さんはさぞかし目が点になったことだろうが、もはやなりふり構っていられない。結果100近く体力が上がった。あと100! あとは他人と一緒に訓練して地道に体力を上げていくしかないのだが、やきもち状態のためか他人を誘えない。ちーくーしょー。 あと岩田vs若宮、遠坂vs来須もあった。整備員がスカウトに勝てるかよ。そして壬生屋vs中村は壬生屋の勝ち。やはり回し蹴りは強い。熊本城決戦が終わった途端に人間関係がボロンボロンになり始めた。大荒れの5121小隊に明日はあるのだろうか。 5月5日(晴れ) よく考えるとこどもの日のような気もするが、普通に授業。芝村が千翼長になる。むう。まだ千翼長か。 あと授業は戦闘訓練だった。体力上限アップ。でもこれはおそらく舞も体力アップしているだろうからあまり喜べない。向こうの体力上限1730、ボクは1597。143差か。 新井木vs若宮のケンカ。さすが新井木、向こう見ずすぎる。結果は言うまでもない。続けざまに若宮vs田代嬢。やはり若宮の勝ち。 あとは一日中サンドバッグを殴りまくって訓練に励むが、ここまでくるとパラメータがちまちまとしか上がらない。あと5日、勝てるのか……!? もちろん、幻獣駆逐とか絢爛舞踏とかいった目的はもうすべて忘れてま〜す。 5月6日(晴れ) また戦闘訓練。午後の授業の時間は一人で訓練。ヤキモチ状態が直ったので、放課後はいろんな人と一緒に訓練。していたら来須から降下技能を手に入れてしまいましたよ? 降下技能を持っていると降下作戦が発動するのでは……? 無視。もう絢爛舞踏勲章など要らぬ。オレは愛する人のためだけに闘う! 5月7日(晴れ) 降下作戦のために呼ばれた。即座に断った。 芝村の体力は1780、ボクは1740。あと40まで詰め寄って参りましたッ! 訓練するぞ訓練するぞ訓練するぞ〜! というわけで本当に訓練以外何もしなかった。最近は幻獣退治で出動することもないし訓練三昧である。もう熊本地図真っ青だし。 そしていまさら滝川から「殴る」を手に入れた。もう、いい。 5月8日(晴れ) 配置換え。新井木が呼ばれ、善行に「以降司令で働いてください」と命令された。えええッ!? なんだなんだなんなんだ。この2人の間に何かあるというのか? 気がついたら舞が上級万翼長に。ボクより1個上だ。上官を殴るというのもアレなので、昇進を陳情しておいた。決戦は月曜、最終日だな。 5月9日(曇天) そういや最近原先輩と一緒に訓練してねえや、と思ってハンガーに行ってみた。たびたび壬生屋と一緒に訓練したのがたたってか、舞と壬生屋が争奪戦を起こした。 知るか。勝手にやっとけ。原先輩さえ絡まなければ、どうということもない。 1階に下りたら、原先輩が「みんな、お昼にしない?」と言ってきた。その場には遠坂と狩谷が居たのだが、どっちもその提案を断った。賢明だ。気を利かせてくれてアーリガトウッ! その後原先輩に「一緒に訓練しない?」と誘ってみた。二つ返事のOKだったが、行った先は何故か図書館。アレ? 以前一緒に訓練したときはサンドバッグ蹴ってませんでしたか? ってあのときは先輩の方から誘ってきたからか。なるほど。 訓練を終えると、すぐそばに芝村が立っていた。ギャワーッ! 図書館内にいるのはボクと原先輩と芝村であり争奪戦の起こること間違いなし! だがさすがに、訓練直後に争奪戦が起こるというひどいことはないらしい。全力で逃げ出した。 5月10日(曇天) 決戦の日は来た。朝、上級万翼長への昇進辞令を受け取る。これで舞と肩を並べることになり決戦へのお膳立ては整ったというわけだッ! できれば夕陽さす校庭で決闘……と行きたかったが、あいにく本日は曇天。しかたないので昼休みに「殴る」で決闘を申し込んだ。ところが確率5%で受け入れられなかった。昨日の争奪戦でヤキモチ状態なのがいけないらしい。このままではらちがあかないので、その件について「あやまる」であやまっておいてから、改めて「何かをかけて決闘」でバトル。 士魂号のパイロット同士の打ち合いは永遠に続くかと思われたが、ついにボクのパンチが舞を地面にうち倒した。やった! やったよ原先輩! あなたの仇はとりましたッ! 直後原先輩の元に報告に行き、昼食を一緒に食べた。ちなみにその時森とヨーコさんも居て、一緒に誘ったのだが、2人は断った。わかってらっしゃる。 目的は達成したので、昼食を食べた後は即座に家に帰った。コレにて無事ゲーム終了。 ちなみに、EDによると、速水は無事戦争を生き延びたものの、原先輩は戦死したらしい。のあ……。 終戦 ランクはAだった。熊本城攻防戦に勝利し、クラスメートは誰一人死なせなかったので。撃墜数は結局230くらいまで届いたのが意外。途中で「ルール無用の残虐ファイター」新井木に司令を交代したのが良かったようだ。その後「弱メガネ」グレート善行が別人のようになって復帰したのは驚いた。 全般的に振り返ってみると、どうしても「エキセントリック少女」原先輩をぬきにこのゲームを語ることはできない。この人のせいでゲームが不必要にスリリングかつデンジャラスになった。最後まで愛を貫くことができたのでめでたしめでたし。あと前半は「趣味はストーキング」ののみにもかなり振り回された。最終的には争奪戦が起きても、速水君はこれっぽっちも動揺しないようになりましたとさ。 多くの謎が残されたままで、それはSランクでクリアしないと明らかにならないらしい。ふうん。2周目やらなきゃ。2周目からボイスがつくっていうし。 2周目は、ドリフ発生装置内蔵娘田辺を主人公に、「尚敬高校をシメる」という目標でプレイしたい。敢えて。どれだけ早く他の全員にケンカで勝てるかタイムアタックするの。 |