最終話 夏草の記憶
| 5月3日 悪い噂を流したせいで説教を食らった。ペナルティが痛すぎるッ。士気マイナス3000って!? 新井木、きっさま〜ッ! 熊本撤退戦が通知される。来るべき時が来たということか。 昼飯を一緒に食べるついでに、今後のことを相談してみた。 萌「…何をするにも、…身体が資本よ。…救急箱はもっておいたが…いいわ」 もはや一日中何も食べず仕事し続けても倒れようがない体力になってしまったのだがな。次、善行。 善行「転戦を決行するのは委員長だけ。判断を誤れば、この部隊以外にも、大きく影響が出ます」 ああそうだッ! 判断を誤ったのはこの私だッ! 私は泣きながら走って逃げた。 久方ぶりに生徒技能表を眺めてみる。4、5人ほど降下技能を持っているのは何故だ……? そしてよく見たらいつの間にやら新井木が整備技能をゲットしていた。これは好都合。間の良いことに私の乗っている3号機の整備士が今いない状態でのう? キリキリ働いてもらおうか……! 来須「戦闘は突然発生する。いつでも出撃できるように勤める事だな」 茜「とにかく戦況の変化には気を付ける事だな。戦況が悪化すると、やりたいこともできなくなっちまうからな」 こう……どうして誰も役に立つことを言ってくれないのか。いや、人をアテにしようとする私が間違っているのか。自分の行動を他人に決めてもらおうというのは甘えなのか? まあ……しばらくNEPのせいでアイデンティティを見失っていた私にも、今再び生きる目的が蘇りつつある。それは……香織を護ること。その……なんだ……ヤツの無謀すぎる戦い方は見ておれぬ。友のことを心配するのは、友として当然であろ? 昨日のことを謝るべく香織に近づいてみたが、昨日の大活躍によるガンパレード状態のため、香織は上機嫌だった。 5月4日 瀬戸口がオペレーターに。岩田もオペレーターに。小杉もオペレーターに。オペレータは二人までであろォが! そもそも貴重な整備班員を転職させてどうする!? どう始末をつけてくれるのだ速水司令! 滝川岩田田代壬生屋萌来須が休み。おかげで教壇前の席が全部空。やはりみんな本田が嫌いなのかのう…… そして午後の授業は私をのぞく全員が遅刻。たるんでおるな。 火の国の最後の日は近い。だがしかし私はというと脳天気なものだ。撤退戦とて、NEP一発で片が付くであろ。よって学生観察にいそしんでみる。今日は全員に片っ端から「変なものを持ってきて」と頼んでまわってみた。どうなるやら。 出撃。戦果20。いくら狩ってみたところで、もはや九州戦線を覆しようはないのだが。 5月5日 補給品として士翼号が届いた。加藤機も田代機もどっちも既に士翼号なのであるが。 久方ぶりに勲章授与。銀剣だった。これも要らぬ…… 加藤の呼びかけに応じて昼食をいただく。いずれこれも楽しかった思い出になるのだろうか。 そして、滝川はやはり弁当を持っていなかった。 熊本撤退という現実と向き合うのはとてもつらいことだ。小隊内でも不安になっている者達がいる。彼らを励ましてやるのも私の使命であろう。というわけで不安状態の狩谷に声をかけてみる。そうしたら、狩谷は唐突に靴下を渡してきた。そう言えば昨日「変なものを持ってきて」と頼んだのであったな。靴下をよこした途端、狩谷は普通の気分になった。靴下は人を不安にさせるのか…… アイテム欄でチェックしたらそれは「舞の靴下」だった。狩谷そなたいつの間に私の靴下を狩ったのだッ!? 午後の授業。岩田と中村とののみと田辺と新井木とモトコと森が追い出された。滝川と田代と来須とヨーコが遅刻で叱られた。そなたら一体何をしているのだ。 出撃。田代がまたしても無茶な突っ込みをかまして撃破され、撤退戦に。戦場で悠長に大太刀からNEPに武装交換していた私が悪いのだが。NEPであらかた殲滅したものの折悪しくそこに敵援軍が到達。久方ぶりに防御→狙いを付ける→ミサイルを行った。それでも全滅させられなかったので補給してもう一発NEPを撃とうかと思ったら精霊手イベントが発生。だが操作ミスで撃つのに失敗、結局NEPを撃つハメになった。戦果36。 5月6日 あとモトコさんがEDでまた死んでいた。俺のプレイではことごとく死んでいるんだが、何故だ? 次にプレイ日記を書くとすれば、瀬戸口あたりで恋の絢爛舞踏を狙ってみたい。タイトルは「俺がラブ・ファントムだ」。争奪戦を300回起こす。とはいえ争奪戦300回ってのは単純に300かける500で発言力を150000ロスするということでありそんなん可能なんだろうか…… |