第3回 機械化文明
◆身体のサイバー化
サイバーパンクRPGでは一般的な身体の機械化ですが、メタルヘッド世界でも当然、サイバーパーツのインプラント技術が確立しています。
結論から言ってしまえば、脳以外のすべての部位を機械化することが可能です(これをフルボーグといいます)。
ルールブックに掲載されているサイバーパーツを全部ここで紹介するわけにもいかないので、まずは自分のキャラクターがどんな機械化をしたいかをGMに申請してみてください。本来のルールですと、ファッション系のサイバーパーツ(瞳や髪の色を自由に変化させるものなど)はほとんど設定されていませんが、相談すればきっと、フレキシブルに対応してくれるでしょう。
最近はサイバーパンクやサイバースペースを扱った映画・漫画等も増えてますから、その辺を参考に…
いくつか例をあげておきますと、ネットライナーとランドブラスターは、コンピュータ/センサー類と脳を直結する「サイバーリンク」を基本装備すべきでしょう(リプレイで、装備してないランドブラスターが登場してますが…(^^;)。
銃を扱うなら「レーザーサイト」や「IRビジョン」などがあると便利です。
腕に銃や刃物等を埋め込んでおくことも可能ですし、足にジャンプ用のブースターを設置することもできます。
筋力や反応力そのものを上昇させるサイバーパーツもありますし、皮膚をミラーコーティングしてしまうことも可能です。
どんな理由で、どこまでサイバー化するかはプレイヤーおよび資金次第です。
前述のようにメタルヘッドでは環境が悪化していて、土地によっては有毒ガスや強酸雨に晒されることもあるので、傷んで使い物にならなくなった部分や遺伝子汚染で奇形化してしまった部分からサイバー化する人もいます。
逆に、ブルジョワ階級では、快適さや芸術性からサイバー化することが多いようです。
レトロに完全生身のキャラクターをやったとしても、行動方針さえしっかりしていれば活躍の場は見つかります。
◆AI
人間の機械化が進む一方で、機械の人間化も進歩しています。そう、人工知能(AI)です。
メガ=シティの中枢は「AランクAI(スーパーAI)」で管理されています。最終的に都市運営の政策決定をするのは人間ですが、AランクAIは会議の場で助言したり予測データを提供したりもします。AランクAIにはそれぞれ人格が設定されており、感情があると見まごうような反応を示すこともあります。
BランクAIは対話機能を備えた携帯可能な高性能AIで、あまり融通は利きませんが相棒として行動することも可能です。AHPの「アラクネ」などがその例でしょう。問題は市販品ではないのでめったに手に入らないということ。
CランクAIは侵入者排除ロボットなどに組み込まれているもので、特定の技能判定をさせることは可能ですが、どちらかといえば優秀な補助システムといったところです。
>>>第3回おわり。