第25回会議

「譲れない願い」

「ルーペルト、お前に聞いておきたい」
「なんですか、お父様?」
「お前、本当に医者になりたいのか?」
「なんでそんなこと聞くんですか?」
「トラップ家は軍人の家だ。長男のお前は、そのことをどう思っているんだ?」
「そんなこと言われても・・・。僕には軍人は向いてないと思うし・・・」
「医者なら向いているのか?」
「・・・軍人よりは」
「得意だもんねぇ〜。お医者さんゴッコ
「し、しし診察するから、はははは早くふふふふ服を脱いで!
キモイキモイキモイ!!
「うひゃひゃひゃひゃ」
「あわわわわ・・・!なに言ってんだよお前ら!」
「・・・お前、まさか妹たちに・・・」
「なわけないでしょう!殺されますよ、僕が!!!!
「そーゆー問題?」
「ルーペルト、お前の本心が知りたい。Believeしていいのか?」
「え?信じるの?嘘と欲望にまみれた下半身を!!??
「最近、下着の数が減ってるんだけど・・・」
「あたしもだよ!」
「そう言えば、私のサルマタも・・・」
「実は私のもなんです・・・!」
「え?フロイライン・マリアってサルマタ履いてるの?」
マジっすか?
ち・が・う!
「また話が・・・!いいかげんにしてくれよ!」
「おお、そうだったな。で、ルーペルトや。トラップ家の家業とも言える軍人の道を行かぬなら、それだけの納得いく説明を私にしてみせろ!」
「そこまで言うなら、僕もこの際ですからハッキリ言いますよ」
「ルーペルト・・・」
「海軍なんかに入ったら、自由に美少女小説を読んだりラジオドラマを聞いたりグッズを買ったりフィギュア愛でたり出来なくなるじゃないですかッ!そんなのあり得ないし、絶対にゴメンだね!!死んだほうがマシだ!
「・・・・・・・・・・・」
「・・・ルーペルト、自分の気持ちを大切にね!キモイけど」
「・・・よくぞ言ったわ。ある意味、潔いわね。キモイけど」
「普通は言えないことを平然と言ってのけた!そこに痺れる憧れるゥ!キモイけど」
「ルーペルト、見直したよぉ〜・・・。キモイけど」
「そこまでの覚悟があるなら、医者もイイんじゃない?キモイけど」
「別に医者じゃなくてもイイじゃん。ルーペルト、キモイねぇ〜」
「あっぱれすぎて言葉も無いよ・・・」
「ヒゲの負けね、うふ♪」
「あーーーあ!もう!やってらんねーな、オイ!医者にでも何にでも勝手になれや、オイ!そんかわり学費一切面倒みねーからな!奨学金でも取って勝手に行けや!」
「そうします・・・。ほんとにゴメンナサイ。でもネ申にかけて絶対に譲れない問題なんです。軍人の道はヴェルナーに期待してください・・・」
「進路問題、これにて一件落着ゥウウウ!」
「・・・で、下着が減ってる話は?」
「それは次回。犯人は必ず見つけるわ!」


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