ファイナルファンタジーX-2
発売元:スクウェア
発売日:2003/03/13
評価:ゴミ箱行き

 このゲームの評価なんかもはや誰も期待していない気もしますが、 わざわざこのレビュー用に買ったことですし、せっかくだから俺はこのゲームについて語ってみたいと思います。

 既に皆様ご存知かと思いますが、このファイナルファンタジーX-2(以下:X-2)は、前作であるファイナルファンタジーXの後日談です。 ストーリーは、前作で世界の災厄『シン』を滅ぼし大召喚師となったユウナが、『シン』と共に消えてしまったかつての仲間、ティーダによく似た人物が映っているスフィア(この世界の記憶媒体)を見つけたことをきっかけに、 『スフィアハンター』となったところから始まります。これだけならまだ「何だか楽しそう」と期待が持てるのですが、ユウナ様登場シーンにビックリ。

登場早々、前宙しながら敵に向かって2丁拳銃ぶっ放すユウナ様。

 前作プレイした方ならわかると思うんですが、Xのユウナはどちらかというとサポート役で、 白魔法を操る非力キャラなんですが、そんな過去をバッサリ斬り捨てる変貌ぶりです。もう、2丁拳銃とかバッサリとか、そんなのカプコンに任せておけばいいのに。 更に『スフィアハンター』というのは、世界中を回りながら同業者からスフィアを奪ったり、奪われたりと人間相手に血生臭いことをする人達らしいです。 世界を救った大英雄がこんな盗賊まがいをしているなんて……この世界の人々はおそらく、X-Japan解散後のTo○hiを見る元Xファンのような気持ちになっていることでしょう。

 その後もキャラの口調や奇抜な衣装で、Xのシリアスなストーリーをことごとくブチ壊す展開に。 自分が作ったキャラクターを同人アニメで裸にされたことを「娘がレイプされたのも同然だ!」と例えるならば、 自分が作ったキャラクターを自分で汚すこの状況は、近○相姦と例えるのが妥当なんでしょうか。

 しかしここまで散々叩いといて何ですが、プレイしてみると、プレイ前の評判に比べると思ったほど悪くないなーと、いう感想を持ちました。 ……この時点でゲームの6割に目をつむっていますけど。「空席除けば満席だよね」とかそんな感じ。 戦闘システムはFF伝統のアクティブタイムバトルを更に進化させて、よりアクションゲームに近い戦闘になってます。 例えば3人で一斉にモンスターを攻撃することで1人ずつ攻撃するより大きなダメージを与えることができたり、 瀕死のキャラクターに今、まさにモンスターが襲いかかろうとしているところを他の2人で攻撃して瀕死の仲間への攻撃を妨害したりと、 あまり狙ってはできませんが、思い通りに決まると爽快感はバツグン。もう少し練り込まれていたらひょっとするとスゴイ戦闘システムになってたかもしれません。

 最後に、ファイナルファンタジーX-2の評価として「Xが売れたからって安易に続編を出しやがってー」と、いった声を聞きますが、 それはそんなに悪いことじゃないと思います。X-2はマップやモンスターのほとんどをXのデータを使いまわしていますが、 何億も費やして作成したデータを1作で使い捨てしていた今までがおかしいのであって、人気のあった作品のデータを流用して、 新たにゲームを作ることは制作費を安く抑えられて、ある程度の売り上げも期待できると、メーカーにとっては良いことづくめです。 今後もこういう売り方は増えてくると思いますが、むしろ歓迎したいと思います。 まぁ、それで面白ければ誰も文句言わないですよ。要はX-2は面白くなかった。それだけです。

 こんなこと書いたけどFFX-2ってソフトの値段大して安くないよな……。ボッタクリ?


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