サイバースペース
サイバースペースでのアクションをどう処理するかは、キャラクターの中でジャックインが可能な人間(つまりハスラーとネットライナー)がどれだけいるかによって違ってくるでしょう。全員がジャックインできるならサイバースペース内だけでのシナリオも可能です。そうでない場合は、全体との割合を見て考えてください。
<ネットに関する判定>
| 【アクセス】= ジャックインしないでの情報検索 【サーチ】= ジャックインした状態で情報や罠を探す行為 【コードワーク】= パスワードなどを偽装して情報を盗み見るための判定 【データブロー】= データやプログラムにダメージを与える 【イメージファイト】= サイバースペースでの戦闘 【ソフトプログラム】= プログラムの改変や分析等 |
<サイバースペースでのアクション用語>
| ・コアストライク= システムやAIの乗っ取り ・ドッグファイト= サイバースペースでのチェイス |
<ネットライナーの特典>
| ・補助ソフトを4点(分身がいれば各4点)まで使用可能 ・分身が消滅しても《WIL》が減らない ・システムジャックを試みることができる |
◆ネット検索
ジャックインしなくても、【アクセス】を使って、公共のデータベース等の情報を探ることが可能です。新聞記事や博物的なデータはたいていこれで済むでしょう。
情報のレア度や、すでに自分がもっている知識(事件の日付や発生場所等の情報)によって、発見までの【アクセス】難易度は変化します。
また、【アクセス】はその情報のある場所を確定するための判定なので、データベースによってはデータの閲覧が有料の可能性もあります。
◆ジャックイン
会社や個人のデータを盗み出す、プログラムを書き換える等の行為は基本的にサイバースペースにジャックインして行うことになります(キーボードでも不可能ではないですが、難易度はとんでもないものになるでしょう)。
まずはウェブに接続することのできる環境が必要です。衛星通信機を使えば荒野等コードレスでの接続も可能です。
ジャックイン端子が複数あればサイバースペース内での《WIL》および技能を分割して分身を同行することが可能です(技能は0%でも構いません)。ハスラーが分身を同行して、分身が消滅してしまった場合は《WIL》能力値(HPできなく基本値)が1減ります(ネットライナーは減らさずにすみます)。
ジャックイン時にいくつのネットワークを経由するかを自己申請します。経由した個数だけ《WIL》を消費します。たくさん経由すれば足跡を追われにくくなります。
ジャックインしての情報検索は【サーチ】で行います。ジャックインする前にあらかじめ【アクセス】で該当データのありかを確認しておくことも可能です。
データを保管しているサイトを突き止めたら、【コードワーク】でゲートキーパーを騙して内部に侵入することになります。【コードワーク】に失敗すると中へ入れず、場合によってはAHPや保安員に連絡されてしまいます。
ゲートをクリアできたらサイトに入ってゆくことになります。サイトの中は建物、あるいは迷路のような感覚で構成されています。複雑なサイトの場合は目指すデータのある場所まで、幾度か【サーチ】や【コードワーク】が必要になることがあるかもしれません。また侵入してからの【サーチ】は敵やトラップの発見に応用しても構いません。
GMが望むなら(ジャックインできないキャラが暇にならないなら)本格的なダンジョンマップを作成することもできます。ハッカー撃退用のトラップやプロテクションソフトはたいていデータを納めた部屋に続く「扉」の向こうに配置されています(サイト内を巡回するタイプもあります)。
部屋に入る前に【データブロー】をしておけば、扉の向こうのプロテクション・ソフトやトラップにダメージを与えておくことが可能です。また【データブロー】は不要なデータを破壊するのに使っても構いません。【データブロー】に成功しなかった場合、先制攻撃を受けたり、強いままのプロテクションと戦うことになるでしょう。
プロテクションソフトあるいは敵ハッカーとの戦闘は【イメージファイト】で、トラップやロジックボムの解除は【ソフトプログラム】を使って行います。
【イメージファイト】は戦闘技能扱いです(クリティカル時のみ技能上昇)。
サイバースペースでの生命力はキャラクターの《WIL》値を使用します(負傷しても現実世界での能力値がダウンするわけではありません)。ジャックインしての作業1時間ことに《WIL》は1減少します。
◆コアストライク
邪魔者を排除することができたら必要なデータを持ち帰りましょう。よほど大容量のデータでないぎり、持ち帰るのに判定はいりません。
データを書き換える場合は【ソフトプログラム】の判定が必要です。
システムを乗っとる=コアストライクはネットライナーのみ可能なアクションです。2D6を振り、それがGMが設定していた難易度以上なら、出目と同じだけの《WIL》を消費することでコアストライク成功です。
※コアストライク難易度目安 無人タクシー・エレベータ 4〜5
防犯システム・警備用ロボット 6〜8
軍や行政府のシステム 9〜11
軍事衛星・都市管理AI 12
◆ドッグファイト
誰にも見つからずジャックアウトできればいいのですが、追手をかけられた場合はドッグファイトが発生します。ドッグファイトは1D6ラウンド限定です。
ジャックイン時に経由したネットワークのコマ数だけ、あなたが先行しています。
それぞれ、2D6して移動してください(処理スピードを上昇させる端末を使用している場合はそのボーナスを加算できます)。相手より先行している者は移動しない代わりに一方的な【イメージファイト】を仕掛けることもできます。
ドッグファイト終了後、あなたが先行していればアクセス地点を知られることはありません。先行されてしまったらあなたの肉体のある場所は知られてしまいました。ジャックアウトしたら急いで逃げた方がよさそうです。AHPにはハッカーの身柄拘束専門の実働隊員もいますから。
◆ジャックアウト
ジャックアウトは宣言すれば可能です。ただし、戦闘中やドッグファイト中にジャックアウトすれば、あなたの肉体の位置が割り出されてしまいます。
また、ジャックイン用のインターフェイスが破壊/切断された場合、強制的にジャックアウトになります。
◆ホワイトアウト
ジャックイン中に肉体が殺されたり、ジャックアウトできないまま《WIL》が0になってしまったらあなたの意識はサイバースペースに飲み込まれます。電子のゴーストになったあなたの行方は誰も知りません…