小マリア 「マリア先生!!」
マリア 「あら、なあに?マリア」
小マリア 「また質問があるんです」
マリア 「今度はなにかしら?」
小マリア 「わたし、前にチョコレートケーキを作ったでしょう?」
マリア 「・・・みんなで、でしょう・・・」
小マリア 「ええ、みんなも手伝ってくれたわ。わたし、助かっちゃった・・・うふっ」
マリア 「・・・・・・・・・・・・・・・」
小マリア 「でも、せっかく作ったのにヴェルナーとクラリーネが壊しましたよね?」
マリア 「マリア・・・そんな言い方をしてはダメ。ワザとじゃないのよ」
小マリア 「わざとじゃなければ何をしてもいいんですか?」
マリア 「そ、それは・・・」
小マリア 「わたし昨日、お父さまが大切にしているパイプを壊しちゃったんです」
マリア 「!!!!!」
小マリア 「わざとじゃないんです」
マリア 「・・・・・・・・・・・・・・・」
小マリア 「よかったあ!!マリア先生が許して下さったわ!」
マリア 「ちょ、ちょ、ちょ・・・チョ・ソンミン!!」
小マリア 「・・・・・・ごめんなさい・・・こんな時どんな顔したらいいのかわからないの・・・」
マリア 「笑えばいいのよ・・・」
小マリア 「でも何もおかしくないわ・・・」
マリア 「・・・・・・・・・・・・・・・」
閑話休題
小マリア 「それでね、壊れたケーキをマリア先生が直したでしょう?ノンベルク風からマリア風とか言って」
マリア 「え、ええ・・・」
小マリア 「どうやって直したんですか!?あんなに派手に壊れたのに!!」
マリア 「そ、それはね・・・壊れたところをまとめて・・・」
小マリア 「うそよっ!!」
マリア 「うそって・・・」
小マリア 「一度壊れたスポンジが元に戻るわけないものっ!わたしを騙そうとしてっ!!」
マリア 「騙すなんて・・・そんな・・・」
小マリア 「いいのっ!言いたくないなら!」
マリア 「べ、別に言いたくないわけじゃ・・・先走らないでマリア」
小マリア 「いいのよっ!・・・そのかわり・・・そのかわり・・・パイプも直してぇ!!!」
マリア 「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・(それが言いたかったのね)・・・・・・」
・
扉の陰で聞いていたトラップ男爵 「マリア、お父さまは何でも許しちゃうよ。早くおいで・・・!」