第1回会議

「家族会議を開きます」

「家族会議を開くどー」
「はぁ?なに言ってんの、突然。馬鹿じゃない?」
「会議って、何の会議なんですか?お父さま。あまりに唐突で、ボクの心臓はMAJIで停止の5秒前ですッ・・・!」
「かいぎかいぎ〜・・・懐疑?」
「え〜、面倒くさいよ・・・遊びに行きたいのに〜」
「ひっこめ、このヒゲ野郎!!
マリア!!
「マリア先生、またマリアのこと心配してるぅ」
「・・・(馬鹿ばっかじゃん。なにが会議さ)・・・」
「ゲオルク・・・この子供たちを御覧なさい。会議など出来ようはずがございません!」
「うっさいわね!とにかく、私は家族会議なんてやらないわよ。くだらない!自分の部屋に下がらせてもらうわ」
「席につきなさい!私がやると言ったらやるんだあああ!!艦長命令だぞお!」
「ふん・・・何が艦長よ。陸に上がったカッパのくせに・・・!で、ルーペルトも言ったけど、何の会議なのよ!?」
「家族会議だ」
「・・・本物の馬鹿ね」
ばかばか〜お父さまのばか〜・・・ウマシカ?」
「何のための家族会議かを聞かれて、『家族会議だ』と答えるガイキチをどう処分するかの会議でいいんじゃないかしら?」
マリア!!
「・・・いいんじゃないかしら?私、マリアの意見に賛成だわ」
「じゃあ、屋敷の裏にでも埋めちゃおうよ・・・。フランツに穴を掘ってもらってさ。ぼく頼んでこようか?」
「え〜っ!埋めるなら遠くにしてよぉ〜!夜中に生き返ったら怖いよ〜!」
「いつかのニコラみたいに、川に流せばいいじゃん。海まで行くわ」
・・・マリア!殺す!
「黙んなよ、ブスが!」
マリア!!
「はいはい、ケンカしない!姉妹でしょ、仲良くしなさい」
「テメー、なに突然仕切ってんだよ、このプチ家出の根性無しのくせして。どうせならホームレスくらいなってみせなよ」
「なっ・・・!・・・あんたこそヒッキーじゃないの!」
お黙りなさい!!これのどこが家族会議なもんですか!ゲオルク、何を黙って聞いているんです!?何とかおっしゃい!」
「う〜む、議論が白熱している・・・。素晴らしい
「げおるくッ!!」
「お父さま、こういうのがしたかったの?」
「ねーねー、ルーペルトが倒れてるよ!心臓も止まってる!
「そうい言えば、とっくに5秒は過ぎてるわね・・・」
「た、大変!お医者様を早く!お医者様、お医者様はいらっしゃいませんかァ〜!?」
「医者なら、そこで転がってる坊やの希望職業じゃなかった?自分で何とかするわよ」
「全員お黙りなさいっ!解散っ!解散〜っ!ミミー、ミミー!ボルトマン先生を呼んでらっしゃい!」
「・・・ボルトマン先生?ゲットーまで行くの?・・・あ、旅行中だっけ?」
「またやるどー」


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