秘密の書庫

 江陵城女官たちの密かにして絶大なブームとなっている、版元不明のラヴロマンス小説のリストです。新刊、続刊、ぞくぞく刊行中。
 城内の方と似た名前があるかもしれないけど気にしちゃダメよ。

 本文はあちこち回し読みされてるから、なかなか手に入らないと思うの。だからあらすじだけ楽しんでね。

 書庫に勝手にこんなコーナーができていることは霍元さんには秘密よ♪

◇あの皿の向こうに

「もう君が見えない…」
ふたりを隔てる高い壁は身分でも資産でもなく、彼女の食欲だった?!

◇歪められた過去

あの出会いは仕組まれたもの? 妻の過去に実体がないと知った医師はふたりの養女・朝蝉と月永に真実を告げるべきか迷う。そして、妻の周囲に見え隠れする謎の男の影と、突然の来訪者。
火曜劇場で上演決定の原作!

◇ギリギリ家族

男だと思っていた纓空が実は女性だと知った旅牙。慌てふためいて義兄の泊雲に相談するが、泊雲は「これまでと同じようにつきあえばいいだろう」と冷静。
ホントにそんなことできるのかよ?! あんな美人と同じ屋根の下だぜ?

◇年下の男の子

野原で昼寝していた明鈴が目覚めたら隣に可愛い少年が。
「ボク、お姉さんについてくよ」なんていきなり言われて、あっさり引き受けてしまったはいいけど、この子はいったい…?

◇夜の間だけ

昔、不審者に後を追いかけられたことのある営空は夜のひとり歩きが怖い。そこで日没後の帰宅時だけの送迎係を雇った。
ボディガードとして現れたのは吸血鬼を連想させる青年で…

◇歳の差なんて

上司の息子の研修を任された朝平。
けれど、その息子というのが初日から、一言も口を聞いてくれない。
どうしたら彼の頑なな心を開くことができるのだろうと朝平は悩むが…

◇探して あたしのアイドル

笑顔の可愛い不思議な少年を追いかけて盟鈴が入り込んだ建物には美少年・美青年がいっぱい♪ アイドル・ハンターとしては美味しい限り。
だけど、彼らは皆、妖魔で年齢は軽く3桁だなんていうのよー

◇恋のレシピ

自分の作る料理には自信がある。なのに、何故、向こうの店の方が人気があるんだ?
視察に赴いた薄運は、ライバル店のオーナー・桃香から「だって、あなたの料理には心をときめかせるものがないんだもの」と指摘されてしまう。納得できないと言う薄運に桃香は「それじゃあ、わたくしが教えてあげますわ」と申し出るのだが、そのレッスンは…

◇王子サマは大変!

竜騎は(仮面ライダーではなく)地底の王子サマ。顔も知らない婚約者との結婚から逃げ出したら、幼なじみの少女に「親の仇」と追いかけられ、メイドは過保護だし、立ち寄った村では村長の孫娘の護衛を頼まれて…王子稼業も楽じゃない。

◇めぐりあい

確かにあなたのことは覚えている。けれど、あなたの言うような情熱的な関係なんかではなかった---
辛い過去をバネにして医師免許を取り、自立した生活を送っていた泳空の下に、まだ医学生だった頃に知りあった甲翼が訪ねてくる。
「ずっと会いたかったよ、マイハニー」と臆面もない好意をみせつけて。
今更、何を求めてきたというのだろう? 
彼の真意がわからないままに夕食に誘われて----

◇しっぽのきもち

猫のまんじゃご主人さまの恋人になれない!
レイルウは魔女のおまじないで人間の姿になれるようになったのだけど、ご主人さまの隣にいる見知らぬ少年、あれは憎っくきオオカミのチョーヘイ? なんでアイツまで人間の姿になってるのー?!

◇青い炎

山奥の村からやってきた朝兵は成り行きで町の消防団に所属してみたものの右も左もわからぬ町の生活に戸惑い気味。
口を開けばイヤミを言う団長・英大に「ならどうしておれを勧誘したんだよ」とふてくされる朝兵だったが、ある晩、英大の意外な一面を目撃してしまい…

◇保険適応外

「こんな傷、舐めときゃなおる」と言ったのに、「良いことをしたい」と主張する若い軍医・影空に診察室に連れ込まれた蝶平。治療とは名ばかりの「(気持ち)良いこと」をされちゃって…

◇夢見心地の果たし合い

目を覚ましたのは見知らぬ臥台の上。ひどく酔って昨夜のことは何も覚えていない。とまどう詠空に、いけすかない同僚の紅連が囁く。「ひどいな、先生。誘ったのはあなたなのに」 私がこの男に声をかけるなんて、そんな馬鹿な?!

◇ぬくもりはふたりで

趙平は犬と話せる特殊能力の持ち主。ある日、仲良く犬としゃべっていたら、その飼い主・衛空にいきなり「ぬくもりが欲しい」と言われ、抱きつかれて…?!


◇はじまりの日

「俺は強くなる。おまえを守れるように」
そう言って別れた遠い日。だが、再会した栄代は冷たく白弦を突き放して…

◇空と海の出会うところ

兄を殺した江賊・黄蓮に勝負を挑んだものの、逆に手篭めにされてしまった英空。
自殺を禁じた神の掟を破れない影空は出港してしまった船から逃げることもできずにいた。
だが、黄蓮の文箱の中から兄の遺書を見つけ…

 編集注

 ゲーム中に華錦が言ってた「女官たちのお楽しみ」を企画化してみました(^^;)
 ノリはハーレクイン・ロマンスってとこで。
 (最近、なんか違うのも混じってる気がする…)
 本編とは無関係です、念のため。