IN THE YEAR 1875 |
![]() |
え〜ん、もう晩餐会当日だっていうのに、自分のドレスの仕立てがまだ終わらないよぅ!無理しないで男の子のくせにお裁縫しか能のないミカエルにでもやらせるべきだったかしら。・・・ってカセラが懲りずに覗いてるぅ!そこですかさず“針千本アタック”!!教授の目に針が千本刺さっちゃったわ。そしたら彼「目が、目がぁ〜ぁああああ!」とか言いながらどこかに行っちゃったわ。これからはカセラ大佐と呼ぶべきかしら。それにしても私も冷静に対処できるようになったわね。 お昼を過ぎて、ようやくドレスが完成したの。集合場所の公園に急がなきゃ!お兄ちゃんに怒られたくないもの。・・・で、公園まで駆けて行ったら、まだアルフレドも来てなかったの。私はすぐに変だなって思ったわ。あのアルフレドが時間に遅れるはずないもの。なのに黒い馬鹿兄弟ときたら、「さっすがアルフレド、真打ちは最後に登場ってわけだ!」だの「東洋の剣豪に倣って、わざと遅刻して来るつもりだよ!」だの・・・彼らには危機意識みたいなものが決定的に欠けているのよね・・・信じられないわ。こんな連中と今夜、運命を共にして大丈夫なのかしら・・・って思ったわ。 それから1時間も経って、ようやく恐竜並に鈍い彼らにも事態が深刻化しているのが理解出来たみたい。ロミ夫ったら「遅すぎる・・・探してくる!」だって!遅いのはアンタ達の理解力だっつーの!ともかく、行け、しもべたち!必ずやお兄ちゃんを捜し出すのよ!!それにしても・・・ロミ夫はともかく、ダンテにミカエル・・・。捜索隊のメンツに不安を覚えるのは私だけ!? |
ああっもうっ!遅い!どこまで探しに行ったのかしら!?こんな大事な日に女の子を待たせるなんて最低最悪な男たちねっ(アルフレド除く)。まぁ最初に遅れたのは私だけど・・・でも女の子が約束の時間に遅れて来るのはむしろ礼儀よね?レディのたしなみだわよ。モーマンタイね。 そうこうしてるうちにダンテが戻って来たんだけど、開口一番「家にも秘密基地にもいなかった」ですって!この大バカッ・・・!!いくら約束の時間に現れないからって、あのお兄ちゃんが家や秘密基地でゴロゴロしてるわけないじゃない!アンタとは違うのよ!?そんな事も分からないなんて・・・マヌケだとは思っていたけど、ここまで本格的に使えない奴だったなんて・・・。ダンテ、やっぱりアンタは永遠の雑魚キャラだわよ。アヒルは所詮どこまで行ってもアヒル、白鳥にはなれっこないって事なのね。それなのに探しに行こうとする私に向かって「待て、お前が行っても何にもならん。ロミ夫に任せろ」とはね・・・ダンテ、殺すよ? なーんてやってたらアルフレド、やっぱり一人で来たじゃなぁい!「遅くなった、心配かけてゴメン」って・・・スゴク心配したよぉ・・・っ☆でも許すっ、だってお兄ちゃんだもん!でもね、ロミ夫もダンテもミカエルも、みぃーんな使えないのよぉ!全員、今回の一件が終わったら“黒い兄弟”をクビにしちゃおうよ。そしてアルフレドと私だけの、とってもEDENな組織に改変しましょ。ああっ、それってすごくイイかもしんない。 それはともかく、アルフレドも来た事だし、急いで大公様のお屋敷に向かったんだけど・・・ロミ夫とミカエルがいない事に、私だけじゃなくて全員気づいてないって言うか・・・忘れてたよね!? |
|
![]() |
でね、大公様のお屋敷に到着したわけよ。だ・け・ど!知らなかったよねぇ私たち。ま・さ・か・トンマウリツォに情報が筒抜けだったなんて!後で分かった事なんだけど、ミカエルが捕まってベラベラ喋ったらしいのよね。・・・やっぱりお前か!て感じよね。まぁ、さすがの私ももう何も言う気はしなかったけどね。 それはさておき、情報がダダ漏れだったなんて露ほども知らない私たちは、侵入を開始したの。まずは敷地内に入らなきゃお話にならないから、「クルミ散乱作戦」で番兵を突破よ。ダンテ&バルトロの雑魚コンビが無難に任務を遂行したわ。ダンテもこのレベルの作戦なら戦力になるって事ね。アンタさっき株を落としてるんだから、しっかり働きなさいよって感じね。 でも順調に予定通り進んだのはこれだけなのよね。次のお屋敷の中に入る段階で、トンマウリツォの腰巾着の一人、ランベルトが見回りしてるのを発見。ここで情報が漏れているのを認識したわ。誰が漏らしたのかまでは分からなかったけどね、この時は。(99%ミカエルだろうとは思った)。 とにかく、アルフレド「やるしかない。僕とお前のために」・・・って、最高ォッ!待ってたのよ、こういうのを!!あえて言おう「勝つ」であると!! で、決戦『アルフレドVSランベルト』ってワケ。そしたらランベルトの奴、アルフレドに向かって「見ちゅけたぜぃ、覚悟しろぃ!」って言ったの。やられキャラのセリフじゃん(爆)!この瞬間、お兄ちゃんの勝ちが決定したわ!・・・と思ったんだけど、この時まさか「とおりゃあい!」なんていう、時代劇も顔負けの雄叫びを挙げてジョバンニが飛び出して来るとはね・・・さすがに読み切れなかったわ。世の中一筋縄では行かないわね。しかもジョバンニ、柵を飛び越えてランベルトを一撃で倒してるし・・・お前はNINJYAか!? で、可哀想なランベルト・・・ナイフまで振り上げたのにね・・・相手は子供なのにね・・・本当にザコだよね・・・これからは「見ちゅけたぜぃ、覚悟しろぃ!」なんて言っちゃダメだよ(笑)。 |
それにしてもジョバンニ、「お前が他の誰かにやられちまったら困るのサ」だなんて!なかなかやるじゃない!認めよう、アルフレドのライバルだとこの私が!!何にもしてないくせに「同盟を結んだのサ」だなんて偉そうにしゃしゃり出てくるロミ夫とは雲泥の差ね。ロミ夫、今のままならアンタは役立たずの負け犬だよ。あえて言おう「カスである」と。それが嫌ならキリキリ働きなさい!! そしたら何だかニキー太とかいう、男の子だか女の子だか分からないのが、お屋敷に通じる道を知ってるみたい。「よーし、アタイに憑いてきな!」なーんて仕切りだしたのは気に入らないけど、とりあえず前進しなきゃね。それくらいの分別は私にもあるわ。 で、案内されたのがお墓じゃない!なんて縁起が悪いのかしら・・・文字通りの“墓穴”にならなきゃいいけど・・・。「あたしたちの知り合いには、人には言えないことをしてる奴も多いのさ!」とか言っちゃって。それって・・・売春とか?あなたも今のままだと売春婦一直線っぽいから注意しなさいよ。 それからまたまたやってきましたトンマウリツィオの“用心棒”という名の“木偶の棒”。いかにも雑魚っぽいのが雁首そろえちゃって・・・ご愁傷様! それっ・・・かかれっ、しもべたち!やっておしまいなさい!!・・・で、本当に秒殺よ。用心棒弱すぎ。いくら狼団やら黒い兄弟がケンカ慣れしてるからって、相手は子供会よ?ちょっとね・・・プロでしょう?トンマウリツィオも部下に恵まれないわね。ま、それを言ったら彼らも上司に恵まれないか。お互い様ね、いい関係じゃないの。 この間に私とアルフレドは前進。露払いはロミ夫とニキー太の“アルフレドに片思いコンビ”。せいぜい励みなさい(笑)。それからアントニオぉ〜、「これもってけ、役に立つぜ!」って・・・縄ぁ!?もっといいものよこしなさいよ!! ちなみにさ、さっきから縄を持ったロミ夫が変な目で私の方をチラチラ窺ってるのよね・・・。なんか怪しくない?キモイんだけど。 |
![]() |