BeastBind generation of DoubleCross リプレイ 05 - ミドルフェイズ

ミドルフェイズ01 上海行

GM  :翌日の朝です。全員登場ね。
     李鉄拐が「おや、人が増えておるの。まぁよい、まぁよい。
     ところで、龍に会いに行くという話はもうしたかの?」
吉田  :「聞きましたよ」
GM  :「では、今から行くのぢゃ」と長江の下流の方を指差します。
     「むこうに龍神と話せる“すぽっと”があっての」
      ――ちなみに、“すぽっと”は平仮名ね。
御厨  :じいさんナイスだわ。けっこうツボなのよね♪
吉田  :「30歳超えれば超えるだけいいのか? 御厨の趣味はわからないよ」
GM  :白雲がメタモルフォーゼして船になります。
神堂  :「早月の車も乗せなきゃならんので、カーフェリーにしてくれ」
GM  :「了解です」――ガーガーと変形して、車が乗せられる船になりました。
吉田  :「なんでも変身可能なのか。すげぇ」
門土井 :宇宙に行ったからね! 成長してんだよ。
GM  :本当は場面が変わるので、シーンは切るべきなんだろうけど、出発宣言のためだけに
     侵蝕値を上げるのもどうかと思うので、このまま続けるよ。
     上海についた!
吉田  :「上海!」
御厨  :「蟹! 食べに行きましょう♪」
吉田  :「何しに来たんだ」――って、もはや突っ込まないでいいや(笑)
門土井 :「うわー、すごい車だ。高層ビルだ」
GM  :「うむ。この街に、古い小さな祠が残っておるはずじゃ」
吉田  :「ところで、ここまで来といてナンだけど――根本的な話、“龍神”って何なんだ?」
GM  :「龍はわかるかの?」
御厨  :「うん、見た見た」
GM  :「おおよそすべての水源には龍がおって、それがそこの龍神ぢゃ。
      これから会いに行くのは、この長江の龍神ぢゃ」
吉田  :聞いておいてなんだが、「ふうん…」としか言えんなぁ。
神堂  :「先日、空で戦った銀色のヤツはどこの水を拠点にしてる龍だい?」
GM  :「あれは水の龍ではないのぉ。星を司る龍ぢゃよ」
吉田  :「江の龍神ってイイ神様なのか?」
GM  :「良い龍ぢゃ」
御厨  :「上海蟹、食べさせてくれる?」
GM  :「さ、さあ…それは」(笑)
神堂  :長江の生物は間接的に「住民」だからダメなんじゃないのか?
GM  :李鉄拐についてゆくと、上海の古い繁華街の中へと進んでゆきます。
吉田  :「川の傍じゃなく?」
GM  :「長い時間の中で、長江の流れも変わっておる。昔はここらが岸辺ぢゃった」と、
     李鉄拐が指し示す方を見ると、ちんまりと忘れ去られたような古い祠があります。
     「あれぢゃあれぢゃ」
門土井 :ビルの狭間みたいな感じ?
御厨  :ぽつんと建ってるのね。
GM  :そうそう。祠の周囲だけ、緑が残っている感じで。
御厨  :取り壊そうとすると祟りがあるので残ってるのね。
GM  :キミたちが祠に近づいてゆくと、そこには黒いバイクにまたがった神堂仁がいます。
御厨  :「あらぁ、お兄さん♪ あたしに会いにきてくれたの?」
吉田  :「何しに来やがった」
GM  :「単純に言うと、ここから去れってことだよ」
吉田  :「単純すぎてかえってわからない」
GM  :「おまえら、ここの祠に用があって来たんだろ? 
      そんで、俺の仕事は、おまえらをあの祠に行かせないことだ」
御厨  :「李じいさん、あんなこと言ってるよ?」
GM  :「そうぢゃのぅ」
御厨  :「ね、李じいさんが、ここで面白いこと言ったら、あたし、李じいさんについてあげる」
吉田  :「なになになに?! 祠でボケろって?」
聖川  :お題『祠』で。
御厨  :「おもしろくなかったら座布団没収〜」
神堂  :「おまえら、アレに譲歩する気か?」
GM  :「力づくでやる気か?」と神堂仁はニヤニヤしてます。
吉田  :「旅の恥はかき捨てとも言いますし」
GM  :「戦うのは構わんがな。おれは周辺被害考えないぜ? 
      ワーディング張るのはそっちの勝手だが、そこらの通行人とか、遠慮なく
      殺っちゃうから、俺」
聖川  :「一般人を巻込まないようにするエフェクトとかはないのか…?」
GM  :「ああ、そう言えば、おまえの嫁さん――じゃなくて、おれの嫁さんは元気だぜ」
聖川  :「言い直したね。つい本音が出たようだね」
GM  :「UGNの病院抜け出して、俺のところに戻って来たんだぜ。可愛いだろ」
聖川  :「適当なこと言うな」
御厨  :「男同士の恋愛感情のもつれって怖いねー」
吉田  :その言い方だと、なんか誤解が(笑)
門土井 :ひとりの女性を巡る男同士の、恋愛感情のもつれね。
聖川  :「ともかく、通行人に被害が出るのはマズい」
御厨  :「別にいいんじゃなーい?」
神堂  :反政府活動で百万人死んでも痛くないとか豪語してる国だしな(ボソ)
門土井 :ぶっちゃけすぎ(笑)
吉田  :まあ、俺もやっちゃってもいいとは思ってるんだけど、いたいけない高校生の身で
     それを言うのはどうかと思ってる。
GM  :ちなみに、隣に角田恭子いますからね。発言してないけど。
吉田  :わわわ。絶対、言えなくなった。
      困って先生の顔を見る。
御厨  :「李じいさんはどうする気?」
GM  :「お主らの選択次第で、わしは如何ようにも助力できるがの」
御厨  :「だってー。どうしよっか」
神堂  :「まあ、こっちも周辺被害を無視すれば押し通れんことはないと思うが、
      ここで血を流して、龍神の機嫌を損ねるのをオレは危惧してるよ」
聖川  :ほうほう。
GM  :「勇。おまえがこっちにつけば、祠に入らせてやるがな」
神堂  :「それなら、兄貴がオレらの下についてもいいんじゃねぇかと提案するぜ」
吉田  :斜め上行きました。
     ちなみに、周囲に兄ぃの部下は居そう?
GM  :注意して見回すと、チラホラ居るようですよ。一般人に紛れてるけど。
吉田  :ワーディングしても動きそうだよなー
御厨  :じゃ、ここは一旦、引きましょう。
     他の方法を試してみて、ダメだったら戻ってくればいいじゃない。
吉田  :「じいさん。本当に別の方法があるのか? どういう方法だ?」
GM  :「あいつの目の前で話してもよいのかの?」
吉田  :ダメダメ。
     「じゃあ、悔しいけど、ここは引いてやる」と言って、その場を離れる。
GM  :「そうそう。子供は素直が一番だ」
御厨  :「あたしたち、これから蟹食べながら相談するけど、ついて来ないでよ〜♪」
GM  :「おっと、他所に行くなら気をつけな。おまえらには追手がかかってるぜ」
     では、祠を離れたところでシーン終了です。

ミドルフェイズ02 大陸縦走

GM  :では、ここからのルールを説明しよう。
門土井 :ルール? 何か特殊なことがあるの?
GM  :(地図を広げて) 何故、『三国志地図』かは置いといて。
聖川  :李じいさんの持ってた地図だからしょうがないですね。
吉田  :白雲が出しても同じです。
GM  :今から、キミたちはこの広い中国の各地で情報収集をします。
     現地に行かないと情報は手に入りません。
     今ある移動手段は「神代早月のロールスロイス」「白雲号」「李鉄拐の雲(定員=李鉄拐+1人)」です。
     移動の早さは、早い方から、李鉄拐の雲・白雲・ロールスロイスです。
     あと、普通の車なら<調達>判定して手に入れてもいいです。探偵が運転できます。
     李鉄拐いわく、「龍神との接触ポイントを知ってそうな候補者を2人知っている」
     とのことで、ひとりは蓬藍(ほうらん)。重慶に住む民俗学の研究家です。
     もうひとりは「あまりお勧めはせんが」と前置きをして、「泰山に住む
     泉明(せんめい)というヤツ――こやつは何でも知っているはずぢゃ」
吉田  :「なんでも知っているなら、その人に聞けばいいじゃありませんか」
GM  :「あまりお勧めはせんのぉ。教えてくれる代わりにいろいろ取られるからの」
門土井 :「タダの方から行こう!」
GM  :そこへ行く以外に、UGNや怜芝に情報を求めることも可能です。
     他に、行きたいところがあれば行っても構いません。
吉田  :行きたいところと言ってもなぁ。今の吉田の持ってる知識だとたいして――
     いや、吉田なら思いつくはずだ。むしろ、思い出せ。
GM  :というわけで、何をするか決めてください。
     一カ所行くごとに1シーンたてます。
     PCがそれぞれ1回ずつ、行動したら1日が終わります。
     全員で行動して1日一カ所でもいいし、バラバラに情報収集してもいいです。
吉田  :なら、バラバラに動いた方が日数短くて済みそうだな。
御厨  :ちなみにGPSつき携帯電話は持ってる?
GM  :それくらいなら、必要だと言えば、白雲が出してくれます。
吉田  :おお、《胸の引き出し》から(笑)
御厨  :中国製携帯?
GM  :nokioとか書いてあります。
門土井 :nokiaじゃないんだ(笑) 
吉田  :パチモンじゃないですか。
御厨  :さすが中国♪
GM  :得た情報は全員が共有できるものとします。
     そして、同時に、敵側も動いています。
     ミドルフェイズの何番目には何処にいる、というのが決まってますので、重なると
     遭遇することになります。
門土井 :了解、了解。
神堂  :「さて、誰がどこ行くか決めよう」
御厨  :「聖川先生は泰山がいいと思うわ」
聖川  :「いろいろ取られるとこに僕が行くのかい?」
吉田  :「もう失うものもないみたいだし」
御厨  :「奥さん、居なくなっちゃったもんね」
吉田  :「UGN支部長の地位もなくなったし」
門土井 :「まだ失うものがあるとでも?」
聖川  :「むしろ、差し出すものがないかも…」
神堂  :「はいはい、聖川は泰山決定ね」
GM  :皆、ひどいなあ(笑)
聖川  :「わかりましたよ。僕が泰山行きます」
御厨  :GMに質問〜。民俗学者の蓬藍ってじいさん?
GM  :じいさんです。年齢不詳なくらいじいさんです。
     というか、李鉄拐は「知ってそうな“人”」とは言いませんでした。“ヤツ”です。
御厨  :「じいさんなら、あたしそこ行く〜」
     ただし、情報収集技能とか、感知とか期待しないでね。
神堂  :そこはロールプレイでなんとかすると期待してるからいい。
     「オレは先生と一緒に泰山に行こう」
     その泉明ってヤツには会ったことない気がするんで――って、これはPL発言ね。
御厨  :「あたしは早月ちゃんと一緒に、じいさんのとこ行くよ」
吉田  :「俺と恭子は、以前、中国に来ていた時に行ったと思われる場所を探してみます」
門土井 :「おれは予備で。皆の情報を見てから動くよ」
GM  :組み分けは決まったかな? では、ミドルフェイズ02は泰山です。
     聖川と神堂は登場してください。
聖川  :おう、いきなり10だった。
GM  :移動は「白雲」号かな?
聖川  :こちらで「白雲」を使ってしまうと、吉田たちの足がないんですよね。
吉田  :でも、泰山は遠いし、「白雲」使った方がいいですよ。
     むしろ、車を<調達>して、置いてってくれませんか?
聖川  :<調達>2レベルあるから余裕です。成功。
GM  :車を借りられました。タクシー貸し切りでも可。
神堂  :運転手には中国的な名前をつけよう。
吉田  :孫さん。
GM  :では、孫さんに決まりました。
門土井 :江東で孫さんを顎で使うか。いろいろすげー
神堂  :前キャンペーンでは考えられんな(笑)
GM  :まあ、運転するのは探偵でもいいんだけどね。
神堂  :どっちにしろ、探偵は吉田・角田の護衛についてもらおう。中国語できるはずだしな。
御厨  :李じいさんはどうしよっか?
神堂  :遊軍でいいんじゃね? 
     この先の情報で、また組み分けしなおさなきゃいけないかもしれんし。
御厨  :呼んだら来てくれるのね♪ 
     「李〜じ〜さ〜ん♪」
GM  :では、吉田たちのために車を用意して、聖川と神堂は「白雲」に乗って泰山へ行きました。
     ちなみに、今日の白雲はヘリコプターです。バルバルバル…
吉田  :細かく変えてきてるね。
神堂  :山のふもとに着いたらロープウェーに変形してくれるかね?
GM  :それは難しい(笑) 
     ともあれ、着陸したとこの先に、山中とは思えないほどの豪華な館があるのを
     発見しましたよ。アレが泉明の屋敷らしいです。
聖川  :「しまった。手土産を用意してない。
      白雲に頼めば、なにか日本土産を出してくれるかな?」
吉田  :銘菓「ひよこ」とか。
GM  :「日本トハ何処ニアルモノデスカ」
神堂  :嘘付け、白雲。おまえ、前キャンペーンのインターミッションで、
     卑弥呼に会ったとかなんとか言ってたぞ。
GM  :「アア。倭国デスカ」
     倭国土産に銅鐸を出してくれます。ゴーン
聖川  :「うーん…」
神堂  :「ま、土産はなしでもいいだろう。行こう」
GM  :屋敷の入り口で訪いを告げると、扉が自動で開いて、中から声が聞こえてきます。
     「ニャアニャアニャアニャア――」
聖川  :「この声…?」
GM  :室内を覗きますか? 衝動判定は免除してあげます。
聖川  :「…え。何…?」
     衝動判定…ええ?!
GM  :だってさ、扉あけたら、その先の部屋に猫がぎっしりだったら、普通の人は正気失うでしょ?
門土井 :猫偏愛でジャーム化♪
GM  :ま、とにかく、部屋中、猫だらけなワケですよ。
聖川  :「うわー、いろいろいるなー」
神堂  :「この状況で、感想がそれか?」 
     ともあれ、猫が逃げないように扉を閉めておこう。
GM  :室内に入ると、向こうから額に紋様のある白い猫がやってきて言います。
     「あんたたち、お客さん?」
聖川  :えーと、日本語?
神堂  :聖川は《ドクター・ドリトル》あるんだから、ニャン語でも通じるだろう?
GM  :ふたりとも、この猫(?)の言葉がわかっていいです。
神堂  :「初めまして。おまえが泉明さんか?」
GM  :「違うよ」
神堂  :「なら、泉明さんに取り次いでくれないか?」 
     名刺を渡します。
GM  :名刺?! 
     猫はハムッと銜えて、困った顔をして、名刺を一旦、床に置くと
     「取り次ぐから待ってな」と言って、また名刺を銜えて去ります。
神堂  :「ふむ。手は使えないのか。受け取りそうな気がしたんだが」
GM  :しばらく待っていると、奥から、性別不明のたおやかな青年が、先程の猫を
     腕に抱えて現われます。
     「珍しいですね。こんな場所にお客さんとは」
聖川  :「李鉄拐さんの紹介で来ました。
      あなたが、江の龍神に会う方法を知っているはずだと」
GM  :「上海の古い祠にはもう行かれましたか?」
聖川  :「行きましたが、あそこは今ちょっと具合が悪くて」
GM  :「なるほど。
      残念ですが、あそこ以外に直接、龍神と話しのできる場所を、わたくしは知りません。
      ただ、知っているだろう人間の居場所ならば、存じております」
聖川  :「それで結構です。教えていただけますか?」
GM  :「わたくしは、知り得た情報をむやみに外へ漏らしてはいけないことになっています。
      対価をいただくことになりますが、覚悟はよろしいですか?」
門土井 :来たよ、来たよ。
聖川  :「何を出せばいいんですか?」
GM  :「皆さんの魂のエネルギーと言いますか――」
     ルール的に言うと、一カ所につき、侵蝕率が1D10増えます。
     ちなみに、全部で二カ所あります。
神堂  :じゃ、オレと先生で1回ずつ振りますか。6
聖川  :5です。
GM  :「では――龍神と非常につながりの深い方が、武漢の街で武術の道場を開いています。
      もう一カ所は湖北省の相生の村です。ここは、昔から、人ならざる者が集う場所だとか。
      この二カ所ならば、有益な情報が得られると思いますよ」
聖川  :「ありがとうございます」
GM  :猫たちが「うにやうにゃうにゃ」と寄って来て、キミたちの侵蝕率を上げます。
聖川  :吸われた。猫に吸われた…
神堂  :ここで得られる情報はこれくらいかな。
     教えてもらった場所について、もう少し情報収集していい?
GM  :<シナリオ情報技能:中国>で振るといいよ。
神堂  :うむ、武漢の方。たいした達成値は出ないな。5だ。
聖川  :「じゃあ、手伝うよ」――クリティカル。
GM  :20年ほど前に開かれた小さな道場です。双剣の師範の名前は緋應(ひおう)。
神堂  :相生の村の方も調べてみるか――おお、2回クリティカルだぜ。27。
     「何故だか、オレはこの村のことを知っている」 
     ゴーストが囁くぜ(笑)
GM  :前世の記憶だね。
     この村は、ちょっと前までは地図にも載ってなかったような小さな村です。
     自給自足してたので、外部と接触がなかった。
門土井 :秘境だ。
GM  :ここから先は都市伝説になりますが――
門土井 :都市じゃないよ(笑)
GM  :田舎伝説になりますが――この村の郊外に――
神堂  :村の郊外って(笑)
門土井 :ただの未開拓地。
GM  :ともかく、その村からも離れた場所に老医師が住んでいて、その人に治療してもらえると
     どんな病気も治るそうです。
神堂  :ふぐ医者の原理じゃないのか?(笑) 山奥の医者のとこまで辿り着ける体力のある奴は
     治療しなくても死なないっていう…
GM  :まあ、ここでの情報はそんなとこです。
     帰り際、泉明の腕に抱かれていた、先程の猫が、聖川をじっと見つめて――
     「おまえ、妙な絆を持っているな」と。
聖川  :「え? 変な?」
GM  :「そいつとの絆が切れかけているから注意しな」
御厨  :あ〜♪ 奥さんね〜
門土井 :霧谷さんが危ない(笑)
吉田  :それとも俺!

ミドルフェイズ03 じじいマニア

GM  :じゃあ、重慶に行くのは?
御厨  :「あたしと早月ちゃんで」
GM  :では、ブロローンと蓬藍の庵に来ました。
     長江河畔に建っている、今にも崩れ落ちそうな藁葺きの庵です。
御厨  :「たのも〜」
     ドンドン――バキ
GM  :「壊さんでくれんかの〜」と声がして、高さ1メートルくらいの、ボサボサの
     白い毛に覆われた毛玉のようなものが出てきます。
御厨  :「じいちゃん? 顔どこ〜?」と言いながら、掻き分けちゃうよ。
GM  :「そ、そこはやめぃ」
御厨  :とりあえず、弄れたので満足した。
     「あのね、長江の龍に会いたいんだけど、どこに行ったらいいの?」
GM  :「長江に潜ればよい」
門土井 :また無茶言う。
御厨  :「潜りたくない人はどうすればいいか知ってる?」
GM  :「潜りたくないじゃと? 最近の若いモンは――」
御厨  :「ねー、教えて〜」
GM  :「ならば、上海には行ったかの?」
御厨  :「行ったけど、変なおじさんが通せんぼして会わせてくれないの」
GM  :「難儀な世の中になったのぉ」
御厨  :「でしょ? あ、桃饅食べます?」
GM  :「大好物じゃ」
     毛玉が割れて、ひょいと桃饅を取り込みます。
聖川  :うわー
御厨  :「他になんか思い出せない? ねぇ」
GM  :「そうじゃのぉ…昔、上海にあった祠を守っていた村の者が、現在、江陵古城とか
      呼ばれておる場所の辺りにいたような――詳しいことはよく知らんのじゃが」
御厨  :「…じいちゃん、昔って何年前?」
GM  :「千年は軽くたっとるがのぉ」
御厨  :「じいちゃんいくつ?」
GM  :「忘れたのぅ」
御厨  :「まあいいや。他にはない?」
GM  :毛玉は崩れ落ちそうな戸棚から、埃まみれの冊子を取り出してきます。
     「江の龍神と関わりの深い者と深い関わりを持っていたという者がおっての――」
門土井 :あまり深い関わりなそさそうに聞こえたのは何故(笑)
GM  :「その者の子孫が南方の山奥にまだいるとかなんとか」
御厨  :「何か聞けるかもね」
GM  :「どうかのぅ? 確か、この辺じゃ」と地図で示してくれます。
神堂  :いわゆる山越だと。
御厨  :「ありがとう。行ってみるわ。
      ところで、ここにも追手が来るかもしれないのよ。そいつら、悪い奴なのよ」
GM  :「ほうほう」
御厨  :「このメイドインジャパンの肉饅あげるから、そいつらに、あたしたちが
      そこに行ったって言わないでね」
GM  :「うむうむ」
御厨  :「ありがとう♪ も一個肉饅あげるね」
GM  :「気をつけて行くのじゃぞ」
御厨  :「じいちゃんもね〜。約束守ってね〜」
GM  :「大丈夫じゃ。「そこへは行っておらん!」と言えばよいのじゃろ」
吉田  :むしろ来ますね。
御厨  :じいちゃんナイス〜(爆)
     とりあえず、ここで得た情報は皆にメールしとくわ。

ミドルフェイズ04 新しい仲間

GM  :吉田と門土井はやること決まった?
吉田  :すいません、情報収集とまったく関係のないことになっちゃうんだけど。
     長江のとこまで行って、恭子と話をします。
門土井 :じゃあ、まだ登場しないでおく。
吉田  :「あのさ、恭子。昔、ふたりで中国にいたの、覚えてる?」
GM  :「そうなの?」
吉田  :「覚えてないかなぁ」と言いつつ、準備運動を始めます。
     「3歳か4歳の頃だよ。ほら――恭子が靴を川に流しちゃってさ」
GM  :「そんなことあったかな…もしかして赤い靴かな?」
吉田  :「そう。赤い靴だよ。
      泳げないのに、俺が飛び込んで取ってきたじゃん」
GM  :「うん。そんなことあった気がする」
吉田  :「そのときの川って、この長江のような気がするんだ」と言って、上着を脱ぎはじめる。
GM  :「何してんの?」
吉田  :「飛び込んでみよう思って」
GM  :「危ないよ」
吉田  :「でも、この川に龍がいるんだろ?」とパンツ一丁になります。
GM  :「やだもー」
吉田  :だって、水着持って来てないから。
御厨  :すっぽんぽんにはならないのね。
吉田  :「というわけでよろしく」――ジャボーン。
GM  :「あっ…」
吉田  :潜って、龍を探す努力をします。
GM  :【肉体】の判定をどうぞ。達成値8にいかないと溺れます。
吉田  :8個振れるのでまあ大丈夫――って、7が最高だ。<運動>1レベル足してギリギリ。
     「龍はいないかな」
GM  :泳ぎながら探してみましたが、龍は見つかりません。
     ただ――気のせいかもしれませんが、キミは「帰ったか」という声を聞いたような
     気がしましたよ。
吉田  :「……」
     ザパッと川から上がってきます。
     「恭子、龍はいなかった」
GM  :「そりゃそうでしょ。あれ――」と恭子がキミの背中を指差します。
     「どうしたの? それ」
吉田  :「なに?」
GM  :首を捻って見ると――ナマズがいます。
吉田  :「恭子、取って取って」
GM  :「うん――あ、くっついてる」
吉田  :「剥がれないの?!」
門土井 :ヤバいヤバイ。
御厨  :食べちゃえ♪
GM  :ペリ…と剥がれました。
吉田  :「ふう、よかった。ちゃんと川に返してやらないとね」チャポン。
GM  :で、歩き始めると、恭子が振り返って言います。
     「あのナマズ、ついてきてるよ」
門土井 :ペチャンペチャン
吉田  :「ついてきてるって…」
GM  :ピョン、ペタッ!
聖川  :うわ、くっついた(爆)
GM  :「もう一回、剥がそうか」
     ベリッ――「えーい」
     ポチャーン――ペチッ、ヒタッ!
吉田  :「………あのー。これ、何モン?」
GM  :「ナマズかなぁ」
吉田  :「長江ナマズは人にくっつく性質があるのかなぁ」
GM  :「連れてく?」
吉田  :「えー、水ないと死んじゃうだろ」
GM  :「なんでついて来るんだろうね」
吉田  :「俺が聞きたいよ」
聖川  :ナマズ臭いー
GM  :恭子はどこからかバケツを見つけてきます。
     「じゃ、これで」
吉田  :ポチャン
GM  :ナマズはバケツに入りました。
御厨  :ぽにょだ、ぽにょ〜♪
GM  :ヒゲ生えてますがね。ぴゅ〜、とか水吐きます。
吉田  :ぴゅ〜、って、もう。
     …上海に戻ります。

ミドルフェイズ05 門前払い

GM  :門土井はどうする?
門土井 :情報もらったから、どこか行きたいなぁ。移動手段は何が残ってる?
吉田  :今なら李鉄拐がいるから、どこでもOKでしょう。
     むしろ、遠いとこから行ってもらってもいいくらい。
門土井 :城跡と、自給自足の村の医者と、拳法道場と、山奥の子孫だっけ? 
     どこ行こうかなー。道場がいいかな。
吉田  :手合わせ願ってボコボコにされると。
門土井 :それはそれでよし(笑) 
     それー、行った。
GM  :李じいさんの雲に乗って、パヒューンと移動しました。道場につきました。
門土井 :ジャジャーン。
GM  :ここで、<知覚>を振ることができます。
門土井 :やったねー(棒読み) 
     回らなかったよ。たったの6だよ。
     いきなり殴られるのかな?
GM  :6だとー?
吉田  :ロイスをタイタスにして昇華すると、達成値が1D10増えるってよ。
門土井 :ここでそれを使うなんて。甘んじてこのまま受けるさ。
     「ぎゃー」
GM  :キミの首筋に冷たい金属が突きつけられます。シャキン。
門土井 :動かないよ。
GM  :「坊や、このまま帰りなさい」と女性の――具体的に言うと、桜子の声がします。
聖川  :だよなー
吉田  :ここにいたかー
門土井 :「な、なんであなたがここに」
GM  :「あなたたちの来そうなところを見張ってただけよ」
門土井 :「あなたは…ちゃんと帰るべきところに帰んないといけないと思う…な」
GM  :「あら。私はちゃんと帰るべきところに戻ったわよ」
御厨  :あーあー♪
吉田  :どうにもならねぇ。
GM  :「さあ、あなたもおとなしくお帰りなさい。でないとおしおきよ」
御厨  :おしおきだってよ♪♪
吉田  :おしおき♪
門土井 :うん、どうしよう(笑)
     周囲を確認。彼女には仲間がいそう?
GM  :いるいる。あちこちにいる。
門土井 :いっぱいいるのか。困ったなー。
     ひとりなら戦ってもいいかと思ったんだけど。
     イタイケな少年としては、ジイさん守らなきゃいかんと思ってるし。
GM  :「いいオナゴじゃのぉ」とか言ってます。
神堂  :煩悩で雲から落ちそうだぞ、この仙人。
GM  :そのレベルは超越しとるから大丈夫じゃ。
聖川  :なるほど。
門土井 :どうしよう――こんなところで露と消えるのは困るし。
GM  :背後でニヤニヤと笑っている気配がします。
門土井 :あーもう。じゃ、ええと――帰って先生に報告しようかな。
     「怪我すんのヤだから帰ります」
GM  :「いい判断ね、坊や」
門土井 :「あまり子供扱いしないでください」
GM  :では、キミたちはその場から引き返しました。
門土井 :スゴスゴ。
GM  :では、全員がその日の夕方に上海で集合して、情報交換をして休みました――
     というところで、マスターシーンが入ります。

マスターシーン

GM  :中国内某所。神堂兄が、桜子と――
御厨  :えー♪
神堂  :密会中。
GM  :密会じゃないですよ。もう隠す仲じゃないからね!(笑)
     桜子から今日の報告を受けた神堂仁は、「じゃあ、明日はここへ言ってくれ」と
     指示を出します。
門土井 :どこだろうねー
GM  :そのとき、神堂仁の隣に羽のはえた黒猫がやってきて、手紙を差し出します。ハグリ。
     神堂兄ィはその手紙を読んでうなずきます。
     「ああ、おまえの主人には、世話になったからな。俺の可愛い桜子のことで――」と
     誰に向かってかしりませんがアピールしつつ、(笑)
     「返事はこれに」と手紙を渡すと、黒猫はどこかへ去ってゆきます。
     マスターシーン終わり。
神堂  :このシーンで注目すべきは猫だったのか?
GM  :黒ニャンでーす。羽のはえた黒ニャンでした。
門土井 :猫じゃないよ、そんなの(笑)

ミドルフェイズ06 ナマズ情報

GM  :翌日の朝です。
吉田  :「先生、このナマズとしゃべってください。帰るように説得して」
聖川  :そのために登場しろっていうのか。まあいいけど。
御厨  :あたしはまだ寝とくねー
聖川  :《ドクタードリトル》でしゃべれる?
GM  :情報収集のつもりでないなら侵蝕値は増やさなくていいよ。
     ナマズとご対面です。ぴゅ〜
聖川  :「顔はもう洗った。キミはなんなんだね? 吉田に何の用があるんだ?」
GM  :「見守っておけと命令されたから居ます」
聖川  :「誰に命令されたんだい?」
GM  :「龍神様」
聖川  :「長江の龍神かな?」
GM  :「他にいるのか?」
聖川  :「…いっぱいいるって聞いたけど」
GM  :「なにぃ! 龍神様はひとりだけだ」
聖川  :「うん。わかったよ。では、君は龍神様が何処にいるか知っているんだね?」
GM  :「水ン中」
聖川  :「それはそうだよな…
      しかし、長江の龍神は吉田のことを把握しているということか」
GM  :「アレのことは知ってる」 ピッピッと吉田を示して。
吉田  :尻尾がなんか俺の方にフリフリしてるなぁ。
聖川  :「何処に行けば龍神様に会えるのかな?」
GM  :「川の底」
吉田  :そらそうだ。
聖川  :「…ということだそうだよ、吉田。コレは君を見守っているそうだ」
吉田  :「あのー」
GM  :ぴゅ〜
吉田  :「どうして龍神様は俺のことを知っているのかな?」
聖川  :通訳します。
GM  :「ナマズにもな、答えられることと答えられないことがある。
      一介の使い魔だしー」←偉そう
吉田  :使い魔なん?
GM  :「名前はコウラン」
     今、決めたから漢字は聞くな。
神堂  :(お祈り中)
門土井 :なんか聞こえたので、メッカに向かって祈祷中です。
GM  :コーランじゃなくて、コウラン(笑)
吉田  :「龍神様は俺たちのこと、気にしてくれてるのかな?」
聖川  :「見守ってると言うんだし、味方してくれるんじゃないかと思うよ」
GM  :「安心しろ。ついていてやる」
吉田  :「不本意ながら、コレは持ち歩かないとならないのか…」
聖川  :「仕方ないな。多分、コイツは見守ってるんじゃなくて、見てるだけだと思うけど」
GM  :ぴゅ〜
門土井 :御厨のおじさんと一緒だよね。
吉田  :「…自分の力でなんとかします」
聖川  :「あー、その方がいいと思うよ」
吉田  :「でも、なんでコイツと言葉が通じないんだろう? 
      俺が龍神とつながりがあるなら、しゃべれそうなもんなんだけど」
GM  :すると、ナマズがペッと飛んで、吉田に貼りつきます。
     「これならしゃべれるぞ」
吉田  :接触回線かよ(笑)
聖川  :「なるほど。
      まあ、龍神の使いだそうだから、今日はナマズから情報収集するといいと思うぞ」
吉田  :「そうですね。じゃ、俺は上海に残るということで」
GM  :他のメンバーはどうする?
神堂  :「まだ行ってない場所が三カ所か
門土井 :「道場は行ったけど、情報にはならなかったから4カ所だよ」
御厨  :「敵も今日は移動してるかもしれないしね。
      ところで、上海の祠にはまだ兄ィが張りついてんのかしら?」
吉田  :「そこは、俺がナマズと一緒に行ってみるよ」
神堂  :「じゃあ、残り4カ所で、行き先の希望がある人は?」
門土井 :「どこでもいいよー。
      でも、「また来たの?」とか言われるのヤだから、道場は止めとく」
御厨  :「情報源は道場の師範らしいし、そこは格闘のできるあたしが行くわ」
門土井 :「じゃあ、おれは何処に行こうかなー。
      田舎伝説のある自給自足の村に行こうかなー。美味しいものがあるかもしれない」
神堂  :「オレはもうひとつの山奥の村に行こう。温泉があるかもしれない」
聖川  :「では、私が古城ということになるかな」
神堂  :「社会科の教師だし、それでいいじゃん」
GM  :では、南の方から行ってみましょう。

ミドルフェイズ07 山越

GM  :シーンプレイヤーは神堂。南の秘境の村につきました。
門土井 :近代化の波は押し寄せてないんですか?
GM  :なんと、電線が引かれてる。
門土井 :そんだけかよー。でも、きっと一日に何時間かしか通電してないに違いない。
GM  :そうそう。
神堂  :足漕ぎ発電機もあるはず。
     じゃあ、村長(むらおさ)を探して話をすっかー
GM  :村の人がワラワラと出てきて、物珍しそうにしてます。
     「外人だ、外国人だ」
神堂  :逃亡生活長くて中国語がしゃべれるオレ〜。
     「どもー」
GM  :「こんちわー」と非常に友好的です。
神堂  :<調達>振って、達成値8くらいの土産を差し出します。
GM  :なかなかイイものだね。
御厨  :メイドインジャパンね。
GM  :じゃあ、日本酒で。
     「サケ? 酒だ」と嬉しそうです。
     「今夜は宴会だ。宴会宴会」
神堂  :「宴会もいいが、こちらの用件を伝えておくぜ。
      オレは江の龍神との接点を求めて、この村へ来たんだが」
GM  :「江の龍神様か〜。龍神様の村とはお友達だ」
神堂  :「なにやらの子孫がいると聞いたんだが」
GM  :「うんうん。ここの全員が子孫だな」
神堂  :「そうか。あと、龍神にまつわるものが何か伝わってないか? 鱗とかなんとか」
GM  :「それはちょー老に聞いてみよう。ちょ〜老〜」と呼ばれて、ひとりの爺が出て来ます。
     ちなみに、ちょうろう=“張老”です。
     まあ、この村の人は他所から来た嫁以外、全員、張姓なんだけども。
     で、その張老が「龍神さまに何の御用かの?」
神堂  :地球の守護者が…いや、破壊の三女神が…とかいってもわからんだろうから、
     「困ってるんだ。龍神様のお知恵を借りたい」と。
GM  :「うんうん」と老人はうなづいて、「伝説によれば、この村の創始者は、
      龍神さまと直接、意志の疎通ができたそうな」
神堂  :「ほー。そういったアイテムが伝わっていると?」
     まさか、埋めてないだろうな、ワンコ。
門土井 :大事なものだからね♪
GM  :なら、埋めちゃった。
     「では、言い伝えの場所を探そう」と張老はツルハシを持ち出します。
     ガツガツガツ、と祠の下を掘るとですね、箱の中に一枚の鱗があるのを発見しました。
     「おお、言い伝えどおりじゃった!」
門土井 :うむうむ。
GM  :「これを使うとよろしい」
門土井 :ああ、いい人だ。
GM  :「我々は龍神さまのためなら労力を惜しんではならんという村訓――? があっての」
門土井 :掟とか言おうよー
神堂  :「では、お借りします」
GM  :「用が済んだら返してくれるとありがだいぞ」
神堂  :「むろん」
GM  :「あ、そうそう。これも村に伝わる宝での」と古い牙を出してきます。
     「これと龍の鱗はセットで持ってゆくといいぞ」
神堂  :わかった。では、この情報を皆に回して――これで先に進めそうな気がするんで、
     一旦、全員で集まらないか?
御厨  :予定変更ね。いいよ〜ん。

ミドルフェイズ08 源へ

御厨  :侵蝕値8! 一気にやる気が出た。でもまだ累計50になってないけど。
吉田  :俺は70超えましたよ。
聖川  :僕もです。
GM  :え、もう70?! (そろそろクライマックスになってもいい数値だよそれ)
神堂  :ああ、オレも。
門土井 :神堂と聖川は猫に吸われてるから。
GM  :そういう門土井は?
門土井 :63ですよ。
神堂  :これまで2とか3しか出してなかった御厨が偏ってるだけ。
     じゃあ、全員が集まったところで、鱗と牙を出して説明するぞ。
吉田  :「使い方は?」
御厨  :「ナマズ、ナマズ〜」
吉田  :「ああ、ナマズが知ってるかも」
GM  :「お! 龍神さまの鱗だ。スゴいスゴい」
吉田  :本物らしいよ。
     「使い方は知ってる?」
GM  :「水に向かってかざす! ぴっ!」
門土井 :じゃ、おまえに向かって。水吹けー
御厨  :「頑張らないと食べちゃうぞ〜」
吉田  :「一応、龍神さまの使いだから、それは許してやって」
GM  :吉田の言葉に、ヒゲがぴーんと延びます。
門土井 :偉そうだ。
GM  :「まあ、水に浸してみるといい」
御厨  :で、こっちのは龍の牙?
GM  :「それは知らない」
吉田  :じゃあ、鱗を水に浸してみよう。
GM  :「龍神さまに呼びかけるんだ」
吉田  :「龍神さまー、龍神さまー」
GM  :<RC>で達成値8以上を出してください。
吉田  :ダイス2個だけど、レベルで+2あるからやれなくもないな――
神堂  :キュマイラピュアで<RC>あるの?
GM  :ワークスが高校生だから、もれなく<RC>ついてくるんです。
聖川  :高校生すごいな。
門土井 :FH戦闘員にはないよ、そんなもの(笑)
吉田  :このおかげで衝動判定に成功してるようなもんだから――よし、出た!
GM  :「私を呼ぶ者は誰か?」
吉田  :おおう、通じた!
     「龍神さまですか? 初めまして、吉田真です」
GM  :「おまえのことはよく知っている」
吉田  :なんで知ってるのか突っ込みたいけど、まあいいや。
GM  :「よくぞ江に帰ってきた」
吉田  :「あ、うん、まあ、昔、飛びこんだことあるよね。
      そんなことより――会うことはできないんですか?」
GM  :「そこの近くの祠は――使えないようだから」(笑)
吉田  :一応、わかってたんだ(笑)
GM  :「どうしても直接、会いたいというならば、長江が始まる場所に行き、
      そこにいる者に助力を仰ぐがいい」
吉田  :「白雲さん、白雲さん。そこまで行くのにどれくらいかかりますか?」
GM  :「半日もかかりません」
吉田  :「じゃあ、これから行きます」
     でも、恭子をどうしようかな?
御厨  :白雲の中で待っててもらえば?
吉田  :そだね。ワーディングしてもらえば…
GM  :李鉄拐はワーディング張れないよ。白雲も、探偵も張れないね。
門土井 :「じゃあ、おれが恭子ちゃんとふたりで残るよ。残る残る」ジャキン。
吉田  :おいおいおい。
門土井 :「何かあったときはおれに任せろよ」(笑)
吉田  :一緒につれてって、ヤバい話になったらワーディングを張るということで。
門土井 :ヒロインの扱いヒドいなー(笑)
吉田  :「じゃあ、白雲さん、お願いします。長江の源流まで連れてってください」
GM  :では、ジェット形態で。バヒューン
     場面変わったからシーンを切りたいところだけど、どうせ全員でそのまま
     行くんだろうからおまけしとくよ。
吉田  :では、ゾロゾロと降りてゆきましょう。
GM  :川の源まで行くと、小さな庵を発見しました。
御厨  :「お邪魔します〜」
GM  :扉が開いて男の人がひとり出て来ます。年の頃は四十代半ば。
御厨  :お、いい感じじゃん♪ 
門土井 :ストラーイク!
GM  :背はそれほど高くなく、太っても痩せてもいない。
御厨  :なおさらいいじゃないですか♪
門土井 :ストライク2!
神堂  :これはプレイヤー発言なんだが、白雲が後ろで叩頭礼してんじゃないのか、ここ?
吉田  :ガツガツと音がしてますね、きっと。
GM  :ホログラムなんで音はしない。
門土井 :いやいや、効果音で音も作ってるんだと。
吉田  :コツコツコツ。「変な音だな?」
GM  :「ようこそ」
吉田  :「初めまして。俺は日本から来た吉田真です」
GM  :「遠いところからよくいらっしゃいました。私は清隴(セイロウ)と申します。
      立ち話もなんですから、どうぞ」
吉田  :「ありがとうございます」
GM  :彼は、君たちの後ろでガツガツやってる白雲を見て「白雲も入る?」と声をかけます。
     「いいえ、わたくしはここで」と白雲はなおもガツガツとやってます。
吉田  :「知り合いですか?」
GM  :「いいえ、この方は私の主人です」
吉田  :「は? 白雲がここ知ってたなら初めから教えてくれれば済む話だったんじゃ?」
門土井 :「誰も白雲に聞かなかったからだよ」
御厨  :「さすが白雲だよ〜」
吉田  :「確かに、白雲には聞かなかった…でも、なんで主人なの?」
GM  :「わたしと白雲は昔、えーと…説明しづらいのですが」
御厨  :「人には言えない関係なのね」
GM  :「いろいろあったんです。ざっとキャンペーン1つ分くらい」
吉田  :「それは簡単には言えない仲ですね」
GM  :では庵に通されました。椅子を用意してくれます。
御厨  :「じゃあ、お茶はあたしが」
聖川  :「いやいやけっこう」
GM  :「あなたたちが白雲と一緒に来たということは――
      なにか大変なことに巻込まれているようですね」
吉田  :「はい。まあ――」
     これ以上、話すなら恭子を、わ・わ・わわわ…
御厨  :ワーディング、さくっ
吉田  :じゃあ、洗いざらいしゃべります。
GM  :「なるほど。その破壊の三女神について、わたしは知りませんが、龍神様ならきっと
      ご存知でしょう。
      龍神様のところまではわたしが案内できます」
吉田  :「ありがとうございます。でも、どうやって――」
GM  :「ここから龍神様のところまで道がつながっているので――さっそく行きますか?」
吉田  :「是非」
GM  :では、庵を出て水辺で彼が白雲に「私についてきてくださいね」と頼むと、
     白雲がウイイィーーンと潜水艦になります。
吉田  :白雲…なんでもありだな。
門土井 :経験点半端なくつつぎこんでるんだよ(笑)
御厨  :「早月ちゃんもこういうの開発しようよ〜」
GM  :「え、これ? 分解調査させてくれるかな♪」
吉田  :それは厭がりそう。
     じゃ、乗り込んじゃっていいですか。
GM  :では、皆が白雲に乗り込むと、白雲は先に水に入っていった清隴を追いかけて
     潜ってゆきます。ゴオオーーンと潜水してしばし。
     かなり潜るんですが、まだ底につく気配はありません。
神堂  :実は潜地艦? 地球の裏側に出たり?
GM  :やがて白雲が停止して、出口が開くと、何故かそこは川面でした。
     周囲は見渡す限り、原始の森と川が広がっています。
     そして、あなたたちの目の前に巨大な青い龍がいました。
     「よく来た」
御厨  :「来ちゃった♪」
GM  :「よく来た、我が子よ」
吉田  :「我が子? 誰? ああ、ナマズ?」
GM  :龍は吉田を見てしゃべっていますよ。
     「血縁があるわけではないが」
吉田  :うむ――龍神に聞きたいことはいろいろあるんだけど、まずは「俺って何? そして恭子は?」
GM  :「おまえは人間だ。そして、角田恭子は人間ではない」
吉田  :「じゃあ、なんなのさ」
GM  :「そもそも破壊の三女神というものは、おまえたちの住むこの世界の力が具現化したもの」
吉田  :キョトンとしてますが。
門土井 :「台風も地震も角田恭子のせい、と」
GM  :「それはまた別の法則が支配している。
      破壊の三女神が持つのは、世界の破壊と再生に関する力のみ」
門土井 :「台風より地震よりもっとヒドいってことか」ブツブツブツ…(笑)
GM  :「そして吉田、おまえは、その“破壊”が起こらぬように、我が用意したモノ」
吉田  :「へ?」
GM  :「正確に言えば、おまえは彼女と出会い、その心に刻み込まれることとによって、
      鍵となった」
吉田  :いろいろフラッシュバックしました。
     長江のほとりで泣いていた少女…そこに俺は…ん、俺はなんで中国に? 
     旅行か…しかし、両親の記憶がないのは…中国に住んでいたのか?
     (以下、延々と回想シーンを披露)
     …というのを思い出した。そして今に繋がる。
御厨  :戻ってきた(笑)
GM  :おかえり。
吉田  :「俺と恭子が長江で出会ったのは偶然だ」
GM  :「いいや、違う。我がそう仕向けた」
吉田  :やや不満そうな顔をします。でも、反論するほどじゃない。
GM  :「おまえは、女神の鍵を求める我の気に呼び寄せられて、ここへ来たのだ」
吉田  :微妙にしょんぼり。
     「まあ、恭子に引き合わせてくれたことは感謝している」
GM  :「我が呼ばずとも、おまえは女神と出会っていただろうが、我は鍵を保護して
      おきたかったのでな」
吉田  :「ふうーん…話はわかったが、つまり俺はこれまで通り恭子を守っていればいいんだな」
GM  :「角田恭子が現世に留まるための鍵なのだから、おまえはそのままでいい」
御厨  :「龍神さんとしては、世界は滅んでほしくないワケでしょ」
神堂  :「うーむ。あまり目新しい情報はないな。
      あの呂という男が龍神にコンタクトを取れと言ったからには、今、聞いた以外の
      情報があると思うんだが」
GM  :「ああ…彼が知らず、我の知ることというならば、彼が生まれるより前の歴史に
      ついてだろう。
      破壊の三女神は、これまでに6度現われた」
御厨  :「えー、“三女神”を自称するヤツが6人?」
吉田  :「ちがうちがう。“三女神”が6セットですよね」
聖川  :「角田恭子で6回目?」
GM  :「いや、彼女で7回目だ。
      過去に破壊の三女神が出現する度、世界は大粛正されて生まれ変わった。
      その時点でもっとも力を得ていた種族が滅び、新しい種族が台頭して次の世界の
      主役となった――その繰り替えしが5度あったのだ」
神堂  :「カンブリア大爆発とかか」
門土井 :その時の女神はきっと可愛いハルキゲニアで、アノマノカリスが世界を再生したに
     違いない(笑)
吉田  :その認識でOK?
GM  :問題ない(笑) 
     「4億5千万年前――我が生まれた時代には…」
吉田  :サラッと言うなあ。
GM  :「この頃、もっとも繁栄していた種族は魚だった」
門土井 :生き物が陸にあがる前の時代ね。
GM  :「女神がその世界を破壊し、力を持っていて生き残ったわずかな魚たちは進化を遂げて、
      龍となった。
      次の世界の主役は両生類だった。そして1億年が過ぎ、再び破壊の三女神は世界を
      叩き壊した。超越した能力で生き延びたものたちが半魚人となった。
      次に繁栄したのは虫。1億年たって滅びの時に生き残った虫たちの一部は
      天へ移り住み、残りは地下世界に降りた。どちらも羽のある生き物として」
門土井 :「うわー。天使と悪魔の先祖は虫だったのか。
      なまじ、人型だと認識してたから違和感なかったけど、羽3対とかある天使は、
      あれ、1対ホントは脚なのか。頭の上の光ってるのは触角か」
GM  :「そのようにして、世界は続いてきた。女神は7度現われ、破壊は5度起きた」
御厨  :「1回は破壊阻止したんだ?」
GM  :「1度は」
吉田  :「それはいつ?」
GM  :「恐竜の時代が始まって1億年の時点で現われた破壊の女神は、恐竜たちによって
      殺され、世界はそのまま続いた」
吉田  :「ティラノとかがこうやって集まって相談したのかな?」
GM  :「その後、恐竜たちはさらに巨大化し、繁栄したが、次の破壊の三女神は役目を
      遂行した。破滅を逃れた恐竜たちはジャイアントとなった」
門土井 :「それが白亜紀の終わりってことだと、今回のスパンは短くない?」
GM  :うん。1億年じゃなくて、まだ6500万年しかたってないね。
門土井 :「思ったよりほ乳類の進歩が早かったのか?」
GM  :「破壊の三女神が現われる理由を教えてやろう。
      その時、世界を支配している種族が、地球の女神の意図せぬ方へ進み始めた時――
      具体的には、女神の唯一の使徒たる《守護者》をなくした時、地球の女神は
      破壊の三女神を派遣する。今がそのときだ」
門土井 :「なんで《守護者》がいなくなったのかな?」
GM  :「《守護者》は、そのとき最も繁栄している種族の中から選ばれ、
      おおよそ600年ごとに次の者と入れ替わる。
      新たな《守護者》に選ばれた者が、自分独りではなく、自分たちの種族の力で
      地球を守ろうと決めて任務を手放した時、地球の女神は地球を守るための
      防衛機能として三女神を派遣し、その種族を滅ぼしてきた」
門土井 :「なるほど」
吉田  :「むーん…」
GM  :「《守護者》が人類に託した“力”の種がお前たちの中で目覚めたからこそ、
      お前たちは特別な力を持っているのだ」
吉田  :「種って…レネゲイドのこと?」
GM  :「そう。その力こそ、地球の女神の力と同質のもの」
吉田  :「その《守護者》は、この力を使って俺たちに何をさせたかったんだ? 
      地球を守るって――宇宙人と戦うとかいうワケじゃないだろ? 
      《守護者》の任務って何だ?」
GM  :「この地球は常に侵略の危機に晒されている。
      たとえば、天使や悪魔と呼ばれる者たちは、自分たちだけの領域を作って
      破壊の三女神から逃れたが、その領土をふたたび地上に拡大せんと、幾度となく
      攻撃を仕掛けている。地球の外からも侵略は絶えず行われている。
      《守護者》のおかげで、人はその侵略に気づくことなく処理できていただけだ」
門土井 :「天使や悪魔って、いわば地球卒業生なんだ?」
      なんつーか、あいつらの思考ってスペースノイドに似てるよね。
      いやいや、プレイヤー発言だけど。
吉田  :ははは、近い。
GM  :「今から三代前の《守護者》の継承の際、ある者たちが、《守護者》独りでなく、
      地球に生きる者の手で世界を守るべきだと考え、我らに『汎地球同盟』を結ばせた。
      それが事の始まりだ」
神堂  :げふげふ。そう繋がるか。
     「ところで、その話の通りだとすると、恐竜たちが破壊の三女神を殺して滅亡を
      免れた時には、《守護者》はいなかったことになる。
      恐竜たちは自らの種族の中から、新たな《守護者》を差し出したのか?」
GM  :「いいや」
神堂  :「その後、1億年の間、《守護者》なしでやって来れたってことか?」
門土井 :「侵略も非常にゆったりとしたスパンでなされてるんですよ、きっと」
神堂  :女神暦だと、1億年=半年くらいな感覚か(笑) 
     ルールブックの表紙の彼女で20歳くらいならその感覚。
     「ともあれ、《守護者》のいないまま1億年たったところで、破壊の三女神が
      自動生成されるって感じか?」
GM  :「おそらくそういう流れになっているのだろう」
神堂  :「ということは、角田恭子を殺すと、後1億年くらいは、破壊の三女神は
      出て来ないってワケだ」
吉田  :ギロリと睨みますよ。
門土井 :「そして、殺さなくても、1億年たつと次の破壊の三女神がやってくる、と」
神堂  :「地球の女神とやらの意志に変化がない限り、いつまてでも繰り返されるのだな」
御厨  :「1億年後の話なんてどうでもいいわ〜。どうせあたし生きてないし〜」
門土井 :「まあ、そう」
御厨  :「でも、ここで変えられるなら変えちゃった方がいいわよね〜」
神堂  :「うむ。ここで大浄化が起きて、万一、生き残っちまった暁にはオレたちが
      卒業生になって、地球の女神と戦うハメになるんだしな。
      なんだかなー、地球の女神がそんな狭量なモンだとは思ってなかったぜ。
      外に向かって開かれない組織は破綻するぜ?」
GM  :「おまえたちの認識と、地球の女神の思惑にはおそらくブレがあろう」
神堂  :「まあ、理解しあえてないのは事実だろうが、だからといって
      “下等民は滅びとけ”って言われて“はい”とは言えんぜ」
吉田  :「といっても、議論の余地は――」
神堂  :「議論の余地しかないんだよ。双方がわかりあうためにはな。
      話さないから勝手に解釈されたり、わかったふりされるんだ」
門土井 :「んまぁ、地球の女神と言語が通じるといいんだけどね」
吉田  :「我々が勝手にそのイラストのように認識してるだけですからね。
      本当は人類じゃないですし」
門土井 :「その時の流行に則った姿をしてそうです」
神堂  :「角田恭子を殺すのはイヤ、地球の女神との対話は成立しない、というなら
      角田恭子が天寿を全うするまで守ってればいい。どうせ100年も生きてはいまい」
御厨  :「いや、特別な力を持ってるからには、不老不死かもしれないよ。
      1000年くらいは余裕かも」
門土井 :「でも、吉田は人だって言ってたし。先に死んじゃうと困るね」
神堂  :「そんときゃ、龍神様が次の彼氏を召還するんだろうさ」
吉田  :「なにー」
GM  :「おまえたちが地球の女神と話をしたいというなら、おそらく可能だろうと思う。
      破壊の三女神の力は地球の女神に繋がる力ゆえに」
御厨  :「それは恭子ちゃんが真実を知るということかな〜」
神堂  :「そろそろ状況把握はOKか? さて、どの道を選ぶか決めようぜー」
吉田  :「俺は地球の女神と話せるなら話をしたい」
神堂  :「議論の余地しかないのは事実なんだけどさ、これまで5億年続けてきて
      特に破綻してないシステムを停止しろって説得できる理由づけがあるかね」
御厨  :「もう飽きたわ、ってのでいいわよ〜」
門土井 :「微妙…」
吉田  :「かと言ってさ、殴ってどうこうなるモンでもないしな」
門土井 :「そっちの方が無理」
吉田  :「でも、俺、殴る以外のコト苦手だからさー」
神堂  :「少なくとも、代替案は出さないとただの感情論だしなぁ」
御厨  :「人間に丸投げの方が面白いわよ♪ 
      泳げない〜ってて泣いてる子でも、ドボンと海に落とせば泳げるようになるものでしょ」
神堂  :「それだと、溺れず生き残った者が海を嫌いになりそうだなぁ」
御厨  :「嫌いな食べ物でも、それしかなきゃ食べないと生きてけないものよ」
神堂  :「我慢して食っても、人はシイタケだけじゃ生きてゆけんのだよ」
吉田  :「そうなる前に他の食材も欲しいって言いに行くワケですよ」
御厨  :「ここでしゃべっててもしょうがないじゃない? 
      行動に移しちゃった方が早いと思います♪」
聖川  :「では行きますかね」
吉田  :「…ふと、今のこの世界を維持したいって人、そんなに多くないような気がしてきたよ、俺。
      ああ、いや、力のある人の中でって意味ね。
      龍神様なんかは俺らのことよく面倒みてくれてるけど」
GM  :「それが汎地球同盟の主旨ゆえ」
吉田  :「あの呂さんって黒い人も同盟つながり?」
GM  :「あやつの主君と我とが最初に同盟を結んだ」
吉田  :「ふーん。仲間がいるんだ? 
      まあ、そこらへんはわかったけど、実際問題、これからどうするかってーと…悩むよ。
      まあ、俺の生き方はあんまし変えなくていいみたいだけど」
GM  :「地球の女神に会いたいならば、日本へ帰るがいい。
      おまえたちの暮らすあの町こそ、地球の女神へと通じる道を秘めた土地である」
門土井 :「ああ、そういうことか」
御厨  :「じゃ、帰ろうか」
吉田  :「移動力ならこっちの方が上だしね――って、すっかり白雲は俺たちのもの扱いですが」
GM  :その前に。
     「おまえたちを中国へ呼んだのは、話をするためだけではない。
      魔界の王が地上に現われた。かつて、地球の女神への道が開けたことのある古戦場に。
      魔王はそこで、破壊の三女神のひとりの力を覚醒させようとしている。
      それが成功してしまえば、連鎖的に角田恭子も覚醒し、破壊のプロセスが開始される
      ことになるだろう」
神堂  :「初めて聞く話だぜ、それは」
GM  :聞かれなかったから〜
吉田  :「それは最優先で止めないと」
御厨  :クライマクスフェイズの予感がするわ。
     どうしよう、まだ侵蝕率50%いってないのに。
吉田  :「魔王を退けるのに協力してくれるんでしょう?」
GM  :「その場まで送り届けてやろう」
吉田  :「え? それだけっ?!」
御厨  :「なんかアイテムちょうだいよ〜」
門土井 :「敵についてわかっていること教えてださい」
吉田  :ぶっちゃけ、データとか! (笑)
GM  :「その魔王は、我の眷属の力を持ったものだ」
門土井 :「親戚?」
GM  :いや、ぶっちゃけ、ブラッドが「ビースト」と「デーモン」ってこと。
     「戦術的な助言をするならば――先に動け」
一同  :(爆笑)
吉田  :「魔王クラスの能力値の相手に無理すぎる」
GM  :いや、マジで先に動いた方がいいよ?
門土井 :誰かそんなエフェクトある?
御厨  :ある! セットアップでマイナー+メジャーができるけど、「要80%」なのよね〜
神堂  :遠いな(笑) 
     「まあ、移動だけなら全員、相手より先にさせてやれる。
      実は、オレは代々、組に伝わる忍術書を手に入れたんだ」
     今回から導入されたた『ハートレスメモリー』のバロールの追加エフェクトってやつ。
門土井 :「忍術書! なんで、ヤクザの家に」
神堂  :「それは秘密だ」
吉田  :「じゃあ、龍神様の協力はそれくらいとして――李鉄拐さんは助けてくれる?」
GM  :「もちろんじゃ。ワシは人間が好きだからの」
吉田  :「白雲は?」
GM  :「私は蒿理様のためでしたらなんでもいたします」
吉田  :蒿理って誰、というのはおいといて(笑)
GM  :清隴は困った顔をしています(笑)
吉田  :「清隴さんは協力してくれるのかなぁ。なんか弱そうだけど」
門土井 :タダ者じゃないですよ。水の中平気ですし。
吉田  :そうだった。
     「協力してくれますよね?」
神堂  :きっと、《応援》とかいう技能持ってて、皆の達成値を+1してくれたりすると見た。
GM  :「私は長江への入り口を守るという役目があるので、ご一緒できませんが、
      ご成功を祈っております」
御厨  :「《応援》来た〜♪」
吉田  :「じゃあ、白雲もここに残るの?」
GM  :「私の力はこの世界には強すぎますゆえ」
吉田  :それを言われちゃ反論できない! (爆)
     「じゃ、李鉄拐さん、よろしく」
GM  :まあ、ぶっちゃけ前回の探偵と一緒で、敵のデータは李鉄拐の援助の効果反映済みって
     ことで。なにか変わったりはしないよ。
     「雲霞のごとく押し寄せてくる敵の軍勢はワシに任せて先に行け」みたいな。
吉田  :「ありがとう。李鉄拐さん、あなたのことは忘れない!」(笑)
GM  :雷が乱舞し、川が氾濫し、山が隆起し――ってスゴい戦いが、背景で起きていると
     思ってください(笑)
聖川  :「龍神様に、ひとつだけお願いがあるんですが…」
門土井 :「縁結び?」
聖川  :「いやいやいや。
      今まであった真実を過去に遡って捩じ曲げる手段というものがあるのでしょうか?」
GM  :「ある」
聖川  :「それはどういった力ですか?」
GM  :「魔界の者がよく使う力だ。
      おまえの求めることを果たすべき手段はすでにおまえの手の中にある。
      時を逸しないように気をつけよ」
聖川  :「わかりました」
吉田  :「じゃあ、魔王とやらの処に行こう」