IN THE YEAR 1875

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素敵なクリスマスイブ 3

 人形は思ったより早くできたの。特に教授の人形は、つぶらな瞳とヒゲが妙にキモくマッチして、実物通りのキモ臭さ!!あたしってば、天才!?マリオネットマスター!?マエストロ!?究極の少女・アリスだって作れちゃうかもねっ!

 ダンテらの舞台の作成が手間取ったので、その間にロミ夫とあたしは大まかな段取りだけでも決めることにしたわ(セリフを考える時間は無いからね)。

 まずは、人形(あたしとロミ夫)登場→いちおうは架空とする簡単な人物紹介→お世話になった人(教授)への感謝→将来の希望

 っていう流れで決まったのはいいんだけど、ロミ夫がいちいち自分を格好良く見せようとするのが気に入らないのよね。アルフレドが亡くなってからというもの、自己顕示欲だけは一人前になったみたい。なんだかなー、もうっ!

 そして夜、丸一日を費やした未来の美少女ハンティングから教授が帰宅。なんだか教授はご機嫌な様子。教授好みのカワイイ幼女でもいたのかしら?さぁ、いよいよ開演よ。セリフも8割はアドリブのぶっつけ本番だけど、ここまで来たらやるっきゃないよね、アルフレド!!

 では、始まり始まり〜。

人形劇『運命の美少女、その名はビアンカ with 煙突掃除夫の儚いドリーム』
ダンテ 「昔々、あるところに、男の子と女の子がいました」
ビアンカ 「男の子は臭くて汚い煙突掃除腐でした」
ロミ夫 「女の子は優しいけど、ちょっと凶暴な子でした」(ロ・ミ・夫め、よけいなアドリブをッ!!)
ダンテ 「ふたりはプリキュア・・・じゃなくって、ふたりは大好きな先生がいました」
(ダンテめ、自分の趣味を出すなッ!!自分の趣味をッ!)

〜教授人形登場。あまりのキモ人形に、みんなドン引き〜
ビアンカ 「先生は、何の血の繋がりもない女の子に優しくして下さいました。なぜって・・・女の子は先生好みの極上美少女だったから・・・という世間の陰口も気にして?大好きなお兄ちゃんを亡くして独りぼっちだったから、という名分でです。悲しみの底にいる女の子に、先生は手を差し伸べて下さいました(実際は3本目の手まで差し出した!?)そして、パパになると言ってのけたのです!」
ビアンカ 「女の子は迷いました。この危ない雰囲気の先生の家にいて大丈夫なのか?あんなことやこんなことをいっぱいさせられるんじゃないだろうか?本当はマルティーニ家に戻るのが当たり前なのです。でも・・・よく考えたら、実家は燃えて焼け野原なのです。そう、帰る所なんてないのです!女の子は。とうとう決めました!もう、後には戻れない。先生のそばで頑張るしかない。そして、一人でも生きていけるように、いつか看護婦になりたい。そして、先生を出し抜きたい!・・・女の子は、そう決めたのです」
(やばっ、ホンネが出ちゃった・・・!)
ロミ夫 「男の子にも、先生は数え切れないイケナイことをシテ下さいました。男の子は、なんとかしてお礼をしたいと思いました。でも、ちっぽけな男の子には、ナニもできません。が、その時、ネ申の声が聞こえました!」
ネ申 『カセラ先生のような先生がたくさんいたら、世の中は、もっとヤバくなるのに・・・』
ロミ夫 「男の子は思いました。大人になったら、カセラ先生のようになれたら。教授が僕やアルフレドにしたみたいなことを、もっと小さな子にやってみたいな、と・・・それが、僕の望みです・・・!」
(・・・はい?ロミ夫さん?)
ロミ夫 そのためには先生にならなくては・・・!カセラ教授、僕にはとても無理かもしれないけど・・・僕はもっともっと勉強して、(変態)教師になりたいんです!」
(・・・・・・なななな、なにをゆってるんデスカ、この人わ!?????)
教授 なれるとも、ロミ夫。君なら、きっと出来る!なんなら、今夜にも早速私が個人レッスンをしよう!」
ロミ夫 「教授、僕、いっしょうけんめいヤリます!」
教授 「うむ!楽しみだよ、ロミ夫!!」
ビアンカ 「・・・この家においていただけますか?」(ぎゃー!あたし、雰囲気に流されて何言ってんの!?)
教授 「楽しみが増えたよ!!!!じゅるッ」(きゃあああああああああ!!!!!)

おしまい

素敵なクリスマスイブ 4

 ・・・って、最後は人形劇でもなんでもなかったけどね!おまけに最後は安っぽい三文芝居みたいになっちゃったし。ってゆーか、ロミ夫・・・さん・・・?

 ダンテが「ロミ夫が先生だなんて、サイコーだZE!」とか言ってけど、アイツちゃんと話聞いてたのかしら?ロミ夫の先生になりたい理由なんて、不純そのものじゃん。あたし、知ぃらない、っと。

 ミカエルなんて「僕、大人になってても絶対授業受けに行くからネ!」って、ミカエル・・・アブナイ奴・・・。

 まぁ教授も「こんなに素晴らしいクリスマスイブは初めてだ・・・じ〜〜〜ん。カセラ、感激ィ!」

なーんて言ってたし、ま、いっか。も、いっか。どーでも、いっか。

 っていうか、教授、いままでどんだけ寂しいクリスマスイブだったのかしら??ピアさんじゃダメだったのかしら?あ、教授的には年齢制限にひっかかるのね・・・?広いようで、実はかなり狭い教授の年齢ストライクゾーン!ピアはインハイってトコかしら?それとも危険球?

自由の翼に乗る、とやらの日 1

 え〜・・・超いきなりだけど、なのよね・・・。前回がクリスマスイブなのに、なんでいきなり春やねん!どんだけ時間過ぎてんだよっ、年越しとるやないかいってカンジだけど、なってしまったものは仕方がないよね。あたしのせいじゃないんだからね!いきなりこうなっちゃったんだから、仕方がないじゃない!日記をさぼってたわけじゃないんだからね!・・・って、あたしったら誰に言ってんのかしら・・・。

 え〜・・・気を取り直して。

 実に突然だけど、今日はいよいよロミ夫、ダンテ、ミカエル、アントニオの4人が故郷に帰る日なの。とうとうあの、歌い出したり乱闘したり(まるで酔っぱらい!?)の騒々しい連中がミラノからいなくなるのよ。今回帰る四人は『黒い兄弟』でも主要メンバーだから、『黒い兄弟1期メンバー』事実上の解散になるわね。2期があるのかは知らないけど・・・。って書くと、なんだか『モー娘』みたいね。

 とにかく、あたしとカセラ教授は馬車で故郷近くまで4人を送っていくことになったので、アルフレドの墓地に集合することになったの。それなのに、カセラ教授ったら、ロミ夫と別れたくないものだから、グズグズ支度して遅いったらありゃしない!女の子を待たせるなんてダメダメよっ!!

 そうそう、それと先日、今回の4人に先立って3人ばかり帰郷してるんだけど、名前が出てこないのよねぇ・・・。それくらい扱いの軽かった3人だったわ。うーーーーん、思い出せないよう。馬車で送ってもいないし。なんなの、この差は?

 さて、グズでノロマな亀(教授)も、よーやく準備OK牧場ってことで、集合地のアルフレドのお墓に出発よ!

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