第二次世界大戦を連合国側について闘ったドラキュラは(ヒトラーが吸血鬼を優性人種と認めなかったためだ)戦後ローマにて隠遁生活を送っていた。だがモルダヴィア公女アーサ・ヴァイダとの婚約が発表された事で全世界に衝撃が走った。ドラキュラが再び世界の表舞台に多大なる影響を与える事を恐れる東西両国はローマへ次々スパイを送り込む。折りも折り、ローマでは長世者のみを狙い殺す「深紅の処刑人」なる殺人奇が闊歩していた……という話。
ドラキュラ紀元シリーズ第3弾。今度は前作前々作にも増して登場人物が多い。捜索と現実のごたまぜぶりはヤケクソの域に達しておりおもろいなあ。ジョシュア・ヨーク@フィーヴァードリームはまだしもマイケル・コルレオーネ@ゴッドファーザー、フランボウ@ブラウン神父シリーズ、メリン神父@エクソシストと君ら吸血鬼ちゃうやんという人々が出てくる。あとヘイミッシュ・ボンド(ヘイミッシュとはジェームスのスコットランド訛りだとか)大活躍。でもクラーク先生はしっかりSF書いているらしい。マシスン「地球最後の男」って本当に全人類が吸血鬼化する話なんですか?
この話でドラキュラはタイトルどおり死ぬのだが、第4弾執筆中とのこと。次は70年代ハリウッドだって。