第3回会議

「大人は信じられない」

「みんな、あちまれーーーーっ!また家族会議、だァーーーーッ!」
「・・・なに一人で熱狂してんの?馬鹿じゃない?」
「お、お前はどうして・・・!第一、それが父親に対する言葉づかいかッ!?」
「ふっ・・・あたしのパパはザルツブルクにいるわ。ウィーンにもいるけどね・・・。こう見えて、結構ファンは多いのよ」
「・・・?」
「アハハハハ!援交(死語?)だ〜!」
マリア!
「あれ?お父さま知らなかったの?」
・・・マジ!?
「・・・もうご存知なのかと・・・。ボクも心臓がMAJIに停止するほどに心を痛めていました」
「ご存知なワケねえだろ!?ブッ殺すぞ、このドン・キホーテ野郎が!!うわあああああんん!私のヘートヴィッヒがぁぁ!!」
「・・・ドン・キホーテ野郎・・・酷い・・・シクシク」
「ウヒャヒャヒャヒャヒャ」
「・・・ハァハァ・・・わ、私もぜひそのパパの一人に加えてはもらえまいか?」
「な、なによコイツ!?」
「アハハハハ!狂ったッ!!
「ゲオルク、お気を確かに!!すべて子供達の狂言でございますことよっ!!」
「あらら、もうバラしちゃって・・・。面白かったのに」
「あなたたち、冗談にもほどがございますッ!!」
「悪かったよ・・・ちょっとからかっただけだよ」
「へ、ヘートヴィッヒぃ・・・はぁはぁ・・・こんなにもパパを熱くさせるなんて、いけない子だ!!
「アハハハハ!狂ったままよ!?これは面白いわ!」
「ち、ちょっと、誰かなんとかしなさいよ!」
「自分が引き起こしたんだろ?自分で何とかしろよ」
「な、なまいきよ!ドン・キホーテ野郎の分際でッ!!」
「・・・その呼び方、止めてくれよ・・・シクシク」
「インジャン、お前だ。お前がロビンソン先生を殺したんだ!!
「お、おい・・・ヤバくない?」
「もう!しょうがないな〜。アガーテ、いらっしゃい。・・・ゴニョゴニョ・・・わかった?」
「うん!わかった!
「マリア、なにを耳打ちしたの?」
「うふっ。見てなって!」
「ねーねー、お父さま〜」
「ん〜?お前か〜インジャンを殺したのは〜?」
「・・・刺す!・・・ブスリ」
ぎいやあああああああああああああああああああ!!!!
「大変!アガーテがハサミでトラップ男爵を刺したわ!しかもケツの穴を・・・これは菊(キク)わね!!」
「マリアさん!ケツの穴とはなんです!!お下品な・・・。お尻の穴とおっしゃい!!」
「そういう問題じゃないだろ・・・」
「血がドクドク出てるわ。まるで噴水ね。ってか、ちょとウンコ混じってない?汚いわ」
「・・・さ、さすがマリア。しかも自分の手は汚さないところがイヤラシイわね」
うるせえ
マリア!
「ま、会議は流れたし(血も流れたけど)、良かったんじゃない?」
「ま・・・またやるど・・・」
「あ、生きてた」


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