第3章〜「カエル」登場〜



ルッカ「・・・・・ということなのよ。わかった?」
はっとクロノは現実へ戻った。
(そうか・・・・俺はあれから夢中で城をでて、森で迷った所をこいつに助けら
れたんだっけな・・・・恥ずかしいなあ〜)
ルッカの話によると、この世界は中世〜AC600年〜のガルディア王国で、な
んらかが原因でマールやクロノがこの時代にワープしてしまったらしい。ちなみに
クロノたちが住んでいる町は、AC1000年のガルディア王国。ACとは王国歴の
ことだ。
ルッカ「もう!本当に大変なんだから!しっかりしてよ!!」
さらに驚くことに、マールの先祖はリーネ王妃というこの時代のお姫様で、ちょ
うどこの時代だと、リーネ王妃が行方不明になっている時だった。歴史上では、
その後に誰かが助けることになっていたのだけれど、マールがこの時代に来たた
めに、王妃にそっくりなマールはリーネ王妃として捜索隊に発見され、捜索は打
ち切られ、本物のリーネ王妃が行方不明のまま死んだ、と歴史が変わろうとしてい
る。つまりこのままだと、現在のマールの存在自体が跡形も無く消え去ってしま
う!というのだ。
だが、マールの存在が消えるのを助けるのは、まだ防げるらしい。
ルッカ「とにかく、この時代のリーネ王妃の身に何かあったんだわ!とにかく王
妃を探すのよ!」
クロノ「わかったよ・・・・・」
クロノは半信半疑で、とりあえず近くに建ってある古ぼけた神殿に行った。
そして中に入った。
ルッカ「ん?これは?」
ルッカは足元に落ちていた冠を拾った。
ルッカ「これ・・・ガルディア城王家の紋章じゃない!どうしてここに・・・?」
すると、だれもいなかった神殿から、蛇のモンスターがクロノたちの周りに集
まってきた。
クロノ「ち・・・・!」
ルッカ「数が多すぎる!」
絶体絶命のその瞬間、一瞬のうちに、敵が消滅していった。
ルッカ「え・・・?」
???「大丈夫か?」
クロノたちの目の前には、なんと、カエルが立っている!
???「俺の名前は・・・”カエル”でいいぜ!そのまんまだけどな・・・・」
笑いながらクロノたちに話しかける。
そして、急に真剣な顔つきで質問してきた。
カエル「お前たちもリーネ様を助けに来たのか?」
クロノ「そうだ。」
とりあえずクロノは、様子を見ようと考えた。
カエル「ならば共に行こう。実は俺もリーネ様を助けに来たんだ。リーネ様はこ
の先にいるはずだ。」
カエルがクロノたちに向かって、そう言った。
そのころ、神殿の奥のほうでは、とんでもないことになっていた・・・・・


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