MHLリプレイ リトル・イタリー篇 #1
   FRONTIER

               >>>はじめに
               >>>章の目次

   1 新章開幕

GM  :2004年2月28日−−メタルヘッドRPG新章第1話、
     始めます。
     今、言った日付は記録用*のものですので、ゲーム内時間は
     2154年になります。君たちはまだ知り合ってはいませんが、
     同じ街にいるものとし…
参加者J:キャラクター的に知り合ってないのは承知したが、
     まず自己紹介しておいた方が後々、楽じゃないか? 
     初対面のプレイヤーもいるんだし。
GM  :では座席順ということで、わたしの右手前の方から
     お願いします*
参加者G:えー、B・A・カラカス。年齢40歳代。
     ビジュアル・イメージは『特攻野郎Aチーム』のコングで*
GM  :ということは黒人ですか。
     キャンペーンを通して40代も黒人PCも初登場になります。
参加者J:モヒカン?
参加者G:もちろん。
GM  :正確な年齢は?
参加者G:明らかにしていない、ということで。
     ただ、年齢修正*があるので間違いなく40以上。
参加者I:なんて呼ぼうかしらね?
参加者G:当初はサイバーヘッドにして、叩くと「カーン」と音がする
     ところから《ゴング》にしようかと思ってたんですが、
     金なくてサイバー化やめたんでどうしようかと。
     昔の古傷隠しに、頭に部分的に鉄板つけといてもいいですか?
GM  :能力値に関係ないファッション(?)としてなら可です。
参加者G:じゃ、そこを叩くと「カーン」と鳴るので、ニックネームは
     《ゴング》。
参加者J:いっそのこと光ファイバー頭髪にして、七色に変化する
     モヒカンとか。
ゴング :しない(笑)
GM  :ハンタークラスは?
ゴング :おお、言い忘れてた。ブロックバスターです。
参加者I:ロボット乗り?
参加者J:単にロボットというとイメージ的に間違われそうなんだが…
     (資料を引っ張り出してきて、以下、延々とCS談義)
GM  :…解説どうも。
     彼(参加者J)が本来のキャンペーンマスターですから、
     設定でわからないことがあったら彼に聞くように(笑)
参加者J:いきなり俺に振るな。
GM  :では、次の方。
参加者H:え…えと…名前は《ユータ》。
     年齢は…18。クラス…はネットライナーです。
     よろしくおねがいします。
     お金…たまったら、デッキ買います。
     それと、インターフェイスやソフトも…できたら…
参加者J:持ってないんかい!
ユータ :え、ええ…その…
参加者I:支度金、何に使ったの?
ユータ :銃を、いろいろ…*
GM  :戦うネットライナーだそうです。
参加者J:それにしても装備買う順序が逆だろうが(笑)
参加者I:ま、いいじゃないの。戦えないとこの世界、辛そうだし。
     次、あたし。25歳、女性。ハンターネームは《セクメト》。
参加者L:セ…なに?
セクメト:セ・ク・メ・ト。言いにくかったらセクでいいです。
参加者J:あくまでもコードネームなんだな?
セクメト:そうね。本名は−−決めてない(笑) 
     BBSに《キャサリン》で書き込んでたから、なし崩し的に
     本名はキャサリンになるんじゃないかな。
参加者J:なし崩しってな(笑)
セクメト:クラスはバウンサーで、両手両足、頭、胴、全部サイバーに
     してます。
GM  :能力強化はないけど、$3,500*で全身《SUV》=S*
     できますからね。
ゴング :オレも最初、「なんちゃってフルボーグ」にしようかって
     考えた(笑)
セクメト:どうせ機械にするんなら最大限、入れないと。
     目だけサイバーとかって逆に気持ち悪くない?* 
     サイバー部分の外観は好きに決めていいそうなので、
     ゴージャスなウェーブのかかった金髪に真っ赤なルージュの
     美女ということにしました。
     で、もちろん巨乳。スタイル完璧。
GM  :キャラ設定に「巨乳」と書いて送られてきました(笑)
参加者J:どうせ中身はシリコンだろ?
セクメト:いや、許可してもらえるなら「おっぱいミサイル*」とか
     やりたいんだけど。
参加者J:おまえ、それ、若いプレイヤーにはわかんないネタだよ(笑)
     なあ?
ユータ :…し、知りません…
セクメト:うそ〜、あんたたち何歳なのっ?! 
     とにかく、ハウスルールでそういうオリジナルサイバー
     パーツが欲しいな♪、と思ってます。
参加者J:他の武器は? やっぱり重火器か。
セクメト:メタルヘッドのルール見たら、誰が考えたって主戦力は
     重火器に片寄るでしょうが。
参加者J:場合によりけりだ…って、君に言っても無駄なだけか。
セクメト:何、言ってのんよ。今回のあたしは《INT》も《EDU》も
     高いのよ。本来は戦闘なんかする女の子じゃなかったの。
参加者J:信じられん。
セクメト:ま、あたしの設定はおいおいわかるわ。以上で〜す。
     あ、ジュースちょうだい。
参加者J:持ってきてやる。俺の自己紹介は飛ばしといて。
参加者K:いいんですか? 
     じゃあ…《シルバ》といいます。ランドブラスターです。
     えー、23歳の男です。
     テーブルトークとか初心者なので、よろしくお願いしますって
     感じです。
参加者J:飲み物、用意したぞ。 ←酒
ゴング 
:いきなり「加速剤」*っすか(笑)
セクメト:今は結構。でも、ダイス目がふるわなかったらいただくわ♪
参加者J:自らバーサーク値*をあげたいと言っている。
GM  :まあ、飲みたければ飲んでもいいですけど、寝ないようにね。
参加者J:冗談だ。片付けてくる。
GM  :話が飛んで失礼。シルバが乗っている車は?
シルバ :《グランパ》という野戦ワゴンです。
     キャラクター人数、多いって聞いてたので、皆、乗れるように。
セクメト:嬉しいわ。乗せてください〜。
     アシ買うお金がなかったの〜(笑)
ユータ :同じく…です。
GM  :バウンサーとネットライナーは車両購入に不向きなクラス*
     ですからね。
     ただ、前のキャンペーンでも許可してたから、コミューターは
     持ってることにしてもいいですよ。
参加者J:あくまでも町なか移動用の一般車だけどな。
セクメト:それだと、あたしの脚で走った方が早いの?
GM  :さすがにそれはないです(笑)
参加者L:それじゃあ、次、いきます。
     えーとー、《ティオ》。ティオといいます。
     フルネームはティオ・グランディ。公称年齢16歳の男です。
ゴング :公称?
セクメト:かわいいわねー
参加者J:そっちの25歳ってのも「外観年齢」なんじゃないか?
セクメト:ええ、実は66なんだけどね−−ってあんた何、言わすの。
ティオ :クラスは一応、バウンサーで、メインの武器はソリッド
     シューター*
参加者J:ソリッドシューターは使いでのある武器だ。
     サイバーパンク初心者にしては、イイもの選んだな。
ティオ :ちょっと重いのが難だけど〜。
     ちなみに、町なかではモノスクーター*に乗ってます。
     これ(イラストを見せる)、《ウィリー君》。
参加者J:もう名前までついてるよ(笑)
ティオ :サイバー化は見た目ではわからない感じにしてます。
     あと、隠し武器たくさん。主に爆薬系。
参加者J:どういうガキだよ(笑)
GM  :爆弾魔だそうです。じゃあ、あと、君。
参加者J:うぃ。リプレイ読んでる人には説明いらないだろうけど、
     ハスラーの《シリウス》。
     今回はGMにプレイヤー兼、サブマスターをやってくれという
     依頼を受けたんで、こいつでやりますが、先に言っとくと
     「皆さん、ごめんなさい」な技能値になってるから。
     なにせ【小火器】はすでに186%に達している。
GM  :戦闘以外の技能はゲーム終了時に、成功した回数×1%上昇
     します。プレイ回数少なくても、何度も判定して成功すれば、
     キャラクターは案外、早く成長しますよ。
セクメト:つまり、なんでもかんでも「判定させてくれ」と言えばいいの?
シリウス:成功すりゃいいが、大失敗の可能性も5%はあるんだからな。
     特に、そっちの爆弾小僧は気をつけろよ。
     被害くらうのは自分だけじゃないんだからな。
ティオ :うっ…
ゴング :でもまあ、失敗しても技能が下がるわけじゃないんで、
     積極的に判定するのはいいと思う。
ティオ :5%の失敗なら「避け得ない事故」だよ♪
シリウス:おいっ、待て。
セクメト:多少の誤爆ならあたしは問題ないわ。堅いから(笑) 
     気にしないで。
ティオ :ありがとう。お姉ちゃん♪
ゴング :この子の側では禁煙だな。
ティオ :車の中もね。
     ボクの爆弾、シルバ兄ちゃんのワゴンに乗っけてもらって
     るんだ。『禁煙車』ってステッカー貼っとこう。
シルバ :いつの間にか貼られてる(笑)
シリウス:俺もタバコは嫌いだ。うちのバギーも禁煙な。
ゴング :おう、片身狭いわ*
シリウス:酒は許可するがタバコはだめ。
セクメト:まさか、『土足禁止』じゃないよね? 
     いちいちブーツ脱いでたら、戦闘に参加するのが大変だよ。
シリウス:1ラウンド(3秒)じゃ履けなそうだしな。
セクメト:この戦闘システムじゃ、1ラウンドで屍累々になるのは目に
     見えてんだから。
シリウス:ま、車はとにかく、シリウスはこだわりがあってノンサイバー。
     ただし、生身での戦闘がキツい時など、場合によっては
     オートプロテクターを着る。
GM  :重そうなキャラが多いですね。
セクメト:あたし、きっと沼地は歩けない(笑) 
     ところで、あのリプレイの世界とつながってるとなると、
     シリウスは名の知れたハンターとして認識しておいていいの?
シリウス:いや、ハンターとしては特に名はあげてないぞ。
GM  :では、ひととおり紹介が終わったところで、シナリオを
     開始しましょう。

   2 リトル・イタリー

GM  :2154年のネオ=アップル*から物語はスタートします。
     特に申請がなければ、シリウスを除く皆さんは現在、
     ネオ=アップルのダウンタウンのひとつ、《リトル・イタリー》
     で暮らしているということにしたいのですが。
セクメト:それ、どんな街?
GM  :最初の頃はイタリア系移民が多く住んで作り上げた街ですが、
     現在はいろんな人が住み着いているし、特に人種差別がある
     わけではありません。通りの名前や店の品ぞろえ、建築物等に
     イタリアっぽい雰囲気が色濃く残っているくらいです。
     数あるネオ=アップルのダウンタウンの中では、治安のいい方
     でしょう。
シリウス:支配企業に法外な額の市民税を支払う気はないが、性根は
     まっとうな人間が暮らしている街というわけだな。
GM  :街のどこにどんな風に暮らしているのかは各自で決めて
     ください。
     この街に移ってきたばかりで、部屋を探している最中というの
     でもいいです。
     ええと、ティオは孤児院の出身ということですが、
     その孤児院はこのリトル・イタリーの中にあるものとします。
ティオ :もう卒業したけどね♪ 15歳すぎると追い出されるんだ。
シリウス:孤児院は「卒業」って言うのか?
GM  :「退院」とか「出所」というワケにもいかないでしょう(笑)
ゴング :お勤め、ごくろうさんです。
シリウス:15歳で「娑婆の空気はうまいな」とか言ってんのか。
ティオ :16歳〜
シリウス:言ってることは否定せんのか!
ゴング :オレはネオ=アップルに戻ってきたばかりということに
     してあるので、とりあえず、CS置いとく倉庫を確保して、
     そこで一緒に寝る。
シリウス:ネオ=アップルは寒いぞ*。死ぬなよ。
ゴング :コンクリ打ちっぱなしの倉庫が死ぬほど底冷えするのは
     よくわかってるんで(笑)* 
     アフリカ出身者にこの気候は辛いぜ−−って思いながら。
GM  :他のキャラクターも住居設定が決まったら教えてください。
     では、ここから各キャラクターへの導入をふっていきます。
     あえてソロプレイにはしないけど、その場にいない
     キャラクターがいきなりシーンに乱入したりしないように。
セクメト:「話はすべて聞かせてもらった!」って登場するなってことね。
     了解。

   3 出会い

GM  :さてと…事前に提出してもらった設定で、すでに知り合いと
     いうことになってるのはティオとシルバでしたね。
     このふたりのシーンはまとめてやってしまいます。
     ティオの孤児院時代の先輩にヒューゴという名のNPCがいる
     ことにしました。
     彼は、卒業後、ハスラーになってるんですが、ある日、その
     ヒューゴから話があります。
     「急な用事で、テキサナ*まで出掛けなくちゃならなくなった
      んだ。今、打診されてる仕事があるんだが、代わりに受けて
      もらえないかな?」
ティオ :ん、どんな仕事?
GM  :「荷物の輸送と護衛だ。4、5日で戻って来られる」
ティオ :ヒューゴ兄ちゃんの受けた仕事なら確かだろうし。
     いいよ、代わるよ。
GM  :「ありがたい。
      リトル・イタリーのハンターオフィス《ブラック・ローズ》で
      紹介された仕事だ。
      先方にはこっちから連絡を入れておくから、行って詳しい話を
      聞いてくれ。よろしく頼む」
     オフィスの位置を教えてもらいました。
ティオ :シルバ兄ちゃん、乗っけてって。
シルバ :ああ、いいよ。
GM  :では、続きは《ブラック・ローズ》についてから。
     次はゴング。昔の仲間から連絡が入ります。
ゴング :む? 
GM  :「ヤッホー! 元気してっかーい」
ゴング :なんだ、この軽さは(笑)
GM  :「あのさぁ、そっちで《彼》を見たって噂があるんだよ。
      マーシィとかいうフロンティアタウン*にいたってぇ」
ゴング :その情報、信用がおけるのか?
GM  :「もちろん! 大宇宙の聖霊から直接のお告げだ!」
シリウス:どういう知り合いだ。
ティオ :むちゃくちゃ突っ込みたい。
GM  :彼はゴングの古い馴染みなんですが、出所の定かでない端子や
     チップを埋め込んでいくうちに、頭の中がちょっと楽しいコトに
     なってしまったハッカーです。
     名前は《ジャンキー・モンキー》*
ゴング :よくわかった(笑)
GM  :で、彼は続けて、リトル・イタリーのハンターオフィス
     《ブラック・ローズ》にちょうど、そのマーシィタウンへ行く
     輸送の仕事が来ていることを教えてくれます。
ゴング :それはいいぞ。
     なにせ、オレにはCSを現地まで運ぶ手段がない(笑) 
     じゃあ、ちょっくら行ってくるか。
     モンキーは来るか?
GM  :「それがさ。行こうと思ったンだけど、奴らが出してくれない
      んだよね」
ゴング :おまえ、今、どこにいる?
GM  :発信元をみると「◇◇精神病院」となってます。
ゴング :よし、おとなしくそこに入ってろ(笑) 
     オレは《ブラック・ローズ》に向かう。
GM  :では、ユータ。君はハンター認定を受けたばかりの新人ネット
     ライナーです。
シリウス:ホントに試験、受かったのか? デッキもないのに(笑)
GM  :君に「ハンター試験を受けてらっしゃいよ」と勧めてくれた
     先輩ハンターのカリンが「じゃ、次はブローカーとの契約ね。
     ブローカーってのは、ハンターに仕事を斡旋してくれる人よ。
     わかってる?」と言います。
ユータ :は、はい…
GM  :「このリトル・イタリーには《ブラック・ローズ》って
      オフィスがあるわ。近いから、そこ行って仕事もらって
      きなさい」
ユータ :わかりました…行って、きます…
シリウス:頭あがらないのか。
GM  :試験のときにカリンのデッキ借りて、帰り道で壊したらしい
     です。
セクメト:イラスト見たわ*。カリンちゃんって色っぽいお姉さんよね。
GM  :カリンの言葉に逆らうつもりもないらしいので、ユータは
     そのまま《ブラック・ローズ》へ向かってください。
     では、セクメト。あなたは逆に、ハンターになってしばらく
     たってるんですよね。
     すでに《ブラック・ローズ》とコネがあることにしましょう。
セクメト:そろそろお金も尽きてきたし、また仕事しなくっちゃ、って
     ことで《ブラック・ローズ》に行きます。うふふ…
     ガシャコンガシャコン、ジャキッ! 仕事くれない?*
シリウス:ブローカーを脅すなっ(笑)
ゴング :仕事じゃなくて、お金を差し出されるんじゃ?
シリウス:「今日はこれくらいしか売り上げが…」
セクメト:なによ、しけてるわね−−って、いかん! 
     そんなことをしていたら追っ手がかかる(笑) 
     まともに仕事がないか聞きます。
GM  :では、その先はちょっと待ってて−−と最後にシリウス。
     あなたはすでに別に契約しているブローカーがいますから…
シリウス:乗り換えろと。
GM  :……(ひどい)…*
シリウス:冗談だよ。で、また奴に呼び出されるのか?
GM  :情報があると言われました。
     「ユルゲンス・シュミット−−第3分隊のシュミット隊長を
      覚えていますね?」
シリウス:貴様に念を押されるまでもない。
GM  :「彼とよく似た人物を見かけたという噂を聞いたのです。
      7年前に死んだはずのあの人を−−
      リトル・イタリーの《ブラック・ローズ》というハンター
      オフィスに行ってください。
      そこに登録しているハンターがユルゲンスらしき人物を
      目撃したということです」
シリウス:わかった。車で行こう。

   4 ブラック・ローズ

GM  :キャラクターたちはそれぞれ、《ブラック・ローズ》に
     向かっています。
ティオ : シルバ兄ちゃん、早く早く♪
シルバ :よし、善は急げだ。
GM  :皆さん、迷わず到着しました。
     セクメト以外は初めてくる場所ということになります。
     オフィスの入っているビルの前にある広場にはシェルキャリアや
     戦闘車両が停まっており、いかにもハンターたちが出入りして
     いる、という雰囲気があります。
     リトル・イタリーらしく、広場に面してオープンカフェがあり、
     そこでコーヒーを飲んでいるハンターの姿もあります。
シリウス:えらくアットホームな感じだな。
GM  :そうですね。
     看板によると、オフィスはビルの二階にあるようです。
シリウス:シナリオ的に順番が関係ないなら入るぞ。
GM  :では、皆さん、前後して到着してここで顔をあわせます。
     《ブラック・ローズ》のブローカー=ローズは60歳くらいの
     女性。歳なので、さすがに肌は脂が抜けて髪も白いですが、
     元バウンサーだけあって、姿勢はよく動作もきびきびとした
     女性です。
     ハンターたちからは敬意を込めて《レディ・ローズ》と
     呼ばれているとか。
シリウス:(セクメトに)40年後の君か?
セクメト:何、言ってんの。あたしは全身サイバーだから、50年
     たとうが100年たとうが美しいのよ。
シリウス:100歳のグラマー? ヤな世界だな。
GM  :「ようこそ。わたしがブローカーのローズです。
      気骨のあるハンターは歓迎します」
ティオ :ティオとシルバでーす。
GM  :ティオが名乗ったなら「ヒューゴから話は聞いています。
     随分、若くて驚いたけど。
     あなたも《グランディ》の名を持つ子です。
     その意味はヒューゴから聞いているわ。
     その名の負うものを信用しましょう。
     仕事の内容はヒューゴから聞いてる?」
ティオ :運びの仕事だってことくらい。
GM  :「ここから南に一日半ほど行った場所にマーシィタウンという
      フロンティアがあります。そこへ浄水機を届けるのが今回の
      任務になります。
      途中、バンデットの襲撃が予想されるから、ハンターに
      護衛を頼むの。OK?」
ティオ :うん、了解。
GM  :シルバがランドブラスターの資格を持っていることを確認
     すると、ローズは君にも声をかけます。
     「あまりシティの外に出る仕事はしたことがないようだけど、
      どう? 新しい可能性にチャレンジしてみるというのは」
シルバ :いいですよ。ティオと一緒に受けます。
GM  :「運びの仕事である上に、今回は荷が機械だから、チームに
      メカニックがいるのは心強いわ。
      それと、もし、今回の仕事にうちのカーゴを使わず、自分の
      車を出すというなら、あなたにはチームへの支払いの他に
      別途$1,000のボーナスを出します。
      ただし、戦闘などで車が壊れたときは自前で修理するのよ」
シルバ :愛車で運べるサイズなら、愛車で行きますよ。
GM  :ゴングはフリーで訪れたハンターということになりますね。
     ブロックバスターだということを申請すれば、「これで護衛の
     面は心配なさそうだわ。今回の仕事、傭兵稼業に比べれば
     安いと思うかもしれません。
     けれど、あなたの能力はまだ未知数です。
     今回の働きが次回からの評価に反映されると思って」
ゴング :ま、目的は別なんで、報酬が安いのは構わない。
GM  :「見かけだけのタフガイじゃないってことを証明して
      ちょうだい」
ゴング :うむ。ひとつ相談があるんだが−−
     シェルキャリア*を融通してくれないかな。
     アフリカから帰ってきたばかりで、手持ちがないんだよ。
GM  :そういう事情なら前金応相談ということで。
ゴング :すまない。恩にきる−−いきなりタカってるな(笑)
GM  :ランドブラスターとブロックバスターは初期投資に金が
     かかるのは承知してるからね。
     では、次はカリンの紹介で来たユータ。
ユータ :はい…来ました…
GM  :君のハンター証明書を見たローズは言います。
     「この依頼ははっきり言って、ネットライナー向けの仕事じゃ
      ありません。
      だけど、あなたは射撃が得意だそうね。
      その腕を見せてください。その結果によっては、戦える
      ネットライナーとして、特殊な仕事が選べるようになると
      思うわ」
ユータ :わかりました…頑張ります…
セクメト:じゃ、ここらであたしが登場するとしましょう。
ティオ :あ、キレイなお姉ちゃんだ♪
セクメト:ありがと(ティオにウインク)。
     ねぇ、ローズ、大変〜。お金がなくなっちゃったのよ〜。
     なにか仕事ないかしら〜
GM  :「この前、お金が入ったって言ってたじゃない。
      あれだけの額を一体、何に使ったの」
セクメト:い・ろ・い・ろ♪
シリウス:ギャンブルと酒か。
セクメト:いろいろだって言ってんでしょ! 
     とにかく、仕事ほしいのよ〜
ゴング :派手な女性だな、と内心思いつつ、成り行きを見守る。
シルバ :きっと容姿につぎ込んでるんだろうなと思ってます。
セクメト:ちょっとこの辺に(胸を誇示する)。
GM  :君とローズはもう長いつきあいなので、こんなやりとりも
     初めてではないでしょう。
     ローズはこの場にいる彼らを紹介して言います。
     「新しくうちに来たこのメンバーで、フロンティアタウンまで
      ショートの運びをしてもらうつもりなの。
      あなたも同行してちょうだい。
      帰ったら、彼らについての評価を聞かせてもらうわ」
セクメト:まあ。たくましい男の子と、かわいらしい男の子たちと
     一緒に旅ができるなんて、嬉しいわ。
     よろこんで引き受けます。
シリウス:今、「たくましい男の子」って言ったぞ。
ゴング :オレより年上だったり?
セクメト:歳がバレるわ!
シリウス:やはり実年齢と公称が違ったらしい(笑)
ティオ :たたたーっと走っていって、お姉ちゃんと握手♪ 
     よろしくねっ
セクメト:あら、よろしく♪
GM  :なんとなくチームが結成されたところで、シリウス、
     入ってきてください。
シリウス:入っていいんだな?
セクメト:ああ、なんか暗いオーラが…(よろり)
シリウス:ドやかましいわ(笑)
GM  :「あなたがシリウスね」
シリウス:名乗っとらんぞ。
セクメト:どっかに名札、ついてんでしょ(背中を覗く)。
シリウス:んなものつけて歩くか!
GM  :ブローカー同士で連絡取り合ったんですよ。
シリウス:なんだ。ジョーカーと話がついているなら早い。
     ユルゲンスの目撃情報について聞きたくて来た。
GM  :「目撃したのはわたしではありません。
      うちに所属しているハンターからの情報です」
シリウス:そのハンターはここにいる連中の中にいるのか?
     −−と、ひとりひとりを見据える。
ティオ :シルバ兄ちゃん。この兄ちゃん、怖いよ。
シルバ :大丈夫、人は見かけによらないもんだから。
セクメト:うふふ。あたしならその男、知ってるかもしれないわね。
シリウス:こいつは無視。
     改めてブローカーに聞くぞ。ここにいるのか。
GM  :「(首を振って)彼女よ」*
シリウス:うっ…一番、聞きづらそうな相手に…
GM  :「あなたの求めた情報の代わりに、こちらにも協力して
      ちょうだい。
      ここにいるメンバーで、フロンティアタウンまで運びの
      仕事をやってもらうことになったの。
      ただ、このメンバーにはハスラーがひとりもいない。
      あなたが同行してくれれば助かるのだけど」
セクメト:ああ、ハスラーがいないと犯罪者倒しても賞金もらえないん
     だっけ。
     …って、実際、賞金首の申請って、どうするの? 
     首切ってもって帰るワケ?! 冷凍保存?!
シリウス:ンなことせんわ。
セクメト:一般的な疑問よ。
シリウス:ハンターなら知っとけ*
     だいたい、なんでこのチームにはハスラーがいないんだ。
GM  :偶然に集まったメンバーだからです(笑)*
セクメト:最初はハスラーにしようかなって考えたんだけど、
     初期習得技能を見たらね。
ティオ :そうそう。ボクも。
     【イメージファイト】なんて絶対にしないもん。
     その点、バウンサーになれば【爆発物】技能30%まで
     無条件にくれるっていうんだよ。
シリウス:その、いかにも「誰でも納得する理由でしょ」ってな
     ニュアンスはやめろ(笑)
セクメト:ついでに、バウンサーはたいていの武器が半額で買えるのよ。
ティオ :爆弾も♪
セクメト:サイバーパーツも半額よ。
     そしたらもう、バウンサーに決まってんでしょう。
ティオ :当然だよね!
シルバ :うちの子がいきなりお姉さんと意気投合してるぞ(笑)
シリウス:おまえら変だ!
セクメト:…というわけで、ハスラーいないのよ。
     一緒に来てくれるわよねえ?
シリウス:ここで断るとユルゲンスの情報を聞き出せないか。
     仕方ない。つきあってやる。
GM  :仕事料はチーム総額で$24,000とのことです。
セクメト:ひとり頭$4,000になるのね。
GM  :前金は一割。前金というは、その仕事で使う弾丸等の消耗品を
     購入するための資金だと思ってください。
セクメト:これ以上、予備の弾丸を揃える必要あるかしらね。
     でも荒野に出るのか。地雷とか必要かしら?
ティオ :地雷ならいっぱいもってるよ。
セクメト:あら、ティオ君は頼りになるわね。
ティオ :重いからシルバ兄ちゃんの車に積んでもらってるんだ。
シリウス:その車、被弾したらむちゃくちゃ危険だぞ。
シルバ :死なば諸共、っていうか(笑)
GM  :ゴングの欲しがってるキャリアはいくらでしたっけ?
ゴング :$3,000っす。
GM  :では、ローズの口利きで、支払いは一週間後、リトル・イタリー
     に戻ってきてから、という条件で納品してもらえます。
     一括払い利息なしということでブラックマーケットの
     知り合いの店に交渉してくれました。
ゴング :ありがたい。
GM  :ユータも、ゴングと同じようにして、ジャックインシステム
     一式、ここで揃えてもいいですよ。
     っていうか、前金で買えます。
ユータ :買わないと……ダメ…ですか?
GM  :ユータがどうしてもサイバースペースに潜りたくないと
     いうのであればいいです。
     確かに、衛星回線でのアクセスは不安定ですし。
ユータ :ちょっと…怖い。
シリウス:ジャックイン恐怖症って、どういうネットライナー?!
ユータ :か、買います…けど、重い…
シルバ :ENC(重量)いくつ?
GM  :デッキとインターフェイスと衛星通信機で、合計14。
ユータ :持てない…です*
シルバ :ティオの爆弾、積んでるけど、うちの車、それくらいの
     余裕はあるだろ。
GM  :先に言っておきます。
     輸送を依頼された浄水機のENCは350です。
シルバ :《グランパ》の貨物積載量は500までOKだ。問題ないよ。
ティオ :ボクのサイボーグライフルは兵装として積んでおいてね♪*
セクメト:あたしのHMGもちょっといいかしら♪
シルバ :皆…重いのもってるんだね(笑)
ティオ :大丈夫だよ。
     シルバ兄ちゃんは自分ではあまり武器、持ち込まない人だから、
     ボクが代わりに準備しといてあげるんだ。
ゴング :オレもそこの兄ちゃんをがしっと捕まえよう。
     シェルキャリアを引いてもらわないとな。
     外に頼める相手いないし。
シルバ :ま…まだ積むの?!
ユータ :…あ、あの…僕のパーソナルデッキも…、乗せて…欲しいな…
     ……ダメ?
GM  :縋るような目で言われました(笑)
シルバ :えっ。袖、掴まれた?
GM  :ゴングとユータ、両方から。
ユータ :お願い…お願い…
ゴング :早くしろ、とイライラしながら引っ張る(笑)
シルバ :一緒にチーム組むんだ。
     仕事に使う荷物はうちの車に乗せていいよ。
ユータ :あ…ありがとう。じゃあ…これ、よろしく−−ドスッ!
シルバ 
:なんかすごい音がしたけど(笑) 
     これも貨物の方に加えるんだよね。
     シェルキャリアというのはどっち?
ゴング :いや、これは引っ張ってもらうヤツだから。
GM  :重量制限外としましょう。
     いざとなったら切り離し可能です。
シルバ :捨てたりしません(笑) 大丈夫です。
GM  :まあ、ブロックバスターがいるチームってだけでも、
     バンデットには威嚇効果あると思います。
     引っ張って行くといいでしょう。
セクメト:シェルキャリアってどうやってCS運ぶの? 体育座りさせて?
シリウス:リプレイのあのシーン*は冗談だから(笑) 
     もっとリラックスさせた形で置かないと…
セクメト:リラックスって…こう?(いきなり腕枕して寝る)
ゴング :思いっきり肘に負荷かかってんじゃないすか(笑)
セクメト:だったら体育座りの方が収まりいいんじゃない? 
     ちゃんと収納すると卵形になるとかさ。
ゴング :転がり易いのはちょっと。
     じゃ、アタッチメントの相談もあるから−−とシルバを
     ブラックマーケットの紹介された店まで引っ張ってゆく。
シルバ :おお?! い、行って来る。
ティオ :行ってらっしゃい。お土産よろしく!
シルバ :お土産っ…?
セクメト:爆発物のことかな?
ティオ :楽しみ楽しみ♪
ゴング :ティオと離れてからシルバに聞くぞ。
     あの子はゲリラか何かか?
シルバ :い、いや…ちょっとした知り合いで。
シリウス:ゲリラであることは否定しないらしい。
シルバ :いや、単に爆弾好きなだけだから(笑)
シリウス:それもどうかと思うんだが。
ゴング :あまり若いうちから爆薬に慣れさせない方がいいぞ、と
     忠告しておく。
セクメト:彼らの買い物が済むまで、わたしは外のカフェバーで一杯♪
ティオ :どれくらいモノ持っていけばいいのかな? 
     さすがに全部はいらないよね。
GM  :マーシィタウンまでは普通に走って一日半だそうです。
     荷物受け渡しの日はマーシィタウンで泊めてもらうとして、
     屋外キャンプが往復で2回必要。
     4日後の夕方にネオ=アップル帰着予定。
シリウス:一日半か。フロンティアにしては近いな。
GM  :だって、テキサナまで5日かそこらで行けるんでしょう? 
     一日半も走れば立派な荒野ですよ。
セクメト:マーシィタウンって有名なフロンティアなの?
GM  :いいえ、規模は小さいです。
セクメト:毒霧の谷の奥にあるという、ドームで覆われた幻の
     フロンティアとか?
シリウス:そこまでいったらファンタジーRPGの世界だ(笑) 
     フロンティアっていうのはメガ=シティの庇護を受けずに
     やっていこうっていう連中だから、基本的に使える資材は
     乏しい。
     荒野の中でも比較的汚染の少ない、生存に適した場所を
     捜し出して町を造っているはずだ。
ゴング :廃坑になった場所とか、プラント跡地とかが多いらしい。
シリウス:ユニオンが、ランドブラスター用に『エマージェンシーマップ』
     というのを作成していて、荒野でトラブったらどこそこの
     フロンティアに救助を求めるといい、という情報を提供して
     いるぞ。
シルバ :ああ、じゃあ道に迷う心配はないですね。
GM  :バンデットに襲われたり、地域紛争の巻き添えくって消滅する
     フロンティアもあるんで、必ずしも正確なデータとは
     言えませんが。
     メガ=シティ側にしてみれば、フロンティアの住民は護るべき
     「市民」でもなんでもないし、むしろ、「荒野に出て行く
     なんて頭のイカレた連中」くらいにしか思ってませんので、
     何かのついでに破壊しちゃっても平気でいます。
シリウス:レアメタル産地なんかにあるフロンティアを軍が占領しに
     かかるって場合もあるしな。
ティオ :うーん、やっぱり武器はたくさん持ってった方がいいのかなぁ。
     でも重いー
シルバ :そんなこと言ったって、重量制限があるんだからね。
ティオ :重いんだよー。重いんだってばー
シルバ :うーん。…重量計算するから待ってて。
ティオ :シルバ兄ちゃん、ありがとう♪
シリウス:無線通信機はユータが買ったんだよな? 
     あれがないと、こっち(ブローカー)と連絡とれなくなるぞ。
セクメト:確かに、荒野じゃ携帯電話なんて通じなさそうよね。
シリウス:磁気嵐があったりするからな。紫外線もバシバシだぞ。
セクメト:大丈夫。わたしの肌、強いから。
シルバ :弾丸も跳ね返す(笑)
ゴング :でも、強酸の雨も降るんで。
セクメト:そしたら、ペリペリと剥がして張り替えれば済むでしょ。
シリウス:唯一の女キャラがこんななのはイヤすぎる。
GM  :さて、そろそろ荷物と乗員の配分を決めてください。
シリウス:俺のバギーはもうひとり乗せられるが、荷物はほとんど
     載らんぞ。
     シルバの他に【地上車全般】技能を持ってる奴、誰かいるか?
ユータ :はい…
シリウス:君はワゴン運転の交替要員だな。
ユータ :は、はい…やります。
ゴング :キャリアを引いてもらってるんで、オレはワゴンに乗ろう。
シリウス:だけど、センサースーツは着ておくにしてもCS起動するまで
     時間かかるだろう?
ゴング :ワゴン止めてもらって、キャリアまで走って、乗り込んで…
セクメト:戦闘終わってます(笑) 最初からキャリアに乗ってたら?
ゴング :大小ふたりして体育座り?(笑)
セクメト:じっとしてるの辛いなら体操しててもいいけど。
シリウス:CSを無駄に稼働さすな。
     ただでさえ、使える時間が短いんだから。
セクメト:ソーラーエネルギーにならないのっ?
シリウス:人工筋肉を動かしているのはケミカルリンゲル液だ。
     だいたい、一カ月で交換しないと動きが悪くなる。
GM  :君の全身もそうですよ。
セクメト:えっ…それ、いくらかかるの。
GM  :CS一体で$500ですから、人間ならもう少し安く済む
     はずです。
シリウス:普段の生活費*の中に含まれていると考えていいだろう。
セクメト:安心したわ。じゃ、ゴングはシェルキャリアに乗っかって…
シリウス:待て。細菌霧や強酸雨があると言っとろうが。
セクメト:そんなの、どうってこと…
ゴング :部分的にサイバー入れてるけど、外側は生身なんで(笑)
セクメト:そっかあ、南アフリカから来たって言ってたわよねぇ。
     大自然の中で生活してた人なのね。
シリウス:違うだろ(笑)
セクメト:そういうイメージがあるのよ。
ゴング :一応、メガ=シティの生まれってことで。
シリウス:まったく…。
     ゴングはどうする? カーゴをレンタルするか? 
     カーゴの中で待機させておけば、CSも緊急発進可能なはずだ。
ゴング :それは確かに便利だが、わざわざ借金してシェルキャリア
     買ったしな。
     ここで別のカーゴをレンタルするというのもちょっと。
シリウス:しかし、CSを1ラウンド目から投入するのとしないのとでは
     戦況が大きく違ってくるぞ。
セクメト:大丈夫じゃない? バンデット程度なら(笑)
GM  :ゴングは【重火器】も使えるんでしょう? 
     CSを起動している暇ないと判断したら、手持ち武器で
     戦うこともできます。
ゴング :まあ、相手がCSか戦車を持ち出して来ない限り、
     CS出さなくても平気だろう。
ティオ :ねえねえ、この辺のバンデットって強いの?
GM  :情報検索してみますか?
シリウス:バンデットも様々だ。
     強いのは軍隊並の装備しているところもある。
ゴング :あとは遭遇したときの距離によりけりかな。
     それによって有効な火器が違ってくる。
シリウス:レーダーが欲しいところだが、資金的に無理だから仕方ない。
セクメト:ローズに、よく出没するバンデットの情報とか聞いてみるわ。
GM  :バンデットのアジトはルートの近くにないそうなので、
     ランダムエンカウントのみです。
セクメト:距離も短いし、このまま行きましょう。
シリウス:そうだな。戦力分配の面から行くと、俺のバギーが護衛担当で、
     ワゴンの運転手がシルバとユーゴだろ。
     ゴングはCSの近くにいないといけないんでワゴンに乗る
     として…えーとー…うー
セクメト:あんたさ、いい加減に認めなさいよ。
     あんたの隣に乗るのはあたししかいないの。
シリウス:なんでだ。
セクメト:なんでもなにもないでしょ! 
     さっきからうだうだうだうだ、あたしを乗せたくないってのが
     見え見えなんだから。
     他に選択肢はないの。行くわよ。
シリウス:おまえ【地上車全般】もってるのか?
セクメト:持ってるわけないじゃない、んなもの。
シリウス:自慢げに言うな!
GM  :だって、シリウスの車、AI積んであるんでしょ。
     疲れたら自動運転させればいいじゃないですか。
セクメト:あら、勝手に動くの?
シリウス:動くし撃つししゃべるぞ。
     B級AI《グレイウルフ》。
     【アクセス】100%、【公用語】60%、
     【搭載火器】100%、【地上車全般】100%、
     【戦術/戦略指揮】100%。
GM  :そこまでの性能とは初めて知りましたが。
ゴング :それ、すでにB級じゃない(笑)
シリウス:金かけてカスタムしたからな。*
セクメト:車に金かける奴って、女いないのよね。
シリウス:うるさいな。
     それに、俺の車はもうENCに余裕がないんで、おまえの
     HMGを乗せる余地はないぞ。
セクメト:どうすんのよ。
シリウス:知るか。
セクメト:乗せなさいよ。
シリウス:勝手言うな。
     …仕方ないな。俺のサイボーグライフルが積んであるから、
     遭遇戦のときはそれを使え。
セクメト:壊しても責任とらないわよ。
シリウス:ダメだ。弁償しろ。
セクメト:ケツの穴の小さい男だね! 
     こんなに金もってるくせに。サイボーグライフルのひとつや
     ふたつ、ケチケチしなくたっていいじゃない。
シリウス:レーザーサイトとか、いろいろ装備してるから金かかって
     るんだよ!
セクメト:まったく。
     あたしのHMGはシルバの車に積んどいてもらっていいかしら。
シルバ :重さいくつでしたっけ?
ティオ :30だよ。
シリウス:それも人間が抱えて使う武器じゃないんだが。
セクメト:でも持って使ってるのよ。
ティオ :ボクも持ってるよ♪
シリウス:おまえら…
     確かに、バウンサーは限界ENC×2のボーナスがあるから
     体力的には持てるかもしれないが、常識ってものを…
セクメト:2m越すサイボーグライフル抱えて町なか闊歩してる女が
     いるんだからさぁ、HMGぐらいどうってことないわよ。
シリウス:心当たりがあるので*、何も言えん(笑)
シルバ :ENC30でしたら載せられます。どうぞ。
シリウス:シルバ。君も、ヤなものは「やだ」って言っていいんだぞ。
シルバ :綺麗なお姉さんに頼まれたもので、ちょっと断り切れない
     かな(笑)
シリウス:セクメトの《SYM(共感度)》いくつなんだ?
セクメト:《SYM》なんかに高い能力ふるわけないじゃない。
シリウス:うわ、低い(笑) 
     おまえ、それじゃ聞き込みとか成功しないぞ。どうすんだ。
セクメト:え? 情報収集ってのは相手に銃かナイフ突き付けて
     やるもんでしょ。
ゴング :ま、基本かな(笑)
シリウス:どういう基本だ。それ「聞き込み」って言わないぞ(笑)
シルバ :綺麗なお姉さんに睨まれちゃったもので、の方が正しい
     ですか(笑)
シリウス:正しい。
セクメト:あれ(笑)
ティオ :車、もう一杯?
シルバ :390/500ENC積んでるよ。浄水機が意外とでかい。
セクメト:まだ110余裕あるんでしょ。予備弾薬入れても問題ないわね。
     行きましょう。
GM  :全員、セクメトに押し切られました(笑)

   5 遭遇戦

GM  :ワゴンの最初の運転手はシルバですね。
シリウス:俺はオートプロテクターを着ておくぞ。
セクメト:なんか変なのが隣にいる。
シリウス:無視。
GM  :移動中のランダムイベントチェックは1D6で。
     遭遇判定は右回りでやってもらいましょうか。
     まずは一日目朝、ゴングが代表して振ってください。
ゴング :1!
GM  :<悪路>です。運転者は【地上車全般】の判定を*
シルバ :43なので成功。
シリウス:こっちも成功しているので…わざと揺らす。
セクメト:キャアーーと悲鳴をあげたいところだが、どうかな。
     あ、指がトリガーに引っ掛かって、とかやるわよ。
シリウス:…余計なちょっかい出すのはやめとこう。
GM  :判定に成功していれば、支障はありません。
     では昼、ワゴンの方は運転交替して、ランダムイベント判定も
     ユータ。
ユータ :僕に…代わっちゃうんですか…いいんですか…
シルバ :頑張れよ。車、傷つけないでくれよな(笑)
ユータ :6…です。
シリウス:これは何かありそうだな。
GM  :バンデットとの遭遇です。
ユータ :敵が……
ゴング :…敵がどうした?
ユータ :…………
ゴング :おい、一体、何なんだ。なにがあった(笑)
ティオ :来た来た♪
GM  :偵察隊のようです。
     バイク2台とトライク1台。距離は20m。
シリウス:そんなに近いのか?! 
     20mって言ったら「至近」だぞ。
     サプライズチェックがあってもいいくらいだ。
ティオ :うわぁ、って感じだね。
シリウス:200mじゃないのか?
GM  :20mです。山陰から出て来たということで。
シリウス:でも20mは近すぎる。なにか判定させてくれ。
GM  :うーん、では全員《PER》難易度20で判定してください。
     成功人数×10mを加算した地点で発見したことに訂正します。
セクメト:初めての判定ね…って…1ゾロなんだけど…
GM  :それは能力値にかかわらず失敗です。他の人は成功? 
     では+50mにします。
ゴング :偵察隊ならCSを出すまでもなさそうだな。
     なにか武器ないか?
ティオ :たくさんあるよ♪ 吸着地雷? 手榴弾がいい?
シルバ :それなら、その辺に…
ゴング :歩けねぇ(笑) 重火器は?
シルバ :ティオのサイボーグライフルが積んであるかな。
ティオ :ボク、ソリッドシューターあるから、それ使っていいよ。
シリウス:相手バイクなんじゃ…
ゴング :サイボーグライフルはENC20なんで、オレじゃ
     手持ちにできないって(笑)*
シルバ :LMGもあるけど。
ゴング :そっちの方がいい。LMGを借りる。
セクメト:サイボーグライフルのデータちょうだい。
     それと戦闘のルールも確認したいんだけど。
シリウス:じゃあ、そっちは俺が説明しよう。

 シリウスがセクメトに戦闘ルールを詳しく解説している間に、
 ゴングはLMGフルオートの5発でバイク2台を屠る。

ティオ :うーん、やっぱり弾数の多い武器はいいね。
シルバ :どうします? あっち、まだ取り込んでるようですが。
セクメト:あ、もう片付いちゃったの?
ゴング :トライクはそっち用に残してある。
セクメト:じゃあ、あたしがこのサイボーグライフルで…
シリウス:待て待て。バギーの窓から出して撃てる武器じゃないから*
セクメト:なに〜っ、使えん!
シリウス:謹んでMAX−7の20mmバルカン砲を進呈しよう。
     でも、こいつらに使うのはもったいないかな。
セクメト:そのケチケチ精神でお金を貯めてきたのね。
シリウス:20mmバルカンは弾丸だけで$3,500するんだぞ。
     報酬が吹っ飛ぶわ。
セクメト:それはあたしも考えるかも(笑) 小市民だしね。
シルバ :すごい武器持ってんなぁ、と見てます。
ティオ :あっちの車もシルバ兄ちゃんも攻撃しないんだね。
     じゃあ、ボクがソリッドシューターのAT弾だ。当たり〜
GM  :トライクは装甲車両ですらないんで、AT弾なんか撃ち込んだら
     大破です。あっと言う間にケリつけましたね。
     今、倒した奴らの褒賞金は合わせて$300です。
セクメト:申請お願いしまーす。
シリウス:俺はそのための要員らしいからな。
セクメト:この$300はチームマネーとして計上しておきます。
ティオ :わーい。お小遣い♪
シリウス:俺がいなかったら捨て金だぞ?
セクメト:うーん。やっぱりハスラーはひとりは必要ね。
     メタルヘッドって、後からクラスチェンジできるの?
シリウス:いや、ルール的には不可だ。
セクメト:なら仕方ないわね。
GM  :夕方のイベント判定をどうぞ。
セクメト:あたしの番ね。…4!
GM  :酸性雨が降ってきました。
ティオ :きゃー
GM  :路面状況<悪路>になります。運転者は【地上車全般】で判定。
シルバ :運転は大丈夫です。車はどうにかなるんですか?
GM  :それほど酸性の強い雨ではなかったので、何日も放置しなければ
     平気です。時間を見て洗車してやってください。
シルバ :戻ったらすぐに洗います。
GM  :では野営のシーンです。
ティオ :見張りたてないといけないよね。
     ええっと、戦える人が1、2、3、いっぱい。
シリウス:おまえの孤児院は爆弾の取り扱いしか教えとらんのか。
ゴング :全員、戦闘できそうだから、《REF》順でふたりずつに
     すれば。
シリウス:またこいつ(セクメト)と組むのはやだ。
シルバ :それに、その組み合わせだとゴングとユータがどっちも重い
     武器、使えないんじゃないですか?
セクメト:なら、あたしとゴング。シリウスとユータでどう?
ユータ :…了解です(にこ)
セクメト:あれ、なんかこの子、嬉しそうだったよ、今。
シリウス:こいつとなら静かに見張りができそうだ。
セクメト:世の中には男が好きな男もいるのよね、と思っておきましょう。
シルバ :そうなのか、と誤解しておきます(笑)
ティオ :え、シリウス兄ちゃんってホモなの? こそこそ*
シリウス:(聞いてない)多目的警戒ポッドを持っているので設置して
     おく。
セクメト:じゃ、見張りいらない?
シリウス:これはあくまでも補助だ。
     それと、AIは眠らないので、《グレイウルフ》は勝手に索敵。
セクメト:働き者だ。
ティオ :偉い車。
シルバ :いいな。
GM  :では、最初の見張り番。ゴングに振ってもらいましょう。
ゴング :6…ってさっきと同じか。
ティオ :なんか来た♪ なんか来た♪
GM  :バンデットの襲撃です。《PER》の判定を。難易度20。
シリウス:間違いなく、警戒警報が発動するはずだぞ。
GM  :まずはキャラクターに判定させてください。
シリウス:ま、確かに、能力値が上昇する可能性があるからな。
ゴング :成功だ。
セクメト:強化人工神経、入ってるからばっちりよ。
GM  :では、ふたりともバンデットの接近に気づきます。
     他のキャラクターは休んでいますが。
ゴング :ちらっと強そうなお姉ちゃんを見よう。
セクメト:ふたりで大丈夫じゃない?
ゴング :連中、起こす前にやっちまうか。
セクメト:向こうでなんかブーブー鳴ってるから放っといても起きる
     でしょ。
ゴング :そのうえにガガガ…ドカーンって(笑)
シリウス:全員、《PER》のチェックだろう。
ティオ :ボクの《PER》だと起きないわけがないんだ。
     うるさいよー、みんなー。
セクメト:《PER》高いと大変ね。寝れないわね。
GM  :最初のラウンドで行動できるのは見張りやってたふたりのみ。
     他のメンバーは2ラウンド目から行動開始です。
ゴング :CSに乗ってないとオレの《REF》は19なんで。
セクメト:じゃ、あたしから。サイボーグライフルでいきます。
シリウス:【重火器】技能が79%で、レーザーサイトで+40%。
     夜間装備ありで、他にマイナス要因がないんだったら、
     ファンブル以外で命中する。
セクメト:出目98に火力70足して、168。
GM  :何、狙ったの?
セクメト:大きいの−−トライクからね。
シリウス:サイボーグライフルは対物○なんで、装甲チェックに成功しても
     ダメージキャンセルできないからな*
GM  :う…細部命中を。
セクメト:1D10なのね。4!
GM  :エンジン直撃なので、1台破壊されました。
セクメト:あと、火力足した数でいうよ。
GM  :目標変更は−10%
セクメト:それでも100%オーバーの成功なのよ*。ダメージは105。
GM  :バイクの装甲なんてあってなきがごとしですから、壊れます。
セクメト:また−10%ね。77とファンブル(笑)
GM  :細部命中は乗員…
シリウス:サイボーグライフルはダメージシフト2なんで、乗員に
     当たったなら間違いなくK(致死)だろう。
GM  :敵はクリアしましたが、せっかくファンブルも出てますので、
     ファンブルチャートお願いします(笑)
セクメト:止められないのっ?!
シリウス:A4だから4発撃ちきらないと。
GM  :反撃(?)がそれしか期待できないってのも悲しいですが(笑)
セクメト:慣れてない武器ってこれだからヤぁね。
     …9出たんですけど。
GM  :簡易な武器故障。
     サイボーグライフルだと【重火器】で一般技能の判定に
     成功するまで使用不可。
     ま、もう戦闘終わってますから、ゆっくり修理してください。
     そこで「大失敗」出さない限り、取り返しのつかないことには
     なりません。
セクメト:危ない〜危ない〜。
     でも、なんとなく自分の戦闘力がわかったわ。
     やっぱりこんな武器使ってりゃ1ラウンドでカタがつくわよね。
GM  :では、見張り交替。
シリウス:振れ。
ユータ :…はい。2…です。
GM  :特にイベントはありません。
シルバ :次の組も2です。
GM  :何事もなく夜が明けました。
シリウス:一晩にそんなに何度も事件があってたまるか。
ティオ :ご飯♪
シルバ :あれ? そんなもの買ってないよ。
シリウス:物品表に「保存食」ってのがあっただろ?
ティオ :見てないや。
セクメト:え、あたし「スーパーストマック」入れてるから、有機物なら
     なんでも食べられるんで、食事なんか用意してないわよ。
シルバ :しまった(笑)
シリウス:俺はちゃんと持ってきてるが…欲しい?
ティオ :この兄ちゃん、高く売り付けようとしてるよ。
セクメト:商人と化したな(笑)
ティオ :いいもん。どうせ昼には村に着くし。子供は食べなくても育つ。
シルバ :身長、伸びないぞ?
ティオ :ええ〜ん。
ゴング :軍にいたからな。こういう状況に慣れてないわけじゃない。
シリウス:欲しいならくれてやるぞ。
ゴング :出されたならもらっておこう。
シルバ :ありがとう。
ティオ :う、みんな食べてる…ボクもほしいな。
シリウス:6人分ならちょうどあるから食え。
ティオ :やったやった♪ ありがとー
ゴング :すまんな。ネオ=アップルに戻ったら買うから(笑)
シリウス:帰りの分はフロンティアタウンで補充できるだろ?
セクメト:わかんないよ?
ゴング :安全な食料かどうかは保証の限りではない(笑)
GM  :では、準備を整えて出発。2日目朝のイベントチェック。
     どこまで回ったっけ?
シリウス:俺だ。4。
GM  :ふたたび雨です。<悪路>。ワゴンを運転してるのはどっち?
ゴング :昨日の夕方はシルバだったから、今度はユータか?
ユータ :…僕は…マズいです。
セクメト:実は技能低いみたいだよ(笑)
シルバ :ぶつけるなよー
ユータ :《DEX》でごまかしてるだけ…なんで…*
シルバ :これは辛いかも(笑)
ユータ :…あ、ダメ。
ティオ :ぶつかるぅ?
GM  :ぬかるみにタイヤを捕られてスリップしました。
     ワゴンの乗員は全員《REF》の判定をしてください。
     とっさに身構えられるか。
ティオ :うわぁ☆
シルバ :大丈夫です。
GM  :車自体に損傷はありません。
シルバ :あぁ。びっくりしたなあ。
GM  :雨があがり、マーシィタウンが見えてきました。

   6 マーシィタウン

GM  :人口50名ほどの小さなフロンティアです。
     細々と水耕栽培のようなことをして暮らしています。
     特に資源はありません。
     浄水機を引き渡せば任務は終了ですが、設置まで手伝いますか?
シルバ :いいよ。手伝おう。
GM  :判定は【大型メカニクス】です。
シリウス:それなら俺も手伝えるな。
ゴング :協力しよう。
セクメト:手伝ってあげたいけど、そんな技能ないので応援だけ(笑)
GM  :君たちの手助けもあって、浄水機は数時間のうちに設置完了。
     村人は礼を言って「これ、隕石の破片らしいんだ。価値が
     あるかわからないけど、珍しいものだからあげるよ」と
     拳大の石(ENC3)をくれます。
ティオ :隕石なの?
GM  :【鑑定】してみますか?
シルバ :そんな技能もってないし。価値がわからない(笑)
セクメト:《INT》で代用判定あり?
シリウス:この場合は対応する技能がちゃんとあるから、なるべくなら
     能力値の代用判定はなしにした方がいいと思うが。
     <大成功>の5%に賭けるって手もあるんだし。
ティオ :やってみよう。でもわかんないや☆ きれいな石だね。
シルバ :そうか? 堅そうな石だよ。
     価値がわかんないから適当なこと言ってみる(笑)
ゴング :オレも失敗してるので恐る恐る覗く。生きてないか(笑)?
ティオ :中になんか入ってんのかなぁ?
シリウス:もらったのはチームでひとつだな?
GM  :そうです。ネオ=アップルに戻ったら、改めて鑑定してもらう
     ことは可能です。
     そろそろ夕方になりますので、村の方で食事と宿を用意して
     くれます。
ゴング :オレはここでの目的もあるんで、世話になろう。
セクメト:ちょっと村の中を散策したいな。
GM  :小さな村ですからすぐに回れますよ。
シリウス:写真を見せて人を探します。
ゴング :同じく。
セクメト:なに? 人探ししてんの?
GM  :ふたりは《SYM》で判定してください。
ゴング :6ゾロでないと成功しないか。うぅ…ダメだ。
GM  :「こんな人、村にはいないよ」
シリウス:俺の方も判定するんだな?
セクメト:一緒に探してあげよっか?
シリウス:いらん。俺もダメだった。失敗。
GM  :「見覚えない男だなあ」
シリウス:ここで見かけたという話を聞いてきたんだが。
GM  :「いや、知らないよ」
シリウス:この写真は古いものなので、人相が変わっている可能性はある。
     それも考慮してみてくれないか。
GM  :「うーん、思い当たらないね」
シリウス:ここ最近、村に出入りした部外者について聞くぞ。
     人数、容貌、目的、わかるかぎり教えてくれ。
GM  :「こんな男は見たこともないってば」*
シリウス:仕方ない。諦めよう。
ティオ :皆、何探してるんだろ?
ゴング : …シリウスか。気になるな。
セクメト:あたしは断られたんで、盛り場にでも行って−−
シリウス:こんな小さな村に盛り場なんてあるのか?
セクメト:憩いの場のひとつくらいあるわよ。
シリウス:まあ、パブくらいならあるかもしれんな。
セクメト:そこに行って一杯飲みましょう。
     こういうフロンティアって、子供っているの?
GM  :まったくいないわけではないけど、環境汚染の激しい場所で
     暮らしてるんで、幼児死亡率は高いです。
     ミュータント化して生まれる子もシティよりは多いです。
セクメト:子供がいるだけで目立つ?
ティオ :わーい♪
シルバ :こ、子供?
セクメト:公称16歳(笑)
ティオ :よし。ボクは村の珍しい話でも聞きに行こうっと♪ 
     なにかおもしろい話なーい?
GM  :それは君が何をして「おもしろい」と感じるかによりますが。
     多分、君たちハンターの方が村人よりよっぽど刺激的な毎日を
     送ってます。
ティオ :じゃあねえ、最近、変わったことあった? 
     《SYM》は24だよ。
GM  :そうか。では−−
     「近くにあった別のフロンティアが壊滅したらしくてね。
      音信不通なんだ。物資の交換とかして交流のあった村だから、
      心配だな」
ティオ :そのフロンティアの名前は?
GM  :えー、トアルタウン。
セクメト:ものすごいいいかげんなネーミングだ(笑)
GM  :「ミュータントに襲われたか、疫病が発生したか、熱嵐や
      毒霧が通過したか、その辺の事情まではわからないんだがね」
ティオ :物資が足りなくなりそうだったら、また《ブラック・ローズ》に
     連絡してよ。ボク、一生懸命、運んでくるよ。
セクメト:ティオ、偉〜い。
GM  :「ありがとうよ」
     フロンティアの人間は基本的にシィに依存して生きるのが嫌いで
     荒野に住んでいるので、定期便で物資を届けてもらうような
     依頼はありませんが、この村は今回みたいに生活の基盤となる
     機材が壊れたりしたときはシティに発注せざるを得ない規模の
     弱小フロンティアなんで、そのときは《ブラック・ローズ》の
     ティオを指名して依頼すると約束します。
ティオ :任せて。
シリウス:運ぶのはおまえじゃないだろ。
ティオ :うん。シルバ兄ちゃんの車ならいっぱい積めるからね♪ 
     大丈夫だよ。
シルバ :どこかで自分の話をされてる気がします(笑)
ティオ :ね! あれ、兄ちゃんいないや。
シルバ :いません。自分的にはもう仕事は済んだし、明日はまた朝から
     運転だから休んでおこうと。
ティオ :そうだね。
シルバ :あ、その前に食べ物を買わないと(笑)
ティオ :そーだそーだぁ♪
GM  :シティでの価格(1食$5)より高くなります。3倍相当。
     できれば金でなく物々交換の方が喜ばれます。
シルバ :一日分だけでも買っとかないと、帰り道で困るし。
ティオ :1食につきENC1だってよ。大丈夫?
シルバ :帰りは浄水機の分が空くから、それは問題ないです。
セクメト:軽く飲んだら、村を散策しつつ宿に帰りましょう。
ゴング :ちょっとシリウスを捕まえて聞きたい。
シリウス:なんだ?
ゴング :人を探しているらしいんでな。
シリウス:……。どうぞ、こっちは黙って聞いてるよ。
ゴング :南アフリカに行ったことはあるか?
シリウス:ない。
セクメト:南アフリカ…想像できないほど遠いわ。
シリウス:ちなみに、南アフリカのどこ出身だ?
ゴング :メガ=ケープタウン。
セクメト:ケープタウン! それはまた遠いなあ。
ゴング :おまえも人を探しているようだが、その人物について聞いても
     差し支えないか?
シリウス:ある。  ←即答
ティオ :そんな態度だから皆に情報教えてもらえないんだよ。
シリウス:うるさい。落とすぞ、おまえ。
ゴング :まあ、多くは問うまい。
     そうか、すまなかったな−−と言って、そのまま去ってゆく。
     こっちも言える立場じゃないからな。
セクメト:皆、臑に傷もつ身なのか(笑)*

    7 静かな夜
 
GM  :では、夜が更けて、皆、寝ています。
     《PER》のチェックをしてください。
シリウス:多目的ポッドを設置しておくぞ。
GM  :村の中ですよ? 村人が通るだけで警報鳴ってうるさいですが。
シリウス:いや、俺は村の外にいる。
     オートプロテクター着て、車の中で寝てます。
セクメト:またこいつは(笑)
シリウス:俺は《PER》判定しなくていい?
GM  :多目的ポッドは作動していません。
     全員《PER》を振ってください。
セクメト:イェーイ、6ゾロだぁ!
ゴング :シナリオ終了時に《PER》1上昇しますね。
ティオ :いーなー
セクメト:《PER》は判定する機会が多いから、案外、簡単に
     限界値になっちゃいそう。*
     うーむ、その点も考慮してキャラクター作るべきだったか。
GM  :右側の人から《PER》の達成値を教えてください。
シリウス:21。
GM  :右からって言ってんでしょうが。
ゴング :25。
ユータ :30…
セクメト:6ゾロ!
シリウス:21。
シルバ :20。
ティオ :すごいすごい。33。
シルバ :はあ? 33?
GM  :《PER》はサイバー化すれば人間限界に+18まで
     できちゃうんで、判定時の難易度決めるのがちょっと難しい
     です。
     ともあれ、今回、こっちで設定していた難易度20は全員が
     クリアしてるので、全員、夜更けに目が覚めます。
ティオ :また目が覚めちゃった…
GM  :25以上を出したキャラは、村に何物かが侵入したのを
     察知します。
セクメト:それって大勢? それともひとり?
GM  :人数までは不明ですが、相手は隠密行動してます。
シリウス:敵だ。敵の匂いがする。
セクメト:じゃあ、外へ出てみます。HMG担いで…
ゴング :最初から、やる気満々っすね(笑) 
     オレも外へ。
     CSを取りにいきたいんで野戦ワゴンの方に向かう。
ユータ :僕も…外。
ティオ :武器は用意しとくけど、外には出ないで、窓から様子を
     伺ってみよう。
シリウス:オートプロテクターのスイッチを入れる。
GM  :外で歩き回っている人は《PER》20、室内・車内に
     いる人は25で再度判定。
ゴング :22。
ユータ :28…
セクメト:今度は低いな。23です。
GM  :ゴングとセクメトは、地面に人が倒れているのを発見。
セクメト:生きてるか死んでるか確認。
GM  :息がありません。
ゴング :死因は? 【医学】は持ってないけど。
GM  :これまで、銃声は聞こえていません。
セクメト:まさかっ…
     浄水機の方に向かいます。周囲を確認しつつ。
GM  :夜間装備はありますか?
セクメト:もちろん、サイバーアイに入ってます。
ゴング :オレも。で、セクメトとオレが発見したのは別の死体か?
GM  :はい。死体はひとつだけではありません。
     で、屋内組の《PER》は?
シリウス:6ゾロ。
ティオ :35♪
シルバ :21。
GM  :ではシルバはティオがこそこそやっているのでなんとなく
     目が覚めただけです。
     シリウス、ティオとユータは闇の中、機械的なフォルムを
     もった人間大の影が横切るのを一瞬、目にしました。
     この時点でまだ警戒ポッドが作動しないところをみると、
     侵入者によって事前に破壊されたと考えた方がいいでしょう。
シリウス:車を降りて【ストーキング】開始。影の後をつける。
     《LUC》を1ポイント使って技能値を倍にしておくぞ。成功。
シルバ :うーん、起きたけど寝ぼけてます(笑)
ティオ :シルバ、シルバ。なんかいるよ!
ゴング :村人かどうか確認。
シリウス:機械的なフォルムの村人なんているか?
ゴング :あ、いや、オレが言ってるのは死体ね。
GM  :死体は村人のものですよ。ナイフで喉を切られていました。
セクメト:外傷があるのね。よかった…あたし、運んで来た浄水機に
     毒でも仕込んであったかと思ってさあ(笑) 
     やべぇ、やっちまった〜と思ったんだよ。
GM  :ああ、それで浄水機を調べに行ったの?
セクメト:絶対、毒だと思って。このGMのことだから(笑)
シルバ :そ、そうなんですか。
セクメト:それはそれは陰険なシナリオ作るのよー
GM  :何を言う(笑)
ティオ :侵入者に村人が襲われてるんだね。よし、ここは爆弾で。
シルバ :爆弾っ?!
ティオ :え、騒ぎを起こせば、皆、気づいて逃げてくれるよ。
シルバ :家に籠もっちゃうんじゃない?
セクメト:こんな武器、担いだ奴が外、歩いてるし。
     なんか、あたしたちが村の平和を乱しにきたみたいよね(笑)
     ごめんなさいね〜
GM  :シルバとティオを除いた、外に出ている人。
     この時点で、「隠れる」に類するアクションを取ったのは
     シリウスだけなので、残り3人は侵入者側からその存在を
     発見されたと思ってください。
ティオ :あ、皆が見つかっちゃってる(笑)
GM  :君たちを見つけた相手は寄ってきます。
     (イラストを提示して)こういう奴が3人*
ティオ :うわー
シリウス:俺としては《WIL》チェックしてもいいくらいだな。*
GM  :三体の侵入者はゴング、ユータ、セクメトにそれぞれ接近。
セクメト:ええっ、1対1?! よかったぁ、HMG持ってて♪ 
     でも強そうな奴よね。
ユータ :…もう…だめ…
シルバ :諦めてるよ(笑)
GM  :「《豹》は5分で8人殺ったそうだ…
      それ以下の成績は残せんな」
セクメト:うお。ユータ、逃げなさいっ!(笑)
シリウス:グレイウルフに無線連絡。
     《ASURA》を見つけ次第、掃射せよ。
     それが村人への警告にもなるだろう。
セクメト:村人が飛び出してきたら危ないんじゃない?
シリウス:奴らと村人の区別くらいつくさ。
     俺はグレイウルフの銃撃を陽動にして、【ストーキング】して
     いる奴を後ろから攻撃するぞ。
GM  :えっと、三体のうち、どれを【ストーキング】してます?
シリウス:それはGMが判断することだろ。
     俺は目についた奴を追っただけだ。
セクメト:ダイスで決めたら?
シリウス:それが無難だろう。
GM  :では、こっちで振っておきます。
セクメト:村人に言います。危ないから家から出るんじゃないわよっ! 
     それから目の前に現れた奴に攻撃。
ゴング :オレはどうするかな。
シリウス:CSか。乗ってもらえればありがたいが、ASURA相手だと
     起動するまでが大変だな。
ティオ :乗り込む前に攻撃されそう。
ゴング :目の前の奴との戦闘は避けて、CSが置いてある場所に
     向かおう。
GM  :了解。ユータは?
ユータ :……あ…
シリウス:凍るのはヤバいぞ(笑)
GM  :ちなみに武器は何を持ってますか?
ユータ :9mmSMG。
シリウス:火力10の小火器じゃ、ASURAの装甲には通用しない。
セクメト:あんたは逃げなさい!
GM  :では、まずMAX−7が陽動作戦に入り、戦闘開始となります。
     銃声を聞いた敵は、一瞬、動きを止めます。
シリウス:すかさず攻撃するぞ。
GM  :「抵抗を確認。ミッション1から2へ移行。装備使用制限解除。
      最低時間でエリア内のターゲット全員を抹殺せよ」
ゴング :かえってヤバいことになった?(笑)
ティオ :銃声だ。
     シルバ兄ちゃん。野戦ワゴンに戻って、迎撃態勢を整えるよ!
シルバ :わかった。
ゴング :シルバ、出てきて大丈夫か?
シルバ :自分はアレ見てないんで(笑) 
     異変があったら、とにかく車まで戻らないと自分は
     何もできないと思ってます。
ティオ :ボクは行くよ!
GM  :なら、方向的にゴングの前の敵と遭遇することになりますね。
     君たちが巧く引き付けておけば、その間にゴングがCSを
     起動できるでしょう。*
シリウス:【ストーキング】効果を適応してくれ。*
     ここはサイレントキル。【素手戦闘】でいくぞ。
GM  :君の相手はセクメトの前にいる奴です。
ティオ :相手、フルボーグみたいだけど?
シリウス:クリティカルが出てるから関係ない。チャートは8。
ゴング :それは「即死」のはず。
シリウス:しかも、自主的に【素手戦闘】1/4で判定。
     その上でクリティカルだから、そっちの【格闘回避】は
     5%の「絶対成功」のみ可能だ。
GM  :打つ手がありませんね。ひとり倒されました。
ティオ :すごーい。
シリウス:情報を聞き出したい。気絶狙いにしておきたいが。
セクメト:でも、あたし撃っちゃってるわよ。
ゴング :完全に留めさしにいってる(笑)
シリウス:せっかく生かしておいたのに!
セクメト:そういうのは先に叫んでおいてくれないと。
シリウス:叫んだらサイレントキリングじゃなくなるだろ(笑)
GM  :2発目からは−10%で標的変更可能。
セクメト:ユータを助けましょう。
シリウス:そんな近くにいるのか?
GM  :50mにしたって距離修正+30%だし、村にはたいした
     遮蔽もないので許可しましょう。
セクメト:ありがとう♪ 152、174…
GM  :待って待って。1発ずつ装甲判定しなきゃならないから。
セクメト:そんな面倒な処理するの?
シリウス:慣れれば簡単だ。
セクメト:もういい? 次、169、その次、クリティカル−−9。
シリウス:死んだな。
GM  :装甲判定の意味なし(笑)
ゴング :ダメージ120いってりゃ、《SUV》=SでもKだから。 
GM  :では、ユータがSMGを構えたとき、その敵は後ろから
     HMGで…
シリウス:あんなのが吹っ飛んで来たら逆にヤバいんじゃ(笑)
セクメト:ユータ、どいてーっ! 
     だけど、こんなに攻撃力高いと気持ち悪いな。
シリウス:特別な武器を使ってるわけじゃない。相手だって同等レベル
     以上の攻撃力があると考えていいんだぞ。
セクメト:先手必勝? 《REF》は大切よね。
GM  :では、三体目。ゴングは《REF》判定を。
ゴング :28。
GM  :物陰に飛び込みました。相手は君の位置までロストしたわけ
     ではありませんが、攻撃を受けた際には遮蔽効果が得られます。
     で、そこへティオとシルバが駆けつけて来ます。
     そちらの武器は?
シルバ :バトルライフルです。
ティオ :ソリッドシューターと、SMG。あと手榴弾。
GM  :ソリッドシューターは両手持ちの武器ですよ。
ティオ :SMGは予備用。
セクメト:ティオ…あんたもいろいろ背負ってきてんのね(笑)
GM  :特に【ストーキング】で接近したわけではないようなので、
     ASURAは君たちに気づきます。
     で、そいつはティオを見て、「おまえ…α−1か?」と
     言います。
ティオ :………。
     …知らないよっ。攻撃だ。AT弾。*
ゴング :貫通するぞ。下手するとこっちが危険(笑)
ティオ :行くよー
ゴング :シルバに、野戦ワゴンに駆け込め!、と指示。
     少なくとも散開しといた方がいい。
シルバ :了解。
シリウス:ティオと闘っている奴の方に移動する。
ユータ :移動…します。
ティオ :当たり♪ 火力100足して、154。
セクメト:それもすごいね。
GM  :しかし、S射ですよね。まだ耐えてます。
     標的は…当然、ティオ。
     腕を突き出すと、その先から炎の帯が。
ティオ :きゃー
ゴング :火炎放射器か。生身相手に一番、きっつい武器だ。
GM  :全身に95の固定ダメージ行きます。
セクメト:あんた、特殊繊維皮膚とかないの?
ティオ :ないない(笑)
シリウス:となるとMO(致命傷)か。《LUC》使っておけ。
セクメト:こえーっ、火炎放射器ー。
ゴング :生身相手だとすごい効くんで。
セクメト:生身じゃなきゃ平気なの?
ゴング :多分、あまり怖くないかと(笑) 
     《SUV》=SならHW(重傷)にもならない。
セクメト:なんだ。あたしなら平気だったのね。
シルバ :手榴弾、爆発しない?
セクメト:ああ、それがあった!
ティオ :いえ、手榴弾はピン抜いてないと、めったなことじゃ
     誘爆しないです。
     とにかく、ゴロゴロ転げて火を消します〜(笑)
ユータ :…撃ちます。距離は…
GM  :「中距離」かな。+20%で。
シリウス:もう「至近」まで行ってんじゃないのか?
GM  :SMGの「至近」って5m以内です。そこまで近付きますか?
ユータ :いえ…このままで…
GM  :射撃モードは?
ユータ :…オートで。49。
GM  :頭に当たりましたが、装甲で弾かれてます。
セクメト:カーン! ここにも《ゴング》がひとり(笑)
ユータ :あと…44…54……34。
シリウス:やはりSMGだとそんなものか。
     ASURAの装甲は通らないな。
     ブースターレッグ発動。チャージ。
セクメト:空飛ぶ脚だ。いいわよね。あたしもお金ためて買わなきゃ。
ゴング :シルバに言うぞ。
     CS起動するまで、車を動かすのは待ってくれ。
シルバ :わかった。
     ところで、サイバーリンクしないと搭載火器って使えない
     んですか?
GM  :いや、ひとつだけは手動で操作可能。
     ただし、「命中率1%でもあれば、1発は必ず命中」の特典は
     受けられません。
シリウス:どのみち、このラウンドでの射撃は不可だろう。
     車に乗り込んでおしまいだ。
セクメト:ユータはどうするの? 
     このままだと、次、あんた狙われるわよ。
ユータ :SMGだと効かないようなので、隠れます。
GM  :《REF》+2D6で判定。
ユータ :…39。
セクメト:早っ、なにそれ?! 
シルバ :すごいなー
ユータ :サイバーで…
GM  :そこまで高いとさすがに…
     ユータはASURAの視界から消えました。
シリウス:俺もブータスーレッグ発動した時点で《REF》54に
     なってるぞ。
セクメト:おいしい〜
GM  :なら、シリウスの行動からですね。
シリウス:殴る。またクリティカルだ!
GM  :AT弾のダメージも受けてますしね。倒れました。
セクメト:これで全部倒した?
ゴング :まだどこかに潜んでないとも限らないので、CSを起動して
     見回ってくる。
GM  :了解。あと、【応急手当】をもってる人、どなたかティオを
     治療してやってください。
セクメト:あたしがやると痛い治療になるかもよ〜。ぐへへへ。
シリウス:なんだその笑いは。何を企んでいる。
セクメト:かわいい男の子にそんなことするわけないでしょ。
シルバ :応急キットを使うと74%まで成功なので、やります。
ゴング :なら、任せようか。
シルバ :……ダメです。失敗しました。大失敗。
ティオ :うへえ〜
シルバ :ごめんなさい。
セクメト:死ぬぞ、死ぬぞ。
ゴング :今、包帯で首を締めかけてたが(笑)
シルバ :しっかりしろ、ぎゅ〜っ
ティオ :違う、違う、お兄ちゃん、違うっ…!
セクメト:《LUC》を使ってやり直しなさい!
シルバ :やり直します(笑)
シリウス:隣から指導します。それで成功率あげてやって。
GM  :では、+15%でいいですよ。
セクメト:でも、それもなかなかプレッシャーかかるわよね(笑)
シルバ :あ、O3!
シリウス:「大成功」じゃないか。後で技能が5%上昇するよ。
GM  :では負傷ランクが軽減されます。
     それにしてもかなりの深手であることには変わりありません
     から、ネオ=アップルに戻ったら早く治療してもらった方が
     いいですよ。
ゴング :こんがり焼かれてる。
GM  :では、見回りに出た人。《PER》チェック。
ゴング :19。
GM  :あの三体の他には村に入り込んだ者はいないようです。
     夜が明ければ、それが確信できます。

   8  別れの朝

GM  :夜が明けると、ようやく昨夜の状況が確認できます。
     セクメトが村人に対し、「危険だから外へ出るな」と指示する
     アクションをとったため、村人の生存率は高くなっています。
     生き残っているのは40人。
セクメト:それでも10人もの村人が死んでしまったのね。
シルバ :20%だ。死亡率高い…
シリウス:捕まえたASURAはヘルメットを外し、サイバーパーツの
     コネクターをレーザーナイフで切断して動けないようにして
     おくぞ。
GM  :彼のそんな行動を見ている他のキャラクターにはわかります。
     彼がASURAと呼ぶこの敵、フルボーグではありません。
     オートプロテクターなんですが、着ている人間はかなり
     サイバー化しています。
     そうしないと、機体の性能についていけないようです。
     すでにこいつらについて知っているシリウスを除く全員、
     《INT》チェックをしてください。
     成功したならば、このタイプのオートプロテクターはどこの
     軍でも制式採用されてないはずだというのを知っています。
     ついでにシリウスを除く全員《PER》チェック−−で、
     彼がこのASURAに対して、かなりの執念をもって
     いるのを感じました。
シリウス:こいつらの正体なんぞ、リプレイ読んでる人間には百も承知
     なんだろうが(笑)
ゴング :ま、プレイヤーとキャラクターは別ですから。
シリウス:尋問するぞ。なんのためにこの村を襲ったか。
GM  :しかし−−彼らが村に侵入を開始してから1時間たった時点で、
     捕まえていたASURAの頭が吹っ飛びます。
シリウス:なに? 誰がやった。
GM  :時間になっても戻らない奴の頭の中で爆弾が作動するよう
     仕組まれていたようです。
シルバ :うわ…
ティオ :吹っ飛んだのって、頭だけだよね? 
     他の部分って調べられるの?
シリウス:鎧を剥いだっておまえの身体には合わないぞ。
     そもそも、着てる人間のサイバーパーツがそのまま、
     プロテクター代わりになってる部分もある。
ティオ :違うよ、こんなの着ないよ。
シリウス:調べるにしても、ここじゃ設備がないだろう。
     ネオ=アップルに戻ってからだな。
セクメト:ちょっとシリウスに聞くわ。
     こいつらと何か因縁でも?
シリウス:腐るほどな。
     −−あまり壁を作ってもゲームの進行に差し障りがありそう
     だから、もう少し話をしておくか。
     《ステイツ・コネクション》、あるいは《ナイトメア》という
     組織を知っているか?
セクメト:どうなんだろ? 《INT》チャックしていい? 27。
GM  :君はこれを読みなさい。(情報メモが飛ぶ)
セクメト:ふむ…ではシリウスには、よく知ってるわ、と答えましょう。
シリウス:知ってるんだ?! なら説明するまでもないな。
セクメト:いかん、この答えではダメだったらしい(笑) 
     関係しそうなトコを知ってるわ、と言い直しましょう。
シリウス:わかりやすいように説明すると、《ナイトメア》というのは
     北米に根を張る犯罪組織だ。
     その子飼いの戦闘部隊に《ナイト・ゴーンツ》という
     特殊部隊がある。
     これは《ナイト・ゴーンツ》専用オートプロテクターの
     第3世代型《ASURA》だ。
     元々、能力の高い素体(人間)に同じ規格のサイバーパーツを
     インプラントし、同じ規格のオートプロテクターを着用させる。
     それにより、ただの人間にオートプロテクターを着せるより、
     性能もサバイバリティも格段にアップできる。
     フルボーグ手術より安価で済む上に、フルボーグ並の性能を
     持つわけだ。
     また、目的に応じて、サイバーパーツを交換することで、
     格闘仕様や移動力重視型にできるなど、非常に高性能な
     殺戮兵器だ。
     そういった鬼畜な奴らがこの村に入り込んだんだ。
ティオ :シリウス兄ちゃん。
     こいつら《ナイト・ゴーツン》じゃないって可能性は
     絶対にないんだね?
シリウス:《ナイトメア》だけが有している技術のはずだ。
セクメト:第3世代ってことは別のタイプもあるわけ?
シリウス:第1世代《インキュバス》は訓練した兵士にオートプロテクター
     を着せただけだった。
     第2世代《豹》は試作だったんで、1体しか作られていない。*
     ハーフボーグにオートプロテクターを着せて稼働実験してみた
     んだ。それを元に作られた第3世代がこのカタだ。
GM  :この方?
シリウス:この型。こいつらにそんな丁寧な修辞はいらん(笑)
セクメト:ASURAタイプって、どれくらい前から開発されてるの?
GM  :シリウスもこの時点では、ASURAについて、データとして
     知っているだけで、直接、戦ったのは初めてです。
     なにしろ、現在、戦闘データ収集のために、適当なフロンティア
     を襲撃させている段階ですから。
セクメト:音信不通になっちゃった村ってのは…
GM  :ミッション1。村人に気づかれずに、制圧できるか。銃器は
     用いず、無音武器のみで行動せよ。発見・抵抗されてしまった
     時点でミッション2に移行。武器の使用制限撤廃。どれだけ
     短い時間で全住民を殺戮できるか。
シルバ :ふう…
ゴング :シリウスにここまでの説明を聞いたら、企業絡みのトラブルか
     尋ねよう。
シリウス:それは…なんとも応えようがない。
     《ナイトメア》は犯罪組織だから、企業と手を組んでいる
     部分もあるし、企業を攻撃して収入を得ている面もある。
     タチが悪い連中だ。
ゴング :メガ=シティの糞野郎共か?
シリウス:糞にたかる蛆だ。
ゴング :なら、オレは今日からあんたに協力しよう。
シリウス:まあ、それは拒まないでおく。
セクメト:あたしは、少し暗い表情で、相変わらず鬼畜なことを…と
     呟きましょう。
GM  :では、村の今後ですが−−
シリウス:50人中、10人死んだんだろ? 
     戦争で言ったら「壊滅的損害」だぞ?
セクメト:まずは死んだ人を埋葬してあげないと。
ゴング :それはCSでえっちらおっちら。
セクメト:おお、CSが穴掘ってる〜! 初めて見たよ〜!
シリウス:村人はどうするつもりだ。
GM  :このままでは村の存続は無理だろうと言っている。
     近くの大きなフロンティアに移住するか、一旦、ネオ=
     アップルに行くか。
     ただし、君たちに今から引っ越しを手伝ってくれとは言い
     ません。さすがに村を引き払うとなると荷物の量が違うんで、
     カーゴを派遣してもらいます。
シルバ :こっちも病院につれてかないとならない子がいるんで、急いで
     帰りましょう。
ゴング :村人には、《ブラック・ローズ》を通して声かけてくれたら
     移住を手伝うぞ、と言っておきましょう。
セクメト:あたしも。
GM  :その申し出には感謝します。
     マーシィタウンに関して、これ以降の面倒を見なくても、
     シナリオとしてのペナルティはありませんが、もし
     キャラクターが彼らの行く末を気にして今後も関わってゆく
     つもりであれば、また別のシナリオに登場する可能性が
     ないとは言いません。
     すべてはキャラクターの行動次第。
     それと、帰りのイベント判定もなしとします。
     後は《ブラック・ローズ》に戻って、報告すれば報酬が
     払い込まれます。
シリウス:報酬はいいが、ユルゲンス・シュミットの情報がカケラも
     入らなかったんだが。
     帰ったら、ジョーカーを締めあげるぞ。
GM  :ユルゲンスがマーシィタウンで目撃されたなんて一言も
     言ってませんよ。
     マーシィタウンへの同行は情報料代わりです。
セクメト:だから、その男のことなら、あたしが知ってるわよ。
     最初にそう声かけたじゃない。
GM  :ローズもそう言いました。
セクメト:にもかかわらず、君は(笑)! 
     保存食もらった礼代わりにさ、村で一杯やりながら話して
     やろうと思ったのに、「俺は馴れ合いにはならん」とか言って
     車で寝ちゃうし。
     それで、そのまま、ずーっと話す機会なく来ちゃっただけ
     でしょ。あたしなりに水向けてやったのよ(笑)
シリウス:はいはい、わかりました。
GM  :では、ネオ=アップルに戻ってきました。
ゴング :金もらったらローンを返さないと(笑)
ティオ :ケガ治さなきゃ〜
GM  :全身火傷ですから、細胞培養タンク使っても一週間くらいは
     治療にかかると思ってください。
シリウス:治療費で今回の稼ぎ、なくなるんじゃないか?
ティオ :いいもん。今回の仕事はこれからのための顔つなぎだもん。
     ね、ローズさん。
シリウス:媚び売るのは巧いな。
ティオ :だってボク、《WIL》と《SYM》と《LUC》で…
     いや、違うな。《PER》と《SYM》と《LUC》で
     生きてきた人間だもん。
ゴング :あとは…モンキーのいる病院に行って、てめぇ、ガセ教え
     やがってと吊るし上げる。
GM  :「ああ。ウソじゃないんだよ〜、ゴング〜」
ゴング :文句は電波に言っとけ(笑)

   9 おまけの反省会

GM  :ゲーム的な後処理に入りましょう。
     まずは技能UPから。
     成功した一般技能は成功回数×1%。戦闘技能はクリティカル
     回数×5%。その他にフリーポイント20%分、差し上げます。
     これは一般技能の習得に使ってください。
セクメト:【重火器】でクリティカル2回出してるから10%も上がる
     のか。これは成長早いわ。
ティオ :ボクはフリーポイント以外、あがらないやー
GM  :う、それはごめんなさい。
     どうも、戦闘のバランスが悪くていけないな。
     敵が簡単に死に過ぎると、全員に攻撃の機会が行き渡らない
     んですよね。次回はもっと強くしといて…
ゴング :そんなに強くされたらこっちが死にます(笑)
シリウス:数を増やせばいいんだよ。
     死にやすいザコでも数さえ多けりゃ、攻撃回数は増やせる
     んだから。
GM  :戦闘処理が面倒でね。
シリウス:こんな単純なシステムなのに何を言うか。
GM  :どうも、戦闘の盛り上げ方が巧くできなくて苦手意識がある
     んですよ。ゴングには特に済まないことをしました。
     結局、CSで戦闘参加できなかったし。
ゴング :オートプロテクター相手だと、CSは分が悪いですからね。
     向こうの方が小回り利くし。
シリウス:今回は初心者もいるから単純なシナリオにしろって言ったろ?
GM  :充分、単純にしましたよぅ。出会いの演出したら、あとは
     ワンダリング戦闘とラスボスだけだし。
シリウス:移動中の遭遇戦だと、起動に時間のかかるCSが使いづらい
     のはわかっていたはずだ。
GM  :それは確かに。
     昨夜までゴングはバウンサーのつもりでいたので、CSの
     活躍するシーンは用意しなかったんです。
     何度か戦闘することになるだろうから、どこかでどうにか
     なるかなーと思ったけど、ダメだった。
ゴング :バウンサー3人になると聞いたんで、キャラクター作り直した
     んです。
シリウス:しかし、ランドブラスターは別として、ホントにバランス悪い
     チームだな。ハスラーいないし。重火器使いばっかだし。
セクメト:これからも賞金申請よろしく頼むわ♪ 
     でも、最初っからキャラクター強いよね。驚いちゃった。
ゴング :確かにメタルヘッドはバランスとるのが難しいシステムでは
     あります。敵を強い方に合わせたらキャラクターがすぐ
     死にますし、ザコだと皆、一撃で吹っ飛びます(笑)
GM  :次回は、また毛色の違うシナリオを考えときます。
シリウス:シティアドベンチャーか?
GM  :いや、久しぶりに学園ものとか…
シリウス:それ、すでにサイバーパンクじゃないから。

                         END

    >>>ウィンドウを閉じてください。