第15回会議

「マリアのヴァイオリン」

「今回はマジっつーか、結構深刻な問題を会議にかけ、解決方法を見出したい・・・」
「むむ、いつもと違うオープニング!嵐の予感!?
「何かしら・・・とってもイヤな予感がする・・・!不吉な、不吉な予感が!
「ちょっと、脅かしっこはナシにしてよね」
「で、なにが問題なの?」
「・・・他でもない、マリアの・・・ヴァイオリンだ」
「あ」
「それは・・・」
「とても・・・」
「難しい・・・!」
「問題・・・ってゆーか、どーしろと!?
「だから・・・どうにかならんのか、アレは・・・」
「朝から騒音撒き散らしてるもんね」
「騒音なんて生やさしいもんじゃないよ、アレは。音波兵器さ!
ナチスの秘密兵器だって言っても過言ではないね」
「むしろチャーチルやスターリンに売り込むべきじゃない?」
「とにかく!お前たち、兄弟なんだから上手く言いくるめて止めさせるんだ!」
「なに都合のいいこと言ってるんだよ」
「元はと言えば、お父さまが、お母さまのヴァイオリンを許可したんじゃない!」
「そーだ、そーだぁ!」
「そ、それは・・・ち、違う、私じゃあない!フロイライン・マリアが最初にマリアにヴァイオリンを!!」
えええ〜〜〜っ!?そこで私に振りますかっ!?」
「そういう男なのよ、このゲオルクという男はね。いいかげん気付きなさいよ」
「コラ!父親のことを何て言いぐさだ!!」
「なによ、ホントのことじゃない。文句あんの、このクソヒゲ!
「止めて〜!私のために親子ケンカしないで〜!」
「誰がアンタのためですって?調子のってんじゃないわよ、使用人のくせに!!
「フロイライン・マリア・・・今のセリフは確かに少しムカつきました・・・」
「・・・とほほ・・・すいませんでした・・・」
「やれやれ、またもや話が逸れまくりという事実に気が付いて欲しいなぁ」
「むおっ!そうだった。本題に戻ろう」
「・・・ホッ(助かった)・・・」
「で、どうやってマリアにヴァイオリンを止めさせるか・・・」
「才能無いのを理解させる、とか・・・」
「誰が?」
「アンタが」
「なんで僕が!」
「結局、みんな自分の身がカワイイのよね・・・」
「あれえっ?みんな集まって何してるの?もしかして会議!?」
うげえっ!マリアっ!!」
「なによ、『うげえっ』って。感じ悪いわね」
「・・・続く!」
「ホントに続くのかよっ!?信じらんねぇ!」

待て、次回!→


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