第14回会議

「お受験」

「む、みんな席についたな。ならば食事の前に家族会議を始めたいと思う」
「え〜っ!お腹減ったよぉ!食事の後でいいじゃん〜」
「どうせまだ料理きてないじゃん。さっさっと終わらせちゃえばいいのよ」
「ってか、ルーペルトがいないじゃん!」
「ルーペルトは勉強中だ。食事ギリギリまで来ない。特別に免除した」
「はぁ?汚ったね!どうせ勉強中とか言って、違うことしてるに決まってるのに!」
どんなこと?」
「え・・・?例えば・・・『ナ、ナスターシャ・・・ハァハァ』みたいな?」 
「ペンじゃなくて違うモノ握ってやがるのか!?」
うひゃひゃひゃひゃひゃひゃ!見に行こうよ!」
「お止めなさい!ルーペルトは勉強中ですッ!」 
「医大予科受験に向けて、お勉強頑張っているんだから邪魔しちゃいけないわ」
「ヴェルナーじゃ、とうてい無理よねぇ・・・」
「な、なんだよ!みんなルーペルトの肩もつのかよ」
「じゃあ本当に勉強してるのか覗きに行こうよ。邪魔しないから」
「それ、面白い!!」
「よし!もし勉強してたら、僕、なんでも言うこと聞くよ!もし違うことしてたら、ヘートヴィッヒが言うこと聞けよ!」
「ハァ?なんでそうなんの?馬ッ鹿じゃないの?」
「じゃあ、フロイライン・マリア!!」
「ええっ!?・・・そ、それは・・・ちょっと・・・ゴニョゴニョ・・・ってか、無理。ゴメン
「なんだよ!結局、なんだかんだ言って、誰もルーペルトを信じてないんじゃん!」
「そんな分の悪い賭、出来るわけないでしょ」
「大体、ルーペルトが医者なんて・・・ねぇ?お医者さんゴッコの間違いじゃないの?」
「ルーペルト、ゴッドハンドになるってゆってた!」
「プッ・・・ゴッドハンドだって・・・!アイツの場合、メスじゃくてチ○ポ握ってる方がお似合いだよなぁ」
あっはっはっはっは!ひどーい!
「おお!『神の手ルーペルト』だっ!」
「マラドーナかよ!」
「ププ・・・、あ、あなた達!止めなさい・・・!」
「そーゆーマリア先生だって笑ってんじゃん。マリア先生のそーいうヤラシイとこ、すっごく嫌い!
「・・・えっ・・・!?(愕然)」

バタン!!
「ああ、疲れた〜。お待たせ〜」
「!!」
「あれ?みんな、どうしたの?」
「・・・いま、みんなでルーペルトのこと話してたの」
「えっ、そうなのかい?」
「そんなに勉強するなんて、マネ出来ないよ〜、ってね」
「お勉強がんばって。みんな、すごく応援してるから・・・」
「期待を裏切ったら、承知しないゾ☆
「ああ、ありがとう!頑張るよ!」
「・・・なんて恐ろしい弟妹たちなのかしら・・・」
「ああ、お腹空いちゃった!いっぱい食べるぞ〜」
「・・・家族会議・・・って結局・・・なし?・・・ああ、そうですか・・・」


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