エリミネイター
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GM:というわけで、ダブルクロス始めます〜。
皇:ダブルクロス?君確かブレカナのシナリオ書いてなかったっけ。
GM:いや、突然ダブルクロスのシナリオを思いついてしまったので、ダブルクロスです。
皇:はぁ。

 ではここで軽くキャラクター紹介を。
・中村晶(プレイヤー:江須)
 メタル大好き、メカ大好き、ロボット大好きと三拍子揃ったはちゃめちゃ高校生。しもべの名前はケンゴウダー!(笑)
・朝日鏡子(プレイヤー:海月あいる)
 小さい頃に親に殺されかけた絵描きさん。いつも何か怯えてます。
・結城雅孝(プレイヤー:いつき)
 元・警視庁キャリア組、現・やさぐれ不良警官。自他共に認める悪い大人だ!
・天原皇(プレイヤー:桜弥旭)
 学校では優等生、裏の顔は不良どもをまとめるリーダー。自分にとってどうでもいい人間にはとことん冷たい。広げよう友達の輪(笑)。
・GM(一文字武雄)
 GMはGMである。一風変わったキャラとダークなシナリオを好む。

GM:はい、今回はロイスとは別にエキストラを何人か用意しています。まず結城さんには坂本啓太君。新米さんです。
雅孝:しごいてやればいいのかな?
GM:そうですね。それから、天原皇には江藤と河島という2人の部下です。
雅孝:部下とは言えエキストラでしょ?それこそ「うわ〜、ダメだ〜」と言ってやられる役?(笑)
皇:いや、エキストラは強い。GMが殺さないようにすれば死なない。
晶:でもGMが殺そうとしたらあっと言う間。
GM:まぁそれはプレイ本編でね。それからシナリオ情報技能として、<情報:I高校>をI高校の生徒2人(天原皇&中村晶)に渡しておきます。
雅孝:シナリオロイスは?
GM:それはオープニング終了時に渡します。どういう相手か判らないと感情取りにくいでしょ?


Opening1 ――MasterScene
 夜の街を走る1つ影がある。それは壮年の男性であったが、その鋭い目つきや顔に残る傷跡は、その男が表の世界の住人ではないことを顕著に物語っていた。
 不意に男の前に銃を持ったUGNの制服を着た男達が現れる。「チィッ!」と男は舌打ちして後ろを振り返る。やはり後ろからはUGNの男達が追ってきている。
 どこにも逃げ場はないと悟ったのか、男は懐からどこからともなく1本のナイフを取り出した。だがUGNの男達の武器は銃、圧倒的に分の悪い勝負には違いなかった。
 が、次の瞬間。男の腕が有り得ないほど伸びると、UGNの男達のいた所に刃を躍らせた。音もなく崩れ落ちるUGNの男達。そんな彼らに目もくれずに男は彼らの居た場所を走り抜けた――。


Opening2 ――中村晶
GM:さてそんな事もあったけど、打って変わって平和な日常。中村晶くんのオープニングです。
晶:は〜い。
GM:き〜んこ〜んか〜んこ〜んとチャイムが鳴る。「せんせ〜さよなら〜」などの声がする。ごくごく一般的な放課後の風景ですね。学期も始まったばかりで面倒な宿題や試験勉強の必要もなく、これから何をしようかと考えている晶に後ろの席に座る岩見和馬が話しかけてきます。「今日の授業、どうだった?」
晶:「いやぁ、ずっと寝てたからどうだったもないんだよね」
皇:どえええええ!?
GM:「え……そ、それはよくないと思うよ?」(本当に戸惑った)
晶:「いや、ほら。でも寝ちゃったものは仕方ないしさ。あ、よかったらノート見せてくれないかな?」
GM:「うん、いいよ」と彼はノートを差し出します。
晶:「やった〜、見せてもらえる〜。え〜と、どれどれ……?」
GM:で、そんなこんなしていると教室の入口から声が飛んできます。「おい岩見、何やってんだよ。早く行くぞ」
皇:「あ、うん。今行くよ」(←いきなり岩見君)
GM:「早くしろよ岩見よぉ。いつもトロいんだからよぉ」と言う三宮。ちなみにこの三宮という男はいわゆる不良であり、河原町・梅田という他の不良とよくつるんでいるという、ちょっとした有名人です。
雅孝:えっと、河原町・梅田・三宮って?
GM:はい、3人揃って繁華街トリオと呼ばれています(笑)。「じゃあ、もう僕行かなきゃいけないから」と岩見は席を立ちます。「じゃあまた明日、中村くん」
晶:「何処へ行くの?」
GM:「あ、いや」と彼はちょっと言いにくそうにしてますね。「大した……所じゃないよ」
皇:もしかしてたかられてる?
GM:そうですね、岩見が彼らにたかられているのは何となく解るます。でも何も出来ない自分もここにいる。それがちょっと悔しかった……というところで岩見和馬のロイスを取ってください。推奨感情は「P:同情/N:不安」です。
晶:あ、はい。じゃあそれで。


Opening3 ――MasterScene
 夜10時。岩見和馬は漸く3人の不良から解放されて、トボトボと家路についていた。「はぁ……」と溜息が漏れる。「どうしてこんなことになっちゃったのかなぁ……」
 ちょっと近道をしようと思って路地裏に入った。暗くて危険だからあまり人は通らない道だけど、そんなことはもうどうでもよかった。
 そして、そこで彼は1人の男に会った。鋭い目つき、顔に残る傷跡。和馬はその男が表の世界の人間ではないことを瞬時に察した。
 「この男は危険だ」本能がそう告げる。だが彼は動けなかった。
 男が自分に飛び掛ってくる。それでも彼は動けなかった。「ああ、僕は死ぬんだな」遠いところでそう考えていた。
 「ん?」額に男の手刀が迫ったところで男は停止した。「お前、中々面白ぇ事考えてるじゃねぇか……」
 「え?」思わず聞き返してしまう。コイツは僕を殺そうとしたんじゃないのか?
 「俺がお前の願いを叶えてやるよ。俺の頼みを聞いてくれるんならな……」


Opening4 ――朝日鏡子
GM:同時刻。UGNの支部では緊急招集が行われていました。朝日鏡子のオープニングです。
鏡子:はい。
GM:『エリミネイター』と呼ばれる危険なジャームが市内に逃げ込んだという情報が隣の支部から寄せられました。彼は凶悪なジャームであり、自らの悦楽の為に人を殺す。人を殺す為に人を殺す。
鏡子:はいはい。
GM:そんな狂人なのですが戦闘能力も高くまた狡猾さもあり、UGNも中々退治できないという有様でした。そんなジャームが流れてきたという。今回は総力を挙げてそのジャームを倒す。それが与えられたミッションです。
雅孝:支部長は?
GM:今回は『支部長は支部で待機しているように』と中央から言われているため、作戦指揮のみ行います。過去に支部長自らが前に出て酷い目にあった支部があったようなので。
雅孝:支部長が殺されて指揮系統が無茶苦茶になったとかかな?
皇:ちょっとがっかりしてる?
GM:そうですね。ここで手柄を立てて汚名を返上したいと考え、モチベーションが非常に高まっているところでの待機命令ですから。表には見せませんが、ちょっとがっかりしています。
皇:「じゃあ朝日さん、表に出られない私の分も頑張ってね。あなたが頼りなの」(←突然支部長)
鏡子:「はい、解りました。希望に添えるよう、頑張りますね」
GM:「では、気をつけて」と十六夜は鏡子を送り出します。というわけでシーンは終了、『エリミネイター』のロイスをとってください。推奨感情は「P:執着/N:脅威、憎悪、嫌悪、敵愾心など」です。
鏡子:じゃあネガティヴは「嫌悪」で。楽しみで人を殺す人間なんて許せない!ってコトで。


Opening5 ――MasterScene
 「ふぅ」と岩見和馬は路地裏から出ると息を吐いた。
 そして不敵な笑みを浮かべて言った。「さて、始めるとしようかな……」


Opening6 ――結城雅孝
GM:ええと次、結城さん。
雅孝:はい。
GM:治安悪化のツケは夜間パトロールという形であなたも支払うことになりました。
皇:あたたたたた!
GM:時刻は夜11時。
雅孝:じゃあですね、パトカーの助手席に座って運転してる新米の坂本啓太君と会話。「結城さ〜ん、やっぱ眠いっすね〜」「バカ野郎、運転ミスんじゃねぇぞこの野郎」とか言いつつ、
GM:「毎晩毎晩疲れるなぁ、夜の見回り」
皇:眠ってほしくないんだけどね、命が危険。
雅孝:「まあ、取り敢えず事故にだけは気をつけてもらわんとな。警官が人撥ねたとなったら洒落になんねぇぞ。まぁここんとこの騒ぎで歩いてる奴なんて少ねぇがなぁ」
GM:それで細い道とかも入っていきます。
皇:ちょっと猫が前を通ったりというアクシデントもあったものの。
GM:最近は猫も出歩かなくなってます。
鏡子:大変だ!
GM:で、そうやってるとですね、隣の坂本啓太君が何かに気がついたみたいですね。「結城さん、あれは……」
雅孝:「ん?ちょっと車を止めろ」
GM:「はい」
雅孝:じゃあドアをバタンと開けて、それを見る。
GM:1人の少女が倒れています。外傷とか暴行とか受けたあとはないけど、こんな所に1人で倒れているのは明らかに不自然ですね。
雅孝:じゃあ取り敢えず本部に連絡入れて、場合によっては救急車なんかも必要かもしれん。で、「おい、嬢ちゃん。大丈夫か、あんた。こんな所で寝てたら何されるか判らんぞ。オラ、起きろ!」
GM:じゃあ<RC>で判定。
雅孝:<RC>、はい。え〜(コロコロ)14。
GM:どうやら《ワーディング》の影響を受けて気を失ってるみたいですね。
雅孝:え〜、じゃあこの近くに誰か《ワーディング》張った奴が居たという事か。じゃあぐるりと周りを見渡します。
皇:でも今はそんな気配はないんでしょ?
GM:ないです。
雅孝:ここで何かあったのか……
GM:そういうことですね。あとですね、この娘は身元が確認できそうなものは何一つ持っていません。
雅孝:「坂本、あ〜アレだ。家出少女みたいな感じで1晩署に泊まってもらうしかないよなぁ、こんな所に放っとくわけにもいかないし」
GM:「そうですよねぇ」
雅孝:「取り敢えず後部座席に乗っけとけ〜」
GM:「はい、解りました」と、彼はてきぱきと彼女を乗せます。あ、ちなみに制服はまだ着てます。I高校の制服ですね。
晶:女子高生ですか〜?(笑)
皇:ん〜?I高校?I高校はねぇ、この辺の高校の中で一番お巡りさんと仲がいい高校なんだよ〜?(笑)
鏡子:え〜!?
GM:え〜とじゃあロイスは『身元不明の少女』です。推奨感情は『P:庇護/N:不安』です。
皇:謎の、美は付かないんですか、美少女!
鏡子:(笑)。
GM:いや、付けてもいいけど……
雅孝:はい、じゃあロイスは『少女』で備考欄に『身元不明』と書いておこう。感情はそのまんまで。


Opening7 ――MasterScene
「何の用だよ、わざわざこんな所に呼び出してよ」と河原町。
「いや、ちょっとこれから簡単なゲームをしようと思ってね」と岩見和馬。
「ルールは簡単さ」と言うと、どこからともなく1本のナイフを取り出す。
「僕と君達3人が斬り合いをして、最後まで生きてた方が勝ち。簡単だろ?」


Opening8 ――天原皇
GM:じゃあ最後、天原皇のオープニング。
皇:どこから始まるのかな?
GM:時刻は12時半。そろそろ寝る準備をしようかなとしているところに携帯が鳴ります。ピリリリリリリ……
皇:その番号はどこから?
GM:グループの仲間からですね。
皇:ピッ。「俺だ。どうした?」
GM:「江藤と河島が何者かに襲撃されて病院に運び込まれました」

 何故か一同爆笑。

GM:「突然前からナイフで斬られたそうです。幸い、咄嗟に身を捻ったお陰で軽症で済んだことなのですが……」
皇:凄ぇなぁ。これはプレイヤー発言。「解った。病院の方には誰かついているか?」
GM:「一応俺が付いています。あとは彼らから話を聞いてください。医師の話では、明日には意識を取り戻して短時間ならば面会も可能だそうですから」
皇:「解った、今すぐ行く。そこを動くんじゃねぇ。あともう1つ、下手に敵が来たとしても戦おうなんて思うんじゃねぇ。いいから隠れてろ」って電話を切ります。
GM:と言っても、今日はもう面会時間過ぎてますよ?それでもいいの?
皇:取り敢えずね、グループの仲間に召集かける。
GM:はい。どんな風に?
皇:「独りで出歩くな」
GM:はい、じゃあこれでロイス『襲撃者』です。推奨感情は『P:執着、N:憎悪か敵愾心』。
皇:憎悪です。
GM:は〜い、ではここでオープニング終わります。
雅孝:はい。


Middle1 ――中村晶
GM:召集してる人はすっ飛ばして……(笑)
皇:ひっど〜!召集って言うか、警告ね。
GM:警告は舞台裏で行ってください。
皇:やるかよ、シーン使って。
GM:まずは中村君のミドルです。
晶:はい。
GM:翌日学校へやってきたあなたはやけに教室が騒がしいと思いました。
晶:一体何が起こったんだろう?
GM:何かざわざわざわっと。
皇:「あの2人、ざわざわざわ。やぁね、最近物騒で。私達も気をつけなきゃ」(←突然クラスの女子)
晶:じゃあそんなひそひそ話しをしてるところにちょっと訊いてみましょうか。「ねぇねぇ、一体何があったの?」
GM:「なんか、繁華街トリオが殺されたんだって」
晶:「へぇ、死んだの。……死んだぁ〜!?(爆笑)」
皇:驚き遅っ!
GM:「で……こっからが重要なんだが、殺したのは……見てたヤツの話を聞く限りじゃあ岩見なんだと」
晶:「……」って感じなんだけど、全く信じていない。
GM:岩見自体は学校に出てきてません。
晶:いつもはどう?
GM:いつもは割と早く登校してきます。そしてそのままホームルームが始まってしまいます。でも、岩見はやってきません。先生が入ってきます。「は〜い、皆さ〜ん、静かにしなさ〜い」パンパン。
晶:静かにしました(笑)。
GM:「誠に残念な話ですが、河原町君と梅田君と三宮君が何者かに殺害されました」
雅孝:ざわざわざわざわざわざわ。
皇:「今日、エイプリル・フールじゃなかったんだ……」(←まだ女子生徒)
雅孝:「でも殺されたのがアイツらじゃなぁ」(←突然男子生徒)
皇:「別に悲しくはないけどね」
GM:不安が広がってゆく。岩見はそんな事をする男だったのだろうか?それともそれほど追い詰められていたのだろうか?本当に岩見が彼らを殺したのだろうか?色々な想いが頭のなかでぐるぐる回り、授業なんて頭に入りそうになかった。
晶:まぁ既に頭に入ってないんですけどね(笑)。
GM:と言うわけで、ここからリサーチを開始してください。まずこの時点で挙げられているのは、『岩見』『少女』『エリミネイター』『襲撃者』『事件』こんなトコかな。
晶:取り敢えず岩見が殺したって噂は本当かどうかと言うのを、噂好きの友人にちょっと訊いてみる。
GM:どうぞ。
晶:(コロコロ)8。
GM:繁華街トリオに連れられて夜9時半までゲームセンターで姿が確認されている。その後現地で3人と別れ1人で家に帰ったみたい。
皇:犯罪マニアみたいだな、その友人(笑)。
GM:中村君の友人ですから(笑)。
皇:警察の無線とか盗聴してたりしないだろうな。ガクガクブルブル。
GM:家には帰ってないんだと。
晶:家には帰ってない……
GM:その後11時頃ナイフを片手に繁華街トリオと河原で斬り合いをしている姿が確認されています。
雅孝:あうあうあ、もうダメかな。
GM:でも遠くからの目撃なので人違いの可能性も否定できません。
晶:そうだよね。岩見が斬り合いなんてね。
GM:「こっからが重要なんだが……」と、さっきの友人ですね、「その30分後頃から街で不良狩りを始めたという話もあるけど。まっ、それこそデマなんじゃないかって見方が強いけどな!」
皇:「はっはっは」(←突然友人)
GM:「はっはっは」
晶:「それで本人の行方は?」
GM:「今のトコは完全に行方不明だそうだ」
皇:むしろ安否が心配だよね。
雅孝:たまたま勝っちゃって、気をよくして、狩りに行ったら、狩り返された。
晶:うわぁ、ガクガクブルブル。
鏡子:狩られてる?
GM:そういうことですが。
晶:はい。「じゃあまた何かあったらよろしくね〜」
GM:じゃあまぁ、ここまで調べたので、一旦シーンを切りましょう。


Middle2 ――結城雅孝
GM:じゃあ次は、そんな無線を傍受されてるかもしれない結城さんのシーン(笑)。
皇:実際簡単な装置で傍受できるらしいからね。
GM:いや、実際簡単ですよ(←アマチュア無線の免許持ち)。
雅孝:え〜じゃあ拾った野良少女、起きましたか?
GM:起きました。
雅孝:じゃあ丁度起きたところをがらがら〜っと留置所の格子を開けて……
皇:……留置所!?
雅孝:留置所に放り込んであります。
皇:警察病院とかじゃないんだ。
鏡子:朝から留置所なんだ。やだな。
雅孝:取り敢えず家出少女扱いなんで。「よぉ家出少女。留置所の寝心地はどうだ?んん?(笑)」
晶:悪役ですか。
GM:あまりリアクションは返ってきません。ぼ〜っとしてます。
雅孝:「え〜と、取り敢えず名前は言えるかい」
GM:そうすると暫く止まった後、今度はガタガタ震え始めます。
雅孝:「おおおれ、何か変なこと言ってないよな?」
晶:「先輩、またですか?」(←突然警官)
GM:何かただ「違う……違う……」って呟くだけですね。
雅孝:ん〜……じゃああれから実は夜の間にちょっと調べておいたという事で。
皇:家出少女に該当するような娘を。
雅孝:<情報:警察>使いま〜す。
GM:はい。
雅孝:しまった、警察は1つしか振れない!
GM:えっ!?
皇:<コネ:警察幹部>ないんですか?
雅孝:<コネ:警察幹部>ないんですよ〜。
皇:ぎゃ〜!
GM:大変だ!
雅孝:裏社会で情報屋はありですか?
GM:裏社会で情報屋……まぁ家出少女の捜索ならありとしましょう。
雅孝:3個しか振れな〜い。
皇:頑張れ〜
晶:警察より裏情報に詳しい警官だ。
雅孝:おりゃ。(コロコロ)17。
GM:じゃあですね、情報屋の鈴木さんはこう言います。
皇:ネームレスにしようよ。
GM:「いや、暫くそういう情報はないな」
雅孝:「今日、捜索願とか出てないか?」
GM:「それもないな。ていうか、捜索願ならあんたらの方が詳しいだろが」
雅孝:「それもそうだな」じゃあ少女に、「じゃ〜、まぁアレだ。取り敢えず落ち着け、落ち着け。な?え〜と、カツ丼でも食うか?はっはっは」
GM:いやぁ、カタカタ震えてるだけなんで。
雅孝:厄介な娘拾っちまったぜ、今になって後悔。「取り敢えずアレだ。落ち着け、落ち着こう」
晶:いや、まずはあなたが落ち着いてください(笑)。
GM:でもまだカタカタカタカタ、ただただ震えるだけです。
雅孝:ん〜、じゃあそこら辺の女性警官を連れてって様子を見て話を聞いてもらうことにして、自分は街に出よう。退場します。
GM:あ、退場しちゃうんだ。了解。
雅孝:I高生?ん〜、誰かいたかな?なんて思いつつ。
皇:あははははは。


Middle3 ――朝日鏡子
GM:じゃあ次、朝日さん。
鏡子:はい。
GM:まずどういう調査?
鏡子:そうですね、エリミネイターがどんな人だか調べる〜。
GM:はい、じゃあどうぞ。
皇:<情報:UGN>かな?
GM:UGNもしくは裏社会系。
鏡子:そんなものはないことにさっき気づいた。
GM:あ、大変だ。じゃあそのまま素で振ってください。
鏡子:(コロコロ)4か。
GM:えっとですね、うん、強いぞ!(笑)
皇:あの、NPCに連絡とって情報回してもらうって手もあるですよ?
鏡子:あわわわ、そうですね。
皇:あなたは依頼を請けてるんだから。
GM:強いぞ、怖いぞ。
鏡子:うわぁ〜。
皇:強いぞ、怖いぞ、速いぞ、手が伸びるぞ!
鏡子:UGNの支部長さんに話を訊いたほうがいいかも。
GM:はいはい。
皇:てるるるる、てるるるる。
鏡子:と言うわけで、連絡だ。
GM:はい。
皇:というわけで、十六夜の侵蝕率が上がった。
GM:(コロコロ)うん、3ほど上がった。

 上がりません。

鏡子:「あ〜の、すいません。エリミネイターさんってどんな人なんでしょう?」
GM:「あれから追加された情報を連絡しますね。本名は角田大樹」あんま関係ないですね。「ナイフを武器に戦い、鞭の様にしなる腕で遠距離/大勢の人間を同時に相手にできる」
鏡子:うわぁ。
皇:えっぐざっいる〜♪
GM:「所属はフリーであるが、しばしばFHに雇われて破壊工作を行う。性格は好戦的で残忍。追加情報は本部からの通達待ち」
鏡子:「そうなんですか」
皇:て言うか犯人は殺せれば何でもいいんだね。
GM:そうです。
鏡子:う〜。
GM:FHに雇われているっていうのもただ、「人が殺せて金が貰える。こんな旨い仕事はない」って感じだから。
皇:(真・三国無双の魏延風に)「FH……戦イ、クレル……(笑)」
鏡子:え〜、じゃじゃあ何とかしてそんな人を探さないと。
GM:「お願いね」
鏡子:「は、はい。頑張ります!」
GM:と言うわけで、エリミネイターは半分終了。後は追加情報待ち。
鏡子:う〜ん、そうだねぇ。って言ってもどうやって探そう。
雅孝:あ、じゃあ僕このシーンに登場しましょう。
GM:はい。
雅孝:じゃあ丁度UGN支部でばったりということで。「お〜、これは」
鏡子:「ああ、こんにちは」
雅孝:「あ、こんちわこんちわ。いやさぁ、参っちゃうよね。家出少女拾ったんだけどさぁ、いやまぁそれはいいんだけどさぁ、何かこの街に妙なオーヴァード入ってるみたいなんだよね」
皇:最近治安悪くて悪くて仕事増えて増えて。
鏡子:大変ですね。
雅孝:「いやぁ、家出少女も倒れてるトコ拾ったんだけどさぁ」
鏡子:ふんふん。
雅孝:「何かあの《ワーディング》くらって倒れてたんで、こっちの方に来りゃあ危険な野良オーヴァードも含めて何か判るんじゃないのかなと思ったんだけど。で、今支部長どこ?」
鏡子:え〜とえ〜と、支部長さんはどこかな?
皇:支部長は支部長室より出るなと氷室さんのお達しでございます。
鏡子:「支部長室にいるみたいです」
雅孝:「まぁいいや、あの姉ちゃん危なっかしいしな。まぁ取り敢えずオーヴァードのことだけ聞かせてくれ」
皇:かははは。
晶:プレイヤーのいない所で何か酷い事を。
鏡子:じゃあエリミネイターのことをかくしかで。
雅孝:「いやぁね、こんな事じゃ現場出たくてうずうずしてるしてたでしょ?」
鏡子:「あ、はい」
GM:ここら辺でうずうずしてる支部長が子画面に登場。
鏡子:「ちょっと寂しそうでした」
皇:そ〜っと出ようとして氷室に「いけません」と止められる。
雅孝:まぁあれだ、ここはあんまりいないプレイヤーのキャラクターの事を言っても仕方ない。取り敢えずエリミネイターは危険だ。
鏡子:でもどうやって探せばいいのかな?
雅孝:まぁ俺はこれからI高校少女について調べてみる。
鏡子:ん〜と、女の子が倒れてた所って言うのは……。
雅孝:かくかくしかじかで。まぁじゃあ一緒に行ってみるかな。何か戻ってきてるかもしれないし。
皇:現場に戻るのは捜査の基本だ!
GM:じゃあそんな感じでシーンを終了しましょう。


Middle4 ――天原皇
GM:じゃあ次は天原のシーン。
皇:うん、ちょっくらね、襲撃事件の事について調べたいんですけど。
GM:はい。
皇:学校へは朝ホームルームだけ出て、「すみません、頭痛がするんで」って言って保健室から抜け出して。
鏡子:(笑)。
GM:じゃあですね、まずこの時点で<情報:噂話>を振ってください。
皇:はい。(コロコロ)クリティカル、(コロコロ)21。
GM:じゃあですね、ホームルームに出た事でちょっと小耳に挟んで、「何か繁華街トリオが殺されたってよ〜?」と「何かやったの1年の岩見君らしいよ?」という情報を知ってる事とします。
皇:じゃあちょっとそれには「何か関係があるのか?」とか思いつつ、取り敢えず自分の奴らの事の方を調べてみます。
GM:面会はしますか?
皇:します、勿論。「どうだ、あれから?」
GM:江藤と河島は包帯は巻いてますが、まぁ何とか元気そうではあります。
皇:「どうだ、話せるか?」
GM:「はい」
皇:「一体何があったのか話せ」
GM:「俺らは別に狙われるような事は何一つしちゃいねぇつもりです。アイツがいきなり斬りつけてまして」
皇:「アイツ?顔は見たのか?」
GM:「はい。俺、見覚えがありますよ。1年の岩見和馬。確か繁華街トリオにいじめられてた奴です」
皇:んと、繁華街トリオって自分のとりまき?
GM:違いますよ?
皇:だよね。「ああ、そうか」
GM:「でもあの時のアイツはまるで別人のようだった――」「妙な斬り方でした。俺らも喧嘩は一杯してきましたけど、あの腕の動きは普通の人間じゃあ無理です。まるで蛇を思わせるような動きでした……」
皇:なるほど(笑)。解った解った、プレイヤーもキャラクターも解った。「解った、じゃあ静養するんだな。それと……」
GM:「何ですか?」
皇:「今回の事は忘れたほうがいい」
GM:「は、はぁ」
皇:「ああ、心配するな。俺が、何とかする」まぁ、レネゲイドの事にいつまでも一般人を関わらせておくわけにはいくめぇ。だから忘れろ。
GM:ふんふん。
皇:えっとね、あと襲撃事件の事について調べるですよ?どっからじゃなくて、どこで終わってるか。
GM:じゃあそこでシーンを切りましょう。調べたい人が沢山いるだろうから。
皇:じゃあ調べに行った。


Middle5 ――中村晶
GM:じゃあ次のシーンは誰にしようか。やりたい事がある人から言ってください。
皇:さっき言った事をやりたい。
GM:できればさっき出なかった人から。
晶:岩見について調べてみたいけど……でも岩見についてはもう出尽くしてるし。
GM:そうですね、キーワード『岩見』で調べるのはもう限度ですね。
晶:じゃあ岩見の起こした事件の方から。
皇:こっちは知ってたっけ。
GM:さっき、岩見が事件起こして回ってるぞという情報は入ってる。
皇:こっちからそっちに連絡入れようか。岩見って同級生だってコトは判るよね?
GM:判ります。
雅孝:(皇になって)「オトシマエどうつけてくれるんだ?あぁん?」
皇:いや違う。
GM:それは勿論判りますし、仲良かったなってとかそういう事を知っててもいいですよ。ロイスありますから。
皇:勿論連絡入れる、そこに。(コロコロ)うわぁん、調子良すぎる、50%到達!まぁ、かくしかで得た情報を話すよ。「こちらもよく内情は知らないがな。そういった逃げ延びた奴の話からみた結果、どうもレネゲイドが関係してんじゃないかなっていう。これは一般人の手に終えるような事件ではないような気がする」
晶:「う〜ん」
皇:「まだ、これは俺の勘だがな」
晶:「うんうん、楽しい事にそういう事がいきなり起こったよね」
雅孝:楽しいのかっ!?
皇:じゃあそれを聞いてぼそっと言おう。「お前、本当に気楽な奴……」
晶:じゃあ取り敢えずこっちも得た情報を話しますよ。何やらかんやら。
皇:じゃあその襲撃事件について<裏社会>でどんな話になってるのか調べよう。
GM:どうぞ。2人で調べてもいいですよ。使えるのは噂話、警察、裏社会です。
皇:せ〜の、(バラバラ)30。
晶:(コロコロ)15。
皇:あ、裏社会と噂です。
GM:まぁ大体同じような事が判ります。昨日の夜からあっちこっちのいわゆる不良さんが何者かに次々と襲撃されているという話です。しかもナイフでザックリスッパリやられてます。まぁ奇跡的に助かった者とか、巧く捌いて怪我を軽くした者も若干名存在するようですね。まぁ巧く捌いて怪我を軽くしたっていうのは江藤君と河島君の2人なんですが。
皇:うははははは、凄いよ手下!
晶:エキストラなのに!
皇:むしろエキストラだからこそ。
雅孝:いや、エキストラってホラ、「殺します」って言えば「は〜い、死にました」。「怪我させます」って言えば「はい、怪我しました」
皇:違うんです、GMの言葉1つでどうにでもなるんです。例え勝てないような相手にでも勝っちゃうんです。
GM:まぁね。後は他にも助かったのはいるけど、重傷で病院に担ぎ込まれて「う〜」となっています。そういうのが次々と街の中で起きています。今も発生しているでしょう。
晶:酷いことするなぁ。
皇:ああ、もう!取り敢えず普段部下を纏めている立場の人に連絡を。「1人で出歩かせるな。1人で襲ってこられたら逃げろ。全員に徹底してくれ」
雅孝:「相手はガキ1匹でしょ?」
皇:「うるせぇ、俺の言う事が聞けねぇってのか」
GM:まぁ一応昨日の夜に言い聞かせてあるから、みんな今日はさっさと家に帰って大人しくしてます。
雅孝:何て健全な不良達だ。

 一同大爆笑。

GM:「はい、みんな今日は大人しく家に帰ったそうです」
皇:「それでいい。下手に関わろうとするな」
晶:「じゃあ僕達も一緒に行きましょうか。1人で行っちゃいけないって言ったの先輩だしね〜」
皇:いやあの、聞いてたんですか、今の会話。
GM:聞いてたでしょ。
雅孝:ネゴシエイターだしね。
皇:まぁいいか。「あ〜、はいはい」ポンポン。「じゃあ取り敢えずUGN支部にでも行くか」
晶:「メタルカードだ、メタルカードだ!」
皇:「それかよ……」
GM:えっとじゃあ事件は終わりました。
皇:と言うわけで僕らはUGN支部にGO!


Middle6 ――結城雅孝
GM:じゃあ少女調べに行った2人のシーン。
雅孝:はいはい。
鏡子:は〜い。
雅孝:じゃあ……
鏡子:居た所に行ってみようかな。
GM:う〜ん、特に何もないですよ?
皇:そこには、平和な路上の風景が広がっていた。ゴミが散乱し、猫がそれをばっさりやる。烏が上に来ている。そんな平和な風景。
晶:平和?
GM:まぁどういう道かと言うと、ちょっと細い道ですね。だから夜に通ると危険だぜっていう。
皇:暗いぜ、狭いぜ。
GM:暗いよ〜、狭いよ〜。違うって!
皇:怖いよ〜。
雅孝:取り敢えず警察に連絡を入れて、「女の子は何か喋ってくれたですか〜」って調べてみましょう。(コロコロ)3(笑)。
鏡子:判りますか?
GM:疲れて寝ちゃったらしいですね。
雅孝:怖いよ〜怖いよ〜、ブルブル。え〜んえ〜んえ〜ん。泣き疲れて寝てしまったようだ。
鏡子:う〜ん。
雅孝:何も洩らしてくれないみたいだし、ここら辺一帯で……
鏡子:何かあったか。訊けるような所はないかな?
雅孝:レネゲイドは?とか含めて調べられるかな?
皇:聞き込みだ!捜査は足からだぜ!
雅孝:じゃあレネゲイドの痕跡を探します。
GM:そんなのアリか!
鏡子:それはできませんか?
皇:レネゲイドの痕跡は《ワーディング》が解かれた時点でなくなっちゃうものなんじゃ?
雅孝:う〜む。そっか……
皇:あの、魔性じゃないんだから。
雅孝:じゃあアレか。近所で起こった殺傷事件とか、血生臭い事件とかないのかな。
皇:騒ぎはありませんでしたかなんか。
GM:じゃあ<情報:噂話>で。
雅孝:情報屋、情報よろしく!(コロコロ)10。
GM:その少女に関する情報は得られなかったんですが、近所のおばちゃんが「何かね、昨日の晩から現在も進行中なんだけど、不良狩りが行われてるそうよ?」
鏡子:不良狩りですか?
雅孝:不良狩りかぁ。
GM:「何かね、不良がどんどん襲撃されてるんですって。しかも見事なまでに解体されてるみたいです」
鏡子:「えええっ!?」
雅孝:「解体かぁ。近頃の高校生は以下略」
皇:「やぁね、怖いわね」(←突然近所のおばちゃん)
GM:「お巡りさん、早く何とかしてくださいよ」
雅孝:「ん〜、まぁ頑張るよ?頑張ってるんだけどね、色々と忙しいんだ」
皇:「ほら、パトロールの人員を増やすとかさ」
雅孝:「ていうかさ、そんな事よりさぁ、昨日ここで女の子さ、保護したんだけどさぁ」とか話を逸らそう。
皇:「いやぁだ、知りませんよ、そんなの。ウチには息子しかいませんよ〜」
晶:そもそもねぇ、女なんだから夜にこんな道通るのはねぇ。
GM:「どんな娘ですか?」
雅孝:「え〜と、コレコレこんな感じで、身元の探れるような物は持ってなかったんですよ〜」
皇:「あ〜ら、それってアレ?最近女子高生とかの間で流行のプチ家出ってヤツ?やぁね、今時の若い人は〜」

 一同爆笑。

雅孝:「それともアレか?どっかの風俗嬢か何かで、何ちゃって?いや、それはねぇよな」
皇:「やぁだ、風俗だなんて。まぁ刑事さんねぇ!」
雅孝:「こっちにだって色々あるんですよ」
GM:「まぁI高生だったら、そこの学生に訊いてみるのが一番なんじゃない?」
雅孝:ん〜、じゃあ別の方を回った方が良さそうっすねぇ。
鏡子:うん。
雅孝:「じゃああの、取調室に来たら是非炊き込みかなんか奢らせてくださいな」とか言って。
皇:「あっはっは。やだよ、あたしゃそんな悪いことしないってもぅ。でも刑事さんいい男だから、今度警察署に差し入れでも持って行ってあげようかしら?」
雅孝:「はっはっはっはっはっは」じゃああの……アレだ。せ、台詞に詰まったぞ。
皇:ああ、ごめんなさい。「まぁそんな冗談はさておき」
晶:冗談なんですか。
雅孝:それは聞き流して、高校生の方々に連絡とりますかね。
GM:は〜い。
雅孝:連絡はこのシーンでできますかね?
GM:できます。
雅孝:じゃあネゴシエーターさんをピッポッパと呼び出しましょう。
GM:ネゴシエーターと一緒にあなたも出ますか?
皇:うん、出るよ。(コロコロ)10。60だ。
雅孝:負っけないぞ〜。
皇:僕は負けたいです。
晶:「はいはいはいはいは〜い、と呼ばれて飛び出てジャジャジャジャ〜ン!」
GM:「呼ばれてないのにジャジャジャジャ〜ン」はどうでしょう?(笑)
雅孝:「と言うわけで、これこれこういう人を保護したんですけどねぇ、欠席状況なんかとってありませんかねぇ」
皇:あ〜、ウチのクラスに欠席している子はいるかな?朝のホームルームで。
GM:いません。
皇:「知らんな」
雅孝:じゃあ欠席者っていうのは、判定なしで該当するような人がいないかとか判りますか?
GM:全校ではどうか判りません。
鏡子:先生に訊けば判るのかな?
GM:先生にどんな子かっていうのを説明できないんだったらダメです。
雅孝:じゃあ連れて行くのかなぁ。
皇:「口だけでは判らん」
晶:写真かなんかあればいいんじゃない?
皇:「写真かなんかあれば別だがな」
雅孝:写真じゃいきなり容疑者扱いになっちゃうからねぇ。
GM:写真はマズいねぇ。
鏡子:取り敢えず1回会いに行くのは大丈夫でしょうか?
GM:うん。
皇:「じゃあ取り敢えず警察署で落ち合おう」
雅孝:「まぁアレだ、カツ丼食いたくなったらいつでも来い。自費でカツ丼食わせてやっから」
皇:「いらん。出前のカツ丼は不味い」
GM:はい、じゃあシーンを切りましょう。
皇:あ、シーン切る前にやさぐれ刑事にロイスをとります。「P:有為/N:食傷」でNが表だ!

 一同、ロイスをとってゆく。



Middle7 ――天原皇
GM:じゃあ次です。高校に着きました。少女も連れてきました。
鏡子:連れて来れたんだ。よかったです。
雅孝:「喋れるか〜い?喋れないね〜?はいじゃあいいよ」
晶:「ところで刑事さん、名刺頂戴?」
雅孝:「は?」
晶:「名刺、名刺」
雅孝:「なに、警察手帳じゃダメ?」
鏡子:「あげちゃうんですか?」
雅孝:「あげない。見せるだけですよ」
皇:ポン。「中村、この刑事さんはメタルカードの名刺は持っていないぞ」
晶:はいじゃあ刑事さんには感情「N:がっかり」で(笑)。
皇:「ああすまん、気にしないでやってくれ」
雅孝:「なぁ、メタルカードなんか集めて何がやりたいんだ、お前?コードブレイカーでもこくつもりか、ん〜?」
晶:メタルカードは集めると……
雅孝:「はぐれメタルの剣なんてくれないぞ、集めたって」

 一同大爆笑。

GM:お前は46枚のメタルカードを集めたので、はぐれメタルの剣をやろう。
鏡子:(笑)。
晶:明かされた事実!?
皇:「ああ、だから毎日毎日UGNの支部に行って、『支部長さん、メタルカードください!』っていうのはもうやめろ」
晶:でも負けない。
皇:あぁぁっ!
雅孝:「ん〜、若い者が青春しちゃってるねぇ。うんうん」
皇:「こんな青春なんて、全然いいと思わない」
雅孝:「そりゃ勿論、時間ってのはどんどんなくなっていくからな〜。ん〜」
皇:「そんな事は言われなくても解っている。だからとっとと情報収集へ行くぞ!
GM:いや、全くです。
皇:ということで、具合が良くなったので再び颯爽してまいりました優等生って顔して。
雅孝:やれやれ。
皇:え〜と、今何年生だっけ。僕、2年生だよね。
GM:はい。
皇:「2年生の事は俺に任せろ。1年生は中村、頼む」
晶:「はいはいは〜い」
皇:「3年生はそちらで何とかしてくれ」
GM:判定は<情報:I高校>で振ってください。技能を持っている人のみです。
雅孝:じゃあ僕は校門の前で待っていましょう。
皇:じゃあ2年と3年は僕がまとめて調べます。
GM:はい。ど〜ぞ。
皇:(コロコロ)8。
晶:(コロコロ)8。
皇:(コロコロ)3年は9。
GM:は〜い、そんな娘はいませんが。
鏡子:全部?
GM:はい。いません、いません、いません。
皇:女子の欠席者はナシ!
GM:いや、欠席者はちらほらいるけど、そんな娘じゃない。
鏡子:どこの学年にもいなかったら、じゃあその娘は誰でしょうか。
雅孝:まぁエグザイルだったらね、実はおっさんが化けてたとかね。はっはっは。
皇:「卒業者か。それとも他校者か」
GM:う〜ん、それらしい情報はないんだけどなぁ。
晶:謎だ。謎の少女だ。
皇:「まぁウチの制服なんて、然るべき所に行けば幾らでも手に入るしな」
雅孝:どういう所だ。
皇&鏡子:制服指定所。
雅孝:ああ、大人になるって嫌ですね。

 一同大爆笑。

晶:「あれ、刑事さん。どうしたんですか?」
雅孝:い、いや。これはプレイヤー発言。
GM:さぁどうしようかなっていうふうな感じになっている所に、帰宅中のI高校生の話し声が聞こえてきますね。「あの事件聞いた?」「うんうん、あの岩見くんがキレたって話でしょ?」
雅孝:「デカが姿を見せたのはマズかったかなぁ」
皇:「大丈夫だ。あなたの外見から誰もデカとは思うまい」
雅孝:「ん〜、ちゃんと背広は着てるよ?」
晶:「着てるだけじゃデカには見えませんよ」
雅孝:「何だとコラ」
皇:「じゃあこれでも着てろ」と白衣をバサッとかける。スーツの上に白衣着てれば理科の先生に見えるから。
鏡子:(笑)。
GM:「そうそう。なんかナイフ持ち出して彼を虐めてた不良3人を滅多切り。その後暴走して街の不良を次々と斬ってったって話じゃない」「ホント、怖いよね。普段大人しい人って突然何するか判らないんだもんね〜」
皇:じゃあそれは黙って聞いていよう。
晶:女の子の様子はどうですか?
GM:「違う、違うんだ……アレは……アレは僕じゃない……!」
皇:あ〜、はいはいはいはい!
雅孝:「じゃあ場所を移して事情を聞こうか、岩見和馬君」


Middle8 ――MasterScene
 遠くでパトカーのサイレンの音が響く。岩見和馬はそれを物陰で聞いていた。
「まずいな……ちと派手にやり過ぎたか」言葉とは裏腹に余裕気な笑み。
「まぁいい、この街では充分殺した。そろそろ次の街へ行くとするか」
 そこで和馬は足音を聞きつけてニヤリとした。「体よく羊も見つかったことだしな」


Middle9 ――結城雅孝
GM:はい。じゃあ次のシーン。
皇:70突破!現在79だ。
鏡子:55だぁ。
GM:はい、どこへ動く?
雅孝:取調室はよくないな。誰もいない……
皇:はいはい、1個提供すればいいんでしょ。本拠地じゃないけど、溜まり場の1つで。
雅孝:じゃあまぁそこで話を聞こう。
皇:「お前、その格好はどうした」
晶:実はこっちは事情が解ってない。「え、なになに?何がどうなってるの?」
GM:少女はポツリポツリとオープニングで起こったことについて話します。「それで、気がついたらこんな格好にされてて……」
皇:ふむ。まぁ具体的に岩見和馬なんでしょ?
GM:そうです。
皇:じゃあ話を聞いた中で、「チッ、エグザイルか。参ったな」
GM:簡単に言うと、《融合》使って《擬態の仮面》を送りつけたんですね。服は制服指定所に行くまでもなくモルフェウスの能力で作りました。
雅孝:あれだな、下手するとこれはオーヴァードになっちまうねぇ。
GM:で、その時結城に連絡が入ります。
雅孝:「はい結城だ」
GM:「岩見和馬の死亡が確認されました」
雅孝:「はぁ!?な、何だって!?」え〜じゃあ……「状況を詳しく報告しなさい」
GM:「街角でナイフで斬られてバラバラになってました」
雅孝:「ど、どっちが?」

 一同大爆笑。

雅孝:宿主はどこだ!?……「マズい、奴はもう次の姿を手に入れたらしい」
皇:「もうこの街から出て行こうとしているということか」
GM:あと、電話の向こうが必死で叫んでいます。「聞いてますか、聞いてますか!?」
雅孝:「あ〜、はいはいはいはいはいはい」
GM:「それとですね、奇妙な情報が1つあるんです」
皇:「情報?」
雅孝:「なるほど。それを聞いてみよう」
皇:ちょっと待って。その前に、岩見和馬の遺体の状態を聞く。
GM:ナイフでバラバラ。
皇:バラバラでしょ?顔は確認できるの?
GM:できます。顔は綺麗に残ってます。
雅孝:なるほどねぇ。
皇:顔が確認できないほどバラバラにされてるんだったら、証言者自身がヤツっていう可能性が。
GM:いやぁ、ヤツは解体するんです。解体なんです。パーツ毎に解体するんです。
鏡子:もろに判るね。
雅孝:「んじゃあ解った。俺が訊きに行こう」
皇:「岩見和馬はそうだな、あの熱血支部長さんに引き取ってもらうがいいかな。取り敢えずこの件が収まるまで」
晶:何があってもどうにかなるでしょ。
雅孝:まぁこの都市で一番安全な所だしな。
皇:きっと張り切って守ってくれる。
雅孝:で、4人で行っていいですか?
皇:UGN支部に寄り道して。
GM:えっと、じゃあまず証言から。「殺されたのは少年の方じゃないんです。殺されたのは通りすがりの女性記者なんですよ!」話を簡単に説明すると、岩見和馬と思しき少年は通りすがりの女性記者をあっさりと解体しました。その後自分の姿をその女性に変え、その女性の姿を自分の姿に変えるとその場を走り去ったらしい。散歩中のその人はその光景を偶然見てしまったのですが、
皇:「おじいさん、わしゃ、わしゃ見たんじゃあ」(←突然おばあさん)
GM:あまりに異常な光景に暫く見たものが信じられなかったと言う話ですね。
鏡子:と言う事は……
雅孝:「市民のご協力、感謝致します」
皇:「その女性記者の特徴は分かるか?今言えるか?」
GM:「はい」とまぁ説明しますね。それで、「自分でも信じられません。もしかしたら狂ってるのは僕も方かもしれない。でも……」
雅孝:大丈夫。え〜と……
皇:忘れろ〜忘れろ〜。
雅孝:え〜と「忘れろ忘れろ」できる人はここには……
GM:いません。
皇:じゃあこいつもUGNに連れて行こう。
雅孝:んじゃあ風間沙耶をピッポッパで……
皇:あの、沙耶はそんな事できないと思うんだけど。
GM:できないけど。(←風間沙耶のプレイヤーでもある)
雅孝:あれ、取ってなかった?
GM:取ってないよぅ!
皇:だからUGNに連れてってUGN支部で「忘れろ忘れろ」やってもらえばいいじゃん。証言者放っておくわけにもいかないし。
雅孝:いや、放っといてもよさそうだしな。って、放っとくわけねぇか。
皇:いやぁね、レネゲイドに関する事は一般人は忘れた方が幸福です。

 中にはそうは思わない人もいるみたいですが。まぁそういう人はFHに入ってしまいますがね。

GM:UGN行きますか?
皇:行く。
GM:行くとですね、UGNの職員が走って出てきます。
鏡子:うん。
GM:「追加情報が入りました!」
晶:「なになに?」
皇:「支部長に逃げられたわけではないのだな?」
GM:「『エリミネイター』は状況が悪化すると他人の姿を盗んで逃亡することを繰り返しているのです。その為、一旦彼が逃げを打ちはじめると捕捉するのは困難なのです。彼の『エリミネイター』というコードネームは、姿を盗まれた人間が社会的に抹殺されるために付けられたようだとのことでした!」
皇:じゃあUGN支部にかくしかで情報を話し、2人の身柄を預け、捕捉に走ろう。
晶:逃げたんですけど。
GM:どうやって探しますか?
鏡子:え〜っと……
雅孝:ん〜……なんだろうなぁ……
皇:警察の方の情報網とかで調べられませんか?
GM:大丈夫。<情報:警察>か<情報:裏社会>でできる。
皇:<情報:裏社会>で……目標値幾らぐらいしょうかねぇ?
GM:まぁ成功したか失敗したか言います。
雅孝:(コロコロ)お。(コロコロ)
皇:お。
雅孝:(コロコロ)お。(コロコロ)
皇:おおっ、もうよさげ。
雅孝:32。
GM:目標値は10だったんだけど。
皇:じゃあ一応。(コロコロ)9だし。成功してねぇ。
GM:じゃあ結城さん、何か一言言ってください。
雅孝:ん〜「俺に心当たりがある。着いて来い」


Climax
GM:とある駅前。1人の研究員風の男が女性記者と話をしています。ちょっと異様な光景です。「これはどういう事だ、『エリミネイター』?」と男。「似合わないかな?割とイケてると思うんだが」と『エリミネイター』。
皇:ふん。
GM:「お前の格好なんざどうだっていい。お前がしてきたことだ!」「俺がしてきた事?ああ、殺しの事か」「ああ、貴様はむやみに人を殺しすぎる!お陰で目立ちすぎるんだ!こっちの作戦がどれだけ狂ったと思っている!」「まぁまぁ俺の趣味は今更どうこうなるもんじゃねぇよ。それに……」と言って後ろを指します。「どうやら喧嘩している場合じゃなさそうだしな」
皇:じゃあそこでせ〜のっ!(コロコロ)10だぁ(笑)。
鏡子:(コロコロ)7。
晶:(コロコロ)8だ。
雅孝:ちょ〜っと侵蝕率が足りないかなぁ。
皇:あの、81なんですが。こっち(鏡子)60とか言ってる。いいなぁ。よくもないか。
雅孝:ここで60はちょっと低いですよ。
鏡子:62だよ?
皇:は、81なんですが。
雅孝:大丈夫だ。
皇:後衛としてはこれぐらいが丁度と思う。後衛だからと言ってもまぁ飛んでくるけどね、ど〜せ。エグザイルだし。
雅孝:まぁそういうわけで、ありきたりな台詞だが、「ここまでだ」と言っておこうか。
GM:「全く、お前はいつも厄介事を押し付けてくれる。お陰で私はいつもその後始末だ……」とブツブツブツブツ。
雅孝:「今回に限って言えば、後始末はUGNが引き受ける。安心しろ」
皇:「承知で獣を飼っているんだ。その代償は払うんだな」
GM:そのとき。聞き覚えのある声で、「返せっ!僕の身体を返せっ!『岩見和馬』を返してくれ!」と。
雅孝:なるほど。
鏡子:え!?来ちゃったんですか?
晶:「何か聞いたことのある声だなぁ〜」(←気楽な人ですね)
皇:えっと《ワーディング》は広げてるんだけど、それでも来るのね?
GM:来ます。

 で、ところでいつ《ワーディング》の宣言したの?

GM:「んあ?何だ、あん時のガキか。折角『不良どもに復讐がしたい』『憧れのあの娘と一緒になりたい』って願いを叶えてやったのによぉ」「違う!」「そうか?俺はちゃんと『不良どもに復讐がしたい』の言葉どおり連中を殺してやった。『憧れのあの娘と一緒になりたい』って願いもちゃ〜んと聞いてやったぞ?限りなく一緒だろう?記憶の中の少女の姿とよぉ」
皇:ひぃぃえぇぇぇぇぇっ!?
鏡子:うあ〜
皇:がたがたがたがた。
GM:(非常にいやらしい声で)「まぁ、お前さんの望みなんて俺には元々関係の無い話だね。俺がやりたいようにやるそれだけだ」どしゅっ!『エリミネイター』の手が動いたと思った次の瞬間、和馬の身体が真っ二つになりました。
雅孝:む。
皇:ひゃっはっは、もう救いようが無いよ。
GM:「ひゃ〜っはっはっはぁ〜。やかましいガキはこうしてやるのが一番だぁ〜!(壊れた笑い)さぁて、次はお前達の番だ。せいぜい愉しもうぜぇ!?」
皇:「黙れっ!」
GM:で、《ワーディング》。それと同時に姿がにゅるりと歪み、本来の姿へと戻ります。
雅孝:衝動判定だ!(コロコロ)はい、成功。
皇:(コロコロ)成功〜。
鏡子:(コロコロ)成功です、はい。
皇:(コロコロ)9上がった。90ぴったし!
GM:それはちょ〜っと危ないかもしれないなぁ。
鏡子:(コロコロ)7。69……
GM:それは低いなぁ。80ぐらいを目指したんだけど、みんな。
鏡子:低い目を振り続けてたからね。
皇:高い目振り続けてたもんね、僕も。

†ROUND1†
GM:ここに『エリミネイター』、ここに研究者。そして研究者の従者が1、2、3とここまでがエンゲージしています。それから5m離れてあなた方がエンゲージしています。
雅孝:はいじゃあイニシアティヴは?
GM:こちら一番高いのは11なんです。
雅孝:14だ。
皇:俺も11だ。
鏡子:12。
晶:7です、7。
雅孝:ん〜と、じゃあまぁ普通に攻撃行きます。マイナーアクションでエンゲージから一歩前に出て、3、5、6、7組み合わせて研究者に攻撃。ばっきゅ〜ん(コロコロ)23。
GM:んと、従者1がカバーリング。
皇:生意気な。
雅孝:(コロコロ)15。
GM:じゃあ従者1は半分くらい削られた。12の人。
鏡子:は〜い。
皇:がんばれ〜。
鏡子:「あんなに簡単に人を殺すなんて!」とか言って攻撃。
GM:「殺しは楽しいぞぉ〜?」
鏡子:マイナーで《氷の加護》。
GM:狙うのは?
鏡子:シーンです。
GM:うへ。
鏡子:《光の弓》+《全知の欠片》+《氷の戒め》+《スターダストレイン》を組み合わせて行きます。
皇:必殺技名を叫ぶんだ!
鏡子:『光臨』です。(コロコロ)え〜とねぇ、18。
GM:18かぁ。まず『エリミネイター』は避けを試みます。《異形の踊り》でダイスは20個。
雅孝:おお〜。
鏡子:うわぁ〜。
GM:(コロコロ)21、避けた。研究者はもう避けられん。(コロコロ)うん、避けられんな。こんなダイスの数(6個)で避けられるわけがない。カバーリングします、ダメージください。
鏡子:はい。え〜と、(コロコロ)16、に攻撃力を足して21。
GM:21かぁ。カバーリングした奴が死んじゃったじゃないか。あと、最初に喰らった奴も死んだ。痛いよ、これ!
鏡子:次に上がったら100越しちゃう。
雅孝:大丈夫、大丈夫。
皇:100越してからが本番です。
GM:じゃあ次、11の人。
皇:はい。
GM:感覚は幾つ?
皇:3。
GM:じゃあこっちが先です。ここは前に出てきた人を攻撃しましょう。ダイスは……11、12、13、14〜♪
皇:15、16、17、18、19、20、21、22〜♪
GM:《伸縮腕》+《オールレンジ》+《貫きの腕》+《貪欲なる拳》+《ギガンティック・モード》+《クリスタライズ》。(バラバラ)
皇:うわっ、オープンだ!
雅孝:まぁ大丈夫ですって。
GM:攻撃力なら日下部並みにあるよ〜。
雅孝:一発で飛ぶのは同じだしね。
鏡子:うわぁん。
雅孝:日下部はちょっとHP高いからもってるだけだし?
GM:え〜っと、達成値は52。
雅孝:次は従者とか攻撃してくるんですよね?
GM:さぁどうでしょう?
雅孝:ん〜とそうだなぁ。ここで100%突破させるかにゃ〜。
皇:うにょ〜、一発喰らっといてもいいと思う。
雅孝:じゃあ貰っときましょう。はい、リアクションしません。
GM:(コロコロ)あ、低い。39点装甲無視。
雅孝:(コロコロ)10。99だ。
皇:次エフェクト使うときは100行きますよ。大丈夫。
雅孝:次エフェクト行くときじゃなくてね、セットアップ前に越したいんですよ、僕としては。
GM:じゃあ11の人。
皇:あ、僕?どうしようかな。狙いは従者かな。
雅孝:だからマスター狙ってください。
皇:『雷縛陣』じゃなくて『ヴァジュラ』でいいや。ちょっとチキンに99で止めます。「そうと承知で獣を飼っていたんだから、その対価を支払うんだな」とか言っちゃったから、対価を支払わせようとするが!どうせ従者庇うんだよな。い〜よい〜よ。
雅孝:いやぁ、従者庇ってくれると助かりますよ?
晶:従者庇ってくれないと殴られるからね。
皇:マイナーで《雷の加護》を宣言。行きま〜す。
雅孝:やっちまえ兄貴〜。
皇:おりゃあ、(コロコロ)17。
GM:17かぁ。避けてみる、多分無理だけど。(コロコロ)う、足りない、16だ!んじゃあカバーリング。
皇:(コロコロ)19。
GM:倒れたな。「バ、バカな。私の従者が僅か一瞬で!」
晶:従者がぐぉ〜とか言って倒れるわけだ。
皇:「コイツがお前の従者か……フッ、脆いな」
雅孝:従者だしね。
GM:しょうがないじゃん、壁だよコレただの。じゃあ研究者行きますね。《血族》+《封印の呪》+《要の陣形》+《水刃》で、血をバシュバシュバシュバシュっと4人に飛ばします。
鏡子:うわぁ。
晶:当たると何かペナルティなかったっけ?
GM:クリティカルが+1されるだけです。
皇:ぎゃ〜!
GM:でもダイスの数可愛いんだ(11個)。(コロコロ)え〜と、37。
雅孝:リアクションしません。
鏡子:《RC》で避けます。光の壁が出ます。(コロコロ)失敗。
GM:(コロコロ)ダメージはたったの19点です。
晶:リザレクトだ〜。
雅孝:(コロコロ)104!
皇:(コロコロ)108!
GM:じゃあ最後。
皇:ケンゴウダーGO!
晶:今回のメタルカードは今の所まだ獲得数ゼロ!ケンゴウダー召喚!「出でよケンゴウダー!」
鏡子:カードがあると出てくるわけじゃないんだ。
晶:違うよ〜。
皇:いや、メタルカード獲得はキャラ目的とかじゃないんでしょ?
雅孝:カードをピシってやるとカードの中からにゅ〜っと。
皇:それはモルフェウスでやってください、是非!
晶:(コロコロ)8だから……
GM:クリティカル値が+1されてるのでクリティカルしないねぇ。
晶:HPは12。
GM:もやしだ。
皇:俺と一緒だ!
鏡子:僕とも一緒です。

†ROUND2†
GM:じゃあ次のターン。
雅孝:え〜マイナーで移動して接敵。
GM:「おぅ、俺とやりあおうってのか。ん〜?」
雅孝:でもってですね、先程のコンボに加えて《零距離射撃》を追加。
皇:しないといけないからね。で……帰ってこれますか?
雅孝:まだ大丈夫。『エリミネイター』に対して撃ち込みます。
GM:普通の攻撃ですか?
雅孝:少女のタイタスを使います。で、おりゃ(コロコロ)46。
GM:46か、避けられる気がしねぇなぁ。(バラバラ)ん、当たり。
雅孝:(コロコロ)お、頑張ってる頑張ってる。頑張ってる、俺。33+18で51点。
GM:うわ痛ぇ!半分以上持ってかれました。
雅孝:これが100%エフェクトの力だよ。ん〜?(笑)
GM:次の人〜。
鏡子:《氷の加護》マイナー行きま〜す。シーンです!
GM:この攻撃で死ぬかもしれないなぁ。
皇:人間やめた?
鏡子:105。じゃあ『エリミネイター』のタイタスを使います。絶対倒してやるっていう感じで。クリティカルを下げる。
雅孝:厄介っすね、クリティカル値上げるの。
鏡子:(コロコロ)1、2、3、4、5、6、7、8。
皇:凄〜い。
晶:凄ぇ。
GM:うわ〜、殺されるかもしれないなぁ。
鏡子:(コロコロ)27です。
雅孝:ちょっと待ってください、『エリミネイター』振る前にちょっと考えます。7だったら帰ってこれる。『エリミネイター』に対して《時の棺》。
GM:う。次の攻撃にじゃなくて?
雅孝:まぁどうにかなる。
GM:てか、これで撃ち損じたら次『エリミネイター』の行動だよ?
雅孝:僕がいなくとも代わりがいるもの。
皇:うわぁん。
晶:ケンゴウダーがいるさ!
雅孝:プレイヤーはボスに対してこの時点で数で圧倒してるんで。
皇:ふ〜む。
雅孝:と言うわけで『エリミネイター』には命中しました。「これであんたも終わりだ」
GM:(コロコロ)研究者には当たり。まぁ死ぬことはないだろ。
鏡子:(コロコロ)18+9で27点。
GM:あっぶねぇ〜。「耐えた〜!耐えた〜!」
雅孝:「なにぃ、まだ息があるのか!?」
鏡子:あぅ〜。
皇:研究者は?
GM:だって無傷だったもん。
皇:耐えたってのはどっちがなんだろうなとか思って。
GM:え?耐えたのは『エリミネイター』の方に決まってるじゃないですか。
晶:もうボロボロ?
GM:ボロボロだよ!
晶:ちょっと何か触れると死にそう?
GM:うん。
雅孝:「おぅ、今のを喰らってまだ生きてるとはな」
鏡子:あ〜う〜。
GM:「お前、面白い事してくれるじゃねぇか」
晶:ケンゴウダーがやられちゃうかな?
GM:いや、コイツは近づいてきた奴を斬るから。沢山斬るよりも、自分に近いほうから斬る!(コロコロ)38。
雅孝:リアクションしません。
GM:これでさ、後ろ狙ってリアクションしますとか言われたら、それのクリティカル値が上がって次のメジャーアクションのクリティカル値が戻っちゃうんだよね。だから、(コロコロ)36点装甲無視。
雅孝:逝きました、昏倒します。ぱたり。
GM:「ふぅ〜、次はお前らだな」とか言いながら、殆どやられてるんだけどね。
皇:え〜と、ここの行動の前に研究者だったっけ。
GM:そうです。
皇:研究者に行きます。さっきと同じで、襲撃者のタイタスを使います。クリティカルを減らしましょ、(コロコロ)38。
GM:38かぁ。(コロコロ)達成値7。
皇:19+16で35点。
GM:「ぎゃああああああ!」
鏡子:死んだのか!
GM:オーヴァーキル18。
雅孝:ばたん。
皇:じゃあ雷の槍で黒焦げに。ぷすぷすぷす……
晶:ケンゴウダーGO!剣豪烈火斬〜ずぎゅ〜ん
雅孝:ちょっと待って、武器はまだ作ってないんじゃ?
晶:武器は作れない。HPは12しかないから。
GM:どっちみちこのターンは動いて素手で殴るしかないよ。全く、起動に時間が掛かるマシンだ。
晶:取り敢えず殴りましょう。100%オーバー!
雅孝:ケンゴウダー・ビルドアップ!
晶:タイタス使ってクリティカル下げま〜す。ケンゴウダーGO!(バラバラッ)

 あまりに振るダイスが多かった為に一部ダイスが机から落ちる。

晶:ケンゴウダーあまりに嬉しくてダイス落としちゃったよ。(コロコロ)34。
GM:34か。よぉ〜し、20個振っちゃうぞ〜。(コロコロ)う〜ん、22、当たり!
晶:じゃあ(コロコロ)34!
GM:オーヴァーキル・30点。
皇:っていうか、HP4点しか残ってなかったんか!
GM:だから「耐えた!」って言ったじゃないか。では『エリミネイター』はケンゴウダーに打ち抜かれて「ぐぉぉぉぉぉ!」と言いながら……
晶:爆発。ずご〜ん!
鏡子:爆発なんだ!?
GM:じゃあ爆発だ。
雅孝:汚ぇ花火だ(昏倒中)。誰か僕を回復してください。
皇:じゃあ喝を入れましょう。「おい、あんまり無茶すんなよ」と言って、そこのやさぐれ警官に喝を。喝って何で判定だっけ。
GM:いらない。
鏡子:(ぼそっと)攻撃で判定。
皇:ええっ!?
GM:バカな!
雅孝:じゃあちょっと悔しそうに「また生き残っちまったのか……」ジト目で睨む。
皇:「まだ俺達にはするべきことがある。向こう側に逝っちまった者を送ってやるのも、こっち側の人間の務めだ」
晶:強いぞケンゴウダー、やったぞケンゴウダー。と、ケンゴウダーは勝利に酔いしれてます。
GM:え〜と、《ワーディング》解除されてるんで、ケンゴウダーさっさと戻さないとヤバい事になりますよ?
皇:「おい天原、戻せ」
GM:天原っ!?

 一同大爆笑。

皇:うわ、なに満月君と同じ間違いやってるんだ(参照→「バカだなぁ、沖田は」)。「おい中村、戻せ」
雅孝:ここで中村と朝日に対してロイスを結びます。
GM:これがロイスを結べる最後のチャンスです〜。
雅孝:え〜っと、中村さんに対しては「N:脅威で」(爆笑)

†自律判定†
GM:じゃあ自律判定です。
皇:戻って来れなかったら大笑い!(コロコロ)あ〜、戻ってきてる戻ってきてる、余裕だ。82だ。
GM:(結城の目を見て)危なっ!
雅孝:前これでしくってるからな。120、まぁ帰っただろとか言って。はい、帰りましたね〜。89まで下がったかな。
鏡子:(コロコロ)34、帰ってきてる。
晶:(コロコロ)帰ってきてる。
GM:それじゃ、エンディング行きましょう!


Ending1 ――結城雅孝
GM:じゃあまず結城雅孝のエンディング。
雅孝:取り敢えずですね、戦闘のあった場所に花瓶と花束を持って、被害者に供えるわけですよ。「今回も生き残ってしまった。元少年の代わりに……」
GM:なるほど。
雅孝:そこでですね、古橋巴さんが「あ、結城さんどうしたんですか、そんなところで」「巴ちゃんか……いや、ちょっとな……」(突然素に戻って)あ、いいです、言わなくても。

 一同爆笑。

GM:頑張って、頑張って!
雅孝:解った、解った。「本当に警察官になるつもりなのか?姉さんを奪った職に。警察官になるのはやめろ。君が生きるのは闇の中じゃない。君にはこの闇を見てほしくない。君は明るい陽だけをあびていて欲しいんだ」「姉さんが、何を最後に知ったか知りたいんです!」
鏡子:(笑)。
雅孝:「結城さんは姉さんのことをいつまでも気にするのはやめてください」「俺はまだ許されるわけにはいかない」
GM:「誰も結城さんを責めたりしないですよ!」

 一同、何故か爆笑。

雅孝:「1人いる……俺だ」と言って去ります。
皇:「結城さん、どこへ行くんですか!?結城さん、話を!結城さ〜ん!」(←突然古橋巴)
雅孝:そして寂しく言葉失って見送られるわけですよ。


Ending2 ――朝日鏡子
GM:はい、じゃあ次のシーン。鏡子のエンディングです。
鏡子:え〜とえ〜とえ〜とえ〜と……
皇:取り敢えず支部に報告に行くといいのでは?
鏡子:あ、そうか。行かなきゃ行けないや。じゃあ支部長さんの所に行きましょう。
GM:じゃあ支部長は「倒したのね!『エリミネイター』を倒したのね!」
鏡子:「はい、一応……」
GM:「私抜きで……」

 一同爆笑。

鏡子:「す、すみません」
GM:「まぁウチの支部で倒したっていうのがそれだけプラスになるわけだから……」
鏡子:「結局、色んな人が犠牲になってしまいましたけど……」
GM:ところで、彼はどうやって抜け出したのでしょうね。
鏡子:え〜と……どうしてでしょう?
GM:というところで、終わっちゃっていい?帰ってゆく日常を表現したいならもう少しやるけど。
鏡子:え〜とえ〜と、ちょっと考えつかない。


Ending3 ――天原皇
GM:じゃあ次行こうか。皇のエンディング。
皇:どうしようか。取り敢えず戒厳令は解除して、そうだな、こういうシーンで終わろうか。「カタはついた。もういいぞ」と仲間に連絡してから、今度は別の番号を回し始めるわけですよ。「ああ、幸か。ああ、用事は終わった。今帰る」
GM:「あれ、天原さん、どこ行くんですか?」
皇:「ここからはプライベートだ。お前達はもう帰っていい」
GM:「はぁ、はい。じゃあ帰りますね」
皇:後姿で手を振って、「そうだな、手土産にケーキでも買っていくか」とか思いつつ、家路につくわけです!
GM:OK!


Ending4 ――中村晶
GM:はい、最後は中村君。
晶:もしも『エリミネイター』に会ったのが僕だったら、なりたいものになっている。ケンゴウダー!ズゴゴゴゴゴ!

 一同大爆笑。

晶:剣豪烈火斬、剣豪烈火拳!うぉぉ何だコイツ強いぞゴゴゴゴゴゴ!
皇:そんな簡単じゃないんだけどなぁ。
雅孝:あの、妄想オチですか。
晶:こっちはとっても楽しそうだ。
GM:そういう事を考えている登校している1週間後。不意にざわめくものを感じます。《ワーディング》です。
雅孝:だよね。
GM: 反転する世界の中、1人の男子生徒が待っています。死んだハズの岩見和馬です。
雅孝:びっくり。
晶:まぁでもこんだけ色んな事があったんだ。こういう事が何かあっても不思議じゃね〜や。「やぁ、元気元気?」
皇:(何か諦めたように)出るか?出させて……
GM:「うん。何かね、死ななかったんだ。レネゲイド・ウィルス、だっけ?のせいだってお医者さんは言ってた」
皇:リザレ?ガクガクブルブル。
雅孝:エグザイルか?
GM:そして彼は自分の腕をにゅるりと伸ばして続けます。「なんかね、僕もこんな身体になっちゃったんだ」
晶:「何か、僕と似たようなモンじゃ〜ん。仲間仲間。あっはっはっはっはっは」
GM:「うん。そうだけどね、決定的に違うところがあるんだ」
晶:「え、何?教えて」
皇:じゃあね、そこに登場していい?
GM:いいよ。
皇:後ろから登場して、「中村、下がれ」と言って《雷の槍》を構えます。

 いきなり何をするんですか、あなたは。

晶:取り敢えず下がろっと。
GM:「そんなに警戒することはないよ」
雅孝:今日は喧嘩する為に来たわけじゃなさそうだな。(突然怪しげに)取り敢えず今日は挨拶しに来たんだ。

 そもそも喧嘩する気はありません。

GM:そんなことないって。「『僕』はもう生きてないんだ。『僕』は、『岩見和馬』は殺されたんだ。『エリミネイター』に」
皇:うん。
GM:「奴の恐ろしいところは何もその戦闘能力だけじゃなかった。『他人の姿を奪う能力』、これがどんなに恐ろしいことか身をもって知ることになった」
皇:じゃあそれで言おう。「お前は、自分の力で元に戻ることは、できないのか?」
GM:「姿だけなら元に戻ることはできる。だけど……もう僕が戻ったところで『岩見和馬』はいない。UGN、だっけ?ももう対処できないんだって。新聞であそこまで大衆に『僕』の殺人事件や死亡事件が報道されちゃうと」
鏡子:うん。
GM:「だから……僕はもう『僕』をやめなくちゃならない。この姿で居られるのも、これで最後なんだ」
皇:「UGNへ行くのか?」
GM:「うん。ただ……もう君達の前に姿を現すことはないだろうと思って……最後にキミに一言だけ言いたかった。『さよなら』って」
皇:じゃあその後姿に。「覚えておけ。一度闇を覗き込んだものでも、光を求めることはできる」
GM:そう言って彼は去ってゆきます、岩見和馬から。
晶:その後姿を見ながら、「いやぁ、また会いたくなったら会ってもいいんだよ。どうしてもダメだって言うんならメールでも携帯でもどっちでもいいから」
皇:じゃあその頭をポンと叩いて、「お前は、光、だな」と言って終わろう。


♪コーヒーブレイク♪
 さて、突然だがこのシナリオには原作がある。
 ただそれは僕が浪人中に書いた非常にダークで狂った作品な上、精神状態がどうかしてたのか後で読み返すと文体も滅茶苦茶、とても読めたものではなかった。というわけで掲載はしないが、ストーリーを掻い摘んで説明する。

 このシナリオに出てくる岩見和馬はその話の主人公であったが、いじめられ・たかられ、とうとう歪んでしまった少年だった。尚、原作では『エリミネイター』の代わりに1匹の悪魔が登場する。
 悪魔の誘惑に負けて彼は3つの願いをした。「自分を虐めていた者に復讐すること」「有名になること」「そして憧れの少女と結ばれること」
 彼の願いは聞きとげられた、彼の望まない形で。
 彼は『岩見和馬』から追い出され、1人の少女となった。それは彼が憧れていた少女で、彼はその少女として『自分』と結ばれることとなった(この辺18禁ね)。3つ目の願いは遂げられた。
 ちなみにその少女自体が彼の妄想の産物だった。そういう意味でも非常にイタい男である。ただ、それだとあんまりなので本シナリオでは中学の時に同級だった他校の生徒になっている(リプレイには入らなかったけど)。
 そして『岩見和馬』は行動を始める。まず自分を虐めていた者達を惨殺した。この辺が『エリミネイター』の解体というところに通じている。そして悪魔のカリスマを以って学園を制圧し、全ての願いは遂げられた。
 さて少女となった彼の方は翌日警察に発見され保護される。しかし身元はなく警察の方も途方に暮れるばかり(結城が正にそうであったが)。そして彼は『自分』の凶行を、ただ聞いているしか出来なかった。自分が『岩見和馬』であると主張したところで、誰が信じてくれるのか。そして、そもそも『自分』を止める勇気がなかった為である。
 結局。うだうだ悩んだ挙句、彼は全てを終わらせることを決意する。そして学校の屋上で彼は『自分』を刺して『自分』を止めた。
 それは自分が『岩見和馬』をやめて別の人間として歩みだす事を意味していた。
 変わることを望んでいた少年の願いは、彼の想いとは別に突如として叶えられてしまったのである。

 ――とまぁ、長くなったがこんな感じだったと思う。それをDX風にアレンジしたらこういうシナリオになったわけだ。
 似ているところ大幅に変わっているところ色々あると思うが、それを踏まえてもう1回読んでみると、何か違って見える……かもしれない。

2004年5月7日 GM・一文字武雄