Akt1.イヌと麻薬
preAkt
RL:まずプレイ前に皆さんにお金を渡します。これは普段の生活で稼いだものだと思ってください。ただ、今回はちょっと特別に外界の値−2を初期報酬点とします。
十馬:あれ、そんな事したら……
天音:いきなり借金だよ、お兄さん。
RL:まぁそれが今回の導入なんで。さて、では今回のボーナスコネを……

天音なし
 
十馬音羽南海子(M)
音羽組のボス。十馬にお金を貸している。
セイルサイグリード(M)
ブラックハウンドの同僚。セイルの相棒である。
銀翼千早冴子(R)
ブラックハウンド機動捜査課の課長。今回の依頼人。

RL:で、今回の運命順。チャクラ――十馬、ハイランダー――天音、フェイト――翼、カゼ――セイルの順。そういう風に座りなおしてね。
セイル:動くんだ。
天音:そう、動くんだよ、N◎VAは。


Opening1 ――SceneKard:−/−
RL:まずいきなりマスターシーンから入りま〜す。
天音:おう!
セイル:ウス。
RL:え〜と、激しい銃声が聞こえております。
天音:とたららららら、とたらららら。ずぎゅ〜んずぎゅ〜ん、ずぎゅずぎゅずぎゅずぎゅ(笑)。
翼:痛ぇ、痛ぇよぉ。お、俺の腕がぁぁぁぁぁぁ。
RL:そういう台詞はないです。クグツ同士の撃ち合いだから。
翼:はいはい。

  銃声はその少女の部屋に確実に近づいてきていた。
  片方のクグツが追ってくる別のクグツ・トループに弾丸を撃ち込みながら言う。
 「今は何とか持っていますが、突破されるのも時間の問題。もはやこれまでのようです」
  それに対する少女は無言。
 「ですが、あなただけでも。我々が時間を稼ぎます。その間にあなたは逃げてください」
  少女は頷くと、二匹の猫を抱えて走り出した。屋敷の外へと向かって。


天音:てんてんてんてんてんてん(笑)。
RL:そういうワケで、コレ、キャンペーンのオープニングです。今回の話とは全く関係ありまっせん。
セイル:でも何となく予想がつきました、最初の時点で。
天音:おいっす、おいっす。どんどんどんどん、ぱふ〜ぱふ〜。
RL:じゃ、ここから本編行きます。

Opening2 ――SceneKard:カブトワリ/挫折
RL:まず、セイルのオープニング。
セイル:うぃっす。
天音:取り敢えずシーンカードめくるごとにさ、意味の説明とか……
RL:カブトワリです。意味は……挫折(爆笑)。
天音:タワーだもんな。
セイル:最初から挫折してるわけですね。
RL:失敗とか、危険な状況とか、そういう意味です。
セイル:なるほど。
RL:あなたはサイグリードとブラックハウンドの隊員とともに、カーライル・シンジケート系の麻薬密売組織のアジトとなっている、レッドエリアにある廃工場に乗り込んでいました。
セイル:ああ、もう乗り込んでるんだ。
RL:乗り込んでます、乗り込んでますよ。ところがですね、そこは蛻の殻。
天音:がら〜ん。
RL:全ての痕跡が抹消されております。
セイル:「チッ、情報が薄かったか。てか、情報部の奴らは掴まされたのか?」
RL:「また逃げられたか」と同僚のサイグリードはぼやいてますね。
セイル:「一体これで何件目だ」
RL:「遺留品を調べるぞ。何か手掛かりが掴めるかもしれん」
セイル:え〜、調べる場合は何でしたっけ?
RL:<知覚>ですよ。
セイル:<知覚>はえ〜と……
天音:<知覚>はみんな1レベルはスペードで持っている。
RL:サイグリードはカツカツカツと、どっかに行くです。
セイル:じゃあ取り敢えず失敗します。「チッ、何も見つからない」
天音:「おいおい、真面目にやってくれよ」(←いきなり隊員)
セイル:「そもそも俺は走るのが本業だ。探すのは苦手なんだよ」

 そこで居直ってどうする。

天音:「あ〜そこ、踏み荒らすな!(笑)」(←隊員)
RL:やがてサイグリードが戻ってきます。「そっちは何かあったか?」
セイル:「いや、何も見つからん」まぁ当たり前か(判定に失敗したから)。
RL:「ダメだ、何も見つかりやしねぇ。これは一旦基地に戻って作戦を練り直した方がいいな」
セイル:「確かにここには痕跡が何も残ってないからな。じゃあ情報が来るまでの間、俺達は引き上げるか」
RL:「ああ、そうしよう」

Opening3 ――SceneKard:レッガー/災難
RL:じゃあ次のシーン行きま〜す。天音のシーンです。
天音:はい。
RL:シーンカードはレッガー。意味は災難です。
セイル:何か不幸から始まってるな、みんな。
RL:得てしてそんなモンさ。場所はストリートでいいですか?
天音:んんん、いいいいです。
RL:えっとですね、まぁ天音、いつもどおり楽器の演奏をやっておりますよ。ギャラリーは大体、十数名。いつもと変わりませんね、この辺。
天音:じゅあ……弾くですね。判定する?
RL:別にしてもしなくてもどちらでもよろしいです。
天音:ん〜、しちゃおうかな、折角だし。
RL:じゃあ、折角ですから。
天音:折角だから、え〜っと、<芸術:ヴァイオリン>+<芸術:作曲>で。だって<芸術:歌唱>は組み合わせらんないから、流石に。
RL:流石に。うん、ちょっと辛いね、弾きながら歌うのは凄く大変だ。
天音:無理です!……で、16くらい。って言うか16。
RL:16ですか、そりゃ結構高いわ。巧く演奏してるわけですね、16と言えば。
天音:にゅ。
RL:演奏しているとですね、突然ギャラリーの1人が苦しみ始めます。胸を掻き毟りながらも、何とかしようとしています。
天音:じゃあ、はたっと演奏の手を止めてそっちを見る。
RL:見ると、そのままガタリと……
翼:殺した……演奏で人を殺した……(笑)
天音:ええええええっ!?ええええええっ!?それはない。
セイル:「早く救急車を!」(←突然ギャラリー)
翼:救急車いるの?
RL:救急車はいるよ。
天音:じゃあアレだ、無表情だけど呆然としています。
RL:え〜とそうするとですね、すぐに二人目が苦しみ始めます。
天音:演奏止めてるんだけどな。
RL:でまぁ、3人、4人と……。
セイル:「救急車じゃない。警察だ、警察を呼べ!!」(←ギャラリー)
天音:「一体……何が……」
翼:「ぽ、ポリだ、ポリスメンだ。あの女を捕まえろ!魔女だ!火焙りだ!!」(←ギャラリー)

 何気に凄いことを口走ってますな。

RL:ぱたぱたぱたと倒れていって、結果的に半分くらいはそのまま倒れちゃいます。
天音:じゃあアレだ。近寄っていって脈を取ったり。
RL:ああ〜、死んでますねぇ、コレ。
天音:ひっ!……どうしよう。括弧、プレイヤー発言。
セイル&翼:ぴ〜ぽ〜ぴ〜ぽ〜ぴ〜ぽ〜♪(←妙に楽しそう)
翼:ま、魔女だ!魔女を捕まえるんだ!
天音:うわぁぁぁん。
翼:火焙りだ!
セイル:登場判定してもよろしいですか?
RL:機動捜査課がやってきます。
天音:わたわたわたわた。
セイル:じゃあ、登場判定してもよろしいですか?
RL:はい。<社会:N◎VA、ストリート、警察>、<コネ:サイグリード>のいずれかでどうぞ。<コネ:サイグリード>の場合は、スートが合うだけでOKです。
セイル:じゃあ、<コネ:サイグリード>でダイヤの8。これで成功するはずだ。
RL:ではですね、サイグリードとセイルがやってきます。
セイル:「ったく、厄介な事件が頻繁に起きやがるな。ったく、今は密輸の方で手一杯だっつーのに」

 いつ密輸になったよ。あんたの担当は麻薬のハズなんだけど。

RL:サイグリードが天音に対して宣言しますよ。「ブラックハウンドのサイグリードだ。この件に関して署まで同行を願いたい」
天音:じゃあそれに対しては、「何も知らないけど、拒否する理由もない」と言って承諾の意を。
翼:あ、ちょっといいですか?<社会:ストリート>で登場したいです。生命で12。「ちょっとあんた、こんなちっちゃい娘に……」ちっちゃい娘?
天音:ちっちゃい娘ですよ?
翼:「こんなちっちゃい娘に何やってんの、大の大人が。恥ずかしくないの!?」
セイル:「あんた、また来たんか……」
翼:ポチ、あんたもあんたよ!」
セイル:「ポチ言うな、ポチ!」
天音:あ〜、じゃあその袖を引いて、「ここで拒否すれば余計疑われる」
セイル:そりゃそうだ。
翼:「でもあなた、それでいいって言うの!?」
天音:「紳士であることを期待するしかない、でしょ?」
RL:まぁサイグリードの方は、「やましい事がなければ基地に来たところで問題はあるまい?」と言っている。
天音:うん、だから紳士であることを期待するしか。
セイル:ヤツはどういう人間でしたっけ、サイグリードは。いいヤツですか?
RL:さぁねぇ。いいヤツではあるねぇ。
セイル:じゃあ取り敢えず、いいヤツだという事は。多分このキャストだと、いいヤツだということは知ってるでしょ。「うん。ヤツはいいヤツだから、そんなにおかしなことはしないと思うが」
天音:じゃあそれに対しては何も答えずに、翼さんの方に「人を見る目、信用できるの?」とポソッと言ってみよう。
翼:「ポチ君、あなたもあなたよ。こんな命令に一々した……いや、従わなくちゃダメだ(笑)」
セイル:「仕方ねぇだろ、こっちも仕事だ。ちゃんとやんなきゃいけないんだしよ」
天音:じゃあ翼さんに「熱くならないで。それより……」
セイル:「それに、この事態は異常だ」
天音:「それより、お兄さんに伝言をお願い」
翼:「お兄さん?」
セイル:確かコネ持ってましたよね。「ああ、あいつか。そう言えばお前、ヤツの所に最近居候したってヤツか」
翼:最近?
天音:最近?ええええええ?大分前だと思うんだけど、こんな事してるから。
セイル:大分前ですか。「そう言えば居候したって言ってたな、ちっちゃい娘が。お前か」
天音:じゃあそれは無表情な目で見上げて、「覚えてなかったのね」
セイル:「最近行ってねぇもんよ!」
翼:レッドエリアでしたっけ、そう言えば。
セイル:「最近走ってねぇし、レッドまでは行かねぇからな。忙しいし」
RL:ブラックハウンドの仕事はイエローまでですから。
翼:自分、真森さんのコト知らないんで、どこの誰だか……。
天音:あ、説明はします。かくしかで。
翼:はい、じゃあかくしかの所に行けばいいですね。
RL:アドレスをあげます。アドレスの所に真森十馬と書いてください。これで十馬の所にいつでも登場判定ができるようになったわけですね。
天音:じゃあ、その警察官さん。誰だっけ?
RL:サイグリードです。
天音:サイグリードさんに向かって、「コウとリュウ。連れていって、いい?」
RL:「構わんだろ?」
天音:「ありがとう。では翼さん、お願いね」
翼:「じゃ、頑張ってね〜」

Opening4 ――SceneKard:ミストレス/豊穣
RL:では十馬のオープニングで〜す。音羽南海子からの電話。
十馬:はい。
RL:「そろそろ貸したお金返してもらいたいんだけど」
天音:あははははは、だからマイナスなんだ。
十馬:「ゴメン、幾ら借りてたっけ?」
RL:「10万円」
十馬:「ん〜、今ね〜。ないんだ〜」
天音:ない袖は振れないねぇ。
RL:「そんなトコだろうと思ったよ。だから、私の仕事を1つ請けておくれよ。それで借金はチャラにしよう」
セイル:高くつきそぅ。
十馬:「ありがと〜」
RL:「最近、カーライル・シンジケートの連中が妙に羽振りがよくてね。どうやら新しい収入源を手に入れたみたいだけど、そいつを調べてくれないかい」
十馬:「うん。そっか、それは怪しいよね」
RL:「ああ、そうそう。カーライルの部下がいたら痛めつけてやってもいいけど、施設そのものはブッ壊さなくていいからね」
セイル:ぶんどる気マンマンだ。
RL:「あ、それから。隅田川越えるためのIDはこっちで用意しておくからね、安心しておくれよ」
天音:よかったよかった。
セイル:偽造ID、キターッ!
十馬:「それはとっても有難いよ」
RL:「で、請けるの?」
十馬:「うん、いいよ」
天音:騙されそ〜。
セイル:てか、騙されてる〜。

Opening5 ――SceneKard:カリスマ/啓蒙
RL:ちょっと変則的ですが、天音とセイルのオープニングに行きます。ブラックハウンドの基地に移ります。登場したい人は<社会:警察>16でどうぞ。
セイル:こっちは登場してるから別にいいんですよね。
翼:そのころ、翼は道に迷っていた。登場判定、失敗(笑)。
セイル:じゃあコツコツと歩きながら、「連れて来ちまったはいいが、この娘が関与してるのかねぇ」と言う。
天音:じゃあ、その言葉に応えて「調べるのはあなた達の仕事」冷た〜く。
セイル:「まぁ真森に居候してるヤツが、そんな大それた事するとは思えんしなぁ」と言う。
天音:「過ぎた信頼は、身の破滅を招く」

 実際、その言葉が後々響いてくるのである。

RL:暫くしてからなんですが、上司の千早冴子が出迎えますよ。「お疲れ様。帰ってきてすぐのトコ悪いんだけど、ちょっと調べて欲しいことがあるの」
セイル:「何ですか?」
RL:「あなたもさっき見たと思うけど、今日ストリートで大勢の人が死んだわ」
セイル:「ああ、突然死のアレですか」
RL:「ええ、それの原因が解ったの」
セイル:「解ったんすか。もうこんな時点で」
RL:「原因は新種のドラッグによる中毒死」
セイル:「ドラッグですか。もしかして、今追ってるヤツですか?」
RL:「そうよ。その時、偶然その場に居合わせた娘があらぬ容疑を掛けられちゃったみたいだけど……」と言って天音の方を見ます。
天音:じゃあ私は、「音は、関係ないのね?」と言う。
RL:「ええ、全く関係ないわ(笑)。あれは偶然それが重なっただけ」
天音:じゃあ無表情だけど、ヴァイオリンケースを握る手に力がこもります。
セイル:しかしなぁ〜、あのタイミングで5、6人一気にブッ倒れるとねぇ。
翼:あ、疑ってるのか、コイツ。
セイル:いや、疑ってるっつーか、あまりにも偶然が重ってるって言うのがアレだから。
天音:じゃあそれに応えて、「重なる偶然は運命……」と言う。
RL:「それで、今回あなたに与える指令。このドラッグの流出元を突き止めて、その製造者達を捕まえてもらいたいの。ま、今までと同じね」
セイル:「てことは、今までサイグリードと追ってたあの一件の延長という事で考えていいですかね」
RL:「ええ」
セイル:「わかりました」
RL:「N◎VAの治安を守る我々としては当然のとこだし、もう1つ。そうでないと、この娘がちょっと困った事になるのよ」
セイル:じゃあ何かあるんだなという事は思いつつも、口には出しません。
RL:「あの事件をトーキー連中が聞きつけて、大々的に報道しちゃったのよ。今やN◎VA市民の大半が、この娘が曲を使って聴衆を殺していたと思っているわ」
天音:できるしなぁ(笑)。
セイル:「かぁ〜。ヤツらは2秒で広げるからなぁ。ったく」
RL:「その汚名を雪ぐ為には、このドラッグを製造・販売していた連中を捕まえて、罪を認めさせること」
セイル:「まぁボコってでもいいから、連れてくりゃいいんすね」
RL:「ええ、そうよ」で、天音の方を振り返って、「勿論、あなたにも協力してもらうことになるけど、いい?」
天音:「私に、できる事があるなら」
セイル:「かぁ〜、こりゃ久々に奴ら(カゼの連中)を使うかな」
天音:じゃあ服をツンと引いて、「熱くならないでね」
セイル:か、このガキ。人が考えてることが読めるのか(笑)。何かピンポイントで言われてる。

Opening6 ――SceneKard:バサラ/意志
RL:ではお待ちかね、翼のオープニング。翼の元に千早冴子から連絡が入ります。
翼:「はい、もしもし〜」
RL:「お久しぶりですね」
翼:「あ、お久しぶりで〜す」
RL:「実は頼みたいことがあるのです」
翼:「うんうん、何でも言って。冴子の願い――冴子さんの願いだったら」
一同:冴子!?
十馬:凄い仲いいんだよ。
RL:「最近、カーライル・シンジケート関係の事件が多発しているのですが、いずれも捕らえることができないのです。まるで、こちらの挙動を知っているかのように捜査を掻い潜ってゆく」
翼:「つまり、内通者がいると」
RL:「ええ、もしかしたら本当に内通者がいるかもしれない。そう思ってあなたに連絡したの」
翼:「で、私がやる事は」
RL:「これから言う者のウラを取ってもらいたいのです」
翼:「はい」
RL:「対象は――」

 「サイグリード巡査長です」

天音:る〜♪
翼:ポチの相方っすね〜。
RL:はい。「報酬は50万支払いましょう」
翼:「後払いですか?」
RL:「前払いで1点渡しておきます」
翼:「じゃ、いただきま〜す。請けましょう」
RL:「お願いしますね」


Research1 ――SceneKard:トーキー/繁栄
RL:では、これよりリサーチに入ります。
十馬:はい。
セイル:うぃ〜っす。
RL:まずは順番どおり十馬のシーン。
十馬:「天音が帰ってこないな〜」
翼:じゃあ、登場判定いいっすか〜。
RL:はいどうぞ。
セイル:僕も登場判定っすかね〜。
天音:いや、そこが登場してるならボクも登場できるから。しちゃう!
RL:あの、天音連れてるから、セイルは。
天音:あ、そっか。ツレになってる(チームを組んでいる)んだけ。
セイル:これは<社会:N◎VA>で出られますか?
RL:<社会:N◎VA>、<社会:ストリート>だったら……
翼:ん〜、じゃあ<裏読み>はできます?
RL:勿論できます。
翼:じゃあ<裏読み>で理性16ですね。
RL:じゃ、オッケーです。
天音:<コネ:真森十馬>は?
RL:<コネ:真森十馬>もできます。
天音:じゃあボクが。スートが合ってればいいよね?
RL:はい。相手が同意すれば、スートが合ってるだけでオッケーです。
天音:出てきていいですか?
十馬:いいよ。
天音:や、ちょっとそっちが終わってから出てきた方がいいので。
翼:「十馬くん、十馬くん。今ちょっと天音ちゃんが大変なことになってるのよ」
十馬:(あくまでも冷静に)「どちらさん?」

 一同爆笑。

RL:全くそのとおりです。
翼:失礼しました。じゃあ、テイク2いいっすか?
RL:はい、テイク2。
一同:カ〜ン♪
翼:こちら、え〜っと、つ、つなもり

 真森(さなもり)である。

翼:真森さん。
セイル:いいんじゃない?つなもりから入って。ごめんなさい、間違いました、真森です。

 そしてまた間違えられてるし。

翼:「真森さんのお宅でしょうか?」
十馬:「そうだけど?」
翼:「お宅の居候の天音ちゃんが、今ちょっと大変な事になってるんだけど。何か具体的に言うと人がパタパタ倒れて、ポリに厄介になってるんですが」
十馬:(あくまでも冷静に)「それで、あんた誰?」

 一同、再び爆笑。

セイル:すいません、ここら辺で登場判定していいですか?
天音:じゃあそこで後ろから登場して、「翼さん。知り合いの探偵」
翼:「そうなのよ。で、今……」
セイル:「ああ、天音はもう関係ないぞ。だからもう言う必要性もなくなったな」
天音:「無関係とはまだ、決まったワケじゃないけど」
セイル:「で、早く天音ちゃんを警察に迎えに行かなくちゃいけないのよ。あら?」
天音:そんな感じね。
セイル:だから存在に気づいてなかったのね、今。「連れて来たんだよ。取り敢えずシロっつー事は判ったから」
天音:「落ち着いて。彼女はただ、周りが見えていなかっただけ」
セイル:「まぁ、それが時に厄介だと思われるんだがな」
天音:「あなたも、気をつけて」
セイル:痛〜い。
天音:「只今、帰りました」
十馬:「お帰り〜」
天音:「遅くなってごめんなさい」
セイル:「まあ、さっき銀さんが言ったことがN◎VA市民の総意だと思ってくれ。トーキー連中が報道してしまったせいで、そんな概念が植えつけられちまったんだよ」
天音:「嫌疑を晴らすために協力、という事になったの」
十馬:「そっかぁ。ん〜、その組織の事なら俺も依頼を請けたんだよ」

 請けてないです。

RL:こっちはその組織だって判ってないです。まだ、麻薬を調べてくれ(天音&セイル)、カーライル・シンジケートの新ビジネスが何かを調べてくれ(十馬)、サイグリードの裏をとってくれ(翼)の段階。
十馬:あ、了解。じゃあバラバラなんだ。
セイル:「まぁどうやら最近流行ってる麻薬の組織があるんだが、そっちの方が絡んできてるらしくてな。ちょっと今、それでカーライル・シンジケートの方を追っかけてるんだ。そいつらが関わってる可能性が高いんだがな」
天音:じゃあそこでツンと袖を引いて、「守秘義務……」
セイル:あ〜、コイツにゃ別にいいや。
翼:うわ、凄い警官だ(笑)。
セイル:ああコイツ取り敢えずカゼなんで、基本的に気に入ったヤツらには話すというタイプのヤツなんで。
RL:なるほど。
天音:じゃあ、その話してる横で、「あれは、いいの?」と翼さんに。
翼:「ん〜、いいのいいのいいのいいの」で、胸元からポケットロン取り出してピピピピピピ……と(笑)。
セイル:「お・く・る・な・よ、お前は。全部終わった後にだったら、別に振れ回ってもいいけどさ」
十馬:じゃあそこで、「その組織だったら、俺も依頼を請けたんだけど」
天音:じゃあアレだ、「人を信用し過ぎるのは、時に刃となる。気をつけて」と。
セイル:「実際に痛い目は何度も見たがな。まぁ闇に葬ってきたけど(笑)」

 闇に葬ったのかよ。

翼:おうおうおうおう。ん〜、サイグリぃいド?
十馬:何だかな〜。
セイル:ビシッ、《制裁》とかいう素敵な能力で。
RL:これは警察権力ですからね、能力じゃないですよ?警察の権力を使う事ができるだけですよ、あなたは。で、どうしますか、ここから。
翼:「じゃあ私は自分の仕事があるんで。天音ちゃんのコト宜しくね〜」と言って去っていきます。
セイル:「取り敢えずこっちはこっちで、カーライルを追っかけてみるかな」
十馬:「そうだね」
セイル:「取り敢えず麻薬。ストリートの方からちょっと、最近出回ってるヤクの事を調べてみるか」
十馬:「うん」

Research2 ――SceneKard:カブト/庇護
RL:次はシーンプレイヤー天音で。まずどこに出ますか?
天音:まずねぇ……ん〜と、て言うか、この人(十馬)の一緒にいると思うんだけど。
十馬:出たい、出たい。出たいと思った。どこに出るんだろ。
RL:その3人一緒に行くみたいなこと言ってたから、誰か1人出ればこの3人は一緒に居ることになりますが。
セイル:ま、確かに。それもそうだ。こっちはだって、もっと前のシーンからやってるわけだし。
RL:でしょ?ここはもうチーム組んでたし、ここで一緒に行くんだったら、この3人誰か1人出れば全員出てくることになる。
天音:てか全員出てるね。
十馬:うん。じゃあみんなで出よう。
セイル:出た。
天音:じゃあそこ(セイル)を見上げて、「何をするの?」
セイル:あ、ちょっと待ってください。その前に「待たせたな」とか言って、私服の状態で現れたいんですが。流石にブラックハウンドの制服で出るのはマズいかと。カゼの方をペルソナに持ってきます。取り敢えずジャケット姿に。
翼:ドレスアップ・システムみたいな感じですか?ペルソナ変更ってのは要するに。
RL:まぁ、あまり変わんないけどね。見た目が変わるの。
翼:見た目変わると、ペルソナが変わるみたいな。
天音:例えばイヌのペルソナだったら、ブラックハウンドの制服を着てなきゃならないとか。
翼:フェイトのペルソナだったら、いっつもトレンチコート着てタバコ吸ってなくちゃいけないとか(笑)。
天音:まぁそういうワケではないが、イヌのペルソナってのが制限が大きすぎるだけなので。
翼:あ〜はいはい。じゃあ特に普段は気にする必要はないわけですね。
RL:そう、普段は気にすることはないです。
翼:変えたいと思ったときにぱっと変わるとか。
RL:クグツなんだけど、会社でやることと関係ないことやる時に、「ん〜じゃあ今回は会社とは関係ないから今回はカブトワリでやるか〜」とかそういう事ですね。
翼:あ〜、はいはいはい。
セイル:取り敢えずカゼの状態で現れて、「待たせたな」つって。
天音:じゃあ、それには応えて「女の子より、着替えに時間がかかるのね」
セイル:「悪かったなぁ」
RL:ある人(M○●Nの不死鳥・牙王)の言葉によるとですね、「着替えは2秒だ。1秒超過するごとにN◎VA市民が1人ずつ死んでいくと思え」だそうです。
セイル:なるほど。じゃあ、いつも走ってるヤツに「おい、最近のヤクについて何か情報知らねぇか?」
RL:ヤクの何について聞きます?
セイル:ヤクの流れについて。流れってか、流通経路。
RL:流通経路ですか?はい、では<社会:ストリート>で。
セイル:じゃあ9を出して感情で12。
RL:「ああ、セイルの旦那か。いやぁ、セイルの旦那もドラッグに興味あるんですかい?」
セイル:「いや、そういうワケじゃねぇがな。ちょっと、な。最近気になってな」
RL:「ああ、まぁドラッグ自体はレッドエリアにあるアーガスという酒場で売ってますぜ。1ダースでたったの50万円(笑)」
十馬:たった?
セイル:「それ末端価格か?」
RL:「末端価格だよ(笑)」
セイル:うわぁ〜。
天音:「じゃあ、それは新しいの?」って訊こうかなぁ。
RL:「ん?ああ、最近出回り始めたドラッグだなぁ。ここ2週間ぐらいだな」
セイル:じゃあそのままもう1つ訊こうか。次はカーライル・シンジケートのことについて訊いてみようか。
RL:カーライル・シンジケートを調べるのは十馬だけど、まぁいいですよ。ガンガン目立っちゃってください、みんなで。
天音:じゃあ、ツンツンと「組織のこと、気かなくていいの?」
十馬:「そうだね」
天音:「あなたの仕事」って。
十馬:羽振りがいいってとかいうのは何か判ってきたけどさぁ。
RL:カーライル・シンジケートのことを調べたいんでしたらですね、<社会:N◎VA、ストリート、ウェブ、警察>、レッガー系の<コネ>で判定となります。
十馬:はい。
RL:ちなみにですね、<社会:N◎VA、警察>だと、あまり深い事までは判りませんと言っておきます。
天音:カーロスに連絡とって、「何か知らねぇか」ってのは?
RL:カ〜ロス〜、カ〜ロス〜♪
十馬:連絡とりたいんだけどね、手札がホントにない……。呼ぶだけ呼んでみよう、とか言って失敗。
RL:えっとですね、カーロスは今、何かに追われているいるのか……。
天音:いや、あれだ。留守電が来て、(突然爽やかに)「いぇい!オレに電話をくれたベイビィ、ありがとうっ!(爆笑)」
RL:(爽やかに)「でも残念だけど、今は電話に出られねぇんだ!」
十馬:途中で切るけど。
セイル:「おい、コラ、てめぇ」とか後ろで声が響いてる。これもそういう時に作られたモノで。
天音:(爽やかに)「何か緊急の用事がある場合はだな、『火星への定時連絡だ』という声の後にメッセージをいれとけ」
RL:(渋い声で)「火星への定時連絡だ」

 これではタダの変な人である。

セイル:痛ぁ〜。
天音:ごっめ〜ん。ノリノリでやっちった〜。
十馬:うん、繋がらなかった。
RL:じゃあ改めて誰か判定、する?
セイル:「仕方ねぇな、じゃあこっちが調べてやるよ」と。「すまんが、もう1つ訊きたいんだが」
天音:ってか、そのカーライル・シンジケートってのは有名なの?
RL:有名です。結構有名です。
セイル:11。
RL:カーライル・シンジケートというのはですね、北米から流れてきた、シシリー・マフィアの流れを汲むマフィアです。最近、N◎VAに流れてきたわけですね。その活動内容は労働者組合搾取、麻薬密売、賭博、高利貸し、殺人、誘拐、売春、恐喝、密輸と多岐に渡ります。
セイル:要するに、何でもアリだな。
十馬:悪いヤツだ。
RL:その達成値じゃそれが限度だ。だって情報得るのって最低10だからね。
セイル:結局ヤツら色んなトコ回ってるから、警察まくの巧いのか。ちくしょう。
天音:う〜ん、でも調査はこっちに任せたほうがいいような気がするです。
RL:そうですね。そっちの調査能力すごいけどね。
翼:え、あれっすか。洗脳ソングか何かで。
RL:いや、違うんだ。猫が勝手に情報集めてくるのさ(<隠れバディ>のコト)。
セイル:ていうか、コレ下手したらイヌとほぼ同じくらいの情報だったかなぁ。もしかして。
RL:勿論。
セイル:じゃあ情報収集した後に、今言ったことを警察署内で聞いていたということを思い出します。
RL:うん、警察署内で聞いているよ。
天音:じゃあ「カーライル・シンジケート?リュウ、それはどこにあるか知らない?」<隠れバディ>で。でも11だ。
RL:11か……じゃあ欠伸した。
天音:「そう……」と言って、通じ合っている(笑)。
RL:得体の知れない問答で分かり合うな〜!(叫)
セイル:「奴ら何か得体の知れない問答で通じてんだけどよ、いつもああなのか?」
十馬:「いつもああだよ」
セイル:あたま痛ぁ〜。
天音:「あなた達には聞こえないの?」
RL:電波だ(爆笑)。
セイル:「俺はそんなに電波じゃねぇ」
天音:じゃあアレだ、「雑音に惑わされると、真実は見えない。気をつけて」
セイル:痛ぁ〜、電波だ。
RL:じゃあ、もうやることないならシーン換えちゃいますよ?では舞台裏判定に移ります。
翼:「今日もいい天気ね〜」外は雨だった(爆笑)。
RL:それかよっ!?

Research3 ――SceneKard:エグゼク/運命
RL:次は翼のリサーチ。どうします?
翼:状況の劇的な変化と言われて……それではまず千早冴子の<コネ>を使って、今サイグリードがどこにいるのか、仕事に出ているのかとか、現在の所在を訊きたいですね。「現在は仕事中ですか?」
RL:「ええ、今彼は仕事中よ」
翼:「場所とかは判るでしょうか?どこで仕事してるかとか」
RL:「まぁ彼のポケットロンに連絡すれば場所は判るけど」
翼:「う〜ん、流石にそれは避けたいな」
RL:「ただあなたには判るとは思うけど、ちょっと思う所があって今回彼はセイルとは別行動をとってもらっているの」
翼:どうしたものかな……取り敢えず千早と別れて<コネ:御堂真黄>を使って、理性18を使って悪徳警官リスト――裏で怪しいコトやってる警官で、サイグリードってのを知らないか訊いてみましょう。
RL:「ああ、サイグリードか。ちょっと待ってろ」パラパラパラパラ……「えっと、コイツだな。ヴィル・ヌーヴ系のブラックハウンド機動捜査課の隊員」
セイル:閻魔ちょ〜。
RL:「階級は巡査長、だな」
翼:「巡査長みたいですね。で、なんかコイツ最近羽振りいいみたいだけど」
RL:「ああ、オレの部下が調べてきた情報によるとだな、時々どこか秘密の場所に電話をかけてるようだ。但しブラックハウンド内で知らない言語で話している為に、話の内容までは解らんということだ」
翼:「う〜む」
RL:「それからな。ヤツの隊の中での評価だがな、基本的には優秀な警官であるが、カーライル・シンジケート相手なると途端に捕獲率が低下するらしい」
翼:「ふむ」
RL:「最初は相性が悪いのかと思われていたが、今ではカーライル・シンジケートに通じているのではないか、とも見られている」
翼:「ふむふむ」
RL:「まぁ、オレが知ってるのはこれくらいだな」
セイル:何か登場判定していいかなって感じになってきた。
天音:いや、まだだ。キミは最後まで信じてあげなきゃ。
翼:さて困ったな、どうしよう。通じてるだけじゃなぁ。本人探したいトコだけど……。
セイル:これって<コネ>持ってれば一発で解るんでしたっけ。
RL:<コネ>持ってればね。呼べるし。
翼:<コネ>持ってないからなぁ。え〜っと……セイルの<コネ>はもってないし。
セイル:こっちが持ってるよ。こっちが持ってるから、一応知ってるってコトにはなってるんだよね?

 知ってるどころか、ポチと呼ばれるほどの仲である。

RL:うん。セイルは呼べるし、<コネ>があるってコトは連絡がつくってコトでもあるから。
翼:連絡ついてもらっちゃ困るんだよな〜。取り敢えず尾行とかしたいんすけどね。
セイル:ヤツの巡回ルートとかは。
RL:ま、それはねぇ……。
天音:取り敢えず一緒にいる人に訊いてみるとか。
翼:そっすね、じゃあセイル=川崎の方に連絡しましょう。
RL:連絡をとったら登場します。連絡を取るといって、相手が同意をすれば登場することができます。
セイル:こっちは同意します。
RL:同意したら出た挙句に、他に一緒に居る人も一緒に出ちゃいます。
翼:電話で繋がってるということで。
天音:出ちゃった。
セイル:「ああ、銀さんか。一体何の用っすか?」
翼:「いやぁ。君のパートナー、何つったっけ?」
セイル:「サイグリードっすか?」
翼:「彼なんだけどさぁ、今どこにいるか判る?ちょっとねぇ、この前彼の個人的なモノ拾っちゃってさぁ……」
セイル:「サイフかなんかっすか?まぁちょっと待っててください」

 この時代にサイフを持ち歩くのはIDを持たない人間か、足がつくとヤバい商売をやってる連中くらいなのだが、セイル君は同僚をそんなにヤバい人にしたいのだろうか。

セイル:「ええ〜っと、た・し・か」メモ帳をペラペラ……とめくって巡回ルートを確認してみますね。
RL:<コネ:サイグリード>でどうぞ。
セイル:8だ。判りますかね、巡回ルート。
RL:いやぁ、流石にそんなんじゃ判んないなぁ。
天音:じゃあ「ちょっと貸して」って言って受話器を奪っておくから。受話器ってかポケットロン奪って。
セイル:あ、オッケーっす。取り敢えず話を聞く。
天音:「翼さん」
翼:「天音ちゃん、ヒドいコトされなかった?あんなコトや、こんなコトや、ピ〜〜〜〜〜〜
天音:「よく解らない。知らない言葉ばっかで」
セイル:え〜っとじゃあ、ここでやり直して……改めて警察でやれるかぁ?
RL:警察でよいですよ。
セイル:じゃ警察の方に問い合わせてみて……11。
RL:「サイグリード巡査長だったら、もう少ししたら戻ってくると思いますよ?」
セイル:「あ、そっちに帰ってくるのか。今はどこにいるか判るか?」
RL:「流石に、今どこにいるのかまではちょっと判らないけど、何なら電話しようか?」
セイル:「いや、それは別に構わんよ。こっちはちょっと気になったからな。ああ解った、サンキュー」と言って切ります。

 ところでセイルのポケットロンは天音が奪ってったんじゃなかったっけ?まぁ別にいいけどな。

天音:で、そっちがイロイロやってる間にこっちでは。一方そのころ。「翼さん、あなたは外にいてくださいね」
翼:「外?だって今外、雨降ってるし(笑)」
天音:「そういう意味ではありません」
翼:「あ、ごめんなさいね、おほほほほほ」
天音:「あの人、よくない感じがする」
翼:「いやぁ、ん〜、ゴメンねぇ。これ以上私の方からは何も言えないんだ〜。守秘義務ってのがあってね(笑)」
セイル:痛ぁ〜(←守秘義務なにそれの警官)。
天音:くすっと笑って、「だからあなたは信用できる」
翼:「このこと彼に言わないでね〜。彼、単純、いや口が軽いから〜」
セイル:いた〜い、いた〜い。
天音:「ええ、彼なら暴走して同僚を問い詰めるぐらいするでしょうね」
セイル:しそうだなぁ(笑)。
翼:「だから、くれぐれも彼から目を離さないでね、天音ちゃん」
天音:「解りました」
翼:「彼のお守り、宜しくね」

 ヒドい言われようである。

天音:「翼さんもお気をつけて」
翼:「ありがとう」で、セイルに代わってもらう。
セイル:「取り敢えず今現在の居場所は判らんかったが、あともう少しすれば署の方に戻ってくるらしい」
翼:「あ、そうなの?解った、ありがと〜セイル君」じゃあ、警察の方にいきたいですよ。
RL:はいはい。じゃ、この3人は退場でいいですか?電話切ったなら退場になりますよ。
十馬:たいじょ〜。
天音:ああ〜、手札回したい。
セイル:うう〜、手札回したい。
RL:出ちゃったから、舞台裏判定できないよ?
セイル:じゃあ、「空が青いなぁ」とか言って空を見上げて……。

 今、舞台裏判定できないって言ったばかりだし、そもそも舞台裏フェイズでもない。おまけに今は雨降っているだろ、と突っ込みどころ満載な台詞である。

RL:そうやって向かおうとするとですね、翼の所に電話が掛かってきます。
翼:「もしもし?」
RL:事務所の大家さんですね。「ちょっと、あんたの事務所の前に放置してある大量のゴミ、どうにかしとくれよ(爆笑)」
翼:「ゴミ?ゴミですか」
十馬:ゴミ勝手に捨てちゃいけないよ。
RL:「ゴミだよ、ゴミ。凄い臭いで周辺住民が嫌がってたよ?」
翼:「ん〜、あ、はい。申し訳ございません。今日中にどうにかしますので……」
RL:「頼むよ、早く何とかしてくれよ」っつーことで、社会戦ダメージ7(スキャンダル)。
翼:え〜とコレ、どうやって防げばいいんでしょうか?
RL:取り敢えず今は攻撃くらっといてください。え〜と、攻撃側が選んだ社会1つが使用できないということで、<社会:ストリート>を封じておきます。つまりあまりの悪臭で、周りのストリートの人が協力してくれなくなるということですね。
翼:あ〜、はいはい。
セイル:不満タラタラだったわけですね。「そんなことよりもあんた、早くあのゴミ片付けなさいよ〜」
翼:「全く一体誰が……」みたいな感じで。あ、悪臭を放つゴミの正体はサイグリードか!?(爆笑)

 そんなワケあるかい。


Research4 ――SceneKard:クグツ/維持
RL:次、セイルです。セイルのシーンで行きましょう。
セイル:う〜ん、さっきのアレはどう見てもアレだもんなぁ。

 アレだけで話をしないで頂きたい。

セイル:だって、サイフか何か落としたっつーアレだからなぁ。そう言われたからなぁ。うん、別に何も気にならないと思うしなぁ。
RL:は〜い、どうしますか〜?
セイル:じゃあ何か面白そうだから、そっちの方の動きが。う〜ん、じゃあ取り敢えず何か状況に動きがないか、署に戻ってみましょう。
RL:あ、署に戻っちゃうんだ。
天音:ボク達とチーム切れるんじゃ、それじゃあ。
セイル:あ〜、そうなんすよね。さぁどうしようか、署に戻ってみるのも1つの手か……。どうしよ。
RL:さぁしっかり考えたまえ。(何を悩むことがあるよ!アーガス行けよ、アーガス!!)
セイル:今の状況でカーライル・シンジケートと、これが北米系のマフィアってコトと……
天音:カーライル・シンジケートが新種の麻薬を出しているらしい。
セイル:あと、レッドエリアにあるアーガスという店に行ってみるという手もある。

 手もある、じゃないよ。行けと言ってるんだよ、こっちは(涙)。

セイル:情報集めるだけ集めた方がいいかな?
天音:「アーガス?場所、知ってる?」
セイル:さっきそれはちゃんと訊いといた。
RL:アーガスという店で売っているという事だけしか聞いてないですよ。
セイル:いえ、レッドエリアのっていうトコまで聞いてますよ。
RL:レッドエリアにあるとしか聞いてないですよ。
十馬:猫が知らないかな?
天音:「アーガス、場所知ってる?」って言って猫に問いかけるけど、猫は欠伸をした(注:<隠れバディ>の判定に失敗した)。
RL:まぁ登場判定で代用しましょう。<社会:N◎VA、ストリート>で10です。
天音:あ、ゴメン、ボクにやらして。手札があまりにアレなので。……う〜ん、もっとアレになったかも。
RL:じゃあ、アーガスって店に着きました。この店はですね、西洋風のちょっと洒落た店です。ボロいけど。
セイル:「しかしお前の猫、いいナビゲータだなぁ。にゃ〜んとなってこっちの方向だっていうのをちゃんと示すからなぁ」
RL:いや、猫を追っかけてきたんでしょ、きっと。
翼:スーパーネコだ。
セイル:う〜む、しかしまぁ車置きっぱなしだから……いっかぁ。
RL:じゃあ車で乗り付けたでいいですよ?
セイル:じゃあ車で乗り付けたという事で。
翼:ネコナビ?
セイル:うん、ネコナビ。
天音:「リュウは賢いから」頭を撫でよ〜。
セイル:「一家に一台欲しいところだ」
天音:「あげないわよ。リュウも、コウも」
セイル:まぁ取り敢えずヤバいコトになるかもしれんからなぁ、車はどっか発進しやすい所に隠しとくか。
十馬:隠すの?
RL:隠すんだったら、<隠密>で。
翼:<隠密>……車隠すの、かなり難しくないっすか?
セイル:ってか、そもそも、ムリです。すみません。表に停めとくにしときます。
RL:はい。それで?
十馬:入ってみるの?
セイル:入ってみましょう。
RL:カランコロ〜ン♪
セイル:え〜っと、周りはどんな感じですか?中の人達とか。
RL:中の人達?そりゃあ、レッドエリアのバーだから……
セイル:ガラ悪いですか?
RL:そりゃ勿論。
天音:知った顔見つけてぺこりとか。
セイル:じゃあ取り敢えずカゼなんで、ちんぴら風にして……ちんぴら風っていうのは違うか。それだとレッガーになるか。
翼:「おぅ十馬。この前の博打の負けよぉ。まだかよ、カネ。まだカネできねぇのか、あん?」(←突然ちんぴら)
十馬:「あ〜……」
セイル:「てめぇ相変わらずあちこちから借金してるんだな」
天音:「今月も、赤いの?」
翼:「あ?何だ、この嬢ちゃんは。あ、お前幼女に手ぇだしたか?ゲヘヘヘヘヘ」

 13歳は既に幼女と呼べる年齢ではないと思う。

RL:あ、でもストリートでは有名人だから、天音は。
天音:にゃははははは。そりゃヴァイオリン弾いてるし。
セイル:<交渉>って、これは普通に交渉になるのかな?
RL:ん、何をしたいのかな。
セイル:いえ取り敢えず、あの麻薬について訊いてみようかと。「ヤクねぇか?」とバーテンの人に。「おい、ここで新種のヤクを取引してるヤツがいるっていう話を聞いてきたんだけどよぉ」
天音:「……直球すぎ」
翼:「臭ぇな、イヌの臭いがプンプンするぜ」
セイル:で、取り敢えずこれで<交渉>で、9。9だと無理かな。
RL:「はぁ、何のコトですか。知りませんな」
十馬:そりゃあ直球じゃあ……。
セイル:「スマン、解らなかった(爆笑)

 威張って言う事か。

RL:ぴこ〜んぴこ〜んぴこ〜んぴこ〜ん♪
天音:ぴこ〜んぴこ〜ん♪
翼:糸は途切れた。クグツ!
セイル:本当に膠着。
十馬:何かいい聞き方はないのかなぁ。
天音:じゃあ、そんな事やってる裏でヴァイオリンを弾こうとしている。
セイル:じゃあもう1回<交渉>で13で、「おい、そんな事言うなよ」ボソボソと小さい声で、「ここだけの話、ちょっと高値で買いたいっていうヤツがいるんだ。それを調べに来たもんでなぁ」
翼:「あん?イヌと喋る舌はねぇなぁ」(←いきなりバーのマスター)
セイル:イヌじゃないっす、今カゼです。しかもちゃんと……
翼:「ん?臭ぇ臭ぇ。イヌの臭いがプンプンするぜぇ(爆笑)」
天音:うわ〜ん、だからあなたは直球なんですって。
RL:「いやぁ、そんな事言われましても、知らないものは知りませんな」
セイル:ホントに膠着だ。
RL:「店を間違えたのではないですか?」
セイル:店の名前を確認しますが、アーガスで間違ってませんか?
RL:間違ってないです。
翼:うん、ストレートだ。
十馬:同じ名前も……ないよね?
RL:ないですよ。商標云々で訴えられます(笑)。
セイル:もうすることな〜い。
天音:十馬の方つついて、「あなたも訊いてみて。セイルさんはレッドでは部外者だから」
セイル:完璧その通り。
十馬:じゃあ交渉してみるけど……
天音:「音羽さんの名前を出せばきっと……」とか言ってみようかしら。
RL:ここは洋風のバーです、音羽南海子の名前を出すのはマズい。
天音:ゴメン、音羽はマズいね。

 音羽組とカーライル・シンジケートは現在交戦中というのは、音羽南海子がカーライル・シンジケートの妨害をしようとしていることからも明らかである。もしここがカーライル・シンジケート傘下のバーであれば、音羽南海子の名は禁句なのだ。

セイル:むしろあのレッガーのチンピラの方。えっと誰でしたっけ?
RL:カーロス?
セイル:カーロスの名を出す。いやカーロスだったら余計タチ悪い。
天音:カーロスの行方。ヤツに貸した金が返ってこない。
セイル:カーロスだったら逆に追い掛け回される可能性がある。
天音:だから、「カーロスを追ってんだけどよぉ」って。いや冗談です。
セイル:カーロスだったら余計に何か狙われる可能性が高くなる。
十馬:今ちょっと交渉ができそうにない。ここあまり来た事ないんだよね……。
翼:「あん?兄ちゃん、カネ持ってんのか?(爆笑)」
RL:ま、そんな感じ。
十馬:お金ないよ!
RL:じゃあ、交渉になってない交渉をしたということで。
天音:むしろテーブルの角にこう肘をぶつけて、おっとゴメンよみたいな。
セイル:おい、俺より交渉ヘタだな、お前。
RL:直球すぎ、交渉になってない。全然ダメじゃないですか皆さん。
天音:だって、キャラ的に交渉するキャラじゃないんだ〜!
セイル:しかも手札が悪いんじゃ〜!
RL:得てしてそういう事になる。どうします?
天音:「一旦引いた方がいい、かも」
十馬:作戦……
天音:作戦じゃない。もう、今日はマークされてるから。
十馬:今日はやめる?
セイル:今日は解散かな。
天音:日が悪いとか。
セイル:日が悪いから出直してくるか。
RL:風水が悪いとか。
十馬:帰ろうか。
天音:うん。
セイル:うん、今日は守護星の調子が悪いらしい

 何でやねん。

セイル:日を改めて出直してみるかな。
天音:日を改めてって言うか、改めても何も出ないものは出ないかもしれないけど。
十馬:まぁ何か出るかもしれないし。
セイル:まぁ取り敢えず署の方に帰って……まぁ情報分析かな。
天音:こういう所はですね、警戒してると思うですよ。
セイル:まぁ暫く行き着けになるかな、この店が。
天音:それに対しては「ここで売っているという話だけど、ここだけとも限らない」と言っておこう。
RL:なるほどね。じゃあ一旦退場しますか、この店から。
セイル:退場ですかねぇ、この調子からすると。
十馬:あのさ、店の中を取り敢えず一旦見回してみていい?どんな人がいるんだろう。
RL:ちんぴら、ちんぴら、ちんぴら。
十馬:そっか、そんな漠然としたものかぁ。
天音:その人達の顔色とか分かる?
RL:う〜ん、あんまり健康そうには見えんな。
翼:ロン毛のちんぴら、モヒカンのちんぴら、スキンヘッドのちんぴら(笑)。
天音:何かヤクザとドスヤクザとチンピラみたい……。
RL:ひょろ長いちんぴら。
天音:いやぁん。
翼:幅広いちんぴら。

 もはやちんぴらの博物館である。

セイル:え〜と十馬が見渡しているので、それを見て改めて店内見渡してみますが。
RL:そう真剣に見渡すなら<知覚>でどうぞ。
セイル:うぃ〜す。じゃ割と真剣に今度は見るので<知覚>ですね。
十馬:ボクもやってみていいかな。
天音:やってみる。が、ボクは6なので。
セイル:17です。
十馬:7+8で15だよ。
RL:17が一番高いですか。巧く隠してるのかな、少なくともここからでは怪しいものは見つからないな。
セイル:え〜っと、後は顔色は。青白いですか。
RL:誰が?
セイル:え〜と、ちんぴら達。
RL:ちんぴら達。顔色は、あまりよろしくないと言ったところかな。
天音:特に目立って判ることはないんですね?
RL:そうですな。
天音:夜更かししてりゃこんな顔色になるなって顔色ね。
セイル:常連になれば何か情報が貰えるんではないかなと考えてみますが、今日のところは撤退かなぁ。
天音:ここは洋風のバーなんだよね。
RL:そうです。洋風ですよ?
天音:じゃあ……
翼:「おっ、ウチでヴァイオリン弾いてくれるのかい」
天音:いや、それをこう、「今度、ヴァイオリン弾かせてくれない?」とマスターに。
RL:「ああ、勿論構わないよ」
セイル:ああ、じゃあついでにマスターに「ボトルをキープしとこう」と言ってみよう。
翼:「あ?イヌに呑ませる酒はねぇ(爆笑)」
セイル:ボトルキープの場合どうなるんすか?
RL:いや、<売買>でやってもらうことになるけど。判定しなくても達成値は勝手に外界の能力値分になります。で、どういう酒にするのかな。ポン酒は高いが、まぁ洋風のバーでポン酒があるわけはないから。
セイル:まぁそれもそうだ。外界値5か……金ないからなぁ、安モンの酒かなぁ。
RL:50万の酒までだったら、キミは自分の生活費の中から出せる。
セイル:なるほど。
翼:ドンペリ買います。50万円で(笑)。
RL:勿論物価が違うからね。
セイル:じゃあ10万くらいの酒を。
RL:10万つってもインフレ起こしてるから、今のキミの10万とは随分違うから。
セイル:10万だとどれくらいの酒が買えるんですか?
RL:ん〜、物価……10倍くらいに高騰してるって考えて。
翼:「あんた初めてだろ?初めてのお客さんはボトルキープできないんすけどねぇ」
RL:じゃあそういうコトで。
セイル:「チッ、新入りには風当たりの厳しい店だ」
翼:「当然だろうが。考えてもみやがれぇ」
セイル:じゃあ取り敢えず泣く泣く……あんた背中が煤けてるぜみたいな。
天音:関係ないフリしてよっと。
セイル:あうあうあ〜。
天音:だってそうしないとねぇ、ここで音楽を弾く約束まで取り消されちゃあ堪らない〜。
セイル:あう〜です。
翼:「天音ちゃんがねぇ、ウチで演奏してくれる分には嬉しいんだが」
天音:「ありがとう」
RL:「そこの男はちょっとねぇ」ってか(笑)。
天音:それでいいのか、ルーラー!?(笑)
セイル:じゃあ取り敢えず、日がよろしくないっつー感じで、今日は撤退。
RL:しょぼ〜んとしながら(笑)。
十馬:まぁ気を落とさず。
翼:「じゃあ天音ちゃん、演奏のコト、考えといてくれよ。ゲヘヘ」
天音:「うん」
セイル:巧いなぁ、しかし。
RL:ということでヒュッとシーンが変わったところで、舞台裏。
翼:はいはい。これで警察署の前で飴ぺちゃころぺちゃころ舐めながら、その……。
天音:張り込みを。
RL:生ゴミ早く処理しようよ(笑)。
翼:あ、今、生ゴミ処理。生ゴミ処理して、帰ってくる時間ぐらいありますか?
十馬:今日はゴミの日じゃないよ。
RL:いや流石にそれはないけど、次のシーンで警察の前には出られるから。
翼:うん、じゃあ生ゴミを神速で片付けましょう。
RL:じゃあ片付けてる翼に、何者かが攻撃だ。
翼:なにっ!?
RL:<社会:N◎VA>で攻撃、社会戦。達成値は21。
セイル:狙われてる?社会21痛ぁ〜
翼:え〜と、一応17とは言ってみる。
RL:まぁヒットして……。ダメージは2点、妙な噂が流れている、困った(笑)。
翼:泣けるぜ。
RL:<社会:ストリート>で攻撃。15。
翼:<社会:警察>で17。
RL:それは止められたな。じゃあ警察の人が言います。「何かストリートの方からお前を攻撃してる連中がいるぜ。追っ払っといてやったがな」
翼:「あああ、ついでにゴミを片付けるのも手伝って欲しいにゃあ(笑)」
RL:「ええ〜?それはお前が何とかしてくれよ」
天音:困った人だ。
翼:シクシクシク……ああ、時間が時間が(涙)。

Research5 ――SceneKard:カゲ/死
翼:じゃあ時間内にゴミは片付け終わったでよいですか?
RL:よいです。
翼:じゃあ警察の前でサイグリードが来るのを待ちましょう。<社会:警察>で17。サイグリード見つかるかな?
RL:もう既に帰ってきた後みたいですね。「いやぁサイグリード巡査長なら、もう帰ってきちゃったよ。何なら呼んで来ましょうか?」
翼:いやぁ接触を避ける感じで、遠めから探すって感じですか。
RL:じゃ、<知覚>どうぞ。あまり達成値は要らないぞと言っておこう。
翼:<知覚>+<シャープアイ>で11。
RL:彼の机に戻ってるみたいですね。後は報告書の作成とかそんな感じですね、やってるのは。
翼:ん〜、じゃあ取り敢えずヤツが出てくるまで、ずっと張り込みましょう。
RL:割と真面目に仕事をしています。ああ、待ってるんですか?それじゃあキミにはこれをあげます(DANGERのカードを渡す)。
翼:はいはいはいはいはいはい。
RL:ヴィークルで攻撃、16。
天音:いきなり来た〜!
セイル:ヴィークルっ!?
翼:<運動>かぁ。<運動>……ねぇなぁ。
RL:じゃ、轢かれてください。
翼:「痛ァッ!」
RL:ダメージは山から行こう。殴10点でございます。
翼:4減って6ですね。
RL:『胸部損傷』バックファイアを受ける、呼吸困難。外界に3点。じゃあ車に撥ねられて胸部損傷ということで。
翼:「あいたたたた」
RL:それで済んでよかったじゃない。
翼:「ゲホッゲホッゲホッ」
セイル:じゃすみません、登場してよろしいですか?
RL:何で?
セイル:いやぁ、何か警察署の目の前だし……。
RL:あ、しょんぼり帰ってきた所か(笑)。どうぞ。
セイル:ならば<コネ>を使って……
翼:「お前に轢かれたのか〜〜〜〜〜〜!!」

 一同大爆笑。

天音:あははははははは。
セイル:「おいちょっと待て、違うよ!」……違いますよね?
RL:うん。
セイル:「おい大丈夫か!?おい!」
翼:「轢いといて何だその言い草は!」
セイル:「待て待て。な、何を勘違いしている、俺じゃねぇぞ」ってか、轢いたヤツのナンバーを確認できますか?
RL:確認はしていいですよ。<知覚>で。
セイル:え〜と……
翼:こっちも<知覚>で試みます。ゲフンゲフン、痛くてそれどころじゃなかったっす(失敗した)。
セイル:問答無用で確認しました。21。
RL:ナンバーを確認しました。更に車を運転していたヤツの顔もバッチリです。
天音:流石、ヴィークルの専門家!こういう所で役に立たなきゃね!

 カゼが本当に役に立つべきシーンはチェイスである。

セイル:(得意げに)「ヤツの顔は覚えた」
RL:北米系の顔をした、いかにもなレッガーが運転していました。
十馬:だからと言ってレッガーとは限らない?
セイル:さぁどうするかな、微妙〜。
RL:おい、どうすんだよ。ここの怪我人を置いていくなよ。
セイル:そうなんすよね。
翼:「わ、私の事はいいから、ヤツを追って!ゲフゲフ」
セイル:そうなんですよね、どうするのか。追ってくのかこっちを看病すんのか。
RL:そっちを置いてどうすんのかって思うんだが。
天音:いや、看病しろよ。お前バカな程熱血で行くんだろ?
翼:あ、マズい。コイツに拾われるとちょっと、潜入捜査が。じゃあ取り敢えずそっちの方は「私の方はいいから、ヤツを追って!ゲフゲフ」
セイル:「おい、そんな事言ってられるか!」そのまま救急車に連絡を……。
天音:救急車って言うか病院に。
RL:病院に自分で担ぎ込めよ(苦笑)。
天音:お前車あるだろ?
セイル:それもそうですな、病院に担ぎ込みます。その中でじゃあブラックハウンドの方に、
天音:「署前で轢き逃げ事件発生〜」
セイル:「署前で轢き逃げ事件発生。ナンバーは××××。北米系のレッガーだと思われる。至急緊急手配してくれ」そういう風に。
RL:「本部了解。30秒後に車を回します」
セイル:「いや、車はいい。自前のがあるから」
RL:いや、だから追跡班。
セイル:「30秒だと!?さっさと2秒で行きやがれ」……で、こっちはそのまま病院に担ぎ込みます(笑)。
翼:サイグリードがぁぁぁぁぁぁ!(叫)
天音:邪魔されてるぅ〜
セイル:しかもサイグリード追ってたのかよ!?
翼:いや、そうは言いませんけど。
天音:邪魔されてるよ〜
翼:「わ、私、自分で行くから、取り敢えずあんたはさっきの車を追いなさい!」と言いますが……連れてくですね?
セイル:連れてきますね。
天音:うん、ていうかキャラ的にはそうだろ、コイツ。
セイル:問答無用な感じですね、てか追ってってもよかったんですけどね。

 どっちなんだよ。

翼:「クソッ、やっぱりコイツ使えねぇ」……と心の中で毒づきながら。
セイル:「やっぱり追ってった方がよかったかなぁ」と心の隅で思いつつも、「それより俺はコイツを何とかする方が先だな」という感じです。
RL:じゃあ運ばれてる翼に対して……う〜ん今回はムリっぽいな、取り敢えず<社会:N◎VA>で攻撃を仕掛けるけど、生命7じゃ通んないでしょ?
セイル:制御値をブチ抜いてないです。
RL:じゃあダメっすね。じゃもう1回、<社会:ストリート>で。何か手札悪いぞ〜。7、ダメ。
天音:アレだ、噂を流そうとして「うっそだ〜」って言われて終わりとか。
セイル:「アイツに限ってそんなコトねぇよ」
RL:じゃあ次、舞台裏。
天音:何しよう。うんとね、お掃除をしてたらコケだ。
十馬:う〜んと……看板が歪んでいたから直した。

Research6 ――SceneKard:ハイランダー/希望
RL:天音と十馬のシーンです。さ、どうしますか?
天音:取り敢えずですね、帰ってきちゃった。え、まだこの日なの?
RL:まだこの日ですよ。
天音:えっと、ストリートで聞き込みをして、バーに行った。どうしよう?え〜と、今判ってる情報はシンジケートの羽振りがいい。場所が判らねぇ。
RL:そだね。
天音:……雅之でも呼ぶか?
RL:何故っ!?
天音:あ〜、むしろ藤咲か、この場合。ただ音羽の姐さんからの依頼なんだよな〜。
セイル:も〜たも〜たしてると〜ヤツらが来るぜぇ〜♪
天音:ちょっと、キャラ的に何やるか難しいんだってば!
翼:特に真森さんの所ですか。もたもたしてるとヤツが来るぜってのは。
セイル:借金取り来るぜぇ〜♪
十馬:ねぇねぇ、カーロスに電話してみていい?
RL:うん、いいっすよ。
十馬:さっき出なかったしさぁ……18。
RL:「おぅ、どうしたぃ?」
十馬:「カーライル・シンジケートって知ってるか?」
RL:「ああ勿論。北米から流れてきたシシリーマフィアの流れを汲むマフィアだろ?それがどうした?」
十馬:「最近そいつらの羽振りがいいって話を聞いたんだけど」
RL:「ああ、確かに資金ぶりは潤滑らしいな。新しいビジネスを始めたって話が一般的だけど」
十馬:「へぇ〜、どんな?」
RL:「ああ、あいつらの資金ぶりが潤滑になってきたのは、新種のドラッグが出回った直後なんだ。まぁこれから推測されるのは、カーライル・シンジケートがそのドラッグを開発・流通させたってトコだな」
十馬:「ふ〜ん。それってどこら辺で流通してるか知ってるか?」
RL:「ん〜。流通させてるのは、あのアーガスって店だな」
十馬:「具体的にさぁ、例えば手に入れたいとかするにはどうしたらいいんだろう?」
RL:「あの店の主人に言えば割と簡単に手に入るらしいぜ。尤も、あの店の主人もそのテのプロだからな」
天音:見抜かれてる〜。
RL:「ヤバい気配がする人間や、リストが回っている人間には絶対売らないんだ」
セイル:あ、リスト載ってるんだ、多分。あそっか当たり前だ、サイグリードが通じてるなら。
天音:ボクはキー効果で藤咲を呼び出していいですか?
RL:どうぞ。
天音:では藤咲にですね、「最近カーライル・シンジケートの動きが激しいんだけど、何か知ってる?ちょっと巻き込まれて厄介な事になっちゃって」
RL:「ええ、新種のドラッグを流通させたという噂が立っているね」他に訊きたいことはありますか?
天音:さっき訊いたのと同じような事を訊くけど、同じようなレベルで知ってるの?
RL:うん。
天音:じゃあもう1つ。「カーライル・シンジケートの中枢になっている人達は判る?」
RL:「流石に中枢までは判らない。あそこは虚偽の名義を大量に使ってるからな」
天音:「つまり、面が割れてる人がいないのね」
RL:「上層部は全く面が割れてないな」
セイル:ダミーに次ぐダミー?
RL:「ダミーを沢山放って、カーポが獄中にいる人とかになっていたケースもあったからな」
天音:「じゃあ、主な売人。主な売人っていうか、判っている人を教えて。構成メンバーの」
RL:「ドラッグを流通させているのは、ガーランドというカーポだな」
天音:カーポというのは?
RL:カーポっていうのはですね、カーライル・シンジケートっていうのはシシリーマフィアなので、ボスをそう呼ぶのですよ。
セイル:アル=カポネとかのアレ?
翼:アル=カポネのカポネってのは人名だぁ〜。
天音:ん〜と、本拠地とかは判らないよね、流石に。
RL:流石にそれは判りませんね。
天音:じゃああと1つ訊いて、「そこの人は音楽は好きかしらね?」って言ってみようか。
翼:で、電波な感じ〜。
RL:「カーライル・シンジケートのカーポは洒落た連中が多いからな、クラシックとか好きなんじゃないか?」
天音:「そうね、クラシックなら得意だわ。ありがとう」
RL:っつーわけで、舞台裏〜。
セイル:っていうかこのキャスト、よく考えてみたらサイグリードの関係でリストに載ってる可能性大だよな。
RL:うん、リストに載ってるから。
セイル:てか、相方だったら真っ先にリストに載るだろうな。
翼:こんちくしょ〜……ケガを治してもらってます。
セイル:じゃあ舞台裏判定でついでに僕の方も警察の方に電話を掛けとく。<社会:警察>で11。「今どうなってる?」
天音:その後の進展状況は?
RL&翼:「に、逃げられた……!」

 一同爆笑。

RL:車は放置されていたし、そもそもその車、盗難車だった。
セイル:「てめぇ、それかよ!?根性出して追いかけやがれよ、くそ〜っ!」
天音:「は、犯人は徒歩で逃走した模様!」(←いきなりオペレータ)
セイル:「徒歩か、徒歩なんだな!?」
天音:「れ、レッドエリアまで逃げ込まれては我々も……」
セイル:「徒歩だな、徒歩なんだな、徒歩なんですね!?」
翼:「お前が追いかけやがれ、ゲフゲフ」
セイル:じゃあ、そのまま車に乗ってバイクを取りに行きましょう。
RL:はい、じゃあそういう所で更に攻撃いきますよ、翼に。
翼:はいはい。
天音:狙い撃ちだ〜。
翼:スパルタンだ。
RL:<社会:N◎VA>で15。
翼:使いたくないんだけどな〜、<社会:警察>21。
RL:じゃあ妨害しようとしていた人達を、警官が止めました。
天音:「おい、そこのキミ……」
セイル&翼:「何をしているのかね(笑)」

 何故か息がぴったりである。

RL:<社会:ストリート>で13。
翼:ん〜手札もアレなんで、山から1回やってみようか?
RL:あっぶな〜い。あっぶな〜いよ〜?
天音:ファンブルしたらどうするんですか?
翼:ど、どうなるですか。ファンブルすると。
天音:イロイロ怖いことが。
RL:ま、大丈夫。ヤバいダメージが飛んできたときにヤバいだけさ。
翼:手札がアレなんすよね〜。あの、<コネ:天音>っつーのはアリかな?
RL:あの、天音を巻き込むんですか?
翼:ん〜、じゃ、<コネ:御堂真黄>でいってみましょう。理性で14。
RL:じゃあ御堂真黄から連絡が入ります。「何かストリートでお前に対する嫌がらせをしてた連中がいたけど、止めさせといてやったぜ」
翼:私が一体何をしたと言うんだ。ゴミを捨てられ……
RL:車に轢かれ……
セイル:入院中にはビシバシと社会戦が。
翼:はっ、これは何かの陰謀!?

HookEvent ――SceneKard:マネキン/愛
RL:じゃあマスターシーンいきます。アーガスに動きがあります。登場していいですよ?

 マスターシーンという発言を2秒で覆してるぞ、この人。いや、フックイベントを言い間違えただけなんだけどさ。

セイル:ああ、こっちはムリか。今追っかけてるからなぁ。
翼:アーガスって何で登場すればいいんだ?
RL:<社会:N◎VA>か<社会:ストリート>なんだけど、あなたアーガスに何かあったっけ?
翼:単純に呑みに出たとか。
RL:それでもいい。何か適当に理由つけて出ちゃっていいよ。<裏読み>でも可。
翼:<裏読み>この場所に何かありそうな気がする。
RL:うん。
十馬:はい、そこら辺で張ってる(登場した)。
天音:こ、こ、こ、<コネ:真森十馬>。
セイル:でもこっちは追っかけていったからなぁ。あ、オッケーかも。追っかけてって、バイクで乗り付けるってのでいいんだ。<社会:N◎VA>で出ます。「多分ヤツらが逃げ込むとにとしたらここだ」
RL:アーガスにちょっと動きがあります。アーガスの裏口からバンが発進しました。ブロロロ……
十馬:あのさ、裏口近くにいてさ、それの中とかも見てていいかな?
RL:勿論よろしいです。
翼:それにサイグリードは関わってないですよね?
RL:それは判らない。
天音:え〜と、バーの中にいるのかな、ボクは。ヴァイオリン弾いてると思うんですけど。
RL:もう夜になっちゃって、店が閉まった後暫くしてってコトになるんだけど。
セイル:こっちは表と裏両方見える位置でバイク停めて見てるから。
天音:じゃあひっついてるね。
十馬:裏口の所に座り込んでいます。
天音:後ろで猫と遊んでいます。
十馬:ワケわかんない二人だね。怪しい怪しい。
天音:怪しい怪しい。いや、隠れてるから大丈夫。
RL:裏口からバンが発進しました。
翼:サイグリードはいるかなぁ?サイグリードの姿を探す。<知覚>、理性で20。
RL:バーのマスターだけです。
天音:あの車がどこに行くか<社会>で調べられるかなぁ。
RL:流石にそれはムリです。
セイル:じゃあこっちは何かあるかなぁ、とかって<隠密>でつけ始めるかなぁ。
RL:<隠密>で……そのままどっか行っちゃうんだけど。
セイル:つける場合はどうなるんでしょう?
RL:この場合はチェイスになっちゃうけど。
セイル:じゃあ、つけましょう。
RL:チェイスになると次のシーンに行っちゃうけど。キミ1人のシーンになっちゃうっすよ。だってバイクだったら後に人乗せて走るとか……
セイル:あと1人が限界か。
翼:私は乗らないよ。
セイル:それもそうですからねぇ。
RL:追いかけるんだったらチェイスになる。
天音:えっと、今発進したんだよね、バン。
RL:発進した。
十馬:店の中には誰もいないのかな?
RL:もう店の電気は消えてますね。
十馬:入れないかな?
RL:入れないっすね、カギかかってるから。
天音:後は、その車の行方を秘密裏に調査してもらうには何をすればいいのかな。
RL:秘密裏に調査っていうか、どこ走ってるかなら社会で判るけど。
天音:じゃあ<隠れバディ>21。「リュウ、あの車どこに向かったか判る?」
RL:「どこに向かったかは判らないけど、レッドエリアの別の方向に走っていることは確かだな」
天音:「止まったら判る?」
RL:「さぁ、そりゃどうだろ」
天音:肝心な所で頼りない(笑)。
セイル:じゃ取り敢えずそこに合流しましょう。「お前らもここにいたのか?お前のその猫、奴らの車の場所大体判ってるんのか?」
天音:「リュウよ。リュウも万能じゃないのよ、ね」で、リュウは「ふあら」
セイル:「大よそでいいんだ」
天音:「走り去った方向は少なくともイエローエリアの方向じゃない。ひょっとしたら管轄じゃないかも」とか不穏な事を言ってみよう。
セイル:チェイス……車とって追っかけるのも限界アリか。
RL:いや、大丈夫。大丈夫です(だから車で追っかけてくれ)。
セイル:「じゃあちょっと待ってろ。車をとってきてすぐ追っかけよう」と言って車に乗り換えます。
天音:乗っけられんの、ボク達。
RL:乗っててもいいです(ていうか乗ってください)。
セイル:「で、お前らはどうすんだ?」
十馬:「そうだね、店に入れない以上……」
天音:「もとはと言えば、私の身に降りかかったことだもの」と言って乗ろう。
セイル:うし、じゃあ乗った後追いかけます。
RL:はい、追いかけますか。
天音:じゃあ乗る前に、「くれぐれも安全運転でね。無理かもしれないけど(笑)」
セイル:な、中々解ってるじゃないか(汗)。
天音:あと藤咲から言われた事を全部は伝えないんですが、「キーパーソンはガーランド。この人が関わっている」って。ま、それだけを伝えよう。それだけ、ホントにそれだけ。
セイル:「ガーランド?」
RL:まぁ初めて聞く名前だし、仕方ないか。

Research7 ――SceneKard:チャクラ/調和
RL:では……もうさっき、みんな出たんだよね。じゃあ、ここで3人のシーンで。まずセイルは《脱出》を使うか、<マップ>を使って追いついてください。
セイル:う〜っす。まずは追いつくかどうかなんだよな……ここくらいしか《脱出》使う機会なさそうだしな、《脱出》を使おう。
RL:どういう風に出る?さぁ好きに演出したまえ。無理矢理追いついて登場判定ってコトになるから、追いつきはせずにチェイスになるんだけど。
セイル:要するに相手の後に出ると。「多分ヤツの向かった方はレッドエリアだ」と言って走らせた後、「ええい、勘にまかす!」ガーっと走っていったあと、「ええい、多分ここ!」と言って急に曲がる。「よっしゃぁ!ビンゴぉ!!」
RL:それは長年走り慣れた人の勘ということで。
セイル:「よっしゃああ、勘が冴えてる〜!」

 勘で調査を進めるのはかなり警官として問題があると思うのだが、どうだろうかセイル巡査。

天音:「乗らないほうがよかったかも。ゴメンね、お兄さん」
十馬:「う〜ん。荒い運転って嫌い」
セイル:「ちくしょう〜」
天音:でも今の手掛かりはあの細い糸だけ。
セイル:「よし、後ろに出た」ギリギリ視認できる所に出たって感じですか?
RL:そうっすね。ギリギリ視認できる所に出たっちゅ〜コトでカットに入ります。
翼:カットぉ〜!カットカットカットカットカットカットカットカットぉ〜!(←ワラキアの夜の真似)
RL:ではカードをプロットしてください。カット進行中はここのカードしか判定に使えないんで、セイルは<操縦>に使えないスートのやつは置かないように。
天音:三人の命が掛かってます。

 と、念を押したにも関わらず……

RL:ではカットをスタートします。はい、では右隣の人どうぞ。
セイル:あ、ヤバい。ちょっと待ってください、置くのを間違えました。
一同:お〜い。
セイル:置くの間違えた!しまった、今違うスート見てた。
RL:(半ば投げやりに)いいよ、変えていいよ。
セイル:すんません。
RL:後から引いたのと混ぜるなよ?
セイル:大丈夫です、それはこっち側の2枚なんで。あ〜びびったぁ、今。

 びびったのは君よりもむしろ、命を預けてる人達だと思うぞ。

十馬:う〜ん……どうしようかな?
天音:何もすることない場合、リアクションとか。
RL:それか武器を構えるでもよし。
天音:武器、何の言葉ですかそれ。
十馬:何もしないよ。むしろ集中してないと大変だよ、この車の中(笑)。
天音:足止めに使えるような技能はないです。
セイル:ちゃんと一応レース用のあの……
翼:四点シートベルト。
セイル:それがついてます。

 どんなパトカーだ。

天音:ん〜と、こっから相手に攻撃って掛けられないかにょ?
RL:車の中にいる相手をどうやって攻撃すると!?
天音:無理だね。というわけでリアクション。
翼:ヴァイオリンの音色で怪音波〜とか(笑)。
RL:はい、セイルはどうする?あなたの見せ場だからしっかり頑張っちゃってね。
セイル:うぃっす。まだ追いついてはないが、視認できる位置にいるんですよね。
RL:うん、超遠距離。
セイル:差を詰めるかどうするかというところですな。
翼:「何だあの車、さっきからこっちに付いてきやがる」
天音:気づいているのかな?
RL:<隠密>と組み合わせてないから、気づいてはいるよ。
セイル:今から<隠密>したところでなぁ。

 そもそも、一体どうやって?

RL:あの〜、放っとくと逃げられるんで。
セイル:うぃっす、解ってます。まずは追いかけます、当たり前ですが。<操縦>で21です。
RL:21ですか。では2段階距離が縮まって中距離になります。
天音:相手は引き離そうとする!
RL:勿論。勿論引き離そうとしますよ。<操縦>+<バーンナウト>で理性で14。これで遠距離まで引き離します。それとマイナーアクションで、どっかに電話をかけているようです。
セイル:ちっ、ヤバいな。このままだとヘタしたら援軍を呼ばれるな。
RL:はい次。次の人。
十馬:止めなきゃ。あれを止めてもいいのかな?
天音:あれを止めるにはどうすりゃいいんだ。
翼:かめはめ波で(笑)。

 一応チャクラには<遠当>という特殊技能がある。但し十馬は使えないのだが。

天音:ええっ!?
翼:いや、チャクラだし。
天音:電話を止めるにはニューロなんだよね。
RL:そう、電話止めるのはニューロ。
天音:メタトロンとか呼べないしね。
翼:何でしたっけ、《神の御言葉》。
RL:聞こえない、聞こえない。声が届かない。
翼:違う、《神の御言葉》じゃなくて、《天罰》か。《天罰》で電話が通じなくなったとか。
RL:車止めた方が早いと思いま〜す。
十馬:《天変地異》って自然現象で……。
RL:《天変地異》は車破壊することできますよ、勿論。自然現象を上手く使えば。
天音:自然現象?
セイル:メテオ。ばすっ!
天音:いやん。
十馬:地割れ起こしたら落ちるしさ。
翼:うわっ、周囲一体停電だ!
十馬:雷ってあまり車に通用しないしさ。
セイル:その通りですね。
RL:ま、上手く演出できればそれでオッケーよ。

 演出さえ格好よければ、例えそれがどんなに無茶苦茶な事であろうと許されてしまうのがN◎VAの神業だ。どうだ、素敵だろ?

天音:地割れを起こして止める。
翼:それちょっと考えた。
天音:でも巻き込まれるかもにょ〜。
翼:車をさ〜、落としちゃったら手掛かりがなくなっちゃうじゃない?
RL:大丈夫。ゲストは死なない。
天音:もしくは断層で止めるとかね。
十馬:それだ!それで行きます。神業を使う。《天変地異》で走っている道路の前を高くするっていうか……。
RL:はいはいはいはい、何となく言いたいことは解ったっすよ。
十馬:そっちも気をつけてね。
RL:じゃあ《脱出》をかましてですね、断層を飛びます!
セイル:「なにぃ、飛びやがった!」
天音:う〜ん、どうしようかな。それを《チャイ》でもいいんだけど。ここで《チャイ》使っちゃう?
RL:しっかり考えて、しっかり。
天音:何かね、もっと致命的な神業使われた時に《チャイ》を使いたいんだよ、ボクは。
RL:しっかり考えてね。つーか、そこにまだ断層が残ってるんで……。
天音:あ(汗)。
十馬:決まんなかったな〜。
セイル:え〜と、それだとすると、こっちがするのは<マップ>しかないよな〜。
翼:先回り?
セイル:<マップ>利用して、断層ない所を使っての先回り。
天音:いや、その《脱出》《チャイ》で止めようと思うんだが、<マップ>使って追いつけそうですか。
RL:もう流石に距離近いしね、無理かな。
セイル:ちょっと無理かな。あと手札が今怪しくスートが合わないという状況になりつつあるので。痛〜い。
天音:取り敢えずコイツを捕まえときたいんだよね、糸だから。と言うわけで、《チャイ》。
RL:飛ぼうとしたところ……って、演出して。
天音:飛ぼうとしたところでね、岩の次にまた岩があって、そこに引っかかって車がひっくり転けた。
RL:じゃあ、バ〜ン!ですな。
天音:ううん、コミカルにコロン。
RL:コロンかよ。
セイル:ゴロンで。
翼:ガンガンガンガン!ってどんどん転がっていって、ガガガガ!
天音:いやいやいやいや。コロン、じたばたじたばたじたばたギュルルルルル。
セイル:無理っぽいっすよ、それ。

 いや、その無理を押し通してしまうほど傍若無人なワザなんだよ、この神業ってヤツは。

RL:じゃあさ、セイルも止まる判定。さぁスーパーブレイクだ。止まれ!
セイル:止まるんですよね。じゃあ<操縦>で、フルブレーキ!14、無理ぽ〜。
RL:ダメだね。
十馬:止まんないの!?
RL:じゃあ君も断層にぶつかって……
セイル:「や、ヤツのガソリンが漏れてる。す、滑る!止まらない〜!」
十馬:「なに〜〜〜〜〜〜っ!?」
セイル:「じゅ、重量オーバーだ。止まらねぇ!か、慣性の法則が〜!」
天音:キキキキキキキキ!
RL:ゴン!(あっさりと)車大破。
セイル:「あ゛〜〜〜〜〜〜!」
天音:「今度からもう乗るのやめよう?」
十馬:「うん(笑)」
天音:「お兄ちゃんのリヤカーの方が安心できる」
十馬:「や、リヤカーはスピード出ないから(苦笑)」
セイル:「いいや、もう。借りモンだし。ちくしょう……(涙)」
天音:それより手掛かり。
RL:え〜とですね、手掛かりの人はですね。さっさと車から這い出すと、今度は走って逃げる!
セイル:這い出して、こちらも追う!
天音:足を止めるにはどうすればよかったっけ?何か使えるのあったっけ?
RL:精神戦で止められるかもしれないけど、でもこれはあんまり戦闘中じゃないと意味がないっつーことで。取り敢えずこのシーンは追ってったということにしたいんですが、ルーラーとしては。
天音:はははははは。尋問したいんだけど、そういえば尋問能力ある人いないね。
RL:ないですよ。尋問能力あるの、そこ!
翼:頑張って〜。
天音:うん、じゃあ頑張って追おう。
RL:では舞台に出てなかった翼は舞台裏どうぞ〜。
翼:舞台裏でですね、私病院から抜け出すですよ。
RL:いや、もう抜け出してますよ。

 だってほら、さっきのシーンでアーガスのトコに現れたじゃないか。

天音:シーン終わる前にそこに連絡つけたいな。取り敢えず現在どうなってるかは入れてるだろう。
翼:<社会:N◎VA>で宛もなく探してるです、サイグリードのことを。
RL:はい、じゃあ社会戦いこう。
翼:うはぁ。
天音:またかい。
翼:また来た〜。
RL:<社会:N◎VA>15。
翼:15……15と言われた。<社会:ストリート>で15で行きましょう。
RL:じゃ今度は<社会:ストリート>で攻撃するぞ。17。
翼:ストリートで17と言われた。う〜ん……<警察>で9。
RL:9か。ダメージ行きま〜す。10、『盗聴』次のシーンで行った連絡や会話は全て盗聴されている。
翼:うはぁ。
RL:それがヤバいんだったら、報酬点使って減らそう。
天音:ちょっとダメージチャート見せて。これをどこまで減らすか。
翼:どこまで減らせるかな〜。
天音:ていうか、報酬点分までしか減らせないんですが。ヘタに減らすとヤバいという場合もあるので。
翼:え〜と、精神ダメージを受けるダメージカードは山札1枚……。報酬点1使って、9にします。『脅迫』
RL:じゃあ行きます。ぺちっ、11だ。
翼:『自我危機』昏睡。理性の制御判定をして成功したなら失神となる。これはヤバかった。っていうかヤバい。
セイル:ヤバいですか?
RL:これはかなりヤバい。
翼:む〜、ここで屈してしまうのか、私は。
天音:待って、これに使えるっけ神業って。
RL:使ってもいいですよ。
天音:ていうか、使わないとヤバい気がするです。
RL:但しこの場合、《天罰》ぐらいになるけど。
天音:うん。
セイル:こっちがやるとしても、それやってるヤツに《制裁》ってオチになるし。
RL:相手判ってないから不可。
翼:制御判定、山から行きましょう!
天音:ええっ!?
RL:や、だって、成功するヤツがなかったら仕方ないっす。
翼:山から制御判定。えいや、失敗。
RL:このままだと昏睡しちゃうです。
天音:じゃあ、それに《天罰》。
RL:どういうふうに行きます?
天音:んとね……彼女に攻撃を加えようとしていた人達の所に、バタンバタンバタンバタンバタンと黒服の人達が現れて……
翼:車の中に連れ込んでキキィと走り去る(笑)。
天音:うん、連れ込んで走り去る。終了。
翼:そこに黒服が現れて連れ去っていった。
セイル:も〜たも〜たしてると〜ヤツらが来るぜぇ〜♪
RL:翼さん、翼さん。今の行動で希望を与えられましたか?(爆笑)
翼:希望与えられましたよ、もう。すっげぇ与えられましたよ。
セイル:自我危機を救ってくれたんだ、そりゃ希望も与えられるさ。
翼:凄く希望与えられました。はい、どうもでした。

Research8 ――SceneKard:カタナ/力
RL:翼のシーンです。
翼:サイグリードの調査が進まねぇ〜!
天音:一応こっちの位置は逐次連絡していま〜す。
翼:今度こそ……<隠密>を使ってサイグリードを張ります。12。
RL:そしたらですね、ブラックハウンドの基地からコートを引っ掛けながらサイグリードが走って出て行くのが見えます。
翼:やっぱり尾行したいですね、それは。やっぱり<隠密>ですか。
RL:<隠密>です。
翼:<隠密>。ま、まずい、使えるのがない。こ、こういう時こそ《不可知》!!
RL:えっとですね、彼はそのままレッドエリアの方へ向かっていきます。
セイル:よし頑張ってくれ。そして彼を追ってくれ!
翼:ずっと追い続けましょう。
RL:どんどん走っていきますね。何かちょっとマズい事態が起こったっぽいような感じですね、表情から察するに。
翼:はいはいはいはい、なるほど。尾行を続けますよ。ヤツが止まるまで追い続けましょう、《不可知》で。
RL:ではですね、ヤツはそのままレッドエリアにある廃工場の前にやってきて……シーンを変えます。
セイル:ではこっちは舞台裏で、「貴様〜!止まれ〜!」<交渉>。
RL:舞台裏では攻撃できないぞ〜!
セイル:え〜と、ただ単純に手札回したいだけなんですけどね。
RL:はいはい、どうぞ(苦笑)。……どこに乗せてんだよ!?(爆笑)

 セイルは手札を山札の上に捨てていたのだった。

セイル:すいません、今一瞬こっちが山札かと思ってしまった。痛〜い、スートが変わらなかった。
RL:じゃあまぁ、「貴様〜!止まれ〜!」と叫んでいたところで。
翼:「止まら〜ん!てめぇやっぱりイヌか!」
天音:えっとね、<隠れバディ>で「リュウ、ここどこなの」と訊く。12。
セイル:あう〜、スートが回らないよ〜。痛〜い、ボク痛〜い。
RL:「ここはレッドエリアのどこそこだぜ。それくらい押さえとけよ」と言われるだけ。
セイル:すみません。
天音:「誰のシマかは判る?」
セイル:コレ、この状態で戦闘突入したら、
RL:「カーライル・シンジケートのシマだってコトだ」
セイル:ガスガス抜けるつもりなんでヨロシク。
天音:「なるほど」
セイル:や、ヤバい、スートが使えるのが……
十馬:追っかけられる?
RL:追っかけてる最中ですが。
セイル:や、ヤバ〜い。
十馬:あ、そうか。追っかけてる最中だっけ。
RL:手札は1枚換えていいですよ。
セイル:や、ヤバ〜い。
十馬:手札は換えない。追っかける。
セイル:せ、戦闘に突入したら全員死んでしまう。や、ヤバ〜い。
天音:そう?(←とうとう見かねたらしい)
RL:そう?(てか、そんなに悲しそうに何度も何度も訴えないでくれ)
セイル:ていうか、スートが合ってません。全部使えるスートじゃありません。いや、1つだけあるか。1つだけです。それ以外、使えない。

 そんな不穏な空気を匂わせながら……舞台はクライマックスを迎えるのである。



Climax1 ――SceneKard:クロマク/深淵
RL:レッドエリアにある、とある廃工場の前なのですが、そこに1人のクロマクと20人のちんぴらがいるわけですな。まずそこにサイグリードが到着します。
翼:はいはい。
RL:で、クロマクは「何だ、お前まで来たのか?」「ああ。ヤツが泣きついてきたからな、仕方なく出てきた」
翼:なるほどなるほど。聞いていよう。
RL:そしたらですね、サイグリードが来たのと別方向から、1人の男が走ってきます。かなり必死です。

 一同爆笑。

天音:後から「待て〜!」という声が。
RL:「待て〜!」と3人が走ってくるわけですね。
セイル:「あっ、サイグリード!てめぇが何故ここにいやがる!」
RL:「何でかって?まぁ、察しろや」
天音:「この状況、マズい、かも」
翼:じゃここで《不可知》を解除して《真実》。
RL:「誰だっ!?」
翼:コツコツコツと歩きながら、「要するにコイツは何らかのマフィアで、お前は警察内部の情報をコイツらに売ってた。違うか?」
RL:「まぁ、そういうコトになるな」
天音:「やはりね。だからお姉さんは信用できる。私の言葉、間違ってた?」
翼:「ん?天音の言う事はいつも正しいわよ?」ニコッ。
RL:ニコかよ。
翼:で、キリッ。「と言うわけで、証拠は押さえさせてもらった」
RL:で、アーガスのマスターの方はかなり必死で、「た、助けてくれ〜!」とか言ってますな。で……
天音:徐にヴァイオリンを取り出して準備を始めていよう。
セイル:取り敢えず盾とショックバトンくらいは……
RL:ちょっと待ちなさい。それに対してそのクロマクですな。クロマクっていうかレッガーなんだけどまぁ格好は、が、「誰がイヌを連れて来いと言った。ああ?」
天音:「あなたがガーランド?」
RL:「ああ、いかにもそうだ」
天音:《真実》じゃないのに。
翼:《真実》じゃないなぁ。
RL:だけど、違うって言う事もないでしょ。
天音:まぁね。
セイル:確かに。
天音:どうせ始末できると思っているだろうし、向こうは。
RL:「さてと、まずは無能な部下に退場を願おうか」ドン!
翼:どっち?サイグリード?
RL:サイグリードじゃなくて、マスターの方。イヌ連れて来ちゃった方だから。別にサイグリードが翼呼んだってコトは思ってないから。
翼:あ、いきなり現れたから。
天音:どうやってここを調べたみたいな。
セイル:こっちは止めに入れないかな?流石に入りませんね。
RL:止めに入ることもないだろう。
セイル:いえ、流石に証拠っていうか、アレなヤツは確保しときたいという気はあるのですが、ここで《難攻不落》を使うのはどうかと思われる。
RL:どうかと思います。ええ、激しくどうかと思います。
翼:僕も激しくどうかと思う。
RL:で、そのままサブマシンガンでバン!ですな。
翼:タタタタタタタタタタタ、パスッ!パスッ!タタタタタタタタ……
RL:そのまま蜂の巣になって店長崩れ落ちます。いや、後に吹っ飛ぼう。後に吹っ飛んで、まぁそのままトマトケチャップになりました。
翼:べちゃっ、ボルシチ
天音:ちょっと呆然。
セイル:「用済みになったヤツは殺すってワケか。それがお前らのいつものやり方なのか」
RL:「まぁいつもだったら硫酸風呂なんだがなぁ〜?」
天音:にゅ〜、ヤダなコイツら。
RL:「まぁ今回は時間がないから仕方ない。さ、て、と。で?散々派手に嗅ぎ回ってくれたお前達はオレ達をどうするつもりだ?マカブるつもりか?それともブタ箱に押し込める気か?ああ?」
セイル:「取り敢えず殺すなとは言われたからな。ボコ殴った後、ブタ箱入りか?」

 一同大爆笑。

天音&翼:「ブッ飛ばされてお縄になるか、お縄になってブッ飛ばされるか、どっちかだ!?」
セイル:じゃあそっちの台詞に対して、「あう〜」って。
翼:あ、でも僕はサイグリードの方しか興味ないんで。
セイル:「うん、カーライル・シンジケートの大ボスがこんな所にいるなんて、ボーナス確定か!?」
RL:いや、コイツは……
天音:(それを遮って)「あなた達が何をしようと、私には関係なかった。でも、これ以上周りに不幸な人が増えるのは許せない」
RL:(「せいぜい中ボスで、N◎VAのメンバーを指揮してるのは別に居る」って言わせてくれよ!このままじゃセイルが勘違いしたままじゃないか!)

 実は翼のプレイヤーも勘違いしていたことがプレイ後に発覚。みんな、RLの言う事はちゃんと聞こうな。

翼:「コイツら何なのか知ってんの?」僕は知らないから。
天音:ああ、ペラッとかくしか。
セイル:こっちもかくしか。
RL:「さてまぁ、どちらにしても……」
天音:一番情報握ってんのボクじゃん!?
セイル:実はそこですね。
翼:ってか、サイグリード追っかけてただけだから、こっちは。
RL:「オレ達はまだここでくたばるわけには行かねぇ。てめぇら皆殺しにして逃げ延びて見せるさ」
セイル:「いや、お前らがくたばる場所はここだ」
天音:「麻薬だけは許せないの」

Climax2 ――SceneKard:フェイト/公正
RL:ここでカットに入ります。ちなみにサイグリードはショックバトン、ガーランドは両手にサブマシンガン持ってます。
翼:じゃあこっちも二丁拳銃で。
セイル:あ、ダメだ。スートが合わない。
天音:えっとね。カットに入った瞬間に……
セイル:ヤバい、スートが合わない。
天音:「これ以上不幸な人を増やすのは許せない」っていう台詞を《神の御言葉》にします。
RL:して誰に?
天音:トループ。厄介だから。
RL:どうなっちゃったコトにする、トループ?
翼:文字通り更生する?
RL:「う、うん。そうだよな」とか言っちゃう?
天音:涙を流して、こう……
RL:「ガーランドさん、あんたとはもうやって行けません!」

 一同爆笑。ちなみに一番笑っていたのは《神の御言葉》を放った本人である。

RL:「ここでさようならです!」
セイル:「あんな子どもに言われて、俺達目が覚めたんです(笑)」
RL:そう言って、そのまま走り去ります。
翼:「やべぇ、この組織ももう終わりだ」タッタッタッタッタッタ。(←ちんぴら)
セイル:痛い、痛いよ〜♪スートがどれにも合わない〜。あ〜、使えるスートねぇ〜。
RL:まぁそう言ってもしょうがないんで、さぁプロットしましょうよ。
セイル:スートが合わね〜。(プロットしてドロー)あう〜、1枚しかまともに変わらなかった〜。痛〜い、スートが痛〜い。
天音:高いカードはダメージに使えるから。

<*** Cut1 ***>
RL:はい。じゃあどうぞ、そこから。
十馬:はい。えっとね、<縮地>。
RL:はい。じゃあアクションランクが3になります。これで速くなったぜ。
天音:サブマシンガン両手の方が嫌なんだけどさぁ、嫌なんだけどさぁ……でも……あ、サイグリードを倒すべきはボクじゃない。ガーランドに<芸術:ヴァイオリン>+<交渉>+<ゲシュタルト崩壊>+<マエストロ>。ダイヤのAで22。
RL:取り敢えず抵抗はする。<自我>+<泰然自若>で……手札から判定できます。理性15、差分値は7。
天音:ダメージは17。『士気喪失』プロットしたカードを全て破棄する。可能であれば戦闘行為を止める。
RL:《難攻不落》。サイグリードが。
天音:はい。《難攻不落》1回使わせた。
RL:この行動でガーランドはタイプDとエリミネイター、コンバットリンク。あとブーストハートを打っておきます。
翼:では私はサイグリードに対して<射撃>+<跳弾>+<死点撃ち>理性で18。
RL:え〜っと……まぁいいでしょう、通します。
翼:ダメージっすよね。クラブあんまり使い道はないから……殴15ですね。
RL:15はマズい、出血多量で気絶だ。<金剛>、13まで下がる。
天音:『消化器系損傷』バックファイアを受ける。治療されるまで食物の摂取が不可能。
RL:生命に7点バックファイア。
翼:マイナーアクションでタイプDを使います。
セイル:えっと、どうするべきか。
天音:リアクションしといてくれ〜というのがボクの心の叫び。
翼:つ〜か、あんたカブトだろ。
天音:攻撃してどうする。
セイル:カブトだからこの場合守りに行くってコトなんすかね。
RL:うん、守っとけ。(というかセイルが守る事前提に敵ゲスト作ってるんだから)
セイル:じゃ、天音の前に立ちます。盾を構えながらリアクション。
RL:じゃあガーランド行きます。右手に持った"クリーナー"SMGで<射撃>+<イカサマ>+<スピードロード>+<必殺の矢>、フルオートで天音に理性で22。
セイル:この場合こっちが防御ですか?じゃあ庇います。庇うって場合はどうなるんですかね?
RL:普通に<白兵>+<ディフレクション>で対抗ができます。
セイル:あぅ。え〜と、それがカードが無理だから《難攻不落》。
RL:あの、ダメージが決定してからでいいんですけど。
セイル:ていうかカードが合わないから防御に入れない……
天音:プロットする時に考えようね。
RL:いや、初めからなかったらしい。
セイル:いえ、なかったんです。元々それ使えるカードが全くなかったんです。
天音:じゃあ、まぁダメージくださいな。
RL:えと、差分値はいくらですか?
天音:11。
RL:11+7+山から引こう。殴25点。
天音:だから完全死亡だってば。
セイル:それで《難攻不落》。「やらせるかよっ!」と銃弾を盾で防ぎきります。
RL:では防がれた。
セイル:《難攻不落》、これで消えた。後は《制裁》のみ。
天音:どうも。
RL:じゃ、次。サイグリード、まぁこの人を殴るしかないのかね。一方的に攻撃されるのも何かアレだし。<白兵>+<運動>+<イカサマ>+<ダーティ・ファイト>+<捕縛術>で生命で14。
翼:生命で14っつっても<運動>持ってないんすよね、こっち。
RL:大丈夫だ、差分値足される攻撃じゃあねぇ。
翼:ところで<捕縛術>っつーのは?
RL:武器が捕縛される。以上!
翼:う〜ん、困ったな。やっぱこれは使っちゃうのかな。キー効果!避けます。ところで射撃できないですか、コレ。
RL:無理無理。
翼:離れて射撃ってのはできます?
RL:<運動>と組み合わせれば……って無理だ。
翼:できない。困った。
RL:はい、十馬さん。
十馬:はい。え〜っとね、<白兵>+<運動>、移動攻撃。で、生命で14。
RL:14ですか。ダメージをください。
十馬:11。
天音:『心臓停止』仮死となる。
RL:何を言うとるですか、アーマーがあるっちゅーに。
天音:あ、そうか。
セイル:「星を殺すなよ!星は確保したいんだ!」
RL:6、『胸部損傷』呼吸困難、バックファイアを受ける。理性に8点。
天音:バックファイア受けまくりですな。
十馬:あ、武器の修正足してなかった。14だ。
RL:14だった?14だったら9だよ。
天音:『朦朧』三半規管に損傷、バックファイアを受ける。結局バックファイアだ(笑)。
RL:で、天音。
天音:ただな〜、関係ないんだよね。ボクはやるしかない。さっきと同じ組み合わせで、低いんだよね、今度は外界で15。
RL:<自我>+<泰然自若>で防ぐ15。「うむ、心地よい」
翼:ん〜、どうするかな。接近されてるんだよね?
RL:さっき避けたんだよね、じゃあ離れてる。<運動>も失敗になってるから。
翼:ああ、そうなんですか。
セイル:差を詰めた分だけ離れたってコトですね。間合いは変わらなかった。
翼:ターゲッティング。
RL:はい、で、そこのカゼは?
セイル:庇ってます。
翼:僕のことも庇って(笑)。
セイル:だってそっち離れてるから、接近することになるんですもん。
天音:ボクを見捨てるのね。
翼:と、取り敢えずコイツ(ガーランド)に接敵すれば両方から庇えるのではないでしょうかはと思うんですが。
セイル:凄い庇い方になると思うんですが。じゃあ移動しながらってコトになるのかな。
RL:それはカード使っちゃうよ?
セイル:じゃあ移動で接敵かな?
天音:ちなみにボクは見捨てられると死ぬよ?
セイル:ここに行くと両方とも庇えるんですか?
RL:え?射線上に居れば庇えます。
セイル:真ん中に行くと、庇えることは庇えるのか。
翼:だけど庇いたくねぇなって顔してますね、何か。
セイル:いや、そうじゃなくて今こっちスートがアレだから、微妙に守れりきれるか不安だってコト。
翼:じゃあ守んないですか?
セイル:いえ、そうじゃなくて。で、尚且つこっち側に行った時に両方とも分かれるとか言い始めたら……という感じ。ん〜……
翼:じゃあ何もしないですか。
セイル:ていうか疑問符なんだよね、正確に言うと。正確に言うと疑問符の状態なんだよね、まだ。
天音:何もしないでもいいと思うけどね。
セイル:ん〜……
RL:何かすると次のヤツで結構天音が危なくなるかも。誰かヤバくなるかも。ガーランドは片方の銃はこのカットはもう使えないけど、もう片方の銃がまだ生きてるから。
天音:殴る特技はないんですか?
RL:殴る人じゃないので。
セイル:ショックバトンとMP12はあるんですけど、ここにあるスートの関係上、どちらにしても外すよな。
天音:ていうか、そのスートは一体何に使う……使えないのか。
セイル:全く使えないスートだったんです。ていうか手札がそのスートで埋まりそうだったんです。今もまだ半分くらいそれで埋まってますけど。
天音:頑張りゃ〜。
セイル:天音の前に立って守り続けるっつーことになるのかな。
RL:それが賢明だと思うですね。
セイル:この状況だとそれが賢明です。すみません、そっち守りに行けません。
RL:さてと。で、このカット、この2人の行動始めちゃうんですけど、行動が発生しちゃったらそれに割り込んでもその行動は最後まで処理されます。ていうか、神業使うなら今です。あなた達の行動が全部終わった今なんですよ。
翼:無効化されそうな気もするけど……
RL:さぁ、それぞれの人達のスタイルを考えて見ましょう。サイグリードは?
セイル:レッガー,イヌ。ここまでは確か。
RL:で、さっきサイグリードは《難攻不落》を使いました。
翼:《難攻不落》使ったか。じゃあここでサイグリードに《とどめの一撃》をブチ込みます。
RL:お、サイグリードに《とどめの一撃》か。
翼:だってねぇ、関係ない人だし、もう1人は。ガーランド誰それな感じですよ。
天音:あ、じゃあボクが死ぬね。
翼:ふ〜ん、そうなのか。申し訳ないんですが……
セイル:こっちしかも守るカードがないっつーか。
翼:いや、サイグリード放っとくとこっちが死ぬんで。
RL:実はね、サイグリードは大して攻撃力がないの。
翼:なにぃ〜。
天音:イヌだもんね。

 このゲーム、カタナかチャクラかカブトワリが入っていないと武器戦闘ではあまり役に立たない。

RL:で、ガーランドの方のスタイルを考えてみよう。
セイル:レッガー、カブトワリは入ってる。
RL:で、あともう1つは何でしょうかねぇ。<泰然自若>ってのはクロマクの特技。
天音:あ〜うあ〜。
セイル:クロマク,レッガー,イヌか。
RL:さぁ、それを踏まえて考えよう。生かしておいて怖いのはどっちか。
翼:ん〜、じゃあ「危な〜い!」で《とどめの一撃》をブチ込みましょう、ガーランドの方に。
セイル:有難い、それは凄い有難い。スートの関係上有難かったです。
翼:取り敢えず私の屍は拾ってもらうことになりそうですが。ちょっと待って、《難攻不落》使ったの誰?
RL:《難攻不落》を使ったのはサイグリードの方。
天音:《神出鬼没》される可能性が。
RL:あるわけないでしょ!
天音:あ、ないか。カゲムシャがこの場にいない。
RL:カゲムシャいないんだから。
天音:だけど対抗で《とどめの一撃》を使われる可能性が。
RL:ま、それはあるね。
天音:でもしょうがないよ。もうない。
RL:チャクラがあるから、1枚。最後に喝入れてもらえばいい(注:《黄泉還り》を使ってもらえばいい、の意)。
翼:じゃあこっちに《とどめの一撃》っすかねぇ。「天音ちゃん、危ない!」
天音:有難う、お姉さん。
RL:じゃあそっちを振り向いて。「ぬ、避けられんか。だが一人では死なん、貴様も道連れだ!」《とどめの一撃》!
天音:やっぱりぃ(笑)。
RL:ドーン!「ぐあっ!」
翼:パンパンパン!「げふっ!」
十馬:撃ちあいだ。
天音:共倒れ〜!
RL:じゃあ共倒れしましょう。
十馬:二人とも死んだの?
RL:二人死亡です。
十馬:生き返らせに行ける?
RL:カットが終わったときに喝入れれば大丈夫なの。
十馬:ホントに?
RL:うん、まだ大丈夫。じゃないとこんなムチャクチャな事はやらない。
翼:コロッ(笑)。
RL:じゃあガーランドも無事に死んだんで、《とどめの一撃》のポイントをあげます(笑)。
セイル:「しろがね〜!」って叫んでます。
翼:「呼び捨てるな、若造〜!」と心の叫び。
天音:いや、天の声。
RL:じゃあここの十馬を殴るぞ。
十馬:うん。
天音:避けれ〜。あ、避けれない。使い切っちゃわないで、接敵してる時に。
十馬:あ〜。
RL:大丈夫さ。えっと、<白兵>+<イカサマ>+<ダーティ・ファイト>+<捕縛術>。低いぞ、感情で13。
天音:かっき〜ん。
十馬:あっ?えっ?ホントだ。
RL:だって3だもんよ。
十馬:「そんなの効かないよ〜」
翼:「ん〜?効かんなぁ(笑)」
天音:ああ、ほやほやしてるように見えて強い。

<*** Cut2 ***>
RL:じゃあ次のカット行きましょう。
セイル:今度は取り敢えず守れるカードが1回だけあります。
RL:守れるカードって、もう相手は射撃してこないんだからさ。
セイル:プ〜ッ!な、何故に!?い、今頃来ても……
十馬:翼を生き返らせに行けるかな?
RL:走り抜ければ。でもまずはアクションランク4のセイルから。
天音:近寄って駆け抜けを援護、とか。
セイル:それもそうですねぇ。
RL:ああ、いいんじゃないか、それ。
天音:ていうか、アレだ。君は同僚の姿を目にして駆け寄って行かないのかね。
セイル:そうですね、それが当たり前なんですけど……
RL:あ、<運動>の判定しなくてもいいよ、動くだけってんだったら。プロットカード1枚捨てればよし。
天音:1番使えないものを。
セイル:どれも使えねぇや(笑)。じゃあこれを捨てます、動くだけ。
天音:何でクローバーがそっちに行くのさと言ってみる。
セイル:じゃあサイグリードに「てめぇの相手は俺だ。十馬は早く銀さんを蘇生させろ!」
翼:まだ間に合う!
RL:「面白い」と走ってきたほうを攻撃するよ。<白兵>+<イカサマ>+<ダーティ・ファイト>+<捕縛術>。
セイル:捕縛術?
RL:盾捕縛するって(笑)。生命で22。
セイル:じゃあ受けですね。<白兵>で12です。
天音:受けようとしたけど受け切れなかった。
RL:ダメージは殴12点。それからアーマーと盾の分減らして。
セイル:9点減るから3ですね。『顔面損傷』容貌が損なわれる。
天音:顔殴られた。
RL:大丈夫だ。後で病院に担ぎ込めば問題なし。
セイル:「いいパンチだ」
RL:パンチじゃない。ショックバトンで殴ってる。
十馬:うわ〜。
セイル:「いい一撃だ」
RL:はい、じゃあどうぞ。
十馬:は〜い。じゃあそんなの横目にダ〜ッシュ。
RL:<運動>で判定どうぞ。
十馬:<運動>はね、ちょっと待ってね……17。
RL:流石にそれは防げない。じゃどうぞ。
十馬:はいはい、辿り着いた!「しっかりしろ、こんな所で死ぬんじゃない!」と《黄泉還り》です。
RL:どんなふうにやる?
天音:「喝!」でもいいし、バサラだからなぁ、命の息吹を吹き込むでもいいし。
十馬:じゃあ、その場で念じるんだろうなぁ。
RL:はい、じゃあ還ってきていいですよ〜。
翼:はい、還って来ました。
天音:お帰りなさい。
RL:じゃあ次、コイツか。<白兵>+<運動>+<イカサマ>+<ダーティ・ファイト>で、生命14。ここに走ってきた同僚を飛び越えて、天音を殴る。
セイル:なにっ、止めが出来ない!?ちくしょう。この場合<白兵>?
天音:いや、<白兵>と<運動>を組み合わせなくちゃ。
RL:<白兵>だけでもいい。

 N◎VAでは組み合わせた判定のどれか1つでも失敗すると行動全てが失敗することになっている。この場合は、演出的には飛び越えようとする所をブロックしたことになるわけだ。

セイル:ヤバい、どっちもスートが合わない。
翼:さっき使っちゃったっすからねぇ。
セイル:すんません、止められません。

 仮にスートがあっていたとしても盾は捕縛されているのだが。

天音:ん、さようなら。
RL:そんなに攻撃力ないって言っつったじゃない。えっと、回避できない?
天音:回避?何の話ですか、それ。
翼:ふっふっふぅ〜。(←この人も回避できない)
天音:白兵能力はないんだってば。
RL:ちょっと怖いなぁ〜、ヘタしたら死ぬなぁ〜。まいいや、思い切り殴ろう、今は。殴13点だよ〜。
天音:軽減なんて何にもない。バックファイアを受ける。
RL:バックファイアを受けてください。
天音:外界2。
RL:これで7とか出したらあなた死ぬから。結構怖かったな。殺すつもりないところで死んだりするから、山から引いてると。はい、じゃあ次の人どうぞ。
十馬:あ、どうしよう。
RL:走って戻る。てってってって……(笑)
十馬:じゃあ戻った。
RL:はい、接近されちゃった天音。
天音:関係ないもん。
RL:うん、まるで関係ない。
天音:<芸術:ヴァイオリン>+<交渉>+<ゲシュタルト崩壊>+<マエストロ>でだな、え〜と外界で22。
RL:差分値12。
天音:殺さないダメージは……ムリだな、きっと。ゴメン、殺しちゃうかも。
RL:12だろ〜12だろ〜?ってか、何でダメージチャートそこ(セイル)が見てるのさ!
セイル:いえ、ただ単純に《制裁》って社会戦ダメージだったよねって。
RL:別に好きにダメージ与えていいよ。
天音:えっとね、えっとね、20なの。『覚めない夢』昏睡する、悪夢は続く。
RL:はいはい、じゃあ昏睡っすね。
天音:だってこれが一番低いんだもの!
セイル:てことは昏睡したわけですか。
RL:昏睡っす。じゃこれでパタっすね。
セイル:ってか全員倒れたんですか?
天音:ん、あたしは片膝ついている。
セイル:奴らは意識はあるのかな?
RL:ないでしょ。
天音:ゴメン、悪夢は続くから。
セイル:じゃあ、形だけでもここで《制裁》打っとくのかな。
RL:打たないでどこで打つの!?
翼:いつ打つんだよ、キミぃ!
セイル:いや、意識があった時に打っといたほうがよかったのかなって思って。

 意識があるときに《制裁》なんぞ打とうものなら、《不可触》で逃げられるのがオチである。クグツやレッガー相手に《制裁》するときは、ちゃんと先に相手を無力化しておく必要がある。

セイル:じゃあ関係なかったら手錠するときに、「サイグリード並びにガーランド!」
RL:あの、1人です。
セイル:1人ですか。ガーランド死んでるからサイグリードに《制裁》で、「サイグリード……逮捕する!」
RL:何で逮捕するか言おうよ。君がカッコつける場所なんだから。
セイル:いや、今一瞬内容が思いつかなかったんで。じゃあ、「サイグリード……」まぁ何だろ、この場合。
RL:「〜の罪で逮捕する」ってとか、ちゃんとカッコよくやろうよ。
天音:背任と情報漏洩とかね。
セイル:そんな感じっすね。じゃあ、「背任及び情報漏洩、その他諸々の1件で、逮捕する」
RL:ま、返事はないけどな。
セイル:ガチャッ。静かに。
天音:「お兄ちゃん、サイグリードお願……」って言って気を失おう。
十馬:じゃあ天音を近づいてく。
セイル:じゃあその後サイレンの音が響いてきて。
RL:そうそうそう。サイレンが響いて。
翼:ゲフッゲフッって血ィ吐きながら、「天音ちゃん、大丈夫?」ってよろよろしながら近づくですよ。
天音:あんまり大丈夫じゃないっていうか気絶してる。
翼:さっきまで死んでました。どてっ腹穴だらけ(笑)。


Ending1 ――SceneKard:イヌ/再生
RL:はい、まずはセイルと翼のエンディングから。場所はブラックハウンドの基地です。「そう、やっぱり彼が内通していたのね」と冴子が言います。
セイル:「はぁ〜」ヘコんでます。
翼:「いやぁ、もうヒドい目に遭った、ヒドい目に遭った」
RL:死にかけた、ゴミを置かれた、車に轢かれた(笑)。
セイル:パートナーが逮捕されちゃったから遠い目をしている。

 だが逮捕したのもアンタである。

RL:「難しいところね。警察内部に内通者がいるってのは物凄い問題だけど、だからと言って隊員全員の経歴を調べるわけにもいかないし……」
セイル:ま、そこら辺まではプライバシーのアレっすからねぇ。
あ:ていうか、この覚めない夢って生きてるんだよね?
RL:生きてはいるよ。
セイル:すみません、こっちに覚めない悪夢がちょっと。「ああ、パートナーが、パートナーが」
翼:「取り敢えず、治療分も込めて報酬を頂こうかしら」
RL:「そうね、2人ともご苦労様。これは報酬よ」と言って5点ずつ。
翼:あ、前で1貰ってますから4ですね。
セイル:「そう言えば俺のパートナーって誰になるんすか?」
RL:「それは……次までに考えておく(笑)」
セイル:「はぁ、今んトコまだ決まってないんですか。はぁ」
RL:「それじゃ二人とも、ご苦労様」
セイル:「はぁ、酒でも呑みてぇ気分だ」

Ending2 ――SceneKard:ニューロ/完成
RL:では残りの2人のエンディング。
天音:病院のベッドの上かも。
RL:取り敢えず治療費はブラックハウンドが出しました。
天音:はい。
RL:ではでは。病院で、音羽の姐さんも来ています。
翼:あ、じゃあ登場していいですか?
RL:いや、登場しちゃっていいですよ。
十馬:ボクもいるよね?
RL:いますね。
セイル:じゃあこっちも登場。
翼:「じゃ、お大事にね」って言って出て行きます。
セイル:包帯とかガーゼとかが一部顔に貼り付きながら、「痛ぇ〜」と魂抜けた顔をしてますが。「それじゃあな」と。
翼:「ああ、生きててよかった。うん、生きててよかった(笑)」
セイル:「はぁ〜、魂抜ける〜」
翼:「じゃあ、お大事にね」つってもっと重傷の自分が(笑)。
天音:「ありがとう。お姉さんはいいの?」
翼:「あ、わ、わたしは大丈夫、わたしは大丈夫」
天音:ていうか入院食やだ〜ってか?
十馬:病院嫌い?
翼:嫌なわけではないけど。
セイル:「大丈夫だ。この人は殺しても死なんから」
翼:「うるさい、ポチ
セイル:「ポチ言わないでください」
翼:「これはお前のせいだ」
セイル:今回は言い返しません、ヘコんでるので。
天音:「過ぎた信頼は、身を滅ぼす。」
翼:それじゃ点滴をカラカラカラカラ〜っとしながら去ってゆきます。退場。
RL:「なんか、どうやらみんな、酷い目に遭ったみたいだけど(爆笑)」
天音:「うん、ホントにね」
十馬:「あ〜色々大変だったね〜」とリンゴとか剥きながら。
天音:「生きていれば、それでいい」
RL:「ん。ああそうそう、借金はチャラにしといてあげたから安心しな」
十馬:「ありがと」
天音:じゃあアレだね。「お兄ちゃん、私の預金、また下ろす?」
十馬:「うん(即答)」
RL:というふうに見事にオチがついた所でこのシーンを終わりましょう。

Ending3 ――SceneKard:マヤカシ/幻影
RL:では最後、マスターシーンでございます。
天音:ほい。

  どこかの屋敷。蝋燭の薄明かりに照らされる部屋。
 「思ったより呆気なかったな。もう少し流通させてくれると踏んだんだが」と老人の声。
 「仕方ないですよ。街のちんぴらだとあれくらいが限度です。
  それに今回のことだって、ただの暇つぶしなのでしょう?」少年とも少女ともつかぬ声。
 「まぁな。さて、次の暇つぶしのターゲットは見つかったかね」
 「ええ、それは既に……」
 「そうか。ふふ、さて次はどのような煌きを見せてくれるのかな?」

 


♪コーヒーブレイク♪
 カードを使うゲームにおいて、ダイスを使うゲームと大きく違う所がある。
 それは判定の前に成否が判っていることと、成功するタイミングを自分で選べるところである。
 リプレイを読んでもらった人は判るだろうが、ゲーム終盤でセイルが手札の悪さを嘆いているところが頻繁に発生する。これは彼の運が悪いためだろうか?
 勿論運の悪さも一因だろうが、彼の<白兵>レベルが2しかない事も挙げられる。
 スートを2個塗ってあれば確率は50%かというと、実はそんなに単純なものではない。
 よく使うスートは手札に溜まらず、使わないスートが手札にどんどん溜まる事となる。だから実際には確率は50%より下がってしまうわけだ。
 ここでセイルがリサーチで景気よくカードを使っていたことを思い出してもらおう。実は彼はここでいい手札を使いきってしまっていたのだ。これだと残されたカードが悪くても仕方ないというものである。
 この辺の駆け引きはトーキョーN◎VAでは重要なポイントとなる。わざと失敗して手札を回すのも重要なテクの1つである。こればかりはプレイ数を重ねて体得してもらう他ないだろう。

                          2003年11月28日 RL・一文字武雄