BeastBind generation of DoubleCross リプレイ 6 - ミドルフェイズ

   ミドルフェイズ01

GM  :秘密基地前に到着しました。
     途中で抜けると主張する人以外は、登場判定してください。
聖川  :「僕は、桜子をUGNに送ってから行くよ」
     ということで、まだ登場しない。
神堂  :「UGNなんかに行ったら拘束されんじゃないのか、二人とも」
門土井 :おれも、的場さんに電話したり、「サポートスタッフ」獲得したりしたいから、
     ちょっと遅れてくよ。
GM  :了解。では、残る3人が登場しています。
     秘密基地である御厨の家は――まあ、見た目は普通だよね。秘密基地だから。
御厨  :ドキドキ…
     「ママ〜、ただいま〜」
     玄関を開ける――が、開かない。
GM  :開きませんね。
吉田  :「またかよ」
御厨  :扉を叩く。ゴンゴン。
     「なにこの重い音」
GM  :ちなみに、足元もコンクリ張りになっているんですが、地下になにかありそうな気配。
     玄関の上にあった、チューブ状のものがヒュイインと曲がって、赤い光でキミたちを走査します。
御厨  :「ママ、早く開けて〜」
GM  :「あら、紅ちゃん。裏手に回ってちょうだい」とマイクから声。
吉田  :「やっぱり裏か」
御厨  :テポテポテポ…
     見慣れない車とか置いてないよね?
GM  :ないですよ。
     ただ、キミたちが歩いていくと、ただの庭に見えた地面がスライドして入り口がゴゴゴ…と。
     「ここから入って」
御厨  :「ママ〜。いくらかかったのよぉ」
GM  :入ってゆくとガレージになっていて、黄色ナンバーのガルウィングが。
御厨  :「ガルウィングは日本の交通事情に適さないってあれほど〜。
      しかもツーシーターって、どうするのよ。うちは3人家族でしょ〜」
GM  :ふたたび通路がピカピカ光って、キミたちを奥へ案内します。
     「おかえりー」と出迎えたお母さんは、すっかり戦隊モノ司令官ルックです。
吉田  :ピンクじゃないんだ?
御厨  :「知らない間にこんなにして〜。いったいいくらかかったのよ〜」
GM  :「えっと〜〜〜〜。
      おかえりなさい♪」
神堂  :「ああ…土産あったよな。渡せば」
御厨  :「ああそう、これ、中国のお土産。
      チャイナドレスとお茶とお菓子。お酒も一応」
GM  :「ありがとー。これいいお酒ね。高かったでしょう」
神堂  :「金銭感覚あったのか」
御厨  :「なら改造しないで欲しかったのに〜」
GM  :「あら、高くなかったわよ。セット価格でお得だったの」
御厨  :「…ご飯にしましょ」
GM  :「あ、その前に。あなたたちにお客さんが来てるわよ」
御厨  :「見たことある人?」
GM  :「ううん」
御厨  :「ママ、見たことない人はお客様じゃないわ。
      …とりあえず、お茶でも出しましょうかね」
吉田  :「ご馳走さまでした」
神堂  :「オレも遠慮しとく」
GM  :ダイニングに行くと、見知らぬ男がお茶飲んで待ってます。
吉田  :どんな感じの人ですか?
GM  :あまり特徴ないんだよね。普通の若い男だけど――
     (神堂に向かって)…どんな感じ?
神堂  :オレに聞かれても。オレの知り合い?
GM  :ぶっちゃけ、あんたの前キャラ。
神堂  :ゲフゲフ。…特徴ねーな。
御厨  :「こんにちわ〜。御厨紅子で〜す」
吉田  :「その友達です」
御厨  :「あなた誰ですか〜?」
GM  :「…ええと、どこから説明したらいいかな」
神堂  :「名乗れよ」
GM  :「宋紅蓮(そう こうれん)だ」
御厨  :あたしのペンダントは相手のこと知ってそうなんだけど、あたしは知らない〜
     外見、いくつくらい?
吉田  :二十歳くらいだったはず。
     「どういう客かな?」
御厨  :「知らない。あたしの好みじゃないもん」
GM  :「黎琅(れいろう)君の使いで来た」
吉田  :「蕾陸(れいるー)君?」
GM  :「あー、その名では伝わってないか」
神堂  :「探偵の系列かい」
GM  :「まあ、そういうことだ」
吉田  :「あんたも探偵?」
GM  :「いや、そっちじゃなくて。これでわかるか?」と懐から黒猫を出します。羽の生えたやつね。
御厨  :「ににににに〜」
     猫をつんつくつんくつ♪
GM  :「にゃ〜」
吉田  :「俺の血は美味しくないぞ。こういうときは女の子の方が――」
GM  :カプ 
     「にゃあ♪」
吉田  :「うぐう…」
神堂  :「猫が満足したところで、用件を聞こうか」
吉田  :「あんたも吸血鬼か」
GM  :「そうだ。あんたたちに伝えるべきことが3つある」
神堂  :「いい話と、とてもいい話と、すごくいい話だな」
GM  :「あまり良くない話と、悪い話と、最悪の話だ」
吉田  :「どれも聞きたくないな」(笑)
御厨  :「あまり良くない話から順番に聞くわ〜」
GM  :「では、最初の話は、おまえたちに直接、関係ないことに聞こえるかもしれないが――
      西東市の設計責任者が、ストレンジャーズに拉致された」
吉田  :「龍脈が関係してるのかな、やっぱり」
GM  :「悪い話というのは、UGNとFHが、ストレンジャーズに同時襲撃された、というものだ」
聖川  :その場にいないのでノーコメントです。
門土井 :同じく、そこそにいないので知らなーい。
吉田  :俺は「大変だなー」くらいな反応。
GM  :「襲撃時に、それぞれの組織が管理していた、ジャームたちが、ストレンジャーズに
      連れ去られた」
吉田  :「それは大変!!」
御厨  :「ジャームさん、いらっしゃ〜い」
吉田  :「それが、最悪の情報ってヤツですね」(←棒読み)
GM  :「最悪の話はこれからだ」
吉田  :「だと思いました」
GM  :「才木彩が、地球の中心に向かった」
吉田  :「なんで?」
GM  :「おそらくは、地球の中心で、何かをすることによって、単独でも“浄化”を発動させる
      方法を見つけたのだろう」
吉田  :「そんな。話が違う」(←棒読み)
御厨  :「その地球の中心って、どこなの?」
GM  :「それが俺がここに来た理由だ。
      俺は、これまで何度か地球の中心に行ったことがある。
      おまえたちの手助けができるだろう――が、地球の中心へ向かう道がどこに開かれているかは
      まだわかっていない」
御厨  :「前回の道は使えないの?」
GM  :「あれは地球の守護者の交替の時だったから状況が違った。
      今回は、この街のどこかに道がある。設計責任者ならば知っていたはずなんだが」
神堂  :「失踪事件が、そうつながると」
GM  :「設計責任者が拉致される直前に、FHと交信した記録が残っていた。
      その盗聴記録がここにある」と、レコーダーのスイッチを押して再生します。
門土井 :「ヤツだ…ヤツが来る…!!」
神堂  :「…なお、このレコーダーは30秒後に自動消滅します」
GM  :そんなんじゃないから(笑) 
     盗聴器に拾えているのは室内の音だけで、会話している相手の声は録音されていません。
     「…私はこの街を離れる。危険が迫っているからな。
      …大丈夫。この家に手がかりのキューブを残しておくから。解読して…
      ああ、ここか? 私のセイフハウスのひとつ――
      な、なんだ、君たちは…誰…」 ガチャン。
御厨  :「肝心なところで〜♪」
神堂  :「まあ、為すべきことは見えたな。セイフハウスを探せ、キューブを探せ、だ。
      設計者はもうストレンジャーズに拉致されて、口を割って、それで才木彩が地球の中心に
      向かってるんで、救出は考えなくてよし」
吉田  :「まあなあ…才木彩の対処が先だ」
神堂  :「とりあえず、ここまでの情報を残りふたりに流しておこうか」
御厨  :「じゃあメールするね」
GM  :しましたが、送信エラーになりました。
     御厨母いわく「そうそう、最近、電波妨害がひどくって困るのよー」
神堂  :「あんたがこんな基地建てたからじゃないのか?」(笑)
GM  :「電波塔を建てようかと思ったんだけど、まだやってないのよー」
神堂  :「新しい情報がこれで出そろったなら、そろそろ動こう。
      とりあえず、オレは門土井に事情を説明しに行く。吉田は聖川に頼む」
吉田  :「恭子はここで預かってもらっていいかな」
御厨  :「まだ気絶したままなのね? いいわよ」
     勝手に出てゆけない部屋に寝かせておくね。
GM  :では、ここでシーンを切ります。


   ミドルフェイズ02

GM  :じゃ、UGNからやろうか。シーンプレイヤーは聖川。
     他の人は、いつ登場してもいいです。
聖川  :侵蝕率ガッツリ上がったな。
GM  :皆と別れた後、聖川は何処へ行ったのかな。
聖川  :UGN西東市支部へ。
GM  :支部に出入りしている顔ぶれですが、本部からの応援が多いようですね。
     角田恭子を連れて逃げた聖川に代わる支部長もすでに来ているんじゃないかな。
聖川  :「このまま入っていくとマズいな」
     利助――の飼い主と、小日向に連絡を取ります。
     「付き合いの長い彼らなら、事情を話せば手助けしてくれるはず」
GM  :携帯で電話しようとすると、アンテナが立っていません。つながらないです。
聖川  :「これは困った。どうしたものか…」
     ヒマワリの種をそこ辺に撒いて、利助を…(笑)
GM  :《ドクタードリトル》で判定。目標値7。
聖川  :「余裕だね♪」
吉田  :そこに登場します。
     「先生…なんでアスファルトに種まいてんですか」
聖川  :「電波障害が起きてるから」
吉田  :「はあ」
聖川  :「信頼できる部下と連絡がとりたくってだね」
吉田  :「はあ」
GM  :「チッチッ」
     リスがヒマワリの種を追いかけて登場しました。
聖川  :「来た!」
吉田  :「信頼できる部下――どう見てもリスじゃないですか、先生」
GM  :「カリカリカリカリカリ」
聖川  :「信頼できる部下――おまえの飼い主をこっそり呼んできてくれないかな」
GM  :「わかったわかった」
     リスは立ち去りました。
聖川  :「ほら、優秀だろう」
吉田  :「はぁん…でもリスですよね?」
GM  :5分後に、路地の奥のブロック塀の隙間から、利助の飼い主師がヒョイと出て来ますよ。
     ちなみに名前、なんだっけ?
聖川  :利助の飼い主…としか覚えてないです(笑)
神堂  :ネットつないで人物リスト見ろ。載せたはずだが、オレも名前は覚えてない(笑)
GM  :ああ、工藤でした。工藤樹。そいつが出てきました。
     「利助に呼ばれてきたんだけど、なぁに? 支部長」
聖川  :「おまえ、そんなとこから」
GM  :「コッソリって言うからさ。
      あ、初めまして。工藤です」
吉田  :「吉田です。キミは――先生の部下?」
GM  :「あ、桜子ちゃんだ♪」
聖川  :「工藤。支部内の様子はどうなってるか教えてくれないか?」
GM  :「もー大変だよ。本部の人たちが顔をきかせて…カオ? かおかお?」
吉田  :「幅をきかせて、ですね」
GM  :「ああ、それそれそれ」
聖川  :「おまえ、高校生のはずじゃ。
      しかし、そんな状態じやあ、桜子を預けてしまうのは問題だな」
GM  :「桜子ちゃん、脱走しちゃった身だしネ。誰の手引きだったんだろうね」
吉田  :「兄さんですよ」
GM  :その辺の事実は書き変わっているので、工藤は「兄さんって誰?」と。
聖川  :「…もう済んだコトだ。気にしない」(←虚勢)
吉田  :「聖川兄さん」
聖川  :「いきなり何を言うんだ、吉田?!」
     ああ、利助にはヒマワリの種をやっておこう。
GM  :「袋ごとくれくれ」
聖川  :「優秀なリスだ」
GM  :「まあ、とにかく、桜子ちゃんも現時点、お尋ね者だよね」
聖川  :「じゃあ、やはり秘密基地に行くしかないのか…」
GM  :「秘密基地ってナニナニナニナニ?」
吉田  :「裏山に作ったヤツだよ」
GM  :「ホントー?!」
聖川  :「ふう…本部のことは忘れてたよ」
吉田  :「先生、その中枢評議会(アクシズ)の人たちとは手を組めないんですか?」
聖川  :「あまり…ね」
GM  :「アクシズと手を組むなら、恭子ちゃんを差し出さないとダメだね」
聖川  :「ほら。それは出来ないだろう?」
吉田  :「先生の奥さんならともかく、恭子はダメですよ」
聖川  :「おまえー」
御厨  :空気読めない男ね♪
GM  :「ボクら、角田恭子を見つけたら、サクッと殺っちゃいなさいって言われてるんだよ。
      そのアクシズの偉い人に」
吉田  :今、爪が出かかりましたが。
聖川  :「工藤。そんなことを言っちゃダメだよ。
      ところで、アクシズの動きをもう少し教えてくれないか?」
GM  :ざっと説明すると、西東支部はアクシズの直轄管理下におかれています。
     ただ、UGN日本のトップである霧谷もまた西東市内のホテルに留まっているので、
     ちょっとイレギュラーな状態です。
     霧谷はアクシズの動きに異論は唱えていませんが、まあ、独自に何かしてるんでしょう。
聖川  :帰らないだけであからさまだよね。
吉田  :「アクシズと霧谷。どっちが実力あるんですか?」
聖川  :「本来はUGN日本も評議会の下にあるワケだけど、どうも下から見ると霧谷さんってのは
      命令系統が違う感じでね」
吉田  :「先生、その霧谷って人に頼ることはできないんですか?」
聖川  :「連絡とれるかな…」
吉田  :「市内にいるなら会いに行けばいいじゃないですか。行きましょう」
GM  :「行こう行こう」
聖川  :「工藤も来るのか? そんなに長く支部をあけて大丈夫か?」
GM  :「んー、じゃあ、帰る。代わりに利助を連れてって」
聖川  :「わかった。連絡用にな。
      さて、桜子を連れ回すのもナンなので、先に秘密基地に寄って、桜子を預かってもらってから、
      霧谷さんに会いにいこう」
GM  :了解です。では、シーンを切ります。


   ミドルフェイズ03

GM  :では、門土井。
門土井 :的場さんに連絡を取ろうと思ったんだけど――
GM  :電波が立ってないよ♪
門土井 :自宅に帰るけど。
GM  :<交渉>で目標値8の判定をしてごらん。
門土井 :社会は4あるからね♪ 成功です。
GM  :ガチャ――「なんだ、門土井か」
門土井 :「的場さん、いたんですか。ただいま戻りました」と、後は山であったことまでいろいろ報告。
GM  :「ご苦労だった」
門土井 :「で、この電波妨害は?」
GM  :「2日ほど前からだ。西東市一帯だけの現象らしい。
      噂では、ストレンジャーズのヤツらが何かしたらしい」
門土井 :まだ情報は聞いてないので♪ 
     素直に「ストレンジャーズが何かしたんですか」と聞くよ(笑)
GM  :一瞬の沈黙を挟んだ後、的場は「そうだな…おまえには伝えておかなくてはならいな」と
     切り出します。
     「ストレンジャーズは我々の基地を襲撃した」
門土井 :「何のために?!」
GM  :「同時にUGN支部も襲われたらしい」
門土井 :「ま、それはいいや」(笑)
御厨  :あっさり〜
門土井 :「しかし、ストレンジャーズは何のために?」
GM  :「ヤツらの目的はジャームだ。
      我々やUGNが捕獲していたジャームをほぼ根こそぎ、連れ去っていった」
御厨  :門土井のお母さんは〜?
門土井 :ボクのお母さんはジャーム化なんてしてないですよー、やだなー、ははははは。
聖川  :現実を見ていない…
門土井 :い…一応、聞きます。
     「それって…」
GM  :今度は2秒の沈黙を挟んで。
     「おまえの母も…連れて行かれた」
門土井 :「母さんは病院で寝てただけなのに!!」
御厨  :タイタスね〜
門土井 :いやもう、最初からタイタスだから(笑)
     「一体、何処へ」
GM  :「才木彩というヤツの手引きであることは確かだ」
門土井 :「あいつが…っ。で、FHは何の手も打たないんですか?」
GM  :「襲撃の痛手からまだ立ち直っていない」
門土井 :「そこまでボコボコに?」
GM  :「才木彩はジャームを完全に操ることができたからな」
門土井 :「むー」
神堂  :じゃ、そろそろ登場する。なんで門土井の家を知ってるんだか謎だが。
     「よ、的場もいるなら話が早い」ここまでの情報を話す。
     「才木彩を阻止するために、こっちが今、欲しいのは、FHなら知っているだろう
      設計者のセイフハウスの場所の情報だ」
GM  :<情報:FH>または<情報:西東市>で判定してください。
門土井 :ダイスを増やすために「サポートスタッフ」が欲しいです。
GM  :「よし、おまえに部下をつける。自由に使え」
     門土井は「サポートスタッフ」をゲットしました。
御厨  :スタッフ〜、スタッフ〜♪
門土井 :これで、あらゆる情報判定にダイスボーナス2個がつきます。
     おお、クリティカルした。
御厨  :スタッフ〜、スタッフ〜♪ 優秀なのね。
GM  :では、これを。(地図を提示)
     設計者のセイフハウス・別邸の類は市内に四カ所。この赤い点です。
     「もっと手がかりがあれば絞り込めるんだろうが…」
御厨  :噂話とかかしらね。まあ、あたしはそこに登場してないから判定はできないけど。
神堂  :全員で集まって、情報収集をしようか。
門土井 :「よし、母さんを取り戻すために頑張るぞ」――あれ?
神堂  :「そういや、都築京香はどうしてるんだい? 的場さん」
GM  :「セントラルドグマが進出してきた時点で、手を引いたように見せかけて、実は市内に残って
      修正プランとやらを練ってるらしいぞ。何を考えているかまでは知らないが」
神堂  :霧谷と同じホテルで密談してたら楽しいな。
     「門土井、秘密基地に戻ろうと思うが、いいか」
門土井 :目的のことはできたんで、いいですよ。
GM  :では、シーンを再び、秘密基地に戻します。


   ミドルフェイズ04

御厨  :皆が来る前に、情報集めておこう。<噂話>ね。
     ガンバレあたし♪ 達成値9
GM  :西東市の電波障害のことはすごい噂になってます。
御厨  :そっちじゃなくて、設計者の誘拐の方を知りたいのよ。
     「ママ、何か聞いてない?」
GM  :「あたしの噂話能力をナメんじゃないわよ」
     ――と思ったけど、あまり能力値高く設定してなかった。
御厨  :「ママは人の話なんか気にしないもんね〜」
GM  :――あ、クリティカル♪ 達成値16だ。
     「ちょっと前に、西東市で演習やるとかで、軍人さんがたくさん来てたわね。
      港から上陸して、線路沿いに行軍してったとか」
神堂  :なんの演習だ、それ。
GM  :揚陸急襲。
神堂  :専守防衛の精神は!
吉田  :奪還訓練ですよ♪
御厨  :「それに紛れて攫われたのかな?」
GM  :日付的にはあいますね。
門土井 :そろそろ合流しようか。
御厨  :「そろそろ皆が戻って来そうだから、ご飯作っておきましょう」
門土井 :誰も止める人がいないよ!
聖川  :やる気満々だよ…
GM  :では、聖川と門土井も宋に会って、全員がここまでの情報を共有しました。
御厨  :「演習が線路沿いに行われたとすると、セーフハウス一カ所は外れるのよね。
      ただ、演習が陽動だったっていう可能性はあるんだけどね」
吉田  :「三カ所当たってみて設計者がいなければ、最後の一カ所にも行くだろうしなぁ」
聖川  :<情報:軍事>で判定してもいい?
神堂  :ストレンジャーズがやったとなると、わざわざ外部の手は借りてないと思うんだよね。
     なんのための特殊部隊かっていう。
     むしろ、電話の通信記録とかから探った方がいいかな。
GM  :まあ、それぞれ、使いたいと思う技能やコネを言ってごらん。
吉田  :俺は<噂好きの友人>のコネで判定してみよう――
     「なあ、御厨。なんか思い出さない?」
御厨  :「なんであたしなのよ〜」
吉田  :お、クリティカルした――またクリティカル!! なんと達成値30!
GM  :細部まで思い出しました(笑)
御厨  :「そういえばそういえば」
GM  :さっきの録音を思い出す。
     設計者の声の後ろに、かすかに電車の音が入っていなかったかと。ガタンゴトン…ガタンゴトン。
御厨  :「スタジオの機材で分析よ〜」
GM  :<知覚>目標値12で判定。
     その前に<機械操作>目標値8に成功したら、差分だけ目標値が下がります。
神堂  :<機械操作>…そんなもの、初期技能で持ってるんだ何故か! 
     使うことはあるまいと思っていたのに(笑) 
     おまけに【精神】8なのでダイスがいっぱい振れるぜ。達成値16。
GM  :12−(16−8)で、<知覚>目標値4に変更です。<知覚>は誰が振ってもいいです。
御厨  :ダイス1個しか振れないけど、クリティカルしたよ♪
門土井 :駅名アナウンスまで聞き取れたらしい。
GM  :「次は空港前」
吉田  :「次は」となると、駅を出たところかな。
神堂  :まあ、それは実際に電車に乗って確認できるわけで。これで絞り込めたな。
御厨  :「スゴイスゴイ。あたし、すごいこと思い出したのね♪ 
      スタジオの機械も高性能だったわ。
      ところで、これいくらしたの、ママ?」
GM  :「いーのいーの」
御厨  :「あ、値札発見」
門土井 :輸入品で、円じゃないとか。
神堂  :「ともあれ、このセーフハウスに行ってみよう」
吉田  :「キューブというのが何だかまだわからないけど」
門土井 :「それは<情報:FH>で調べてみるよ」 達成値9です。
GM  :教授の愛車はCUBEではないもよう(笑)
聖川  :それだけかー
神堂  :「まあ、とくかく現場に行こう。全員で行く?」
門土井 :「おれが残って恭子ちゃんを見ててもいいよ!」
御厨  :「門土井ちゃんは問答無用で同行ね」
吉田  :「俺が残るよ」
聖川  :「じゃあ、桜子と利助も置いてくのでよろしく」
GM  :宋もお茶してるそうです。
吉田  :会話が弾みません。
GM  :李じいさんがいるから大丈夫。
御厨  :ま、吉田君なら敵が来ても大丈夫ね。
GM  :では、白雲の豆腐屋ワゴンで――
門土井 :リクエスト出していい? 
吉田  :縁起かつぎでCUBEで行こうよ。
GM  :では、CUBEになりました。


   ミドルフェイズ05

GM  :白雲CUBEに乗って、セーフハウスまでやって来ました。
     見たところ、普通の一軒家です。
神堂  :鍵は開いてる?
GM  :開いてません。
聖川  :「ここは御厨の出番だろう」
御厨  :「やっちゃいます〜?」
門土井 :「その前に、侵入の形跡とか見ようよ」
GM  :<感知>です。
門土井 :9が出た。
GM  :数日ほど前に、大勢の人間がここを通過していますね。
     現在、家の中に人の気配はなく、戸締まりもされています。
御厨  :「ということは、仕方ないな〜♪」
神堂  :「嬉しそうなんだけど」
御厨  :「あたしは犯罪者にはなりたくないの。まっとうな人生を生きるんだ〜」ということで、
     《鍵要らずの歩み》使います。ウニョニョン
     「こんな鍵、ちょろいちょろい」
GM  :ちょろいです。開きました。
御厨  :「いらっしゃいませ〜」
GM  :室内には土足の跡が。探索するなら<知覚>です。
御厨  :「やることなさそうだわ」
聖川  :30だよ♪
GM  :では、このようなものを発見しました。
     いわゆるルービックキューブみたいな立方体と、メモが1枚。
     「これは、特定の順番でボタンを押すと開くようになっている」
聖川  :「秘密の小箱?」
御厨  :誰か止めないと、あたしは適当に押すよ。
聖川  :止めます。
吉田  :俺も登場して、謎解きに協力しましょう。

――おやつを挟んで謎ときタイム――

GM  :それで正解です。お疲れ様。
吉田  :ふー。クライマックス終了。
GM  :GMとしてもそんな感じです(笑)
聖川  :後はエクストラ・ステージですか。
GM  :…というワケにもいかないよね。
     箱がスライドして、中の空間からメモが1枚出てきます。
聖川  :「これを読む者が、正しく人類を覚醒させる者であることを願う。
      中央公園の大噴水。その地下こそ、星の深部へ至る道。
      まずは白き獣を探れ。その後は、相生ずるものが導くだろう」
吉田  :「謎といたのに、また謎なんですが」
神堂  :「白き獣――フクちゃんだ!!」
門土井 :「白玉さんか♪」
聖川  :「ああ、それしか考えられない」
GM  :(おひおひ)
吉田  :「よし、学校へ行って、白玉さんを探そう」
神堂  :「先生、《ドクタードリトル》で探してくださいよ」
門土井 :「それより、学校の白玉さん係がここに!」
御厨  :「猫缶を買って行くわ」
神堂  :「オレは先に中央公園に行ってるぞ」
吉田  :俺も侵蝕値が心配なので、学校はパス。


   ミドルフェイズ06

GM  :学校です。白玉さんを呼ぶなら、御厨は<交渉>判定してね。
御厨  :え〜。あ。【社会】低いくせに、<交渉>2レベルも持っててビックリだわ。
     実生活の中で身につけた技能なのね。達成値は8です。
GM  :猫缶もって学校で呼ぶと、白玉さんが来ましたよ。
     「な〜ん」
御厨  :猫缶やりつつ「白玉さん、道案内して」
GM  :キョトン。
御厨  :「地球の中心までの道、白玉さんが知ってるんでしょ。
      案内してくれたら、高級猫缶20缶買ってくるから、お願い」
GM  :「にゃ〜にゃ〜」
聖川  :侵蝕値がキツいけど、僕が登場して通訳しましょう。
GM  :「知ってたら教えてあげるけど、知らないヨ」
御厨  :「え〜、知らないの? 中央公園の噴水のとこらしいんだけど」
聖川  :「とりあえず、公園まで連れて行こうか」
GM  :「噴水の回りというと…4っつの像はもう調べた?」
聖川  :「それはまだ見てない」
      とりあえず、白玉さんをつれて中央公園にいく。
GM  :シーンは…まあ、切らなくていいや。
     今から登場する人が合流した扱いにするね。
吉田  :「あ、白玉さんだ。先生、何かわかりましたか」
聖川  :放してどうするか見てみよう。
GM  :白玉さんは、公園の案内板を引っ掻きます。
門土井 :「何か教えようとしてるよ」
GM  :(地図を差し出す) 案内板の写しだと思いねぇ。
門土井 :この☆が像かな?
聖川  :4つあるね。「白猫の像」「亀の子像」「水吹き魚の像」「三羽の雀像」と書いてあるよ。
吉田  :「いわゆる“四神相応”的なことを言いたそうですね」
門土井 :「ずいぶんと小型化されてますが」(笑)
御厨  :「白猫の像のとこに何かあるのかな、白玉さん」
吉田  :「これをどうするのかな、白玉さん」と言いつつ、白猫の像を撫でてみます。
GM  :<感知>をどうぞ。
吉田  :おお、19です。
GM  :像の前足が動きます。
門土井 :こう? こう?
GM  :カチリと音がしました。
吉田  :「白い獣ってコレかよー。白玉さん、帰っていいよ」(笑)
門土井 :「帰らなくていいよー。癒されるから」
吉田  :「えー」
門土井 :噴水に変化はある?
GM  :見たところ、ないですよ。
御厨  :「他の像も動きそうね♪ 次はどこ行く? 時計回り?」
吉田  :「だとすると玄武ですね」
GM  :<知覚>判定をどうぞ。
神堂  :19とか出たよ。
GM  :よく見ると、猫の像から白い光が伸びてきて、亀の像に当たっています。
門土井 :「順番はあってたんだ」
GM  :そして、いろいろ探ると、亀の尻尾が動きます。
神堂  :「亀だか蛇だかわからんがな」
吉田  :「次は東だな。魚的な像があったはず」
御厨  :<感知>はなんとクリティカル! 12だけどね。
GM  :亀の像から黒い光が――
神堂  :黒い光? 見えるのか、それ。
GM  :まあ、それが伸びてて、魚のヒレを動かすとガチャンと音がしました。
吉田  :「次はスズメだ」
GM  :雀の像を探ると――
門土井 :首がモゲる?
GM  :モゲないですよ。一羽の雀がクルリと回転します。
門土井 :赤い光はどっちに伸びてく? 中央の噴水に行ってみよう。
GM  :中央の噴水の像は「小便小僧」です。
吉田  :何か変化は?
GM  :普通に水出してますが。
門土井 :「あれを動かすには噴水池にジャバジャバ入らないとだね」
御厨  :「水もしたたるのはいい男の仕事と決まっているのよ♪」
吉田  :「えー、仕方ないな。俺がやりますよ」<知覚>ないけど
聖川  :「僕が行きますよ」
GM  :像を調べると、傾くことがわかります。
     で、傾けると、像の乗っていた台座の扉が開きました。
吉田  :「これで…地球の中心に行けるのかな。行こうか」
御厨  :「ちなみに、恭子ちゃんは置いてくの?」
吉田  :「意識ないから、担いで行くのもなぁ」
門土井 :「おれは連れてった方がいいと思うよ♪」
神堂  :心配するな。シナリオ上、必要だったら、気づいたら一番後ろについてきてる筈だ!
門土井 :だよね。「じゃあ、中に入る前に、おれは公衆電話探してくるね」
神堂  :「また的場コールか」
吉田  :「マメだなあ」
門土井 :「いってきます」
GM  :「ああ、行ってこい。気をつけろよ」
御厨  :あたしも家に電話しとこう。
     「ママ、これから、ちょっと地球の裏側――じゃないけど、行ってきます」
GM  :「あら、行ってらっしゃい」
御厨  :「留守の間、無駄遣いしちゃダメよ――」
GM  :「案内人さんを置いてっちゃっていいの?」
御厨  :「あ! …案内人さんに、ここに来るように伝えてちょうだい」
     すっかり忘れてたわ。
吉田  :「俺も俺も」
GM  :「今、どこに居るの?」
御厨  :「中央公園よ――」
     …って、あ! 宋さんのPLがこの人なら、方向音痴に決まってるじゃないか。
     一人でここまで来られないよ! (爆)
GM  :まったくだ。
御厨  :「おじさんでも李じいさんでもいいから、送らせてよ」
GM  :「わかったわ。
      それと、恭子ちゃんが一緒に行くとか言ってるけど」
吉田  :「なにっ」
御厨  :「ちょっと吉田クンに電話代わるね」
吉田  :「あ…う。吉田です」
GM  :「まあ、吉田君。うちの事務所に来る気になった?」
門土井 :「話が違うよ!」
御厨  :「ママは話が長いのよ」
吉田  :「俺はもっと安定した仕事につきたいんですが」
GM  :「大丈夫よ。ギャラはちゃんと――あ、恭子ちゃんが話をしたいって」
     電話の相手が代わりました。
     「マコちゃん?」
吉田  :「元気になったか?」
GM  :「頭が痛いの…でも、なんか行かなきゃいけない気がするの…」
吉田  :「…わかった。今、白雲号が迎えに行くから、それに乗って中央公園においで」
     こっちが迎えに行くと、シーンが変わって、侵蝕値がヤバいからな(笑)
GM  :「わかった…がんばって行く」
吉田  :「辛いなら無理しなくてもいいと思うぞ…」
GM  :「でも…呼ばれてる気がするの」
吉田  :「だ、誰に?」
GM  :「わかんない…手が熱いの…」
吉田  :「あの…すぐ、おいで」
GM  :「すぐ行く」
吉田  :「大丈夫だから」
GM  :「うん」――カチャン
吉田  :「皆さん、すみません。恭子も来ることになっちゃいました」
門土井 :「いやぁ、来なきゃダメだよね」
吉田  :「なんで」
門土井 :「ちゃんと話をつけて終わらないと――だから」
吉田  :「白々しいなあ…でも、まだ真相を何もしゃべってないんだけど。
      だって、日本に帰ってきたらすぐ倒れちゃったし」
GM  :では、角田恭子を待っている間になんですが、噴水の水が青くなりました。
御厨  :青い?
GM  :もう忘れてるかもしれないけど、吉田にまだくっついてるナマズがピチッと跳ねるよ。
     「来た!」
吉田  :「何がっ?!」
GM  :「龍神様っ」
吉田  :「なんでここに…」
門土井 :「すべての水はつながっているからさ」
GM  :池の中から、掌サイズの龍神が出て来ます。
     「扉が開いたようだな」と、声だけは渋いままで。
吉田  :「これから地球の中心へ行きます」
GM  :「こちらで預かっている者が、一緒に行きたがっている」
神堂  :「兄貴?」
GM  :葉月ですよ! 兄ぃは別に行きたがってないって(笑)
     池がコポコポと泡立って、中から葉月が出て来ます。
     「大きな試練――地球の危機が身に迫っています。ご一緒させていただいてよろしいですか」
門土井 :「来てもらいわないと困るよ」くらいな。
吉田  :「地球の危機…いろいろ挫けそうだけど――
      とりあえず、俺が死ななければ恭子は大丈夫なはずだ。
      吸血鬼の頭領――呂さんがそう言ってたからな、深く考えるのは止めておこう」
GM  :そこに、白雲に乗って、角田恭子と宋紅蓮が到着します。
     宋は、葉月を見て「増えたな。三女神のひとりか」と呟いてます。
神堂  :「これ以上は増えないな。よし、行こう」
御厨  :「宋さんは道案内だから、先に歩いてね」(←トラップよけ)


   ミドルフェイズ07

GM  :全員登場です。
     キミたちは“地球の中心”に向かって、歩いています。
吉田  :あの…GM。俺ですね、恭子にまだ何も話さないまま、ここに連れて来ちゃってるんですが…
GM  :そうだね。キミが希望するなら、ここで二人だけのシーンを挿入しましょう。
吉田  :是非。
GM  :では、他の人は登場不可になりました。
     皆の後ろの方をキミと恭子が歩いているシーンです。
吉田  :「恭子」と呼びかけます。
     「ちょっと話があるんだけど、いいかな」
GM  :「いいよ」
吉田  :「俺たちの力のことなんだけどさ」
GM  :「今、ここにいるのもその為なのよね?」
吉田  :「ああ――」と言って、恭子の手を握ります。
GM  :「マコちゃんの手、暖かい」
吉田  :う、我ながら恥ずかしい。
聖川  :ノリノリです。
吉田  :「今まではっきり言わなかったけど、恭子の力は本当に特別らしいんだ」
GM  :「そうなの?」
吉田  :うなずきます。
GM  :「どうして、そんな力を私が持っちゃったのかな?」
吉田  :「それは俺もわからないよ。才能といえば才能だし。
      で、先生が言ってたんだけど、その力はとても危険らしい」
GM  :「そうなんだ?」
吉田  :「恭子が想像している以上に危険なんだよ」
GM  :「そうなの? そうなのかもね」
吉田  :「わかるのか?」
GM  :「なんとなく…ね。私の中から声がするの」
吉田  :「声?」
GM  :「“今の世界を真っ白にしなさい”って」
吉田  :「…恭子はどう思うんだい? この世界をまっさらにしたい?」
GM  :「ううん、したくないよ」
吉田  :「そうだよな。そりゃそうだよな」
GM  :「まっさらになっちゃったりしたら、マコちゃんと一緒に学校行けなくなっちゃうし」
吉田  :「…うん。安心したよ。恭子がそう考えてるなら大丈夫だよ。
      それでも強い力が恭子をどうにかしようとしたら、俺がなんとかするからさ」
御厨  :もう一押しだー♪
吉田  :「心配しなくていいからな」と肩を抱いてみたりだな。
GM  :そうすると恭子は、吉田の肩に頭をのせてみたりだな。
吉田  :そのまま頭を撫でてみたりだな。
GM  :その横を白雲が脇目もふらずに通り過ぎたりだな。
吉田  :ぐおー
     「何も心配いらないよ」と頬を寄せたりしてだな。
GM  :すると、向こうの頬っぺたも近づいてきたりしてだな。
     「マコちゃん。信じてる。ちゃんと私を守って」
吉田  :「あたりまえだろ。絶対離さないよ」と頭をもう一度、撫でます。
GM  :「そうだね。マコちゃんはずっと私の側にいてくれた。
      川に飛び込んで靴を拾ってくれた、あの日からずっと――」
吉田  :「覚えてたの?」
GM  :「ん…そんな気がしただけ」
吉田  :「そっか。ははは」
御厨  :ああ〜ん。流れが変わっちゃった〜
聖川  :あーあ。
吉田  :いや、違うんですよ。まだクライマックス前ですからね!
     自分でハードル高くしてる気もしますか。
神堂  :死にフラグたてなかっただけでもよしとしとこう(笑)
吉田  :じゃあ、シーン切ってもらっていいです。とりあえず、説明はした。


   ミドルフェイズ08

GM  :他にシーンたてたい人がいるんじゃなきゃ、話を進めます。全員登場。
     キミたちは「地球の歴史」を横目に見ながら、歩いています。
     周囲の風景はどんどん遡っていきます。
     人類の曙も通り過ぎ、やがて、目の前に巨大な裂け目が現われます。
     「ここを越えると、地球の中心につく」と案内役が言っています。
     「おまえたちにどのように見えているかは知らないが、道は続いている。
      だが、自分が自分であるという確固たる意志を持ち続けない限り、この先へ進むことはできない」
吉田  :「つまり、このまま歩いて行けってこと?」
GM  :「この先へ進んで、何が起きるかは、それぞれの資質によって変化すると思う。
      ある者は人との繋がりによって、ある者は裡なる力によって自分を保とうとするだろう」
門土井 :ここでPC間ロイスがないのは非常にマズい気がします。
GM  :ふふー
吉田  :いつでも取得できると思って、そのままにしてたよ。
GM  :ルール的に、ここのクリア条件を言いますと、
     1) <ロイスの数>D10します。(侵蝕率ボーナス分も加算可)
御厨  :まだ、ダイスボーナスつくほど侵蝕値、上がってないわ〜
聖川  :羨ましい!
御厨  :あ、かろうじて+1ついてた。
吉田  :かろうじて、ですか。侵蝕値低くていいなー
GM  :2) 振ったダイスの出目をすべて合計します。(クリティカルはしません)
     3) それが30を越えていればクリア。
     4) 失敗した場合、侵蝕率+1D10の後に、再度判定可能です。
吉田  :まあ、ロイス全部とれば、後は平均的な目が出れば大丈夫かな。
聖川  :とりあえず、ロイスを結ぼう。
門土井 :吉田に「親友」でとろう。
吉田  :俺も30分くらい前に門土井と「親友」になった気がする。
門土井 :もうちょっと前から友達じゃねぇの?
吉田  :じゃあ、40分くらい前か?
御厨  :1時間にしてあげなよ〜
神堂  :リドルが我らを結びつけた感じ(笑)
御厨  :あたしも吉田クンに相変わらずの「連帯感」で。妙な連帯感。
門土井 :Dロイスが意外と重いな。
御厨  :5D10で30目標か〜。
     保険のために、神堂さんにもロイスとっておこう。
吉田  :クライマックスの戦闘でタイタスにすることを考えると、ロイス枠全部埋めるのも
     心配なんだよな。
神堂  :オレは紅蓮にでもとってやるか。
吉田  :ああ、白雲に取るのもいいね。
GM  :恭子と葉月は、白雲が収納して連れてくそうです。カパ
吉田  :《胸の引き出し》か。
門土井 :白雲もろとも奈落に落ちないようにねー
GM  :じゃあ、判定してください。
吉田  :お、10がふたつも出てるよ。楽勝♪
聖川  :ダメダメじゃん。21しかない。
神堂  :オレも出目悪〜。失敗
御厨  :35よ〜ん
門土井 :落ちた。15…って…
吉田  :振り向いたら御厨しかいなかった(笑)
GM  :失敗した人は侵蝕値1D10増やして、再チャレンジしてねー
神堂  :「お嬢のとこに行くんじゃー」 
     今度は大丈夫。
聖川  :僕も出た出た。
門土井 :40超えた…
GM  :裂け目を越えた先には、一面、青の世界が広がっています。
     海の青とも、空の青とも違う――もちろん、デジタルな青でもありません。
     案内人が「あそこに地球の女神がいる」と指し示す先を見れば、(「新約・魔獣の絆」の
     ルールブックの表紙を示して)、こういう女性の姿があります。
御厨  :まあ、グラマラス♪
吉田  :巨乳ちゃんだね。
GM  :このルールブックの帯はいろいろ問題があるので外せません(笑)
門土井 :外さなくても割と充分、キワドいです。
御厨  :「Fカップくらいかな」
門土井 :「うん。いいね」
聖川  :「……キミらは…」
GM  :その女性が、キミたちを差し招いたような気がしました。
吉田  :近づいてくけど――才木彩はこの近辺にいない?
GM  :見当たりませんね。
吉田  :奈落に落ちたんですね、きっと(笑)
GM  :辺りに、男性とも女性ともつかない声が響きます。
     「私の使徒たちよ」
     これはPCに向けて発せられた言葉ではないようです。反応しているのは恭子と葉月。
     「おまえたちのするべきことをするがいい」
     すると、葉月は「わたくしはそのためにここへ来たのではありません」と言います。
     その隣で、恭子は動揺しつつ「わたしは…したくないです」と言います。
吉田  :恭子の手を握ってあげます。
御厨  :バッチリね♪
GM  :恭子はもう少し勇気を出して、「わたしは世界を破壊したくなんかありません」と告げます。
     すると、ふたたび、先程の声が「では、何故、ここへ来たのだ?」と問います。
     「それは…それは…」と恭子は吉田の方を見ます。
吉田  :「それは、地球の女神に、ちゃんと断る意志を伝えるためだよ」
GM  :「もうひとりの使徒は、すでに破壊のプロセスを受諾している」
門土井 :「才木彩は<破壊>の担当者じゃないでしょう」
GM  :「彼女の任務は破壊の後の<浄化> 彼女はひとりでもそれを遂行すると言っている」
吉田  :「俺たちは、その彼女を止めに来た」
GM  :「<破壊>と<再生>は、生命体が次の段階へと進むためのひとつの階段。
      地球の主たる生命体――今は人類――の意識の集合体が、次の段階を求めたとき、
      私はその声に応じて、《破壊の三女神》を送り出す。
      これは、人類が求めたこと」
吉田  :「嘘だ。そんなこと、俺は望んでいない。
      確かに、世界はおかしくなりはじめていると多くの人が言うけど、今の世界にだって、
      大事なものはあるんだよ。
      それを壊して新しいものを欲しがるなんて、我がままな子供と変わりない。
      そんなのが進化だなんて、俺は絶対に認めない」
GM  :「それはおまえひとりの意見にすぎない。
      このままでは人類は地球を滅ぼすと考えている者が大多数だということは事実だ。
      地球を守るため、私は人類の世界を破壊し、浄化し、再生するための使徒を派遣した」
吉田  :「そんなのは認めない。人間は、自らの力で地球を救えるはずなんだ」と皆を見ます。
御厨  :「救えるかな〜? 微妙に不安」
吉田  :「皆だって、ここまで努力してきただろ。俺だって、恭子だって」
GM  :「よりよくなろうという想い、それは進化への希望だ。
      かつて、地球を支配した生命体の中で、人類ほど、その願いを強くもった者は存在しなかった。
      ゆえに、わずか1億年で、次の段階へと進む準備ができた」
吉田  :「力が欲しいと願うのは悪いことじゃない。
      だが、破壊による進化とやらで、力を手に入れるなんて方法は間違っているんだよ。
      それじゃいけないって、皆、わかってるだろ。
      大多数の意志だか知らないけど、そんな願いを叶えてやろうなんていうのは絶対に
      間違っている。
      皆が望んでいるからって正しいなんてことはない。
      もっとお金がほしいかと、おいしいもの食べたいとか、俺個人にしたって、欲望は
      限りないですよ。
      それを「皆が望むから」と地球の女神が与えて、それで進化になるのか。
      わかりやすい譬えでいうならそういうことですよ」
御厨  :「世界がよくなるのも大事だけど、その前にうちの家計がよくなりますように」
吉田  :「常に望みが叶うとは限らなくても、自分でなんとかしていかなきゃダメなんだ。
      俺はそう信じている」
GM  :「今、スタートしている、次なる進化へのプロセスを阻止しようとするならば、
      <浄化>の使徒を阻止しなければならない。
      だが、そうやって今回の破壊を止めたとしても、人類の声は、遠からず、私に再び、
      《破壊の三女神》を派遣するよう求めるだろう」
御厨  :「それでいいんじゃない?
      次のときは次で考えましょう。
      未来永劫に、このシステムを止めたいなんて言ってるワケじゃないわ。
      変わらないものなんてないのよ」
神堂  :「前向きでいいね。
      さっきから“進化”って言葉で誤摩化されてるけどさ、要は人類は頭打ちだから、
      次の生命体に賭けてみよっか、という戦略なワケだろ、これ。
      人類の潜在意識とかじゃねーよ。
      あんたの説明はどうも腑に落ちない」
GM  :「私の行動の方向づけをしているのは、“進化を求める存在の大多数の意志”」
神堂  :「そっちが本音かい。
      ならば、我々人類が進化を求めてて、なおかつ滅びたくなんてねぇというのが、
      あんたにちゃんと伝わればいいわけだ」
GM  :「しかり」
神堂  :「おお、それならシステム云々まで話をデカくしなくて済むわ。
      この女神と戦って勝たないと不可とか言われたらどうしようもないけど――
      能力値が5ケタくらい、違いそうだしな――そこまで中立の立場でいてくれるってなら
      問題はない。こっちはこっちで才木彩止めるだけだ」
GM  :「<浄化>の使徒を止めるというのなら、この先へ進むがいい」
御厨  :「通してくれるの? どうもありがと〜
      個人的には、あのデカい乳を触ってみたい気もするんだけど」
門土井 :接触したら地面と変わらないと思う。
GM  :柔らかいのか堅いのか気になるけど(笑)
門土井 :以前、「世界の驚異の映像」とかで、メロンみたいなおっぱいのお姉ちゃんが缶づめを
     圧壊してるの見たんだけど…
聖川  :それはむしろ「脅威の映像」(笑)
GM  :ふふふふふ…馬鹿話はおいといて。
     恭子が吉田に言いますよ。
     「その才木って人を止めなきゃいけないんだね」
吉田  :「うん、そうだよ。
      才木彩がどうして、浄化を望んでいるのか、まだわからないんだけど――
      殴るばかりが止める方法じゃないしな」
神堂  :「どの口がそれを言うかなー」
御厨  :キュマキュマなのにねー
吉田  :ち、違うよ。能力的にはそうだけど。
GM  :隣で葉月がにこやかに「殴り倒さないとわかってくれない相手というのもおりましょう」と。
聖川  :「さすがヤクザのお嬢」
吉田  :言い返せません(笑)
     「ただ、いきなり殴りにいくつもりはないですよ。ちゃんと話はしたい」
御厨  :爪は出しつつね。
門土井 :照準あわせつつだけどね。
吉田  :あああっ!! 変身のことまだ恭子に言ってないよ俺!
門土井 :そういえばー
GM  :「どうしたの、マコちゃん」
吉田  :「あの…恭子。言いづらいんだけど、俺…」
門土井 :「どうした? 顔が赤いよ」
GM  :「マコちゃん、風邪?」
吉田  :「違う違う」
     むしろ青ざめてるよ。
     「恭子と同じように、俺にも力があるって言っただろ。
      その力ってさ、怪物みたいな力でさ――」
     と、ここで爪を出して見せたいんですけど、侵蝕値必要?
GM  :演出だけなら上げなくていいよ。
吉田  :なら、爪を出して見せます。
     「こんな身体になるんだ」
GM  :恭子はビックリした顔をしますが、吉田のその爪を触って、「でも、マコちゃんの手だ」
聖川  :いい子だ。
吉田  :よし、通った。
GM  :よかったねー。《完全獣化》が通るかは微妙だけどねー(笑)
吉田  :「この力は、恭子、おまえを守るためにあるんだから。そこは心配しないで。
      俺がどんな姿になったとしても」
GM  :「大丈夫。信じてる」
吉田  :これで予防線は張ったぞ(笑)


>>>クライマックスにつづく
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